JPS623869B2 - - Google Patents
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- JPS623869B2 JPS623869B2 JP53041933A JP4193378A JPS623869B2 JP S623869 B2 JPS623869 B2 JP S623869B2 JP 53041933 A JP53041933 A JP 53041933A JP 4193378 A JP4193378 A JP 4193378A JP S623869 B2 JPS623869 B2 JP S623869B2
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Description
本発明は塗装性の改良された耐衝撃性熱可塑性
樹脂組成物に関する。詳しくはポリテトラメチレ
ンテレフタレートとポリエステルポリエーテルブ
ロツク共重合体との混合物にアクリロニトリル−
スチレン系重合体および無機充填剤を加えること
を特徴とする塗装性の改良された樹脂組成物に関
する。 ポリテトラメチレンテレフタレートとポリエス
テル・ポリエーテルブロツク共重合体とから成る
組成物は耐衝撃性に優れ、かつ機械的性質、耐薬
品性、電気的性質、成形性などの諸特性にバラン
スのとれた成形材料である。この組成物について
は例えば特開昭50−48059号に開示されている。
しかしながら、本発明者らが上記組成物の優れた
耐衝撃性、成形性等を生かして外装用途へ適用す
べく詳細な評価検討を行なつたところ、塗装性に
大きな欠点のあることが明らかとなつた。このこ
とは、上記組成物が耐衝撃性、成形性等の外装用
途に優れた性質を有しているだけに、この問題は
重大であり、塗装性の改良が強く望まれる。 本発明者らはポリテトラメチレンテレフタレー
トとポリエステル・ポリエーテルブロツク共重合
体とから成る組成物の優れた性質を損なうことな
しに塗装性を改良すべく鋭意研究の結果、意外に
もポリテトラメチレンテレフタレートとポリエス
テル・ポリエーテルブロツク共重合体にアクリロ
ニトリル−スチレン系重合体及び無機充填剤を添
加することによつて塗装性が顕著に改良され、し
かも耐衝撃性等の機械的性質や成形性を何ら低下
させないことを見い出し、本発明に到達した。 すなわち、本発明はポリテトラメチレンテレフ
タレート(A)99〜51重量部とくり返し単位の80モル
%以上が下記一般式(1) (式中lおよびpは2〜10の整数、mは任意の整
数、nは−〔(CH2)p−O〕−で示されるくり返し単
位を有するポリエーテルの数平均分子量が400〜
6000になるような整数を示す)で示される熱可塑
性重合体(B)49〜1重量部とよりなる重合体混合物
100重量部、該重合体混合物100重量部に対してア
クリロニトリル含有率が少なくとも10重量%のア
クリロニトリル−スチレン系重合体(C)1〜50重量
部、および全樹脂組成物の重量に基づいて2〜60
重量%の無機充填剤(D)とから成る塗装性の改良さ
れた耐衝撃性熱可塑性樹脂組成物に関する。 本発明において用いられるポリテトラメチレン
テレフタレート(A)としては例えばテレフタル酸あ
るいはジメチルテレフタレートと1・4−ブタン
ジオールから合成される。また必要に応じてエチ
レングリコール、1・3−プロパンジオール等の
ジオール、イソフタル酸等のジカルボン酸を少量
加えて共縮合させた重合体を用いてもよい。ポリ
マーの極限粘度〔η〕としてはテトラクロルエタ
ン/フエノールの等量混合溶媒中25℃での値が
0.3〜2.0dl/gの範囲のものが使用されるが最終
的に得られる成形品の機械的性質や成形加工性等
を考慮すると0.5〜1.5dl/gの範囲のものが好ま
しい。 また本発明において使用される前記一般式(1)で
示されるポリエステル・ポリエーテルブロツク共
重合体(B)としては、くり返し単位の80モル%以上
がアルキレンテレフタレート単位から成る数平均
分子量1000〜60000のポリエステルをハードセグ
メントとし、くり返し単位の80モル%以上がアル
キレンオキサイド単位から成る数平均分子量400
〜6000のポリエーテルをソフトセグメントとする
ブロツク共重合体であり、具体例としてはポリエ
チレンテレフタレート−ポリエチレンオキサイド
ブロツク共重合体、ポリエチレンテレフタレート
−ポリテトラメチレンオキサイドブロツク共重合
体、ポリテトラメチレンテレフタレート−ポリエ
チレンオキサイドブロツク共重合体、ポリテトラ
メチレンテレフタレート−ポリテトラメチレンオ
キサイドブロツク共重合体、ポリテトラメチレン
(テレフタレート−イソフタレート)・ポリテトラ
メチレンオキサイドブロツク共重合体等が挙げる
ことができる。 ここにブロツク共重合体に対してポリエーテル
単位が1〜85重量%が好ましく、5〜40重量%が
特に好ましい。またこのブロツク共重合体に対し
10重量%以下の範囲でオリゴスチレン、オリゴα
メチルスチレン、オリゴビニルトルエン等の改質
剤を添加したものでもよい。 ポリテトラメチレンテレフタレート(A)とブロツ
ク共重合体(B)の配合割合としては重合体(A)99〜51
重量部に重合体(B)1〜49重量部である。 また本発明において使用されるアクリロニトリ
ル−スチレン系重合体(C)としては、アクリロニト
リル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−ス
チレン−メタクリル酸メチル共重合体、アクリロ
ニトリル−スチレン−ブチルアクリレート共重合
体等が挙げられる。ここにアクリロニトリル−ス
チレン系共重合体は、公知の方法で合成されるブ
ロツク、グラフトおよびランダムいずれの共重合
体でもよいが、アクリロニトリル−スチレン系重
合体の重量に対してアクリロニトリル含有率が少
なくとも10重量%以上でなければならず、好まし
くは15〜40重量%の範囲である。10重量%未満で
は本発明の目的とする塗装性改良効果が充分でな
い。またアクリロニトリル−スチレン系重合体が
アクリロニトリルおよびスチレン以外の第3成分
を共重合している場合、第3成分の割合は共重合
体の重量に基づいて35重量%以下であることが好
ましい。 上記重合体(C)の添加量としては、重合体(A)と重
合体(B)の合計100重量部に対して1〜50重量部で
ある。1重量未満では、塗装性改良効果が充分で
なく、また50重量部を越える場合には機械的性質
の低下がおこり好ましくない。重合体(C)の添加量
が比較的少ない場合はアクリロニトリル含有率の
高いものを使用することが好ましい。 本発明においては重合体(C)を添加することによ
り重合体(A)および(B)の混合組成物の有していた弾
性率の低さも改良される。 さらに本発明において用いられる無機充填剤(D)
としては、ガラス繊維、カーボン繊維、ガラスパ
ウダー、ガラスビーズ、ガラスハク、タルク、ク
レー、カオリン、炭酸カルシウム、メタケイ酸カ
ルシウム、ドーソナイト、シリカパウダー、石英
粉、マイカ、金属粉、酸化チタン、カーボンブラ
ツク、グラフアイト、三酸化アンチモンおよびア
ンチモン酸ソーダ等が挙げられ、これらの1種又
は2種以上を全樹脂組成物の重量に基づいて2〜
60重量%の範囲で添加することが必要である。 本発明においては、充填剤を重合体(C)と併用添
加することが重要であり、それぞれ単独では塗装
性改良効果が不充分である。両者を併用すること
によつて初めて塗装性は相剰的に改良される。 無機充填剤の添加量が2重量%未満では塗装性
改良効果が発揮されないし、また60重量%を越え
る場合には流動加工性が低下するため好ましくな
い。 これらの充填剤は、必要に応じて適当な表面処
理をほどこしたものも使用される。 本発明を実施するに際しては、同業者によく知
られた方法がいずれも適用でき、例えば充分乾燥
したペレツト状のポリテトラメチレンテレフタレ
ート、ポリエステル・ポリエーテルブロツク共重
合体、アクリロニトリル−スチレン系重合体およ
び無機充填剤をブレンダーで混合したのち、押出
機を通して溶融混合する方法、あらかじめ溶融混
合されたポリテトラメチレンテレフタレートとポ
リエステル・ポリエーテルブロツク共重合体にア
クリロニトリル−スチレン系重合体及び無機充填
剤を押出機を通して溶融混合する方法等が挙げら
れる。 本発明の組成物には必要に応じて光あるいは熱
に対する安定剤、流動性、離型性等の改質剤、難
燃剤、染顔料などの添加剤を加えることができ
る。 なお以下の実施例中塗装性はメラミン−アルキ
ツド塗料を140℃×30分焼付した後、1mm巾で100
マスのクロスカツトを行ないセロテープはくり試
験を行なつた。判定は下記の通りとした。 ◎:100/100(全くはくりしない) 〇:99〜98/100(100マス中1〜2ケハクリ) △:97〜95/100(100マス中3〜5ケハクリ) ×:94未満/100 また引張強度はASTM D638により、曲げ強度
および弾性率はASTM D790により、アイゾツト
衝撃強度はASTM D256により測定 実施例1〜3、比較例1〜2 極限粘度〔η〕が0.90のポリテトラメチレンテ
レフタレート、表1に示す組成のポリエステル・
ポリエーテルブロツク共重合体、アクリロニトリ
ル含有率が20重量%のアクリロニトリル−スチレ
ン共重合体、充填剤として市販繊維長3mmのガラ
ス繊維および48メツシユ、厚さ約2μのガラスハ
クをそれぞれ表1に示す割合でV型ブレンダーに
入れ約5分間混合した後、シリンダー温度250℃
の40mmφベント式押出機を通して溶融混合し、ペ
レツト状に賦型して本発明の組成物を得た。 得られたペレツトをシリンダー温度260℃、金
型温度100℃で射出成形し、塗装性評価用平板及
び諸特性評価用成形片を得た。 これらの評価結果を表1に示す。 また表1に示した比較例1はアクリロニトリル
−スチレン系共重合体無添加のものであり、比較
例2は充填剤無添加のものであり、それぞれ単独
に添加しても効果が充分現われない。 これに対し本発明の組成物は改良された塗装性
を有し、かつ耐衝撃性等の機械的性質も良好であ
り、また成形加工性も良好であつた。 実施例4〜6、比較例3〜5 極限粘度〔η〕が0.80のポリテトラメチレンテ
レフタレール83重量部、実施例1で使用したポリ
エステル・ポリエーテルブロツク共重合体17重量
部、アクリロニトリル含有率が28重量%のアクリ
ロニトリル−スチレン系共重合体を表2に示す割
合、および充填剤として32メツシユ厚さ約2μの
ガラスハクと粒径約1μの炭酸カルシウムを表2
に示す割合で配合し、実施例1と同様にして混
合、押出を行い、樹脂組成物を得た。 これらを実施例1と同様にして形成し、塗装
性、耐衝撃性を調べた結果を表2に示す。 表2の比較例3で示すように、アクリロニトリ
ル−スチレン系重合体が少なすぎても、また比較
例5のように無機充填剤の添加量が少なすぎても
塗装性改良効果が不満足である。また比較例4の
ようにアクリロニトリル−スチレン系重合体の添
加量が多すぎると本来の優れた耐衝撃性を犠牲に
し好ましくない。 実施例 7〜8 実施例1においてアクリロニトリル−スチレン
系共重合体のかわりに表3に示す共重合体を用
い、その値は実施例1と全く同様にして組成物を
得、評価した。これらは成形性も良好で塗装性に
優れていた。
樹脂組成物に関する。詳しくはポリテトラメチレ
ンテレフタレートとポリエステルポリエーテルブ
ロツク共重合体との混合物にアクリロニトリル−
スチレン系重合体および無機充填剤を加えること
を特徴とする塗装性の改良された樹脂組成物に関
する。 ポリテトラメチレンテレフタレートとポリエス
テル・ポリエーテルブロツク共重合体とから成る
組成物は耐衝撃性に優れ、かつ機械的性質、耐薬
品性、電気的性質、成形性などの諸特性にバラン
スのとれた成形材料である。この組成物について
は例えば特開昭50−48059号に開示されている。
しかしながら、本発明者らが上記組成物の優れた
耐衝撃性、成形性等を生かして外装用途へ適用す
べく詳細な評価検討を行なつたところ、塗装性に
大きな欠点のあることが明らかとなつた。このこ
とは、上記組成物が耐衝撃性、成形性等の外装用
途に優れた性質を有しているだけに、この問題は
重大であり、塗装性の改良が強く望まれる。 本発明者らはポリテトラメチレンテレフタレー
トとポリエステル・ポリエーテルブロツク共重合
体とから成る組成物の優れた性質を損なうことな
しに塗装性を改良すべく鋭意研究の結果、意外に
もポリテトラメチレンテレフタレートとポリエス
テル・ポリエーテルブロツク共重合体にアクリロ
ニトリル−スチレン系重合体及び無機充填剤を添
加することによつて塗装性が顕著に改良され、し
かも耐衝撃性等の機械的性質や成形性を何ら低下
させないことを見い出し、本発明に到達した。 すなわち、本発明はポリテトラメチレンテレフ
タレート(A)99〜51重量部とくり返し単位の80モル
%以上が下記一般式(1) (式中lおよびpは2〜10の整数、mは任意の整
数、nは−〔(CH2)p−O〕−で示されるくり返し単
位を有するポリエーテルの数平均分子量が400〜
6000になるような整数を示す)で示される熱可塑
性重合体(B)49〜1重量部とよりなる重合体混合物
100重量部、該重合体混合物100重量部に対してア
クリロニトリル含有率が少なくとも10重量%のア
クリロニトリル−スチレン系重合体(C)1〜50重量
部、および全樹脂組成物の重量に基づいて2〜60
重量%の無機充填剤(D)とから成る塗装性の改良さ
れた耐衝撃性熱可塑性樹脂組成物に関する。 本発明において用いられるポリテトラメチレン
テレフタレート(A)としては例えばテレフタル酸あ
るいはジメチルテレフタレートと1・4−ブタン
ジオールから合成される。また必要に応じてエチ
レングリコール、1・3−プロパンジオール等の
ジオール、イソフタル酸等のジカルボン酸を少量
加えて共縮合させた重合体を用いてもよい。ポリ
マーの極限粘度〔η〕としてはテトラクロルエタ
ン/フエノールの等量混合溶媒中25℃での値が
0.3〜2.0dl/gの範囲のものが使用されるが最終
的に得られる成形品の機械的性質や成形加工性等
を考慮すると0.5〜1.5dl/gの範囲のものが好ま
しい。 また本発明において使用される前記一般式(1)で
示されるポリエステル・ポリエーテルブロツク共
重合体(B)としては、くり返し単位の80モル%以上
がアルキレンテレフタレート単位から成る数平均
分子量1000〜60000のポリエステルをハードセグ
メントとし、くり返し単位の80モル%以上がアル
キレンオキサイド単位から成る数平均分子量400
〜6000のポリエーテルをソフトセグメントとする
ブロツク共重合体であり、具体例としてはポリエ
チレンテレフタレート−ポリエチレンオキサイド
ブロツク共重合体、ポリエチレンテレフタレート
−ポリテトラメチレンオキサイドブロツク共重合
体、ポリテトラメチレンテレフタレート−ポリエ
チレンオキサイドブロツク共重合体、ポリテトラ
メチレンテレフタレート−ポリテトラメチレンオ
キサイドブロツク共重合体、ポリテトラメチレン
(テレフタレート−イソフタレート)・ポリテトラ
メチレンオキサイドブロツク共重合体等が挙げる
ことができる。 ここにブロツク共重合体に対してポリエーテル
単位が1〜85重量%が好ましく、5〜40重量%が
特に好ましい。またこのブロツク共重合体に対し
10重量%以下の範囲でオリゴスチレン、オリゴα
メチルスチレン、オリゴビニルトルエン等の改質
剤を添加したものでもよい。 ポリテトラメチレンテレフタレート(A)とブロツ
ク共重合体(B)の配合割合としては重合体(A)99〜51
重量部に重合体(B)1〜49重量部である。 また本発明において使用されるアクリロニトリ
ル−スチレン系重合体(C)としては、アクリロニト
リル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−ス
チレン−メタクリル酸メチル共重合体、アクリロ
ニトリル−スチレン−ブチルアクリレート共重合
体等が挙げられる。ここにアクリロニトリル−ス
チレン系共重合体は、公知の方法で合成されるブ
ロツク、グラフトおよびランダムいずれの共重合
体でもよいが、アクリロニトリル−スチレン系重
合体の重量に対してアクリロニトリル含有率が少
なくとも10重量%以上でなければならず、好まし
くは15〜40重量%の範囲である。10重量%未満で
は本発明の目的とする塗装性改良効果が充分でな
い。またアクリロニトリル−スチレン系重合体が
アクリロニトリルおよびスチレン以外の第3成分
を共重合している場合、第3成分の割合は共重合
体の重量に基づいて35重量%以下であることが好
ましい。 上記重合体(C)の添加量としては、重合体(A)と重
合体(B)の合計100重量部に対して1〜50重量部で
ある。1重量未満では、塗装性改良効果が充分で
なく、また50重量部を越える場合には機械的性質
の低下がおこり好ましくない。重合体(C)の添加量
が比較的少ない場合はアクリロニトリル含有率の
高いものを使用することが好ましい。 本発明においては重合体(C)を添加することによ
り重合体(A)および(B)の混合組成物の有していた弾
性率の低さも改良される。 さらに本発明において用いられる無機充填剤(D)
としては、ガラス繊維、カーボン繊維、ガラスパ
ウダー、ガラスビーズ、ガラスハク、タルク、ク
レー、カオリン、炭酸カルシウム、メタケイ酸カ
ルシウム、ドーソナイト、シリカパウダー、石英
粉、マイカ、金属粉、酸化チタン、カーボンブラ
ツク、グラフアイト、三酸化アンチモンおよびア
ンチモン酸ソーダ等が挙げられ、これらの1種又
は2種以上を全樹脂組成物の重量に基づいて2〜
60重量%の範囲で添加することが必要である。 本発明においては、充填剤を重合体(C)と併用添
加することが重要であり、それぞれ単独では塗装
性改良効果が不充分である。両者を併用すること
によつて初めて塗装性は相剰的に改良される。 無機充填剤の添加量が2重量%未満では塗装性
改良効果が発揮されないし、また60重量%を越え
る場合には流動加工性が低下するため好ましくな
い。 これらの充填剤は、必要に応じて適当な表面処
理をほどこしたものも使用される。 本発明を実施するに際しては、同業者によく知
られた方法がいずれも適用でき、例えば充分乾燥
したペレツト状のポリテトラメチレンテレフタレ
ート、ポリエステル・ポリエーテルブロツク共重
合体、アクリロニトリル−スチレン系重合体およ
び無機充填剤をブレンダーで混合したのち、押出
機を通して溶融混合する方法、あらかじめ溶融混
合されたポリテトラメチレンテレフタレートとポ
リエステル・ポリエーテルブロツク共重合体にア
クリロニトリル−スチレン系重合体及び無機充填
剤を押出機を通して溶融混合する方法等が挙げら
れる。 本発明の組成物には必要に応じて光あるいは熱
に対する安定剤、流動性、離型性等の改質剤、難
燃剤、染顔料などの添加剤を加えることができ
る。 なお以下の実施例中塗装性はメラミン−アルキ
ツド塗料を140℃×30分焼付した後、1mm巾で100
マスのクロスカツトを行ないセロテープはくり試
験を行なつた。判定は下記の通りとした。 ◎:100/100(全くはくりしない) 〇:99〜98/100(100マス中1〜2ケハクリ) △:97〜95/100(100マス中3〜5ケハクリ) ×:94未満/100 また引張強度はASTM D638により、曲げ強度
および弾性率はASTM D790により、アイゾツト
衝撃強度はASTM D256により測定 実施例1〜3、比較例1〜2 極限粘度〔η〕が0.90のポリテトラメチレンテ
レフタレート、表1に示す組成のポリエステル・
ポリエーテルブロツク共重合体、アクリロニトリ
ル含有率が20重量%のアクリロニトリル−スチレ
ン共重合体、充填剤として市販繊維長3mmのガラ
ス繊維および48メツシユ、厚さ約2μのガラスハ
クをそれぞれ表1に示す割合でV型ブレンダーに
入れ約5分間混合した後、シリンダー温度250℃
の40mmφベント式押出機を通して溶融混合し、ペ
レツト状に賦型して本発明の組成物を得た。 得られたペレツトをシリンダー温度260℃、金
型温度100℃で射出成形し、塗装性評価用平板及
び諸特性評価用成形片を得た。 これらの評価結果を表1に示す。 また表1に示した比較例1はアクリロニトリル
−スチレン系共重合体無添加のものであり、比較
例2は充填剤無添加のものであり、それぞれ単独
に添加しても効果が充分現われない。 これに対し本発明の組成物は改良された塗装性
を有し、かつ耐衝撃性等の機械的性質も良好であ
り、また成形加工性も良好であつた。 実施例4〜6、比較例3〜5 極限粘度〔η〕が0.80のポリテトラメチレンテ
レフタレール83重量部、実施例1で使用したポリ
エステル・ポリエーテルブロツク共重合体17重量
部、アクリロニトリル含有率が28重量%のアクリ
ロニトリル−スチレン系共重合体を表2に示す割
合、および充填剤として32メツシユ厚さ約2μの
ガラスハクと粒径約1μの炭酸カルシウムを表2
に示す割合で配合し、実施例1と同様にして混
合、押出を行い、樹脂組成物を得た。 これらを実施例1と同様にして形成し、塗装
性、耐衝撃性を調べた結果を表2に示す。 表2の比較例3で示すように、アクリロニトリ
ル−スチレン系重合体が少なすぎても、また比較
例5のように無機充填剤の添加量が少なすぎても
塗装性改良効果が不満足である。また比較例4の
ようにアクリロニトリル−スチレン系重合体の添
加量が多すぎると本来の優れた耐衝撃性を犠牲に
し好ましくない。 実施例 7〜8 実施例1においてアクリロニトリル−スチレン
系共重合体のかわりに表3に示す共重合体を用
い、その値は実施例1と全く同様にして組成物を
得、評価した。これらは成形性も良好で塗装性に
優れていた。
【表】
【表】
【表】
【表】
実施例9〜11、比較例6
実施例1においてアクリロニトリル−スチレン
共重合体がアクリロニトリル含有率20%のかわり
に表4に示す各アクリロニトリル含有率のものを
用い、その他は実施例1と全く同様にして組成物
を得、塗装性の評価を行つた。結果を表4に示
す。 良好な塗装性を得るためにはアクリロニトリル
−スチレン系共重合体のアクリロニトリル含有率
が10重量%以上必要であることがわかる。
共重合体がアクリロニトリル含有率20%のかわり
に表4に示す各アクリロニトリル含有率のものを
用い、その他は実施例1と全く同様にして組成物
を得、塗装性の評価を行つた。結果を表4に示
す。 良好な塗装性を得るためにはアクリロニトリル
−スチレン系共重合体のアクリロニトリル含有率
が10重量%以上必要であることがわかる。
【表】
実施例12〜20、比較例7〜11
極限粘度[η]が0.80のポリテトラメチレンテ
レフタレート83重量部、実施例1で使用したポリ
エステル・ポリエーテルブロツク共重合体17重量
部、アクリロニトリル含有率が28重量%のアクリ
ロニトリル−スチレン系共重合体を表5に示す割
合、および充填剤として325メツシユのメタケイ
酸カルシウム、粒径約4μのタルクおよび長さ約
70μ、径13μのガラスパウダーを表5に示す割合
で配合し、実施例1と同様にして混合、押出を行
い、樹脂組成物を得た。 これらを実施例1と同様にして成形し、塗装
性、耐衝撃性を調べた結果を表5に示す。 表5の比較例7で示すように、アクリロニトリ
ル−スチレン系共重合体が少なすぎても、また比
較例9〜11のように無機充填剤の添加量が少なす
ぎても塗装性改良効果は不満足である。また、比
較例8のようにアクリロニトリル−スチレン系共
重合体の添加量が多すぎると本来の優れた耐衝撃
性を犠牲にし、好ましくない。
レフタレート83重量部、実施例1で使用したポリ
エステル・ポリエーテルブロツク共重合体17重量
部、アクリロニトリル含有率が28重量%のアクリ
ロニトリル−スチレン系共重合体を表5に示す割
合、および充填剤として325メツシユのメタケイ
酸カルシウム、粒径約4μのタルクおよび長さ約
70μ、径13μのガラスパウダーを表5に示す割合
で配合し、実施例1と同様にして混合、押出を行
い、樹脂組成物を得た。 これらを実施例1と同様にして成形し、塗装
性、耐衝撃性を調べた結果を表5に示す。 表5の比較例7で示すように、アクリロニトリ
ル−スチレン系共重合体が少なすぎても、また比
較例9〜11のように無機充填剤の添加量が少なす
ぎても塗装性改良効果は不満足である。また、比
較例8のようにアクリロニトリル−スチレン系共
重合体の添加量が多すぎると本来の優れた耐衝撃
性を犠牲にし、好ましくない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリテトラメチレンテレフタレート(A)99〜51
重量部とくり返し単位の80モル%以上が次の一般
式(1) (ただし式中l、pは2〜10の整数、mは任意の
整数、nは−〔(CH2)p−O〕−で示されるくり返し
単位を有するポリエーテルの数平均分子量が400
〜6000になるような整数を示す。) で示される構造の熱可塑性重合体(B)49〜1重量部
とよりなる重合体混合物(合計100重量部)、該重
合体混合物100重量部に対しアクリロニトリル含
有率が少なくとも10重量%のアクリロニトリル−
スチレン系重合体(C)1〜50重量部、および全樹脂
組成物の重量に基づいて2〜60重量%の無機充填
剤(D)とから成る塗装性の改良された耐衝撃性熱可
塑性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4193378A JPS54133547A (en) | 1978-04-10 | 1978-04-10 | High-impact thermoplastic resin composition having improved paintability |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4193378A JPS54133547A (en) | 1978-04-10 | 1978-04-10 | High-impact thermoplastic resin composition having improved paintability |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54133547A JPS54133547A (en) | 1979-10-17 |
| JPS623869B2 true JPS623869B2 (ja) | 1987-01-27 |
Family
ID=12622022
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4193378A Granted JPS54133547A (en) | 1978-04-10 | 1978-04-10 | High-impact thermoplastic resin composition having improved paintability |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54133547A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB8428982D0 (en) * | 1984-11-16 | 1984-12-27 | Raychem Ltd | Polymer composition |
-
1978
- 1978-04-10 JP JP4193378A patent/JPS54133547A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54133547A (en) | 1979-10-17 |
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