JPS6220759Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220759Y2 JPS6220759Y2 JP1978042034U JP4203478U JPS6220759Y2 JP S6220759 Y2 JPS6220759 Y2 JP S6220759Y2 JP 1978042034 U JP1978042034 U JP 1978042034U JP 4203478 U JP4203478 U JP 4203478U JP S6220759 Y2 JPS6220759 Y2 JP S6220759Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shock absorber
- damping force
- chamber
- adjustment
- adjustment plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
(産業上の技術分野)
この考案は、ピストンの伸縮作動に伴い常に作
動油を一方向に循環させつつ、同時にその流動に
抵抗を与えて減衰力を発生させる形式の減衰力調
整装置を備えたシヨツクアブソーバにおいて、そ
の減衰力を調整する部分から発生する油の流れに
起因するスイツシユ音を低減するようにしたシヨ
ツクアブソーバの減衰力調整装置に関する。 (従来の技術とその解決すべき問題点) この種の減衰力調整式のシヨツクアブソーバ
は、第1図に示すように、シヨツクアブソーバ本
体1を車体に取り付けた状態で、シヨツクアブソ
ーバ本体1の側壁に取付けた調整プラグ2を、そ
の頂部に設けた溝3にドライバー等を差込んで回
転させることにより、道路条件に合わせて好みの
減衰力に調整できるという特徴を有している。 またこの減衰力の設定は、第2図に示すよう
に、調整プラグ2の上面の、目盛4を該設した表
示板5により、一見してわかるようになつてい
る。 いま、シヨツクアブソーバ本体1が外力によつ
て引き伸ばされる時には、内筒6のピストン7に
設けられたリーフバルブ8が押し開かれて、上部
室Bからオリフイス通路9aを通つて下部室Cに
流出する作動油によつて減衰力が発生する。な
お、ベースバルブ18を介してタンク室Dから下
部室Cに不足分が供給される。またこれと同時に
上部室Bに通孔10、連通管11を介して連通し
ている調整ハウジング12の通孔13と、調整プ
ラグ2に設けたオリフイス通路15とを選択的に
連通させることにより、上部室Bの作動油の一部
を、前記ピストン7から流出する作動油とは別
に、オリフイス通路15を介してタンク室Dに放
出する。 したがつて、上部室Bから連通管11、調整ハ
ウジング12、調整プラグ2等を通つてバイパス
する作動油の流量を調整することによつて、結果
的にピストン7のオリフイス通路9aを通る油流
量をコントロールし、減衰力を調整することがで
きる。 また、シヨツクアブソーバ本体1が縮む場合の
圧側減衰力についても、圧側減衰力発生機構、つ
まり流通路17に設けたリーフバルブ19を押し
開いて通る作動油と、ピストン7のオリフイス通
路9bに介装したワンウエイバルブ20を押し開
いて上部室Bと下部室Cとを連通し、伸側時に全
く同様に連通管11を介して調整ハウジング12
に連通するバイパス作動油の2種類があり、そし
てこのバイパス作動油の流量を調整することによ
つて、前記ベースバルブ18を通過する作動油の
流量をコントロールし、減衰力を制御することが
できる。 従つて、上記のシヨツクアブソーバは、調整プ
ラグ2により開口面積の異なるオリフイス通路1
5を選択すると、伸側圧側共に減衰力を調整する
ことができる。 このように、減衰力調整式のシヨツクアブソー
バは、調整法が簡単で、かつ確実ではあるが、調
整部がシヨツクアブソーバ本体1の外壁に設けら
れているため、オリフイス通路15を通過してタ
ンク室Dに開放される時に発生する作動油のスイ
ツシユ音(高圧のオリフイス通路15から大気圧
相当の低圧のタンク室Dに、作動油が急激に放出
される時に発生する音)が大きく、従つて騒音が
問題となつた。 この考案は、かかる従来の課題を解決すること
を目的としている。 (考案の構成) この考案では、ピストンにより区画された内筒
の上部室と、内筒と外筒との間に画成されたタン
ク室とを連通する連通管に位置して、複数の開口
面積の異なるオリフイス通路を設けた調整プラグ
をシヨツクアブソーバ本体に回転可能に取付け、
この調整プラグの回転位置により高圧作動油のバ
イパスを調整し、伸側、圧側の双方の減衰力を任
意に調整しうるようにしたシヨツクアブソーバを
前提として、前記調整プラグは内室を取り囲む外
周側壁に前記複数のオリフイス通路が形成される
と共に、前記内室にオリフイス通路の下流に位置
して流路を絞る減圧手段を配置し、かつこの減圧
手段を調整プラグの内部に保持する係止手段を設
けた。 (作 用) 上記構成に基づき、オリフイス通路からタンク
室への作動油の放出は急激には行なわれず、途中
の内室での中間圧力状態をおいて減圧されてから
段階的に放出される。従つて、スイツシユ音が大
巾に低減される。 (実施例) 以下、添付図面に基づいてこの考案の実施例を
説明する。 第3図はこの考案の第1実施例の要部を示す拡
大縦断面であつて、調整プラグ2′の下部に、減
圧手段として複数の通孔(オリフイス)37を設
けたプレート38を圧入またはカシメにより保持
させ、このプレート38により調整プラグ2′の
内室Gと、タンク室Dに連通する流通路39とを
分離した。 これによりオリフイス通路35を通過した油は
いつたん調整プラグ2′の内室Gに流入し、減圧
されてから通孔37を通つてタンク室Dに流入す
る。このため連通管11内圧とタンク室D内圧と
の間の全体の圧力差は変わらなくても、連通管1
1と内室G間では圧力降下の程度が小さい状態で
作動油の放出が行なわれ、更に一旦減圧された圧
力の内室Gから低圧のタンク室Dへと圧力油の放
出が2段階に分割して行なわれ、これがため各段
階における作動油の流速は緩和されているので、
作動油の急激な開放により発生するスイツシユ音
を大巾に低減することができるのである。 第4図の実施例では、調整プラグ2′の内室G
をかたちづくる側壁36に、環状溝41を有する
円筒状のスペーサ42を圧入またはカシメ等によ
り保持させ、環状溝41と、タンク室Dに連通す
る内室Gとを小孔(オリフイス)40により連通
させて、上記と同じくオリフイス通路35によつ
て一旦減圧された環状溝41内の作動油を更に小
孔40によつて減圧し、圧力を段階的に低減する
と同時に、放出も段階的に行つて、放出油流速を
緩和することにより、スイツシユ音を減少するよ
うにした。 また第5図の実施例は、上記第1実施例のプレ
ート38と、第2実施例のスペーサ42とを組み
合わせた構成から成り、これらと同一機能をもつ
ように一体的につくられた有底筒状の部材43
を、調整ブラグ2′の内室Gに圧入等により保持
させてある。 この実施例の場合は、まず部材43の側壁に形
成した環状溝41から小孔40を介して内室Gに
作動油を流入させ、更に内室Gの作動油を底部に
形成した複数の通孔37を介してタンク室D側に
流出させるようにした。即ち、この実施例では、
作動油の圧力を3段階に減圧するように構成し、
スイツシユ音を低減するようにした。 上記、第3図、第4図、第5図に示した調整プ
ラグ2′を、第1図に示すシヨツクアブソーバに
取付けて実験したところ、従来の調整プラグ2に
比較して、下記のような効果のあることが判明し
た。
動油を一方向に循環させつつ、同時にその流動に
抵抗を与えて減衰力を発生させる形式の減衰力調
整装置を備えたシヨツクアブソーバにおいて、そ
の減衰力を調整する部分から発生する油の流れに
起因するスイツシユ音を低減するようにしたシヨ
ツクアブソーバの減衰力調整装置に関する。 (従来の技術とその解決すべき問題点) この種の減衰力調整式のシヨツクアブソーバ
は、第1図に示すように、シヨツクアブソーバ本
体1を車体に取り付けた状態で、シヨツクアブソ
ーバ本体1の側壁に取付けた調整プラグ2を、そ
の頂部に設けた溝3にドライバー等を差込んで回
転させることにより、道路条件に合わせて好みの
減衰力に調整できるという特徴を有している。 またこの減衰力の設定は、第2図に示すよう
に、調整プラグ2の上面の、目盛4を該設した表
示板5により、一見してわかるようになつてい
る。 いま、シヨツクアブソーバ本体1が外力によつ
て引き伸ばされる時には、内筒6のピストン7に
設けられたリーフバルブ8が押し開かれて、上部
室Bからオリフイス通路9aを通つて下部室Cに
流出する作動油によつて減衰力が発生する。な
お、ベースバルブ18を介してタンク室Dから下
部室Cに不足分が供給される。またこれと同時に
上部室Bに通孔10、連通管11を介して連通し
ている調整ハウジング12の通孔13と、調整プ
ラグ2に設けたオリフイス通路15とを選択的に
連通させることにより、上部室Bの作動油の一部
を、前記ピストン7から流出する作動油とは別
に、オリフイス通路15を介してタンク室Dに放
出する。 したがつて、上部室Bから連通管11、調整ハ
ウジング12、調整プラグ2等を通つてバイパス
する作動油の流量を調整することによつて、結果
的にピストン7のオリフイス通路9aを通る油流
量をコントロールし、減衰力を調整することがで
きる。 また、シヨツクアブソーバ本体1が縮む場合の
圧側減衰力についても、圧側減衰力発生機構、つ
まり流通路17に設けたリーフバルブ19を押し
開いて通る作動油と、ピストン7のオリフイス通
路9bに介装したワンウエイバルブ20を押し開
いて上部室Bと下部室Cとを連通し、伸側時に全
く同様に連通管11を介して調整ハウジング12
に連通するバイパス作動油の2種類があり、そし
てこのバイパス作動油の流量を調整することによ
つて、前記ベースバルブ18を通過する作動油の
流量をコントロールし、減衰力を制御することが
できる。 従つて、上記のシヨツクアブソーバは、調整プ
ラグ2により開口面積の異なるオリフイス通路1
5を選択すると、伸側圧側共に減衰力を調整する
ことができる。 このように、減衰力調整式のシヨツクアブソー
バは、調整法が簡単で、かつ確実ではあるが、調
整部がシヨツクアブソーバ本体1の外壁に設けら
れているため、オリフイス通路15を通過してタ
ンク室Dに開放される時に発生する作動油のスイ
ツシユ音(高圧のオリフイス通路15から大気圧
相当の低圧のタンク室Dに、作動油が急激に放出
される時に発生する音)が大きく、従つて騒音が
問題となつた。 この考案は、かかる従来の課題を解決すること
を目的としている。 (考案の構成) この考案では、ピストンにより区画された内筒
の上部室と、内筒と外筒との間に画成されたタン
ク室とを連通する連通管に位置して、複数の開口
面積の異なるオリフイス通路を設けた調整プラグ
をシヨツクアブソーバ本体に回転可能に取付け、
この調整プラグの回転位置により高圧作動油のバ
イパスを調整し、伸側、圧側の双方の減衰力を任
意に調整しうるようにしたシヨツクアブソーバを
前提として、前記調整プラグは内室を取り囲む外
周側壁に前記複数のオリフイス通路が形成される
と共に、前記内室にオリフイス通路の下流に位置
して流路を絞る減圧手段を配置し、かつこの減圧
手段を調整プラグの内部に保持する係止手段を設
けた。 (作 用) 上記構成に基づき、オリフイス通路からタンク
室への作動油の放出は急激には行なわれず、途中
の内室での中間圧力状態をおいて減圧されてから
段階的に放出される。従つて、スイツシユ音が大
巾に低減される。 (実施例) 以下、添付図面に基づいてこの考案の実施例を
説明する。 第3図はこの考案の第1実施例の要部を示す拡
大縦断面であつて、調整プラグ2′の下部に、減
圧手段として複数の通孔(オリフイス)37を設
けたプレート38を圧入またはカシメにより保持
させ、このプレート38により調整プラグ2′の
内室Gと、タンク室Dに連通する流通路39とを
分離した。 これによりオリフイス通路35を通過した油は
いつたん調整プラグ2′の内室Gに流入し、減圧
されてから通孔37を通つてタンク室Dに流入す
る。このため連通管11内圧とタンク室D内圧と
の間の全体の圧力差は変わらなくても、連通管1
1と内室G間では圧力降下の程度が小さい状態で
作動油の放出が行なわれ、更に一旦減圧された圧
力の内室Gから低圧のタンク室Dへと圧力油の放
出が2段階に分割して行なわれ、これがため各段
階における作動油の流速は緩和されているので、
作動油の急激な開放により発生するスイツシユ音
を大巾に低減することができるのである。 第4図の実施例では、調整プラグ2′の内室G
をかたちづくる側壁36に、環状溝41を有する
円筒状のスペーサ42を圧入またはカシメ等によ
り保持させ、環状溝41と、タンク室Dに連通す
る内室Gとを小孔(オリフイス)40により連通
させて、上記と同じくオリフイス通路35によつ
て一旦減圧された環状溝41内の作動油を更に小
孔40によつて減圧し、圧力を段階的に低減する
と同時に、放出も段階的に行つて、放出油流速を
緩和することにより、スイツシユ音を減少するよ
うにした。 また第5図の実施例は、上記第1実施例のプレ
ート38と、第2実施例のスペーサ42とを組み
合わせた構成から成り、これらと同一機能をもつ
ように一体的につくられた有底筒状の部材43
を、調整ブラグ2′の内室Gに圧入等により保持
させてある。 この実施例の場合は、まず部材43の側壁に形
成した環状溝41から小孔40を介して内室Gに
作動油を流入させ、更に内室Gの作動油を底部に
形成した複数の通孔37を介してタンク室D側に
流出させるようにした。即ち、この実施例では、
作動油の圧力を3段階に減圧するように構成し、
スイツシユ音を低減するようにした。 上記、第3図、第4図、第5図に示した調整プ
ラグ2′を、第1図に示すシヨツクアブソーバに
取付けて実験したところ、従来の調整プラグ2に
比較して、下記のような効果のあることが判明し
た。
【表】
以上の結果により、油流の急激な開放を防止し
てやれば、油流の開放に起因するスイツシユ音
を、大巾に低減できることがわかる。 なお、上記の実験結果から、騒音低減効果は、
2段階方式(第3図、第4図)の方がむしろ3段
階方式(第5図)よりも大きな効果が得られるこ
とがわかる。 次に第6図イ,ロはこの考案の第4実施例を示
す縦断正面図と、平面図を示し、減圧手段とし
て、調整プラグ2′の内室Gの開口端部に、円板
状のリーフバルブ48を2つの支持点49a,4
9bで支持するように装着した。そしてこの支持
点49a,49b以外の円周部の撓みを利用して
この部分から作動油の流出を絞つてやることによ
り、内室Gと、タンク室Dとの間に圧力差を設け
るようにした。 なお、リーフバルブ48の支持点49a,49
bは、調整プラグ2′に圧入またはカシメ等によ
り保持させる。 第7図イ,ロは、第5実施例を示す縦断正面図
と平面図とを示し、弾性を有する巻板50を、調
整プラグ2′の内室Gの側壁36に沿つて巻付
け、オリフイス通路35を通過後の油流を絞るリ
ーフバルフとしたものである。 オリフイス面積は、巻板50の撓みによつて決
まるリフト量と、内室Gの直径との両者によつて
決まる。この方式は一種のリーフバルブ方式であ
るから、スイツシユ音の低減にはかなり有効であ
る。 また第8図イ,ロは、第6実施例を示し、第6
図イ,ロの円板状のリーフバルブ48と、第7図
イ,ロの巻板50とを組合わせて、調整プラグ
2′の内室Gに装着し、第3実施例と同様に3段
階に減圧するようにした。 なお、リーフバルブ48の形状は、巻数50の
一部を支持できれば良いので、楕円または三角
形、四角形等でも何等差し支えない。 さらに、第9図の実施例は、調整プラグ2′の
内室Gを形成する側壁36に、外径が2段階に変
化するスペーサ55を嵌合し、作動油をオリフイ
ス通路35、環状隙間56からプラグ2′とスペ
ーサ55との狭隙57を経て、さらにスペーサ5
5の内部オリフイス58を通過させ、4段階に減
圧することによりスイツシユ音を低減するもので
ある。 また第10図の実施例は、上記内部オリフイス
58を除去して3段階に減圧するもので、スペー
サ55′は中実体で形成して、調整プラグ2′に設
けた案内孔60に嵌合してある。 従つて、オリフイス通路35、環状隙間56
と、この隙間56よりも縮小された狭隙57′を
経て作動油が流れる。 更に、第11図の実施例は、スペーサ55′を
逆円錐台形に形成し、環状隙間56′の断面積を
下流に増大するように形成したもので、2段階の
減圧を行うことができ、これらの場合でも、スイ
ツシユ音の低減を十分に達成できる。 (考案の効果) 以上のように、この考案は上部圧力室からタン
ク室に放出する作動油を急激に開放せず、段階的
に減圧して放出するようにした為、油流の急激な
開放に起因するスイツシユ音を大巾に低減するこ
とができる。 また本考案は、絞り減圧手段を調整プラグの内
室に保持手段を介して装着させているので、調整
プラグを外せば簡単に減圧手段の装着や交換が行
え、既存のシヨツクアブソーバに対しても何の改
造も加えずに、簡単に適用することができ、また
作動不良時などはその交換を簡単に行えるなど保
守性にも優れている。 更に調整プラグも、従来のプラグの部分的な変
向だけなので騒音低減に要するコストも少なく、
また構造も極めて簡単であるため安価に製造でき
る効果がある。
てやれば、油流の開放に起因するスイツシユ音
を、大巾に低減できることがわかる。 なお、上記の実験結果から、騒音低減効果は、
2段階方式(第3図、第4図)の方がむしろ3段
階方式(第5図)よりも大きな効果が得られるこ
とがわかる。 次に第6図イ,ロはこの考案の第4実施例を示
す縦断正面図と、平面図を示し、減圧手段とし
て、調整プラグ2′の内室Gの開口端部に、円板
状のリーフバルブ48を2つの支持点49a,4
9bで支持するように装着した。そしてこの支持
点49a,49b以外の円周部の撓みを利用して
この部分から作動油の流出を絞つてやることによ
り、内室Gと、タンク室Dとの間に圧力差を設け
るようにした。 なお、リーフバルブ48の支持点49a,49
bは、調整プラグ2′に圧入またはカシメ等によ
り保持させる。 第7図イ,ロは、第5実施例を示す縦断正面図
と平面図とを示し、弾性を有する巻板50を、調
整プラグ2′の内室Gの側壁36に沿つて巻付
け、オリフイス通路35を通過後の油流を絞るリ
ーフバルフとしたものである。 オリフイス面積は、巻板50の撓みによつて決
まるリフト量と、内室Gの直径との両者によつて
決まる。この方式は一種のリーフバルブ方式であ
るから、スイツシユ音の低減にはかなり有効であ
る。 また第8図イ,ロは、第6実施例を示し、第6
図イ,ロの円板状のリーフバルブ48と、第7図
イ,ロの巻板50とを組合わせて、調整プラグ
2′の内室Gに装着し、第3実施例と同様に3段
階に減圧するようにした。 なお、リーフバルブ48の形状は、巻数50の
一部を支持できれば良いので、楕円または三角
形、四角形等でも何等差し支えない。 さらに、第9図の実施例は、調整プラグ2′の
内室Gを形成する側壁36に、外径が2段階に変
化するスペーサ55を嵌合し、作動油をオリフイ
ス通路35、環状隙間56からプラグ2′とスペ
ーサ55との狭隙57を経て、さらにスペーサ5
5の内部オリフイス58を通過させ、4段階に減
圧することによりスイツシユ音を低減するもので
ある。 また第10図の実施例は、上記内部オリフイス
58を除去して3段階に減圧するもので、スペー
サ55′は中実体で形成して、調整プラグ2′に設
けた案内孔60に嵌合してある。 従つて、オリフイス通路35、環状隙間56
と、この隙間56よりも縮小された狭隙57′を
経て作動油が流れる。 更に、第11図の実施例は、スペーサ55′を
逆円錐台形に形成し、環状隙間56′の断面積を
下流に増大するように形成したもので、2段階の
減圧を行うことができ、これらの場合でも、スイ
ツシユ音の低減を十分に達成できる。 (考案の効果) 以上のように、この考案は上部圧力室からタン
ク室に放出する作動油を急激に開放せず、段階的
に減圧して放出するようにした為、油流の急激な
開放に起因するスイツシユ音を大巾に低減するこ
とができる。 また本考案は、絞り減圧手段を調整プラグの内
室に保持手段を介して装着させているので、調整
プラグを外せば簡単に減圧手段の装着や交換が行
え、既存のシヨツクアブソーバに対しても何の改
造も加えずに、簡単に適用することができ、また
作動不良時などはその交換を簡単に行えるなど保
守性にも優れている。 更に調整プラグも、従来のプラグの部分的な変
向だけなので騒音低減に要するコストも少なく、
また構造も極めて簡単であるため安価に製造でき
る効果がある。
第1図は、従来のシヨツクアブソーバの縦断面
図、第2図はその調整プラグ部の外観図である。
第3図はこの考案の一実施例の要部の縦断面図で
ある。第4図以下の各図はそれぞれこの考案の調
整プラグに関する他の実施例を示したものであ
り、第4図、第5図、第9図、第10図、第11
図はその縦断面図、第6図イ,ロ、第7図イ,
ロ、第8図イ,ロは縦断面図と平面図である。 11′……連通管、35……オリフイス通路、
2′……調整プラグ、38……プレート、42…
…スペーサ、43……部材、45……オリフイス
孔、46……スペーサ、48……リーフバルブ、
50……巻板、52……部材、B……上部室、C
……下部室、D……タンク室。
図、第2図はその調整プラグ部の外観図である。
第3図はこの考案の一実施例の要部の縦断面図で
ある。第4図以下の各図はそれぞれこの考案の調
整プラグに関する他の実施例を示したものであ
り、第4図、第5図、第9図、第10図、第11
図はその縦断面図、第6図イ,ロ、第7図イ,
ロ、第8図イ,ロは縦断面図と平面図である。 11′……連通管、35……オリフイス通路、
2′……調整プラグ、38……プレート、42…
…スペーサ、43……部材、45……オリフイス
孔、46……スペーサ、48……リーフバルブ、
50……巻板、52……部材、B……上部室、C
……下部室、D……タンク室。
Claims (1)
- ピストンにより区画された内筒の上部室と、内
筒と外筒との間に画成されたタンク室とを連通す
る連通管に位置して、複数の開口面積の異なるオ
リフイス通路を設けた調整プラグをシヨツクアブ
ソーバ本体に回転可能に取付け、この調整プラグ
の回転位置により高圧作動油のバイパスを調整
し、伸側、圧側の双方の減衰力を任意に調整しう
るようにしたシヨツクアブソーバにおいて、前記
調整プラグは内室を取り囲む外周側壁に前記複数
のオリフイス通路が形成されると共に、前記内室
にオリフイス通路の下流に位置して流路を絞る減
圧手段を配置し、かつこの減圧手段を調整プラグ
の内部に保持する係止手段を設けたことを特徴と
するシヨツクアブソーバの減衰力調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978042034U JPS6220759Y2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978042034U JPS6220759Y2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54145795U JPS54145795U (ja) | 1979-10-09 |
| JPS6220759Y2 true JPS6220759Y2 (ja) | 1987-05-27 |
Family
ID=28913756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978042034U Expired JPS6220759Y2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6220759Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6119223Y2 (ja) * | 1980-10-20 | 1986-06-10 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS504193U (ja) * | 1973-05-15 | 1975-01-17 |
-
1978
- 1978-03-31 JP JP1978042034U patent/JPS6220759Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54145795U (ja) | 1979-10-09 |
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