JPS6238184B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6238184B2 JPS6238184B2 JP57052138A JP5213882A JPS6238184B2 JP S6238184 B2 JPS6238184 B2 JP S6238184B2 JP 57052138 A JP57052138 A JP 57052138A JP 5213882 A JP5213882 A JP 5213882A JP S6238184 B2 JPS6238184 B2 JP S6238184B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- chamber
- pressure chamber
- variable
- constant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 33
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 18
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 18
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 5
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/18—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution
- B60T8/1812—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution characterised by the means for pressure reduction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車のブレーキ特に液圧ブレーキに
用いられる倍力装置に関する。
用いられる倍力装置に関する。
この種倍力装置は、負圧空気を用いるもの、圧
縮空気を用いるもの等各種存在し、ブレーキペダ
ルとマスターシリンダとの間に配設されて、ブレ
ーキペダル踏力を倍力化してマスターシリンダに
伝達することにより、少ないブレーキペダル踏力
で確実に制動するようにしてある。
縮空気を用いるもの等各種存在し、ブレーキペダ
ルとマスターシリンダとの間に配設されて、ブレ
ーキペダル踏力を倍力化してマスターシリンダに
伝達することにより、少ないブレーキペダル踏力
で確実に制動するようにしてある。
例えば、実開昭56―124555等にて知られる第1
図に負圧空気を用いる従来の倍力装置1を示した
が、この倍力装置1は変圧室および前記負圧室に
連通する定圧室とを夫々2個づつ有する謂わゆる
タンデム式の倍力装置である。即ち、このタンデ
ム式の倍力装置1は第1ダイヤフラム2によつて
隔成された第1変圧室3および第1定圧室4と、
第2ダイヤフラム6によつて隔成された第2変圧
室7および第2定圧室8とを夫々直列的に配置し
てある。そして、前記第1,第2定圧室4,8は
通路9によつて連通されており、定圧取入口10
から取入れられる負圧空気によつて常時負圧に保
持されている。一方、前記第1、第2変圧室3,
7は、非制動時にあつては通路11、バキユーム
バルブ12、通路13を介して前記第1定圧室4
の負圧が第1変圧室3に供給されると共に、該第
1変圧室3と前記第2変圧室7とは通路14を介
して連通しており、この通路14を介して第2変
圧室7にも負圧が供給されている。従つて、この
非制動状態では第1変圧室3と第1定圧室4およ
び第2変圧室7と第2定圧室8の圧力が夫々同一
であるから、前記倍力装置1は外部に仕事をしな
い。
図に負圧空気を用いる従来の倍力装置1を示した
が、この倍力装置1は変圧室および前記負圧室に
連通する定圧室とを夫々2個づつ有する謂わゆる
タンデム式の倍力装置である。即ち、このタンデ
ム式の倍力装置1は第1ダイヤフラム2によつて
隔成された第1変圧室3および第1定圧室4と、
第2ダイヤフラム6によつて隔成された第2変圧
室7および第2定圧室8とを夫々直列的に配置し
てある。そして、前記第1,第2定圧室4,8は
通路9によつて連通されており、定圧取入口10
から取入れられる負圧空気によつて常時負圧に保
持されている。一方、前記第1、第2変圧室3,
7は、非制動時にあつては通路11、バキユーム
バルブ12、通路13を介して前記第1定圧室4
の負圧が第1変圧室3に供給されると共に、該第
1変圧室3と前記第2変圧室7とは通路14を介
して連通しており、この通路14を介して第2変
圧室7にも負圧が供給されている。従つて、この
非制動状態では第1変圧室3と第1定圧室4およ
び第2変圧室7と第2定圧室8の圧力が夫々同一
であるから、前記倍力装置1は外部に仕事をしな
い。
次に、制動時にあつては図外のブレーキペダル
を踏込むことによりオペレーテイングロツド15
が加圧移動(図中左方移動)し、前記バキユーム
バルブ12を閉止する一方、エアバルブ16を開
き、フイルタ17、前記エアバルブ16、通路1
3を介して高圧(大気圧)が前記第1変圧室3お
よび通路14を介して第2変圧室7に供給され、
これら第1、第2変圧室3,7は前記負圧となつ
た第1、第2定圧室4,8より高い圧力となる。
このときの、第1変圧室3と第1定圧室4および
第2変圧室7と第2定圧室8間の夫々の差圧合力
により、図外のマスターシリンダに一端が連結さ
れたプツシユロツド18を押圧するようになる。
尚、このときのプツシユロツド18の押圧移動量
は前記オペレーテイングロツド15の加圧移動
量、つまり、ブレーキペダルの踏込量に比例する
ように構成されている。
を踏込むことによりオペレーテイングロツド15
が加圧移動(図中左方移動)し、前記バキユーム
バルブ12を閉止する一方、エアバルブ16を開
き、フイルタ17、前記エアバルブ16、通路1
3を介して高圧(大気圧)が前記第1変圧室3お
よび通路14を介して第2変圧室7に供給され、
これら第1、第2変圧室3,7は前記負圧となつ
た第1、第2定圧室4,8より高い圧力となる。
このときの、第1変圧室3と第1定圧室4および
第2変圧室7と第2定圧室8間の夫々の差圧合力
により、図外のマスターシリンダに一端が連結さ
れたプツシユロツド18を押圧するようになる。
尚、このときのプツシユロツド18の押圧移動量
は前記オペレーテイングロツド15の加圧移動
量、つまり、ブレーキペダルの踏込量に比例する
ように構成されている。
しかしながら、かかる従来の倍力装置1にあつ
ては、第1、第2の両変圧室3,7が単に通路1
4によつて連通されており、かかる両変圧室3,
7には常時等しい圧力が供給されていた。従つ
て、前記倍力装置1のプツシユロツド18の押圧
力はブレーキペダルの踏込力のみによつて決定さ
れてしまう。このため自動車に乗員とか荷物を多
く乗せて車重総重量(以下車重と称する)が大き
くなつた様な場合には慣性力も大きくなるため、
車重が少ない場合に比べて同一の制動効果、つま
り、同一の制動距離で停止するためには、ブレー
キペダルの大きな踏込力を必要とする。従つて、
運転者はかかるブレーキペダルの踏込力の違いに
戸惑つている間に制動距離が長くなり危険を伴つ
てしまうという恐れがあつた。
ては、第1、第2の両変圧室3,7が単に通路1
4によつて連通されており、かかる両変圧室3,
7には常時等しい圧力が供給されていた。従つ
て、前記倍力装置1のプツシユロツド18の押圧
力はブレーキペダルの踏込力のみによつて決定さ
れてしまう。このため自動車に乗員とか荷物を多
く乗せて車重総重量(以下車重と称する)が大き
くなつた様な場合には慣性力も大きくなるため、
車重が少ない場合に比べて同一の制動効果、つま
り、同一の制動距離で停止するためには、ブレー
キペダルの大きな踏込力を必要とする。従つて、
運転者はかかるブレーキペダルの踏込力の違いに
戸惑つている間に制動距離が長くなり危険を伴つ
てしまうという恐れがあつた。
本発明はかかる従来の実状に鑑み、第1変圧室
の圧力を検出する圧力検出手段と、車重を検出す
る車重検出手段と、これら圧力検出手段と車重検
出手段の相方の検出値に基づいて前記第2変圧室
の圧力を制御する圧力制御手段とを備えた圧力制
御バルブを第2変圧室に接続し、この圧力制御バ
ルブによつて大きな車重にあつては前記第2変圧
室へ導入する圧力を大きくして、マスターシリン
ダを押圧するプツシユロツドの押圧力を増大する
一方、少ない車重にあつては前記第2変圧室へ導
入する圧力を小さくして前記プツシユロツドの押
圧力を減少することにより、制動時には車重の大
小にかかわりなく略同一のブレーキペダルの踏込
力で略同一の減速度を得て、安全性を著しく向上
することができる倍力装置を提供するものであ
る。
の圧力を検出する圧力検出手段と、車重を検出す
る車重検出手段と、これら圧力検出手段と車重検
出手段の相方の検出値に基づいて前記第2変圧室
の圧力を制御する圧力制御手段とを備えた圧力制
御バルブを第2変圧室に接続し、この圧力制御バ
ルブによつて大きな車重にあつては前記第2変圧
室へ導入する圧力を大きくして、マスターシリン
ダを押圧するプツシユロツドの押圧力を増大する
一方、少ない車重にあつては前記第2変圧室へ導
入する圧力を小さくして前記プツシユロツドの押
圧力を減少することにより、制動時には車重の大
小にかかわりなく略同一のブレーキペダルの踏込
力で略同一の減速度を得て、安全性を著しく向上
することができる倍力装置を提供するものであ
る。
以下、本発明の一実施例を図に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
即ち、第2図は本発明を適用したタンデム型倍
力装置100を示し、従来と同様に負圧空気を用
いて作動するタイプによつて説明する。図中、1
01は一対のシエル102,103を結合するこ
とによつて中空状に形成されたケーシングで、こ
のケーシング101の後方(図中右方)端には図
外のブレーキペダルにクレビス111を介して連
結されるオペレーテイングロツド110が挿入さ
れ、そして、前記ケーシング101の前方(図中
左方)端からは図外のマスターシリンダのピスト
ンに一端が連結し、ピストンを押圧するプツシユ
ロツド120が突出され、これらオペレーテイン
グロツド110、プツシユロツド120は夫々同
軸上に、かつ、前記ケーシング101の中心軸上
に配置されるようになつている。ところで、前記
ケーシング101内は隔壁104によつて前後方
向に隔成され、この隔成された後方室を更に第1
ダイヤフラム105を有する第1パワーピストン
140で第1変圧室130と第1定圧室131と
に隔成すると共に、前記隔壁104によつて隔成
された前方室を第2ダイヤフラム106を有する
第2パワーピストン141で第2変圧室132と
第2定圧室133とに隔成してある。このとき、
夫々の変圧室130,132に対応する定圧室1
31,133は該変圧室130,132に対して
前方に位置するようになつている。尚、前記隔壁
104の外周端部は前記第1ダイヤフラム105
の外周取付部105aに固定してある。前記第2
定圧室133と前記第1定圧室131とは前記筒
状部材142内に形成される通路142aおよび
前記第1パワーピストン140に形成した通路1
40aによつて連通され、前記第2定圧室133
に形成した開口134からコネクタ134aを介
してインテークマニホルドに連通している。ま
た、前記プツシユロツド120の外側には、ねじ
部が形成され、該ねじ部にねじ部材190が螺合
しており、ねじ部とねじ部材190で連結装置2
00を構成している。該ねじ部材190はプツシ
ユロツド120と一体的な動きをし、第1変圧室
130にのみ第1定圧室より高圧の気体が導入さ
れ、第1パワーピストン140が左へ移動する場
合第2パワーピストン141も共に移動し、第2
変圧室132に第2定圧室133より高圧の気体
が導入された時ねじ部材190を介してプツシユ
ロツド120に押圧力が付加される。また前記第
1パワーピストン140の後端部には前記オペレ
ーテイングロツド110の外側を取り囲む様に筒
状突部143を延設すると共に、更に、前記第1
パワーピストン140には前記第1定圧室131
と前記筒状突部143内とを連通する通路140
bを形成してある。151は前記ケーシング10
1と前記筒状突部143との間に配設されるシー
ルリングである。前記筒状突部143内には、後
端部を該筒状突部143の内側中間部に装着し、
かつ前端部が前記通路140bの出口を開閉し得
る環状の弁体144が装着され、前記オペレーテ
イングロツド110の加圧移動(図中左方移動)
に伴つて前記弁体144の前端部がスプリング1
45に押圧されて前方移動し、常時(非制動時)
は開かれている前記通路140bを閉塞するよう
になつている。このとき、前記弁体144の前端
部と前記通路140bの出口との間でバキユーム
バルブVが形成されるようになつている。112
は前記オペレーテイングロツド110の挿入端部
に連結されるバルブプランジヤで、このバルブプ
ランジヤ112は第1パワーピストン140の中
心軸上に形成した嵌合孔140cに摺動自在に嵌
合され、後端部に形成した小径部112a端が前
記弁体144の前端に当接し、オペレーテイング
ロツド110を加圧移動する際前記バキユームバ
ルブVが閉塞(この時点で前記弁体144の前方
移動は阻止される)した後、更に加圧移動するこ
とによつて前記バルブプランジヤ112が前方移
動して前記小径部112a端と前記弁体144前
端との間が離れ空気の通路を可能としてある。1
13は前記バルブプランジヤ112の移動規制を
するストツパーキーである。そして、前記小径部
112a端と弁体144前端との間でエアバルブ
Aが形成されるようになつている。ところで、前
記プツシユロツド120の内方端部は、前記バル
ブプランジヤ112の嵌合孔140cと同軸に連
通しこの嵌合孔140cより大径に形成された取
付孔140d内にリアクシヨンデイスク121を
介して嵌合固定され、第1パワーピストン140
の移動に伴つて前記プツシユロツド120が移動
されるようになつている。152はケーシング1
01内前端と第2パワーピストン141との間に
配設されたリターンスプリングで、このリターン
スプリング152で前記第2パワーピストン14
1および筒状部材142を介して第1パワーピス
トン140を図中右方へ付勢している。153は
ケーシング101を車体側に固定するボルト、1
54は該ケーシング101をマスターシリンダに
固定するボルト、155はプツシユロツド120
がケーシング101より突出する部分を摺動自在
にシールするシール部材、156は弁体144の
装着部とオペレーテイングロツド110との間に
配設され、該オペレーテイングロツド110を図
中右方に付勢するスプリングである。
力装置100を示し、従来と同様に負圧空気を用
いて作動するタイプによつて説明する。図中、1
01は一対のシエル102,103を結合するこ
とによつて中空状に形成されたケーシングで、こ
のケーシング101の後方(図中右方)端には図
外のブレーキペダルにクレビス111を介して連
結されるオペレーテイングロツド110が挿入さ
れ、そして、前記ケーシング101の前方(図中
左方)端からは図外のマスターシリンダのピスト
ンに一端が連結し、ピストンを押圧するプツシユ
ロツド120が突出され、これらオペレーテイン
グロツド110、プツシユロツド120は夫々同
軸上に、かつ、前記ケーシング101の中心軸上
に配置されるようになつている。ところで、前記
ケーシング101内は隔壁104によつて前後方
向に隔成され、この隔成された後方室を更に第1
ダイヤフラム105を有する第1パワーピストン
140で第1変圧室130と第1定圧室131と
に隔成すると共に、前記隔壁104によつて隔成
された前方室を第2ダイヤフラム106を有する
第2パワーピストン141で第2変圧室132と
第2定圧室133とに隔成してある。このとき、
夫々の変圧室130,132に対応する定圧室1
31,133は該変圧室130,132に対して
前方に位置するようになつている。尚、前記隔壁
104の外周端部は前記第1ダイヤフラム105
の外周取付部105aに固定してある。前記第2
定圧室133と前記第1定圧室131とは前記筒
状部材142内に形成される通路142aおよび
前記第1パワーピストン140に形成した通路1
40aによつて連通され、前記第2定圧室133
に形成した開口134からコネクタ134aを介
してインテークマニホルドに連通している。ま
た、前記プツシユロツド120の外側には、ねじ
部が形成され、該ねじ部にねじ部材190が螺合
しており、ねじ部とねじ部材190で連結装置2
00を構成している。該ねじ部材190はプツシ
ユロツド120と一体的な動きをし、第1変圧室
130にのみ第1定圧室より高圧の気体が導入さ
れ、第1パワーピストン140が左へ移動する場
合第2パワーピストン141も共に移動し、第2
変圧室132に第2定圧室133より高圧の気体
が導入された時ねじ部材190を介してプツシユ
ロツド120に押圧力が付加される。また前記第
1パワーピストン140の後端部には前記オペレ
ーテイングロツド110の外側を取り囲む様に筒
状突部143を延設すると共に、更に、前記第1
パワーピストン140には前記第1定圧室131
と前記筒状突部143内とを連通する通路140
bを形成してある。151は前記ケーシング10
1と前記筒状突部143との間に配設されるシー
ルリングである。前記筒状突部143内には、後
端部を該筒状突部143の内側中間部に装着し、
かつ前端部が前記通路140bの出口を開閉し得
る環状の弁体144が装着され、前記オペレーテ
イングロツド110の加圧移動(図中左方移動)
に伴つて前記弁体144の前端部がスプリング1
45に押圧されて前方移動し、常時(非制動時)
は開かれている前記通路140bを閉塞するよう
になつている。このとき、前記弁体144の前端
部と前記通路140bの出口との間でバキユーム
バルブVが形成されるようになつている。112
は前記オペレーテイングロツド110の挿入端部
に連結されるバルブプランジヤで、このバルブプ
ランジヤ112は第1パワーピストン140の中
心軸上に形成した嵌合孔140cに摺動自在に嵌
合され、後端部に形成した小径部112a端が前
記弁体144の前端に当接し、オペレーテイング
ロツド110を加圧移動する際前記バキユームバ
ルブVが閉塞(この時点で前記弁体144の前方
移動は阻止される)した後、更に加圧移動するこ
とによつて前記バルブプランジヤ112が前方移
動して前記小径部112a端と前記弁体144前
端との間が離れ空気の通路を可能としてある。1
13は前記バルブプランジヤ112の移動規制を
するストツパーキーである。そして、前記小径部
112a端と弁体144前端との間でエアバルブ
Aが形成されるようになつている。ところで、前
記プツシユロツド120の内方端部は、前記バル
ブプランジヤ112の嵌合孔140cと同軸に連
通しこの嵌合孔140cより大径に形成された取
付孔140d内にリアクシヨンデイスク121を
介して嵌合固定され、第1パワーピストン140
の移動に伴つて前記プツシユロツド120が移動
されるようになつている。152はケーシング1
01内前端と第2パワーピストン141との間に
配設されたリターンスプリングで、このリターン
スプリング152で前記第2パワーピストン14
1および筒状部材142を介して第1パワーピス
トン140を図中右方へ付勢している。153は
ケーシング101を車体側に固定するボルト、1
54は該ケーシング101をマスターシリンダに
固定するボルト、155はプツシユロツド120
がケーシング101より突出する部分を摺動自在
にシールするシール部材、156は弁体144の
装着部とオペレーテイングロツド110との間に
配設され、該オペレーテイングロツド110を図
中右方に付勢するスプリングである。
ここで、本実施例にあつては、従来来第1ダイ
ヤフラム105の外周部に形成されていた第1変
圧室130と第2変圧室132とを連通する通路
14を廃止、つまり該通路14を閉塞して、ケー
シング101に前記第1変圧室130および前記
第2変圧室132に夫々連通する開口130a,
132aを形成してある。そして、これら開口1
30a,132aにはコネクタ130b,132
bを取り付けて、これらコネクタ130b,13
2b間を、本発明に用いられる圧力制御バルブ1
60を介してホース135,136で接続するこ
とにより、第1、第2変圧室130,132間を
連通する通路を構成してある。前記圧力制御バル
ブ160は大きく分けて、前記第1変圧室の圧力
を検出する圧力検出手段161と、車重を検出す
る車重検出手段162と、これら圧力検出手段1
61と車重検出手段162の相方の検出値に基づ
いて前記第2変圧室132の圧力を制御する圧力
制御手段163とを備えている。即ち、前記圧力
制御バルブ160は、ケーシング170をダイヤ
フラム171によつて圧力検出手段161として
の圧力検出室172と圧力制御室173とに隔成
し、かつ、前記ケーシング170にはそれら圧力
検出室172、圧力制御室173に夫々連通する
開口172a,173aを形成し、これら開口1
72a,173aにはそれぞれコネクタ172
b,173bを取り付けてある。そして、このコ
ネクタ172b,173bと前記コネクタ130
b,132bをホース135,136で接続する
ことにより、第1変圧室130と圧力検出室17
2を連通し、かつ、第2変圧室132と圧力制御
室173とを連通してある。前記ダイヤフラム1
71には剛体板174を装着し、この剛体板17
4にはロツド175を取り付けてある。一方、該
ロツド175が指向する圧力制御室173の底壁
170aには開口173cを形成し、この開口1
73cの外側周縁部には筒状の定圧導入室176
を装着してある。そして、この定圧導入室176
には開口176aを介して前述の第1、第2定圧
室131,133に導入する負圧と同様に、イン
テークマニホルドの負圧空気を導入するようにし
てある。一方、前記定圧導入室176のケーシン
グ170とは反対側端の定圧導入室176に車重
検出手段162としてのシリンダ180を装着し
てある。このシリンダ180の両端部には作動ピ
ストン181および底部ピストン182が夫々摺
動自在に嵌装され、これら両ピストン181,1
82間には圧縮スプリング183が配設されてい
る。そして、前記底部ピストン182は図外のサ
スペンシヨンのたわみ量によつて移動するリンク
184に当接しており、かつ、該リンク184の
当接端184aは前記サスペンシヨンのたわみ量
が少ないとき、つまり車重が小さいときには前記
シリンダ180内に進入して、前記底部ピストン
182を作動ピストン181方向に近接させる一
方、前記サスペンシヨンのたわみ量が大きいと
き、つまり車重が大きいときには前記シリンダ1
80の外方に移動して、前記底部ピストン182
を作動ピストン181から離れる方向に移動させ
るようにしてある。即ち、このように前記リンク
184の移動を設定することによつて、車重が小
さいときには圧縮スプリング183で作動ピスト
ン181を押圧する付勢を大きくする一方、車重
が大きいときには前記作動ピストン181を押圧
する付勢力を小さくするようにしてある。更に、
前記作動ピストン181からシリンダヘツド18
5の貫通孔185aを貫通して前記ロツド175
方向に連結棒186を突設し、この連結棒186
と前記ロツド175とを結合してある。尚、前記
貫通孔185aは前記連結棒186より大径に形
成して空気の通過を可能としてある。一方、前記
圧力制御室176内には前記ロツド175の外側
を囲む様に円筒状の弁体177を設け、該弁体1
77の図中左端面177aは前記開口173cよ
り大径に形成すると共に、該左端面177aの中
央部には前記開口173cより小径の連通孔17
7bを形成してある。そして、この連通孔177
bの周縁部と前記貫通孔185aとの間に伸縮自
在のベローズ178を装着する一方、前記シリン
ダ180壁にはシリンダヘツド185の内側に沿
つた大気取入口180aを形成し、作動ピストン
181がシリンダヘツド185から離れた際に、
前記大気取入口180aと圧力制御室173とを
貫通孔185a、ベローズ178、開口173c
を介して連通するようにしてある。尚、圧力制御
手段163は前述したロツド175、負圧導入室
176、弁体177、ベローズ178、連結棒1
86等によつて構成される。ところで、圧力制御
室173の底壁170aに形成した前記開口17
3cは前記弁体177の左端面177aが当接し
た際に閉塞されるようになつており、これら開口
173c、弁体177の左端面177aによつて
バキユームバルブV1を構成すると共に、前記連
結棒186の突出端は前記弁体177の開口17
7bより大径に形成し、これら連結棒186の突
出端および前記開口177bによりエアーバルブ
A1を形成してある。179は前記弁体177と
前記剛体板174との間に配設された圧縮スプリ
ングで、この圧縮スプリング179は前記車重検
出手段162の圧縮スプリング183よりその付
勢力を小さくし、常時(非制動時)は後者の圧縮
スプリング183によつて連結棒186と共に前
記弁体177を右方移動し、前記エアーバルブ
A1を閉塞すると共に、前記バキユームバルブV1
を開放するようになつている。
ヤフラム105の外周部に形成されていた第1変
圧室130と第2変圧室132とを連通する通路
14を廃止、つまり該通路14を閉塞して、ケー
シング101に前記第1変圧室130および前記
第2変圧室132に夫々連通する開口130a,
132aを形成してある。そして、これら開口1
30a,132aにはコネクタ130b,132
bを取り付けて、これらコネクタ130b,13
2b間を、本発明に用いられる圧力制御バルブ1
60を介してホース135,136で接続するこ
とにより、第1、第2変圧室130,132間を
連通する通路を構成してある。前記圧力制御バル
ブ160は大きく分けて、前記第1変圧室の圧力
を検出する圧力検出手段161と、車重を検出す
る車重検出手段162と、これら圧力検出手段1
61と車重検出手段162の相方の検出値に基づ
いて前記第2変圧室132の圧力を制御する圧力
制御手段163とを備えている。即ち、前記圧力
制御バルブ160は、ケーシング170をダイヤ
フラム171によつて圧力検出手段161として
の圧力検出室172と圧力制御室173とに隔成
し、かつ、前記ケーシング170にはそれら圧力
検出室172、圧力制御室173に夫々連通する
開口172a,173aを形成し、これら開口1
72a,173aにはそれぞれコネクタ172
b,173bを取り付けてある。そして、このコ
ネクタ172b,173bと前記コネクタ130
b,132bをホース135,136で接続する
ことにより、第1変圧室130と圧力検出室17
2を連通し、かつ、第2変圧室132と圧力制御
室173とを連通してある。前記ダイヤフラム1
71には剛体板174を装着し、この剛体板17
4にはロツド175を取り付けてある。一方、該
ロツド175が指向する圧力制御室173の底壁
170aには開口173cを形成し、この開口1
73cの外側周縁部には筒状の定圧導入室176
を装着してある。そして、この定圧導入室176
には開口176aを介して前述の第1、第2定圧
室131,133に導入する負圧と同様に、イン
テークマニホルドの負圧空気を導入するようにし
てある。一方、前記定圧導入室176のケーシン
グ170とは反対側端の定圧導入室176に車重
検出手段162としてのシリンダ180を装着し
てある。このシリンダ180の両端部には作動ピ
ストン181および底部ピストン182が夫々摺
動自在に嵌装され、これら両ピストン181,1
82間には圧縮スプリング183が配設されてい
る。そして、前記底部ピストン182は図外のサ
スペンシヨンのたわみ量によつて移動するリンク
184に当接しており、かつ、該リンク184の
当接端184aは前記サスペンシヨンのたわみ量
が少ないとき、つまり車重が小さいときには前記
シリンダ180内に進入して、前記底部ピストン
182を作動ピストン181方向に近接させる一
方、前記サスペンシヨンのたわみ量が大きいと
き、つまり車重が大きいときには前記シリンダ1
80の外方に移動して、前記底部ピストン182
を作動ピストン181から離れる方向に移動させ
るようにしてある。即ち、このように前記リンク
184の移動を設定することによつて、車重が小
さいときには圧縮スプリング183で作動ピスト
ン181を押圧する付勢を大きくする一方、車重
が大きいときには前記作動ピストン181を押圧
する付勢力を小さくするようにしてある。更に、
前記作動ピストン181からシリンダヘツド18
5の貫通孔185aを貫通して前記ロツド175
方向に連結棒186を突設し、この連結棒186
と前記ロツド175とを結合してある。尚、前記
貫通孔185aは前記連結棒186より大径に形
成して空気の通過を可能としてある。一方、前記
圧力制御室176内には前記ロツド175の外側
を囲む様に円筒状の弁体177を設け、該弁体1
77の図中左端面177aは前記開口173cよ
り大径に形成すると共に、該左端面177aの中
央部には前記開口173cより小径の連通孔17
7bを形成してある。そして、この連通孔177
bの周縁部と前記貫通孔185aとの間に伸縮自
在のベローズ178を装着する一方、前記シリン
ダ180壁にはシリンダヘツド185の内側に沿
つた大気取入口180aを形成し、作動ピストン
181がシリンダヘツド185から離れた際に、
前記大気取入口180aと圧力制御室173とを
貫通孔185a、ベローズ178、開口173c
を介して連通するようにしてある。尚、圧力制御
手段163は前述したロツド175、負圧導入室
176、弁体177、ベローズ178、連結棒1
86等によつて構成される。ところで、圧力制御
室173の底壁170aに形成した前記開口17
3cは前記弁体177の左端面177aが当接し
た際に閉塞されるようになつており、これら開口
173c、弁体177の左端面177aによつて
バキユームバルブV1を構成すると共に、前記連
結棒186の突出端は前記弁体177の開口17
7bより大径に形成し、これら連結棒186の突
出端および前記開口177bによりエアーバルブ
A1を形成してある。179は前記弁体177と
前記剛体板174との間に配設された圧縮スプリ
ングで、この圧縮スプリング179は前記車重検
出手段162の圧縮スプリング183よりその付
勢力を小さくし、常時(非制動時)は後者の圧縮
スプリング183によつて連結棒186と共に前
記弁体177を右方移動し、前記エアーバルブ
A1を閉塞すると共に、前記バキユームバルブV1
を開放するようになつている。
以上の構成により、かかる倍力装置100にあ
つては、非制動時は第1、第2定圧室131,1
33および第1、第2変圧室130,132は
夫々開口134から導入されるインテークマニホ
ルド圧によつて負圧に保持されると共に、前記第
1変圧室130に連通する圧力制御バルブ160
の圧力検出室172および開口176aを介して
やはりインテークマニホルドの負圧が導入される
定圧導入室176に開口173cを介して連通す
る圧力制御室173も負圧となつている。次に、
制動時、つまりブレーキペダルを踏込んだときに
は、オペレーテイングロツド110が加圧移動し
て弁体144の前端部およびバルブプランジヤ1
12を同一方向に移動し、バキユームバルブVを
閉塞すると共に、エアーバルブAを開放する。す
ると、大気はフイルタ146、前記エアーバルブ
Aおよび通路147を介して第1変圧室130に
供給され、このとき該第1変圧室130と第1定
圧室131との間に生ずる差圧によつてプツシユ
ロツド120に1次的な押圧力が付加される。次
に、前記第1変圧室130の増圧された圧力は、
ホース135を介して圧力制御バルブ160の圧
力検出室172に導入され、該圧力検出室172
が増圧されることによつてダイヤフラム171お
よび剛体板174を図中左方に押し出す。すると
第3図に示すようにロツド175は左方に移動し
て連結棒186を押して作動ピストン181を左
行させる。このとき、大気取入口180aは開放
されてベローズ178内が大気圧となる。一方、
前記連結棒186の移動に伴つて弁体177は圧
縮スプリング179に押圧されて移動し、バキユ
ームバルブV1を閉塞をする。この時点で定圧導
入室176と圧力制御室173とを連通する開口
173cは閉塞されて、該圧力制御室173に負
圧が導入されなくなる。そして、更にロツド17
5が移動すると第4図に示すように前記弁体17
7から連結棒186が離れてエアーバルブA1が
開弁し、ベローズ178内の大気圧が開口177
bを介して前記圧力制御室173内に導入され
る。このとき該圧力制御室173内の圧力は、圧
力検出室172内の圧力に応じて、つまりブレー
キペダルの踏込量によつて制御される第1変圧室
130内の圧力によつて適宜設定され、そして、
前記圧力制御室173内の圧力がホース136を
介して第2変圧室132に供給される。この時点
で該第2変圧室132と第2定圧室133間に差
圧が生じ、この差圧力により前記倍力装置本体の
プツシユロツド120を2次的に押圧し、この2
次的な押圧力と前述した1次的な押圧力との合力
がプツシユロツド120に作用し、その合力でマ
スタシリンダのピストンを押圧してブレーキ液圧
を発生させる。ところで、前記圧力制御バルブ1
60は連結棒186が車重検出手段162の圧縮
スプリング183によつてエアーバルブA1の閉
弁方向に付勢されているのであるが、前記圧縮ス
プリング183の付勢力に応じて、つまり、該圧
縮スプリング183の付勢力が大きいときは、圧
力検出室172の圧力に対する前記連結棒186
の移動量が小さくなり、バキユームバルブV1を
閉塞してエアーバルブA1を開放するタイミング
が圧力検出室172に導入する圧力が高くなるま
で遅くなる一方、前記圧縮スプリング183の付
勢力が小さいときは、これとは逆の機能を程して
バキユームバルブV1、エアーバルブA1の閉、開
タイミングが早くなる。従つて、本実施例では底
部ピストン182をサスペンシヨンに連動するリ
ンク184によつて移動させ、車重が小さいとき
には前記底部ピストン182を作動ピストン18
1方向に近接して圧縮スプリング183の付勢力
を増大し、かつ、車重が大きいときには前記底部
ピストン182を逆方向に離して圧縮スプリング
183の付勢力を減少させるようにしてあるの
で、車重の小さいときには圧力検出室172内の
圧力に対して圧力制御室173内に導入される大
気圧のタイミングが遅くなり、つまり、第2変圧
室132の高圧化を車重に応じて遅らせてプツシ
ユロツド120に作用する2次的押圧力発生を遅
くする。一方、車重が大きいときには圧力制御室
173内に導入される大気圧のタイミングを早め
て、プツシユロツド120に作用する2次的押圧
発生を車重に応じて早くする。また車重が大きい
場合においては圧縮スプリング183のセツト荷
重が小さいため圧力検出室172と圧力制御室1
73との圧力差が比較的小さくなるまで圧力制御
室173に大気が導入される。そして、圧縮スプ
リング183のセツト荷重と圧力制御室173内
の圧力による図中左向きの力と圧力制御室173
内の圧力による右向きの力がつり合つた時にエア
ーバルブA1は閉じる。また車重が小さい場合に
は圧縮スプリングのセツト荷重が大きいため、圧
力制御室173の圧力があまり上昇しない状態で
エアーバルブAが閉じるため、第2変圧室132
へ導入される圧力は車重が大きい場合の圧力より
も低いものとなる。そのため、車重の大小に応じ
てプツシユロツドに発生する最大押圧力が変わ
る。従つて、前述した倍力装置100にあつて
は、第5図に示すようにブレーキペダルを踏込ん
だ時に、車重が小さいときにはロ特性に示すよう
にプツシユロツド120に2次的押圧力F1が作
用するタイミングが車重が大きい時にくらべて遅
く、プツシユロツドに発生する最大の押圧力も小
さい。また、車重が大きいときにはイ特性に示す
ようにプツシユロツド120に作用する2次的押
圧力F2のタイミングは早くプツシユロツドに発
生する最大の押圧力も大きい。尚、Fは一次的押
圧力である。従つて、運転者にとつては、自動車
を空状態で走行させている場合および満車状態で
走行させている場合の車重の相異に気を使うこと
なく、常に一定のブレーキペダルの踏込力によつ
て両者間に何ら変わることのない減速度を設定す
ることができるため、制動時の安全性を著しく向
上する。
つては、非制動時は第1、第2定圧室131,1
33および第1、第2変圧室130,132は
夫々開口134から導入されるインテークマニホ
ルド圧によつて負圧に保持されると共に、前記第
1変圧室130に連通する圧力制御バルブ160
の圧力検出室172および開口176aを介して
やはりインテークマニホルドの負圧が導入される
定圧導入室176に開口173cを介して連通す
る圧力制御室173も負圧となつている。次に、
制動時、つまりブレーキペダルを踏込んだときに
は、オペレーテイングロツド110が加圧移動し
て弁体144の前端部およびバルブプランジヤ1
12を同一方向に移動し、バキユームバルブVを
閉塞すると共に、エアーバルブAを開放する。す
ると、大気はフイルタ146、前記エアーバルブ
Aおよび通路147を介して第1変圧室130に
供給され、このとき該第1変圧室130と第1定
圧室131との間に生ずる差圧によつてプツシユ
ロツド120に1次的な押圧力が付加される。次
に、前記第1変圧室130の増圧された圧力は、
ホース135を介して圧力制御バルブ160の圧
力検出室172に導入され、該圧力検出室172
が増圧されることによつてダイヤフラム171お
よび剛体板174を図中左方に押し出す。すると
第3図に示すようにロツド175は左方に移動し
て連結棒186を押して作動ピストン181を左
行させる。このとき、大気取入口180aは開放
されてベローズ178内が大気圧となる。一方、
前記連結棒186の移動に伴つて弁体177は圧
縮スプリング179に押圧されて移動し、バキユ
ームバルブV1を閉塞をする。この時点で定圧導
入室176と圧力制御室173とを連通する開口
173cは閉塞されて、該圧力制御室173に負
圧が導入されなくなる。そして、更にロツド17
5が移動すると第4図に示すように前記弁体17
7から連結棒186が離れてエアーバルブA1が
開弁し、ベローズ178内の大気圧が開口177
bを介して前記圧力制御室173内に導入され
る。このとき該圧力制御室173内の圧力は、圧
力検出室172内の圧力に応じて、つまりブレー
キペダルの踏込量によつて制御される第1変圧室
130内の圧力によつて適宜設定され、そして、
前記圧力制御室173内の圧力がホース136を
介して第2変圧室132に供給される。この時点
で該第2変圧室132と第2定圧室133間に差
圧が生じ、この差圧力により前記倍力装置本体の
プツシユロツド120を2次的に押圧し、この2
次的な押圧力と前述した1次的な押圧力との合力
がプツシユロツド120に作用し、その合力でマ
スタシリンダのピストンを押圧してブレーキ液圧
を発生させる。ところで、前記圧力制御バルブ1
60は連結棒186が車重検出手段162の圧縮
スプリング183によつてエアーバルブA1の閉
弁方向に付勢されているのであるが、前記圧縮ス
プリング183の付勢力に応じて、つまり、該圧
縮スプリング183の付勢力が大きいときは、圧
力検出室172の圧力に対する前記連結棒186
の移動量が小さくなり、バキユームバルブV1を
閉塞してエアーバルブA1を開放するタイミング
が圧力検出室172に導入する圧力が高くなるま
で遅くなる一方、前記圧縮スプリング183の付
勢力が小さいときは、これとは逆の機能を程して
バキユームバルブV1、エアーバルブA1の閉、開
タイミングが早くなる。従つて、本実施例では底
部ピストン182をサスペンシヨンに連動するリ
ンク184によつて移動させ、車重が小さいとき
には前記底部ピストン182を作動ピストン18
1方向に近接して圧縮スプリング183の付勢力
を増大し、かつ、車重が大きいときには前記底部
ピストン182を逆方向に離して圧縮スプリング
183の付勢力を減少させるようにしてあるの
で、車重の小さいときには圧力検出室172内の
圧力に対して圧力制御室173内に導入される大
気圧のタイミングが遅くなり、つまり、第2変圧
室132の高圧化を車重に応じて遅らせてプツシ
ユロツド120に作用する2次的押圧力発生を遅
くする。一方、車重が大きいときには圧力制御室
173内に導入される大気圧のタイミングを早め
て、プツシユロツド120に作用する2次的押圧
発生を車重に応じて早くする。また車重が大きい
場合においては圧縮スプリング183のセツト荷
重が小さいため圧力検出室172と圧力制御室1
73との圧力差が比較的小さくなるまで圧力制御
室173に大気が導入される。そして、圧縮スプ
リング183のセツト荷重と圧力制御室173内
の圧力による図中左向きの力と圧力制御室173
内の圧力による右向きの力がつり合つた時にエア
ーバルブA1は閉じる。また車重が小さい場合に
は圧縮スプリングのセツト荷重が大きいため、圧
力制御室173の圧力があまり上昇しない状態で
エアーバルブAが閉じるため、第2変圧室132
へ導入される圧力は車重が大きい場合の圧力より
も低いものとなる。そのため、車重の大小に応じ
てプツシユロツドに発生する最大押圧力が変わ
る。従つて、前述した倍力装置100にあつて
は、第5図に示すようにブレーキペダルを踏込ん
だ時に、車重が小さいときにはロ特性に示すよう
にプツシユロツド120に2次的押圧力F1が作
用するタイミングが車重が大きい時にくらべて遅
く、プツシユロツドに発生する最大の押圧力も小
さい。また、車重が大きいときにはイ特性に示す
ようにプツシユロツド120に作用する2次的押
圧力F2のタイミングは早くプツシユロツドに発
生する最大の押圧力も大きい。尚、Fは一次的押
圧力である。従つて、運転者にとつては、自動車
を空状態で走行させている場合および満車状態で
走行させている場合の車重の相異に気を使うこと
なく、常に一定のブレーキペダルの踏込力によつ
て両者間に何ら変わることのない減速度を設定す
ることができるため、制動時の安全性を著しく向
上する。
尚、本実施例の倍力装置100にあつては、負
圧を用いて作動させるものを開示したが、これに
限ることなく圧縮空気を用いて作動するようにし
たものでもよい。即ち、この圧縮空気を用いる場
合は、第1、第2定圧室131,133および圧
力制御バルブ160の定圧導入室176を夫々大
気に保持しておき、第1、第2変圧室130,1
32および圧力制御バルブ160のベローズ17
8内に圧縮空気を作用させた場合においても同様
の効果を得ることができる。
圧を用いて作動させるものを開示したが、これに
限ることなく圧縮空気を用いて作動するようにし
たものでもよい。即ち、この圧縮空気を用いる場
合は、第1、第2定圧室131,133および圧
力制御バルブ160の定圧導入室176を夫々大
気に保持しておき、第1、第2変圧室130,1
32および圧力制御バルブ160のベローズ17
8内に圧縮空気を作用させた場合においても同様
の効果を得ることができる。
以上説明したように、本発明は2対の第1、第
2変圧室と第1、第2定圧室とを備えたタンデム
型倍力装置において、第2変圧室に接続した圧力
制御バルブにより第2変圧室に供給される圧力
を、車重の大小に応じて制御する。車重が小さい
ときに第2変圧室に供給される圧力が、車重が大
きいときに供給される圧力よりも小さくすること
ができるので、車重の大小にかかわりなく同一の
ブレーキペダル踏込力によつて同一の減速度を得
ることができる。従つて、制動時には運転者は常
に同一のブレーキペダル踏力でよく安全性を著し
く向上することができるという優れた効果を奏す
る。
2変圧室と第1、第2定圧室とを備えたタンデム
型倍力装置において、第2変圧室に接続した圧力
制御バルブにより第2変圧室に供給される圧力
を、車重の大小に応じて制御する。車重が小さい
ときに第2変圧室に供給される圧力が、車重が大
きいときに供給される圧力よりも小さくすること
ができるので、車重の大小にかかわりなく同一の
ブレーキペダル踏込力によつて同一の減速度を得
ることができる。従つて、制動時には運転者は常
に同一のブレーキペダル踏力でよく安全性を著し
く向上することができるという優れた効果を奏す
る。
第1図は従来の倍力装置の断面図、第2図は本
発明を適用した倍力装置の断面図、第3図、第4
図は本発明にかかる圧力制御バルブの作動状態を
夫々示す断面図、第5図は本発明を適用した倍力
装置の特性図である。 1…倍力装置、2…第1ダイヤフラム、3…第
1変圧室、4…第1定圧室、6…第2ダイヤフラ
ム、7…第2変圧室、8…第2定圧室、12…バ
キユームバルブ、15…オペレーテイングロツ
ド、16…エアーバルブ、18…プツシユロツ
ド、100…倍力装置、105…第1ダイヤフラ
ム、106…第2ダイヤフラム、110…オペレ
ーテイングロツド、120…プツシユロツド、1
21…リアクシヨンデイスク、130…第1変圧
室、131…第1定圧室、132…第2変圧室、
133…第2定圧室、140…第1パワーピスト
ン、141…第2パワーピストン、160…圧力
制御バルブ、161…圧力検出手段、162…車
重検出手段、163…圧力制御手段、171…ダ
イヤフラム、172…圧力検出室、173…圧力
制御室、175…(圧力制御バルブの)プツシユ
ロツド、176…定圧導入室、177…(圧力制
御バルブの)弁体、178…ベローズ、180…
シリンダ、181…作動ピストン、182…底部
ピストン、183…圧縮スプリング、186…連
結棒、190…ねじ部材、200…連結装置。
発明を適用した倍力装置の断面図、第3図、第4
図は本発明にかかる圧力制御バルブの作動状態を
夫々示す断面図、第5図は本発明を適用した倍力
装置の特性図である。 1…倍力装置、2…第1ダイヤフラム、3…第
1変圧室、4…第1定圧室、6…第2ダイヤフラ
ム、7…第2変圧室、8…第2定圧室、12…バ
キユームバルブ、15…オペレーテイングロツ
ド、16…エアーバルブ、18…プツシユロツ
ド、100…倍力装置、105…第1ダイヤフラ
ム、106…第2ダイヤフラム、110…オペレ
ーテイングロツド、120…プツシユロツド、1
21…リアクシヨンデイスク、130…第1変圧
室、131…第1定圧室、132…第2変圧室、
133…第2定圧室、140…第1パワーピスト
ン、141…第2パワーピストン、160…圧力
制御バルブ、161…圧力検出手段、162…車
重検出手段、163…圧力制御手段、171…ダ
イヤフラム、172…圧力検出室、173…圧力
制御室、175…(圧力制御バルブの)プツシユ
ロツド、176…定圧導入室、177…(圧力制
御バルブの)弁体、178…ベローズ、180…
シリンダ、181…作動ピストン、182…底部
ピストン、183…圧縮スプリング、186…連
結棒、190…ねじ部材、200…連結装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1パワーピストンによつて隔成された第1
変圧室および第1定圧室と、第2パワーピストン
によつて隔成された第2変圧室および第2定圧室
とを有し、ブレーキペダルに連動するオペレーテ
イングロツドの加圧移動に伴つて前記第1変圧
室、第2変圧室に前記第1、第2定圧室より高圧
の気体を供給し、かかる第1変圧室と第1定圧室
間および第2変圧室と第2定圧室間の夫々の差圧
合力により、マスターシリンダに一端が連結され
たプツシユロツドを押圧するようにしたブレーキ
の倍力装置において、前記プツシユロツドの他端
をリアクシヨンデイスクを介して前記第1パワー
ピストン及びオペレーテイングロツドに連結さ
せ、かつ前記第2パワーピストンをプツシユロツ
ドに固定させると共に、前記第1変圧室の圧力を
検出する圧力検出手段と、車重総重量を検出する
車重検出手段と、これら圧力検出手段と車重検出
手段の相方の検出値に基づいて前記第2変圧室へ
の導入圧力を制御する圧力制御手段とを備えた圧
力制御バルブを第2変圧室に接続し、この圧力制
御バルブによつて、大きな車重にあつては前記第
2変圧室への導入圧力を大きくする一方、少ない
車重にあつては前記第2変圧室への導入圧力を小
さくするようにしたことを特徴とするブレーキの
倍力装置。 2 車重検出手段は、シリンダの両端部に作動ピ
ストンおよびサスペンシヨンのたわみ量に応じて
移動する底部ピストンを夫々摺動自在に嵌装する
と共に、これら作動ピストン、底部ピストン間に
圧縮スプリングを配設して構成し、前記作動ピス
トンに作用する前記圧縮スプリングの付勢力で車
重を検出するようにしたことを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載のブレーキの倍力装置。 3 圧力制御手段は、第2変圧室に連通しかつ定
圧を導入する定圧導入口および高圧を導入する高
圧導入口を形成した圧力制御室を設けると共に、
前記定圧導入口および前記高圧導入口を開閉する
定圧弁、高圧弁を前記圧力検出手段および前記車
重検出手段の共働により開閉制御し、前記圧力制
御室の圧力を制御するようにしたことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項又は第2項のいずれかに
記載のブレーキの倍力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57052138A JPS58170656A (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | ブレ−キの倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57052138A JPS58170656A (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | ブレ−キの倍力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58170656A JPS58170656A (ja) | 1983-10-07 |
| JPS6238184B2 true JPS6238184B2 (ja) | 1987-08-17 |
Family
ID=12906505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57052138A Granted JPS58170656A (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | ブレ−キの倍力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58170656A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60157951A (ja) * | 1984-01-28 | 1985-08-19 | Tokico Ltd | 車両ブレ−キ装置 |
| JPS60134068U (ja) * | 1984-02-20 | 1985-09-06 | トキコ株式会社 | 車両ブレ−キ装置 |
| JPS60134067U (ja) * | 1984-02-20 | 1985-09-06 | トキコ株式会社 | 車両ブレ−キ装置 |
| JPS60134069U (ja) * | 1984-02-20 | 1985-09-06 | トキコ株式会社 | 車両ブレ−キ装置 |
| JPS60151767U (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-08 | トキコ株式会社 | 車両ブレ−キ装置 |
| FR2679855B1 (fr) * | 1991-07-30 | 1996-08-09 | Bendix Europ Services Tech | Servomoteur double d'assistance au freinage. |
| FR2681826B1 (fr) * | 1991-09-30 | 1993-11-26 | Bendix Europe Services Technique | Servomoteur d'assistance au freinage a reaction modulee. |
-
1982
- 1982-03-30 JP JP57052138A patent/JPS58170656A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58170656A (ja) | 1983-10-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2690740A (en) | Power-assisted master cylinder | |
| JPH0331050A (ja) | 負圧ブレーキブースタ | |
| US4400943A (en) | Brake unit for automotive vehicles | |
| JPH045577B2 (ja) | ||
| US4257312A (en) | Tandem diaphragm brake booster | |
| EP0110740B1 (en) | Brake actuation assembly | |
| EP1293407B1 (en) | Booster | |
| US4208872A (en) | Brake booster for wheeled vehicles | |
| JPH02225166A (ja) | 負圧ブレーキブースタ | |
| JP2678650B2 (ja) | 真空倍力装置 | |
| JPS5926626A (ja) | クラツチペダルの踏力軽減アシスタ− | |
| US5171072A (en) | Brake hydraulic pressure generator | |
| EP0420200B1 (en) | A booster | |
| JPH10505804A (ja) | 隠し行程を有し安全性を増したブースト式ブレーキ装置 | |
| JPS58170656A (ja) | ブレ−キの倍力装置 | |
| JPH0390465A (ja) | 気圧式倍力装置 | |
| JP2002507950A (ja) | 動的に解除可能な流体反力を備える改良したマスターシリンダ | |
| US4571943A (en) | Tandem brake booster with hydraulic mechanism for rear diaphragm force reversal | |
| EP0143177B1 (en) | A tandem brake booster | |
| US3837711A (en) | Anti-lock brake pressure modulator | |
| GB2220239A (en) | Brake actuating unit for automotive vehicles | |
| GB2118654A (en) | Brake power booster | |
| US6397724B1 (en) | Negative pressure type servo unit | |
| US4140351A (en) | Brake booster for vehicles | |
| JPH05213169A (ja) | ブレーキの液圧制御装置 |