JPS6236540B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6236540B2 JPS6236540B2 JP55086900A JP8690080A JPS6236540B2 JP S6236540 B2 JPS6236540 B2 JP S6236540B2 JP 55086900 A JP55086900 A JP 55086900A JP 8690080 A JP8690080 A JP 8690080A JP S6236540 B2 JPS6236540 B2 JP S6236540B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic core
- leg
- detected
- magnetic
- voltmeter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 claims description 74
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 25
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 21
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 11
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 239000003302 ferromagnetic material Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 229910000702 sendust Inorganic materials 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010420 art technique Methods 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002889 diamagnetic material Substances 0.000 description 1
- 230000005294 ferromagnetic effect Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
- Sorting Of Articles (AREA)
Description
本発明は、差動形磁気ヘツドに関する。
差動形磁気ヘツドは、小形であり、しかも感度
(被検出物が無いときの出力値に対する被検出物
をギヤツプ部分に接触させたときの出力値の比)
が大きい等の利点を有し、紙幣等を識別するため
に有利に用いられる。 第1図は、先行技術の簡略化した正面図であ
る。第1図1では、磁気コア1は、E字形とした
一対の磁気コア部分2,3が対向して接着されて
構成される。一方の磁気コア部分2の脚部2a,
2bには、励磁コイル4,5がそれぞれ巻回され
る。励磁コイル4,5は、交流電源7によつて励
磁される。他方の磁気コア部分3の脚部3a,3
bには、検出コイル8,9が巻回される。この検
出コイル8,9は、それらの誘起起電力が相殺す
るように直列接続されて電圧計10に接続され
る。磁気コア部分2,3は、同一形状を有し、磁
気コア部分2は、第2図に拡大して示される。 磁気コア部分2は、連結部分6の端面11と、
脚部2a,2bのギヤツプを形成する端面12,
13とは、ギヤツプ長をdとすれば、長さd/2
だけの寸法差がある。したがつて微細な磁気コア
部分2において精密な研磨加工を必要とする。ま
た組立てに当つては、端面11,12,13の3
ケ所が、もう一つの磁気コア部分3との対応する
面に対向して組立てる必要がある。そのため組立
てに当つて細心の注意を払う必要があり、生産性
が劣る。 第1図2の先行技術は、H字状の磁気コア14
を有し、第1図1の先行技術と対応の部分には同
一の参照符を付す。この先行技術は、第1図1の
ものに比べて分離能をそれほど必要としない場合
に用いられる。 第1図に示されたこれらの先行技術において、
小形でしかも感度の良好な差動形磁気ヘツドが現
実の産業界において望まれている。 したがつて本発明の目的は、感度の良好な差動
形磁気ヘツドを提供することである。 本発明は、たとえば第3図〜第6図の実施例に
関連して述べると、全体の形状が大略的にS字状
である磁気コア15を有し、 この磁気コア15は、単一の細長い中央部18
と、2つの細長い脚部16,17とを有し、 各脚部16,17の長手方向一方端は、中央部
18の長手方向両端にそれぞれ連結され、 各脚部16,17の長手方向他方端(第3図に
おいて脚部16の下端、脚部17の上端)と中央
部18の長手方向両端との間にギヤツプを形成
し、 中央部18には、交流電源7によつて励磁され
る励磁コイル21が巻回され、 各脚部16,17には、検出コイル22,23
がそれぞれ巻回され、 これらの検出コイル22,23は、誘起起電力
が相殺するように直列に接続され、 一方の脚部(たとえば16)と中央部18との
連結部分19から他方の脚部17の前記他方端
(第3図の上端)にわたつて臨む被検出物Mを検
出するようにしたことを特徴とする差動形磁気ヘ
ツドである。 第3図は、本発明の一実施例の正面図である。
平板状の磁気コア15は、2つの脚部16,17
と中央部18とを含む。脚部16の一方端は、中
央部18の一方端に連結されて連結部分19を成
す。また他方の脚部17の一方端と中央部18の
他方端とは相互に連結されて連結部分20を成
す。このようにして磁気コアは、大略的にS字状
の形状を有する。磁気コア15の中央部18に
は、交流電源7によつて励磁される磁気コイル2
1が巻回される。脚部16,17には、検出コイ
ル22,23がそれぞれ巻回される。これらの検
出コイル22,23は、それらの誘起起電力が相
殺するように直列に接続される。検出コイル2
2,23の出力は、電圧計10によつて検出され
る。このような構造を有する差動形磁気ヘツドに
おいて、脚部17の遊端と連結部分19とにわた
つて臨んで被検出物Mが近接または接触されたと
きに、電圧計10には第1図に示した先行技術に
比べてたとえば10倍以上もの大きな出力が得ら
れ、感度が極めて良好であることが確認された。 本件発明者の実験によれば脚部16,17の長
さlを6mm、脚部16,17と中央部18との間
隔l2を2.6mmとし、脚部16,17、中央部1
8およびそれらの連結部分19,20の軸直角断
面を0.6mm×1.0mmとした場合に、仮想線で示すご
とく、被検出物Mを近接したとき第1表の実験結
果が得られた。交流電源7の周波数は2KHzであ
る。励磁コイル21は、600T(ターン)であ
り、その励磁電流はpeak to peak値が20mAであ
る。各検出コイル22,23はそれぞれ300Tで
ある。第1表において、電圧は電圧計10によつ
て検出されたpeak to peak値を示す。
(被検出物が無いときの出力値に対する被検出物
をギヤツプ部分に接触させたときの出力値の比)
が大きい等の利点を有し、紙幣等を識別するため
に有利に用いられる。 第1図は、先行技術の簡略化した正面図であ
る。第1図1では、磁気コア1は、E字形とした
一対の磁気コア部分2,3が対向して接着されて
構成される。一方の磁気コア部分2の脚部2a,
2bには、励磁コイル4,5がそれぞれ巻回され
る。励磁コイル4,5は、交流電源7によつて励
磁される。他方の磁気コア部分3の脚部3a,3
bには、検出コイル8,9が巻回される。この検
出コイル8,9は、それらの誘起起電力が相殺す
るように直列接続されて電圧計10に接続され
る。磁気コア部分2,3は、同一形状を有し、磁
気コア部分2は、第2図に拡大して示される。 磁気コア部分2は、連結部分6の端面11と、
脚部2a,2bのギヤツプを形成する端面12,
13とは、ギヤツプ長をdとすれば、長さd/2
だけの寸法差がある。したがつて微細な磁気コア
部分2において精密な研磨加工を必要とする。ま
た組立てに当つては、端面11,12,13の3
ケ所が、もう一つの磁気コア部分3との対応する
面に対向して組立てる必要がある。そのため組立
てに当つて細心の注意を払う必要があり、生産性
が劣る。 第1図2の先行技術は、H字状の磁気コア14
を有し、第1図1の先行技術と対応の部分には同
一の参照符を付す。この先行技術は、第1図1の
ものに比べて分離能をそれほど必要としない場合
に用いられる。 第1図に示されたこれらの先行技術において、
小形でしかも感度の良好な差動形磁気ヘツドが現
実の産業界において望まれている。 したがつて本発明の目的は、感度の良好な差動
形磁気ヘツドを提供することである。 本発明は、たとえば第3図〜第6図の実施例に
関連して述べると、全体の形状が大略的にS字状
である磁気コア15を有し、 この磁気コア15は、単一の細長い中央部18
と、2つの細長い脚部16,17とを有し、 各脚部16,17の長手方向一方端は、中央部
18の長手方向両端にそれぞれ連結され、 各脚部16,17の長手方向他方端(第3図に
おいて脚部16の下端、脚部17の上端)と中央
部18の長手方向両端との間にギヤツプを形成
し、 中央部18には、交流電源7によつて励磁され
る励磁コイル21が巻回され、 各脚部16,17には、検出コイル22,23
がそれぞれ巻回され、 これらの検出コイル22,23は、誘起起電力
が相殺するように直列に接続され、 一方の脚部(たとえば16)と中央部18との
連結部分19から他方の脚部17の前記他方端
(第3図の上端)にわたつて臨む被検出物Mを検
出するようにしたことを特徴とする差動形磁気ヘ
ツドである。 第3図は、本発明の一実施例の正面図である。
平板状の磁気コア15は、2つの脚部16,17
と中央部18とを含む。脚部16の一方端は、中
央部18の一方端に連結されて連結部分19を成
す。また他方の脚部17の一方端と中央部18の
他方端とは相互に連結されて連結部分20を成
す。このようにして磁気コアは、大略的にS字状
の形状を有する。磁気コア15の中央部18に
は、交流電源7によつて励磁される磁気コイル2
1が巻回される。脚部16,17には、検出コイ
ル22,23がそれぞれ巻回される。これらの検
出コイル22,23は、それらの誘起起電力が相
殺するように直列に接続される。検出コイル2
2,23の出力は、電圧計10によつて検出され
る。このような構造を有する差動形磁気ヘツドに
おいて、脚部17の遊端と連結部分19とにわた
つて臨んで被検出物Mが近接または接触されたと
きに、電圧計10には第1図に示した先行技術に
比べてたとえば10倍以上もの大きな出力が得ら
れ、感度が極めて良好であることが確認された。 本件発明者の実験によれば脚部16,17の長
さlを6mm、脚部16,17と中央部18との間
隔l2を2.6mmとし、脚部16,17、中央部1
8およびそれらの連結部分19,20の軸直角断
面を0.6mm×1.0mmとした場合に、仮想線で示すご
とく、被検出物Mを近接したとき第1表の実験結
果が得られた。交流電源7の周波数は2KHzであ
る。励磁コイル21は、600T(ターン)であ
り、その励磁電流はpeak to peak値が20mAであ
る。各検出コイル22,23はそれぞれ300Tで
ある。第1表において、電圧は電圧計10によつ
て検出されたpeak to peak値を示す。
【表】
比較のために、第1図2の先行技術において、
l3=l4=6.0mm,l5=2.6mmとし、磁気コア14の
軸直角断面を第3図の実施例と同様に0.6mm×1.0
mmとした場合の実験結果を第1表に併せて示す。
各励磁コイル4,5はそれぞれ300Tであり、各
検出コイル8,9もまたそれぞれ300Tである。
交流電源7の周波数および励磁電流は第3図示の
場合と同様である。励磁コイル4,5;21およ
び検出コイル8,9;22,23の素線は0.03mm
φである。 第1表において、被検出物Mがセンダストの場
合は、磁気コアが飽和しているため、第3図およ
び第1図1のいずれにも電圧値の差はみられなか
つた。この第1表の実験結果によれば本発明の差
動形磁気ヘツドの出力が、先行技術に比べて著し
く感度が良好であることが判る。 この理由を本件発明者は次のような実験によつ
て推察した。第4図1のように、U字状の磁気コ
ア24を準備し、ここに励磁コイル25を巻回し
て交流電源7によつて励磁し、また検出コイル2
6に電圧計10を接続する。磁気コア24の遊端
部に、被検出物Mを近接して、電圧計10の出力
を読み取る。次に第4図2のように磁気コア24
の連結部分付近に被検出物Mを近接したときにお
ける電圧計10の目盛を読み取る。被検出物Mが
鉄などの強磁性体である場合と、アルミニウムや
銅などの非磁性体である場合とにおける電圧計1
0の読みを第2表に示す。
l3=l4=6.0mm,l5=2.6mmとし、磁気コア14の
軸直角断面を第3図の実施例と同様に0.6mm×1.0
mmとした場合の実験結果を第1表に併せて示す。
各励磁コイル4,5はそれぞれ300Tであり、各
検出コイル8,9もまたそれぞれ300Tである。
交流電源7の周波数および励磁電流は第3図示の
場合と同様である。励磁コイル4,5;21およ
び検出コイル8,9;22,23の素線は0.03mm
φである。 第1表において、被検出物Mがセンダストの場
合は、磁気コアが飽和しているため、第3図およ
び第1図1のいずれにも電圧値の差はみられなか
つた。この第1表の実験結果によれば本発明の差
動形磁気ヘツドの出力が、先行技術に比べて著し
く感度が良好であることが判る。 この理由を本件発明者は次のような実験によつ
て推察した。第4図1のように、U字状の磁気コ
ア24を準備し、ここに励磁コイル25を巻回し
て交流電源7によつて励磁し、また検出コイル2
6に電圧計10を接続する。磁気コア24の遊端
部に、被検出物Mを近接して、電圧計10の出力
を読み取る。次に第4図2のように磁気コア24
の連結部分付近に被検出物Mを近接したときにお
ける電圧計10の目盛を読み取る。被検出物Mが
鉄などの強磁性体である場合と、アルミニウムや
銅などの非磁性体である場合とにおける電圧計1
0の読みを第2表に示す。
【表】
第2表において、交流電源7の周波数は
50KHzであり、励磁コイル25の励磁電流の
peak to peak値は20mAである。また電圧計10
による出力はpeak to peak値である。 第2表から、注目すべきは第4図2の実験によ
れば、強磁性体である被検出物Mを磁気コア24
の連結部分に近接した場合、電圧計10によつて
読み取られる出力電圧は減少し、また非磁性体の
被検出物Mの場合には、電圧計10によつて読み
取られる出力電圧が被検出物Mのないときに比べ
て上昇することである。 第4図3は、第4図1および第4図2を組合せ
て差動形磁気ヘツドを構成した状態を示す。この
第4図3の差動形磁気ヘツドは、第3図に示され
た本発明の一実施例と等価になる。すなわち第4
図3の差動形磁気ヘツドにおいて、2つの磁気コ
ア24a,24bの励磁コイル25が巻回された
部分を重ね合せて第3図の中央部18としこれら
のコイル25を単一とすることによつて第3図の
差動形磁気ヘツドが実現される。 この第4図3の差動形磁気ヘツドを参照して、
被検出物Mが強磁性体である場合において一方の
磁気コア24aの両遊端部と他方の磁気コア24
bの連結部分とにわたつて被検出物Mが臨んだと
き、一方の検出コイル26aからの出力は被検出
物Mが無いときに比べて第2表のように大きく、
また他方の検出コイル26bの出力は被検出物M
が無いときに比べて小さい。電圧計10は、これ
らの検出コイル26a,26bの誘起起電力の差
を検出するように接続される。そのため電圧計1
0には、差動的に接続されている検出コイル26
a,26bの出力電圧の絶対値の和の出力が得ら
れる。また被検出物Mが非磁性体である場合にお
いて、検出コイル26aの出力は被検出物Mが無
いときに比べて小さく、被検出物26bの出力は
被検出物Mが無いときに比べて大きいので、それ
らの検出コイル26a,26bの出力の絶対値の
和を表わす電圧計10の読みは大きい。以上のこ
とから、第3図の構造を有する差動形磁気ヘツド
は、第1図に示された先行技術に比べて感度が良
好である理由が理解される。 第3図に示された実施例が第1図に示された先
行技術に比べて感度が良好である理由をもう一つ
の推察によつて次のように理由付けることができ
る。第5図1は、第1図2の先行技術において被
検出物Mが存在しないときの漏洩磁束27の分布
が便宜上斜線で示される。そこで強磁性体の被検
出物Mか近接しても、漏洩磁束は参照符28で示
すように、被検出物Mが存在しないときとほとん
ど変らない。これに比べて、第6図1のように第
3図の本発明の一実施例によれば、被検出物Mが
存在しないときには、漏洩磁束29が存在してい
る。ここで強磁性体である被検出物Mが近接した
ときには、磁気コア15の連結部分19付近にお
いて大きな磁束量を有する漏洩磁束30が得られ
る。これによつて第6図1の状態に比べて被検出
物Mと磁気コア15との間の磁気抵抗が大幅に小
さくなる。したがつて第5図および第6図の説明
からわかるように、本発明に従う差動形磁気ヘツ
ドは、被検出物Mが有るときと、無いときとにお
ける磁気抵抗の差が大きく、このようにして良好
な感度が達成されることが理解される。第5図お
よび第6図において、前述の被検出物Mが反磁性
体の場合には、漏洩磁束28の減少の割合に比べ
て、漏洩磁束30の減少の割合が大きいことによ
つて、同様に本発明に従う磁気ヘツドは感度が良
好であることが理解される。 第7図は、本発明の他の実施例の正面図であ
る。大略的にC字状の形状を有する同一形状の一
対の脚部31,32と、一直線の棒状の中央部3
3とから磁気コア34が構成される。この脚部3
1,32には前述のように検出コイル22,23
が巻回されて差動的に接続される。中央部33に
は、励磁コイル21が巻回される。励磁コイル2
1は、交流電源7によつて励磁される。検出コイ
ル22,23は電圧計10に接続される。この実
施例において注目すべきは、磁気コア34の形状
である。 脚部31は、第8図に拡大して示される。この
脚部31は、長手方向の中央の対称面35に関し
て面対称に形成され、両端面36,37は同時に
平坦面に研磨加工される。第7図示の磁気コア3
4を組立てるに当つては、端面37または36
と、ギヤツプ38を形成する端面36または37
とを、中央部33に対向して同時に密着固定すれ
ばよい。このことは、もう1つの脚部32に関し
ても同様である。この実施例では、磁気コア34
の組立てに当つて、同時に2か所の端面36,3
7に注意を払えばよい。したがつて前述の第2図
に関連して述べた先行技術のように、同時に3か
所の端面11,12,13を同時に接着すること
は、第7図および第8図の実施例では無いので、
この実施例によれば組立てが容易であり、生産性
に優れているという利点が発揮される。 第9図は本発明の他の実施例の磁気コア40の
斜視図である。励磁コイルが巻回される中央部4
1の両端に、検出コイルがそれぞれ巻回される脚
部42,43の各一方端が連結され、これらの連
結部分は参照符44,45で示される。こうして
磁気コア40は大略的にS字状に形成される。注
目すべきは、脚部42,43は、中央部41の軸
線に垂直な平面内でその軸線のまわりに90度ずれ
て配置される。他の実施例として、90度以外の角
度であつてもよい。このような実施例もまた、本
発明の精神に含まれる。 以上のように本発明によれば、磁気コアがS字
状に形成され、中央部に励磁コイルが巻回され、
両脚部に巻回された検出コイルが差動的に接続さ
れるようにしたので、先行技術の差動形磁気ヘツ
ドに比べて感度を著しく向上することができるよ
うになる。またこのことによつて、所定の感度を
得るための磁気コアを小形化することができ、こ
のことは特に磁気コアの材料が比較的高価なセン
ダストとかフエライトなどを用いた場合には、原
価の低減に特に大きく寄与することになる。また
本発明では、中央部に励磁コイルが単一個だけ設
けられるので、そのためのボビンなどが先行技術
に比べて減少される。また第1図示の先行技術で
は、励磁コイルが2個であるので、その配線接続
作業に手間取つていたけれども、本発明では励磁
コイルは単一個であるので、配線作業が簡略化さ
れ、このことは、特に励磁コイルの素線が極めて
細いいわば超小形の磁気ヘツドを実現する場合に
当つてその生産性に大きく寄与する。
50KHzであり、励磁コイル25の励磁電流の
peak to peak値は20mAである。また電圧計10
による出力はpeak to peak値である。 第2表から、注目すべきは第4図2の実験によ
れば、強磁性体である被検出物Mを磁気コア24
の連結部分に近接した場合、電圧計10によつて
読み取られる出力電圧は減少し、また非磁性体の
被検出物Mの場合には、電圧計10によつて読み
取られる出力電圧が被検出物Mのないときに比べ
て上昇することである。 第4図3は、第4図1および第4図2を組合せ
て差動形磁気ヘツドを構成した状態を示す。この
第4図3の差動形磁気ヘツドは、第3図に示され
た本発明の一実施例と等価になる。すなわち第4
図3の差動形磁気ヘツドにおいて、2つの磁気コ
ア24a,24bの励磁コイル25が巻回された
部分を重ね合せて第3図の中央部18としこれら
のコイル25を単一とすることによつて第3図の
差動形磁気ヘツドが実現される。 この第4図3の差動形磁気ヘツドを参照して、
被検出物Mが強磁性体である場合において一方の
磁気コア24aの両遊端部と他方の磁気コア24
bの連結部分とにわたつて被検出物Mが臨んだと
き、一方の検出コイル26aからの出力は被検出
物Mが無いときに比べて第2表のように大きく、
また他方の検出コイル26bの出力は被検出物M
が無いときに比べて小さい。電圧計10は、これ
らの検出コイル26a,26bの誘起起電力の差
を検出するように接続される。そのため電圧計1
0には、差動的に接続されている検出コイル26
a,26bの出力電圧の絶対値の和の出力が得ら
れる。また被検出物Mが非磁性体である場合にお
いて、検出コイル26aの出力は被検出物Mが無
いときに比べて小さく、被検出物26bの出力は
被検出物Mが無いときに比べて大きいので、それ
らの検出コイル26a,26bの出力の絶対値の
和を表わす電圧計10の読みは大きい。以上のこ
とから、第3図の構造を有する差動形磁気ヘツド
は、第1図に示された先行技術に比べて感度が良
好である理由が理解される。 第3図に示された実施例が第1図に示された先
行技術に比べて感度が良好である理由をもう一つ
の推察によつて次のように理由付けることができ
る。第5図1は、第1図2の先行技術において被
検出物Mが存在しないときの漏洩磁束27の分布
が便宜上斜線で示される。そこで強磁性体の被検
出物Mか近接しても、漏洩磁束は参照符28で示
すように、被検出物Mが存在しないときとほとん
ど変らない。これに比べて、第6図1のように第
3図の本発明の一実施例によれば、被検出物Mが
存在しないときには、漏洩磁束29が存在してい
る。ここで強磁性体である被検出物Mが近接した
ときには、磁気コア15の連結部分19付近にお
いて大きな磁束量を有する漏洩磁束30が得られ
る。これによつて第6図1の状態に比べて被検出
物Mと磁気コア15との間の磁気抵抗が大幅に小
さくなる。したがつて第5図および第6図の説明
からわかるように、本発明に従う差動形磁気ヘツ
ドは、被検出物Mが有るときと、無いときとにお
ける磁気抵抗の差が大きく、このようにして良好
な感度が達成されることが理解される。第5図お
よび第6図において、前述の被検出物Mが反磁性
体の場合には、漏洩磁束28の減少の割合に比べ
て、漏洩磁束30の減少の割合が大きいことによ
つて、同様に本発明に従う磁気ヘツドは感度が良
好であることが理解される。 第7図は、本発明の他の実施例の正面図であ
る。大略的にC字状の形状を有する同一形状の一
対の脚部31,32と、一直線の棒状の中央部3
3とから磁気コア34が構成される。この脚部3
1,32には前述のように検出コイル22,23
が巻回されて差動的に接続される。中央部33に
は、励磁コイル21が巻回される。励磁コイル2
1は、交流電源7によつて励磁される。検出コイ
ル22,23は電圧計10に接続される。この実
施例において注目すべきは、磁気コア34の形状
である。 脚部31は、第8図に拡大して示される。この
脚部31は、長手方向の中央の対称面35に関し
て面対称に形成され、両端面36,37は同時に
平坦面に研磨加工される。第7図示の磁気コア3
4を組立てるに当つては、端面37または36
と、ギヤツプ38を形成する端面36または37
とを、中央部33に対向して同時に密着固定すれ
ばよい。このことは、もう1つの脚部32に関し
ても同様である。この実施例では、磁気コア34
の組立てに当つて、同時に2か所の端面36,3
7に注意を払えばよい。したがつて前述の第2図
に関連して述べた先行技術のように、同時に3か
所の端面11,12,13を同時に接着すること
は、第7図および第8図の実施例では無いので、
この実施例によれば組立てが容易であり、生産性
に優れているという利点が発揮される。 第9図は本発明の他の実施例の磁気コア40の
斜視図である。励磁コイルが巻回される中央部4
1の両端に、検出コイルがそれぞれ巻回される脚
部42,43の各一方端が連結され、これらの連
結部分は参照符44,45で示される。こうして
磁気コア40は大略的にS字状に形成される。注
目すべきは、脚部42,43は、中央部41の軸
線に垂直な平面内でその軸線のまわりに90度ずれ
て配置される。他の実施例として、90度以外の角
度であつてもよい。このような実施例もまた、本
発明の精神に含まれる。 以上のように本発明によれば、磁気コアがS字
状に形成され、中央部に励磁コイルが巻回され、
両脚部に巻回された検出コイルが差動的に接続さ
れるようにしたので、先行技術の差動形磁気ヘツ
ドに比べて感度を著しく向上することができるよ
うになる。またこのことによつて、所定の感度を
得るための磁気コアを小形化することができ、こ
のことは特に磁気コアの材料が比較的高価なセン
ダストとかフエライトなどを用いた場合には、原
価の低減に特に大きく寄与することになる。また
本発明では、中央部に励磁コイルが単一個だけ設
けられるので、そのためのボビンなどが先行技術
に比べて減少される。また第1図示の先行技術で
は、励磁コイルが2個であるので、その配線接続
作業に手間取つていたけれども、本発明では励磁
コイルは単一個であるので、配線作業が簡略化さ
れ、このことは、特に励磁コイルの素線が極めて
細いいわば超小形の磁気ヘツドを実現する場合に
当つてその生産性に大きく寄与する。
第1図は先行技術の簡略化した正面図、第2図
は第1図1に示された先行技術の磁気コア部分2
の拡大正面図、第3図は本発明の一実施例の簡略
化した正面図、第4図は第3図の差動形磁気ヘツ
ドの動作原理を説明するための正面図、第5図は
第1図2に示された先行技術の動作を説明するた
めの正面図、第6図は第3図に示された差動形磁
気ヘツドの動作を説明するための正面図、第7図
は本発明の他の実施例の簡略化した正面図、第8
図は第7図の差動形磁気ヘツドにおける磁気コア
31の拡大正面図、第9図は本発明の他の実施例
の斜視図である。 7…交流電源、10…電圧計、15,34,4
0…磁気コア、16,17;31,32;42,
43…脚部、18,33,41…中央部、21…
励磁コイル、22,23…検出コイル。
は第1図1に示された先行技術の磁気コア部分2
の拡大正面図、第3図は本発明の一実施例の簡略
化した正面図、第4図は第3図の差動形磁気ヘツ
ドの動作原理を説明するための正面図、第5図は
第1図2に示された先行技術の動作を説明するた
めの正面図、第6図は第3図に示された差動形磁
気ヘツドの動作を説明するための正面図、第7図
は本発明の他の実施例の簡略化した正面図、第8
図は第7図の差動形磁気ヘツドにおける磁気コア
31の拡大正面図、第9図は本発明の他の実施例
の斜視図である。 7…交流電源、10…電圧計、15,34,4
0…磁気コア、16,17;31,32;42,
43…脚部、18,33,41…中央部、21…
励磁コイル、22,23…検出コイル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 全体の形状が大略的にS字状である磁気コア
を有し、 この磁気コアは、単一の細長い中央部と、2つ
の細長い脚部とを有し、 各脚部の長手方向一方端は、中央部の長手方向
両端にそれぞれ連結され、 各脚部の長手方向他方端と中央部の長手方向両
端との間にギヤツプを形成し、 中央部には、交流電源によつて励磁される励磁
コイルが巻回され、 各脚部には、検出コイルがそれぞれ巻回され、 これらの検出コイルは、誘起起電力が相殺する
ように直列に接続され、 一方の脚部と中央部との連結部分から、他方の
脚部の前記他方端にわたつて臨む被検出物を検出
するようにしたことを特徴とする差動形磁気ヘツ
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8690080A JPS5712863A (en) | 1980-06-25 | 1980-06-25 | Differential magnetic head |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8690080A JPS5712863A (en) | 1980-06-25 | 1980-06-25 | Differential magnetic head |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5712863A JPS5712863A (en) | 1982-01-22 |
| JPS6236540B2 true JPS6236540B2 (ja) | 1987-08-07 |
Family
ID=13899702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8690080A Granted JPS5712863A (en) | 1980-06-25 | 1980-06-25 | Differential magnetic head |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5712863A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0179845U (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-29 |
-
1980
- 1980-06-25 JP JP8690080A patent/JPS5712863A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0179845U (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-29 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5712863A (en) | 1982-01-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2557531B2 (ja) | 電磁流量計 | |
| JPH0769130B2 (ja) | 磁気的変位センサ | |
| GB2083226A (en) | Eddy current testing probe | |
| JPS6323405A (ja) | 磁気前置増幅器 | |
| JPS6236540B2 (ja) | ||
| JPS5844342A (ja) | 変成器ヘツド | |
| JP3067437B2 (ja) | 磁歪式応力センサ | |
| JP3742664B2 (ja) | 差動型磁気ヘッド | |
| JP3618425B2 (ja) | 磁気センサ | |
| FI833277A0 (fi) | Magnetisk givaranordning foer maetning av kraft, speciellt foer maetning av dragmotstaondet hos en jordbrukstraktor | |
| JPH0624732Y2 (ja) | 差動トランス | |
| JP3065904B2 (ja) | 薄型磁気ヘッド及びその製造方法 | |
| JPS5844376Y2 (ja) | リニア・メ−タ | |
| JP4128651B2 (ja) | 磁気センサ | |
| JP2001133209A (ja) | 金属面識別センサ | |
| US4368528A (en) | Pickup cartridge | |
| JP3534129B2 (ja) | 差動型磁気ヘッド | |
| JP2547247B2 (ja) | 金属線間距離測定センサ | |
| JP3136499B2 (ja) | 変位検出器 | |
| JPH01161701A (ja) | 位置センサ付ソレノイド | |
| JPS5810333Y2 (ja) | デンジシヤクノセキソウガタテツシン | |
| JPS63156311A (ja) | 磁心 | |
| JPH04130416U (ja) | コイル装置 | |
| CN115274245A (zh) | 一种铁芯 | |
| JPH01265112A (ja) | 非接触型変位センサ |