JPS62297449A - ジルコニウム基合金部材の製造法 - Google Patents
ジルコニウム基合金部材の製造法Info
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- JPS62297449A JPS62297449A JP14010786A JP14010786A JPS62297449A JP S62297449 A JPS62297449 A JP S62297449A JP 14010786 A JP14010786 A JP 14010786A JP 14010786 A JP14010786 A JP 14010786A JP S62297449 A JPS62297449 A JP S62297449A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
本発明は、軽水炉用燃料集合体を構成するジルコニウム
基合金部材の製造法に関する。
基合金部材の製造法に関する。
ジルコニウム基合金は、優れた耐食性と小さい中性子吸
収断面積とをもっているため、原子炉燃料集合体を構成
する燃料被覆管、ウォータロッド。
収断面積とをもっているため、原子炉燃料集合体を構成
する燃料被覆管、ウォータロッド。
チャンネルボックス、スペーサ等に使用されている。こ
れら用途に使用されるジルコニウム基合金としては、ジ
ルカロイ−2(S n : 1.2〜1.7wt%e
F e : O−07〜O−2w t%、 Cr :0
、05〜0 、15 w t%、 N i : 0.
03〜0.08wt%、○: 900〜1400ppm
、残Zr)、ジルカロイ−4(Sn : 1.2〜1.
70wt%。
れら用途に使用されるジルコニウム基合金としては、ジ
ルカロイ−2(S n : 1.2〜1.7wt%e
F e : O−07〜O−2w t%、 Cr :0
、05〜0 、15 w t%、 N i : 0.
03〜0.08wt%、○: 900〜1400ppm
、残Zr)、ジルカロイ−4(Sn : 1.2〜1.
70wt%。
Fs : 0.18〜0.24wt%、Cr:0.07
〜0.1.3wt%、 O: 1000〜1600pp
m、残Zr)e Zr−2,5vrt%Nb合金、Zr
−3.5 wt%5n−0,8wt%M o −0、
8w t%Nb合金、Zr−1wt%Sn−1wt%N
b−0,5wt%Fe合金等がある。
〜0.1.3wt%、 O: 1000〜1600pp
m、残Zr)e Zr−2,5vrt%Nb合金、Zr
−3.5 wt%5n−0,8wt%M o −0、
8w t%Nb合金、Zr−1wt%Sn−1wt%N
b−0,5wt%Fe合金等がある。
ジルカロイと呼ばれるZr−8n−Fe−Cr−(Ni
)合金は、沸騰水型原子炉中で長時間使用されると丘疹
状の局部腐食(以後ノジュラ腐食と記す)が発生する。
)合金は、沸騰水型原子炉中で長時間使用されると丘疹
状の局部腐食(以後ノジュラ腐食と記す)が発生する。
ノジュラ腐食とは、局部的に酸化が加速されたものであ
り他の部分よりも厚い酸化膜が形成されている。ノジュ
ラ腐食の発生は部材の健全部の肉厚を減少させると共に
、腐食に伴って発生した水素が部材に吸収されるので強
度低下の原因となる。厚膜化した酸化膜は剥離しやすく
、放射化したこれら剥離酸化物が原子炉々心底部等に集
積することは好ましくない、また、厚膜化した酸化膜が
燃料被覆管表面に形成されると熱伝達係数が低下し局部
的に過熱され原子炉の運転に支障をきたす場合もある。
り他の部分よりも厚い酸化膜が形成されている。ノジュ
ラ腐食の発生は部材の健全部の肉厚を減少させると共に
、腐食に伴って発生した水素が部材に吸収されるので強
度低下の原因となる。厚膜化した酸化膜は剥離しやすく
、放射化したこれら剥離酸化物が原子炉々心底部等に集
積することは好ましくない、また、厚膜化した酸化膜が
燃料被覆管表面に形成されると熱伝達係数が低下し局部
的に過熱され原子炉の運転に支障をきたす場合もある。
Z r −N b合金は、約1.5wt%のNb添加に
よりジルカロイより強度は高くなる。ノジュラ腐食は発
生しないが、白色のジェネラル コロ−ジョン(Gen
eral Corrosion )が発生し厚い酸化膜
が形成される。特に、中性子の照射量の少ない部分及び
溶接部でこの傾向が顕著である。燃料被覆管、スペーサ
、チャンネルボックス等の各部材はいずれも溶接部をも
ち、軽水炉中で使用するには白色腐食の発生を防止する
必要がある。
よりジルカロイより強度は高くなる。ノジュラ腐食は発
生しないが、白色のジェネラル コロ−ジョン(Gen
eral Corrosion )が発生し厚い酸化膜
が形成される。特に、中性子の照射量の少ない部分及び
溶接部でこの傾向が顕著である。燃料被覆管、スペーサ
、チャンネルボックス等の各部材はいずれも溶接部をも
ち、軽水炉中で使用するには白色腐食の発生を防止する
必要がある。
Zr−8n−Nb−Fe合金は、白色全面腐食の発生は
ほとんどないが1強度はジルカロイと同等である。
ほとんどないが1強度はジルカロイと同等である。
高強度Z r −N b合金(例えばZr−2,5wt
%Nb合金)は9通常9重水炉圧力管用材料として用い
られており、(α+β)相、あるいは、β相温度範囲よ
り急冷し、約15%の冷間圧延を施した後、再結晶温度
以下の温度で時効してマトリックス中にβN b (N
b−richのNb−Zr固溶体相)を析出させる時
効処理とからなる。β相(体心立方晶)温度範囲から急
冷するとその金屑組織はマルテンサイト変態により生成
した針状のα′相(Nbを過飽和に固溶した稠密六方晶
)となる、冷却速度が遅いとウィドマンステーテン状の
Nbの固溶度の少ないα相とマルテンサイト(α′相)
との混合組織となる。この組織に約15%冷間圧延と再
結晶温度以下での時効を施こすと、針状組織、あるいは
、ウィドマンステーテン組織は残留し、かつ、マルテン
サイト中に過飽和に固溶したNbがβNb相として析出
し、硬さ及び引張強さを高める0時効温度は500℃前
後。
%Nb合金)は9通常9重水炉圧力管用材料として用い
られており、(α+β)相、あるいは、β相温度範囲よ
り急冷し、約15%の冷間圧延を施した後、再結晶温度
以下の温度で時効してマトリックス中にβN b (N
b−richのNb−Zr固溶体相)を析出させる時
効処理とからなる。β相(体心立方晶)温度範囲から急
冷するとその金屑組織はマルテンサイト変態により生成
した針状のα′相(Nbを過飽和に固溶した稠密六方晶
)となる、冷却速度が遅いとウィドマンステーテン状の
Nbの固溶度の少ないα相とマルテンサイト(α′相)
との混合組織となる。この組織に約15%冷間圧延と再
結晶温度以下での時効を施こすと、針状組織、あるいは
、ウィドマンステーテン組織は残留し、かつ、マルテン
サイト中に過飽和に固溶したNbがβNb相として析出
し、硬さ及び引張強さを高める0時効温度は500℃前
後。
時効時間は24時間前後が最も一般的である。これ以上
温度を高めても、あるいは1時効時間を長くしても、過
時効と呼ばれる現象により硬さ及び引張強さは低下する
。
温度を高めても、あるいは1時効時間を長くしても、過
時効と呼ばれる現象により硬さ及び引張強さは低下する
。
前述の加工及び熱処理を施したZr−Nb合金の延びは
低い、その原因は針状、あるいは、ウィドマンステーテ
ン組織及び冷間加工組織が残留しているためである。
低い、その原因は針状、あるいは、ウィドマンステーテ
ン組織及び冷間加工組織が残留しているためである。
かかる、欠点を改良するために、溶体化処理後400℃
(再結晶温度以下)約10分の中間熱処理と10〜20
%の加工とを複数回繰返し各加工度の合計が断面積減少
率で約70%〜75%になるようにし、再結晶温度以上
の温度で最終時効処理を施すことにより、平均粒径が0
.1〜0.5μmのα相再結晶組織とする方法が提案さ
れている(特開昭51−32412号公報)0本方法に
よると六回ないし十−回の加工工程の繰返しが必要であ
る。ジルカロイ被覆管の製造工程、あるいは、チャンネ
ルボックス板材の製造プロセスでは、冷間加工回数は二
、三回が一般的であり、六ないし十−回の冷間加工を繰
返すことは実用上好ましくない、加工プロセスのこの困
難は、400℃、約10分の熱処理では、Zr−Nb合
金は軟化せず強加工が困難であることに起因している。
(再結晶温度以下)約10分の中間熱処理と10〜20
%の加工とを複数回繰返し各加工度の合計が断面積減少
率で約70%〜75%になるようにし、再結晶温度以上
の温度で最終時効処理を施すことにより、平均粒径が0
.1〜0.5μmのα相再結晶組織とする方法が提案さ
れている(特開昭51−32412号公報)0本方法に
よると六回ないし十−回の加工工程の繰返しが必要であ
る。ジルカロイ被覆管の製造工程、あるいは、チャンネ
ルボックス板材の製造プロセスでは、冷間加工回数は二
、三回が一般的であり、六ないし十−回の冷間加工を繰
返すことは実用上好ましくない、加工プロセスのこの困
難は、400℃、約10分の熱処理では、Zr−Nb合
金は軟化せず強加工が困難であることに起因している。
(発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、ノジュラ腐食が発生せず、かつ、高延
性をもつジルコニウム基合金部材の製造法を提供するこ
とにある。
性をもつジルコニウム基合金部材の製造法を提供するこ
とにある。
本発明のZ r −N b −S n −M o合金部
材の製造プロセスでは、第1図に示すように(α+β)
相温度範囲、又は、β相温度範囲から急冷する熱処理を
施した後、断面減少率が30%以上の冷間加工を行い、
次いで、再結晶温度以上の温度で時効処理を行う、この
熱処理により材料の金属組織は以下のように変化する。
材の製造プロセスでは、第1図に示すように(α+β)
相温度範囲、又は、β相温度範囲から急冷する熱処理を
施した後、断面減少率が30%以上の冷間加工を行い、
次いで、再結晶温度以上の温度で時効処理を行う、この
熱処理により材料の金属組織は以下のように変化する。
すなわち、(α+β)相温度範囲、又は、β相温度範囲
から急冷することにより前述のようにマルテンサイト組
織又はウィドマンステッテン組織が得られる。しかし、
その後の冷間加工及び再結晶温度以上の加熱によりそれ
らの組織の大部分は消失して粒状の再結晶組織が得られ
る。このとき、再結晶とβ−Nb相の析出とが同時にお
こるため本発明法ではβ−Nbを析出させ、かつ、微細
が結晶粒を生じさせることができる。β−Nb相の析出
により硬さ及び強度が上昇し、再結晶α粒の生成により
延性が向上する。本ZrZr−Nb−5n−合金は母材
及び溶接部においてもその耐食性は高く、Zr−Nb二
元合金のように白色腐食を発生しない。
から急冷することにより前述のようにマルテンサイト組
織又はウィドマンステッテン組織が得られる。しかし、
その後の冷間加工及び再結晶温度以上の加熱によりそれ
らの組織の大部分は消失して粒状の再結晶組織が得られ
る。このとき、再結晶とβ−Nb相の析出とが同時にお
こるため本発明法ではβ−Nbを析出させ、かつ、微細
が結晶粒を生じさせることができる。β−Nb相の析出
により硬さ及び強度が上昇し、再結晶α粒の生成により
延性が向上する。本ZrZr−Nb−5n−合金は母材
及び溶接部においてもその耐食性は高く、Zr−Nb二
元合金のように白色腐食を発生しない。
第2図ないし第5図は、Z r −N b −S nの
500”C,725℃、850℃及び940℃の各温度
における三元平衡状態図を示す0合金組成としてZr−
2,0wt%Nb−1,0wt%Snを考える0合金の
組成は、図中にO印で示しである。
500”C,725℃、850℃及び940℃の各温度
における三元平衡状態図を示す0合金組成としてZr−
2,0wt%Nb−1,0wt%Snを考える0合金の
組成は、図中にO印で示しである。
この合金を940℃に加熱するとNb、Sn及びMOを
固溶したβ−Zr単相となる(第2図参照)。
固溶したβ−Zr単相となる(第2図参照)。
この温度から急冷するとβ−Zr相はマルテンサイト変
態し、Nb、Sn及びMOを過飽和に固溶したα′相の
残留β相あるいはα相を含む複雑な針状組織となる。
態し、Nb、Sn及びMOを過飽和に固溶したα′相の
残留β相あるいはα相を含む複雑な針状組織となる。
冷却速度が低下するとNbの固溶量の低いα相が放射状
あるいは板状に生成しその粒界に残留β相、α相を含む
ウィドマンステーテン組織となる。
あるいは板状に生成しその粒界に残留β相、α相を含む
ウィドマンステーテン組織となる。
この組織では微細なβ−Nb相も析出し、針状組織とな
る。
る。
冷却速度は、約り00℃/S以上であると推定される。
850℃では1本合金は粒状のSnを固溶したα相とS
n及びNbを固溶したβ−Zr相の二相となる。この(
α+β)相温度範囲の下限は約790℃であり上限は約
930℃であると推定される。この温度範囲から急冷す
ると1粒状α相とβ−Zr相がマルテンサイト変態した
α′相、ω相及び残留β相となり、針状組織とα粒との
混合組織となる。
n及びNbを固溶したβ−Zr相の二相となる。この(
α+β)相温度範囲の下限は約790℃であり上限は約
930℃であると推定される。この温度範囲から急冷す
ると1粒状α相とβ−Zr相がマルテンサイト変態した
α′相、ω相及び残留β相となり、針状組織とα粒との
混合組織となる。
針状組織部分はNb、Sn及びMOを過飽和に固溶して
いる。
いる。
溶体化処理を施した合金を冷間加工すると多数の転位が
導入され硬化する。約30%の冷間圧延が可能でありこ
れ以上になると割れが発生する。
導入され硬化する。約30%の冷間圧延が可能でありこ
れ以上になると割れが発生する。
硬化した組織は引続き冷間加工出来ないので熱処理によ
り軟化させる必要がある。再結晶温度以上に加熱し、歪
のないα相の核形成及び成長を促進することにより軟化
させることができる。しかし、低温α相温度範囲では、
β−Nb相がα′相より微細析出し、転位の運動を阻止
する。その結果。
り軟化させる必要がある。再結晶温度以上に加熱し、歪
のないα相の核形成及び成長を促進することにより軟化
させることができる。しかし、低温α相温度範囲では、
β−Nb相がα′相より微細析出し、転位の運動を阻止
する。その結果。
材料は軟化せず、むしろ析出硬化と呼ばれる現象により
硬化する。第4図は、500℃ではα相中におけるNb
の固溶度が低くβ−Nb相が析出することを示している
。α相中におけるNbの固溶度は、熱処理温度の低下に
伴い減少するので、低温度長時間の熱処理を施すと析出
硬化が顕著になる。
硬化する。第4図は、500℃ではα相中におけるNb
の固溶度が低くβ−Nb相が析出することを示している
。α相中におけるNbの固溶度は、熱処理温度の低下に
伴い減少するので、低温度長時間の熱処理を施すと析出
硬化が顕著になる。
第5図は725℃における平衡状態図を示す。
高温α相温度範囲ではα相中のNb固溶量は高く725
℃ではβ−Nb相の析出がないことがわかる。この温度
で熱処理するとα′相は歪のない粒状α相となり著しく
軟化する。冷却過程で除冷(例えば炉中冷却)とすると
温度低下に伴いα相中のNbの固溶度が低下し、β−N
bが析出するので5℃/S以上の冷却速度で冷却する必
要がある。α相中におけるNbの固溶度は、725℃で
最大値を示し約2.5 w t%である。このことから
、Nbの添加量の上限は2.5 w t%であることが
わかる。熱処理温度がさらに高くなるとα相中のNb−
溶量は低下し、β−Zr相が生成し、そのため、耐食性
が劣化することが知られている。
℃ではβ−Nb相の析出がないことがわかる。この温度
で熱処理するとα′相は歪のない粒状α相となり著しく
軟化する。冷却過程で除冷(例えば炉中冷却)とすると
温度低下に伴いα相中のNbの固溶度が低下し、β−N
bが析出するので5℃/S以上の冷却速度で冷却する必
要がある。α相中におけるNbの固溶度は、725℃で
最大値を示し約2.5 w t%である。このことから
、Nbの添加量の上限は2.5 w t%であることが
わかる。熱処理温度がさらに高くなるとα相中のNb−
溶量は低下し、β−Zr相が生成し、そのため、耐食性
が劣化することが知られている。
従って、冷間加工後、再結晶温度以上で、かつ、β−N
b相の析出が起る温度で加熱することにより微細α粒の
粒内及び粒界にβ−Nb相が析出した金属組織を得るこ
とができる1時効温度は450〜500℃が好ましい。
b相の析出が起る温度で加熱することにより微細α粒の
粒内及び粒界にβ−Nb相が析出した金属組織を得るこ
とができる1時効温度は450〜500℃が好ましい。
本発明法により製造したZr Nb Sn MO
合金は軽水炉用燃料部材、燃料被覆管、燃料スペーサ、
燃料チャンネルボックス等に好適である。
合金は軽水炉用燃料部材、燃料被覆管、燃料スペーサ、
燃料チャンネルボックス等に好適である。
以下に本発明の詳細な説明する。
〈実施例1〉
第1表は溶解したインゴットの合金組成を示す。
合金基NSI〜NS6はNb含有量を変えて、かつ、S
n、MotOを含有する試料、及び、合金基N1はSn
、Moを含有しない試料である。
n、MotOを含有する試料、及び、合金基N1はSn
、Moを含有しない試料である。
第 1 表
溶解後950℃で鍛造し、600℃で熱間圧延すること
により板厚10mmの板材にした。冷間圧延により厚さ
9mmとした後、940℃で30分保持し水冷する溶体
化処理を施した。溶体化処理材に30%の冷間圧延を行
い、その後500℃。
により板厚10mmの板材にした。冷間圧延により厚さ
9mmとした後、940℃で30分保持し水冷する溶体
化処理を施した。溶体化処理材に30%の冷間圧延を行
い、その後500℃。
24時間加熱する時効処理を施した0時効処理後の組織
は、いずれも、微細なα粒と数百ないし数千オングスト
ロームのβ−Nb析出相、及びZrMoz金属間化合物
相から成る金属組織を呈していた。合金N1のみは溶体
化処理後12%の冷間圧延と460℃、20時間の時効
処理を行った。
は、いずれも、微細なα粒と数百ないし数千オングスト
ロームのβ−Nb析出相、及びZrMoz金属間化合物
相から成る金属組織を呈していた。合金N1のみは溶体
化処理後12%の冷間圧延と460℃、20時間の時効
処理を行った。
第2表は各試料から引張試験片を切り出して、室温及び
300℃での引張特性を調べた結果を示す。
300℃での引張特性を調べた結果を示す。
第 2 表
本発明の製造法に基づいて加工及び熱処理を施した試験
片の引張特性は、NSI〜NS6合金を比較すると、N
b含有量が減少すると伸びは高くなる傾向にある。
片の引張特性は、NSI〜NS6合金を比較すると、N
b含有量が減少すると伸びは高くなる傾向にある。
以上の結果より、ジルカロイと同等の延性をもつ部材を
本発明法により製造することが可能である。
本発明法により製造することが可能である。
〈実施例2〉
実施例1で示した合金板材から、腐食試験片を切り出し
、288℃、86kg−f/cdの高温水中で二千時間
保持する腐食試験を行った。その結果、Sn及びFeを
含まないNSI合金板材表面には白色全面腐食が発生し
たのに対し、NS1〜NS6の合金板材では、黒色の極
く薄い酸化膜が表面に形成されたのみで、異常な腐食は
発生しなかったにのことからSn及びMOを添加するこ
とにより白色全面腐食を防ぐごとができる。
、288℃、86kg−f/cdの高温水中で二千時間
保持する腐食試験を行った。その結果、Sn及びFeを
含まないNSI合金板材表面には白色全面腐食が発生し
たのに対し、NS1〜NS6の合金板材では、黒色の極
く薄い酸化膜が表面に形成されたのみで、異常な腐食は
発生しなかったにのことからSn及びMOを添加するこ
とにより白色全面腐食を防ぐごとができる。
〈実施例3〉
実施例1で述べた各合金板材表面にプラズマアーク溶接
ビードを形成させて、その耐食性を実施例2と同様な方
法により検討した。N1合金では、〈実施例2〉よりも
さらに顕著な白色全面腐食が発生した。NS1では、や
や黄色を帯びた酸化膜が゛形成されたがその膜の厚さは
3〜4μmであり異常は認められなかった。NS2〜N
S6の合金では、厚さ1〜3μmの均一な黒色酸化膜が
形成され良好な耐食性を示した。
ビードを形成させて、その耐食性を実施例2と同様な方
法により検討した。N1合金では、〈実施例2〉よりも
さらに顕著な白色全面腐食が発生した。NS1では、や
や黄色を帯びた酸化膜が゛形成されたがその膜の厚さは
3〜4μmであり異常は認められなかった。NS2〜N
S6の合金では、厚さ1〜3μmの均一な黒色酸化膜が
形成され良好な耐食性を示した。
このことから、Sn及びMO添加の効果は溶接部の耐食
性向上にも有効であることがわかる。
性向上にも有効であることがわかる。
本発明によれば、耐食性が優れ、かつ、高延性。
高強度の部材の製造が可能となる。その結果部材の信頼
性が向上し炉内滞在寿命を大幅に長期化できるので原子
力燃料の高燃焼度化が可能となる。
性が向上し炉内滞在寿命を大幅に長期化できるので原子
力燃料の高燃焼度化が可能となる。
高強度であることから、部材の厚さを従来品よりも薄く
することが可能であり、水流循環路における圧損の低減
効果もある。
することが可能であり、水流循環路における圧損の低減
効果もある。
第1図は本発明の一実施例の製造プロセスを示す図、第
2図ないし第5図はZ r −N b −S n合金の
平衡状態図である。 第 1 口 NbCWtり) 第3 図 Nb(藏系) 第4図 箱5の Nty CWt;4)
2図ないし第5図はZ r −N b −S n合金の
平衡状態図である。 第 1 口 NbCWtり) 第3 図 Nb(藏系) 第4図 箱5の Nty CWt;4)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ニオブ、スズ、モリブデンを含むジルコニウム基合
金部材の製造法において、 (α+β)相温度範囲又はβ相温度範囲から急冷する溶
体化処理の後、冷間加工を行いマルテンサイト状又はウ
イドマンステツテン状の残留組織を含まない粒状再結晶
組織とし、微細析出物から成る金属組織とするためにα
相温度範囲での時効処理を施すことを特徴とするジルコ
ニウム基合金部材の製造法。 2、特許請求の範囲第1項において、ジルコニウム基合
金の組成をNb1.0〜2.5wt%、Sn0.5〜2
.0wt%、No:0〜1.0wt%としMo+Nbが
1.5〜2.5wt%となる合金組成であることを特徴
とするジルコニウム基合金部材の製造法。 3、特許請求の範囲第1項において、溶体化処理後の冷
間加工度が断面減少率で15%以上あり、また、その後
の時効処理温度が再結晶温度以上であることを特徴とす
るジルコニウム基合金部材の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14010786A JPS62297449A (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 | ジルコニウム基合金部材の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14010786A JPS62297449A (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 | ジルコニウム基合金部材の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62297449A true JPS62297449A (ja) | 1987-12-24 |
Family
ID=15261094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14010786A Pending JPS62297449A (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 | ジルコニウム基合金部材の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62297449A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63290233A (ja) * | 1987-04-23 | 1988-11-28 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 耐食性ジルコニウム合金 |
| JPH0517837A (ja) * | 1990-11-28 | 1993-01-26 | Hitachi Ltd | 低照射成長ジルコニウム基合金板とその製造法及び用途 |
-
1986
- 1986-06-18 JP JP14010786A patent/JPS62297449A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63290233A (ja) * | 1987-04-23 | 1988-11-28 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 耐食性ジルコニウム合金 |
| JPH0517837A (ja) * | 1990-11-28 | 1993-01-26 | Hitachi Ltd | 低照射成長ジルコニウム基合金板とその製造法及び用途 |
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