JPS6235966Y2 - - Google Patents

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JPS6235966Y2
JPS6235966Y2 JP12975683U JP12975683U JPS6235966Y2 JP S6235966 Y2 JPS6235966 Y2 JP S6235966Y2 JP 12975683 U JP12975683 U JP 12975683U JP 12975683 U JP12975683 U JP 12975683U JP S6235966 Y2 JPS6235966 Y2 JP S6235966Y2
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JP
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nut
slider
belt
bolt
spring plate
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JP12975683U
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JPS6037648U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、オルタネータのVベルトを所定の張
力に張設するためのVベルトの張り機構に関する
ものである。
従来技術 従来、オルタネータの回転駆動機構は、第1図
に示すように、クランクプーリ1の回転を、オル
タネータ2のオルタネータプーリ3、ウオータポ
ンププーリ4に巻掛けたVベルト5を介して、オ
ルタネータプーリ3に伝えるようになつている。
オルタネータ2およびウオータポンプを正常に機
能させるためには当然Vベルト5が適正な張力を
もつて張られている必要がある。
従来、オルタネータは、第2図および第3図に
拡大して示すように、オルタネータ2をブラケツ
ト6により上端で支え、オルタネータ2の下端か
ら下方に延びるオルタネータステー7をスライダ
8と共にアジヤストバー9に共締めすることによ
り支持されている。そして、オルタネータのVベ
ルト調整は、オルタネータステー7と共にアジヤ
ストバー9に共締めされるスライダ8を、ロツク
ボルト10を緩めた状態で、スライダ8に螺合し
ているアジヤストボルト11を回転させることに
より、オルタネータ2の支持角度を変えることに
より行なわれている。
しかし、このようなVベルトの調整は、Vベル
ト張設時に、テンシヨンゲージを用いてVベルト
の張力を測定しつつ、所定の張力となるように調
整するものであつたため、調整時の時間的ロスが
非常に大きくなるという問題があつた。また、締
付けが適正値を外れると、張力が低い場合はVベ
ルト自体とプーリの溝間ですべり、鳴きの原因と
なり、逆に過張力時には、ウオータポンプのプー
リ軸、クランクシヤフトプーリの耐久性低下、お
よびベルト自体の劣化原因になるという問題があ
つた。
考案の目的 本考案は、このような問題を解消するために一
定張力をVベルトに与え、かつ張力設定がアジヤ
ストボルト締付け時に自動的に行なえるVベルト
の張り機構を提供することを目的とするものであ
り、先に本出願人が提案したVベルトの張り機構
(実願昭58−112243号)を更に改良したものであ
る。
考案の構成、作用 この目的を達成するために、本考案のVベルト
の張り機構においては、スライダにアジヤストボ
ルトの長手方向にスライド可能にナツトが嵌合挿
入されている。ナツトにはアジヤストボルトと反
対方向に延びる延設部が設けられていて延設部に
は外形がのこ歯状の爪を有するスライドカムが形
成されている。ナツトはアジヤストボルトに螺合
されており、かつスライダとの間にスプリングが
介装されることにより反アジヤストボルト方向に
付勢されている。スライダには、ナツトの中心線
の上方左右の位置でナツト長手方向に延びるスラ
イドカムと係合可能な一対のアームを有し両アー
ムのナツト長手方向の両端位置をナツト長手方向
に互にずらしたばね板が取付けられている。
このような構成を有するVベルトの張り機構に
おいては、アジヤストボルトを締め側に回転して
ナツトを移動させていつた場合、スライダはナツ
トからスプリングを介してアジヤストボルト側へ
の引寄せ力を与えられるが、Vベルトがある一定
の張力までは爪とばね板の一方のアームとの係合
によりナツトは空まわりしないから引寄せ力が加
えられるが、ある張力以上になると爪とばね板の
前記一方のアームとの係合が外れてナツトが空ま
わりし、それ以上の引寄せ力が加えられなくな
る。このため、Vベルトの張力はそれ以上は大に
ならず、過張力が防止される。しかもこのVベル
トの張力設定はスプリングの撓みにより自動的に
行なわれ、作業能率が向上される。
また、アジヤストボルトを緩め側に回転してナ
ツトをスライドカムがスライダから離反する方向
に移動していつた場合、スライドカムの爪とばね
板の他方のアームとの係合が外れる位置以上では
ナツトが空まわりしてそれ以上はVベルトは緩ま
ない。すなわち、締め側にも緩み側にも一定の限
度が設定される。
さらにばね板のアームがナツトよりも上方に位
置するので、爪とばね板との係合部がオルタネー
タの回転中心に近づき、小型のばね板によりオル
タネータの回転角の調整が可能になつている。ま
た、爪の外形がのこ歯状となつているので、爪が
ばね板を大きな力で押す時間を小にでき、耐久性
を向上できる。
実施例 以下に本考案のVベルトの張り機構の望ましい
実施例を図面を参照して説明する。
第4図ないし第12図は本考案の一実施例を示
している。まず、第4図において、2はオルタネ
ータ、3はオルタネータプーリ、5はVベルト、
7はオルタネータステー、9はアジヤストバー
で、ここまでの構造は従来の第1図ないし第3図
のものに同じかまたは準じる。
アジヤストバー9には、第4図および第5図に
示すように、アジヤストボルト12がその頭部を
係止した状態でかつねじ部をエンジン方向に延ば
して取付けられている。一方、オルタネータステ
ー7とアジヤストバー9にロツクボルト15によ
り共締めされるスライダ13には、アジヤストボ
ルト12方向にスライド可能にナツト14が嵌挿
されている。
スライダ13は逆U字状で、内部にロツクボル
ト15が嵌挿するパイプ13aと、該パイプ13
aと、上下方向に位置をずらした位置でパイプ1
3aと直交する方向に延びるナツト14が摺動す
るカラー13bとが固定されたものから成る。ナ
ツト14はこのスライダ13とは別体で、スライ
ダ13に対してアジヤストボルト12の軸芯方向
に摺動可能である。
ナツト14は第6図に示すようにアジヤストボ
ルト12の軸芯方向にかつアジヤストボルト12
と反対方向に延びており、第7図に示すように、
この延設部の端部には半径方向に膨出し外周に爪
17を有するスライドカム16が形成されてい
る。爪17の形状は、第10図に示すようにのこ
歯状の歯17aと17bを有しており、のこ歯1
7aとのこ歯17bとは回転方向に互に逆方向を
向いており、円周方向に交互に設けられている。
のこ歯17a,17bの滑らかに径の縮小する外
形面17a−2,17b−2は、のこ歯17a,
17bの段面17a−1,17b−1がばね板1
9の一方のアーム19aに当接しているとき、他
方のアーム19bに接触しない形状に形成されて
いる。また、ナツト14はアジヤストボルト12
と螺合しており、アジヤストボルト12を緩め方
向に回転すると、回転が拘束されているときには
ナツト14はアジヤストボルト12方向にすなわ
ちスライドカム16がスライダ13に接近する方
向に引き寄せられる。また、アジヤストボルト1
2を緩め方向に回転するとナツト14はそのスラ
イドカム16がスライダ13から離れる方向に移
動される。一方、スライダ13とスライドカム1
6との間には圧縮のスプリング18が介装されて
おり、スライドカム16に対してスライダ13を
アジヤストボルト12方向すなわちスライドカム
16から離反する方向に付勢している。スプリン
グ18の両端には回転を滑らかにするためにナイ
ロンワツシヤが設けられてもよい。
スライダ13には第8図に示すようなばね板1
9が取付けられている。ばね板19はナツト14
の上方でスライダ13からスライドカム16方向
に向つて延び、途中で二又に別れてナツト14中
心線上方左右に一対のアーム19a,19bを形
成し、一たん下方に折れ曲りそこから再びスライ
ダ13側に折れ曲つた形状をしている。アーム1
9a,19bのナツト14長手方向の両端の位置
は第8図、第12図に示すように、ナツト長手方
向に位置をずらしてあり、アーム19aはアーム
19bよりスライダ13方向に短かく延びてお
り、アーム19aはアーム19bよりスライダ1
3と反対方向に長く延びている。そして、ばね板
19は、アジヤストボルト12の締め方向への回
転量が少ないときにスライドカム16の爪17と
係合する。しかし、アジヤストボルト12を締め
方向に更に回転してスライドカム16がアジヤス
トボルト12方向すなわちスライダ13側に十分
引き寄せられたときには爪17とばね板19のア
ーム19aとの係合が外れるように、また、アジ
ヤストボルト12を緩め方向に大きく回転すると
スライドカム16がスライダ13から離反する方
向に大きく移動して爪17とばね板19のアーム
19bとの係合が外れるように、ばね板19のア
ーム19a,19bの長さと位置とが設定されて
いる。アーム19a,19bの長さが互に異なつ
ているので、一方のアーム19aとの係合が外れ
ても、逆方向の爪17の回転に対しては他方のア
ーム19bが爪17と係合し、ナツト14の締め
方向と緩め方向の両方の回転が可能なようになつ
ている。
また、ばね板19のアーム19a,19bのス
ライダ13側の先端は、第13図に示すように上
方に傾斜させてもよく(傾斜部を19cで示
す)、第14図に示すように上方に向つてまるみ
をもたせて曲げてもよく(曲げ部を19dで示
す)、第15図に示すようにスライドカム16の
端面側にR形状16aを形成してもよい。このよ
うにすることによつてアーム19とスライドカム
16との係合離脱が円滑になる。
なお、ばね板19はスライダカム16側側面に
沿つて下方に折れ曲つて延び、スライダ13の下
端でスライダ13下面でスライダ13下面側に折
れ曲つて延び(曲がり部19eで示す)、下端に
係止されている。
つぎに上記の構成を有する実施例装置における
作用について説明する。
Vベルト5を張る際、まずロツクボルト15を
緩めてスライダ13をアジヤストバー9に対して
移動可能にする。
つぎに、アジヤストボルト12を締め方向に回
転する。このときスライドカム16の爪17の段
面17a−1とばね板19のアーム19aとの係
合によりナツト14の回転は止められているの
で、爪17aは両アーム19a,19bの間を滑
つてナツト14およびスライドカム16はアジヤ
ストボルト12方向に引き寄せられ、スプリング
18を介してスライダ13をアジヤストボルト1
2方向に移動させる。そのため、Vベルト5は張
られていく。
Vベルト5の張力が設定値に近づいてくるとV
ベルト5からの荷重でスライダ13の移動が減少
し、スプリング18の撓みが大きくなつて、スラ
イドカム16はばね板19上をスライドしてい
く。爪17の段面17a−1とばね板19のアー
ム19aとの係合が外れるとスライドカム16と
ナツト14は一体となつて回転し、これ以上アジ
ヤストボルト12を締めてもナツト14は空まわ
りしてVベルト5にはそれ以上の張力はかからな
い。この張力がVベルト5設定張り張力となるよ
うにスプリング18の強さは定められているの
で、Vベルト5は自動的に設定張力に設定され
る。この張力設定においてはテンシヨンゲージ等
は用いられず、作業は容易である。
Vベルト5を緩めたい時は、アジヤストボルト
12を締め方向と逆方向の緩め方向に回転させ
る。このときナツト14と共に回転するスライド
カム16の爪17bの段面17b−1はばね板1
9の他方のアーム19bに係合し、回転をロツク
されるので、スライドカム16の爪17はばね板
19の両アーム19a,19bの間の溝をすべつ
てスライダ13から離れる方向に移動する。これ
によつてスプリング8は伸長し、スライダ13に
かかるスプリング8からの押付け力は小になり、
Vベルト5の張力は軽減される。
更にアジヤストボルト12を締め側に回転させ
ていくと爪17bの段面17b−1がアーム19
bから外れ、ナツト14は空まわりし、それ以上
はVベルト5は緩まない。続いて今度はアジヤス
トボルト12を締め側に回転させていくと上記の
工程に従つてVベルト5は張られていき、以下上
記の繰り返しとなる。
上記のVベルト5の張力設定においては、Vベ
ルト5の自動張りが行なえるだけでなく、自動緩
み過ぎ防止も果たされる。これはアーム19a,
19bがそのナツト長手方向両端の位置が互に異
ならせてあるために達成される。
また、ばね板19がナツト14の上方位置に設
けられているため、ナツト14の下方位置に設け
られていた前記実願昭58−112243号の提案に比べ
てオルタネータの揺動中心からの距離が短かくな
る。そのため、同じ角度オルタネータ2を揺動さ
せるのに小型のばね板19で済み、アジヤストバ
ー9の下端位置も上方に上げることができ、した
がつてアジヤストバー9の先端位置P(第4図参
照)をエンジン側に寄せることができ、スペース
上余裕のない位置への収納が楽になる。
また、爪17の外形形状がのこ歯状になつてい
て段面17a−1,17b−1がアーム19a,
19bに当接しているときには滑らかに湾曲して
いる外形面17a−2,17b−2はアーム19
a,19bに接触していないので、摺動時の摩擦
抵抗は小さく、軽い力でVベルト5の張力設定を
することができる。なお、スライダ13にはカラ
ー13bが設けられているので、スライダ13と
ナツト14との摺動が滑らかに行なわれ、軽い力
でのVベルト5の張力設定が助長される他、ナツ
ト14の全長も短かくできる。
さらに、ばね板19またはスライドカム16に
第13図、第14図、第15図の何れかの形状ま
たはその組み合せの円滑手段を施せば、ばね板1
9とスライドカム16との係合離脱は円滑にな
る。
なお、ばね板19の端部はスライダ13に溶接
等にて固定される構造にはなつておらず、折り曲
げ部19eをスライダ13下端に係止させる構造
となつているので、ばね板19のスライダ13に
対する回り止め構造が単純化され、生産性が向上
されている。
考案の効果 以上説明したところから明らかなように、本考
案のVベルト張り機構によるときはつぎの種々の
効果が得られる。
まず、ばね板のアームの両端位置をずらしたこ
とによりVベルト締め時と緩み時の両方に空まわ
り機構を設けることができる。
つぎにばね板をナツトの上方に設けることによ
りばね板の小形化、アジヤストバーの小形化をは
かることができる。
さらに爪をのこ歯状にしたため、爪の外形面と
ばね板のアームとの接触を除去でき、軽い力でス
ライドさせるようにして、張力設定作業を円滑に
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエンジンのVベルト巻掛け状態
を示す正面図、第2図は第1図のオルタネータ近
傍の正面図、第3図は第2図の平面図、第4図は
本考案のVベルトの張り機構の正面図、第5図は
第4図の機構のアジヤストバーの部分の平面図、
第6図は第4図の機構のアジヤストバー近傍の斜
視図、第7図はナツトおよび爪の斜視図、第8図
はばね板の斜視図、第9図はスライダの斜視図、
第10図は爪とばね板との関係を示す側面図、第
11図はスライダおよびばね板近傍の断面図、第
12図はばね板の平面図、第13図はばね板とス
ライドカム近傍の断面図、第14図はばね板とス
ライドカム近傍の別の例の断面図、第15図はば
ね板とスライドカム近傍の更に別の例の断面図、
である。 2……オルタネータ、5……Vベルト、7……
オルタネータステー、9……アジヤストバー、1
2……アジヤストボルト、13……スライダ、1
4……ナツト、15……ロツクボルト、16……
スライドカム、17……爪、17a,17b……
のこ歯、17a−1,17b−1……段面、17
a−2,17b−2……のこ歯の外形面、18…
…スプリング、19……ばね板、19a,19b
……アーム、19e……曲がり部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オルタネータステーと共にアジヤストバーに共
    締めされるスライダを、アジヤストバーに係止し
    たアジヤストボルトを回転させて位置を変化させ
    オルタネータプーリに巻回したVベルトの張力を
    調整するVベルトの張り機構において、前記スラ
    イダにアジヤストボルトの長手方向にスライド可
    能にナツトを嵌挿すると共にナツトにアジヤスト
    ボルトと反対方向に延びる延設部を設けて該延設
    部に外形がのこ歯状の爪を有するスライドカムを
    形成し、前記ナツトをアジヤストボルトに螺合さ
    せると共にスライダとスライドカムとの間にスプ
    リングを介装してナツトを反アジヤストボルト方
    向に付勢し、前記スライダに、ナツトの中心線の
    上方左右の位置でナツト長手方向に延びるスライ
    ドカムと係合可能な一対のアームを有し両アーム
    のナツト長手方向の両端位置を互にずらしたばね
    板を取付けたことを特徴とするVベルトの張り機
    構。
JP12975683U 1983-07-21 1983-08-24 Vベルトの張り機構 Granted JPS6037648U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12975683U JPS6037648U (ja) 1983-08-24 1983-08-24 Vベルトの張り機構
US06/683,509 US4571221A (en) 1983-07-21 1984-12-19 V-Belt stretching mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12975683U JPS6037648U (ja) 1983-08-24 1983-08-24 Vベルトの張り機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6037648U JPS6037648U (ja) 1985-03-15
JPS6235966Y2 true JPS6235966Y2 (ja) 1987-09-12

Family

ID=30293902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12975683U Granted JPS6037648U (ja) 1983-07-21 1983-08-24 Vベルトの張り機構

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JP (1) JPS6037648U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6037648U (ja) 1985-03-15

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