JPS6239214B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6239214B2 JPS6239214B2 JP58198357A JP19835783A JPS6239214B2 JP S6239214 B2 JPS6239214 B2 JP S6239214B2 JP 58198357 A JP58198357 A JP 58198357A JP 19835783 A JP19835783 A JP 19835783A JP S6239214 B2 JPS6239214 B2 JP S6239214B2
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- Japan
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- copper
- content
- conductivity
- alloy
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Description
本発明は、耐熱性、機械的強度及び高導電性に
優れた銅合金に関するものであり、特には350〜
450℃の昇温後でも所定水準の強度を維持しうる
銅合金に関するものである。 各種の銅合金が以前から様々の用途に使用され
ている。最近では銅の持つ優れた導電性を維持し
たまま機械的強度や耐熱性を高めるべく少量の合
金化元素を添加する試みが進んでおり、これら合
金の開発に伴い銅合金の用途は拡大の一途にあ
る。最近では特に、電線導体、リードフレーム、
コネクタ、スイツチング素子等の電気・電子・通
信機器の部品、バネ材、管材、ラジエータ材その
他向けに、耐熱性、機械的強度、高導電性(高熱
伝導性)に優れた銅合金への要求が増大してい
る。これら用途に使用される合金の一例として、
Cu−Fe−(P、B)合金がある。この合金は、銅
マトリツクス中にFe−P、Fe−B或いはFe−P
−Bの金属間化合物を微細な結晶として析出分散
させることにより、高い導電性を維持したまま耐
熱性及び機械的強度の向上を計つたものである。
この合金は耐熱性及び機械的強度の全般的向上を
為すものの、近年電子・通信・電気機器部品材料
として100℃前後で高い抗張力を示ししかも350〜
450℃の昇温後でも例えば40Kg/mm2以上の所定の
水準の抗張力を保持する導電性(熱伝導性)銅合
金の開発が求められており、こうした用途に対し
ては上記Cu−Fe−(P、B)合金では性能不足で
ある。強度と導電性とは相反する傾向を示し、導
電性を犠牲にすることなく昇温下で所定水準の強
度を保持ししかも安価な銅合金を見出すことは難
しく、満足すべき銅合金はいまだ得られていな
い。 そこで、本発明は、350〜450℃の昇温後でも強
度の低下が少ない導電性(熱伝導性)銅合金を提
供することを目的とする。 本発明者等は、様々の金属間化合物の析出状況
について調査した結果、銅マトリツクス中にFe
−P、Mg−P、(Fe、Mg)−Pを微細に析出せ
しめた銅合金が上記目的に適合することを知見し
た。 斯くして、本発明は、電気・電子・通信機器部
品として殊に適した銅合金にして、Fe、Mg及び
Pを含有し、その含量が Fe:0.02〜3重量% Mg:0.02重量%を超えて3重量%まで P :Fe含量に対して25〜80重量%+Mg含
量に対して70〜90重量% とされ、残部が銅から成ることを特徹とする耐熱
高力高導電性銅合金を提供する。 本合金において、Fe含量を0.02〜3重量%と
したのは、0.02重量%未満では効果が少く他方3
重量%を越えると導電性(熱伝導性)の低下が大
きくなるためである。Mg含量を0.02〜3重量%
としたのは、0.02重量%以下ではやはり効果が少
なく、他方3重量%を越えると導電率が低下し、
鋳造性も悪化するからである。P含量は、存在す
るFe含量に対して、25〜80重量%添加すること
が微細な金属間化合物の形成に効果的であり、ま
たMg含量に対しては70〜90重量%が同じく効果
的である。Fe及びMgに対して上記上限量を越え
てのPの添加は未反応分のPが残つて導電性(熱
伝導性)をかえつて損う。 以下、実験例に基いて本発明を説明する。 実験例 高周波溶解炉において木炭被覆の下で銅を溶解
した後、Fe、Mg及びPを添加し、均一な溶湯を
得た。Mgを添加する為銅としては充分に脱酸さ
れた銅を使用した。溶湯をカーボン製鋳型に鋳込
んで130mm径×700mm長さのインゴツトを作製し
た。鋳造時の合金の酸化を防止するため、Arガ
スを出湯口及び湯受けに吹付けながら作業を行つ
た。鋳造インゴツトを切断しそして表面上仕げ
後、約900℃の温度で熱間押出及び水冷して直径
11mmの荒引線を得た。この荒引線を更に直径0.8
mmまで冷間伸線し、熱処理後の導電率及び抗張力
を測定した。サンプルとしては次の4種のものを
使用した。導電率と併せて示す。
優れた銅合金に関するものであり、特には350〜
450℃の昇温後でも所定水準の強度を維持しうる
銅合金に関するものである。 各種の銅合金が以前から様々の用途に使用され
ている。最近では銅の持つ優れた導電性を維持し
たまま機械的強度や耐熱性を高めるべく少量の合
金化元素を添加する試みが進んでおり、これら合
金の開発に伴い銅合金の用途は拡大の一途にあ
る。最近では特に、電線導体、リードフレーム、
コネクタ、スイツチング素子等の電気・電子・通
信機器の部品、バネ材、管材、ラジエータ材その
他向けに、耐熱性、機械的強度、高導電性(高熱
伝導性)に優れた銅合金への要求が増大してい
る。これら用途に使用される合金の一例として、
Cu−Fe−(P、B)合金がある。この合金は、銅
マトリツクス中にFe−P、Fe−B或いはFe−P
−Bの金属間化合物を微細な結晶として析出分散
させることにより、高い導電性を維持したまま耐
熱性及び機械的強度の向上を計つたものである。
この合金は耐熱性及び機械的強度の全般的向上を
為すものの、近年電子・通信・電気機器部品材料
として100℃前後で高い抗張力を示ししかも350〜
450℃の昇温後でも例えば40Kg/mm2以上の所定の
水準の抗張力を保持する導電性(熱伝導性)銅合
金の開発が求められており、こうした用途に対し
ては上記Cu−Fe−(P、B)合金では性能不足で
ある。強度と導電性とは相反する傾向を示し、導
電性を犠牲にすることなく昇温下で所定水準の強
度を保持ししかも安価な銅合金を見出すことは難
しく、満足すべき銅合金はいまだ得られていな
い。 そこで、本発明は、350〜450℃の昇温後でも強
度の低下が少ない導電性(熱伝導性)銅合金を提
供することを目的とする。 本発明者等は、様々の金属間化合物の析出状況
について調査した結果、銅マトリツクス中にFe
−P、Mg−P、(Fe、Mg)−Pを微細に析出せ
しめた銅合金が上記目的に適合することを知見し
た。 斯くして、本発明は、電気・電子・通信機器部
品として殊に適した銅合金にして、Fe、Mg及び
Pを含有し、その含量が Fe:0.02〜3重量% Mg:0.02重量%を超えて3重量%まで P :Fe含量に対して25〜80重量%+Mg含
量に対して70〜90重量% とされ、残部が銅から成ることを特徹とする耐熱
高力高導電性銅合金を提供する。 本合金において、Fe含量を0.02〜3重量%と
したのは、0.02重量%未満では効果が少く他方3
重量%を越えると導電性(熱伝導性)の低下が大
きくなるためである。Mg含量を0.02〜3重量%
としたのは、0.02重量%以下ではやはり効果が少
なく、他方3重量%を越えると導電率が低下し、
鋳造性も悪化するからである。P含量は、存在す
るFe含量に対して、25〜80重量%添加すること
が微細な金属間化合物の形成に効果的であり、ま
たMg含量に対しては70〜90重量%が同じく効果
的である。Fe及びMgに対して上記上限量を越え
てのPの添加は未反応分のPが残つて導電性(熱
伝導性)をかえつて損う。 以下、実験例に基いて本発明を説明する。 実験例 高周波溶解炉において木炭被覆の下で銅を溶解
した後、Fe、Mg及びPを添加し、均一な溶湯を
得た。Mgを添加する為銅としては充分に脱酸さ
れた銅を使用した。溶湯をカーボン製鋳型に鋳込
んで130mm径×700mm長さのインゴツトを作製し
た。鋳造時の合金の酸化を防止するため、Arガ
スを出湯口及び湯受けに吹付けながら作業を行つ
た。鋳造インゴツトを切断しそして表面上仕げ
後、約900℃の温度で熱間押出及び水冷して直径
11mmの荒引線を得た。この荒引線を更に直径0.8
mmまで冷間伸線し、熱処理後の導電率及び抗張力
を測定した。サンプルとしては次の4種のものを
使用した。導電率と併せて示す。
【表】
抗張力測定結果を図面のグラフで示す。抗張力
は各温度で1時間保持後の値である。サンプル2
〜4は100℃×1時間において56Kg/mm2以上の高
い値を示すに加えて、400℃×1時間後も40×
Kg/mm2を充分に越える抗張力を保持している。同
時にサンプル2〜4は80%を越える導電率を維持
している。
は各温度で1時間保持後の値である。サンプル2
〜4は100℃×1時間において56Kg/mm2以上の高
い値を示すに加えて、400℃×1時間後も40×
Kg/mm2を充分に越える抗張力を保持している。同
時にサンプル2〜4は80%を越える導電率を維持
している。
図面は、サンプル1〜4の合金の熱処理と抗張
力との関係を示すグラフである。
力との関係を示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Fe、Mg及びPを含有し、その含量が Fe:0.02〜3重量% Mg:0.02重量%を超えて3重量%まで P :Fe含量に対して25〜80重量%+Mg
含量に対して70〜90重量% とされ、残部が銅から成ることを特徴とする耐熱
高力高導電性を具備する電気・電子・通信機器部
品用銅合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19835783A JPS6092439A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | 耐熱高力高導電性銅合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19835783A JPS6092439A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | 耐熱高力高導電性銅合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6092439A JPS6092439A (ja) | 1985-05-24 |
| JPS6239214B2 true JPS6239214B2 (ja) | 1987-08-21 |
Family
ID=16389759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19835783A Granted JPS6092439A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | 耐熱高力高導電性銅合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6092439A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0635633B2 (ja) * | 1986-10-29 | 1994-05-11 | 株式会社神戸製鋼所 | 電気および電子部品用銅合金及びその製造方法 |
| JP5075447B2 (ja) * | 2006-03-30 | 2012-11-21 | Dowaメタルテック株式会社 | Cu−Fe−P−Mg系銅合金および製造法並びに通電部品 |
| JP6140032B2 (ja) * | 2013-08-30 | 2017-05-31 | Dowaメタルテック株式会社 | 銅合金板材およびその製造方法並びに通電部品 |
| WO2018083887A1 (ja) * | 2016-11-07 | 2018-05-11 | 住友電気工業株式会社 | コネクタ端子用線材 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5853057B2 (ja) * | 1974-05-20 | 1983-11-26 | 株式会社神戸製鋼所 | 高導電性銅基合金 |
| US4305762A (en) * | 1980-05-14 | 1981-12-15 | Olin Corporation | Copper base alloy and method for obtaining same |
| JPS58199835A (ja) * | 1982-05-19 | 1983-11-21 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 電気又は電子機器用銅合金 |
-
1983
- 1983-10-25 JP JP19835783A patent/JPS6092439A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6092439A (ja) | 1985-05-24 |
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