JPS6227169B2 - - Google Patents
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- JPS6227169B2 JPS6227169B2 JP13159981A JP13159981A JPS6227169B2 JP S6227169 B2 JPS6227169 B2 JP S6227169B2 JP 13159981 A JP13159981 A JP 13159981A JP 13159981 A JP13159981 A JP 13159981A JP S6227169 B2 JPS6227169 B2 JP S6227169B2
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Landscapes
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
Description
本発明は加熱流体とともに熱可塑性合成繊維か
らなる糸条をジエツトノズルからスタツフイング
室に噴出せしめて座屈巻縮を付与するようにした
エアースタツフアーへの糸掛方法に関する。 近年1000m/分以上の高速で加工糸を製造する
方法としてエアースタツフアー加工方法が注目さ
れている。 このようなエアースタツフアーとしては、例え
ば熱可塑性合成繊維からなる糸条を加熱圧縮流体
とともに噴出せしめるジエツトノズル、該糸条を
堆積し座屈巻縮付与せしめるスタツフイング室、
該堆積糸条を冷却するに糸条走行方向と逆方向に
冷却流体を噴出せしめる冷却部よりなり、通常こ
のエアースタツフアーの上流側に供給ローラおよ
び延伸セツトローラ、下流側に引取ローラ等が配
置されるが、かかる装置から得られる加工糸は嵩
高性に富むものである。 しかし1000m/分以上の高速でこの様なエアー
スタツフアーに糸掛けする際に断糸が多い問題が
あつた。 通常の糸掛方法は、初めに糸導中心線を含む面
で流体圧機構等によつて分離(開閉)可能にされ
た2つ割り式のエアースタツフアーを分離してお
き、しかる後吸引装置で糸条を吸引しながら供給
ローラ、延伸セツトローラに巻回させ、エアース
タツフアーに糸通しをした後エアースタツフアー
を密着させ正常な状態とした後、延伸セツトロー
ラより周速の遅い引取ローラに巻回しオーバーフ
イード状態にすることによりスタツフイング室に
糸条を堆積させ、しかる後座屈巻縮糸条を巻取る
といいう糸掛方法である。 このオーバーフイード値は正常運転時にスタツ
フイング室の堆積糸塊の長さを適切ならしめる即
ち、糸条が受ける熱収縮量、座屈収縮量とオーバ
ーフイードとがバランスする様に設定されてい
る。これに対し、糸掛直後の糸塊の長さが小さい
時には、糸条が実質的に受けている座屈収縮量、
熱収縮量ははるかに小さいものであり、過大のオ
ーバーフイードを受けていることになる。 このため堆積糸塊が急激に成長することになる
が、この際に糸塊の充填状態に疎密が出来たり糸
塊の表面にループを形成したり、又、スタツフイ
ング室内を糸塊が上下にピストン運動を起こした
りする過渡的状態を経て糸塊が成長する。 この過渡的状態において座屈堆積した塊が崩れ
充填順序が前後逆になつたり、ループ部で糸がも
つれたりして、スタツフイング出口の解舒位置で
正常な解舒が出来ず、糸がもつれて断糸する現象
があつた。 かかる糸掛直後の断糸を回避する方法として、
引取ローラを延伸セツトローラと同程度の周速と
しておき、糸掛後徐々に周速即ち回転数を減少さ
せ、座屈収縮量、熱収縮量にほぼバランスした値
より若干大きなオーバーフイードを付与しつづけ
ることによつて糸塊を徐々に成長させる方法、或
いは引取ローラにターンさせず、吸引装置に吸引
したままでエアースタツフアー出側の糸条を指で
適度におさえてオーバーフイード値を変化させる
という方法をとつていた。 しかしかかる方法においては、前者では各錘毎
に引取ローラの速度制御或いは減速機が必要とな
り設備費が高くつき、生産機としては到底採用出
来ない。後者においては高速糸条を指で把持する
等の操作を実施する故不完全なこと、かなりの熟
練を要する等の問題があつた。 かかる点に鑑み設備的により安価で、糸掛け操
作性が容易で且つ断糸発生の少ない加工方法を得
るべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。 即ち本発明は、加熱圧縮流体とともに熱可塑性
合成繊維からなる糸条をジエツトノズルから噴出
せしめ、スタツフイング室で糸条を堆積させ座屈
巻縮を付与せしめるエアースタツフアーに糸掛け
するに際し、エアースタツフアー下流位置に大径
部、テーパ部および小径部を形成したテーパ付の
引取ローラを配し、先ず糸条をエアースタツフア
ーに糸通し後引取ローラの大径部に巻回して引取
り、しかる後糸条をテーパ部から小径部に順次移
動させて小径部で正常巻取を開始することを特徴
とするものである。 以下、図面に基づいて説明する。図は本発明を
実施する装置の具体例を示す概略図である。図に
おいて、1は気体状の加熱圧縮流体を噴射するジ
エツトノズルで中央部にテーパ状に広がる糸通路
2、糸通路2の周りに形成した均圧室3、均圧室
3の下方に傾斜して糸通路2に開口する噴射孔4
および均圧室3に連通する供給孔5を有してい
る。6はジエツトノズル1に連結したスタツフイ
ング室で多数の板状からなる羽根とともに各羽根
7間には小間隙のスリツト8が形成されている。
9はスタツフイング室6に続いて連結された冷却
筒であり、10は糸条走行方向に逆向きに冷却用
流体を噴射する噴射孔、11は冷却流体の排出孔
である。12は糸条の取出孔である。 このような構成からなるエアースタツフアー1
3の上流位置に供給ローラ14と延伸セツトロー
ラ15が配され、又下流側には、大径部16aと
小径部16bを有しこれらの間にテーパ部16c
を形成した引取ローラ16が配設されている。こ
の引取ローラ16はエアースタツフアー13の下
流側となる下方位置にエアースタツフアー13と
平行に配され、その小径部16bが取出孔12の
直下方位置となるように設けられている。この小
径部16bは定常運転時に糸条を巻回して引取る
ために使用され、延伸セツトローラ15の周速よ
り小さくなるようにされており、又大径部16a
は逆に大きくなるようにされている。 このような構成からなる装置において通常の状
態では糸条は供給ローラ14及び延伸セツトロー
ラ15を経て延伸セツト処理されて供給された熱
可塑性合成繊維からなる糸条Yは先ずジエツトノ
ズル1に導入され、噴射孔4から噴射する加熱圧
縮流体とともに熱付与されながら下方のスタツフ
イング室6に噴出され、多数の羽根7に囲まれた
堆積部7′に堆積し、座屈巻縮を付与される。加
熱圧縮流体はスリツト8から外部へ散出する。次
にこの糸塊状態に保持されてスタツフイング室6
を下方に移行し、冷却筒9に入りここで糸塊より
糸条が解舒され、噴射孔10より噴射される冷却
流体により冷却された後エアースタツフアー13
より取出され引取ローラ13により一定速度で引
取られ巻取られるものである。 ここで、かかる装置に糸掛けする場合は次のよ
うにして行なわれる。すなわち、エアースタツフ
アー13は糸通しを行なう必要上、先ずこれを図
示しない流体圧機構によつて半分に分割された状
態にした後、供給ローラ14を経て延伸セツトロ
ーラ15から供給される糸条Yをサクシヨンガン
で引取りつつエアースタツフアー13に糸通しす
る。この後エアースタツフアー13間を通過させ
た状態で糸条をサクシヨンガンに引取りつつエア
ースタツフアー13を閉じて完全に密着させ、エ
アースタツフアー13の温度、吹込まれる加熱流
体、冷却流体等が安定するまで待機する(或いは
待機することなく以下に述べる操作に移る)。次
にガイドピン17を引取ローラ16の大径部16
aの直上位置に配してエアースタツフアー13か
ら出てくる糸条Yをガイドピン17に案内させて
大径部16aに巻回した状態にしてサクシヨンガ
ンで引取る。引取ローラ16の大径部16aは延
伸セツトローラ15の周速より大きいため糸条は
張力がかかつた状態で引取られているが、次にガ
イドピン17を小径部16b側に移動して巻回位
置に徐々にテーパ部16cに移すことにより、延
伸セツトローラ15と引取ローラ16間のオーバ
ーフイードを徐々に増加させ、これによりスタツ
フイング室6での糸条の堆積長を徐々に増大させ
てついには小径部16bの正常な位置まで糸導を
移動する(点線で示す)。スタツフイング室6の
堆積物の成長に伴つてそれに適したオーバーフイ
ードを付与せしめるのである。従つて堆積物が従
来の方法のように上下方向のピストン運動が起ら
ず、又形状が歪んだりすることも少なく塊の側面
にループの発生も少なく、堆積糸条からの解舒が
良好となる。このため従来糸掛初期において発生
していた断糸も減少し糸掛性が大幅に向上するの
である。 尚、引取ローラ16の小径部16bが正常な糸
導部であり、この径に対し、大径部16aは通常
運転状態でのオーバーフイード量に相当して大径
とするが、一般的には小径部16bより1.1倍以
上1.3倍程度にするのが好ましい。又、小径部1
6bから大径部16aへ変化するテーパ部16c
は糸条Yを移動させる速度によつても異なるが糸
条Yが安定かつ確実に移行するように傾斜を緩や
かにするのが好ましい。 前述の如く、引取ローラ16の大径部16aの
周速は延伸セツトローラ15の周速より大きくす
るのが好ましいが、これは糸掛けする際に糸条Y
を緊張下で行なえるためジエツトノズル1におけ
る糸条の旋回、開繊等の発生が少なく、分割面を
密閉するとき糸条Yが分割面に挾まれ断糸すると
いう異常を防止できるためである。又従来におい
てはこの断糸の防止方法として分割したエアース
タツフアー13に糸掛けする際、密閉が完了する
まで加熱圧縮流体を閉止し糸条の旋回、開繊を防
ぐ方法を採用しており、このため糸掛け後圧縮流
体の温度が安定するまで屑糸としていたが、前記
のように引取ローラ16に大径部16aを形成し
て延伸セツトローラ15の周速より大きくなるよ
うにして糸条を緊張状態で引取ることにより、圧
縮流体を閉止する必要もなくなるとともに屑糸量
も少なくできるという効果を奏する。 ここで、引取ローラの大径部16aからテーパ
部16cに沿つて小径部16bに糸条Yを移行さ
せる方法としては、前記のようにガイドピン17
をエアースタツフアー13と引取ローラ16との
間に配して流体圧シリンダ或いはねじ機構等によ
り自動もしくは手動で往復動させるようにしても
よい。ガイドピン17の形状としてはピン状のも
の、フツク状のもの等種々の形状が利用でき、個
数も1本に限らず糸条Yを挾むように複数個にす
ることも可能である。 尚、引取ローラ16上の糸条移行方法としては
前述のようなガイドピンで行なうものに限定され
るものではなく、例えば糸掛治具等を利用して作
業者がこれを手に持つて手動で行なうようにして
もよい。又、取出孔12の直下位置に別にガイド
ピンを設けるようにしてもよい。 実施例 延伸熱処理後150デニール48フイラメントのポ
リエステルフイラメントを図に示すエアースタツ
フアー装置を使用し、温度240℃、圧力2.0Kg/cm2
Gの加熱圧空をジエツトノズル1で、圧力0.5
Kg/cm2Gの常温圧空を噴射孔10で噴出し、又供
給ローラ14の温度85℃、延伸セツトローラ15
の温度150℃にするとともに、延伸セツトローラ
15と引取ローラ16間は15%のオーバーフイー
ドを与え延伸セツトローラ速度2000m/分で加工
処理した。 ここで引取ローラの大径部16aの径は小径部
16bの1.25倍、テーパ部16cの長さは小径部
16bの径の1.3倍とし、供給ローラ14、延伸
セツトローラ15、エアースタツフアー13と所
定の糸掛けを行なつた後、引取ローラの大径部1
6aに最初に巻回させ、しかる後テーパ部16c
から小径部16bに糸条を移動せしめる方法で糸
掛けした(実施例)。 これに対し、ストレートの引取ローラで最初は
引取ローラに巻回させず糸条を指で把持して適度
にオーバーフイードをかける方法で糸掛けする方
法(比較例―1)、および糸掛当初から正常運転
時のオーバーフイード条件の引取ローラに糸掛け
した方法(比較例―2)とを比較した。この結果
を第1表に示す。
らなる糸条をジエツトノズルからスタツフイング
室に噴出せしめて座屈巻縮を付与するようにした
エアースタツフアーへの糸掛方法に関する。 近年1000m/分以上の高速で加工糸を製造する
方法としてエアースタツフアー加工方法が注目さ
れている。 このようなエアースタツフアーとしては、例え
ば熱可塑性合成繊維からなる糸条を加熱圧縮流体
とともに噴出せしめるジエツトノズル、該糸条を
堆積し座屈巻縮付与せしめるスタツフイング室、
該堆積糸条を冷却するに糸条走行方向と逆方向に
冷却流体を噴出せしめる冷却部よりなり、通常こ
のエアースタツフアーの上流側に供給ローラおよ
び延伸セツトローラ、下流側に引取ローラ等が配
置されるが、かかる装置から得られる加工糸は嵩
高性に富むものである。 しかし1000m/分以上の高速でこの様なエアー
スタツフアーに糸掛けする際に断糸が多い問題が
あつた。 通常の糸掛方法は、初めに糸導中心線を含む面
で流体圧機構等によつて分離(開閉)可能にされ
た2つ割り式のエアースタツフアーを分離してお
き、しかる後吸引装置で糸条を吸引しながら供給
ローラ、延伸セツトローラに巻回させ、エアース
タツフアーに糸通しをした後エアースタツフアー
を密着させ正常な状態とした後、延伸セツトロー
ラより周速の遅い引取ローラに巻回しオーバーフ
イード状態にすることによりスタツフイング室に
糸条を堆積させ、しかる後座屈巻縮糸条を巻取る
といいう糸掛方法である。 このオーバーフイード値は正常運転時にスタツ
フイング室の堆積糸塊の長さを適切ならしめる即
ち、糸条が受ける熱収縮量、座屈収縮量とオーバ
ーフイードとがバランスする様に設定されてい
る。これに対し、糸掛直後の糸塊の長さが小さい
時には、糸条が実質的に受けている座屈収縮量、
熱収縮量ははるかに小さいものであり、過大のオ
ーバーフイードを受けていることになる。 このため堆積糸塊が急激に成長することになる
が、この際に糸塊の充填状態に疎密が出来たり糸
塊の表面にループを形成したり、又、スタツフイ
ング室内を糸塊が上下にピストン運動を起こした
りする過渡的状態を経て糸塊が成長する。 この過渡的状態において座屈堆積した塊が崩れ
充填順序が前後逆になつたり、ループ部で糸がも
つれたりして、スタツフイング出口の解舒位置で
正常な解舒が出来ず、糸がもつれて断糸する現象
があつた。 かかる糸掛直後の断糸を回避する方法として、
引取ローラを延伸セツトローラと同程度の周速と
しておき、糸掛後徐々に周速即ち回転数を減少さ
せ、座屈収縮量、熱収縮量にほぼバランスした値
より若干大きなオーバーフイードを付与しつづけ
ることによつて糸塊を徐々に成長させる方法、或
いは引取ローラにターンさせず、吸引装置に吸引
したままでエアースタツフアー出側の糸条を指で
適度におさえてオーバーフイード値を変化させる
という方法をとつていた。 しかしかかる方法においては、前者では各錘毎
に引取ローラの速度制御或いは減速機が必要とな
り設備費が高くつき、生産機としては到底採用出
来ない。後者においては高速糸条を指で把持する
等の操作を実施する故不完全なこと、かなりの熟
練を要する等の問題があつた。 かかる点に鑑み設備的により安価で、糸掛け操
作性が容易で且つ断糸発生の少ない加工方法を得
るべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。 即ち本発明は、加熱圧縮流体とともに熱可塑性
合成繊維からなる糸条をジエツトノズルから噴出
せしめ、スタツフイング室で糸条を堆積させ座屈
巻縮を付与せしめるエアースタツフアーに糸掛け
するに際し、エアースタツフアー下流位置に大径
部、テーパ部および小径部を形成したテーパ付の
引取ローラを配し、先ず糸条をエアースタツフア
ーに糸通し後引取ローラの大径部に巻回して引取
り、しかる後糸条をテーパ部から小径部に順次移
動させて小径部で正常巻取を開始することを特徴
とするものである。 以下、図面に基づいて説明する。図は本発明を
実施する装置の具体例を示す概略図である。図に
おいて、1は気体状の加熱圧縮流体を噴射するジ
エツトノズルで中央部にテーパ状に広がる糸通路
2、糸通路2の周りに形成した均圧室3、均圧室
3の下方に傾斜して糸通路2に開口する噴射孔4
および均圧室3に連通する供給孔5を有してい
る。6はジエツトノズル1に連結したスタツフイ
ング室で多数の板状からなる羽根とともに各羽根
7間には小間隙のスリツト8が形成されている。
9はスタツフイング室6に続いて連結された冷却
筒であり、10は糸条走行方向に逆向きに冷却用
流体を噴射する噴射孔、11は冷却流体の排出孔
である。12は糸条の取出孔である。 このような構成からなるエアースタツフアー1
3の上流位置に供給ローラ14と延伸セツトロー
ラ15が配され、又下流側には、大径部16aと
小径部16bを有しこれらの間にテーパ部16c
を形成した引取ローラ16が配設されている。こ
の引取ローラ16はエアースタツフアー13の下
流側となる下方位置にエアースタツフアー13と
平行に配され、その小径部16bが取出孔12の
直下方位置となるように設けられている。この小
径部16bは定常運転時に糸条を巻回して引取る
ために使用され、延伸セツトローラ15の周速よ
り小さくなるようにされており、又大径部16a
は逆に大きくなるようにされている。 このような構成からなる装置において通常の状
態では糸条は供給ローラ14及び延伸セツトロー
ラ15を経て延伸セツト処理されて供給された熱
可塑性合成繊維からなる糸条Yは先ずジエツトノ
ズル1に導入され、噴射孔4から噴射する加熱圧
縮流体とともに熱付与されながら下方のスタツフ
イング室6に噴出され、多数の羽根7に囲まれた
堆積部7′に堆積し、座屈巻縮を付与される。加
熱圧縮流体はスリツト8から外部へ散出する。次
にこの糸塊状態に保持されてスタツフイング室6
を下方に移行し、冷却筒9に入りここで糸塊より
糸条が解舒され、噴射孔10より噴射される冷却
流体により冷却された後エアースタツフアー13
より取出され引取ローラ13により一定速度で引
取られ巻取られるものである。 ここで、かかる装置に糸掛けする場合は次のよ
うにして行なわれる。すなわち、エアースタツフ
アー13は糸通しを行なう必要上、先ずこれを図
示しない流体圧機構によつて半分に分割された状
態にした後、供給ローラ14を経て延伸セツトロ
ーラ15から供給される糸条Yをサクシヨンガン
で引取りつつエアースタツフアー13に糸通しす
る。この後エアースタツフアー13間を通過させ
た状態で糸条をサクシヨンガンに引取りつつエア
ースタツフアー13を閉じて完全に密着させ、エ
アースタツフアー13の温度、吹込まれる加熱流
体、冷却流体等が安定するまで待機する(或いは
待機することなく以下に述べる操作に移る)。次
にガイドピン17を引取ローラ16の大径部16
aの直上位置に配してエアースタツフアー13か
ら出てくる糸条Yをガイドピン17に案内させて
大径部16aに巻回した状態にしてサクシヨンガ
ンで引取る。引取ローラ16の大径部16aは延
伸セツトローラ15の周速より大きいため糸条は
張力がかかつた状態で引取られているが、次にガ
イドピン17を小径部16b側に移動して巻回位
置に徐々にテーパ部16cに移すことにより、延
伸セツトローラ15と引取ローラ16間のオーバ
ーフイードを徐々に増加させ、これによりスタツ
フイング室6での糸条の堆積長を徐々に増大させ
てついには小径部16bの正常な位置まで糸導を
移動する(点線で示す)。スタツフイング室6の
堆積物の成長に伴つてそれに適したオーバーフイ
ードを付与せしめるのである。従つて堆積物が従
来の方法のように上下方向のピストン運動が起ら
ず、又形状が歪んだりすることも少なく塊の側面
にループの発生も少なく、堆積糸条からの解舒が
良好となる。このため従来糸掛初期において発生
していた断糸も減少し糸掛性が大幅に向上するの
である。 尚、引取ローラ16の小径部16bが正常な糸
導部であり、この径に対し、大径部16aは通常
運転状態でのオーバーフイード量に相当して大径
とするが、一般的には小径部16bより1.1倍以
上1.3倍程度にするのが好ましい。又、小径部1
6bから大径部16aへ変化するテーパ部16c
は糸条Yを移動させる速度によつても異なるが糸
条Yが安定かつ確実に移行するように傾斜を緩や
かにするのが好ましい。 前述の如く、引取ローラ16の大径部16aの
周速は延伸セツトローラ15の周速より大きくす
るのが好ましいが、これは糸掛けする際に糸条Y
を緊張下で行なえるためジエツトノズル1におけ
る糸条の旋回、開繊等の発生が少なく、分割面を
密閉するとき糸条Yが分割面に挾まれ断糸すると
いう異常を防止できるためである。又従来におい
てはこの断糸の防止方法として分割したエアース
タツフアー13に糸掛けする際、密閉が完了する
まで加熱圧縮流体を閉止し糸条の旋回、開繊を防
ぐ方法を採用しており、このため糸掛け後圧縮流
体の温度が安定するまで屑糸としていたが、前記
のように引取ローラ16に大径部16aを形成し
て延伸セツトローラ15の周速より大きくなるよ
うにして糸条を緊張状態で引取ることにより、圧
縮流体を閉止する必要もなくなるとともに屑糸量
も少なくできるという効果を奏する。 ここで、引取ローラの大径部16aからテーパ
部16cに沿つて小径部16bに糸条Yを移行さ
せる方法としては、前記のようにガイドピン17
をエアースタツフアー13と引取ローラ16との
間に配して流体圧シリンダ或いはねじ機構等によ
り自動もしくは手動で往復動させるようにしても
よい。ガイドピン17の形状としてはピン状のも
の、フツク状のもの等種々の形状が利用でき、個
数も1本に限らず糸条Yを挾むように複数個にす
ることも可能である。 尚、引取ローラ16上の糸条移行方法としては
前述のようなガイドピンで行なうものに限定され
るものではなく、例えば糸掛治具等を利用して作
業者がこれを手に持つて手動で行なうようにして
もよい。又、取出孔12の直下位置に別にガイド
ピンを設けるようにしてもよい。 実施例 延伸熱処理後150デニール48フイラメントのポ
リエステルフイラメントを図に示すエアースタツ
フアー装置を使用し、温度240℃、圧力2.0Kg/cm2
Gの加熱圧空をジエツトノズル1で、圧力0.5
Kg/cm2Gの常温圧空を噴射孔10で噴出し、又供
給ローラ14の温度85℃、延伸セツトローラ15
の温度150℃にするとともに、延伸セツトローラ
15と引取ローラ16間は15%のオーバーフイー
ドを与え延伸セツトローラ速度2000m/分で加工
処理した。 ここで引取ローラの大径部16aの径は小径部
16bの1.25倍、テーパ部16cの長さは小径部
16bの径の1.3倍とし、供給ローラ14、延伸
セツトローラ15、エアースタツフアー13と所
定の糸掛けを行なつた後、引取ローラの大径部1
6aに最初に巻回させ、しかる後テーパ部16c
から小径部16bに糸条を移動せしめる方法で糸
掛けした(実施例)。 これに対し、ストレートの引取ローラで最初は
引取ローラに巻回させず糸条を指で把持して適度
にオーバーフイードをかける方法で糸掛けする方
法(比較例―1)、および糸掛当初から正常運転
時のオーバーフイード条件の引取ローラに糸掛け
した方法(比較例―2)とを比較した。この結果
を第1表に示す。
【表】
断糸率:糸掛初期における断糸発生回数比
率
以上に説明の如く、本発明によれば糸掛時の断
糸発生が従来に比較してきわめて減少するととも
に糸掛操作が非常に容易かつ迅速に行なえるとい
う顕著な効果を奏するのである。
率
以上に説明の如く、本発明によれば糸掛時の断
糸発生が従来に比較してきわめて減少するととも
に糸掛操作が非常に容易かつ迅速に行なえるとい
う顕著な効果を奏するのである。
図は本発明の実施に適した装置の説明図であ
る。 1…ジエツトノズル、6…スタツフイング室、
9…冷却筒、13…エアースタツフアー、16…
引取ローラ、16a…大径部、16b…小径部、
16c…テーパ部、17…ガイドピン。
る。 1…ジエツトノズル、6…スタツフイング室、
9…冷却筒、13…エアースタツフアー、16…
引取ローラ、16a…大径部、16b…小径部、
16c…テーパ部、17…ガイドピン。
Claims (1)
- 1 加熱圧縮流体とともに熱可塑性合成繊維から
なる糸条をジエツトノズルからスタツフイング室
に噴出せしめて座屈巻縮を付与するエアースタツ
フアーに糸掛けするに際し、糸条をエアースタツ
フアーに糸通し後、エアースタツフアーの下流位
置に配した大径部、テーパ部および小径部を順次
形成したテーパ付引取ローラの大径部に先ず巻回
して引取り、しかる後糸条をテーパ部から小径部
に移動せしめて小径部で正常巻取りを開始するこ
とを特徴とするエアースタツフアーの糸掛方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13159981A JPS5836230A (ja) | 1981-08-24 | 1981-08-24 | エア−スタツフア−の糸掛方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13159981A JPS5836230A (ja) | 1981-08-24 | 1981-08-24 | エア−スタツフア−の糸掛方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5836230A JPS5836230A (ja) | 1983-03-03 |
| JPS6227169B2 true JPS6227169B2 (ja) | 1987-06-12 |
Family
ID=15061823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13159981A Granted JPS5836230A (ja) | 1981-08-24 | 1981-08-24 | エア−スタツフア−の糸掛方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5836230A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0212945U (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-26 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60151327A (ja) * | 1984-01-20 | 1985-08-09 | 帝人株式会社 | 糸条の捲縮加工方法及びその装置 |
| JPH0914497A (ja) * | 1995-06-28 | 1997-01-14 | Ckd Corp | スプール弁 |
-
1981
- 1981-08-24 JP JP13159981A patent/JPS5836230A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0212945U (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5836230A (ja) | 1983-03-03 |
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