JPS623177B2 - - Google Patents
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- JPS623177B2 JPS623177B2 JP3996477A JP3996477A JPS623177B2 JP S623177 B2 JPS623177 B2 JP S623177B2 JP 3996477 A JP3996477 A JP 3996477A JP 3996477 A JP3996477 A JP 3996477A JP S623177 B2 JPS623177 B2 JP S623177B2
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Description
本発明は透明性、耐衝撃性ならびに押出特性の
良好な、特に包装用フイルムとして好適なポリオ
レフイン組成物に関する。 高圧法で製造されるポリエチレンは、ポリオレ
フインのうちでも比較的透明性の良い樹脂として
知られており、フイルムや中空容器などの用途に
供せられている。しかしフイルム用途に関して言
えば、高圧法のポリエチレンは、通常、フイルム
成形で多用されている空冷インフレーシヨン法に
よる成形では透明性、耐衝撃性、耐引裂性は十分
とは言えない。これらの欠点を改良するために、
エチレンに他の重合性単量体例えば酢酸ビニルを
共重合せしめる方法が採用されている。しかし、
この方法はフイルムの機械的強度、剛性が低下す
る、フイルムがブロツキングしやすくなつて成形
性に支障をきたす等の問題を生じるため、好まし
い方法とは言えない。 一方、機械的強度が優れ、高圧法ポリエチレン
と同程度の密度を有する樹脂として、チーグラー
型触媒を用いて製造したエチレンと炭素数3以上
のα−オレフインとの共重合体が知られている。
一般にチーグラー型触媒としてバナジウム系触媒
を用いて製造したものは、融点が低いため耐熱
性、機械的強度に問題がある。一方、チタン系触
媒を用いて通常の重合条件で得られる共重合体は
一般に耐衝撃性が高圧法ポリエチレンと同等か劣
つたものしか得られない。そこで、エチレンと炭
素数5ないし10のα−オレフインを触媒として炭
化水素不溶性の固体担体に担持されたチタン系固
体触媒と有機アルミニウム化合物からなる触媒を
用い、かつ重合を炭化水素溶媒の共存下あるいは
モノマー自身を溶媒とする条件下で、共重合体の
融点以上の温度、とくに溶媒と共重合体が均一相
になる条件下で行うことにより、耐引裂性、耐衝
撃性の優れた樹脂が得られることが見出されてい
る。このような高温溶解重合法で得られるエチレ
ン−α−オレフイン共重合体の耐引裂性、耐衝撃
性は、ポリオレフイン中で最も優れているもので
あると考えられるが、一方欠点として、溶融張力
および流動特性が高圧法低密度ポリエチレンに比
べて劣ること、触媒系によつては透明性の良好な
共重合体が得られにくいことが判明した。フイル
ム成形において、樹脂本来の性能が優れていても
樹脂の流動特性および溶融張力(以下これらを合
わせて成形性ということがある)が劣ると、フイ
ルムのバブル安定性が劣つてしわが出やすく、ま
たフイルムの薄肉化が困難となる。中空容器の成
形においても高速化が困難になる等の点でいずれ
にせよ好ましくない。樹脂の流動特性を改善する
には、樹脂のメルトインデツクスを増加させる、
すなわち分子量を低下さす方法が通常とられる
が、この方法では代りに溶融張力がいつそう劣
り、かつ共重合体の最大の特長である耐衝撃性、
耐引裂性を損ねてしまう。一方、重合体の分子量
分布およびまたは組成分布を広げ流動性を改良す
る方法もとれなくはないが、この方法でも代りに
樹脂の透明性、耐衝撃性が損われ、樹脂がべたつ
きを有するようになる。また溶融張力も劣つたも
のになる。 本発明は、前記した特定の重合方法で得られた
エチレン−α−オレフイン共重合体の優れた特性
である耐衝撃性、耐引裂性、剛性を実質上損なう
ことなく透明性、成形性を改良することを目的と
している。 すなわち本発明は、炭化水素不溶性の固体担体
に担持されたチタン系固体触媒と有機アルミニウ
ム化合物とからなる触媒を用い、共重合体の融点
以上の温度で重合して得られるメルトインデツク
ス(190℃)0.1ないし20、密度0.910ないし0.940
g/cm3、エチレン含有率99.5ないし90モル%、常
温p−キシレン可溶分(A)が0.1ないし20重量%
で、かつ沸騰n−ヘプタン不溶分(B)が10ないし50
重量%で、しかも(A)+(B)が20ないし60重量%のエ
チレンと炭素数5ないし10のα−オレフインとの
ランダム共重合体99ないし60重量部と、高圧法ポ
リエチレン1ないし40重量部とからなるポリオレ
フイン組成物である。 本発明につき詳しく説明する。 本発明の組成物において主成分として用いられ
るエチレンと少割合の炭素数5ないし10のα−オ
レフインとのランダム共重合体は、メルトインデ
ツクス0.1ないし20、密度0.910ないし0.940g/
cm3、常温p−キシレン可溶分(A)が0.1ないし20重
量%で、かつ沸騰n−ヘプタン不溶分(B)が10ない
し50重量%で、しかも(A)+(B)が20ないし60重量%
の重合体である。 共重合される炭素数5ないし10のα−オレフイ
ンとは、具体的には、1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、
1−デセンあるいはこれらの混合物であり、とく
に炭素数6ないし8のα−オレフイン、とりわけ
4−メチル−1−ペンテンが好ましい。 共重合体のメルトインデツクスは、0.1ないし
20、好ましくは、0.5ないし10の範囲にあること
が必要である。メルトインデツクスが0.1未満で
あると、流動特性が劣るため成形性が悪く、良好
な製品が得られ難い。他方、20を越すと、組成物
から得られるフイルム、中空瓶の耐衝撃性、耐引
裂性が劣り、本発明の目的にそぐわなくなる。と
くに、重合のしやすさ、樹脂の耐衝撃性、引裂性
のバランスの点でメルトインデツクス1.0ないし
5.0の範囲のものが最も好ましい。なお、本発明
におけるメルトインデツクスは、ASTM−D−
1238−65Tの方法に準じ、190℃、2160gの荷重
で測定した値である。本発明で使用する共重合体
の密度は組成物の透明性が良好であるためには
0.940g/cm3以下、好ましくは0.935g/cm3以下で
あることが必要であり、一方、組成物の機械的特
性が優れており、しかもべたつきがないためには
0.910g/cm3以上、好ましくは0.915/cm3以上でな
ければならない。樹脂にベたつきがあると、フイ
ルム成形においては、フイルムがブロツキングす
るため、製品化が困難である。また中空瓶の用途
においても感触が悪いため、好まれない。本発明
における共重合体の密度の測定は、ASTM−D
−1505の方法で測定した値である。なお、本発明
で使用するエチレン−α−オレフイン共重合体の
密度は、共重合成分の割合に大きく依存し、共重
合体の密度が0.910ないし0.940g/cm3の範囲にあ
るには、共重合成分が0.5ないし10モル%、好ま
しくは1.0ないし6.0モル%、とくに2.0ないし4.0
モル%の範囲にあることが必要である。 本発明で使用する共重合体の組成分布は、触媒
により様々である。常温p−キシレン可溶分(A)お
よび沸騰n−ヘプタン不溶分(B)は、組成分布の拡
がりを示す尺度として有用な値であり、例えば同
じ平均分子量、密度の共重合体において(A)が多い
ことは、低分子量分および/または非晶分が多い
ことを示す。一方(B)が多いことは、共重合体のポ
リエチレン結晶部分が多い、すなわち共重合が均
一に行われていないことを示すものである。(A)が
5重量%以下、とくに3重量%以下で、かつ(B)が
20重量%以下で、しかも(A)+(B)が20重量%以下の
共重合体は透明性がとくに優れている。興味ある
ことに、本発明で後述の高圧ポリエチレンを配合
した際、透明性、および成形性で著しい改良効果
の得られる共重合体は(A)が0.1ないし20重量%、
とくに1ないし15重量%でかつ(B)が10ないし50重
量%、とくに15ないし40重量%で、しかも(A)+(B)
が20ないし60重量%とくに25ないし45重量%の範
囲のものである。このような共重合体は耐衝撃
性、耐引裂性では優れているが、透明性はさほど
良好とは言えない。なお、沸騰n−ヘプタン不溶
分および常温p−キシレン可溶分の定量は、ソツ
クスレー油出法により行う。 本発明で使用する前記性能を有する共重合体を
製造する触媒としては、炭化水素不溶性の固体担
体に担持されたチタン系固体触媒と有機アルミニ
ウム化合物からなる触媒を用いるのであるが、チ
タン系固体触媒としては、ハロゲン化マグネシウ
ム、とくに塩化マグネシウムもしくは酸化マグネ
シウムを含有する化合物に担持されたチタン形触
媒であつて、Cl/Ti(重量比)が好ましくは5
ないし150、Ti/Mg(モル比)が好ましくは3な
いし90の範囲にあり、表面積が70m2/g以上、好
適には150m2/g以上で、とくにその中では、特
公昭50−32270号および特開昭50−95382号に記載
された触媒を用いるのが好ましい。また有機アル
ミニウム化合物としては、実験式 RnAlX3-o(但し、Rはアルキル基のような炭
化水素基、1≦n≦3、Xは水素、塩素、炭素数
2ないし4のアルコキシ基)の実験式で示される
有機アルミニウム化合物が共触媒として用いられ
る。平均組成がこれらの実験式になる限り、2以
上の混合物であつてもよい。これらのうち透明性
の優れた重合体が得られるのは、アルキルアルミ
ニウムセスキクロリドおよび/またはジアルキル
アルミニウムハライドであり、とくにアルキルア
ルミニウムハライドおよびこれとジアルキルアル
ミニウムハライドの混合物である。その他の有機
アルミニウム化合物、例えばトリアルキルアルミ
ニウムやジアルキルアルミニウムハイドライドあ
るいはジアルキルアルミニウムアルコキシドやア
ルキルアルミニウムアルコキシハライドなどを共
触媒に用いると、組成分布の広い従つて透明性の
あまり良好でない共重合体が得られる。前に述べ
た通り本発明の組成物とする効果はこのような透
明性があまり良好でない共重合体に対し特に有効
である。 本発明で使用する共重合体を得るためには、共
重合条件の選択が重要である。重合は、好ましく
は炭化水素溶媒の共存化あるいはモノマー自身を
溶媒とする条件下、共重合体の融点以上好ましく
は140℃以上の温度で、好ましくは溶媒と共重合
体が均一相になる条件で行う必要がある。そして
単量体濃度を一定にしつつ連続重合を行うのが好
ましい。溶媒と共重合体が均一相を形成する範囲
は、溶媒の種類、溶液中の単量体や水素などの濃
度(圧力)、重合温度、共重合体の分子量(極限
粘度)などによつて変動するので予め、予備実験
によつてその範囲を定めておかねばならない。ま
た重合は、加圧下で行うのが好ましく、例えば2
ないし100Kg/cm2、好ましくは15ないし70Kg/cm2
とするのがよい。上記の如き、本発明で使用する
エチレン−α−オレフインランダム共重合体を製
造するための重合条件に関しては、本願出願人に
よる昭52年1月27日出願の特許願に詳述されてい
る。 本発明で用いられる高圧法ポリエチレンは、メ
ルトインデツクス(190℃)が好ましくは0.1ない
し10、特に好ましくは1.0ないし5.0で密度が好ま
しくは0.915ないし0.935g/cm3の範囲のものでと
くに0.920ないし0.925g/cm3の範囲のものは、透
明性向上効果が優れる。 なお、本発明でいう高圧法ポリエチレンとは、
エチレンの単独重合体のみならず、本発明の目的
を損なわない範囲、例えば10重量%以下の少量の
他の重合性単量体、例えば酢酸ビニル、アクリル
酸エステル等とエチレンとの共重合体であつても
よい。 本発明は前記した特定のエチレン−α−オレフ
イン共重合体の透明性および成形性改良のため、
高圧法ポリエチレンを少量混合せしめることを特
徴とする。通常2つの重合体を混合した場合、得
られる組成物は両者の平均的な性能、もしくはそ
れ以下の性能しか示さないものであり、本発明の
如く、エチレン−α−オレフインランダム共重合
体に高圧法ポリエチレンを少量混合せしめること
により、エチレン−α−オレフイン共重合体の優
れた特性である耐衝撃性、耐引裂性、剛性等をほ
とんど低下せしめることなく、透明性、成形性を
向上せしめ得たことは、正に予想外のことであ
る。 本発明組成物におけるエチレン−α−オレフイ
ン共重合体と高圧法ポリエチレンとの配合比は、
99重量部対1重量部ないし60重量部対40重量部、
好ましくは95重量部対5重量部ないし70重量部対
30重量部、とくに90重量部対10重量部ないし80重
量部対20重量部である。高圧法ポリエチレンの配
合量が組成物100重量部に対し1重量部未満であ
ると、成形性および透明性の改良効果が不十分で
あり、一方40重量部を越えると、組成物の透明
性、剛性、耐引裂性、耐衝撃性が低下するため、
採用できない。 本発明組成物には、耐候安定剤、耐熱安定剤、
帯電防止剤、防曇剤、アンチブロツキング剤、ス
リツプ剤、滑剤、顔料、染料等を通常のポリオレ
フインに配合する程度の量配合しておいてもよ
い。 本発明の組成物は透明性、耐引裂性、耐衝撃性
とも高圧法ポリエチレンより優れており、一方成
形性は高圧法ポリエチレンと同等に良好であり、
通常の高圧法ポリエチレン用成形機で容易に成形
できる。従つて、特に包装用フイルム等のフイル
ム用途に好適であり、その他、輸液容器等の中空
成形品、他のフイルムと積層した複合フイルム等
の用途にもその特性を生かして使用することがで
きる。 実施例 1 <共重合体の重合> 200の連続重合反応器を用いて、溶媒ヘキサ
ンを80/hr、ジエチルアルミニウムクロリドと
トリエチルアルミ2:3の混合物を20mmol/
hr、無水塩化マグネシウム10モルにヘキサン中で
エタノール60モル、ジエチルアルミニウムクロリ
ド27モル、四塩化チタン100モルの順に滴下反応
せしめた触媒をチタンに換算して0.28mmol/hr
を連続的に供給し、重合器内において、同時にエ
チレン13.5Kg/hr、4−メチル−1−ペンテン
14.4Kg/hr、水素60/hrの割合で連続供給し、
重合温度145℃、全圧30Kg/cm2G、帯留時間1時
間、溶媒ヘキサンに対する重合体の濃度119g/
となる条件下で共重合を行つた。得られた共重
合体はメルトインデツクス(190℃)2.3、密度
0.926g/cm3、エチレン含有率96.9モル%、炭素
原子1000個当りのイソブチル基14.6個、沸騰n−
ヘプタン不溶分が31重量%、常温p−キシレン可
溶分2.8重量%であつた。 <組成物の製造> 上記共重合体に耐熱安定剤を配合後溶融押出し
てペレツト化した。該ペレツト95重量部に、高圧
法ポリエチレン(メルトインデツクス3.2、密度
0.921g/cm3)ペレツト5重量部を配合しV型ブ
レンダーで混合した。 <フイルムの成形> 市販のポリオレフイン用チユーブラーフイルム
成形機で幅180mm、厚み0.03mmのフイルムを成形
した。なお、成形時の樹脂温は、180℃で、押出
機のスクリユー回転数60r.p.m.、ダイ径100mm
φ、ダイスリツト幅0.5mm、冷却エアーリング一
段で行つた。 <フイルムの評価> 成形したフイルムの引張特性はASTM−D−
882の方法に、衝撃強度はASTM−D−3420の方
法に、引裂強度はASTM−D−1004の方法に、
透明性はASTM−D−1003の方法に準じて行つ
た。結果を第1表に示す。 実施例 2 組成物の配合比をエチレン−4−メチル−1−
ペンテン共重合体90重量部および高圧法ポリエチ
レン10重量部とする以外は実施例1と同様に行つ
た。結果を第1表に示す。 実施例 3 組成物の配合比をエチレン−4−メチル−1−
ペンテン共重合体80重量部および高圧法ポリエチ
レン20重量部とする以外は実施例1と同様に行つ
た。結果を第1表に示す。 実施例 4 組成物の配合比をエチレン−4−メチル−1−
ペンテン共重合体70重量部および高圧法ポリエチ
レン30重量部とする以外は実施例1と同様に行つ
た。結果を第1表に示す。 比較例 1 実施例1の方法で製造したエチレン−4−メチ
ル−1−ペンテン共重合体のみでフイルムを成形
する以外は実施例1と同様に行つた。結果を第1
表に示す。 比較例 2 組成物の配合比をエチレン−4−メチル−1−
ペンテン共重合体50重量部および高圧法ポリエチ
レン50重量部とする以外は実施例1と同様に行つ
た。結果を第1表に示す。 比較例 3 高圧法ポリエチレンを実施例1と同様の方法で
フイルム成形し、評価した。結果を第1表に示
す。 比較例 11、12 実施例2および実施例4で用いたエチレン−4
−メチル−1−ペンテン共重合体の代わりにメル
トインデツクス(190℃)2.0、密度0.920g/
cm3、エチン含有率95.8モル%のエチレン−1−ブ
テン共重合体を用いる以外は実施例2及び実施例
4と同様に行つた。結果を第1表に示す。
良好な、特に包装用フイルムとして好適なポリオ
レフイン組成物に関する。 高圧法で製造されるポリエチレンは、ポリオレ
フインのうちでも比較的透明性の良い樹脂として
知られており、フイルムや中空容器などの用途に
供せられている。しかしフイルム用途に関して言
えば、高圧法のポリエチレンは、通常、フイルム
成形で多用されている空冷インフレーシヨン法に
よる成形では透明性、耐衝撃性、耐引裂性は十分
とは言えない。これらの欠点を改良するために、
エチレンに他の重合性単量体例えば酢酸ビニルを
共重合せしめる方法が採用されている。しかし、
この方法はフイルムの機械的強度、剛性が低下す
る、フイルムがブロツキングしやすくなつて成形
性に支障をきたす等の問題を生じるため、好まし
い方法とは言えない。 一方、機械的強度が優れ、高圧法ポリエチレン
と同程度の密度を有する樹脂として、チーグラー
型触媒を用いて製造したエチレンと炭素数3以上
のα−オレフインとの共重合体が知られている。
一般にチーグラー型触媒としてバナジウム系触媒
を用いて製造したものは、融点が低いため耐熱
性、機械的強度に問題がある。一方、チタン系触
媒を用いて通常の重合条件で得られる共重合体は
一般に耐衝撃性が高圧法ポリエチレンと同等か劣
つたものしか得られない。そこで、エチレンと炭
素数5ないし10のα−オレフインを触媒として炭
化水素不溶性の固体担体に担持されたチタン系固
体触媒と有機アルミニウム化合物からなる触媒を
用い、かつ重合を炭化水素溶媒の共存下あるいは
モノマー自身を溶媒とする条件下で、共重合体の
融点以上の温度、とくに溶媒と共重合体が均一相
になる条件下で行うことにより、耐引裂性、耐衝
撃性の優れた樹脂が得られることが見出されてい
る。このような高温溶解重合法で得られるエチレ
ン−α−オレフイン共重合体の耐引裂性、耐衝撃
性は、ポリオレフイン中で最も優れているもので
あると考えられるが、一方欠点として、溶融張力
および流動特性が高圧法低密度ポリエチレンに比
べて劣ること、触媒系によつては透明性の良好な
共重合体が得られにくいことが判明した。フイル
ム成形において、樹脂本来の性能が優れていても
樹脂の流動特性および溶融張力(以下これらを合
わせて成形性ということがある)が劣ると、フイ
ルムのバブル安定性が劣つてしわが出やすく、ま
たフイルムの薄肉化が困難となる。中空容器の成
形においても高速化が困難になる等の点でいずれ
にせよ好ましくない。樹脂の流動特性を改善する
には、樹脂のメルトインデツクスを増加させる、
すなわち分子量を低下さす方法が通常とられる
が、この方法では代りに溶融張力がいつそう劣
り、かつ共重合体の最大の特長である耐衝撃性、
耐引裂性を損ねてしまう。一方、重合体の分子量
分布およびまたは組成分布を広げ流動性を改良す
る方法もとれなくはないが、この方法でも代りに
樹脂の透明性、耐衝撃性が損われ、樹脂がべたつ
きを有するようになる。また溶融張力も劣つたも
のになる。 本発明は、前記した特定の重合方法で得られた
エチレン−α−オレフイン共重合体の優れた特性
である耐衝撃性、耐引裂性、剛性を実質上損なう
ことなく透明性、成形性を改良することを目的と
している。 すなわち本発明は、炭化水素不溶性の固体担体
に担持されたチタン系固体触媒と有機アルミニウ
ム化合物とからなる触媒を用い、共重合体の融点
以上の温度で重合して得られるメルトインデツク
ス(190℃)0.1ないし20、密度0.910ないし0.940
g/cm3、エチレン含有率99.5ないし90モル%、常
温p−キシレン可溶分(A)が0.1ないし20重量%
で、かつ沸騰n−ヘプタン不溶分(B)が10ないし50
重量%で、しかも(A)+(B)が20ないし60重量%のエ
チレンと炭素数5ないし10のα−オレフインとの
ランダム共重合体99ないし60重量部と、高圧法ポ
リエチレン1ないし40重量部とからなるポリオレ
フイン組成物である。 本発明につき詳しく説明する。 本発明の組成物において主成分として用いられ
るエチレンと少割合の炭素数5ないし10のα−オ
レフインとのランダム共重合体は、メルトインデ
ツクス0.1ないし20、密度0.910ないし0.940g/
cm3、常温p−キシレン可溶分(A)が0.1ないし20重
量%で、かつ沸騰n−ヘプタン不溶分(B)が10ない
し50重量%で、しかも(A)+(B)が20ないし60重量%
の重合体である。 共重合される炭素数5ないし10のα−オレフイ
ンとは、具体的には、1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、
1−デセンあるいはこれらの混合物であり、とく
に炭素数6ないし8のα−オレフイン、とりわけ
4−メチル−1−ペンテンが好ましい。 共重合体のメルトインデツクスは、0.1ないし
20、好ましくは、0.5ないし10の範囲にあること
が必要である。メルトインデツクスが0.1未満で
あると、流動特性が劣るため成形性が悪く、良好
な製品が得られ難い。他方、20を越すと、組成物
から得られるフイルム、中空瓶の耐衝撃性、耐引
裂性が劣り、本発明の目的にそぐわなくなる。と
くに、重合のしやすさ、樹脂の耐衝撃性、引裂性
のバランスの点でメルトインデツクス1.0ないし
5.0の範囲のものが最も好ましい。なお、本発明
におけるメルトインデツクスは、ASTM−D−
1238−65Tの方法に準じ、190℃、2160gの荷重
で測定した値である。本発明で使用する共重合体
の密度は組成物の透明性が良好であるためには
0.940g/cm3以下、好ましくは0.935g/cm3以下で
あることが必要であり、一方、組成物の機械的特
性が優れており、しかもべたつきがないためには
0.910g/cm3以上、好ましくは0.915/cm3以上でな
ければならない。樹脂にベたつきがあると、フイ
ルム成形においては、フイルムがブロツキングす
るため、製品化が困難である。また中空瓶の用途
においても感触が悪いため、好まれない。本発明
における共重合体の密度の測定は、ASTM−D
−1505の方法で測定した値である。なお、本発明
で使用するエチレン−α−オレフイン共重合体の
密度は、共重合成分の割合に大きく依存し、共重
合体の密度が0.910ないし0.940g/cm3の範囲にあ
るには、共重合成分が0.5ないし10モル%、好ま
しくは1.0ないし6.0モル%、とくに2.0ないし4.0
モル%の範囲にあることが必要である。 本発明で使用する共重合体の組成分布は、触媒
により様々である。常温p−キシレン可溶分(A)お
よび沸騰n−ヘプタン不溶分(B)は、組成分布の拡
がりを示す尺度として有用な値であり、例えば同
じ平均分子量、密度の共重合体において(A)が多い
ことは、低分子量分および/または非晶分が多い
ことを示す。一方(B)が多いことは、共重合体のポ
リエチレン結晶部分が多い、すなわち共重合が均
一に行われていないことを示すものである。(A)が
5重量%以下、とくに3重量%以下で、かつ(B)が
20重量%以下で、しかも(A)+(B)が20重量%以下の
共重合体は透明性がとくに優れている。興味ある
ことに、本発明で後述の高圧ポリエチレンを配合
した際、透明性、および成形性で著しい改良効果
の得られる共重合体は(A)が0.1ないし20重量%、
とくに1ないし15重量%でかつ(B)が10ないし50重
量%、とくに15ないし40重量%で、しかも(A)+(B)
が20ないし60重量%とくに25ないし45重量%の範
囲のものである。このような共重合体は耐衝撃
性、耐引裂性では優れているが、透明性はさほど
良好とは言えない。なお、沸騰n−ヘプタン不溶
分および常温p−キシレン可溶分の定量は、ソツ
クスレー油出法により行う。 本発明で使用する前記性能を有する共重合体を
製造する触媒としては、炭化水素不溶性の固体担
体に担持されたチタン系固体触媒と有機アルミニ
ウム化合物からなる触媒を用いるのであるが、チ
タン系固体触媒としては、ハロゲン化マグネシウ
ム、とくに塩化マグネシウムもしくは酸化マグネ
シウムを含有する化合物に担持されたチタン形触
媒であつて、Cl/Ti(重量比)が好ましくは5
ないし150、Ti/Mg(モル比)が好ましくは3な
いし90の範囲にあり、表面積が70m2/g以上、好
適には150m2/g以上で、とくにその中では、特
公昭50−32270号および特開昭50−95382号に記載
された触媒を用いるのが好ましい。また有機アル
ミニウム化合物としては、実験式 RnAlX3-o(但し、Rはアルキル基のような炭
化水素基、1≦n≦3、Xは水素、塩素、炭素数
2ないし4のアルコキシ基)の実験式で示される
有機アルミニウム化合物が共触媒として用いられ
る。平均組成がこれらの実験式になる限り、2以
上の混合物であつてもよい。これらのうち透明性
の優れた重合体が得られるのは、アルキルアルミ
ニウムセスキクロリドおよび/またはジアルキル
アルミニウムハライドであり、とくにアルキルア
ルミニウムハライドおよびこれとジアルキルアル
ミニウムハライドの混合物である。その他の有機
アルミニウム化合物、例えばトリアルキルアルミ
ニウムやジアルキルアルミニウムハイドライドあ
るいはジアルキルアルミニウムアルコキシドやア
ルキルアルミニウムアルコキシハライドなどを共
触媒に用いると、組成分布の広い従つて透明性の
あまり良好でない共重合体が得られる。前に述べ
た通り本発明の組成物とする効果はこのような透
明性があまり良好でない共重合体に対し特に有効
である。 本発明で使用する共重合体を得るためには、共
重合条件の選択が重要である。重合は、好ましく
は炭化水素溶媒の共存化あるいはモノマー自身を
溶媒とする条件下、共重合体の融点以上好ましく
は140℃以上の温度で、好ましくは溶媒と共重合
体が均一相になる条件で行う必要がある。そして
単量体濃度を一定にしつつ連続重合を行うのが好
ましい。溶媒と共重合体が均一相を形成する範囲
は、溶媒の種類、溶液中の単量体や水素などの濃
度(圧力)、重合温度、共重合体の分子量(極限
粘度)などによつて変動するので予め、予備実験
によつてその範囲を定めておかねばならない。ま
た重合は、加圧下で行うのが好ましく、例えば2
ないし100Kg/cm2、好ましくは15ないし70Kg/cm2
とするのがよい。上記の如き、本発明で使用する
エチレン−α−オレフインランダム共重合体を製
造するための重合条件に関しては、本願出願人に
よる昭52年1月27日出願の特許願に詳述されてい
る。 本発明で用いられる高圧法ポリエチレンは、メ
ルトインデツクス(190℃)が好ましくは0.1ない
し10、特に好ましくは1.0ないし5.0で密度が好ま
しくは0.915ないし0.935g/cm3の範囲のものでと
くに0.920ないし0.925g/cm3の範囲のものは、透
明性向上効果が優れる。 なお、本発明でいう高圧法ポリエチレンとは、
エチレンの単独重合体のみならず、本発明の目的
を損なわない範囲、例えば10重量%以下の少量の
他の重合性単量体、例えば酢酸ビニル、アクリル
酸エステル等とエチレンとの共重合体であつても
よい。 本発明は前記した特定のエチレン−α−オレフ
イン共重合体の透明性および成形性改良のため、
高圧法ポリエチレンを少量混合せしめることを特
徴とする。通常2つの重合体を混合した場合、得
られる組成物は両者の平均的な性能、もしくはそ
れ以下の性能しか示さないものであり、本発明の
如く、エチレン−α−オレフインランダム共重合
体に高圧法ポリエチレンを少量混合せしめること
により、エチレン−α−オレフイン共重合体の優
れた特性である耐衝撃性、耐引裂性、剛性等をほ
とんど低下せしめることなく、透明性、成形性を
向上せしめ得たことは、正に予想外のことであ
る。 本発明組成物におけるエチレン−α−オレフイ
ン共重合体と高圧法ポリエチレンとの配合比は、
99重量部対1重量部ないし60重量部対40重量部、
好ましくは95重量部対5重量部ないし70重量部対
30重量部、とくに90重量部対10重量部ないし80重
量部対20重量部である。高圧法ポリエチレンの配
合量が組成物100重量部に対し1重量部未満であ
ると、成形性および透明性の改良効果が不十分で
あり、一方40重量部を越えると、組成物の透明
性、剛性、耐引裂性、耐衝撃性が低下するため、
採用できない。 本発明組成物には、耐候安定剤、耐熱安定剤、
帯電防止剤、防曇剤、アンチブロツキング剤、ス
リツプ剤、滑剤、顔料、染料等を通常のポリオレ
フインに配合する程度の量配合しておいてもよ
い。 本発明の組成物は透明性、耐引裂性、耐衝撃性
とも高圧法ポリエチレンより優れており、一方成
形性は高圧法ポリエチレンと同等に良好であり、
通常の高圧法ポリエチレン用成形機で容易に成形
できる。従つて、特に包装用フイルム等のフイル
ム用途に好適であり、その他、輸液容器等の中空
成形品、他のフイルムと積層した複合フイルム等
の用途にもその特性を生かして使用することがで
きる。 実施例 1 <共重合体の重合> 200の連続重合反応器を用いて、溶媒ヘキサ
ンを80/hr、ジエチルアルミニウムクロリドと
トリエチルアルミ2:3の混合物を20mmol/
hr、無水塩化マグネシウム10モルにヘキサン中で
エタノール60モル、ジエチルアルミニウムクロリ
ド27モル、四塩化チタン100モルの順に滴下反応
せしめた触媒をチタンに換算して0.28mmol/hr
を連続的に供給し、重合器内において、同時にエ
チレン13.5Kg/hr、4−メチル−1−ペンテン
14.4Kg/hr、水素60/hrの割合で連続供給し、
重合温度145℃、全圧30Kg/cm2G、帯留時間1時
間、溶媒ヘキサンに対する重合体の濃度119g/
となる条件下で共重合を行つた。得られた共重
合体はメルトインデツクス(190℃)2.3、密度
0.926g/cm3、エチレン含有率96.9モル%、炭素
原子1000個当りのイソブチル基14.6個、沸騰n−
ヘプタン不溶分が31重量%、常温p−キシレン可
溶分2.8重量%であつた。 <組成物の製造> 上記共重合体に耐熱安定剤を配合後溶融押出し
てペレツト化した。該ペレツト95重量部に、高圧
法ポリエチレン(メルトインデツクス3.2、密度
0.921g/cm3)ペレツト5重量部を配合しV型ブ
レンダーで混合した。 <フイルムの成形> 市販のポリオレフイン用チユーブラーフイルム
成形機で幅180mm、厚み0.03mmのフイルムを成形
した。なお、成形時の樹脂温は、180℃で、押出
機のスクリユー回転数60r.p.m.、ダイ径100mm
φ、ダイスリツト幅0.5mm、冷却エアーリング一
段で行つた。 <フイルムの評価> 成形したフイルムの引張特性はASTM−D−
882の方法に、衝撃強度はASTM−D−3420の方
法に、引裂強度はASTM−D−1004の方法に、
透明性はASTM−D−1003の方法に準じて行つ
た。結果を第1表に示す。 実施例 2 組成物の配合比をエチレン−4−メチル−1−
ペンテン共重合体90重量部および高圧法ポリエチ
レン10重量部とする以外は実施例1と同様に行つ
た。結果を第1表に示す。 実施例 3 組成物の配合比をエチレン−4−メチル−1−
ペンテン共重合体80重量部および高圧法ポリエチ
レン20重量部とする以外は実施例1と同様に行つ
た。結果を第1表に示す。 実施例 4 組成物の配合比をエチレン−4−メチル−1−
ペンテン共重合体70重量部および高圧法ポリエチ
レン30重量部とする以外は実施例1と同様に行つ
た。結果を第1表に示す。 比較例 1 実施例1の方法で製造したエチレン−4−メチ
ル−1−ペンテン共重合体のみでフイルムを成形
する以外は実施例1と同様に行つた。結果を第1
表に示す。 比較例 2 組成物の配合比をエチレン−4−メチル−1−
ペンテン共重合体50重量部および高圧法ポリエチ
レン50重量部とする以外は実施例1と同様に行つ
た。結果を第1表に示す。 比較例 3 高圧法ポリエチレンを実施例1と同様の方法で
フイルム成形し、評価した。結果を第1表に示
す。 比較例 11、12 実施例2および実施例4で用いたエチレン−4
−メチル−1−ペンテン共重合体の代わりにメル
トインデツクス(190℃)2.0、密度0.920g/
cm3、エチン含有率95.8モル%のエチレン−1−ブ
テン共重合体を用いる以外は実施例2及び実施例
4と同様に行つた。結果を第1表に示す。
【表】
実施例 5〜8
フイルム成形において、フイルム冷却用エアー
リングを2段とする以外は実施例1〜4と同様に
行つた。結果を第2表に示す。 比較例 4〜6 フイルム成形において、フイルム冷却用エアー
リングを2段とする以外は比較例1〜3と同様に
行つた。結果を第2表に示す。
リングを2段とする以外は実施例1〜4と同様に
行つた。結果を第2表に示す。 比較例 4〜6 フイルム成形において、フイルム冷却用エアー
リングを2段とする以外は比較例1〜3と同様に
行つた。結果を第2表に示す。
【表】
【表】
実施例9、比較例7
エチレンと4−メチル−1−ペンテンの供給比
を変えることによつて得られたメルトインデツク
ス(190℃)2.2、密度0.922g/cm3、エチレン含
有率95.9モル%、炭素原子1000個当りのイソブチ
ル基19.0個、沸騰n−ヘプタン不溶分が26重量
%、常温p−キシレン可溶分7.5重量%のエチレ
ン−4−メチル−1−ペンテン共重合体を用いる
以外は、実施例2および比較例1と同様に行つ
た。結果を第3表に示す。 実施例10、比較例8 エチレンと4−メチル−1−ペンテンの供給比
を変えることによつて得られたメルトインデツク
ス(190℃)2.2、密度0.935g/cm3、エチレン含
有率98.2モル%(炭素原子1000個当りのイソブチ
ル基8.9個)沸騰n−ヘプタン不溶分が39重量
%、常温p−キシレン可溶分0.9重量%のエチレ
ン−4−メチル−1−ペンテン共重合体を用いる
以外は、実施例2および比較例1と同様に行つ
た。結果を第3表に示す。
を変えることによつて得られたメルトインデツク
ス(190℃)2.2、密度0.922g/cm3、エチレン含
有率95.9モル%、炭素原子1000個当りのイソブチ
ル基19.0個、沸騰n−ヘプタン不溶分が26重量
%、常温p−キシレン可溶分7.5重量%のエチレ
ン−4−メチル−1−ペンテン共重合体を用いる
以外は、実施例2および比較例1と同様に行つ
た。結果を第3表に示す。 実施例10、比較例8 エチレンと4−メチル−1−ペンテンの供給比
を変えることによつて得られたメルトインデツク
ス(190℃)2.2、密度0.935g/cm3、エチレン含
有率98.2モル%(炭素原子1000個当りのイソブチ
ル基8.9個)沸騰n−ヘプタン不溶分が39重量
%、常温p−キシレン可溶分0.9重量%のエチレ
ン−4−メチル−1−ペンテン共重合体を用いる
以外は、実施例2および比較例1と同様に行つ
た。結果を第3表に示す。
【表】
実施例11、比較例9
エチレン−4−メチル−1−ペンテン共重合体
の重合において、有機アルミニウム化合物とし
て、トリエチルアルミニウム20mmol/hrの割合
で供給する以外は実施例2と同様にして得られた
メルトインデツクス4.65、密度0.920g/cm3、エ
チレン含有率96.1モル%、炭素数1000個当りのイ
ソブチル基18.0個、沸騰n−ヘプタン不溶分22重
量%、常温p−キシレン可溶分14重量%のエチレ
ン−4−メチル−1−ペンテン共重合体を用いる
以外は実施例2、比較例1と同様に行つた。結果
を第4表に示す。 実施例12、比較例10 エチレン−4−メチル−1−ペンテン共重合体
の重合において、有機アルミニウム化合物とし
て、トリエチルアルミニウム1モルに対して0.5
モルのエチルアルコールを反応させて得た
AlEt3-o(OEt)oを20mmol/hrの割合で供給する
以外は実施例1と同様にして得られたメルトイン
デツクス5.2、密度0.926g/cm、エチレン含有率
96.8モル%(炭素数1000個当りのイソブチル基
15.0個)、沸騰n−ヘプタン不溶分28重量%、常
温p−キシレン可溶分7.6重量%のエチレン−4
−メチル−1−ペンテン共重合体を用いる以外
は、実施例2および比較例1と同様に行つた。結
果を第4表に示す。
の重合において、有機アルミニウム化合物とし
て、トリエチルアルミニウム20mmol/hrの割合
で供給する以外は実施例2と同様にして得られた
メルトインデツクス4.65、密度0.920g/cm3、エ
チレン含有率96.1モル%、炭素数1000個当りのイ
ソブチル基18.0個、沸騰n−ヘプタン不溶分22重
量%、常温p−キシレン可溶分14重量%のエチレ
ン−4−メチル−1−ペンテン共重合体を用いる
以外は実施例2、比較例1と同様に行つた。結果
を第4表に示す。 実施例12、比較例10 エチレン−4−メチル−1−ペンテン共重合体
の重合において、有機アルミニウム化合物とし
て、トリエチルアルミニウム1モルに対して0.5
モルのエチルアルコールを反応させて得た
AlEt3-o(OEt)oを20mmol/hrの割合で供給する
以外は実施例1と同様にして得られたメルトイン
デツクス5.2、密度0.926g/cm、エチレン含有率
96.8モル%(炭素数1000個当りのイソブチル基
15.0個)、沸騰n−ヘプタン不溶分28重量%、常
温p−キシレン可溶分7.6重量%のエチレン−4
−メチル−1−ペンテン共重合体を用いる以外
は、実施例2および比較例1と同様に行つた。結
果を第4表に示す。
【表】
比較例 13、14
塩化マグネシウム2Kgと、四塩化チタン0.4Kg
とを内容積100の振動ミルを用いて24時間共粉
砕し、Ti触媒を得た。次いで、内容積200のオ
ートクレーブにイソブタン65および4−メチル
−1−ペンテン35をいれた後水素を180N系
内に添加し、系を70℃に昇温した後、エチレンを
分圧で、5.3Kg/cm2になるよう添加した。次い
で、系内にトリエチルアルミニウム100mmolお
よび前記のTi触媒成分を1mmol添加し、70℃で
エチレン分圧5.3Kg/cm2を維持するよう、エチレ
ンを連続的に供給しながら2時間重合を行つた
後、イソブタン、未反応モノマーをフラツシユに
より除去し、共重合体22.3Kgを得た。得られた共
重合体はメルトインデツクス1.9、密度0.918g/
cm3、エチレン含有率96.0モル%、炭素原子1000個
当りのイソブチル基18.6個、沸騰n−ヘプタン不
溶分19重量%、常温p−キシレン可溶分23重量%
であつた。該共重合体に耐熱安定剤を配合後溶融
押出してペレツト化した後、実施例2及び比較例
1の4−メチル−1−ペンテン共重合体の代わり
に本共重合体を用い、以下実施例2、比較例1と
同様に行つた。結果を第5表に示す。
とを内容積100の振動ミルを用いて24時間共粉
砕し、Ti触媒を得た。次いで、内容積200のオ
ートクレーブにイソブタン65および4−メチル
−1−ペンテン35をいれた後水素を180N系
内に添加し、系を70℃に昇温した後、エチレンを
分圧で、5.3Kg/cm2になるよう添加した。次い
で、系内にトリエチルアルミニウム100mmolお
よび前記のTi触媒成分を1mmol添加し、70℃で
エチレン分圧5.3Kg/cm2を維持するよう、エチレ
ンを連続的に供給しながら2時間重合を行つた
後、イソブタン、未反応モノマーをフラツシユに
より除去し、共重合体22.3Kgを得た。得られた共
重合体はメルトインデツクス1.9、密度0.918g/
cm3、エチレン含有率96.0モル%、炭素原子1000個
当りのイソブチル基18.6個、沸騰n−ヘプタン不
溶分19重量%、常温p−キシレン可溶分23重量%
であつた。該共重合体に耐熱安定剤を配合後溶融
押出してペレツト化した後、実施例2及び比較例
1の4−メチル−1−ペンテン共重合体の代わり
に本共重合体を用い、以下実施例2、比較例1と
同様に行つた。結果を第5表に示す。
Claims (1)
- 1 炭化水素不溶性の固体担体に担持されたチタ
ン系固体触媒と有機アルミニウム化合物とからな
る触媒を用い、共重合体の融点以上の温度で重合
して得られる、メルトインデツクス(190℃)0.1
ないし20、密度0.910ないし0.940g/cm2、エチレ
ン含有率99.5ないし90モル%、常温p−キシレン
可溶分(A)が0.1ないし20重量%で、かつ沸騰n−
ヘプタン不溶液(B)が10ないし50重量%で、しかも
(A)+(B)が20ないし60重量%のエチレンと炭素数5
ないし10のα−オレフインとのランダム共重合体
99ないし60重量部と、高圧法ポリエチレン1ない
し40重量部とからなるポリオレフイン組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3996477A JPS53125452A (en) | 1977-04-09 | 1977-04-09 | Polyolefin composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3996477A JPS53125452A (en) | 1977-04-09 | 1977-04-09 | Polyolefin composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53125452A JPS53125452A (en) | 1978-11-01 |
| JPS623177B2 true JPS623177B2 (ja) | 1987-01-23 |
Family
ID=12567634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3996477A Granted JPS53125452A (en) | 1977-04-09 | 1977-04-09 | Polyolefin composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS53125452A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE112008001313T5 (de) | 2007-05-18 | 2010-04-22 | Sumitomo Chemical Co., Ltd. | Polymerzusammensetzung auf Ethylenbasis und Folie |
| DE112008001314T5 (de) | 2007-05-18 | 2010-04-22 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Polymerzusammensetzung auf Ethylenbasis und Folie |
| DE112009002246T5 (de) | 2008-09-19 | 2011-07-28 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Harz auf Ethylenbasis und Folie |
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-
1977
- 1977-04-09 JP JP3996477A patent/JPS53125452A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE112008001313T5 (de) | 2007-05-18 | 2010-04-22 | Sumitomo Chemical Co., Ltd. | Polymerzusammensetzung auf Ethylenbasis und Folie |
| DE112008001314T5 (de) | 2007-05-18 | 2010-04-22 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Polymerzusammensetzung auf Ethylenbasis und Folie |
| DE112009002246T5 (de) | 2008-09-19 | 2011-07-28 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Harz auf Ethylenbasis und Folie |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53125452A (en) | 1978-11-01 |
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