JPS62232482A - 防曇性を有する帯電防止剤 - Google Patents

防曇性を有する帯電防止剤

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JPS62232482A
JPS62232482A JP7516386A JP7516386A JPS62232482A JP S62232482 A JPS62232482 A JP S62232482A JP 7516386 A JP7516386 A JP 7516386A JP 7516386 A JP7516386 A JP 7516386A JP S62232482 A JPS62232482 A JP S62232482A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、防曇性を有する帯電防止剤に関する。
〔従来技術〕
有機質からなる材料、たとえば合成樹脂などは種々の優
れた性質を有していることから、汎用材料として広く用
いられているものであるが、一般に電気絶縁性が大きく
、摩擦などにより静電気を発生し、帯電しやすいという
好ましくない性質を有する。すなわち、このような帯電
が起ると5たとえば、薄い合成樹脂フィルムの剥離が困
難となり、その製造工程あるいは包装作業工程の能率を
低下させ、極端な場合には火花放電などにより事故を誘
発し、またこの帯電により埃などの汚れが製品に吸着し
て外観を損ねたり、更に印刷や塗装の際に悪影響を与え
るからである。
このような帯電現象を防止する方法として、従来より、
帯電防止剤としてアルキルアミン系、第四級アンモニウ
ム塩、脂肪酸多価アルコールエステル、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル、アルキルアリールスルホン酸塩
などの種々の界面活性剤を用い、これらを製品の表面に
塗布する方法、製品に浸漬する方法、噴霧して製品表面
に吸着させる方法、あるいはプラスチック製品であれば
内部に練り込んで配合する方法等が提案されており、特
に、界面活性剤を内部に練り込む方法が帯電防止効果の
持続性の点において優れた方法であるといわれている。
しかしながら、従来知られている帯電防止剤は、帯電防
止効果の発現性が遅い」二に、その効果が持続せず、し
かも高密度ポリエチレンのように帯電防止効果を付与し
にくい合成樹脂に適用した場合、その効果が充分に発揮
されないという欠点があった。
また、多くの合成樹脂は、その構造」二、はとんどのも
のが疎水性を示し、水蒸気があたると小さな水滴が形成
され、その表面に曇りを生じるため、例えば、生鮮食品
用の合成樹脂フィルム包装材料あるいは農業用のビニル
ハウスフィルムのような透明なフィルム状の合成樹脂製
品の場合には、内容物が透視できず、また光透過率が低
下して温室としての作用効果が低下するという問題があ
った。
この問題を解消する方法として、合成樹脂の表面の性質
を疎水性から親水性のものとする防曇剤、流滴剤、霧滴
防止剤あるいはくもり防止剤などと呼ばれる添加剤を利
用する方法が知られている。
そして、このプラスチック表面を親木性化するという添
加剤の機能は帯電防止性を有する界面活性剤が備えてい
る性質でもあることから、上記添加剤として、防曇性と
帯電防止性を兼備した界面活性剤を用いる方法も数多く
研究されている。
しかしながら、現実には、数多くの制約があり。
帯電防止剤として効果があり、かつ防曇剤としても機能
し、しかも需要家の要望を満たす高度の防具性を有する
帯電防止剤は未だ得られていないのが現状である。
〔目   的〕
本発明は、合成樹脂製品の帯電を防止でき、フィルム状
の合成樹脂製品にあたっては、水滴による曇りをも防止
することのできる防曇性を有する帯電防止剤を提供する
ことを目的とする。
〔構  成〕
本発明によれば、下記一般式(1)で示されるアルコオ
キキシレート四級アンモニウムホウ酸エステル塩を含む
ことを特徴とする防曇性を有する帯〔式中、R1,、R
2、R3、R4、X+ R16、R11はそれぞれ以下
のものを表わす。
R1:炭素数1〜30の直鎖または分岐のアルキル基ま
たはアルケニル基(但し、該アルキル基またはアルケニ
ル基には炭素鎖中にニーチル結合を有するものも含まれ
る)、フェニル基あるいはベンジル基 R2、R3:→CH2−CI(O+yl((但し、yl
よ1〜15)、炭素数1〜30の直鎖または分岐のアル
キル基またはアルケニル基(但し、該アルキル基または
アルケニル基には炭素鎖中にニーチル結合を有するもの
1:J含まれる)、フエニル基およびベンジル基から選
ばれ、R2とR3は同一でも異なってもよい R4=水素、炭素数1〜IOの直鎖または分岐したアル
キル基またはアルケニル基、フェニル基、ベンジル基ま
たはハロゲン化アルキル基 x:1〜15 R10,Hll:水素、炭素数1〜10の直鎖または分
岐のアルキル基またはアルケニル基(但し、該アルキル
基またはアルケニル基には炭素鎖中にエーテル結合を有
するものも含まれる)、フェニル基およびベンジル基か
ら選ばれ、R10とR11は同一でも異なってもよい〕
本発明の防曇性を有する帯電防止剤は、前記一般式(1
)で示される化合物を含有することから、優れた帯電防
止性及び防曇性を発現するとともにそれらの効果が長期
間に亘って持続するものであり、特にフィルム状合成樹
脂に適用した場合には、水滴による曇りを防止する防曇
性を極めて効果的に付与することのできるものである。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明の一般式(1)のアルコオキシレート四級アンモ
ニウムホウ酸エステル塩は、R2および83基を1〜3
個有したモノオール、ジオールまたはトリオールの形を
とることができる。本発明の防曇性を有する帯電防止剤
としては、特に、ジオールまたはトリオールのポリオー
ル型のものが好適である。
四級窒素に結合するR1としては、上記した置換基の中
でも硬化牛脂アルキルに代表されるような炭素8〜22
の長鎖アルキル基またはアルケニル基が好ましい。また
、R1としては、アルキル基またはアルケニル基の炭素
鎖の途中にエーテル酸素を有するものも用いられ、この
具体例としてはR” −0−R’ (式中、Rsは炭素
数1〜20のアルキル基であり、uGは炭素数2〜5の
アルキレン基であす る。)が挙げられる。R2およびR3が(CHz  C
HOhH以外の置換基である場合も、R1の場合と同じ
であるまた、分子中のアルキレンオキシドの平均付加モ
ル数(x+yまたはx+2y)は2〜45が好ましく、
特に、トリオールのときは、x+2y=3〜45が好ま
しし)。
本発明のアルコオキシレート四級アンモニウムホウ酸エ
ステル塩は、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、2,3−ブタンジオールなどのジオールとホウ酸と
からアルキレングリコールのホウ酸エステルを製造し、
牛脂アルキル1級アミン、牛脂アルキル2級アミン、牛
脂アルキル3級アミン、ヤシアルキル1級アミン、ヤシ
アルキル2級アミン、ジメチルエタノールアミン、トリ
エチルアミンなどのアミンとともに、酸化エチレン、酸
化プロピレンなどのアルキレンオキサイドを、単独また
は併用してランダム重合あるいはブロック重合などによ
り付加反応させることにより得ることができる。なお、
この原料アミンのN−結合基は、目的物によって適宜選
択され、たとえば、アルキル基中にエーテル結合を有す
るエーテルアミンを用いることもできる。
8一 本発明の防曇性を有する帯電防止剤の配合量は、練込み
等による合成樹脂への内部配合型の場合には、当該合成
樹脂、100重量部に対して0.05〜5重量部とする
ことが適当である。添加量が0.05重量部未満の場合
には満足しろる帯電防止効果が発揮されず、一方、5重
量部を越えるとブリードアウトが必要以上に増大して製
品表面におけるベタツキを生じるので好ましくない。内
部配合による方法では、本発明の防曇性を有する帯電防
止剤のより好ましい配合量は0.1〜3重量部である。
また、製品表面に塗布、浸漬あるいは噴霧して吸着させ
る場合には、製品に影響を与えない溶媒に0.05〜3
重量%溶解配合して使用する。製品に影響を与えない溶
媒としては、たとえば、水、エタノール、イソプロピル
アルコール等があり、これらは、単独又は混合して用い
られる。一本発明の防曇性を有する帯電防止剤を製品表
面に塗布、浸漬あるいは噴霧して吸着させる場合、満足
し得る帯電防止効果が得られる。溶液濃度は製品表面の
ベタツキを抑制するために0.1〜1重量%とすること
が望ましいが、1〜3重量重量%上することも可能であ
り特に制限はない。
本発明の帯電防止剤は、練込んだ場合でも塗布型として
使用した場合でも優れた帯電防止性及び防具性を発現し
、しかも合成樹脂製品の表面にブリードあるいは吸着し
た帯電防止剤を洗い流して帯電防止性及び防曇性の持続
性を評価する耐水性試験でも優れた帯電防止性を発現す
るものである。
本発明の防曇性を有する帯電防止剤が使用できる合成樹
脂としては、以下のものがあげられる。
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ−1−ブテン、ポ
リ−1−オクテンなどの重合体、あるいはこれらの構成
モノマーの共重合体からなるポリオレフィン樹脂、塩化
ビニルあるいは塩化ビニリデンなどを単独重合または主
体として共重合して得られる塩化ビニル樹脂や塩化ビニ
リデン樹脂、スチレンの重合体のポリスチレン樹脂、こ
の樹脂に合成ゴムなどを配合して得られる耐衝撃性ポリ
スチレン樹脂、アクリロニトリル、ブタジェンおよびス
チレンの3成分からなる耐衝撃性樹脂であるABS樹脂
、アクリル酸、アクリル酸エステル、アクリルアミド、
アクリロニトリル、メタクリル酸、メタクリル酸エステ
ルなどを単独または共重合して得られるアクリル樹脂、
エチレンジアミンなどのジアミンとアジピン酸などのジ
カルボン酸とから得られる酸アミドの繰返し単位を持た
せたポリアミド樹脂、エチレングリコールなどのジオー
ルとテレフタル酸などの飽和カルボン酸から得られるポ
リエステル樹脂、このポリエステル樹脂の成分に更にマ
レン酸などの不飽和二塩基酸を導入して得られる不飽和
ポリエステル樹脂などである。
これらの樹脂は単独で成形されたものでもよいし、混合
して得られたものでもよい。
本発明においては、これらの合成樹脂に、前記一般式(
1)で示される防曇性を有する帯電防止剤を練り込みま
たは塗布すること等により、該合成樹脂に帯電防止性お
よび防曇性を付与することができるが、この場合、従来
使用されている帯電防止剤あるいは防曇剤を併用しても
何ら差し支えない。むしろ、従来使用されている帯電防
止剤ある一11= いは防曇剤と併用することより、本発明の防曇性を有す
る帯電防止剤との相乗効果が期待でき、またその添加量
もその分だけ減らすことができる。
本発明において、併用し得る帯電防止剤あるいは防曇剤
としては、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、
ヤシ脂肪酸や牛脂肪酸などの脂肪酸と、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、グリセリンやソルビット
などの多価アルコールを脱水縮合することで得られる多
価アルコールの脂肪酸エステル;ポリエチレングリコー
ルと脂肪酸とから得られるポリエチレングリコールの脂
肪酸エステル、あるいはその酸化エチレン付加物;高級
アルコールと酸無水物などの有機酸とから得られる高級
アルコールの脂肪酸エステル;ラウリルアルコールやマ
ツコラアルコールなどの高級アルコールをクロルスルホ
ン酸や無水硫酸などにより硫酸化して得られる高級アル
コール硫酸エステル塩;オレイン酸などの不飽和脂肪酸
や不飽和脂肪酸エステル;動植物油を硫酸化して得られ
る硫酸エステル塩;ドデシルベンゼンを発煙硫酸あるい
はクロルスルホン酸などによりスルホン化して得られル
スルホン酸塩;直鎖状炭化水素を紫外線照射の下でSO
2とCQ2を反応させ、さらに鹸化して得るパラフィン
スルホン酸;脂肪酸とエチレンジアミンあるいはアミノ
エチルエタノールアミンなどと縮合させ、これに尿素や
グアニジンなどと縮合させて得られるポリアミドアミン
型カチオン;第三級アミンとメチルクロライドのような
アルキル化剤とを反応させて得られる第4級アンモニウ
ム塩;高級アルコール、アルキルフェノール。
脂肪酸、脂肪酸アマイド、脂肪族アミンなどに酸化エチ
レンを付加して得られる酸化エチレン付加物等挙げるこ
とができる。
〔効  果〕
本発明の防曇性を有する帯電防止剤は、合成樹製品の帯
電を防止し、また、特にフィルム状合成樹脂製品に対し
ては、水滴による曇りを防止する防曇性を付与すること
ができる。
〔実施例〕
次に、実施例によって、本発明をさらに詳細に説明する
。なお、本発明の防曇性の評価は、下記に示す「防曇性
試験」で行った。
〔防曇性試験〕
200m Qのビーカーに40℃の水を100m Q入
れ、ビーカーの口の上に供試フィルムをゴムで迅速に固
定する。このビーカーを40℃の恒温水槽に下半分だけ
を浸漬し、15.30.45.60.90および120
分後の水蒸気による曇りの程度を下記の判定基準により
視覚判定する。
判定基準 ◎:曇りの生成全くなく、フィルムは完全透明0:わず
かに曇りあり、フィルムはほぼ透明Δ:曇りあり、フィ
ルムは半透明 ×:曇りあり、フィルムは不透明 また、帯電防止性では、表面固有抵抗と帯電圧半減期を
測定した。表面固有抵抗は試料の帯電のしにくさを評価
し、また帯電圧半減期は、一旦、帯電した試料の放電の
し易さを評価する。
〔表面固有抵抗〕
温度23℃、湿度65%の恒温恒湿室に所定時間保持し
た30mm X 60mm X 2mmの試料を電極間
に圧着し、40秒間充電し、印加停止後1分の測定値を
極超絶縁計を用いて読み取り、表面固有抵抗−・(Ω)
を次の計算式により求める。
R8:抵抗値(Ω) D :主電極の有効円周長(am) g :電極間隙(cm) 〔帯電圧半減期〕 温度23℃、湿度65%の恒温恒湿室に所定時間保持し
た30mm X 60mm X 2mmの試料をスタテ
ィックオネストメーターの回転盤に固定し、l0KVの
電荷を15秒間印加する。印加停止後、シンクロスコー
プにより帯電圧が1/2に減衰するまでの時間(秒)を
測定する。なお、l0KVの電荷の印加停止直後、試料
は帯電していることが認められるが、“直ちに放電し、
帯電圧半減期を測定できない場合は、「o、2秒以下」
と表示し、また、印加しても帯電圧が測=15− 秒以下」と表示し、また、印加しても帯電圧が測定でき
ず、全く帯電しない場合は「帯電せず」と表示する。ど
ちらも、帯電した際の電荷の放電が速く、帯電防止性が
優れていることを示すが、「帯電せず」の方がさらに優
れた帯電防止性であることを示す。
〔耐水性試験〕
所定濃度の試料溶液に、試験用樹脂プレートを3秒間浸
漬した後に50℃の恒温槽で30分間乾燥する。次に、
この試料を流水中(lOIIIQ/秒)で3分間放置し
た後、再度、50℃の恒温槽で30分間乾燥する。この
流水処理の前後で防曇性の試験あるいは帯電性の試験を
行う。
また、本発明の実施例で用いた防曇性を有する帯電防止
剤は下記の表に示すものを用いた。
表       − 実施例1.2および3 本発明の化合物1の高密度ポリエチレンに対する帯電防
止性を評価し、その結果を表1に示した。
即ち、出光石油化学展の粉末状高密度ポリエチレン(出
光ポリエチレン640UF) 100重量部に、本発明
の化合物1の帯電防止剤を、それぞれ1.2および3重
量部添加して東洋精機製ラボプラストミルを用い温度1
35℃で混練した。次に、このものを直ちに庄司鉄工製
50tブレス成形機を用いて温度180℃で、20Q+
nm X 200u+m X 1. 、5mmの板状に
成形した。
このようにして得られた試料の帯電防止性を評価し、実
施例1.2および3として示した。
また、従来の帯電防止剤として、本発明の化合物1のか
わりに、N、N−ビス(2−ヒドロキシエチル)牛脂ア
ミンを添加して、評価したものを比較例1とした。
この表1から、本発明の化合物lの帯電防止剤は、合成
樹脂の中でも特に帯電防止性の出にくい高密度ポリエチ
レンに対して優れた帯電防止性効果を示し、l0KVの
電荷を印加して帯電圧半減期をみる試験で「帯電しない
」という非常に優れた帯電防止性を示すものであった。
19一 実施例4 実施例の化合物1の低密度ポリエチレンに対する帯電防
止性を評価し、その結果を表1に示した。
即ち、三菱油化製の低密度ポリエチレン(ユカロンMS
 −30)100重量部に本発明の化合物1の帯電防止
剤を2重量部添加して東洋精機製ラボプラストミルを用
い温度135℃で混練した。次にこのものを直ちに庄司
鉄工製50tプレス成形機を用いて、温度180℃で2
00+nm X 20On++n X 1 、5mmの
板状に成形した。得られたもの帯電防止性を評価し、実
施例4として示した。
この本発明の化合物1の帯電防止剤は、低密度ポリエチ
レンに対してもl0KVの電荷を印加しても「帯電しな
い」という非常に優れた帯電防止効果を示した。
−20= 実施例5 本発明の化合物1の高密度ポリエチレンに対する防曇性
をフィルム成形して評価し、その結果を表2に示した。
即ち、出光石油化学展のフィルムグレードの粉末状高密
度ポリエチレン100重量部に本発明の帯電防止剤を1
重量部添加して中央機械製40mm押出機にて温度20
0℃で混練し、ストランドペレットを得た。次に、この
ストランドペレットを東洋精機製ラボプラストミル・イ
ンフレーション装置を用いて、温度200℃で厚み40
μ司のフィルムを成形した。このようにして得られたフ
ィルムで防曇性を評価した。
また、従来の防曇剤として、本発明の化合物1のかわり
にステアリン酸モノグリセリドを添加し、同様に評価し
たものを比較例2とした。
本発明の化合物1の防曇性を有する帯電防止剤は、合成
樹脂の中でも特に防曇性効果の出にくい高密度ポリエチ
レン樹脂に対して、優れた防曇性効果を示し、また、こ
の化合物1は高密度ポリエチレン樹脂の表面を流水で処
理して防曇性をみる耐水性試験でも、非常に優れた防曇
性を示した。
−お− =24一 実施例6,7および8 本発明の化合物2.3および4の高密度ポリエチレンに
対する帯電防止性を評価し、その結果を表3に示した。
即ち、出光石油化学展の粉末状高密度ポリエチレン(出
光ポリエチレン64011F) 100重量部に本発明
の化合物2.3および4を1重量部それぞれ別に添加し
て、実施例1と同様の方法で200mm X 200m
m X 1.5mIWの板状の成形品を得た。このよう
にして得られた試料の帯電防止性を評価し、実施例6.
7および8とした。
その結果、本発明の化合物2.3および4の帯電防止剤
は合成樹脂の中でも特に帯電防止効果の出にくい高密度
ポリエチレン樹脂に対して優れた帯電防止効果を示した
実施例9.10および11 本発明の化合物1を塗布型帯電防止剤として用い、ポリ
メチルメタアクリ樹脂、硬質塩化ビニリ樹脂およびポリ
エステル樹脂に対する帯電防止性を評価してその結果を
表4に示した。
即ち、ポリメチルメタアクリル樹脂(協和ガス化学製)
、硬質塩化ビニル樹脂およびポリエステル樹脂のシート
をそれぞれ30mm X 60mmの大きさに切り、そ
れぞれ、本発明の化合物1の帯電防止剤を水に溶解して
2重量%溶液とした帯電防止剤水溶液に3秒間浸漬し、
その後に、50℃の恒温槽で30分間乾燥し、表面固有
抵抗測定試料とした。また、同様にして調製した試料を
それぞれさらに10mQ/秒の速度で流れる水の中に3
分間放置し、その後に50℃の恒温槽で30分間乾燥し
て、耐水性試験を行った試料を得た。このようにして得
られたものの帯電防止性を評価し、それぞれ実施例9.
10および11とした。
また、本発明の化合物1の帯電防止剤のかわりにN、N
−ビス(2−ヒドロキシエチル)牛脂アミンを従来の帯
電防止剤として用い、このものを2重量%水に溶解して
、上記と同様に評価したものを比較例として示した。
本発明の化合物1の帯電防止剤は、塗布型の帯電防止剤
として使用しても良好な帯電防止効果を示し、しかも、
従来の帯電防止剤に比べて耐水性があり、水で処理して
も、非常に優れた帯電置市効果を示した。
実施例12および13 本発明の化合物1をポリスチレン樹脂に添加し、ポリス
チレン樹脂に対する帯電防止性を評価し。
その結果を表5に示した。
出光石油化学製微粒状のポリスチレン(出光スチロール
HH3L)の100重量部に、本発明の化合物1の帯電
防止剤とポリスチレン用の帯電防止剤として使用されて
いる平均炭素数15の直鎖状アルキルスルホン酸ナトリ
ウムをそれぞれ所定量添加し、ナカタニ機械製20II
IIl二軸押出機を用いて温度200℃で混練し、スト
ランドペレッl−を調製した。このストランドペレット
を目積樹脂工業1ij40mm射出成形機TS−150
型を用いて80mm X 80+um X 1.mn+
の板状に射出成形した。これらの射出成形して得られた
試料の表面固有抵抗値を81!I定した。
本発明の化合物1は、従来の帯電防止剤と組み合わせて
用いると従来の帯電防止剤のIF電防止効果をさらに向
上させる優れた性能を有する化合物であった。
実施例15 高密度ポリエチレンに本発明の帯電防止剤を配合して、
板状成形およびフィルム成形し、その帯電防止性と防曇
性を従来の帯電防止剤および防曇剤と比較した。
即ち、実施例1と同じ方法で本発明の帯電防止剤1重量
部を出光化学製の高密度ポリエチレン(出光ポリエチレ
ン640UF) 100重量部に添加して200mmX
200mmX1.5n+mX1.5n+mの板状に成形
し、また、同じ組成で実施例5と同じ方法でインブレー
ション成形しフィルムを得た。
次に、本発明の化合物1のかわりに、従来の帯電防止剤
としてN、N−ビス(2−ヒドロキシエチル)牛脂アミ
ンを用い、板状に成形し、また、従来の防曇剤としてス
テアリン酸モノグリセライドを用いてインフレーション
成形でフィルムを得た。
このようにして得られたものの帯電防止性と防曇性をそ
れぞれ評価し、その結果を表6に示した。
本発明の化合物1は、従来の帯電防止剤および防曇剤と
比較しても、高密度ポリエチレンに対して非常に優れた
帯電防止性と防曇性を合わせもつ化合物であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I )で示されるアルコオキシレー
    ト四級アンモニウムホウ酸エステル塩を含むことを特徴
    とする防曇性を有する帯電防止剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4、x、R^1
    ^0、R^1^1はそれぞれ以下のものを表わす。 R^1:炭素数1〜30の直鎖または分岐のアルキル基
    またはアルケニル基(但し、該アルキル基またはアルケ
    ニル基には炭素鎖中にエーテル結合を有するものも含ま
    れる)、フェニル基あるいはベンジル基 R^2、R^3▲数式、化学式、表等があります▼:(
    但し、yは1〜15)、炭素数1〜30の直鎖または分
    岐のアルキル基またはアルケニル基(但し、該アルキル
    基またはアルケニル基には炭素鎖中にエーテル結合を有
    するものも含まれる)、フェニル基およびベンジル基か
    ら選ばれ、R_2とR^3は同一でも異なっていてもよ
    い R^4:水素、炭素数1〜10の直鎖または分岐したア
    ルキル基またはアルケニル基、フェニル基、ベンジル基
    またはハロゲン化アルキル基 x:1〜15 R^1^0、R^1^1:水素、炭素数1〜10の直鎖
    または分岐のアルキル基またはアルケニル基 (但し、該アルキル基またはアルケニル基には炭素鎖中
    にエーテル結合を有するものも含まれる)、フェニル基
    およびベンジル基から選ばれ、R^1^0とR^1^1
    は同一でも異なってもよい〕
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4939195A (en) * 1988-07-25 1990-07-03 Mitsubishi Petrochemical Co., Ltd. Self-extinguishing polymer composition
WO2008111239A1 (ja) * 2007-03-12 2008-09-18 Toyo Ink Mfg. Co., Ltd. 帯電防止剤およびその用途

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