JPS6236509B2 - - Google Patents

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JPS6236509B2
JPS6236509B2 JP747380A JP747380A JPS6236509B2 JP S6236509 B2 JPS6236509 B2 JP S6236509B2 JP 747380 A JP747380 A JP 747380A JP 747380 A JP747380 A JP 747380A JP S6236509 B2 JPS6236509 B2 JP S6236509B2
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JP
Japan
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crude
pivalic acid
weight
catalyst
reaction
Prior art date
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Expired
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JP747380A
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English (en)
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JPS56104841A (en
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Takehiko Takahashi
Kumiko Watabe
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はHF、HF−H2O系又はHF−BF3
H2O系触媒の存在下に脂肪族アルコールと一酸化
炭素を反応させて得られる反応生成物から触媒を
分離して得た粗製脂肪酸の精製方法に関する。 イソブチレン、ジイソブチレンなどのオレフイ
ン類、またはイソブチルアルコール、n−ブチル
アルコール、2−エチルヘキサノールなどのアル
コール類を硫酸、HF、BF3などの強酸触媒の存
在下に一酸化炭素と反応させ、該オレフインまた
はアルコールよりも炭素数の一つ多い脂肪酸を生
成させる反応はコツホ反応として広く知られてい
る。このうち触媒としてHF、HF−H2O、また
HF−BF3−H2Oを用いて得られる反応生成物か
ら触媒を分離後、通常の方法で反応により得られ
た脂肪酸を蒸留精製すると、蒸留直後は無色であ
つた該脂肪酸が経時的に黄かつ色に着色し約2週
間でハーゼン色相が300を越えてしまう。この着
色原因物質がどのようなものかは明らかでなく、
上記の触媒を用いてコツホ反応を行なうときに特
に生成しやすい副反応生成物、たとえば含弗素化
合物、ないしは分子内に複数個の不飽和結合をも
つ化合物に由来するものと考えられるが、いずれ
にしてもこれらが製品の価値を著しく減ずるもの
であることは言うまでもない。 特公昭48−16897には硫酸触媒の存在下にオレ
フインと一酸化炭素とを反応させて得られるコツ
ホ反応生成物の着色原因物質の除去方法に関し、
反応生成物から溶媒を留去した後の粗製脂肪酸を
空気または過酸化水素水などの酸化剤と接触させ
ることにより着色成分を無色の物質に容易に転化
し得ることが記載されている。 本発明者は、HF、HF−H2O系、またはHF−
BF3−H2O系触媒を用いるコツホ反応においても
上記の発明を適用し得るか否かについて検討した
結果、粗製脂肪酸に空気を吹き込んでも前述の経
時着色は全く改善されないこと、および粗製脂肪
酸の過酸化水素処理はある程度効果が認められる
が、経時着色は相変らず起こることを見出した。
すなわちHF、HF−H2O系またはHF−BF3
H2O系触媒存在下にアルコールと一酸化炭素を反
応させるときに生成する副生物は、硫酸触媒存在
下にオレフインと一酸化炭素を反応させる時に生
成する副生物とは異質のものであることが確めら
れた。 本発明者はHF触媒、HF−H2O系触媒または
HF−BF3−H2O系触媒を用いてアルコール類と
一酸化炭素とを反応させたときに得られる反応生
成物の精製についてさらに検討を進めた結果、反
応生成物から反応時に生成した高沸物を反応生成
物からあらかじめ除いたものを酸化処理する場合
には、得られた精製脂肪酸の経時着色を防止し得
ることを見出し本発明を完成した。 即ち本発明はHF、HF−H2O系又はHF−BF3
−H2O系触媒の存在下に炭素数3個以上を有する
脂肪族アルコールと一酸化炭素を反応させて得ら
れる反応生成物から触媒を分離して得た該アルコ
ールよりも炭素数の一つ多い粗製脂肪酸を空気ま
たは過酸化水素などの酸化剤で処理するに先立つ
て、あらかじめ反応時に副生する高沸物を粗製脂
肪酸から除去する方法である。 本発明において使用される原料アルコールとし
てはプロピルアルコール類、ブチルアルコール
類、オクチルアルコール類など通常コツホ反応に
用い得る炭素数3個以上を有する脂肪族アルコー
ルの他これらのアルコールの誘導体を含むもので
あり、該アルコールを単独あるいは溶媒と共に一
酸化炭素ガスで飽和された反応系内でHF、HF−
H2O系または、HF−BF3−H2O系触媒を用いて
反応させた後該反応生成物を加水分解または熱分
解により反応により生成した脂肪酸を含む有機層
と、反応に使用した触媒を含む触媒層とに分離す
る。この際反応により生成した脂肪酸を加水分解
後の触媒層から完全に回収するためにペンタン、
ヘキサン、ヘプタンなどの抽剤による該脂肪酸の
抽出が行なわれ、また熱分解法では熱媒体として
使用されるペンタン、ヘキサン、ベンゼンなどの
溶媒として得られる。このようにして反応生成物
から触媒を分離して得た粗製脂肪酸中には、目的
とする脂肪酸の沸点より50℃以上高く沸点を有す
る高沸物が存在するので、本発明においてはあら
かじめこれらの高沸物を蒸留等の手段により除去
する。ペンタン、ヘキサンなどの溶媒、および反
応時に副生する軽沸物は除去しないでも酸化処理
の効果に影響を与えないが、これらの溶媒が含ま
れていると処理槽の所要容積が大きくなり経済的
見地からは不利であるので、通常は酸化処理に先
立つて溶媒、および軽沸物の大部分を留去してお
くことが好ましい。 溶媒、軽沸物及び高沸物を除去して得た粗脂肪
酸の酸化処理剤として空気または酸素を含む気体
を使用する場合は、処理槽中の気相酸素分圧が
0.5Kg/cm2以上、好ましくは1.5Kg/cm2以上に保た
れることが望ましい。処理温度は50〜300℃、好
ましくは80〜200℃である。処理時間は気相の酸
素分圧および処理温度によつて異なるが、一般に
は10分〜3時間程度で良い。処理液の撹拌は必ら
ずしも必要ないが、ある程度撹拌する方が処理時
間を短縮できる。又粗脂肪酸の酸化処理剤とし
て、過酸化水素を使用する場合の過酸化水素の添
加量は、粗脂肪酸1重量部に対して30重量%の過
酸化水素水として0.001重量部以上、好ましくは
0.01重量部以上である。処理圧力に特に制限はな
く、運転操作上最も好ましい圧力を選択すること
ができる。処理温度は0〜200℃、好ましくは20
〜150℃である。処理時間は過酸化水素の添加量
および処理温度によつて異なるが、一般には15分
〜5時間程度で良い。粗脂肪酸1重量部に対し30
重量%の過酸化水素水0.05重量部程度の添加では
過酸化水素水が粗脂肪酸に溶解して均一相となる
ので、処理液を激しく撹拌する必要はない。 本発明によればHF、HF−H2O系又はHF−
BF3−H2O系触媒の存在下にアルコールと一酸化
炭素を反応させて得られる反応生成物から触媒を
分離して得た粗製脂肪酸の酸化処理に際し、あら
かじめ反応時に副生する高沸物を除去したのち酸
化剤と接触させることにより、精製脂肪酸の経時
着色が殆んど認められなくなるというすぐれた効
果を示す。 実施例 1 内容積3のステンレス製電磁撹拌機付反応器
にHF2000g、水50gを充填し、温度を60℃とし
た後一酸化炭素を供給して全圧を7.5Kg/cm2Gと
した。全圧を7.5Kg/cm2Gに保ちつゝ反応器にイ
ソブチルアルコール370gを供給してCOを吸収さ
せピバリン酸を合成した。 反応終了後、反応混合物を2500gの氷で加水分
解し有機層と水層とに分離した。水層はさらにn
−ヘプタン各400mlで3回抽出し、水層に溶解し
ている反応生成物を回収した。抽出液をはじめの
有機層にあわせて合計1358gのピバリン酸のn−
ヘプタン溶液を得た。このようにして得られたピ
バリン酸の収率は91モル%であつた(ガスクロマ
トグラフイーによる)。このn−ヘプタン溶液を
等量の水で十分洗浄後常圧でn−ヘプタンの大部
分を留去した。釜残物(519g)として得られた
粗製ピバリン酸中の高沸分の濃度は約6重量%、
残留しているn−ヘプタンの濃度は3.4重量%で
あつた。 上記の反応および濃縮を繰返して、ピバリン酸
90.4重量%、高沸物5.8重量%、その他の軽沸物
3.8重量%からなる粗製ピバリン酸約3Kgを調製
した。この粗製ピバリン酸約1.5Kgをデイクソン
パツキンを充填した充填塔(理論段数約3段)を
用いて蒸留し、軽沸物4.1重量%、ピバリン酸
95.4重量%、高沸物0.5重量%(沸点180℃以下、
ガスクロマトグラフイーにより)からなる淡黄か
つ色の粗ピバリン酸約1.4Kgを得た。これらの高
沸物が含まれる粗製ピバリン酸、および高沸物を
除去した粗ピバリン酸を用いて種々の条件で酸化
処理実験を行なつた。さらに処理液を充填塔(理
論段数約12段)を用いて精留して純度99.5%以上
のピバリン酸を分取し、その色相の経時変化(ハ
ーゼン色)の有無について観察した。酸化処理条
件、着色度の経時変化について観察した結果を第
1表に示す。
【表】 第1表からあきらかなように、高沸物が含まれ
る粗製ピバリン酸では酸化処理により蒸留直後は
ハーゼン色25以下のほとんど無色のピバリン酸を
得ることは可能であるが、40日後はいずれも300
以上となり、経時着色の著しいことがわかる。一
方、高沸物をあらかじめ除去してから酸化処理を
行なつた粗ピバリン酸ではいずれも経時着色が少
なく、特に30重量%過酸化水素水で処理したもの
に事実上経時着色が認められないことがわかる。 実施例 2 実施例1と全く同一の条件でピバリン酸を合成
した。ピバリン酸の収率は91モル%であつた。反
応混合物を、ヘキサンを還流させた充填塔に連続
的に供給して熱分解し、有機分と触媒とを分離
し、98.8%の回収率で51重量%のピバリン酸を含
むヘキサン溶液を塔底から回収した。 この溶液を10重量%食塩水で激しく振とう後、
油層を大気圧下で蒸留してかつ色の粗製ピバリン
酸485g(ヘキサン分1.2重量%)を得た。上記の
反応および濃縮操作を繰り返して、粗製ピバリン
酸約2Kgを得、さらにその一部を蒸留して高沸物
を除いた粗ピバリン酸約1Kgを得た。粗製ピバリ
ン酸の組成は軽沸物2.3重量%、ピバリン酸91.6
重量%、高沸物6.1重量%であり、粗ピバリン酸
の組成は軽沸物2.4重量%、ピバリン酸97.2重量
%、高沸物0.4重量%であつた。 これらを原料として実施例1と同様の酸化処理
を行ない、第2表の如き結果を得た。
【表】 実施例 3 実施例1で使用した反応器にHF1000g、水50
gを充填して反応器温度を30℃とした後一酸化炭
素で系を加圧しつつt−ブチルアルコール370g
を供給してCOを吸収せしめピバリン酸の合成を
行なつた。反応終了後のt−ブチルアルコールに
対するピバリン酸の収率は95モル%であつた。反
応混合物を実施例2で使用したヘキサン還流塔に
供給して反応生成物と触媒とを分離し、塔底から
52.3重量%のピバリン酸溶液908gを得た。 実施例1と同様にして、軽沸物3.4重量%、ピ
バリン酸93.5重量%、高沸物3.1重量%からなる
粗製ピバリン酸、および軽沸物3.5重量%、ピバ
リン酸96.5重量%、高沸物0.5重量%からなる粗
ピバリン酸を得た。それぞれに30重量%過酸化水
素水を原料1重量部に対し0.04重量部添加し、60
℃で30分処理後、さらに精留して純度99.5%以上
のピバリン酸を分取した。蒸留直後は粗製ピバリ
ン酸、粗ピバリン酸のいずれを原料としたものも
ハーゼン色25以下であつたが、2週間保存後のハ
ーゼン色は粗製ピバリン酸を原料としたものでは
200、粗ピバリン酸を原料としたものは25以下で
あつた。 実施例 4 実施例1で用いた反応器にHF1000g、BF3840
g、H2O380gを仕込んで温度を60℃とし、一酸
化炭素で加圧して全圧を7Kg/cm2Gに保ちつつイ
ソブチルアルコール740gを反応器に供給してピ
バリン酸を合成した。 反応終了後、実施例1と同様に氷2000gを用い
て反応混合物の全量を加水分解し、さらに水層を
各300mlのn−ヘプタンで3回反応生成物を抽出
した。イソブチルアルコールに対するピバリン酸
の収率は93モル%であつた。上記で得たピバリン
酸のn−ヘプタン溶液をさらに等量の10重量%食
塩水で洗浄後、減圧下に溶媒留去し、粗製ピバリ
ン酸1078g(n−ヘプタン2.1重量%)を得た。
この一部を蒸留して粗ピバリン酸を調製した後、
実施例3と同じ条件で酸化処理を行なつた。 蒸留精製直後はいずれを原料として酸化処理し
たものもハーゼン色25以下であつたが、2週間後
の色相は粗製ピバリン酸を原料としたものは300
以上、粗ピバリン酸を原料としたものは25以下で
あつた。 実施例 5 実施例1で使用した反応器にHF2000gを充填
し、温度を50℃とした。反応器を一酸化炭素で加
圧して圧力を20Kg/cm2Gに保ちつつ2−エチルヘ
キサノール650gを反応器に供給してネオノネン
酸を合成した。 反応終了後、実施例2で用いたヘキサン還流塔
に反応混合物全量を供給して反応生成物と触媒を
分離し、塔底から32.5重量%のネオノネン酸溶液
2409gを得た。2−エチルヘキサノールに対する
ネオノネン酸の収率は89モル%であつた。 ヘキサンの大部分を留去して粗製ネオノネン酸
を得、さらに減圧蒸留して粗ネオノネン酸を得
た。それぞれを原料として実施例3と同じ条件で
酸化処理を行ない、さらに精製蒸留(132〜134
℃/15mmHg、純度98.4重量%)して、各留分の
着色度の経時変化を観察した。蒸留直後のハーゼ
ン色はいずれも50であつたが、40日後のハーゼン
色は粗製ネオノネン酸を原料とするものは300以
上、粗ネオノネン酸を原料とするものは100であ
つた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 HF、HF−H2O系又はHF−BF3−H2O系触
    媒の存在下に炭素数3個以上を有する脂肪族アル
    コールと一酸化炭素を反応させて得られる反応生
    成物から触媒を分離して得た該アルコールよりも
    炭素数の一つ多い粗製脂肪酸を蒸留し精製脂肪酸
    を得るに際し、あらかじめ反応時に副生する高沸
    物を除去した後に酸化剤と接触させることを特徴
    とする脂肪酸の精製法。
JP747380A 1980-01-25 1980-01-25 Purification of fatty acid Granted JPS56104841A (en)

Priority Applications (1)

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JP747380A JPS56104841A (en) 1980-01-25 1980-01-25 Purification of fatty acid

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JPS56104841A JPS56104841A (en) 1981-08-20
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