JPS624701A - リポ多糖体及びその製造法 - Google Patents

リポ多糖体及びその製造法

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JPS624701A
JPS624701A JP60141566A JP14156685A JPS624701A JP S624701 A JPS624701 A JP S624701A JP 60141566 A JP60141566 A JP 60141566A JP 14156685 A JP14156685 A JP 14156685A JP S624701 A JPS624701 A JP S624701A
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lipopolysaccharide
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bacterial cells
fractionation
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Hiroshi Obata
小畠 寛
Osamu Kitagawa
治 北川
Seiichi Niwa
丹羽 誠一
Kazuhiro Kumagai
熊谷 一紘
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、リポ多糖体及びその製造法に関する。更に詳
しくは、抗腫瘍活性、免疫調節活性、細胞賦活活性、感
染防御活性等の生理活性を有するリポ多糖体、及び放線
菌及び/又はその類縁細菌からリポ多糖体を効率よく製
造する方法に関する。
[従来の技術] 生型結核菌BCG菌体或いは嫌気性プロピオニバクテリ
ウム菌体等が、従来から免疫増強剤として用いられ、抗
腫瘍活性を有することが知られているが、反面強い副作
用を発現することも明らかであり、臨床面への適用の障
害となっている。
そのため、これら有効性を示す菌体或いは類縁の菌体か
ら有効成分を取り出し、副作用成分を除く各種の試みが
なされてきた。
特に、ミコバクテリウム属、プロピオニバクテリウム属
、ノカルジア属等の細菌の菌体成分とその活性に関する
研究が活発に行なわれ、各種の生理活性成分が単離、精
製され、更にその成分の修飾により活性を上昇させる試
みもなざれてきた。すなわち細胞壁骨格成分(特開昭5
4−28813号他)、ムラミルジペプチド(特開昭5
2−156812号(1!り、ムラミルジペプチドの修
飾物(特開昭56−49396号他)、アジュバント活
性物質(特公昭58−409号他)、熱水抽出物(特公
昭48−43842号他)、リポ多糖体を有効成分とす
る腫瘍免疫療法剤(特開昭56−8320号他)は既に
開示されており、最近リポ多糖体およびその製造法(特
開昭59−161320号)が開示された。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、これらのリポ多糖体はいずれも活性及び副作用
の点で必ずしも充分とはいえず、又その製造法も収率が
あまり高くなく、より一層の改善が望まれていた。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、大型結核菌ミコバクテリウム・ラベルク
ローシス、生型結核菌ミコバクテリウム・ボビス、更に
は非病原性嫌気性菌プロピオニバクテリウム・アクネス
等の細菌菌体について、副作用を示さず且つ抗腫瘍活性
、免疫調節活性、細胞幼若化活性等の有効性を示す成分
を、更に収量良く取得し且つ比活性の高い形に精製する
べく研究を続けてきた。
その結果、これらの菌体を非イオン性或いはイオン性界
面活性剤を用い、更には物理的破砕操作を加えることに
より、好収率で目的物が得られることを発見し、又粗リ
ポ多糖体を有機溶媒の組み合わせにより分画し、更に固
定化蛋白分解酵素により除蛋白することにより比活性を
数倍高め得ることを発見し、本発明を完成した。
すなわち、本発明はD−アラビノースが1に対しD−マ
ンノースが1〜3なる構成の多糖体8O−95(韓l)
り%と、脂肪酸5〜20(W/す)%とから成るリポ多
糖体、及び放線菌及び/又はその類縁細菌を培養して得
られる菌体を破砕し若しくは゛破砕しないで界面活性剤
溶液により抽出し、酵素消化、分子量分画、溶媒分画の
組合せにより精製することを特徴とするリポ多糖体の製
造法にかかるものである。
本発明のリポ多糖体の製造法について説明する。
適切な培地により好気的或いは嫌気的に培養して得た菌
体を、除菌濾過或いは遠心分離により集めて適切な方法
により滅菌し、或いは培養培地中で直接適切な方法によ
り滅菌して死菌体を得る。菌体をよく洗浄した後、凍結
融解、超音波処理、或いはフレンチプレス等の物理的手
段により破砕する。破砕は水懸濁液中であっても、界面
活性剤の水溶液に懸濁した状態で行なってもよい。破砕
された菌体は、水懸濁液中のものはこれに界面活性剤を
加え、界面活性剤存在下のものはそのまま、室温で撹拌
し、遠心分離により菌体層を除去し抽出液を得る。尚、
死菌体を破砕しない場合には、死菌体を界面活性剤水溶
液中で撹拌し、)濾過或いは遠心分離して抽出液を得る
こうして得た抽出液に適当な有機溶媒を加えて、粗多糖
体を沈殿させる。得られた粗多糖体を適当な緩衝塩類溶
液に乳濁させてアミラーゼ及びアミログリコシダーゼで
処理し、熱処理により酵素類を沈殿除去後、限外濾過若
しくは分子篩カラムにより、高分子として表現される粗
すポ多糖体画分を分取し、凍結乾燥する。
得られた粗リポ多糖体をピリジン−メタノール、クロロ
ホルム−メタノール等の適当な有機溶媒の組み合せによ
り分画して、混在するリン脂質等を除去する。蛋白質が
混在する場合は、適切な塩類溶液に溶かし、アクチナー
ゼE等の固定化蛋白分解酵素で処理して、凍結乾燥する
ことにより精製リポ多糖体を得る。
使用する菌は、放線菌目及びその類縁細菌[Berge
y’S Manual新版(1974)細菌分類方式に
分類される細菌]であればよく、使用する菌体はあらか
じめ適当な有機溶媒の組み合せにより脱脂操作を加えた
ものであってもよく、又適当な蛋白消化酵素により処理
したものであってもよい。
本発明のリポ多糖体の性状は、外観は白色乃至微灰白色
の粉末であり、蒸溜水若しくは生理食塩水にわずかに白
濁して溶けるが、有機溶媒には溶けない。本発明の物質
の組成はD−アラビノース及びD−マンノースを主たる
構成糖とする多糖体に、主としてC14乃至C10の脂
肪酸がエステル結合したものであり、多糖体80〜95
(訂臀)%及び脂肪酸5〜20(W/W)%を含む。又
本物質は水系溶媒中では疎水的ミセル構造を形成してい
る・ものと考えられ、各種の分子量測定手段において、
極めて高分子でおるが如き挙動を示す。
本発明のリボ多糖体は、アルカリ水溶液、アルカリ緩衝
液によっても抽出され、同様の精製操作により取得でき
る。しかし強アルカリ或いは加熱弱アルカリによっては
、鹸化されて分子量約12000のアラビノマンナン、
分子量約7000のマンナン及び脂肪酸のアルカリ塩を
与える。
[作  用」 次に、以上の操作によって得られるリボ多糖体の生理活
性について、抗腫瘍活性、細胞幼若化活性、多クローン
性B細胞活性化能、食細胞活性化能の試験成績を詳しく
説明する。尚、供試物質としては、後記実施例1.2.
3により調製したリボ多糖体を使用し、対照には適宜必
要に応じて対応量の生理食塩水を用いた。
先ず腫瘍増殖抑制効果及び腫瘍退縮効果を指標とした抗
腫瘍活性の試験成績について説明する。
8週令のC57BL/611tlt性マウスの上腹部皮
下に、メチルコラントレン誘発同系!II瘍MC−1を
1×10”個/匹接種し、1u10匹として移植後10
日目に、0.2mlの生理食塩水に溶解さけた試料を腹
腔内に投与し、移植後24日目に層殺し腫瘍を摘出して
重量を測定する。T/C値を次式により算出して、腫瘍
増殖抑制効果を判定した。対照群には同スケジュールで
生理食塩水0.2dを結果を表1に示す。
表1 抗腫瘍活性 本試験の結果、本発明のリポ多゛塘体は、いずれもマウ
ス同系腫瘍に対して極めて優れた増殖抑制作用及び退縮
作用を有することが判明した。
次に、細胞幼若化活性の試験成績について説明する。
8週令のC57BL/6系雌性マウスの正常牌細胞を取
り出し、各実施例で得られたリボ多塘体各10uaと共
に培養し、細胞にょる3H−デミジンの取込量を測定し
て、リポ多′塘体による細胞賦活作用を判定した。対照
としては、対応量の生理食塩水と共に培養したものを用
いた。各試験群共に同一の動物個体からの細胞を用いて
試験を行ない、5匹の動物個体について同試験を繰返し
た。
試験の結果を表2に示す。
本試験の結果、本発明のリボ多糖体は、いずれもマウス
の牌細胞のチミジン取り込みを著しく増強し、優れた細
胞賦活作用、細胞幼若化作用を有することが判明した。
表2 細胞幼若化作用 次に、多クローン性B細胞活性化試験の成績について説
明する。
100週令CDF+系雌性マウスの正常牌細胞を取り出
し、各実施例で得られたリポ多糖偉容10μ9と共に培
養し、抗トリニトロフェニル化ウマ赤血球プラーク形成
細胞を計数して活性を評価した。対照としては、対応量
の生理食塩水と共に培養したものを用いた。各試験群共
に同一の動物個体からの細胞を用いて試験を行ない、5
匹の動物個体について同試験を繰返した。
試験結果を表3に示す。
表 3  多クローン性B細胞活性化能本試験の結果、
本発明のリポ多糖体はいずれも多クローン性B細胞活性
化能を有することが判明した。
次に、食細胞活性化作用の試験成績について説明する。
8週令のBALB/c雄性マウスに各実施例で得られた
リポ多糖偉容10JJg(生理食塩水0.2yplに溶
解)を腹腔内投与し、2日後に腹水を取り出し、腹腔細
胞のうちプラスチックシャーレに付着する細胞2X10
’個に対して同系腫瘍(Meth)A細胞lX10’個
を加えて、ウシ胎仔血清添加培地中で24時間培養後、
3日−チミジンを添加して更に16時間培養した後、3
Hの取り込み量により腫瘍細胞の増殖に及ぼす活性化マ
クロファージの作用を判定し、これに基いて試料のマク
ロファージ活性化能を判定した。1群を10匹とし、対
照群には対応量の生理食塩水を投与したちの試験の結果
を表4に示した。
表 4  マクロファージによる腫瘍細胞増殖抑制作用
本試験の結果、本発明のリポ多糖体は、マウスのマクロ
ファージの活性化を促す物質であることが裏付けられた
[実 施 例] 本発明を実施例によって更に詳しく説明するが、本発明
はこれらの実施例によって何ら限定を受けるものではな
い。
実施例1 ミコバクテリウム・ラベルクローシス青白B()1yc
Obacterium tuberculosis 5
train AoyamaB)をツートン培地中で37
°C15週間培養し、100’C,20分間加熱滅菌し
た後、)濾過、水洗して得られた死菌体を、1.5(W
/W)%トリトンX−100水溶液(湿菌体重量の約5
倍量)に懸濁し、撹拌及び超音波処理により分散させた
後、更にフレンチプレス(1500kg/cm2)によ
り菌体破砕を行なう。40,000xg 、30分間遠
心分離して得られた上澄に9倍員のエチルアルコールを
加えて撹拌し、5,000xg 、15分間の遠心分離
により沈降する両分を集め、エチルアルコール、続いて
エチルエーテルで洗浄し乾燥する。得られた沈殿を酢酸
緩衝液中でアミラーゼ及びアミログリコシダーゼで処理
し、加熱後遠心分離して変性酵素を除く。限外)濾過に
より分子量10万以上の両分を濃縮し、凍結乾燥して粗
リボ多糖体を得る。
本物質をピリジンに溶解してメチルアルコールを加えて
沈殿させる操作を3回繰返し、溶媒可溶画分を除去し、
次いでクロロホルム−メチルアルコールで洗浄する操作
を繰返して溶媒可溶画分を除去する。更に沈殿をリン酸
緩衝液に溶解し、リン酸緩衝液中でセファロース4Bに
固定化したアクチナーゼ日と振盪処理した後、固定化酵
素を)戸去し、)戸液を透析により脱塩し、凍結乾燥し
てリポ多糖体を得る。収率は湿菌体重量の0.3%であ
った。
分析の結果、本物質の組成はD−7ラビノース:D−マ
ンノース(1:  2.5)を構成糖とする多糖体91
 (W/W)%と、主としてバルミチン酸、ラベルクロ
ステアリン酸及びステアリン酸の飽和脂n15m9(1
4hl)χから成るリポ多糖体であった。
実施例2 ミコバクテリウム・ボビスB CG ()lycoba
cte−rium bovis BCG)をツートン培
地中で、37°C15週間培養し、濾過、滅菌して得ら
れた菌体を水洗後、アセトンで数回洗浄して脱脂、乾燥
し、水に懸濁させてフレンチプレス(1500ka/c
m2)により破砕する。終濃度1.5(Δ/讐)%とな
るようにトリ1〜ンX−100を添加し、空温で24時
間撹拌を続ける。遠心分@(40,000X!II 、
30分)して得られた上澄を、実施例1と同様に操作し
て、リポ多糖体を得る。収率は乾燥菌体の約1%でめっ
た。
分析の結果、D−アラビノース:D−マンノース(1:
3)を主たる構成糖とする多糖体88(W/W)%と、
バルミチン酸、ラベルクロステアリン酸を主とする飽和
脂肪酸12(Δ/旧%とから成るリポ多糖体でめった。
実施例3 プロピオニバクテリウム・アクネスCC−7(Prop
ionibacteriu acnes C−7)を肉
エキス添加修正チオグリコール酸液体培地中で4日間嫌
気条件下において静置培養し、遠心分離して得られた菌
体を水洗した後、1(W/W)%ラウリル硫酸すl〜ツ
リウム液に懸濁して、20KtlZの超音波細胞破砕装
置で5分間×6回処理した後、遠心分離(40,000
xg 、 30分)して得られた上澄を、実施例1と同
様に操作し、リポ多糖体を得る。
収率は湿菌体重量の0.8%でめった。
分析の結果D−アラビノース:D−マンノース(1: 
 2.8>を主たる構成糖とする多糖体89四/W)%
、主としてCI5〜C+aの脂肪酸11(讐/慶)%の
組成でおった。
[発明の効果] 本発明にかかるリポ多糖体は、放線菌目及び類縁の細菌
から得られ、D−アラビノース及びD−マンノースを主
たる構成糖とする多糖体にバルミチン酸及びラベルクロ
ステアリン酸を主とする脂肪酸がエステル結合したリポ
多糖体で市って、試験例により詳しく説明した如く抗腫
瘍効果、細胞幼若化能、免疫増強効果等の活性を有する
優れた物質であり、腫瘍免疫増強剤或いは免疫調節剤と
して実用化が期待される。
又、本発明の製造法により、菌体から比較的単純な操作
により、収率よくリポ多糖体が得られるため、工業的製
造にも有利である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)D−アラビノースが1に対しD−マンノースが1〜
    3なる構成の多糖体80〜95(W/W)%と、脂肪酸
    5〜20(W/W)%とから成るリポ多糖体。 2)放線菌及び/又はその類縁細菌を培養して得られる
    菌体を界面活性剤溶液により抽出し、酵素消化、分子量
    分画、溶媒分画の組合せにより精製することを特徴とす
    るリポ多糖体の製造法。 3)放線菌及び/又はその類縁細菌を培養して得られる
    菌体を破砕した後、界面活性剤溶液により抽出し、酵素
    消化、分子量分画、溶媒分画の組合せにより精製するこ
    とを特徴とするリポ多糖体の製造法。
JP60141566A 1985-06-29 1985-06-29 リポ多糖体及びその製造法 Granted JPS624701A (ja)

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JPH0572921B2 JPH0572921B2 (ja) 1993-10-13

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4818817A (en) * 1983-11-30 1989-04-04 Petroleum Fermentations N.V. Enzymatic degradation of lipopolysaccharide bioemulsifiers
JP2007509910A (ja) * 2003-10-31 2007-04-19 アーチベル ファーマ,エス.エル. 他の抗結核薬と組み合わせて使用する結核治療に有効な免疫療法治療剤
WO2013180114A1 (ja) * 2012-05-28 2013-12-05 エヌエーアイ株式会社 認知症の治療剤及び予防剤
JP2014101470A (ja) * 2012-11-22 2014-06-05 Sumitomo Bakelite Co Ltd 糖鎖精製方法
WO2025248655A1 (ja) * 2024-05-29 2025-12-04 源一郎 杣 菌体破砕物の製造方法、菌体破砕物及びその配合物

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