JPS6234329Y2 - - Google Patents
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- JPS6234329Y2 JPS6234329Y2 JP8647282U JP8647282U JPS6234329Y2 JP S6234329 Y2 JPS6234329 Y2 JP S6234329Y2 JP 8647282 U JP8647282 U JP 8647282U JP 8647282 U JP8647282 U JP 8647282U JP S6234329 Y2 JPS6234329 Y2 JP S6234329Y2
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- JP
- Japan
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- pedal
- pin
- lever
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Landscapes
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は所定の負荷装置を操作する回動式のペ
ダル装置に関し、特にいわゆるターンオーバ機構
を備えてペダル踏力が軽減されるタイプのペダル
装置に関する。
ダル装置に関し、特にいわゆるターンオーバ機構
を備えてペダル踏力が軽減されるタイプのペダル
装置に関する。
ペダル装置、例えば車両のクラツチペダル装置
において、原位置から踏込位置までペダルを踏込
むのに必要な力が負荷装置としてのクラツチから
の反力より小さくて済むようにしたり、あるいは
その必要踏力の増加率を反力の増加率より低く抑
えたりするために、スプリングおよびリンク機構
を含むターンオーバ機構を付加することが知られ
ている。
において、原位置から踏込位置までペダルを踏込
むのに必要な力が負荷装置としてのクラツチから
の反力より小さくて済むようにしたり、あるいは
その必要踏力の増加率を反力の増加率より低く抑
えたりするために、スプリングおよびリンク機構
を含むターンオーバ機構を付加することが知られ
ている。
従来、この種の装置においては、第1図に示す
ようにペダル2が枢軸4によつて実線で示す原位
置と破線で示す踏込位置との間で往復回動可能に
支持される一方、ターンオーバレバー6がその一
端部において枢軸8(固定支点)により回動可能
に支持されるとともに、連結ロツド10の両端が
連結ピン12,14によりレバー6の中間部とペ
ダル2とにそれぞれ枢着されることでそれら両部
材が連動可能に連結され、かつレバー6の自由端
部に設けられた掛止ピン16と、ペダル2の、連
結ピン14から上記枢軸4の側に一定距離隔てた
部位に設けられた掛止ピン18とに、両端がそれ
ぞれ掛止された状態でスプリング20が張渡され
てターンオーバ機構が構成されていた。
ようにペダル2が枢軸4によつて実線で示す原位
置と破線で示す踏込位置との間で往復回動可能に
支持される一方、ターンオーバレバー6がその一
端部において枢軸8(固定支点)により回動可能
に支持されるとともに、連結ロツド10の両端が
連結ピン12,14によりレバー6の中間部とペ
ダル2とにそれぞれ枢着されることでそれら両部
材が連動可能に連結され、かつレバー6の自由端
部に設けられた掛止ピン16と、ペダル2の、連
結ピン14から上記枢軸4の側に一定距離隔てた
部位に設けられた掛止ピン18とに、両端がそれ
ぞれ掛止された状態でスプリング20が張渡され
てターンオーバ機構が構成されていた。
このような構成のペダル装置においては、ペダ
ル2の踏込みの過程で、レバー6が実線で示す初
期位置(レバー6の原位置)から、スプリング2
0の両掛止ピン16,18とレバー6の枢軸8と
が一直線A上にならぶ一点鎖線で示す位置(ター
ンオーバ位置)まで回動する範囲では、スプリン
グ20の掛止ピン16側の端部がスプリング20
の弾性力に基づいてレバー6等を介してペダル2
に原位置に戻る方向の回転モーメントを生じさせ
る一方、上記ターンオーバ位置では、スプリング
20の弾性力がレバー6に有効に働かないために
レバー6自体はペダル2に対して何の作用も及ぼ
さないこととなり、さらに、レバー6がターンオ
ーバ位置を過ぎて破線で示す終端位置まで回動す
る範囲では、ペダル2に踏込位置に向う方向の回
転モーメントを生じさせる。その結果、踏込過程
の途中から、その踏込操作のために実際に要する
回転モーメントがクラツチ等負荷装置からの反力
に基づくモーメントより小さくて済むこととなる
のである。
ル2の踏込みの過程で、レバー6が実線で示す初
期位置(レバー6の原位置)から、スプリング2
0の両掛止ピン16,18とレバー6の枢軸8と
が一直線A上にならぶ一点鎖線で示す位置(ター
ンオーバ位置)まで回動する範囲では、スプリン
グ20の掛止ピン16側の端部がスプリング20
の弾性力に基づいてレバー6等を介してペダル2
に原位置に戻る方向の回転モーメントを生じさせ
る一方、上記ターンオーバ位置では、スプリング
20の弾性力がレバー6に有効に働かないために
レバー6自体はペダル2に対して何の作用も及ぼ
さないこととなり、さらに、レバー6がターンオ
ーバ位置を過ぎて破線で示す終端位置まで回動す
る範囲では、ペダル2に踏込位置に向う方向の回
転モーメントを生じさせる。その結果、踏込過程
の途中から、その踏込操作のために実際に要する
回転モーメントがクラツチ等負荷装置からの反力
に基づくモーメントより小さくて済むこととなる
のである。
このようなペダル装置は、一般に量産されるも
のであり、従つて目的とする機能が得られる範囲
で、部品点数をできる限り少なくし構造を簡単に
することが生産性およびコストの面から非常に重
要視される。そこで本考案者はひとつの試みとし
て、ペダル側におけるスプリングの掛止ピンと連
結ロツドの連結ピンとを共通化することを検討し
た。
のであり、従つて目的とする機能が得られる範囲
で、部品点数をできる限り少なくし構造を簡単に
することが生産性およびコストの面から非常に重
要視される。そこで本考案者はひとつの試みとし
て、ペダル側におけるスプリングの掛止ピンと連
結ロツドの連結ピンとを共通化することを検討し
た。
ところが、従来のターンオーバ機構において上
記両ピンを単純に共通(兼用)化したのでは、満
足な助勢機構を果させることは困難であつた。例
えば第2図に概念的に示すように、ペダル2に連
結ロツド10およびスプリング20の連結兼掛止
用のピン22を設け、そのピン22と枢軸8と前
記掛止ピン16の各軸心が一直線B上にならぶ位
置をターンオーバ位置に設定したとしても、レバ
ー6がターンオーバ位置を終端位置に向つて越え
た状態を想定した場合に、ペダル2に生じる踏込
(助勢)方向の回転モーメント(正)および戻し
方向のモーメント(負)を考えると、それらの全
体のモーメントMは、スプリング20の弾性力を
F、枢軸4,8からスプリング20およびロツド
10に下した垂線の長さをそれぞれL1,l1および
L2,l2とすれば、 M=−FL1+Fl1/l2L2 =−FL1・(1−l1/l2・L2/L1) となり、モーメントMの値は第2図の例では負と
なつて、ペダル2が助勢されるどころか戻し方向
に付勢されることになつてしまう。
記両ピンを単純に共通(兼用)化したのでは、満
足な助勢機構を果させることは困難であつた。例
えば第2図に概念的に示すように、ペダル2に連
結ロツド10およびスプリング20の連結兼掛止
用のピン22を設け、そのピン22と枢軸8と前
記掛止ピン16の各軸心が一直線B上にならぶ位
置をターンオーバ位置に設定したとしても、レバ
ー6がターンオーバ位置を終端位置に向つて越え
た状態を想定した場合に、ペダル2に生じる踏込
(助勢)方向の回転モーメント(正)および戻し
方向のモーメント(負)を考えると、それらの全
体のモーメントMは、スプリング20の弾性力を
F、枢軸4,8からスプリング20およびロツド
10に下した垂線の長さをそれぞれL1,l1および
L2,l2とすれば、 M=−FL1+Fl1/l2L2 =−FL1・(1−l1/l2・L2/L1) となり、モーメントMの値は第2図の例では負と
なつて、ペダル2が助勢されるどころか戻し方向
に付勢されることになつてしまう。
そして、ターンオーバ位置を、レバー6の枢軸
8とスプリング20の両端との位置関係を基準と
して考える限り、上記共通のピン22のペダル2
における位置を種々変更してみたところで結果は
ほぼ同様であり、目的とする助勢モーメントが全
く得られないか、得られたとしても実用上の機能
がほとんど果されない程度に過ぎないのである。
8とスプリング20の両端との位置関係を基準と
して考える限り、上記共通のピン22のペダル2
における位置を種々変更してみたところで結果は
ほぼ同様であり、目的とする助勢モーメントが全
く得られないか、得られたとしても実用上の機能
がほとんど果されない程度に過ぎないのである。
本考案は、以上のようなピン共通化上の問題を
解消すべく、さらに検討を進めて完成されたもの
であり、その目的とするところは、連結ロツド等
連結部材とスプリングとのペダル側の各端部を共
通のピンによつて連結・掛止し得、しかも満足な
踏力軽減機能を果たし得るターンオーバ機構を備
えたペダル装置を提供することにある。
解消すべく、さらに検討を進めて完成されたもの
であり、その目的とするところは、連結ロツド等
連結部材とスプリングとのペダル側の各端部を共
通のピンによつて連結・掛止し得、しかも満足な
踏力軽減機能を果たし得るターンオーバ機構を備
えたペダル装置を提供することにある。
この目的を達成するために本考案に係るペダル
装置は、(i)一端に足掛部を備え、第1軸線のまわ
りに原位置から踏込位置に向つて往回動可能かつ
逆向きに復回動可能に設けられ、操作対象たる負
荷装置に作動的に連結されるペダルと、(ii)前記第
1軸線に平行な第2軸線のまわりに回動可能に設
けられた回動部材と、(iii)一端部が第1ピンによつ
て前記ペダルに回動可能に連結され、他端部が第
2ピンによつて前記回動部材に連結された連結部
材と、(iv)前記回動部材に設けられ、前記ペダルの
往復回動に対応して、前記第1ピンおよび第2ピ
ンの軸線と直交し前記第2軸線とは交わらない直
線を第2ピンを基準として第1ピンとは反対側の
部分において横切るように第2ピンのまわりに回
動するスプリング掛止部と、(v)両端がそれぞれそ
の掛止部と前記第1ピンとに掛止され、それら第
1ピンと掛止部とを互いに接近させる向きに付勢
する予荷重が付与されたスプリングとを含むよう
に構成される。
装置は、(i)一端に足掛部を備え、第1軸線のまわ
りに原位置から踏込位置に向つて往回動可能かつ
逆向きに復回動可能に設けられ、操作対象たる負
荷装置に作動的に連結されるペダルと、(ii)前記第
1軸線に平行な第2軸線のまわりに回動可能に設
けられた回動部材と、(iii)一端部が第1ピンによつ
て前記ペダルに回動可能に連結され、他端部が第
2ピンによつて前記回動部材に連結された連結部
材と、(iv)前記回動部材に設けられ、前記ペダルの
往復回動に対応して、前記第1ピンおよび第2ピ
ンの軸線と直交し前記第2軸線とは交わらない直
線を第2ピンを基準として第1ピンとは反対側の
部分において横切るように第2ピンのまわりに回
動するスプリング掛止部と、(v)両端がそれぞれそ
の掛止部と前記第1ピンとに掛止され、それら第
1ピンと掛止部とを互いに接近させる向きに付勢
する予荷重が付与されたスプリングとを含むよう
に構成される。
このようなペダル装置にあつては、回動部材の
回動中心となる第2軸線がターンオーバ位置の基
準となるのではなく、連結部材と回動部材との連
結点すなわち第2ピンの軸心が基準となり、その
軸心と、スプリングのペダル側の掛止部となる第
1ピンの軸心と、スプリングの回動部材側の掛止
部とが一直線上にならぶ相対位置が、スプリング
の弾性力がペダルに対して実質的に作用を及ぼさ
ないターンオーバ位置(中立位置)となるのであ
り、従来のターンオーバ機構とはターンオーバ機
能の具現の仕方が全く異なるのである。
回動中心となる第2軸線がターンオーバ位置の基
準となるのではなく、連結部材と回動部材との連
結点すなわち第2ピンの軸心が基準となり、その
軸心と、スプリングのペダル側の掛止部となる第
1ピンの軸心と、スプリングの回動部材側の掛止
部とが一直線上にならぶ相対位置が、スプリング
の弾性力がペダルに対して実質的に作用を及ぼさ
ないターンオーバ位置(中立位置)となるのであ
り、従来のターンオーバ機構とはターンオーバ機
能の具現の仕方が全く異なるのである。
そしてペダルの踏込過程で、スプリングの回動
部材側の掛止部(掛止ピンまたは掛止穴等)が、
第1ピンの軸線と第2ピンの軸線とに直交する直
線の、第2ピンを基準として第1ピンとは反対側
の部分を横切つて一方の側から他方の側に第2ピ
ンのまわりに相対的に回動する際に、スプリング
の弾性力が回動部材および連結部材を介してペダ
ルに生じさせる回転モーメントの方向が変わり、
一方の側にあるときはペダルに踏込位置から原位
置へ向う方向(復方向)の回転モーメントを生じ
させ、他方の側に移行した後においては原位置か
ら踏込位置へ向う方向(往方向)の回転モーメン
トを生じさせるのであり、それによつて、ペダル
踏込みのときに実際に要する往方向の回転モーメ
ントが軽減されることとなるのである。
部材側の掛止部(掛止ピンまたは掛止穴等)が、
第1ピンの軸線と第2ピンの軸線とに直交する直
線の、第2ピンを基準として第1ピンとは反対側
の部分を横切つて一方の側から他方の側に第2ピ
ンのまわりに相対的に回動する際に、スプリング
の弾性力が回動部材および連結部材を介してペダ
ルに生じさせる回転モーメントの方向が変わり、
一方の側にあるときはペダルに踏込位置から原位
置へ向う方向(復方向)の回転モーメントを生じ
させ、他方の側に移行した後においては原位置か
ら踏込位置へ向う方向(往方向)の回転モーメン
トを生じさせるのであり、それによつて、ペダル
踏込みのときに実際に要する往方向の回転モーメ
ントが軽減されることとなるのである。
このように、従来のものとは別異のターンオー
バ機構とすることで、満足な踏力軽減機能(助勢
機能)を達成しつつ、前記第1ピンを、連結部材
をペダルに連結する連結ピンとスプリングの一端
を掛止する掛止ピンとに兼用することが可能とな
り、ターンオーバ機構を備えたペダル装置の部品
点数が減つてその構造が簡単になるとともに、製
作工程もそれだけ少なくて済むため、全体の製作
コストを下げることができ、特にペダルアツセン
ブリとして量産することを考えるとき、このこと
の意味・効果は大きい。
バ機構とすることで、満足な踏力軽減機能(助勢
機能)を達成しつつ、前記第1ピンを、連結部材
をペダルに連結する連結ピンとスプリングの一端
を掛止する掛止ピンとに兼用することが可能とな
り、ターンオーバ機構を備えたペダル装置の部品
点数が減つてその構造が簡単になるとともに、製
作工程もそれだけ少なくて済むため、全体の製作
コストを下げることができ、特にペダルアツセン
ブリとして量産することを考えるとき、このこと
の意味・効果は大きい。
以下、車両のクラツチペダル装置に本考案を適
用した場合の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
用した場合の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第3図において30はクラツチペダルであり、
一端に足掛け用のペダルシート32を備え、他端
においてペダルブラケツト34に設けられた第1
枢軸36の軸心(第1軸線)まわりに、実線で示
す原位置から破線で示す踏込位置に向つて往回動
可能に、かつ逆向きに復回動可能に支持されてい
る。ペダルブラケツト34は車両のインサイドパ
ネル等に固定されるものであり、そのブラケツト
34に設けられたストツパボルト38によりペダ
ルの原位置が規定される。
一端に足掛け用のペダルシート32を備え、他端
においてペダルブラケツト34に設けられた第1
枢軸36の軸心(第1軸線)まわりに、実線で示
す原位置から破線で示す踏込位置に向つて往回動
可能に、かつ逆向きに復回動可能に支持されてい
る。ペダルブラケツト34は車両のインサイドパ
ネル等に固定されるものであり、そのブラケツト
34に設けられたストツパボルト38によりペダ
ルの原位置が規定される。
ペダル30は、その中間部に連結されるプツシ
ユロツド40さらに所定の中継機構を介して、操
作対象であるクラツチ装置に連結されるのが普通
であるが、場合によつては第3図に二点鎖線で示
すように、枢軸36を基準としてペダルシート3
2とは反対側の端部に連結されるケーブル42を
介して連結されることもある。
ユロツド40さらに所定の中継機構を介して、操
作対象であるクラツチ装置に連結されるのが普通
であるが、場合によつては第3図に二点鎖線で示
すように、枢軸36を基準としてペダルシート3
2とは反対側の端部に連結されるケーブル42を
介して連結されることもある。
上記ペダルブラケツト34の、第1枢軸36か
らペダル30の復方向の側に一定距離隔てた部位
には、第1枢軸36と平行に第2枢軸44が設け
られ、回動部材として機能するターンオーバレバ
ー46がその一端部において、第2枢軸44の軸
心(第2軸線)のまわりに、ペダル30の回動平
面に平行な平面に沿つて回動可能に支持されてい
る。
らペダル30の復方向の側に一定距離隔てた部位
には、第1枢軸36と平行に第2枢軸44が設け
られ、回動部材として機能するターンオーバレバ
ー46がその一端部において、第2枢軸44の軸
心(第2軸線)のまわりに、ペダル30の回動平
面に平行な平面に沿つて回動可能に支持されてい
る。
このレバー46とペダル30とは、長手の棒状
をなす連結ロツド48によつて連動可能に連結さ
れている。すなわち連結ロツド48の一端部が、
ペダル30の、第1枢軸36と前記ペダルシート
32との間の中間部に第1ピン50によつて回動
可能に連結されている一方、他端部は、レバー4
6の中間部に第2ピン52によつて回動可能に連
結されているのであり、これらピン50,52は
いずれも前記第1枢軸36と平行に設けられてい
る。
をなす連結ロツド48によつて連動可能に連結さ
れている。すなわち連結ロツド48の一端部が、
ペダル30の、第1枢軸36と前記ペダルシート
32との間の中間部に第1ピン50によつて回動
可能に連結されている一方、他端部は、レバー4
6の中間部に第2ピン52によつて回動可能に連
結されているのであり、これらピン50,52は
いずれも前記第1枢軸36と平行に設けられてい
る。
その連結ロツド48の長さおよびペダル30へ
の連結位置等によつて、ペダル30とターンオー
バレバー46との回動位置関係が規定され、ペダ
ル30が原位置にある状態ではレバー46が実線
で示す初期位置に、ペダル30が踏込位置にある
状態ではレバー46が破線で示す終端位置にそれ
ぞれ位置することとなる。
の連結位置等によつて、ペダル30とターンオー
バレバー46との回動位置関係が規定され、ペダ
ル30が原位置にある状態ではレバー46が実線
で示す初期位置に、ペダル30が踏込位置にある
状態ではレバー46が破線で示す終端位置にそれ
ぞれ位置することとなる。
なお、ペダル30とレバー46とを連結する連
結部材としては、ロツド48の代わりに、長手の
打抜鋼板製のもの等を採用することも可能であ
る。
結部材としては、ロツド48の代わりに、長手の
打抜鋼板製のもの等を採用することも可能であ
る。
レバー46の自由端部にはスプリング掛止ピン
56が設けられている。掛止ピン56は、レバー
46の枢軸44から前記第2ピン52までの距離
より、大きい距離隔てた部位に位置し、かつペダ
ル30の踏込過程において、第4図に示すように
第1ピン50、第2ピン52の各軸心と直交し枢
軸44の軸心とは交わらない直線C上の、特に第
2ピン52を基準として第1ピン50とは反対側
の部分に位置し得るようにされている。従つて、
ペダル30の往復回動に対応して掛止ピン56が
上記直線Cを横切つて第2ピン52のまわりに回
動することが可能である。
56が設けられている。掛止ピン56は、レバー
46の枢軸44から前記第2ピン52までの距離
より、大きい距離隔てた部位に位置し、かつペダ
ル30の踏込過程において、第4図に示すように
第1ピン50、第2ピン52の各軸心と直交し枢
軸44の軸心とは交わらない直線C上の、特に第
2ピン52を基準として第1ピン50とは反対側
の部分に位置し得るようにされている。従つて、
ペダル30の往復回動に対応して掛止ピン56が
上記直線Cを横切つて第2ピン52のまわりに回
動することが可能である。
この掛止ピン56(以下第1ピン50、第2ピ
ン52との関連で第3ピンとも呼称する)と、前
記ロツド48をペダル30に連結する前記第1ピ
ン50とに両端が掛止されて、引張コイルスプリ
ング58が設けられている。すなわち第1ピン5
0が、連結ロツド48を連結する機能とスプリン
グ58の一端を掛止する機能との双方を兼ねた共
通のピンとされているのである。
ン52との関連で第3ピンとも呼称する)と、前
記ロツド48をペダル30に連結する前記第1ピ
ン50とに両端が掛止されて、引張コイルスプリ
ング58が設けられている。すなわち第1ピン5
0が、連結ロツド48を連結する機能とスプリン
グ58の一端を掛止する機能との双方を兼ねた共
通のピンとされているのである。
スプリング58には、第1ピン50と第3ピン
56とを互いに接近させる向きに常時付勢する予
荷重が付与されており、以後、第1ピン50に掛
止されたスプリング58の端を第1端と、また第
3ピン56に掛止された端を第2端とする。な
お、掛止ピン(第3ピン)56に代えてレバー4
6の折曲げ部に掛止穴を設け、これをスプリング
掛止部とすることも可能である。
56とを互いに接近させる向きに常時付勢する予
荷重が付与されており、以後、第1ピン50に掛
止されたスプリング58の端を第1端と、また第
3ピン56に掛止された端を第2端とする。な
お、掛止ピン(第3ピン)56に代えてレバー4
6の折曲げ部に掛止穴を設け、これをスプリング
掛止部とすることも可能である。
このスプリング58の第2端がレバー46に加
える弾性力が連結ロツド48を経てペダル30に
伝達される一方、第1端がペダル30に加える弾
性力も同様にレバー46に伝達され、連結ロツド
48がレバー46とペダル30との間の力の伝達
を司る役割を果たす。
える弾性力が連結ロツド48を経てペダル30に
伝達される一方、第1端がペダル30に加える弾
性力も同様にレバー46に伝達され、連結ロツド
48がレバー46とペダル30との間の力の伝達
を司る役割を果たす。
そしてペダル30の踏込過程で、ペダル30が
第3図に1点鎖線で示す中間位置に至つたとき、
レバー46は、第1ピン50と第2ピン52さら
に第3ピン56が上記一直線C上にならぶような
位置を占めることとなり、レバー46のこの位置
が本ペダル装置におけるターンオーバ位置とな
る。すなわち、スプリング58の弾性力が連結ロ
ツド48の両端部に互いに逆向きの相等しい力と
して作用し、その弾性力がペダル30に何らの作
用も及ぼさないこととなるのである。このターン
オーバ位置を経て、レバー46が前記初期位置か
ら終端位置へ回動するのに対応して、第1、第
2、第3の各ピン50,52,56が、第3図に
黒点を付して示す軌跡を描いてそれぞれ変位する
こととなる。
第3図に1点鎖線で示す中間位置に至つたとき、
レバー46は、第1ピン50と第2ピン52さら
に第3ピン56が上記一直線C上にならぶような
位置を占めることとなり、レバー46のこの位置
が本ペダル装置におけるターンオーバ位置とな
る。すなわち、スプリング58の弾性力が連結ロ
ツド48の両端部に互いに逆向きの相等しい力と
して作用し、その弾性力がペダル30に何らの作
用も及ぼさないこととなるのである。このターン
オーバ位置を経て、レバー46が前記初期位置か
ら終端位置へ回動するのに対応して、第1、第
2、第3の各ピン50,52,56が、第3図に
黒点を付して示す軌跡を描いてそれぞれ変位する
こととなる。
以上のように構成されたペダル装置では、ペダ
ル30に設けられた第1ピン50が、連結ロツド
48の連結のみならず、スプリング58を掛止す
る機能をも果しているため、従来装置のようにス
プリングの一端を掛止するために専用の掛止ピン
をペダル30に設ける必要がない。特に従来装置
では、ペダル30の枢軸36の近傍に、第3図に
二点鎖線で示すように専用の掛止ピン60を設け
ることが多く、前記ペダルブラケツト34との干
渉を回避することを考慮しなければならなかつた
が、本実施例ではそのような干渉の問題が生じな
いため、ブラケツト34の形状をより単純にする
ことが可能となり、このことは、上記ピン共通化
の効果と相まつて、ブラケツト34等を含むペダ
ルアツセンブリの製作コストを下げることに寄与
する。
ル30に設けられた第1ピン50が、連結ロツド
48の連結のみならず、スプリング58を掛止す
る機能をも果しているため、従来装置のようにス
プリングの一端を掛止するために専用の掛止ピン
をペダル30に設ける必要がない。特に従来装置
では、ペダル30の枢軸36の近傍に、第3図に
二点鎖線で示すように専用の掛止ピン60を設け
ることが多く、前記ペダルブラケツト34との干
渉を回避することを考慮しなければならなかつた
が、本実施例ではそのような干渉の問題が生じな
いため、ブラケツト34の形状をより単純にする
ことが可能となり、このことは、上記ピン共通化
の効果と相まつて、ブラケツト34等を含むペダ
ルアツセンブリの製作コストを下げることに寄与
する。
さらに上記ペダル装置は、そのターンオーバ機
構自体についても十分な踏力軽減機能が達成され
る。
構自体についても十分な踏力軽減機能が達成され
る。
ペダル30を原位置から踏込位置に向つて踏込
む際、その初期の踏込みに対応して第3図に示す
レバー46が初期位置から前記ターンオーバ位置
まで小角度回動する回動域、言い換れば第3ピン
56が前記直線Cより枢軸44の側にある回動域
においては、スプリング58の第1端がペダル3
0に直接加える弾性力に基づいてペダル30が踏
込位置から原位置に向う方向(復方向)に付勢さ
れる。この点については後述する。
む際、その初期の踏込みに対応して第3図に示す
レバー46が初期位置から前記ターンオーバ位置
まで小角度回動する回動域、言い換れば第3ピン
56が前記直線Cより枢軸44の側にある回動域
においては、スプリング58の第1端がペダル3
0に直接加える弾性力に基づいてペダル30が踏
込位置から原位置に向う方向(復方向)に付勢さ
れる。この点については後述する。
一方、ペダル30の踏込操作に対応して、レバ
ー46がターンオーバ位置を終端位置に向つて越
え、第3ピン56が上記直線Cを基準にして枢軸
44とは反対側に位置する状態になつた後におい
ては、スプリング58の第2端がレバー46、連
結ロツド48を経てペダル30に間接に加える弾
性力に基づき、ペダル30が原位置から踏込位置
に向う方向(往方向)に付勢される状態となる。
この踏込域においてペダル30に生じる回転モー
メントを第5図に基づいて説明する。
ー46がターンオーバ位置を終端位置に向つて越
え、第3ピン56が上記直線Cを基準にして枢軸
44とは反対側に位置する状態になつた後におい
ては、スプリング58の第2端がレバー46、連
結ロツド48を経てペダル30に間接に加える弾
性力に基づき、ペダル30が原位置から踏込位置
に向う方向(往方向)に付勢される状態となる。
この踏込域においてペダル30に生じる回転モー
メントを第5図に基づいて説明する。
図においてペダル30の往方向の回転モーメン
ト(助勢モーメント)を正、復方向の回転モーメ
ント(戻しモーメント)を負とし、かつ第1枢軸
36の軸心からスプリング58の中心線と第1ピ
ン50および第2ピン52の軸心を結ぶ直線とに
下した垂線の足をL1,L2、同様に第2枢軸44
の軸心から下したそれをl1,l2とし、またスプリ
ング58の弾性力をFとすれば、その弾性力に基
づいてペダルに生じる両方向の回転モーメントの
和Mは、 M=−FL1+F′L2 ………(1) で表わされる。またレバー46の回転モーメント
の均合いから Fl1=F′l2 であるから、(1)式は M=−FL1{1−(l1/l2)・(L2/L1)}
………(2) で表わされる。しかるに(l1/l2)・(L2/L1)は本
実施例においては1より大きいため、モーメント
Mの値は正となる。
ト(助勢モーメント)を正、復方向の回転モーメ
ント(戻しモーメント)を負とし、かつ第1枢軸
36の軸心からスプリング58の中心線と第1ピ
ン50および第2ピン52の軸心を結ぶ直線とに
下した垂線の足をL1,L2、同様に第2枢軸44
の軸心から下したそれをl1,l2とし、またスプリ
ング58の弾性力をFとすれば、その弾性力に基
づいてペダルに生じる両方向の回転モーメントの
和Mは、 M=−FL1+F′L2 ………(1) で表わされる。またレバー46の回転モーメント
の均合いから Fl1=F′l2 であるから、(1)式は M=−FL1{1−(l1/l2)・(L2/L1)}
………(2) で表わされる。しかるに(l1/l2)・(L2/L1)は本
実施例においては1より大きいため、モーメント
Mの値は正となる。
すなわち、スプリング58の弾性力等に基づき
(2)式で表わされる助勢モーメントMがペダル30
に加えられる結果、クラツチからの反力による戻
しモーメントに打勝つてペダル30を踏込むのに
実際に要するモーメントが、その助勢モーメント
の分だけ小さくて済むこととなり、必要踏力が軽
減されるのである。
(2)式で表わされる助勢モーメントMがペダル30
に加えられる結果、クラツチからの反力による戻
しモーメントに打勝つてペダル30を踏込むのに
実際に要するモーメントが、その助勢モーメント
の分だけ小さくて済むこととなり、必要踏力が軽
減されるのである。
ペダル30への踏込力が解除されれば、クラツ
チからの反力に基づいてペダル30に生じている
戻しモーメントによつて、ペダル30が原位置に
向つて回動するとともに、連結ロツド48を介し
てターンオーバレバー46も初期位置に向つて同
じ向きに回動する。そしてレバー46が第4図に
示すターンオーバ位置に至つた時点では、スプリ
ング58等がペダル30に対して何らの作用も及
ぼさない状態となるが、クラツチからの反力に基
づく戻しモーメントによつてペダル30およびレ
バー46は復方向にさらに回動する。
チからの反力に基づいてペダル30に生じている
戻しモーメントによつて、ペダル30が原位置に
向つて回動するとともに、連結ロツド48を介し
てターンオーバレバー46も初期位置に向つて同
じ向きに回動する。そしてレバー46が第4図に
示すターンオーバ位置に至つた時点では、スプリ
ング58等がペダル30に対して何らの作用も及
ぼさない状態となるが、クラツチからの反力に基
づく戻しモーメントによつてペダル30およびレ
バー46は復方向にさらに回動する。
レバー46がターンオーバ位置を初期位置に向
つて越えた後、つまり第3ピン56が直線Cを横
切つて枢軸44の側に至つた後においては、各部
材の相対位置は第6図に示すようになる。図にお
いてペダル30に生じる往・復両方向の回転モー
メントの和Mは、第5図に基づいて説明したのと
同様に(2)式で表わされるが、第3ピン56が枢軸
44の側にある場合には、(l1/l2)・(L2/L1)は
1より小さいため、Mの値は負となる。
つて越えた後、つまり第3ピン56が直線Cを横
切つて枢軸44の側に至つた後においては、各部
材の相対位置は第6図に示すようになる。図にお
いてペダル30に生じる往・復両方向の回転モー
メントの和Mは、第5図に基づいて説明したのと
同様に(2)式で表わされるが、第3ピン56が枢軸
44の側にある場合には、(l1/l2)・(L2/L1)は
1より小さいため、Mの値は負となる。
すなわち、レバー46が上記のようにターンオ
ーバ位置を越えると、(2)式で表わされる戻しモー
メントMがペダル30に生じ、前述のように復方
向に付勢される状態となるのである。
ーバ位置を越えると、(2)式で表わされる戻しモー
メントMがペダル30に生じ、前述のように復方
向に付勢される状態となるのである。
この戻しモーメントにより、あるいはクラツチ
からの反力が残留している場合にはそれに起因す
るモーメントとの双方により、ペダル30が原位
置に復帰するとともに、レバー46が初期位置に
復帰してその位置に安定に保持されることとな
る。
からの反力が残留している場合にはそれに起因す
るモーメントとの双方により、ペダル30が原位
置に復帰するとともに、レバー46が初期位置に
復帰してその位置に安定に保持されることとな
る。
本実施例のペダル装置では、目的とする大きさ
の助勢モーメンを得ようとする場合、ペダル30
の初期の踏込域で要する回転モーメント(初期踏
力と言つてもよい)が、第1図に示すような従来
のペダル装置に比べて小さくて済むという実験結
果がでている。第7図に、前記スプリング58の
弾性力に基づいてペダル30に生じる回転モーメ
ントの特性を、従来のものと比較してグラフで示
した。このグラフから明らかなように、本実施例
のレバー46がターンオーバ位置より初期位置の
側にある状態でペダル30に加えられる戻しモー
メントは、従来装置のそれより40%余りも小さく
なつている。
の助勢モーメンを得ようとする場合、ペダル30
の初期の踏込域で要する回転モーメント(初期踏
力と言つてもよい)が、第1図に示すような従来
のペダル装置に比べて小さくて済むという実験結
果がでている。第7図に、前記スプリング58の
弾性力に基づいてペダル30に生じる回転モーメ
ントの特性を、従来のものと比較してグラフで示
した。このグラフから明らかなように、本実施例
のレバー46がターンオーバ位置より初期位置の
側にある状態でペダル30に加えられる戻しモー
メントは、従来装置のそれより40%余りも小さく
なつている。
この理由のひとつは、第1図の従来例では、一
点鎖線で示すターンオーバ位置でもスプリング2
0の第1端がペダル2に直接戻しモーメントを生
じさせるのに対し、第4図に示す本実施例のター
ンオーバ位置では、スプリング58が全体として
ペダル30に何ら戻しモーメントを生じさせず、
あたかもスプリング58が存在しないのと同じ状
態となり、この相違が、ターンオーバ位置から初
期位置までの域での戻しモーメントの特性にも影
響を及ぼすためではないかと考えられる。
点鎖線で示すターンオーバ位置でもスプリング2
0の第1端がペダル2に直接戻しモーメントを生
じさせるのに対し、第4図に示す本実施例のター
ンオーバ位置では、スプリング58が全体として
ペダル30に何ら戻しモーメントを生じさせず、
あたかもスプリング58が存在しないのと同じ状
態となり、この相違が、ターンオーバ位置から初
期位置までの域での戻しモーメントの特性にも影
響を及ぼすためではないかと考えられる。
いずれにしても、レバー46のターンオーバ位
置までの回動に対応するペダル30の初期の踏込
域で要する踏込モーメント、言い換れば上記戻し
モーメントに打勝つべき往方向の回転モーメント
が小さくて済むため、従来タイプにみられたペダ
ル踏込初期の抵抗感を軽くすることができ、踏み
のフイーリングがかなり改善されるのである。
置までの回動に対応するペダル30の初期の踏込
域で要する踏込モーメント、言い換れば上記戻し
モーメントに打勝つべき往方向の回転モーメント
が小さくて済むため、従来タイプにみられたペダ
ル踏込初期の抵抗感を軽くすることができ、踏み
のフイーリングがかなり改善されるのである。
また、本実施例のペダル装置では、スプリング
58のばね特性を変えなくても、レバー46にお
ける枢軸44と第2ピン52と第3ピン56との
位置関係を適宜に選定することによつて、第7図
のグラフに示すように前記助勢モーメントを従来
装置に比べて大きくすることが可能であり、特
に、ペダル30の踏込域の終端近くにおける助勢
モーメントを大きくし易く、従つて終端域で要す
る踏込モーメントをごく小さくすることが可能で
ある。
58のばね特性を変えなくても、レバー46にお
ける枢軸44と第2ピン52と第3ピン56との
位置関係を適宜に選定することによつて、第7図
のグラフに示すように前記助勢モーメントを従来
装置に比べて大きくすることが可能であり、特
に、ペダル30の踏込域の終端近くにおける助勢
モーメントを大きくし易く、従つて終端域で要す
る踏込モーメントをごく小さくすることが可能で
ある。
これは、第1図に示す従来のタイプでは、得ら
れる助勢モーメントが枢軸8の軸心と直線A′と
の距離によつて決まるのに対し、本実施例のもの
では、第5図に示す第3ピン56と直線Cとの距
離(ひいては前記レバー比;l1/l2)で決まり、そ
の結果、レバーの回動角度を同じとしたときに、
その回動範囲の終端域でレバー比を大きく採り易
いためであると考えられる。
れる助勢モーメントが枢軸8の軸心と直線A′と
の距離によつて決まるのに対し、本実施例のもの
では、第5図に示す第3ピン56と直線Cとの距
離(ひいては前記レバー比;l1/l2)で決まり、そ
の結果、レバーの回動角度を同じとしたときに、
その回動範囲の終端域でレバー比を大きく採り易
いためであると考えられる。
次に、本考案の別の実施例を第8図に基づいて
説明する。前記実施例と実質的に変わらない要素
については、先の記載を援用してその説明を割愛
し、第3図等と同一の符号を付すにとどめた。ま
た、煩雑さを避けるために簡単な図を用いた。
説明する。前記実施例と実質的に変わらない要素
については、先の記載を援用してその説明を割愛
し、第3図等と同一の符号を付すにとどめた。ま
た、煩雑さを避けるために簡単な図を用いた。
本実施例では、ターンオーバレバー46の枢軸
44が、第1ピン50および第2ピン52の各軸
心と直交する直線Cを基準にして、ペダル30の
枢軸36とは反対側に設けられ、ペダル30の往
回動および復回動に対応して、レバー46がそれ
ら各回動方向とは各々反対回りに連結ロツド48
を介して回動させられるようになつている。そし
てレバー46のターンオーバ位置は、前述のよう
にスプリング58の第2端を掛止する第3ピン5
6が上記直線Cに一致するときであるが、その第
3ピン56が直線Cを基準にしてペダル30の枢
軸36とは反対側にある状態で、スプリング58
の弾性力に基づいてペダル30が復方向に付勢さ
れる一方、直線Cを横切つて枢軸36の側に至つ
た状態でペダル30が往方向に付勢されることと
なる。
44が、第1ピン50および第2ピン52の各軸
心と直交する直線Cを基準にして、ペダル30の
枢軸36とは反対側に設けられ、ペダル30の往
回動および復回動に対応して、レバー46がそれ
ら各回動方向とは各々反対回りに連結ロツド48
を介して回動させられるようになつている。そし
てレバー46のターンオーバ位置は、前述のよう
にスプリング58の第2端を掛止する第3ピン5
6が上記直線Cに一致するときであるが、その第
3ピン56が直線Cを基準にしてペダル30の枢
軸36とは反対側にある状態で、スプリング58
の弾性力に基づいてペダル30が復方向に付勢さ
れる一方、直線Cを横切つて枢軸36の側に至つ
た状態でペダル30が往方向に付勢されることと
なる。
以上説明した実施例においては、ペダルと連動
する回動部材としてターンオーバレバーが採用さ
れていたが、常識的にレバーと称せられるもの以
外にも、その回動部材の形状等は前述のような作
用が得られる限り自由に選定できる。
する回動部材としてターンオーバレバーが採用さ
れていたが、常識的にレバーと称せられるもの以
外にも、その回動部材の形状等は前述のような作
用が得られる限り自由に選定できる。
また、ペダルに弾性力を及ぼすスプリングとし
ては、先のように引張コイルスプリングが最適で
はあるが、その他にも、例えば湾曲した形状の棒
状あるいは板状のスプリング等を、所定の予荷重
を付与した状態で使用することも可能である。
ては、先のように引張コイルスプリングが最適で
はあるが、その他にも、例えば湾曲した形状の棒
状あるいは板状のスプリング等を、所定の予荷重
を付与した状態で使用することも可能である。
さらに、これまでの説明では、車両のクラツチ
ペダル装置に本考案を適用した場合を例にとつた
が、それに限らずブレーキペダル装置など各種ペ
ダル装置にも同様に適用することができる。
ペダル装置に本考案を適用した場合を例にとつた
が、それに限らずブレーキペダル装置など各種ペ
ダル装置にも同様に適用することができる。
その他、実用新案登録請求の範囲を逸脱するこ
となく種々なる態様で本考案を実施し得ることは
もちろんである。
となく種々なる態様で本考案を実施し得ることは
もちろんである。
第1図は従来のペダル装置の具体例を示す側面
図であり、第2図はその従来装置において、ペダ
ルに設けられるべき連結ピンと掛止ピンとを共通
ピンで置換えたと仮定した場合の作動状態を説明
する概念図である。第3図は本考案の一実施例で
あるペダル装置の構造および作動状態を示す側面
図であり、第4図は第3図におけるターンオーバ
位置を示す部分側面図である。第5図は第3図に
示す装置において、ペダルが初期の踏込域にある
場合にペダルに生じる回転モーメントの状態を説
明するための概念図であり、第6図は同じく、ペ
ダルが終期の踏込域にある場合のモーメントの状
態を説明するための概念図である。第7図は第3
図に示す装置でスプリングの弾性力に基づいてペ
ダルに生じる回転モーメントと回動角との特性
を、従来装置との対比において示すグラフであ
る。第8図は本考案の別の実施例を示す概念図で
ある。 30:クラツチペダル、32:ペダルシート、
34:ペダルブラケツト、36:第1枢軸、4
4:第2枢軸、46:ターンオーバレバー(回動
部材)、48:連結ロツド(連結部材)、50:第
1ピン、52:第2ピン、56:スプリング掛止
ピン(第3ピン、スプリング掛止部)、58:引
張コイルスプリング。
図であり、第2図はその従来装置において、ペダ
ルに設けられるべき連結ピンと掛止ピンとを共通
ピンで置換えたと仮定した場合の作動状態を説明
する概念図である。第3図は本考案の一実施例で
あるペダル装置の構造および作動状態を示す側面
図であり、第4図は第3図におけるターンオーバ
位置を示す部分側面図である。第5図は第3図に
示す装置において、ペダルが初期の踏込域にある
場合にペダルに生じる回転モーメントの状態を説
明するための概念図であり、第6図は同じく、ペ
ダルが終期の踏込域にある場合のモーメントの状
態を説明するための概念図である。第7図は第3
図に示す装置でスプリングの弾性力に基づいてペ
ダルに生じる回転モーメントと回動角との特性
を、従来装置との対比において示すグラフであ
る。第8図は本考案の別の実施例を示す概念図で
ある。 30:クラツチペダル、32:ペダルシート、
34:ペダルブラケツト、36:第1枢軸、4
4:第2枢軸、46:ターンオーバレバー(回動
部材)、48:連結ロツド(連結部材)、50:第
1ピン、52:第2ピン、56:スプリング掛止
ピン(第3ピン、スプリング掛止部)、58:引
張コイルスプリング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一端に足掛部を備え、第1軸線のまわりに原位
置から踏込位置に向つて往回動可能かつ逆向きに
復回動可能に設けられ、操作対象たる負荷装置に
作動的に連結されるペダルと、 前記第1軸線に平行な第2軸線のまわりに回動
可能に設けられた回動部材と、 一端部が第1ピンによつて前記ペダルに回動可
能に連結され、他端部が第2ピンによつて前記回
動部材に連結された連結部材と、 前記回動部材に設けられ、前記ペダルの往復回
動に対応して、前記第1ピンおよび第2ピンの軸
線と直交しかつ前記第2軸線とは交わらない直線
を該第2ピンを基準として該第1ピンとは反対側
の部分において横切るように該第2ピンのまわり
に回動するスプリング掛止部と、 両端がそれぞれ該掛止部と前記第1ピンとに掛
止され、該第1ピンと該掛止部とを互いに接近さ
せる向きに付勢する予荷重が付与されたスプリン
グと を含むことを特徴とするペダル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8647282U JPS58190731U (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | ペダル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8647282U JPS58190731U (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | ペダル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58190731U JPS58190731U (ja) | 1983-12-19 |
| JPS6234329Y2 true JPS6234329Y2 (ja) | 1987-09-02 |
Family
ID=30095268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8647282U Granted JPS58190731U (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | ペダル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58190731U (ja) |
-
1982
- 1982-06-10 JP JP8647282U patent/JPS58190731U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58190731U (ja) | 1983-12-19 |
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