JPS624406B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624406B2 JPS624406B2 JP18822281A JP18822281A JPS624406B2 JP S624406 B2 JPS624406 B2 JP S624406B2 JP 18822281 A JP18822281 A JP 18822281A JP 18822281 A JP18822281 A JP 18822281A JP S624406 B2 JPS624406 B2 JP S624406B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- laminate
- prepreg
- molecular weight
- resin composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Description
本発明は、塗工作業性に優れ、基材への濡れ性
の良い積層板用樹脂組成物を用いた積層板法に関
する。 積層板は、樹脂組成物を基材に含浸し乾燥して
得たプリプレグを適当枚数積層し、必要に応じて
表面に金属箔を載置して、これを加熱加圧成形す
る乾式法で製造される。積層板の諸特性は、樹脂
組成物および基材の種類により大きく異なるが、
樹脂組成物が基材を良く濡らすことが、成形性を
向上させ、積層板の耐熱性、耐湿性、耐ミーズリ
ング性などを向上させる条件である。特に、マル
チレイヤー用プリプレグや、金属箔を貼り付けた
極薄の積層板用プリプレグなどでこの要求が強
く、基材への濡れ性を充分満足できるものは見当
らない。 従来、基材への濡れ性を良くする方法として、
(1)含浸操作に時間をかける方法、(2)樹脂組成物の
温度を上げて含浸させる方法、(3)主剤となる樹脂
の分子量をできるだけ小さくする方法などが実施
されている。しかし、前記(1)は塗工速度が遅くな
り、(2)は余分なエネルギーを消費する欠点があ
る。また、(3)は樹脂のゲル化時間が短かく塗工制
御を困難にしたりプリプレグに粘着性が残る問題
点があり、現状では分子量1000程度の樹脂が多用
されている。 本発明は、上記の点に鑑み、塗工作業性、基材
への濡れ性の良い積層板用樹脂組成物を用いた積
層板の製造法を提供するものである。 上記の目的を達成するために、本発明は、分子
量500以下のエポキシ樹脂と一般式 (ただし、R1はC1〜C3の直鎖状のアルキレン基を
示し、R2,R3はC1〜C3のアルキル基またはアル
ケニル基を示す)で示される2価のフエノール類
との混合物を主剤とするものである。分子量500
以下のエポキシ樹脂は常温で液状乃至半固型状で
あり、通常の乾式法による積層板の製造に多用さ
れる分子量1000程度のエポキシ樹脂に比べて基材
への濡れ性が大幅に向上する。そして、これを乾
燥すると、エポキシ樹脂と2価のフエノール類と
が選択的に反応し、分子量が増大して適度の溶融
粘度をもつに至り、かつ粘着性のないプリプレグ
を得られることになる。該プリプレグは次の加熱
加工成形工程で硬化剤の作用により反応して硬化
する。 例えば、分子量400、エポキシ当量200のエピビ
ス系エポキシ樹脂80重量部(以下、単に部とい
う)にビスフエノールA20部を混合した樹脂組成
物を用いれば、塗工後の乾燥工程で分子量800〜
900、エポキシ当量400〜450のエポキシ樹脂とな
り、最初から分子量1000程度のエポキシ樹脂を選
んだ場合と塗工制御、プリプレグの粘着性は何ら
変らない。もちろん、エピビス系エポキシ樹脂と
ビスフエノールAとの混合比を適当に変化させ、
塗工制御、得られる積層板の特性を変えることも
可能である。 尚、本発明は、硬化剤としてノボラツク樹脂を
使用することにより、乾燥工程においてエポキシ
樹脂と2価フエノール類との反応を極めて効率よ
く選択的に行なわせるものである。また、これを
使用することによつて、得られる積層板の耐熱
性、耐湿性を改善することができる。 次に、本発明の適用範囲について説明する。 使用できるエポキシ樹脂は分子量500以下のエ
ポキシ樹脂の全てであるが、エピビス系でかつ加
水分解性塩素含率の少ないエポキシ樹脂が2価フ
エノール類との反応性に優れるため望ましい。分
子量500を越えるエポキシ樹脂は基材への濡れ性
およびプリプレグの粘着性の両問題を同時に解決
する上で適当でない。また、2価フエノール類と
しては、4,4′−ジヒドロキシ−ジフエニルメタ
ン、4,4′−ジヒドロキシ−ジフエニル−1,1
−エタン、4,4′−ジヒドロキシ−ジフエニル−
1,1−プロパン(ビスフエノールA)、4,
4′−ジヒドロキシ−ジフエニル−4,4−n−ペ
ンタン等である。硬化剤であるノボラツク樹脂と
しては、ノボラツク型フエノール樹脂、ノボラツ
ク型クレゾール樹脂などが適用でき、第3級アミ
ン等の硬化促進剤を併用してもよい。 尚、本発明の樹脂組成物は、従来の樹脂組成物
に混ぜて使用してもよい。 次に、本発明の実施例を説明する。 実施例 1 エポキシ樹脂(分子量370、エポキシ当量186)
80部、ビスフエノールA20部、ノボラツク型ブチ
ルフエノール樹脂(水酸基当量103)20部、ベン
ジルジメチルアミン0.5部をアセトン溶媒中で混
合して固型分60重量%の樹脂組成物を得た。これ
をガラスクロス基材に含浸し乾燥して樹脂量40重
量%のプリプレグを得た。該プリプレグを8枚積
層し、加熱加圧して1.6mm厚の積層板を製造し
た。 比較例 1 実施例1においてノボラツク型ブチルフエノー
ル樹脂の代りにジアミノジフエニルメタン10部を
混合し、他は同様にして1.6mm厚さの積層板を得
た。 従来例 1 エポキシ樹脂(分子量960、エポキシ当量480)
100部、実施例1と同様のノボラツク型ブチルフ
エノール樹脂20部、ベンジルジメチルアミン0.5
部をアセトン溶媒中で混合して固型分60重量%の
樹脂組成物を得た。これを用いて実施例1と同様
に1.6mm厚の積層板を得た。 従来例 2 実施例1と同様のエポキシ樹脂100部、実施例
1と同様のノボラツク型ブチルフエノール樹脂30
部、ベンジルジメチルアミン0.5部をアセトン溶
媒に混合して固型分60重量%の樹脂組成物を得
た。これを用いて実施例1と同様に1.6mm厚の積
層板を得た。 上記各例における樹脂組成物のゲル化時間およ
び基材への含浸性、プリプレグの粘着性、積層板
の特性を第1表に示す。
の良い積層板用樹脂組成物を用いた積層板法に関
する。 積層板は、樹脂組成物を基材に含浸し乾燥して
得たプリプレグを適当枚数積層し、必要に応じて
表面に金属箔を載置して、これを加熱加圧成形す
る乾式法で製造される。積層板の諸特性は、樹脂
組成物および基材の種類により大きく異なるが、
樹脂組成物が基材を良く濡らすことが、成形性を
向上させ、積層板の耐熱性、耐湿性、耐ミーズリ
ング性などを向上させる条件である。特に、マル
チレイヤー用プリプレグや、金属箔を貼り付けた
極薄の積層板用プリプレグなどでこの要求が強
く、基材への濡れ性を充分満足できるものは見当
らない。 従来、基材への濡れ性を良くする方法として、
(1)含浸操作に時間をかける方法、(2)樹脂組成物の
温度を上げて含浸させる方法、(3)主剤となる樹脂
の分子量をできるだけ小さくする方法などが実施
されている。しかし、前記(1)は塗工速度が遅くな
り、(2)は余分なエネルギーを消費する欠点があ
る。また、(3)は樹脂のゲル化時間が短かく塗工制
御を困難にしたりプリプレグに粘着性が残る問題
点があり、現状では分子量1000程度の樹脂が多用
されている。 本発明は、上記の点に鑑み、塗工作業性、基材
への濡れ性の良い積層板用樹脂組成物を用いた積
層板の製造法を提供するものである。 上記の目的を達成するために、本発明は、分子
量500以下のエポキシ樹脂と一般式 (ただし、R1はC1〜C3の直鎖状のアルキレン基を
示し、R2,R3はC1〜C3のアルキル基またはアル
ケニル基を示す)で示される2価のフエノール類
との混合物を主剤とするものである。分子量500
以下のエポキシ樹脂は常温で液状乃至半固型状で
あり、通常の乾式法による積層板の製造に多用さ
れる分子量1000程度のエポキシ樹脂に比べて基材
への濡れ性が大幅に向上する。そして、これを乾
燥すると、エポキシ樹脂と2価のフエノール類と
が選択的に反応し、分子量が増大して適度の溶融
粘度をもつに至り、かつ粘着性のないプリプレグ
を得られることになる。該プリプレグは次の加熱
加工成形工程で硬化剤の作用により反応して硬化
する。 例えば、分子量400、エポキシ当量200のエピビ
ス系エポキシ樹脂80重量部(以下、単に部とい
う)にビスフエノールA20部を混合した樹脂組成
物を用いれば、塗工後の乾燥工程で分子量800〜
900、エポキシ当量400〜450のエポキシ樹脂とな
り、最初から分子量1000程度のエポキシ樹脂を選
んだ場合と塗工制御、プリプレグの粘着性は何ら
変らない。もちろん、エピビス系エポキシ樹脂と
ビスフエノールAとの混合比を適当に変化させ、
塗工制御、得られる積層板の特性を変えることも
可能である。 尚、本発明は、硬化剤としてノボラツク樹脂を
使用することにより、乾燥工程においてエポキシ
樹脂と2価フエノール類との反応を極めて効率よ
く選択的に行なわせるものである。また、これを
使用することによつて、得られる積層板の耐熱
性、耐湿性を改善することができる。 次に、本発明の適用範囲について説明する。 使用できるエポキシ樹脂は分子量500以下のエ
ポキシ樹脂の全てであるが、エピビス系でかつ加
水分解性塩素含率の少ないエポキシ樹脂が2価フ
エノール類との反応性に優れるため望ましい。分
子量500を越えるエポキシ樹脂は基材への濡れ性
およびプリプレグの粘着性の両問題を同時に解決
する上で適当でない。また、2価フエノール類と
しては、4,4′−ジヒドロキシ−ジフエニルメタ
ン、4,4′−ジヒドロキシ−ジフエニル−1,1
−エタン、4,4′−ジヒドロキシ−ジフエニル−
1,1−プロパン(ビスフエノールA)、4,
4′−ジヒドロキシ−ジフエニル−4,4−n−ペ
ンタン等である。硬化剤であるノボラツク樹脂と
しては、ノボラツク型フエノール樹脂、ノボラツ
ク型クレゾール樹脂などが適用でき、第3級アミ
ン等の硬化促進剤を併用してもよい。 尚、本発明の樹脂組成物は、従来の樹脂組成物
に混ぜて使用してもよい。 次に、本発明の実施例を説明する。 実施例 1 エポキシ樹脂(分子量370、エポキシ当量186)
80部、ビスフエノールA20部、ノボラツク型ブチ
ルフエノール樹脂(水酸基当量103)20部、ベン
ジルジメチルアミン0.5部をアセトン溶媒中で混
合して固型分60重量%の樹脂組成物を得た。これ
をガラスクロス基材に含浸し乾燥して樹脂量40重
量%のプリプレグを得た。該プリプレグを8枚積
層し、加熱加圧して1.6mm厚の積層板を製造し
た。 比較例 1 実施例1においてノボラツク型ブチルフエノー
ル樹脂の代りにジアミノジフエニルメタン10部を
混合し、他は同様にして1.6mm厚さの積層板を得
た。 従来例 1 エポキシ樹脂(分子量960、エポキシ当量480)
100部、実施例1と同様のノボラツク型ブチルフ
エノール樹脂20部、ベンジルジメチルアミン0.5
部をアセトン溶媒中で混合して固型分60重量%の
樹脂組成物を得た。これを用いて実施例1と同様
に1.6mm厚の積層板を得た。 従来例 2 実施例1と同様のエポキシ樹脂100部、実施例
1と同様のノボラツク型ブチルフエノール樹脂30
部、ベンジルジメチルアミン0.5部をアセトン溶
媒に混合して固型分60重量%の樹脂組成物を得
た。これを用いて実施例1と同様に1.6mm厚の積
層板を得た。 上記各例における樹脂組成物のゲル化時間およ
び基材への含浸性、プリプレグの粘着性、積層板
の特性を第1表に示す。
【表】
試験方法
(1) ゲル化時間
160℃の熱盤上で樹脂組成物がゲル化するま
での時間を測定する(塗工制御性の目安)。 (2) 含浸性 ガラスクロス基材から径25mmの小片を切り出
し、これを温度20℃の樹脂組成物に浮かべて完
全に濡れるまでの時間を測定する。 (3) 粘着性 所定条件で乾燥したプリプレグの粘着性を指
触判定する。 〇:粘着性なし。 ×:粘着性あり。 (4) 耐ミーズリング性 積層板を260℃の半田浴に30秒間浮かべ、ミ
ーズリング発生の有無を観る。 〇:ミーズリングなし。 ×:ミーズリングあり。 (5) 絶縁抵抗 JIS−K−6911による。処理条件:D−2/100 第1表より、本発明は樹脂組成物のゲル化時
間、プリプレグの粘着性は従来と同程度であり、
作業性に支障がないことが判る。そして、基材へ
の含浸性が良いために塗工時間は短かくて済み、
かつ積層板の耐ミーズリング性、絶縁抵抗が優れ
たものとなる。また、実施例1と比較例1の比較
から、硬化剤としてノボラツク樹脂を用いないと
絶縁抵抗が低下することが判る。 上述のように、本発明によれば、作業性を低下
させることなく樹脂組成物の基材への濡れ性を改
善でき、耐熱、耐湿性の良好な積層板を提供でき
る点、その工業的価値は極めて大なるものであ
る。
での時間を測定する(塗工制御性の目安)。 (2) 含浸性 ガラスクロス基材から径25mmの小片を切り出
し、これを温度20℃の樹脂組成物に浮かべて完
全に濡れるまでの時間を測定する。 (3) 粘着性 所定条件で乾燥したプリプレグの粘着性を指
触判定する。 〇:粘着性なし。 ×:粘着性あり。 (4) 耐ミーズリング性 積層板を260℃の半田浴に30秒間浮かべ、ミ
ーズリング発生の有無を観る。 〇:ミーズリングなし。 ×:ミーズリングあり。 (5) 絶縁抵抗 JIS−K−6911による。処理条件:D−2/100 第1表より、本発明は樹脂組成物のゲル化時
間、プリプレグの粘着性は従来と同程度であり、
作業性に支障がないことが判る。そして、基材へ
の含浸性が良いために塗工時間は短かくて済み、
かつ積層板の耐ミーズリング性、絶縁抵抗が優れ
たものとなる。また、実施例1と比較例1の比較
から、硬化剤としてノボラツク樹脂を用いないと
絶縁抵抗が低下することが判る。 上述のように、本発明によれば、作業性を低下
させることなく樹脂組成物の基材への濡れ性を改
善でき、耐熱、耐湿性の良好な積層板を提供でき
る点、その工業的価値は極めて大なるものであ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 分子量500以下のエポキシ樹脂と一般式 (ただし、R1はC1〜C3の直鎖状のアルキレン基を
示し、R2,R3はC1〜C3のアルキル基またはアル
ケニル基を示す)で示される2価のフエノール類
との混合物を主剤とし、硬化剤としてノボラツク
樹脂を配合した組成物を基材に含浸し、乾燥して
得たプリプレグを積層成形することを特徴とする
積層板の製造法。 2 エポキシ樹脂がエピビス系でかつ加水分解性
塩素含率の小なるものである特許請求の範囲第1
項記載の積層板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18822281A JPS5889615A (ja) | 1981-11-24 | 1981-11-24 | 積層板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18822281A JPS5889615A (ja) | 1981-11-24 | 1981-11-24 | 積層板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5889615A JPS5889615A (ja) | 1983-05-28 |
| JPS624406B2 true JPS624406B2 (ja) | 1987-01-30 |
Family
ID=16219902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18822281A Granted JPS5889615A (ja) | 1981-11-24 | 1981-11-24 | 積層板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5889615A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61246228A (ja) * | 1985-04-24 | 1986-11-01 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 積層板用樹脂組成物 |
-
1981
- 1981-11-24 JP JP18822281A patent/JPS5889615A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5889615A (ja) | 1983-05-28 |
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