JPS6247101B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6247101B2 JPS6247101B2 JP140882A JP140882A JPS6247101B2 JP S6247101 B2 JPS6247101 B2 JP S6247101B2 JP 140882 A JP140882 A JP 140882A JP 140882 A JP140882 A JP 140882A JP S6247101 B2 JPS6247101 B2 JP S6247101B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slab
- casting
- mold
- receiving
- continuous casting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/10—Supplying or treating molten metal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は湾曲型連続鋳造設備における鋼の連続
鋳造方法に関するものである。
鋳造方法に関するものである。
周知の如く連続鋳造においては一般にタンデイ
ツシユに貯留された溶鋼を鋳型内に注入し、所定
の断面形状を有した鋳片とし、それを下方へ連続
的に引抜き、前記鋳片の芯部まで凝固せしめた
後、設定長さに切断することによつて鋼の製造が
行われる。前記鋳片は連続鋳造設備を引抜かれる
間に表面より順次凝固し、連続鋳造設備(以下、
連鋳機と云う)の機端までにその芯部まで完全に
凝固するよう機長が設定され、かつ、引抜速度お
よび冷却強度等が制御されている。
ツシユに貯留された溶鋼を鋳型内に注入し、所定
の断面形状を有した鋳片とし、それを下方へ連続
的に引抜き、前記鋳片の芯部まで凝固せしめた
後、設定長さに切断することによつて鋼の製造が
行われる。前記鋳片は連続鋳造設備を引抜かれる
間に表面より順次凝固し、連続鋳造設備(以下、
連鋳機と云う)の機端までにその芯部まで完全に
凝固するよう機長が設定され、かつ、引抜速度お
よび冷却強度等が制御されている。
ところで前記鋳型内への溶鋼の注入、即ち鋳造
を終了するにあたつては、鋳片のトツプ部(本発
明において鋳片トツプ部とは、鋳造終了時点にお
ける鋳型から引抜かれる鋳片の尻端部を云う)を
確実に凝固させて引抜く必要がある。つまり前記
鋳片トツプ部の凝固が不充分な状態で鋳片の引抜
きを行つた場合、鋳片表面に生成された凝固殻が
連鋳機内で破断し溶鋼の流出及びブリードを生
じ、設備損傷や水蒸気爆発を生じる事態が発生し
設備上および安全上に大きな問題となる。而して
従来の連続鋳造においては鋳造末期に際して鋳造
速度を大巾に低下させ、極端な場合には、引抜き
を停止し鋳片トツプ部を充分に凝固させてから
徐々に引抜くことが一般的であつた。このため前
記鋳造末期においては生産性が著しく低下し、又
連鋳機内に位置する鋳片の温度低下も当然のこと
ながら著しいものであつた。前記問題を解決する
ために従来、例えば金属屑や鉄板等の冷材を鋳型
内に投入する方法が提案され、採用されていた。
しかしながら該方法においても鋳片トツプ部が確
実に凝固するまでは鋳型より引抜くことはできず
前述の引抜速度を大巾に低下させる時間の若干の
短縮は行えるものゝ前記引抜パターンを変えるこ
とはできず満足すべき効果は得られていなかつ
た。
を終了するにあたつては、鋳片のトツプ部(本発
明において鋳片トツプ部とは、鋳造終了時点にお
ける鋳型から引抜かれる鋳片の尻端部を云う)を
確実に凝固させて引抜く必要がある。つまり前記
鋳片トツプ部の凝固が不充分な状態で鋳片の引抜
きを行つた場合、鋳片表面に生成された凝固殻が
連鋳機内で破断し溶鋼の流出及びブリードを生
じ、設備損傷や水蒸気爆発を生じる事態が発生し
設備上および安全上に大きな問題となる。而して
従来の連続鋳造においては鋳造末期に際して鋳造
速度を大巾に低下させ、極端な場合には、引抜き
を停止し鋳片トツプ部を充分に凝固させてから
徐々に引抜くことが一般的であつた。このため前
記鋳造末期においては生産性が著しく低下し、又
連鋳機内に位置する鋳片の温度低下も当然のこと
ながら著しいものであつた。前記問題を解決する
ために従来、例えば金属屑や鉄板等の冷材を鋳型
内に投入する方法が提案され、採用されていた。
しかしながら該方法においても鋳片トツプ部が確
実に凝固するまでは鋳型より引抜くことはできず
前述の引抜速度を大巾に低下させる時間の若干の
短縮は行えるものゝ前記引抜パターンを変えるこ
とはできず満足すべき効果は得られていなかつ
た。
本発明は前記鋳造末期における問題点の抜本的
な解決を計るため種々実験を繰返した結果発明さ
れたものであつて、その要旨は、鋳造終了時にあ
たり鋳片トツプ部に流出溶融物受金具を装着せし
め引抜きを行なうことを特徴とする鋼の湾曲型連
続鋳造方法に関するものである。
な解決を計るため種々実験を繰返した結果発明さ
れたものであつて、その要旨は、鋳造終了時にあ
たり鋳片トツプ部に流出溶融物受金具を装着せし
め引抜きを行なうことを特徴とする鋼の湾曲型連
続鋳造方法に関するものである。
以下実施例に基づき本発明を詳述する。
第1図は周知の一般的な連鋳機の断面構造図で
ある。図において1は溶鋼2を貯留する鍋であり
3はタンデイツシユである。タンデイツシユ3に
は注入ノズル4が装着されており該注入ノズル4
を介してタンデイツシユ3内の溶鋼2は鋳型5に
注入される。6は鋳型5より引抜かれた鋳片、7
は鋳片6を冷却するための冷却装置であり、8は
鋳片6を連続的に引き抜くと共に鋳片6を水平に
矯正せしめつゝ搬送するガイドロール群、9は鋳
片6を設定長さに切断する切断装置、10は設定
長さに切断された鋼をそれぞれ示す。而して通常
の連続鋳造作業においてはタンデイツシユ3の溶
鋼2を注入ノズル4を介して鋳型5に注入するこ
とにより所定の断面形状を有する鋳片6とすると
共に該鋳片6を連続的に引抜き連鋳機の機端近傍
に設けられた切断装置9で設定長さに切断して鋼
10の製造が行われる。ところがタンデイツシユ
3内溶鋼2の残量が所定量以下となるかあるいは
零となると例えばスライデイングノズル30が閉
鎖され鋳造が終了する。第2図および第3図は、
前記鋳造終了時点における本発明の基本的説明を
行うためのものであり注入ノズル4が退避した後
の鋳型近傍を示す斜視図(第2図)および横断面
図(第3図)である。即ち、本発明においては前
記鋳造が終了すると、まず鋳型5内に位置する鋳
片トツプ部6a(破線で示す)に流出溶融物受金
具(以下受金具と云う)11を装着する。受金具
11は、例えば第2図および第3図の実施例にお
いては受皿状に形成された受部材12、未凝固あ
るいは半凝固状態の鋳片トツプ部6aに挿入固定
される固定部材13、前記受部材12と固定部材
13を連結する連結部材14とから構成されてい
る。而して受金具11は固定部材13を鋳片トツ
プ部6aに差し込むように挿入せしめることによ
つて装着される。固定部材13は冷材としての機
能をも発揮し鋳片トツプ部6aの凝固速度を促進
し、これによつて受金具11を強固に保持する。
この受金具11の装着にあたつては前記受部材1
2が湾曲する鋳片6の外側の面(以下F面と云
う)に位置するように装着される。さて鋳片トツ
プ部6aに受金具11の装着が終つたら通常の連
続鋳造作業と同様に鋳片6の引抜きを行なう。即
ち、本発明においては鋳片トツプ部6aに受金具
11を装着した状態で鋳片6の引抜きを行なう。
ところで本発明において鋳片トツプ部6aは鋳型
5内で冷却された鋳型壁面と接する外側および固
定部材13と接する部分より順次凝固するが充分
な凝固を完了せず未凝固部分を残したまゝで鋳型
5より引抜かれる状態も多々生ずる。特に鋳片6
の側部に形成される凝固殻6a1(第4図参照)は
冷却された鋳型壁面との接触で充分な強度を有す
る厚みとなるが頂面に形成される凝固殻6a2はパ
ウダーやスラグで覆われることから極めて薄い場
合が多い。一方湾曲型の連鋳機では前述の如く鋳
型5を出た鋳片6を垂直方向から徐々に湾曲させ
最終的に水平方向になるよう矯正しつゝ引抜かれ
る。
ある。図において1は溶鋼2を貯留する鍋であり
3はタンデイツシユである。タンデイツシユ3に
は注入ノズル4が装着されており該注入ノズル4
を介してタンデイツシユ3内の溶鋼2は鋳型5に
注入される。6は鋳型5より引抜かれた鋳片、7
は鋳片6を冷却するための冷却装置であり、8は
鋳片6を連続的に引き抜くと共に鋳片6を水平に
矯正せしめつゝ搬送するガイドロール群、9は鋳
片6を設定長さに切断する切断装置、10は設定
長さに切断された鋼をそれぞれ示す。而して通常
の連続鋳造作業においてはタンデイツシユ3の溶
鋼2を注入ノズル4を介して鋳型5に注入するこ
とにより所定の断面形状を有する鋳片6とすると
共に該鋳片6を連続的に引抜き連鋳機の機端近傍
に設けられた切断装置9で設定長さに切断して鋼
10の製造が行われる。ところがタンデイツシユ
3内溶鋼2の残量が所定量以下となるかあるいは
零となると例えばスライデイングノズル30が閉
鎖され鋳造が終了する。第2図および第3図は、
前記鋳造終了時点における本発明の基本的説明を
行うためのものであり注入ノズル4が退避した後
の鋳型近傍を示す斜視図(第2図)および横断面
図(第3図)である。即ち、本発明においては前
記鋳造が終了すると、まず鋳型5内に位置する鋳
片トツプ部6a(破線で示す)に流出溶融物受金
具(以下受金具と云う)11を装着する。受金具
11は、例えば第2図および第3図の実施例にお
いては受皿状に形成された受部材12、未凝固あ
るいは半凝固状態の鋳片トツプ部6aに挿入固定
される固定部材13、前記受部材12と固定部材
13を連結する連結部材14とから構成されてい
る。而して受金具11は固定部材13を鋳片トツ
プ部6aに差し込むように挿入せしめることによ
つて装着される。固定部材13は冷材としての機
能をも発揮し鋳片トツプ部6aの凝固速度を促進
し、これによつて受金具11を強固に保持する。
この受金具11の装着にあたつては前記受部材1
2が湾曲する鋳片6の外側の面(以下F面と云
う)に位置するように装着される。さて鋳片トツ
プ部6aに受金具11の装着が終つたら通常の連
続鋳造作業と同様に鋳片6の引抜きを行なう。即
ち、本発明においては鋳片トツプ部6aに受金具
11を装着した状態で鋳片6の引抜きを行なう。
ところで本発明において鋳片トツプ部6aは鋳型
5内で冷却された鋳型壁面と接する外側および固
定部材13と接する部分より順次凝固するが充分
な凝固を完了せず未凝固部分を残したまゝで鋳型
5より引抜かれる状態も多々生ずる。特に鋳片6
の側部に形成される凝固殻6a1(第4図参照)は
冷却された鋳型壁面との接触で充分な強度を有す
る厚みとなるが頂面に形成される凝固殻6a2はパ
ウダーやスラグで覆われることから極めて薄い場
合が多い。一方湾曲型の連鋳機では前述の如く鋳
型5を出た鋳片6を垂直方向から徐々に湾曲させ
最終的に水平方向になるよう矯正しつゝ引抜かれ
る。
前記鋳片トツプ部6aの頂面凝固殻6a2は鋳型
5を出てほぼ垂直方向へ引抜かれる間に凝固が促
進し、その厚みが厚くなる。しかしながら鋳片ト
ツプ部6aが第4図に示す如く湾曲部に達すると
頂面6a3が傾斜し、鋳片内部の未凝固の溶鋼2に
よる静圧が凝固殻6a2に加わるようになる。而し
て前記凝固殻6a2の厚みが薄く強度の弱い部分が
あるとそれが破断し未凝固の溶鋼つまり本発明で
称する溶融物100が流出する現象を生ずる。本
発明はかかる流出した溶融物100を前述の受金
具11に受容せしめることによつて引抜き速度を
低下させることなく連続鋳造作業の続行を可能な
らしめたものである。
5を出てほぼ垂直方向へ引抜かれる間に凝固が促
進し、その厚みが厚くなる。しかしながら鋳片ト
ツプ部6aが第4図に示す如く湾曲部に達すると
頂面6a3が傾斜し、鋳片内部の未凝固の溶鋼2に
よる静圧が凝固殻6a2に加わるようになる。而し
て前記凝固殻6a2の厚みが薄く強度の弱い部分が
あるとそれが破断し未凝固の溶鋼つまり本発明で
称する溶融物100が流出する現象を生ずる。本
発明はかかる流出した溶融物100を前述の受金
具11に受容せしめることによつて引抜き速度を
低下させることなく連続鋳造作業の続行を可能な
らしめたものである。
次に本発明に基づき250mm厚み×950mm巾の鋳片
6を製造した具体的な実施例について説明する。
6を製造した具体的な実施例について説明する。
本実施例において受金具11は前記第2図およ
び第3図に示す構成のものを用いた。この受金具
11の固定部材13としては厚9mm、巾30mm、長
さ250mmの普通鋼板、6枚で構成し鋳片厚み方向
のほぼ中心部に挿入固定されるよう連結部材14
のほぼ中央部に固着した。
び第3図に示す構成のものを用いた。この受金具
11の固定部材13としては厚9mm、巾30mm、長
さ250mmの普通鋼板、6枚で構成し鋳片厚み方向
のほぼ中心部に挿入固定されるよう連結部材14
のほぼ中央部に固着した。
連結部材14は直径16mm、長さ190mmの丸棒で
構成し、その後端に受部材12が固着されてい
る。受部材12は厚5mmの鉄板で鍔の高さh50
mm、長さl200mm、巾w950〜1250mmの受皿状に形
成されている。受部材12の底面には2〜5mmφ
の水抜穴15が適宜数設けられている。この水抜
穴15は受部材12に溶融物100が流れ込む前
に散水によつて貯留される冷却水を効率的に排出
せしめると共に粘性の高い溶融物100の流出を
防止し、溶融物100の流出による水蒸気爆発を
防止でき効果的である。第5図は本実施例におけ
る鋳造末期における引抜速度の変化(以下、引抜
速度パターンと云う)を示す線図である。該第5
図の実線aが本発明に基づく引抜速度パターンを
示すもので、1.6m/分の引抜速度で鋳造作業を
行つていた状態において鋳造末期を迎えた実施例
である。第5図においてxが鋳造終了時点であ
り、本実施例では前記鋳造終了時点と同時に引抜
速度を0.2m/分まで低下させ、この低速状態で
前述した受金具11を鋳片トツプ部6aに装着し
た。前記装着に要する時間は10〜20秒程度であり
該装着が終ると直ちに引抜速度を1.6m/分まで
上昇し、通常の鋳造作業と同様に引抜きを行なつ
た。尚、本実施例においては前記鋳造終了に先立
つて鋳造終了時点の45秒前より引抜速度を低下さ
せ1.0m/分に制御した状態で鋳造を終了させる
ことによりスラグの分離を確実に行わしめると共
に前記0.2m/分の極めて低速度までの速度ダウ
ン制御をスムーズに行わしめた。
構成し、その後端に受部材12が固着されてい
る。受部材12は厚5mmの鉄板で鍔の高さh50
mm、長さl200mm、巾w950〜1250mmの受皿状に形
成されている。受部材12の底面には2〜5mmφ
の水抜穴15が適宜数設けられている。この水抜
穴15は受部材12に溶融物100が流れ込む前
に散水によつて貯留される冷却水を効率的に排出
せしめると共に粘性の高い溶融物100の流出を
防止し、溶融物100の流出による水蒸気爆発を
防止でき効果的である。第5図は本実施例におけ
る鋳造末期における引抜速度の変化(以下、引抜
速度パターンと云う)を示す線図である。該第5
図の実線aが本発明に基づく引抜速度パターンを
示すもので、1.6m/分の引抜速度で鋳造作業を
行つていた状態において鋳造末期を迎えた実施例
である。第5図においてxが鋳造終了時点であ
り、本実施例では前記鋳造終了時点と同時に引抜
速度を0.2m/分まで低下させ、この低速状態で
前述した受金具11を鋳片トツプ部6aに装着し
た。前記装着に要する時間は10〜20秒程度であり
該装着が終ると直ちに引抜速度を1.6m/分まで
上昇し、通常の鋳造作業と同様に引抜きを行なつ
た。尚、本実施例においては前記鋳造終了に先立
つて鋳造終了時点の45秒前より引抜速度を低下さ
せ1.0m/分に制御した状態で鋳造を終了させる
ことによりスラグの分離を確実に行わしめると共
に前記0.2m/分の極めて低速度までの速度ダウ
ン制御をスムーズに行わしめた。
而して本実施例において鋳片トツプ部6aから
の前述した流出溶融物100の量はせいぜい20Kg
程度であり、受部材12に効率的に受容され、該
流出した溶融物100は勿論、鋳片6もガイドロ
ール群8を引抜かれる間に凝固し、支障なく鋼の
製造できることが確認された。一方前記第5図に
おいて破線bは従来の鋳造方法における一般的な
鋳造末期の引抜速度パターンを示すもので鋳造終
了時点の約3〜5分前から約5〜8分後までの長
時間に亘つて低速度での引抜きを行うことが普通
であつた。従つて、鋳片トツプ部6aが鋳型5よ
り切断装置9まで引抜かれる所要時間も本実施例
では従来法に比べ2/3の23分間という極めて短時
間となつた。この結果鋼10の生産性は大巾に向
上し、加えて鋳片6の温度降下も著しく減少させ
ることが可能となつた。第6図は、前記第5図の
実施例に対応した鋳片6の側面より40mmの部位の
温度降下状況を示す線図である。第6図において
実線cが第5図の実線a、即ち本発明の実施例で
あり、破線dが第5図の破線b、即ち従来法に対
応するもので冷却装置7による冷却を注水比0.65
/Kgで行つたものである。該第6図より判るよ
うに本実施例の鋳造法では従来法に比べ切断装置
9の直前における温度を極めて高く維持できるこ
とが確認された。このことは近年積極的に採用さ
れている鋳片6を冷却することなく直接、圧延工
程へ送給する直接圧延において特にその効果を発
揮する。即ち、前記直接圧延を行うには鋳片6の
温度降下を極力防止しできるだけ高温で圧延工程
へ送給することが肝要である。従つて、本発明に
よつて鋳造末期に製造される鋳片6もそのまゝ、
あるいは若干の加熱を行う程度で直接圧延の実施
が可能となつた。
の前述した流出溶融物100の量はせいぜい20Kg
程度であり、受部材12に効率的に受容され、該
流出した溶融物100は勿論、鋳片6もガイドロ
ール群8を引抜かれる間に凝固し、支障なく鋼の
製造できることが確認された。一方前記第5図に
おいて破線bは従来の鋳造方法における一般的な
鋳造末期の引抜速度パターンを示すもので鋳造終
了時点の約3〜5分前から約5〜8分後までの長
時間に亘つて低速度での引抜きを行うことが普通
であつた。従つて、鋳片トツプ部6aが鋳型5よ
り切断装置9まで引抜かれる所要時間も本実施例
では従来法に比べ2/3の23分間という極めて短時
間となつた。この結果鋼10の生産性は大巾に向
上し、加えて鋳片6の温度降下も著しく減少させ
ることが可能となつた。第6図は、前記第5図の
実施例に対応した鋳片6の側面より40mmの部位の
温度降下状況を示す線図である。第6図において
実線cが第5図の実線a、即ち本発明の実施例で
あり、破線dが第5図の破線b、即ち従来法に対
応するもので冷却装置7による冷却を注水比0.65
/Kgで行つたものである。該第6図より判るよ
うに本実施例の鋳造法では従来法に比べ切断装置
9の直前における温度を極めて高く維持できるこ
とが確認された。このことは近年積極的に採用さ
れている鋳片6を冷却することなく直接、圧延工
程へ送給する直接圧延において特にその効果を発
揮する。即ち、前記直接圧延を行うには鋳片6の
温度降下を極力防止しできるだけ高温で圧延工程
へ送給することが肝要である。従つて、本発明に
よつて鋳造末期に製造される鋳片6もそのまゝ、
あるいは若干の加熱を行う程度で直接圧延の実施
が可能となつた。
以上のように本発明は鋳造終了時点にあたり鋳
片トツプ部6aに受金具11を装着せしめ、引抜
きを行なうことにより、鋳造末期における引抜速
度の低下を最少限に止めると共に溶鋼流出による
トラブルを効果的に解決し、安全で効率的な連続
鋳造作業を可能ならしめたものである。
片トツプ部6aに受金具11を装着せしめ、引抜
きを行なうことにより、鋳造末期における引抜速
度の低下を最少限に止めると共に溶鋼流出による
トラブルを効果的に解決し、安全で効率的な連続
鋳造作業を可能ならしめたものである。
尚、受金具11は前記実施例に限定されるもの
ではなく前述の機能を発揮できるものであれば製
造される鋳片6のサイズ、鋳型5の構造、その他
の設備、操業条件等に応じて適宜設計し用いれば
よい。第7図は例えば注入ノズル4を退避させな
い状態でも装着可能な受金具の実施例を示す斜視
図である。本実施例における受金具110は、受
部材120がほぼ中央部で分割されている。而し
て固定部材130および連結部材140を受部材
120より突出して構成しても受部材120を注
入ノズル4の両側方より取り込み接合させること
によつて鋳片トツプ部6aに容易に装着すること
ができる。
ではなく前述の機能を発揮できるものであれば製
造される鋳片6のサイズ、鋳型5の構造、その他
の設備、操業条件等に応じて適宜設計し用いれば
よい。第7図は例えば注入ノズル4を退避させな
い状態でも装着可能な受金具の実施例を示す斜視
図である。本実施例における受金具110は、受
部材120がほぼ中央部で分割されている。而し
て固定部材130および連結部材140を受部材
120より突出して構成しても受部材120を注
入ノズル4の両側方より取り込み接合させること
によつて鋳片トツプ部6aに容易に装着すること
ができる。
以上詳述したように本発明は簡単な構成ではあ
るがその実用的効果は非常に大である。
るがその実用的効果は非常に大である。
第1図は周知の一般的な湾曲型連鋳機の構造
図、第2図は本発明に基づく受金具の一実施例を
示す斜視図、第3図は第2図の横断面図、第4図
は本発明に基づく鋳片トツプ部の湾曲部引抜き状
況図、第5図は鋳造末期の引抜速度パターンの一
例を示す線図、第6図は第5図の引抜速度パター
ンに対応する温度変化状況を示す線図、第7図は
本発明に基づく受金具の他の実施例を示す斜視図
である。 1:鍋、2:溶鋼、3:タンデイツシユ、4:
注入ノズル、5:鋳型、6:鋳片、7:冷却装
置、8:ガイドロール群、9:切断装置、10:
鋼、11,110:受金具、12,120:受部
材、13,130:固定部材、14,140:連
結部材、100:溶融物。
図、第2図は本発明に基づく受金具の一実施例を
示す斜視図、第3図は第2図の横断面図、第4図
は本発明に基づく鋳片トツプ部の湾曲部引抜き状
況図、第5図は鋳造末期の引抜速度パターンの一
例を示す線図、第6図は第5図の引抜速度パター
ンに対応する温度変化状況を示す線図、第7図は
本発明に基づく受金具の他の実施例を示す斜視図
である。 1:鍋、2:溶鋼、3:タンデイツシユ、4:
注入ノズル、5:鋳型、6:鋳片、7:冷却装
置、8:ガイドロール群、9:切断装置、10:
鋼、11,110:受金具、12,120:受部
材、13,130:固定部材、14,140:連
結部材、100:溶融物。
Claims (1)
- 1 鋳造終了時点にあたり鋳片トツプ部に流出溶
融物受金具を装着せしめ引抜きを行なうことを特
徴とする鋼の湾曲型連続鋳造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP140882A JPS58119443A (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | 鋼の湾曲型連続鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP140882A JPS58119443A (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | 鋼の湾曲型連続鋳造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58119443A JPS58119443A (ja) | 1983-07-15 |
| JPS6247101B2 true JPS6247101B2 (ja) | 1987-10-06 |
Family
ID=11500661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP140882A Granted JPS58119443A (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | 鋼の湾曲型連続鋳造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58119443A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6528645B2 (ja) * | 2015-10-28 | 2019-06-12 | Jfeスチール株式会社 | 連続鋳造のトップ鋳片に用いられる頭端部用冷材および連続鋳造方法 |
-
1982
- 1982-01-08 JP JP140882A patent/JPS58119443A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58119443A (ja) | 1983-07-15 |
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