JPS6228488B2 - - Google Patents
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- JPS6228488B2 JPS6228488B2 JP55081569A JP8156980A JPS6228488B2 JP S6228488 B2 JPS6228488 B2 JP S6228488B2 JP 55081569 A JP55081569 A JP 55081569A JP 8156980 A JP8156980 A JP 8156980A JP S6228488 B2 JPS6228488 B2 JP S6228488B2
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- lubricant
- lubricant layer
- layer
- magnetic recording
- Prior art date
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/73—Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer
- G11B5/735—Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer characterised by the back layer
- G11B5/7356—Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer characterised by the back layer comprising non-magnetic particles in the back layer, e.g. particles of TiO2, ZnO or SiO2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T428/25—Web or sheet containing structurally defined element or component and including a second component containing structurally defined particles
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T428/25—Web or sheet containing structurally defined element or component and including a second component containing structurally defined particles
- Y10T428/256—Heavy metal or aluminum or compound thereof
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Lubricants (AREA)
Description
本発明は磁気記録再生が出来、かつテープ送り
速度が2〜10m/secの高速度で使用される磁気
記録体、特に改良した潤滑剤層を有するビデオエ
ンドレステープに関する。 従来、カーステレオエンドレステープはテープ
送り速度が9.5m/secで低速度記録再生の方法を
採用している。 一方、ビデオエンドレステープではビデオ信号
の記録再生を目的とした場合、オーデイオ信号の
記録再生と異なり、テープの送り速度を最低でも
2m/sec、通常5m/sec以上の相対速度とする
ことが必要である。 従来のエンドレステープでテープ送り速度が2
〜10m/secの範囲で走行させると次のような問
題があつた。 第1にビデオ信号の記録再生が不可能である。 第2にテープ走行が不安定であり30時間以内に
殆んど走行不能となつてしまう。 第1の問題は磁性層の問題であり、1/2吋小型
ビデオテープのように磁性体としてCo−Fe系、
CrO2又は合金粉末を使用することによつて解決
できるものと考えられる。 しかし、第2の問題点を解決するためには、新
規技術が必要とされた。 即ち、従来のエンドレステープで2〜10m/
secで30時間走行させると、テープ巻きシワ、テ
ープテンシヨンの異常な上昇、そして潤滑剤層の
脱落が観測され、実用に耐えられないからであ
る。 本発明の目的はビデオ信号の記録再生が可能な
磁性層を有し、かつ2〜10m/secの高速度で使
用する磁気記録体において、 第1にテープの耐久性が150時間以上あるこ
と、第2に潤滑剤層の脱落がないこと、 第3に走行中にテープシワが発生しないことの
特性を有する磁気記録体を提供することにある。 本発明者らは鋭意研究を行つた結果、潤滑剤層
を改良することにより上記目的を達成できること
を見出した。第1に潤滑剤層の表面性をRaの値
で0.33〜0.72μmにした場合2〜10m/secの高
速度での耐久性が優れていることがわかり、第2
に潤滑剤層の厚さを従来の1〜2μよりも厚い
2.5〜5μにした場合、表面性のRa値との組み合
せにより耐久性に優れているばかりでなく潤滑剤
層の粉落ちも少ないことがわかつた。 すなわち本発明は非磁性支持体の表面に磁気記
録層、他面に潤滑剤層を設けてなり、テープ送り
速度が2〜10m/secの高速で使用する磁気記録
体において該潤滑剤層は潤滑剤として固体潤滑剤
及び潤滑剤ワツクスとしてジケトンを含み、かつ
該潤滑剤層の厚さが2.5〜5μ、表面性(Ra値)
が0.33〜0.72μmであることを特徴とする磁気記
録体に関する。 以下本発明を詳細にわたり説明する。 本発明に用いる潤滑剤層は磁気記録層の裏面に
設けたもので、磁気記録層との接触時に摩擦を低
減し、すべり性を良化させるものである。この潤
滑剤層に用いられる潤滑材としてはグラフアイト
が好ましく、二硫化モリブデン、タルク粉等も使
用できる。潤滑剤グラフアイトの平均粒子サイズ
(直径)は3〜100μが好ましい。これらの条件の
他に、潤滑材ワツクスとしてジケトン
速度が2〜10m/secの高速度で使用される磁気
記録体、特に改良した潤滑剤層を有するビデオエ
ンドレステープに関する。 従来、カーステレオエンドレステープはテープ
送り速度が9.5m/secで低速度記録再生の方法を
採用している。 一方、ビデオエンドレステープではビデオ信号
の記録再生を目的とした場合、オーデイオ信号の
記録再生と異なり、テープの送り速度を最低でも
2m/sec、通常5m/sec以上の相対速度とする
ことが必要である。 従来のエンドレステープでテープ送り速度が2
〜10m/secの範囲で走行させると次のような問
題があつた。 第1にビデオ信号の記録再生が不可能である。 第2にテープ走行が不安定であり30時間以内に
殆んど走行不能となつてしまう。 第1の問題は磁性層の問題であり、1/2吋小型
ビデオテープのように磁性体としてCo−Fe系、
CrO2又は合金粉末を使用することによつて解決
できるものと考えられる。 しかし、第2の問題点を解決するためには、新
規技術が必要とされた。 即ち、従来のエンドレステープで2〜10m/
secで30時間走行させると、テープ巻きシワ、テ
ープテンシヨンの異常な上昇、そして潤滑剤層の
脱落が観測され、実用に耐えられないからであ
る。 本発明の目的はビデオ信号の記録再生が可能な
磁性層を有し、かつ2〜10m/secの高速度で使
用する磁気記録体において、 第1にテープの耐久性が150時間以上あるこ
と、第2に潤滑剤層の脱落がないこと、 第3に走行中にテープシワが発生しないことの
特性を有する磁気記録体を提供することにある。 本発明者らは鋭意研究を行つた結果、潤滑剤層
を改良することにより上記目的を達成できること
を見出した。第1に潤滑剤層の表面性をRaの値
で0.33〜0.72μmにした場合2〜10m/secの高
速度での耐久性が優れていることがわかり、第2
に潤滑剤層の厚さを従来の1〜2μよりも厚い
2.5〜5μにした場合、表面性のRa値との組み合
せにより耐久性に優れているばかりでなく潤滑剤
層の粉落ちも少ないことがわかつた。 すなわち本発明は非磁性支持体の表面に磁気記
録層、他面に潤滑剤層を設けてなり、テープ送り
速度が2〜10m/secの高速で使用する磁気記録
体において該潤滑剤層は潤滑剤として固体潤滑剤
及び潤滑剤ワツクスとしてジケトンを含み、かつ
該潤滑剤層の厚さが2.5〜5μ、表面性(Ra値)
が0.33〜0.72μmであることを特徴とする磁気記
録体に関する。 以下本発明を詳細にわたり説明する。 本発明に用いる潤滑剤層は磁気記録層の裏面に
設けたもので、磁気記録層との接触時に摩擦を低
減し、すべり性を良化させるものである。この潤
滑剤層に用いられる潤滑材としてはグラフアイト
が好ましく、二硫化モリブデン、タルク粉等も使
用できる。潤滑剤グラフアイトの平均粒子サイズ
(直径)は3〜100μが好ましい。これらの条件の
他に、潤滑材ワツクスとしてジケトン
【式】を使用することにより、良好な結果
が得られる。ここでR、R′は炭素数7〜17の脂
肪族アルキル基を示す。この中で特にジヘプタデ
シケトン が好ましく、更に耐久性の改善が見られる。この
ワツクス添加量(対グラフアイト重量比は0.5wt
%以上であることが好ましい。 本発明に用いる磁気記録層としては、通常、知
られている磁気記録層を用いることができる。こ
の中に用いられる磁性体としてはγ−Fe2O3、
Fe3O4、CrO2、Co添加γ−FeOx(x=1.33〜
1.5)、Fe−Co−Ni合金等がある。バインダーと
しては塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビ
ニル、ポリウレタン、塩化ビニル−アクリロニト
リル共重合体、セルロース誘導体、ポリイソシア
ネート、エポキシ樹脂および、これらの混合物が
ある。潤滑剤としてはシリコーンオイル、脂肪
酸、フツ素オイル、脂肪酸エステル等がある。研
磨剤としてはCr2O3、Al2O3、SiC、γ−Fe2O3等
がある。分散剤としてはレシチン、フミン酸、オ
レイン酸等がある。その他の添加剤としてはカー
ボンブラツクがある。 本発明に用いる非磁性支持体としては、通常の
非磁性支持体ならば、どれでも使用できるが、特
にポリエチレンテレフタレート、トリアセチルセ
ルロース、ジアセチルセルロース、塩化ビニル、
ポリイミド、ポリプロピレン、ポリエチレンナフ
タレート等が好ましい。 この支持体ベース強度は40Kg/mm2以上あること
が好ましい。 この様にして作られた潤滑剤層を有する磁気記
録体は第1に耐久性が飛躍的に向上した。 第2に潤滑剤層の粉落ちが極めて少なくなり、
この結果ドロツプアウトが少なくなつた。 第3にテープ引出し張力が減少するのでテープ
の伸びが少なくなり、この結果テープ接合部でビ
デオ画面の乱れがなくなつた。 このように非常に大きな効果を見出すことがで
きた。 次に潤滑剤層厚さ及び表面性と作用効果との関
係について述べる。 まず潤滑剤層厚さについては従来は1〜2μの
厚さが用いられていたが、この厚さを増すと共に
耐久性が向上し、粉落もほとんどないことがわか
つた。しかし逆に厚すぎると各特性が劣つてい
る。このような潤滑剤層の厚さが耐久性、粉落等
に何故きくのか定かではないが、潤滑剤層が厚す
ぎるとテープの腰の硬さが大となるため走行性が
悪くなり、その為巻きシワが発生したり、粉落ち
が発生したりするものと考えられる。 この走行性の不良は本発明の第3図に示す如
く、エンドレステープの場合はテープは巻き込ま
れた芯側のテープより引張り出され外側へ納まつ
ていくという特異な走行をするために発現する欠
点である。 表面性についてはRaが小(平滑)になると巻
きシワが悪くなる。つまりRaには最適値がある
わけである。本発明の潤滑剤層は磁気記録層との
接触時に摩擦を低減しすべり性を良化させるもの
であるが、潤滑剤層の表面が平滑すぎると走行性
が悪く、潤滑剤層の脱落をおこし、また空気の層
間巻き込みのため巻きシワが起ると考えられる。 一方Raが大(粗面)であると表面の凸部より
潤滑剤層の粉落ちが発生しやすく、これが層間
(磁気記録層と潤滑剤層)に存在する事により、
テープ走行性が不良となり巻きシワが発生すると
考えられる。 そしてこれら潤滑剤層厚さと表面性とは個々単
独で耐久性が決まるものではなく、この両者の組
合せにおける特定の範囲において特に耐久性がす
ぐれている。 以下に本発明を、実施例により更に具体的に説
明する。但し、ここに示した内容に限定されるも
のではない。なお、実施例中「部」は「重量部」
を示す。 実施例 1 厚さ15μのポリエチレンテレフタレートベース
の表面に乾燥膜厚が5μになるよう、磁性層を設
けた後、各種潤滑剤層を設けた。磁性層の艶出し
処理及び1/4吋巾裁断等は通常の小型ビデオテー
プの製造工程と同様にカレンダー処理やスリツタ
ーにより行なつた。 磁性層の組成の成分 コバルト−フエライト (平均粒子サイズ 0.45μ 抗磁力 610Oe) 100部 塩酢ビ共重合体 20部 ニトリルゴム 5部 シリコーンオイル 0.2部 カーボンブラツク 10部 Cr2O3 5部 ポリイソシアネート 10部 潤滑剤層の組成の成分 グラフアイト 300部 セルロースプロピオネート 80部 ウレタン樹脂 25部 その他の条件は、表中に記入してある。計26種
のサンプルを試作し評価した。 以下のような項目、規準、測定法により比較を
行なつた。 (1) 耐久性 第3図のように1/4吋巾×50mのテープを組
み込み連続走行(速度5m/sec)した時に、
テープが異常走行(例.停止、切断、シワ等)
するまでの時間(hr)を測定した。 (2) 粉落 (1)に於いて耐久性をテストした後のガイド系
の汚れ度合を目視で観察した。 (3) ドロツプアウト NTSCビデオ信号を記録再生し、再生時のド
ロツプアウト個数を計数した。但し1/3H以
上。 (4) テープ引出し張力 第3図に於いてT1地点のテープ引出張力を
測定した。 (5) 表面性(Ra値) ここでRa値は、中心線平均粗さすなわち表
面性を示している。この定義はJISBO601に記
載してある。測定は東京精密度(株)製表面あらさ
測定機“サーフコム30B”を用いた。 本発明の磁気記録体の構成を図に示した。 第1図は従来のエンドレステープの断面図を示
したものである。第2図は本発明のエンドレスビ
デオテープの断面図を示したものである。ここで
1は磁性層を、2はベースを、3は潤滑剤層を示
す。第3図はビデオエンドレステープの走行テス
ト機を示したものである。ここで4はビデオエン
ドレステープ、5はローラー、6は記録再生ヘツ
ド7はピンチローラー、8はキヤプスタンを示
す。 次表に比較結果、実施結果を示した。 ここでテープの送り速度は5m/secであり、
ベースの長さ方向強度はベースAが20Kg/mm2ベー
スBは45Kg/mm2、ベースCは40Kg/mm2、ベースD
は52Kg/mm2であつた。
肪族アルキル基を示す。この中で特にジヘプタデ
シケトン が好ましく、更に耐久性の改善が見られる。この
ワツクス添加量(対グラフアイト重量比は0.5wt
%以上であることが好ましい。 本発明に用いる磁気記録層としては、通常、知
られている磁気記録層を用いることができる。こ
の中に用いられる磁性体としてはγ−Fe2O3、
Fe3O4、CrO2、Co添加γ−FeOx(x=1.33〜
1.5)、Fe−Co−Ni合金等がある。バインダーと
しては塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビ
ニル、ポリウレタン、塩化ビニル−アクリロニト
リル共重合体、セルロース誘導体、ポリイソシア
ネート、エポキシ樹脂および、これらの混合物が
ある。潤滑剤としてはシリコーンオイル、脂肪
酸、フツ素オイル、脂肪酸エステル等がある。研
磨剤としてはCr2O3、Al2O3、SiC、γ−Fe2O3等
がある。分散剤としてはレシチン、フミン酸、オ
レイン酸等がある。その他の添加剤としてはカー
ボンブラツクがある。 本発明に用いる非磁性支持体としては、通常の
非磁性支持体ならば、どれでも使用できるが、特
にポリエチレンテレフタレート、トリアセチルセ
ルロース、ジアセチルセルロース、塩化ビニル、
ポリイミド、ポリプロピレン、ポリエチレンナフ
タレート等が好ましい。 この支持体ベース強度は40Kg/mm2以上あること
が好ましい。 この様にして作られた潤滑剤層を有する磁気記
録体は第1に耐久性が飛躍的に向上した。 第2に潤滑剤層の粉落ちが極めて少なくなり、
この結果ドロツプアウトが少なくなつた。 第3にテープ引出し張力が減少するのでテープ
の伸びが少なくなり、この結果テープ接合部でビ
デオ画面の乱れがなくなつた。 このように非常に大きな効果を見出すことがで
きた。 次に潤滑剤層厚さ及び表面性と作用効果との関
係について述べる。 まず潤滑剤層厚さについては従来は1〜2μの
厚さが用いられていたが、この厚さを増すと共に
耐久性が向上し、粉落もほとんどないことがわか
つた。しかし逆に厚すぎると各特性が劣つてい
る。このような潤滑剤層の厚さが耐久性、粉落等
に何故きくのか定かではないが、潤滑剤層が厚す
ぎるとテープの腰の硬さが大となるため走行性が
悪くなり、その為巻きシワが発生したり、粉落ち
が発生したりするものと考えられる。 この走行性の不良は本発明の第3図に示す如
く、エンドレステープの場合はテープは巻き込ま
れた芯側のテープより引張り出され外側へ納まつ
ていくという特異な走行をするために発現する欠
点である。 表面性についてはRaが小(平滑)になると巻
きシワが悪くなる。つまりRaには最適値がある
わけである。本発明の潤滑剤層は磁気記録層との
接触時に摩擦を低減しすべり性を良化させるもの
であるが、潤滑剤層の表面が平滑すぎると走行性
が悪く、潤滑剤層の脱落をおこし、また空気の層
間巻き込みのため巻きシワが起ると考えられる。 一方Raが大(粗面)であると表面の凸部より
潤滑剤層の粉落ちが発生しやすく、これが層間
(磁気記録層と潤滑剤層)に存在する事により、
テープ走行性が不良となり巻きシワが発生すると
考えられる。 そしてこれら潤滑剤層厚さと表面性とは個々単
独で耐久性が決まるものではなく、この両者の組
合せにおける特定の範囲において特に耐久性がす
ぐれている。 以下に本発明を、実施例により更に具体的に説
明する。但し、ここに示した内容に限定されるも
のではない。なお、実施例中「部」は「重量部」
を示す。 実施例 1 厚さ15μのポリエチレンテレフタレートベース
の表面に乾燥膜厚が5μになるよう、磁性層を設
けた後、各種潤滑剤層を設けた。磁性層の艶出し
処理及び1/4吋巾裁断等は通常の小型ビデオテー
プの製造工程と同様にカレンダー処理やスリツタ
ーにより行なつた。 磁性層の組成の成分 コバルト−フエライト (平均粒子サイズ 0.45μ 抗磁力 610Oe) 100部 塩酢ビ共重合体 20部 ニトリルゴム 5部 シリコーンオイル 0.2部 カーボンブラツク 10部 Cr2O3 5部 ポリイソシアネート 10部 潤滑剤層の組成の成分 グラフアイト 300部 セルロースプロピオネート 80部 ウレタン樹脂 25部 その他の条件は、表中に記入してある。計26種
のサンプルを試作し評価した。 以下のような項目、規準、測定法により比較を
行なつた。 (1) 耐久性 第3図のように1/4吋巾×50mのテープを組
み込み連続走行(速度5m/sec)した時に、
テープが異常走行(例.停止、切断、シワ等)
するまでの時間(hr)を測定した。 (2) 粉落 (1)に於いて耐久性をテストした後のガイド系
の汚れ度合を目視で観察した。 (3) ドロツプアウト NTSCビデオ信号を記録再生し、再生時のド
ロツプアウト個数を計数した。但し1/3H以
上。 (4) テープ引出し張力 第3図に於いてT1地点のテープ引出張力を
測定した。 (5) 表面性(Ra値) ここでRa値は、中心線平均粗さすなわち表
面性を示している。この定義はJISBO601に記
載してある。測定は東京精密度(株)製表面あらさ
測定機“サーフコム30B”を用いた。 本発明の磁気記録体の構成を図に示した。 第1図は従来のエンドレステープの断面図を示
したものである。第2図は本発明のエンドレスビ
デオテープの断面図を示したものである。ここで
1は磁性層を、2はベースを、3は潤滑剤層を示
す。第3図はビデオエンドレステープの走行テス
ト機を示したものである。ここで4はビデオエン
ドレステープ、5はローラー、6は記録再生ヘツ
ド7はピンチローラー、8はキヤプスタンを示
す。 次表に比較結果、実施結果を示した。 ここでテープの送り速度は5m/secであり、
ベースの長さ方向強度はベースAが20Kg/mm2ベー
スBは45Kg/mm2、ベースCは40Kg/mm2、ベースD
は52Kg/mm2であつた。
【表】
前表の結果より以下のことが判明した。
サンプル1は、オーデイオエンドレステープに
使われている潤滑剤層に近いものであるが(比較
例)、耐久性5時間、潤滑剤の粉落、ドロツプア
ウト増加量、テープ接合部の画面乱れ、巻きシワ
等の点で劣つていた。 サンプル2〜8はワツクス3wt%添加し更に潤
滑剤層の厚味を0.8〜10μに変えたものであるが
厚味の増加と共に耐久性が向上し粉落も殆んどな
かつた。 サンプル9〜15は添加ワツクスの量(対グラフ
アイト重量比)を0〜7wt%に変化させたもので
あるが、0.5wt%以上で耐久性の向上、粉落ち等
が著しく改善された。 サンプル16〜19はグラフアイト平均粒子サイズ
を1〜10μに変更したものであるが、粒子サイズ
は3μ以上が好ましい、しかし、10μ以上のグラ
フアイト粒子になると悪化の傾向が見えた。サン
プル20〜22はベース強度を20Kg/mm2〜52Kg/mm2に
変更したものであるが、特に耐久性や接合部の画
面乱れの点で強度の高いベース使用のものが優れ
ていた。 サンプル23〜26は潤滑剤層の表面性(Ra値)
を0.29〜0.85μmに変更したものであるが、
Ra0.29μmでは耐久性及び巻きシワが発生して
おりRa値は高い方が好ましい。しかし、Ra値
0.85μmでもその傾向にあることから、Ra値は
最適値がある。No.17のサンプルを含めて考察する
とRa値は0.33〜0.72μmが好ましい。 以上のように本発明の要件は潤滑剤層の厚味、
表面性、粒子サイズ、ワツクス添加量、ベース強
度から成りたつている。これら固定ヘツドVTR
テープ走行速度2〜10m/sec時に効果があり、
耐久性、潤滑剤層の粉落、ドロツプアウトの増加
量、接合部の画面乱れ、テープ引出し張力テープ
巻きシワ等に優れた結果を示した。 主効果は潤滑剤層の厚味と表面性にあるがベー
ス強度及びワツクスを添加すると最も優れた特性
を示した。 テープ送り速度については2〜10m/sec間で
これらの効果があることを確認した。尚、潤滑剤
ワツクスはR、R′の炭素数が7〜17に変化して
も同様な効果が認められた。
使われている潤滑剤層に近いものであるが(比較
例)、耐久性5時間、潤滑剤の粉落、ドロツプア
ウト増加量、テープ接合部の画面乱れ、巻きシワ
等の点で劣つていた。 サンプル2〜8はワツクス3wt%添加し更に潤
滑剤層の厚味を0.8〜10μに変えたものであるが
厚味の増加と共に耐久性が向上し粉落も殆んどな
かつた。 サンプル9〜15は添加ワツクスの量(対グラフ
アイト重量比)を0〜7wt%に変化させたもので
あるが、0.5wt%以上で耐久性の向上、粉落ち等
が著しく改善された。 サンプル16〜19はグラフアイト平均粒子サイズ
を1〜10μに変更したものであるが、粒子サイズ
は3μ以上が好ましい、しかし、10μ以上のグラ
フアイト粒子になると悪化の傾向が見えた。サン
プル20〜22はベース強度を20Kg/mm2〜52Kg/mm2に
変更したものであるが、特に耐久性や接合部の画
面乱れの点で強度の高いベース使用のものが優れ
ていた。 サンプル23〜26は潤滑剤層の表面性(Ra値)
を0.29〜0.85μmに変更したものであるが、
Ra0.29μmでは耐久性及び巻きシワが発生して
おりRa値は高い方が好ましい。しかし、Ra値
0.85μmでもその傾向にあることから、Ra値は
最適値がある。No.17のサンプルを含めて考察する
とRa値は0.33〜0.72μmが好ましい。 以上のように本発明の要件は潤滑剤層の厚味、
表面性、粒子サイズ、ワツクス添加量、ベース強
度から成りたつている。これら固定ヘツドVTR
テープ走行速度2〜10m/sec時に効果があり、
耐久性、潤滑剤層の粉落、ドロツプアウトの増加
量、接合部の画面乱れ、テープ引出し張力テープ
巻きシワ等に優れた結果を示した。 主効果は潤滑剤層の厚味と表面性にあるがベー
ス強度及びワツクスを添加すると最も優れた特性
を示した。 テープ送り速度については2〜10m/sec間で
これらの効果があることを確認した。尚、潤滑剤
ワツクスはR、R′の炭素数が7〜17に変化して
も同様な効果が認められた。
第1図は従来のエンドレステープの断面図、第
2図は本発明のエンドレスビデオテープの断面
図、第3図はビデオエンドレステープの走行テス
ト機を示したものである。 ここで、1:磁性層、2:ベース、3:潤滑剤
層、4:ビデオエンドレステープ、5:ローラ
ー、6:記録再生ヘツド、7:ピンチローラー、
8:キヤプスタンを示す。
2図は本発明のエンドレスビデオテープの断面
図、第3図はビデオエンドレステープの走行テス
ト機を示したものである。 ここで、1:磁性層、2:ベース、3:潤滑剤
層、4:ビデオエンドレステープ、5:ローラ
ー、6:記録再生ヘツド、7:ピンチローラー、
8:キヤプスタンを示す。
Claims (1)
- 1 非磁性支持体の表面に磁気記録層、他面に潤
滑剤層を設けてなり、テープ送り速度が2〜10
m/secの高速で使用する磁気記録体において、
該潤滑剤層は潤滑剤として固体潤滑剤及び潤滑剤
ワツクスとしてジケトンを含み、かつ該潤滑材層
の厚さが2.5〜5μ、表面性(Ra値)が0.33〜
0.72μmであることを特徴とする磁気記録体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8156980A JPS578926A (en) | 1980-06-17 | 1980-06-17 | Magnetic recording body |
| DE19813123803 DE3123803A1 (de) | 1980-06-17 | 1981-06-16 | Magnetisches aufzeichungsmaterial |
| US06/274,565 US4427738A (en) | 1980-06-17 | 1981-06-17 | Magnetic recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8156980A JPS578926A (en) | 1980-06-17 | 1980-06-17 | Magnetic recording body |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS578926A JPS578926A (en) | 1982-01-18 |
| JPS6228488B2 true JPS6228488B2 (ja) | 1987-06-20 |
Family
ID=13749920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8156980A Granted JPS578926A (en) | 1980-06-17 | 1980-06-17 | Magnetic recording body |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4427738A (ja) |
| JP (1) | JPS578926A (ja) |
| DE (1) | DE3123803A1 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS59188830A (ja) * | 1983-04-11 | 1984-10-26 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録媒体 |
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| DE4300858A1 (de) * | 1993-01-15 | 1994-07-21 | Basf Magnetics Gmbh | Magnetisches Aufzeichnungsmedium |
| US5620765A (en) * | 1995-05-02 | 1997-04-15 | Eastman Kodak Company | Aqueous backing for digital optical media |
| EP2546535B1 (en) * | 2010-03-09 | 2015-10-21 | Taiho Kogyo Co., Ltd | Sliding member |
Family Cites Families (5)
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|---|---|---|---|---|
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| JPS5337003B2 (ja) * | 1974-05-22 | 1978-10-06 | ||
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| DE2501372C2 (de) | 1975-01-15 | 1983-10-27 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Flexible Schichtmagnetogrammträger mit Rückseitenbeschichtung und Verfahren zu ihrer Herstellung |
| US4328935A (en) | 1980-06-12 | 1982-05-11 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Flexible magnetic recording tape having low-friction backside coating |
-
1980
- 1980-06-17 JP JP8156980A patent/JPS578926A/ja active Granted
-
1981
- 1981-06-16 DE DE19813123803 patent/DE3123803A1/de active Granted
- 1981-06-17 US US06/274,565 patent/US4427738A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3123803C2 (ja) | 1989-04-06 |
| DE3123803A1 (de) | 1982-03-25 |
| US4427738A (en) | 1984-01-24 |
| JPS578926A (en) | 1982-01-18 |
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