JPS624376B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624376B2 JPS624376B2 JP10203881A JP10203881A JPS624376B2 JP S624376 B2 JPS624376 B2 JP S624376B2 JP 10203881 A JP10203881 A JP 10203881A JP 10203881 A JP10203881 A JP 10203881A JP S624376 B2 JPS624376 B2 JP S624376B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- hydrogen atom
- group
- fatty acid
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
本発明は新規な4−ホルミルフエノキシ脂肪酸
誘導体及びその製造法に関する。 本発明者は、種々の化合物を合成し、その薬理
作用を検討していたところ、次の一般式() 〔式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を、R1
及びR2はそれぞれ水素原子又はメチル基を、R3
は水酸基又は
誘導体及びその製造法に関する。 本発明者は、種々の化合物を合成し、その薬理
作用を検討していたところ、次の一般式() 〔式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を、R1
及びR2はそれぞれ水素原子又はメチル基を、R3
は水酸基又は
【式】(R4は水素原子
又はメチル基を示し、Rは前記した意味を有す
る)を示す〕 で表わされる4−ホルミルフエノキシ脂肪酸誘導
体が制癌作用を有し、しかも低毒性であつて医薬
品として有用であることを見出し、本発明を完成
した。 すなわち、本発明は、上記一般式()で表わ
される4−ホルミルフエノキシ脂肪酸誘導体及び
その製造法を提供するものである。 本発明の4−ホルミルフエノキシ脂肪酸誘導体
()は、例えば次の反応式に従い、p−ヒドロ
キシベンズアルデヒド誘導体()とα−ハロゲ
ノ低級脂肪酸またはそのエステル()を溶媒の
存在下還流反応させるか、所望により斯くして得
られた()のうち、エステル化合物(′)を
脱エステル化反応に対し、(″)で表わされる4
−ホルミルフエノキシ脂肪酸とすることにより製
造される。 (式中、Xはハロゲン原子を、R′は低級アルキル
基を示し、R、R1、R2、R3は前記した意味を有
する) p−ヒドロキシベンズアルデヒド誘導体()
とα−ハロゲノ低級脂肪酸又はそのエステル
()の反応は、公知のエーテル化反応によつて
おこなわれ、当該反応において用いられる溶媒と
しては、メタノール、エタノール、プロパノール
等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケト
ン等のケトン類が挙げられる。また、反応を促進
させるためには、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素
ナトリウム等の無機アルカリ又はナトリウムメチ
ラート、ナトリウムエチラート等の金属アルコラ
ートを()1モルに対し、1〜2モル使用する
ことが好ましい。 上記反応は、1モルのp−ヒドロキシベンズア
ルデヒド誘導体()に対し、1〜2モルのα−
ハロゲノ低級脂肪酸又はそのエステル()を還
流下、好ましくは1〜10時間反応させることによ
りおこなわれる。 上述の如くして得られた化合物()のうち、
エステル化合物(′)の脱エステル化反応は、
これを水又は適当な含水溶媒中、アルカリ又は酸
の存在下加水分解することによりおこなわれる。
含水溶媒としては、メタノール、エタノール、プ
ロパノール等のアルコール類又はテトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテル等のエーテル類の
溶媒と水の混合物が好ましい。また、アルカリと
しては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の
苛性アルカリが、酸としては、酢酸、塩酸、硫酸
等が好ましいものとして挙げられる。 加水分解反応は、化合物(′)を上記含水溶
媒に懸濁させ、当該化合物に対し等モル以上のア
ルカリを加えるか又は水で希釈された酸0.01〜2
モルとともに室温ないし還流条件下1〜5時間反
応させることによりおこなうのが好ましい。 次に斯くして得られた本発明化合物の薬理作用
及び毒性について試験した結果を示す。なお、化
合物番号は後記実施例3に示すものと同一であ
る。 (抗腫瘍効果) (i) 5周令のSTd−ddY雄性マウスを各群6匹ず
つ使用し、マウス一匹宛ザルコーマ180癌細胞
5×106個を腹腔内に移植した。24時間後より
被検化合物を30%プロピレングリコールに懸濁
し、1日1回200mg/Kg用量で5日間連続腹腔
内投与した。対照群には30%プロピレングリコ
ール0.2mlを腹腔内に投与した。癌細胞移植後
7日目に腹水を採り、容量と細胞比を求めた。
TPCV(総細胞容積)は腹水量と細胞比の積
で、腫瘍生長率(T/C(%):処理群の
TPCVと対照群のTPCVの比)により活性を判
定した。以上の結果を第1表に示す。 表に示す如く何れの被検化合物においても腫
瘍生長率は対照群に比して小さく、制癌効果は
明らかである。
る)を示す〕 で表わされる4−ホルミルフエノキシ脂肪酸誘導
体が制癌作用を有し、しかも低毒性であつて医薬
品として有用であることを見出し、本発明を完成
した。 すなわち、本発明は、上記一般式()で表わ
される4−ホルミルフエノキシ脂肪酸誘導体及び
その製造法を提供するものである。 本発明の4−ホルミルフエノキシ脂肪酸誘導体
()は、例えば次の反応式に従い、p−ヒドロ
キシベンズアルデヒド誘導体()とα−ハロゲ
ノ低級脂肪酸またはそのエステル()を溶媒の
存在下還流反応させるか、所望により斯くして得
られた()のうち、エステル化合物(′)を
脱エステル化反応に対し、(″)で表わされる4
−ホルミルフエノキシ脂肪酸とすることにより製
造される。 (式中、Xはハロゲン原子を、R′は低級アルキル
基を示し、R、R1、R2、R3は前記した意味を有
する) p−ヒドロキシベンズアルデヒド誘導体()
とα−ハロゲノ低級脂肪酸又はそのエステル
()の反応は、公知のエーテル化反応によつて
おこなわれ、当該反応において用いられる溶媒と
しては、メタノール、エタノール、プロパノール
等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケト
ン等のケトン類が挙げられる。また、反応を促進
させるためには、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素
ナトリウム等の無機アルカリ又はナトリウムメチ
ラート、ナトリウムエチラート等の金属アルコラ
ートを()1モルに対し、1〜2モル使用する
ことが好ましい。 上記反応は、1モルのp−ヒドロキシベンズア
ルデヒド誘導体()に対し、1〜2モルのα−
ハロゲノ低級脂肪酸又はそのエステル()を還
流下、好ましくは1〜10時間反応させることによ
りおこなわれる。 上述の如くして得られた化合物()のうち、
エステル化合物(′)の脱エステル化反応は、
これを水又は適当な含水溶媒中、アルカリ又は酸
の存在下加水分解することによりおこなわれる。
含水溶媒としては、メタノール、エタノール、プ
ロパノール等のアルコール類又はテトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテル等のエーテル類の
溶媒と水の混合物が好ましい。また、アルカリと
しては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の
苛性アルカリが、酸としては、酢酸、塩酸、硫酸
等が好ましいものとして挙げられる。 加水分解反応は、化合物(′)を上記含水溶
媒に懸濁させ、当該化合物に対し等モル以上のア
ルカリを加えるか又は水で希釈された酸0.01〜2
モルとともに室温ないし還流条件下1〜5時間反
応させることによりおこなうのが好ましい。 次に斯くして得られた本発明化合物の薬理作用
及び毒性について試験した結果を示す。なお、化
合物番号は後記実施例3に示すものと同一であ
る。 (抗腫瘍効果) (i) 5周令のSTd−ddY雄性マウスを各群6匹ず
つ使用し、マウス一匹宛ザルコーマ180癌細胞
5×106個を腹腔内に移植した。24時間後より
被検化合物を30%プロピレングリコールに懸濁
し、1日1回200mg/Kg用量で5日間連続腹腔
内投与した。対照群には30%プロピレングリコ
ール0.2mlを腹腔内に投与した。癌細胞移植後
7日目に腹水を採り、容量と細胞比を求めた。
TPCV(総細胞容積)は腹水量と細胞比の積
で、腫瘍生長率(T/C(%):処理群の
TPCVと対照群のTPCVの比)により活性を判
定した。以上の結果を第1表に示す。 表に示す如く何れの被検化合物においても腫
瘍生長率は対照群に比して小さく、制癌効果は
明らかである。
【表】
【表】
(ii) 5周令のSTd−ddY雄性マウスを各群6匹ず
つ使用し、マウス一匹宛エールリツヒ癌細胞5
×106個を腹腔内に移植し、24時間後より被検
化合物を30%ロピレングリコールに懸濁し、1
日1回200mg/Kg用量で5日間連続腹腔内投与
した。対照群には30%プロピレングリコール
0.2mlを腹腔内に投与した。癌細胞移植後7日
目に腹水を採り、容量と細胞比を求めた。
TPCV(総細胞容積)は腹水量と細胞比の積
で、腫瘍生長率(T/C(%):処理群の
TPCVと対照群のTPCVの比)により活性を判
定した。以上の結果を第2表に示す。表に示す
如く何れの被検化合物においても腫瘍生長率は
対照群に比して小さく、制癌効果は明らかであ
る。
つ使用し、マウス一匹宛エールリツヒ癌細胞5
×106個を腹腔内に移植し、24時間後より被検
化合物を30%ロピレングリコールに懸濁し、1
日1回200mg/Kg用量で5日間連続腹腔内投与
した。対照群には30%プロピレングリコール
0.2mlを腹腔内に投与した。癌細胞移植後7日
目に腹水を採り、容量と細胞比を求めた。
TPCV(総細胞容積)は腹水量と細胞比の積
で、腫瘍生長率(T/C(%):処理群の
TPCVと対照群のTPCVの比)により活性を判
定した。以上の結果を第2表に示す。表に示す
如く何れの被検化合物においても腫瘍生長率は
対照群に比して小さく、制癌効果は明らかであ
る。
【表】
(急象毒性)
本発明の制癌剤の化合物番号1〜6の化合物を
生理食塩水に懸濁し、一群5匹の雄性マウスの腹
腔内に投与し、7日間飼育観察した。その結果、
上記化合物は全て1000mg/Kgの投与量において何
れのマウスも生存し、異常は認められなかつた。 以上の如く、本発明化合物は制癌作用を有し、
しかも低毒性であるので、医薬品として有用であ
る。 次に実施例を挙げて説明する。 実施例 1 2・4−ジヒドロキシベンズアルデヒド2.67
g、α−ブロムプロピオン酸エチル3.62gを40ml
のエタノールに溶解し、炭酸カリウム3.00gを加
え8時間還流する。溶媒を留去し、残渣をエーテ
ルで抽出後、エーテル層を水洗し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥する。溶媒を留去した後、クロロホ
ルムを留出溶媒とし、シリカゲルカラムクロマト
グラフイーで精製すると、無色液体として2−
(4−ホルミル−3−ヒドロキシ)フエノキシプ
ロピオン酸エチル3.00g(収率63%)が得られ
る。 NMRδppm in CDCl3: 1.28(t、3H) 1.66(d、3H) 4.25(q、2H) 4.81(q、1H) 6.30−7.60(m、3H) 9.70(s、1H) 11.51(broads、1H) 実施例 2 2−(4−ホルミル−3−ヒドロキシ)フエノ
キシプロピオン酸エチル0.53gをエタノール10ml
に溶解し、1N−水酸化ナトリウム10mlを加え3
時間還流する。エタノールを留去した後、残渣を
氷水に溶解し、不溶部はエーテル洗浄する。水層
を希塩酸で中和し、エーテルで抽出する。エーテ
ル層は水洗し無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶
媒留去後、ベンゼンより再結晶すると融点128−
130℃の無色針状晶として、2−(4−ホルミル−
3−ヒドロキシ)フエノキシプロピオン酸0.27g
(収率58%)を得る。NMRδppm in CDCl3: 1.68(d、3H) 4.80(q、1H) 6.30−7.60(m、3H) 9.63(s、1H) 9.95(broad s、1H) 11.38(broad s、1H) 実施例 3 実施例1又は2と同様にして次の化合物を得
た。なお、表中には実施例1及び実施例2で得た
化合物も掲載した。
生理食塩水に懸濁し、一群5匹の雄性マウスの腹
腔内に投与し、7日間飼育観察した。その結果、
上記化合物は全て1000mg/Kgの投与量において何
れのマウスも生存し、異常は認められなかつた。 以上の如く、本発明化合物は制癌作用を有し、
しかも低毒性であるので、医薬品として有用であ
る。 次に実施例を挙げて説明する。 実施例 1 2・4−ジヒドロキシベンズアルデヒド2.67
g、α−ブロムプロピオン酸エチル3.62gを40ml
のエタノールに溶解し、炭酸カリウム3.00gを加
え8時間還流する。溶媒を留去し、残渣をエーテ
ルで抽出後、エーテル層を水洗し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥する。溶媒を留去した後、クロロホ
ルムを留出溶媒とし、シリカゲルカラムクロマト
グラフイーで精製すると、無色液体として2−
(4−ホルミル−3−ヒドロキシ)フエノキシプ
ロピオン酸エチル3.00g(収率63%)が得られ
る。 NMRδppm in CDCl3: 1.28(t、3H) 1.66(d、3H) 4.25(q、2H) 4.81(q、1H) 6.30−7.60(m、3H) 9.70(s、1H) 11.51(broads、1H) 実施例 2 2−(4−ホルミル−3−ヒドロキシ)フエノ
キシプロピオン酸エチル0.53gをエタノール10ml
に溶解し、1N−水酸化ナトリウム10mlを加え3
時間還流する。エタノールを留去した後、残渣を
氷水に溶解し、不溶部はエーテル洗浄する。水層
を希塩酸で中和し、エーテルで抽出する。エーテ
ル層は水洗し無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶
媒留去後、ベンゼンより再結晶すると融点128−
130℃の無色針状晶として、2−(4−ホルミル−
3−ヒドロキシ)フエノキシプロピオン酸0.27g
(収率58%)を得る。NMRδppm in CDCl3: 1.68(d、3H) 4.80(q、1H) 6.30−7.60(m、3H) 9.63(s、1H) 9.95(broad s、1H) 11.38(broad s、1H) 実施例 3 実施例1又は2と同様にして次の化合物を得
た。なお、表中には実施例1及び実施例2で得た
化合物も掲載した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式() 〔式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を、R1
及びR2はそれぞれ水素原子又はメチル基を、R3
は水酸基又は【式】(R4は水素原子 又はメチル基を示し、Rは前記した意味を有す
る)を示す〕 で表わされる4−ホルミルフエノキシ脂肪酸誘導
体。 2 一般式() 〔式中、R3は水酸基又は【式】(Rは 水素原子又は低級アルキル基を、R4は水素原子
又はメチル基を示す)を示す〕 で表わされるp−ヒドロキシベンズアルデヒド誘
導体と、一般式() (式中、R1及びR2はそれぞれ水素原子又はメチル
基を、Xはハロゲン原子を示し、Rは前記した意
味を有する) で表わされるα−ハロゲノ低級脂肪酸又はそのエ
ステルを反応せしめ、所望により加水分解をおこ
なうことを特徴とする次の式() (式中、R1、R2、R3及びRは前記の意味を有す
る) で表わされる4−ホルミルフエノキシ脂肪酸誘導
体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10203881A JPS584744A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 4−ホルミルフエノキシ脂肪酸誘導体及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10203881A JPS584744A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 4−ホルミルフエノキシ脂肪酸誘導体及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS584744A JPS584744A (ja) | 1983-01-11 |
| JPS624376B2 true JPS624376B2 (ja) | 1987-01-30 |
Family
ID=14316595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10203881A Granted JPS584744A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 4−ホルミルフエノキシ脂肪酸誘導体及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS584744A (ja) |
-
1981
- 1981-06-30 JP JP10203881A patent/JPS584744A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS584744A (ja) | 1983-01-11 |
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