JPS624910B2 - - Google Patents
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- JPS624910B2 JPS624910B2 JP52056825A JP5682577A JPS624910B2 JP S624910 B2 JPS624910 B2 JP S624910B2 JP 52056825 A JP52056825 A JP 52056825A JP 5682577 A JP5682577 A JP 5682577A JP S624910 B2 JPS624910 B2 JP S624910B2
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Description
本発明は映像信号中の雑音を除去することので
きる雑音除去回路に関する。 従来、磁気記録再生装置等より得られる雑音を
含む映像信号のその雑音を除去するための雑音除
去回路としては、以下に述べる如きものがある。
即ち、その雑音除去回路は、映像信号を低域通過
波器及び高域通過波器に夫々供給し、高域通
過波器の出力を、入力レベルの絶対値が所定値
以下のとき出力レベルが零、所定値以上のとき入
力レベルと出力レベルとの関係が線形であるコア
リング回路(非線形回路の一種)に供給し、低域
通過波器の出力とコアリング回路の出力とを合
成器に供給して加算することにより、雑音、特に
高域の雑音の除去された映像信号を得るようにし
たものである。 ところが、この従来の雑音除去回路では映像信
号中の信号成分と雑音成分との分離が不十分なこ
とに加え、高域通過波器の出力の信号成分がコ
アリング回路で大きな歪を受けるため、再生画像
の背景等の輝度変化の少ない部分に於ける微細な
輝度変化が消滅し、その結果輝度変化の緩やかな
部分に対応した画像にうろこ状の模様が生起され
てしまう。又、これとは逆に輝度変化が急峻であ
る部分に対応した画像にはスミヤーが生じ、画像
の鮮鋭度が劣化する欠点を有する。 これらの画像劣化をあまり受けずに映像信号よ
り雑音を除去するには、信号成分と雑音成分とを
より良く分離し、その後、雑音除去のための信号
処理を行い、然も、その信号処理に際しては、そ
の際信号が歪を受けてもそれによる画質の劣化が
人の視覚特性からあまり目立たないようにすれば
よい。 このような条件を満す雑音除去回路として、本
出願人より以下に示す如き直交変換回路を用いた
雑音除去回路が提案されている。 この雑音除去回路は、入力映像信号が供給され
る直列・並列変換回路と、この直列・並列変換回
路の出力が供給される直交変換回路と、この直交
変換回路の出力が供給される非線形回路と、この
非線形回路の出力が供給される逆変換回路と、こ
の逆変換回路の出力が供給される並列・直列変換
回路とを有し、並列・直列変換回路の出力又はこ
の出力を入力映像信号から差し引いた出力を雑音
の除去された出力映像信号とするものである。 ここで、直交変換及び逆変換について説明す
る。今、入力信号たる映像信号系列のブロツクを
、同様に出力信号系列のブロツクを、そして
直交変換マトリツクスをA、逆変換マトリツクス
を同様にBで表わせば、 B=AT ………(2) (但し、ATは転置行列) 従つて、入力信号を直交変換すると、 従つて、逆変換出力は、 従つて、変換係数即ち直交変換出力Yは行ベク
トルと入力信号との一次結合となる。 ところで、この直交変換としてはワルシユ、ア
ダマール、ハール等の直交変換を使用することが
できるが、映像信号の性質を良く抽出できると共
に、逆変換が変換と同一の手順で行うことのでき
る等の特徴を有するアダマール変換が好適であ
る。 以下に図面を参照してかかる雑音除去回路の具
体例を説明する。先ず第1図についてその全体の
構成を説明する。 之はノイズエリミネータ形雑音除去回路の場合
である。第1図に於て1は雑音を含む映像信号
(この場合白黒信号でA−D変換された信号)の
供給される入力端子である。この雑音除去回路
は、直列・並列変換回路2−直交変換回路3−非
線形回路4−逆変換回路5−並列・直列変換回路
6の縦続回路7から構成される。そして入力端子
1よりの映像信号がこの縦続回路7に供給される
ことにより、出力端子8より雑音の除去された映
像信号が得られる。 次にこの第1図の雑音除去回路の各部の回路を
第2図以下を参照して説明する。先ず、第2図を
参照して直列・並列変換回路2の具体構成につい
て説明する。入力端子10よりの入力信号Siを遅
延量が夫々1水平周期及び1サンプリング周期
(尚、このサンプリング周期はA−D変換された
映像信号のサンプリング周期である)の遅延回路
11−12を通じて遅延させて出力端子14に出
力信号Si4を得、遅延回路11より出力端子15
に出力信号Si3を得、入力端子10よりの入力信
号Siを遅延量が1サンプリング周期の遅延回路1
3を通じて遅延させて出力端子16に出力信号
Si2を得、入力信号Siをそのまま出力端子17に
供給して出力信号Si1を得るようにしている。 次に第1図の直列・並列変換回路2として第2
図について説明したものを使用した場合の並列・
直列変換回路6について第3図を参照して説明し
よう。入力端子19よりの入力信号S′i1を合成器
24に供給し、入力端子20よりの入力信号S′i2
を遅延量が1サンプリング周期の遅延回路23を
通じて遅延させて合成器24に供給し、この合成
器24よりの両信号の加算出力を合成器28に供
給する。入力端子21よりの入力信号S′i3を合成
器26に供給し、入力端子22よりの入力信号
S′i4を遅延量が1サンプリング周期の遅延回路2
5を通じて遅延させて合成器26に供給する。こ
の合成器26よりの両信号の加算出力を遅延量が
1水平周期の遅延回路27を通じて合成器28に
供給する。そして合成器28よりの両信号の加算
出力を出力端子29に出力信号S′iとして得るよ
うにしている。 次に第1図の直交変換回路3及び逆変換回路5
の具体構成について第4図を参照して説明する。
この場合直交変換回路3はアダマール変換回路を
使用するので、逆変換回路5も同じ構成となる。
本例では変換回路3,5として4次のアダマール
変換回路を使用する。その4次のアダマール変換
マトリツクスH4は次式の如くである。 尚、式(8)のマトリツクスの2〜4行は相互に入
れ替え可能である。 第4図に於て、38〜41は入力端子、42〜
49は合成器、そのうち42,44,46,49
は加算合成器、43,45,47,48は減算合
成器、50〜53は出力端子である。そして、直
交変換回路3に於て、入力端子38〜41に入力
信号Si1〜Si4を供給したとき次式を満足するよう
な出力信号S″i1〜S″i4が出力端子50〜53より
得られるように構成する。 第5図Aに示す如く、あるフイールドの隣接す
る走査線上に於けるある時点の画素点a1、之より
夫々1サンプリング周期、1水平周期、1水平周
期+1サンプリング周期前の時点の画素点a2,a3
及びa4を考える。そして、入力信号Si1〜Si4が
夫々画素点a1〜a4の信号であるとすると、画面の
その部分が夫々第5図Bに示す如き平面的なパタ
ーン、第5図Cに示す如き横方向のパターン、第
5図Dに示す如き斜め方向のパターン及び第5図
Eに示す如き縦方向のパターンのとき、之に対応
して夫々出力信号S″i1〜S″i4のレベルの絶対値が
大となる。 逆変換回路5に於ては、入力端子38〜41に
入力信号So1〜So4を供給することによつて、次式
を満足する出力信号S′i1〜S′i4が出力端子50〜
53に得られる。 次に第1図の非線形回路4について第6図を参
照して説明する。第6図に非線形回路4の全体の
構成を示し、入力端子55〜58に、第4図の直
交変換回路3よりの出力信号S″i1〜S″i4を夫々供
給し、出力端子62〜65より逆変換回路5に供
給する出力信号So1〜So4を得るようにしている。
この場合、入力端子55及び出力端子62間を除
き、入力端子56及び出力端子63間、入力端子
57及び出力端子64間、及び入力端子58及び
出力端子65間に夫々非線形回路として第7図に
特性を示す如き、アナログ信号で考えた場合に、
入力レベルの絶対値が所定値以下のとき出力レベ
ルが零で、所定値を越えるとき入力レベルと出力
レベルとの関係が線形であるコアリング回路5
9,60,61を設けている。 次に第8図を参照してこの種雑音除去回路の他
の例を説明するが、之はノイズキヤンセラー形の
雑音除去回路であつて、上述の第1図と対応する
部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
縦続回路7は第1図の場合と略同様な構成である
が、この縦続回路7では入力端子1に供給された
雑音を含む映像信号中の雑音を抽出するので、非
線形回路4の第6図に於ける回路59,60,6
1に相当する回路は第9図に特性を示す如きアナ
ログ信号で考えた場合に、入力レベルの絶対値が
所定値以下のとき入力レベルと出力レベルとの関
係が線形で、所定値を越えるとき出力レベルが零
であるストリツピング回路である。そして入力端
子1よりの映像信号を遅延量補償用遅延回路70
を通じて合成器71に供給してこの信号から縦続
回路7よりの雑音信号を差し引いて、出力端子8
に雑音の除去された映像信号を得るようにしてい
る。 ところで、上述した雑音除去回路では、輝度変
化あるいは度変化の少ない細かい縞模様のパター
ン(例えば髪の毛等)の映像信号の場合は、式(9)
の出力信号S″i1〜S″i4のうち出力信号S″i2〜S″i3
のレベルの絶対値が頗る小さくなるため、之等出
力信号S″i2〜S″i4は入力映像信号から除去されて
しまい、その出力映像信号の再生画面は平坦なパ
ターンのものになつてしまう。 かかる点に鑑み本発明は、入力映像信号が供給
される直列・並列変換回路と、この直列・並列変
換回路の出力が供給される直交変換回路と、この
直交変換回路の出力が供給される非線形回路と、
この非線形回路の出力が供給される逆変換回路
と、この逆変換回路の出力が供給される並列・直
列変換回路とを有し、並列・直列変換回路の出力
又はこの出力を入力映像信号から差し引いた出力
を雑音の除去された出力映像信号とするようにし
た雑音除去回路に於て、細かい縞模様のパターン
の解像度の低下が少なく且つ有効に雑音を除去す
ることのできるものを提案せんとするものであ
る。 第1の本発明雑音除去回路に於ては、入力映像
信号が供給される直交変換回路と、この直交変換
回路の出力が供給される複数の非線形回路と、こ
の複数の非線形回路の出力が供給される逆変換回
路と、複数の非線形回路を制御する制御回路とを
有し、逆変換回路の出力又はその出力を入力映像
信号から差し引いた出力を雑音の除去された出力
映像信号とし、複数の非線形回路に供給される直
交変換回路の複数の出力信号のうち、そのレベル
の絶対値が所定値以下の出力信号は入力映像信号
から除去されると共に複数の出力信号の全べての
レベルの絶対値が所定値以下のときは複数の出力
信号のうち少なくともそのレベルの絶対値が最大
の出力信号は入力映像信号から除去されないよう
にするものである。 第2の本発明雑音除去回路に於ては、入力映像
信号が供給され直交変換回路と、この直交変換回
路の出力が供給される複数の非線形回路と、この
複数の非線形回路の出力が供給される逆変換回路
と、複数の非線形回路を制御する制御回路とを有
し、逆変換回路の出力又はこの出力を入力映像信
号から差し引いた出力を雑音の除去された出力映
像信号とし、複数の非線形回路に供給される直交
変換回路の複数の出力信号のうち、そのレベルの
絶対値が第1の所定値以下の出力信号は入力映像
信号から除去されると共に複数の出力信号の全べ
てのレベルの絶対値が上記第1の所定値以下で第
2の所定値以上のときは複数の出力信号のうち少
なくともそのレベルの絶対値が最大の出力信号は
入力映像信号から除去されないようにするもので
ある。 以下に第10図以下の図を参照して本発明の実
施例を説明するも、それら図に於て上述の第1図
〜第9図と対応する部分には同一符号を付して重
複説明を一部省略する。尚、第10図及び第12
図は第1の発明の実施例を示す図であり、第13
図は第2の発明の実施例である。 先ず第10図の実施例について説明する。第1
0図はノイズエリミネータ形の雑音除去回路であ
る。回路2,3,5及び6は上述の第2図、第4
図及び第3図に示したと同様の構成である。ここ
では非線形回路4及び制御回路102の構成につ
いて説明する。非線形回路4は非線形回路59,
60及び61から成り、夫々第7図に特性を示し
た如きコアリング回路である。尚、非線形回路4
中には信号のタイミングを揃えるための遅延回路
83〜85,83′〜85′,89〜92が設けら
れており、入力端子1に供給されるA−D変換さ
れた入力映像信号(例えば白黒映像信号)のサン
プリング周期をTとするとき、遅延回路83〜8
5,83′〜85′の遅延量は2T、遅延回路89
の遅延量は3T、遅延回路90〜92の遅延量は
Tである。 直交変換回路3よりの信号S″i1は直接遅延回路
89に供給される。直交変換回路3よりの信号
S″i2,S″i3及びS″i4または夫々遅延回路83,8
4及び85並びにゲート回路86,87及び88
を通じて夫々遅延回路90,91及び92に供給
される。そして遅延回路89〜92よりの各信号
So1〜So4が逆変換回路5に供給される。更に信号
S″i2,S″i3及びS″i4は夫々判別回路80,81及
び82に供給される。之等判別回路80,81及
び82は第11図に示す如き入出力特性を有して
おり、入力レベルの絶対値が所定値|E0|以下
のときは出力レベルが0、所定値|E0|を越え
るとき1となる。判別回路80,81及び82の
出力は夫々遅延回路83′,84′及び85′を通
じてゲート回路86,87及び88にゲート信号
として供給され、信号S″i2,S″i3及びS″i4のレベ
ルの絶対値が|E0|以下のときはそのゲート回
路86,87及び88が閉じられ、|E0|を越
えるときは開かれて信号S″i2,S″i3及びS″i4が通
過するようになされている。 又、之等ゲート回路86,87及び88は更に
制御回路102によつても制御される。次にこの
制御回路102の構成について説明する。93〜
95,98及び100は信号のタイミングを揃え
るため遅延回路で、遅延回路93の遅延量は
2T、遅延回路94,95,98及び100の遅
延量はTである。 信号S″i2,S″i3及びS″i4は夫々遅延回路93,
94及び95に供給される。遅延回路94及び9
5よりの信号S″i3及びS″i4が比較回路96に供給
されてレベルの絶対値が比較されると共に、切換
回路97に供給される。比較回路96は信号S″i3
のレベルの絶対値が信号S″i4のレベルの絶対値よ
り大のとき出力1が、しからざるとき出力0が得
られるようになされ、出力1が得られたときは信
号S″i3を、出力0が得られたときは信号S″i4を出
力するように切換回路97を制御している。更
に、遅延回路98より得られた切換回路97の出
力と遅延回路93より得られた信号S″i2とが比較
回路99に供給されて比較される。比較回路99
は信号S″i2のレベルの絶対値が切換回路97の出
力信号のレベルの絶対値より大のとき出力1が、
しからざるとき出力0が得られるようになされて
いる。 そして、遅延回路83′,84′及び85′を通
じて得られた判別回路80,81及び82の出力
L1,L2及びL3ならびに比較回路99の出力L4及
び遅延回路100を通じて得られた比較回路96
の出力L5が論理演算回路101に供給され、之
より得られた出力K1,K2及びK3が制御信号とし
てゲート回路86,87及び88に供給される。
この論理演算回路101の真理値表を次に表1と
して示す。 ただし、表1において「−」は0でも1でもよ
いことを意味する。
きる雑音除去回路に関する。 従来、磁気記録再生装置等より得られる雑音を
含む映像信号のその雑音を除去するための雑音除
去回路としては、以下に述べる如きものがある。
即ち、その雑音除去回路は、映像信号を低域通過
波器及び高域通過波器に夫々供給し、高域通
過波器の出力を、入力レベルの絶対値が所定値
以下のとき出力レベルが零、所定値以上のとき入
力レベルと出力レベルとの関係が線形であるコア
リング回路(非線形回路の一種)に供給し、低域
通過波器の出力とコアリング回路の出力とを合
成器に供給して加算することにより、雑音、特に
高域の雑音の除去された映像信号を得るようにし
たものである。 ところが、この従来の雑音除去回路では映像信
号中の信号成分と雑音成分との分離が不十分なこ
とに加え、高域通過波器の出力の信号成分がコ
アリング回路で大きな歪を受けるため、再生画像
の背景等の輝度変化の少ない部分に於ける微細な
輝度変化が消滅し、その結果輝度変化の緩やかな
部分に対応した画像にうろこ状の模様が生起され
てしまう。又、これとは逆に輝度変化が急峻であ
る部分に対応した画像にはスミヤーが生じ、画像
の鮮鋭度が劣化する欠点を有する。 これらの画像劣化をあまり受けずに映像信号よ
り雑音を除去するには、信号成分と雑音成分とを
より良く分離し、その後、雑音除去のための信号
処理を行い、然も、その信号処理に際しては、そ
の際信号が歪を受けてもそれによる画質の劣化が
人の視覚特性からあまり目立たないようにすれば
よい。 このような条件を満す雑音除去回路として、本
出願人より以下に示す如き直交変換回路を用いた
雑音除去回路が提案されている。 この雑音除去回路は、入力映像信号が供給され
る直列・並列変換回路と、この直列・並列変換回
路の出力が供給される直交変換回路と、この直交
変換回路の出力が供給される非線形回路と、この
非線形回路の出力が供給される逆変換回路と、こ
の逆変換回路の出力が供給される並列・直列変換
回路とを有し、並列・直列変換回路の出力又はこ
の出力を入力映像信号から差し引いた出力を雑音
の除去された出力映像信号とするものである。 ここで、直交変換及び逆変換について説明す
る。今、入力信号たる映像信号系列のブロツクを
、同様に出力信号系列のブロツクを、そして
直交変換マトリツクスをA、逆変換マトリツクス
を同様にBで表わせば、 B=AT ………(2) (但し、ATは転置行列) 従つて、入力信号を直交変換すると、 従つて、逆変換出力は、 従つて、変換係数即ち直交変換出力Yは行ベク
トルと入力信号との一次結合となる。 ところで、この直交変換としてはワルシユ、ア
ダマール、ハール等の直交変換を使用することが
できるが、映像信号の性質を良く抽出できると共
に、逆変換が変換と同一の手順で行うことのでき
る等の特徴を有するアダマール変換が好適であ
る。 以下に図面を参照してかかる雑音除去回路の具
体例を説明する。先ず第1図についてその全体の
構成を説明する。 之はノイズエリミネータ形雑音除去回路の場合
である。第1図に於て1は雑音を含む映像信号
(この場合白黒信号でA−D変換された信号)の
供給される入力端子である。この雑音除去回路
は、直列・並列変換回路2−直交変換回路3−非
線形回路4−逆変換回路5−並列・直列変換回路
6の縦続回路7から構成される。そして入力端子
1よりの映像信号がこの縦続回路7に供給される
ことにより、出力端子8より雑音の除去された映
像信号が得られる。 次にこの第1図の雑音除去回路の各部の回路を
第2図以下を参照して説明する。先ず、第2図を
参照して直列・並列変換回路2の具体構成につい
て説明する。入力端子10よりの入力信号Siを遅
延量が夫々1水平周期及び1サンプリング周期
(尚、このサンプリング周期はA−D変換された
映像信号のサンプリング周期である)の遅延回路
11−12を通じて遅延させて出力端子14に出
力信号Si4を得、遅延回路11より出力端子15
に出力信号Si3を得、入力端子10よりの入力信
号Siを遅延量が1サンプリング周期の遅延回路1
3を通じて遅延させて出力端子16に出力信号
Si2を得、入力信号Siをそのまま出力端子17に
供給して出力信号Si1を得るようにしている。 次に第1図の直列・並列変換回路2として第2
図について説明したものを使用した場合の並列・
直列変換回路6について第3図を参照して説明し
よう。入力端子19よりの入力信号S′i1を合成器
24に供給し、入力端子20よりの入力信号S′i2
を遅延量が1サンプリング周期の遅延回路23を
通じて遅延させて合成器24に供給し、この合成
器24よりの両信号の加算出力を合成器28に供
給する。入力端子21よりの入力信号S′i3を合成
器26に供給し、入力端子22よりの入力信号
S′i4を遅延量が1サンプリング周期の遅延回路2
5を通じて遅延させて合成器26に供給する。こ
の合成器26よりの両信号の加算出力を遅延量が
1水平周期の遅延回路27を通じて合成器28に
供給する。そして合成器28よりの両信号の加算
出力を出力端子29に出力信号S′iとして得るよ
うにしている。 次に第1図の直交変換回路3及び逆変換回路5
の具体構成について第4図を参照して説明する。
この場合直交変換回路3はアダマール変換回路を
使用するので、逆変換回路5も同じ構成となる。
本例では変換回路3,5として4次のアダマール
変換回路を使用する。その4次のアダマール変換
マトリツクスH4は次式の如くである。 尚、式(8)のマトリツクスの2〜4行は相互に入
れ替え可能である。 第4図に於て、38〜41は入力端子、42〜
49は合成器、そのうち42,44,46,49
は加算合成器、43,45,47,48は減算合
成器、50〜53は出力端子である。そして、直
交変換回路3に於て、入力端子38〜41に入力
信号Si1〜Si4を供給したとき次式を満足するよう
な出力信号S″i1〜S″i4が出力端子50〜53より
得られるように構成する。 第5図Aに示す如く、あるフイールドの隣接す
る走査線上に於けるある時点の画素点a1、之より
夫々1サンプリング周期、1水平周期、1水平周
期+1サンプリング周期前の時点の画素点a2,a3
及びa4を考える。そして、入力信号Si1〜Si4が
夫々画素点a1〜a4の信号であるとすると、画面の
その部分が夫々第5図Bに示す如き平面的なパタ
ーン、第5図Cに示す如き横方向のパターン、第
5図Dに示す如き斜め方向のパターン及び第5図
Eに示す如き縦方向のパターンのとき、之に対応
して夫々出力信号S″i1〜S″i4のレベルの絶対値が
大となる。 逆変換回路5に於ては、入力端子38〜41に
入力信号So1〜So4を供給することによつて、次式
を満足する出力信号S′i1〜S′i4が出力端子50〜
53に得られる。 次に第1図の非線形回路4について第6図を参
照して説明する。第6図に非線形回路4の全体の
構成を示し、入力端子55〜58に、第4図の直
交変換回路3よりの出力信号S″i1〜S″i4を夫々供
給し、出力端子62〜65より逆変換回路5に供
給する出力信号So1〜So4を得るようにしている。
この場合、入力端子55及び出力端子62間を除
き、入力端子56及び出力端子63間、入力端子
57及び出力端子64間、及び入力端子58及び
出力端子65間に夫々非線形回路として第7図に
特性を示す如き、アナログ信号で考えた場合に、
入力レベルの絶対値が所定値以下のとき出力レベ
ルが零で、所定値を越えるとき入力レベルと出力
レベルとの関係が線形であるコアリング回路5
9,60,61を設けている。 次に第8図を参照してこの種雑音除去回路の他
の例を説明するが、之はノイズキヤンセラー形の
雑音除去回路であつて、上述の第1図と対応する
部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
縦続回路7は第1図の場合と略同様な構成である
が、この縦続回路7では入力端子1に供給された
雑音を含む映像信号中の雑音を抽出するので、非
線形回路4の第6図に於ける回路59,60,6
1に相当する回路は第9図に特性を示す如きアナ
ログ信号で考えた場合に、入力レベルの絶対値が
所定値以下のとき入力レベルと出力レベルとの関
係が線形で、所定値を越えるとき出力レベルが零
であるストリツピング回路である。そして入力端
子1よりの映像信号を遅延量補償用遅延回路70
を通じて合成器71に供給してこの信号から縦続
回路7よりの雑音信号を差し引いて、出力端子8
に雑音の除去された映像信号を得るようにしてい
る。 ところで、上述した雑音除去回路では、輝度変
化あるいは度変化の少ない細かい縞模様のパター
ン(例えば髪の毛等)の映像信号の場合は、式(9)
の出力信号S″i1〜S″i4のうち出力信号S″i2〜S″i3
のレベルの絶対値が頗る小さくなるため、之等出
力信号S″i2〜S″i4は入力映像信号から除去されて
しまい、その出力映像信号の再生画面は平坦なパ
ターンのものになつてしまう。 かかる点に鑑み本発明は、入力映像信号が供給
される直列・並列変換回路と、この直列・並列変
換回路の出力が供給される直交変換回路と、この
直交変換回路の出力が供給される非線形回路と、
この非線形回路の出力が供給される逆変換回路
と、この逆変換回路の出力が供給される並列・直
列変換回路とを有し、並列・直列変換回路の出力
又はこの出力を入力映像信号から差し引いた出力
を雑音の除去された出力映像信号とするようにし
た雑音除去回路に於て、細かい縞模様のパターン
の解像度の低下が少なく且つ有効に雑音を除去す
ることのできるものを提案せんとするものであ
る。 第1の本発明雑音除去回路に於ては、入力映像
信号が供給される直交変換回路と、この直交変換
回路の出力が供給される複数の非線形回路と、こ
の複数の非線形回路の出力が供給される逆変換回
路と、複数の非線形回路を制御する制御回路とを
有し、逆変換回路の出力又はその出力を入力映像
信号から差し引いた出力を雑音の除去された出力
映像信号とし、複数の非線形回路に供給される直
交変換回路の複数の出力信号のうち、そのレベル
の絶対値が所定値以下の出力信号は入力映像信号
から除去されると共に複数の出力信号の全べての
レベルの絶対値が所定値以下のときは複数の出力
信号のうち少なくともそのレベルの絶対値が最大
の出力信号は入力映像信号から除去されないよう
にするものである。 第2の本発明雑音除去回路に於ては、入力映像
信号が供給され直交変換回路と、この直交変換回
路の出力が供給される複数の非線形回路と、この
複数の非線形回路の出力が供給される逆変換回路
と、複数の非線形回路を制御する制御回路とを有
し、逆変換回路の出力又はこの出力を入力映像信
号から差し引いた出力を雑音の除去された出力映
像信号とし、複数の非線形回路に供給される直交
変換回路の複数の出力信号のうち、そのレベルの
絶対値が第1の所定値以下の出力信号は入力映像
信号から除去されると共に複数の出力信号の全べ
てのレベルの絶対値が上記第1の所定値以下で第
2の所定値以上のときは複数の出力信号のうち少
なくともそのレベルの絶対値が最大の出力信号は
入力映像信号から除去されないようにするもので
ある。 以下に第10図以下の図を参照して本発明の実
施例を説明するも、それら図に於て上述の第1図
〜第9図と対応する部分には同一符号を付して重
複説明を一部省略する。尚、第10図及び第12
図は第1の発明の実施例を示す図であり、第13
図は第2の発明の実施例である。 先ず第10図の実施例について説明する。第1
0図はノイズエリミネータ形の雑音除去回路であ
る。回路2,3,5及び6は上述の第2図、第4
図及び第3図に示したと同様の構成である。ここ
では非線形回路4及び制御回路102の構成につ
いて説明する。非線形回路4は非線形回路59,
60及び61から成り、夫々第7図に特性を示し
た如きコアリング回路である。尚、非線形回路4
中には信号のタイミングを揃えるための遅延回路
83〜85,83′〜85′,89〜92が設けら
れており、入力端子1に供給されるA−D変換さ
れた入力映像信号(例えば白黒映像信号)のサン
プリング周期をTとするとき、遅延回路83〜8
5,83′〜85′の遅延量は2T、遅延回路89
の遅延量は3T、遅延回路90〜92の遅延量は
Tである。 直交変換回路3よりの信号S″i1は直接遅延回路
89に供給される。直交変換回路3よりの信号
S″i2,S″i3及びS″i4または夫々遅延回路83,8
4及び85並びにゲート回路86,87及び88
を通じて夫々遅延回路90,91及び92に供給
される。そして遅延回路89〜92よりの各信号
So1〜So4が逆変換回路5に供給される。更に信号
S″i2,S″i3及びS″i4は夫々判別回路80,81及
び82に供給される。之等判別回路80,81及
び82は第11図に示す如き入出力特性を有して
おり、入力レベルの絶対値が所定値|E0|以下
のときは出力レベルが0、所定値|E0|を越え
るとき1となる。判別回路80,81及び82の
出力は夫々遅延回路83′,84′及び85′を通
じてゲート回路86,87及び88にゲート信号
として供給され、信号S″i2,S″i3及びS″i4のレベ
ルの絶対値が|E0|以下のときはそのゲート回
路86,87及び88が閉じられ、|E0|を越
えるときは開かれて信号S″i2,S″i3及びS″i4が通
過するようになされている。 又、之等ゲート回路86,87及び88は更に
制御回路102によつても制御される。次にこの
制御回路102の構成について説明する。93〜
95,98及び100は信号のタイミングを揃え
るため遅延回路で、遅延回路93の遅延量は
2T、遅延回路94,95,98及び100の遅
延量はTである。 信号S″i2,S″i3及びS″i4は夫々遅延回路93,
94及び95に供給される。遅延回路94及び9
5よりの信号S″i3及びS″i4が比較回路96に供給
されてレベルの絶対値が比較されると共に、切換
回路97に供給される。比較回路96は信号S″i3
のレベルの絶対値が信号S″i4のレベルの絶対値よ
り大のとき出力1が、しからざるとき出力0が得
られるようになされ、出力1が得られたときは信
号S″i3を、出力0が得られたときは信号S″i4を出
力するように切換回路97を制御している。更
に、遅延回路98より得られた切換回路97の出
力と遅延回路93より得られた信号S″i2とが比較
回路99に供給されて比較される。比較回路99
は信号S″i2のレベルの絶対値が切換回路97の出
力信号のレベルの絶対値より大のとき出力1が、
しからざるとき出力0が得られるようになされて
いる。 そして、遅延回路83′,84′及び85′を通
じて得られた判別回路80,81及び82の出力
L1,L2及びL3ならびに比較回路99の出力L4及
び遅延回路100を通じて得られた比較回路96
の出力L5が論理演算回路101に供給され、之
より得られた出力K1,K2及びK3が制御信号とし
てゲート回路86,87及び88に供給される。
この論理演算回路101の真理値表を次に表1と
して示す。 ただし、表1において「−」は0でも1でもよ
いことを意味する。
【表】
【表】
この場合信号K1,K2及びK3が1であるとき
は、ゲート回路86,87及び88は開かれる。 かくして、この第10図の雑音除去回路では、
非線形回路59,60及び61に供給される直交
変換回路3の出力信号S″i2,S″i3及びS″i4のうち
そのレベルの絶対値が所定値|E0|以下の出力
信号は逆変換回路5に供給されず、信号S″i2,
S″i3及びS″i4の全べてのレベルの絶対値が上記所
定値|E0|以下のときは信号S″i2,S″i3及びS″i4
のうちそのレベルの絶対値が最大の信号は逆変換
回路5に供給されることになる。 次にこの第10図の雑音除去回路をノイズキヤ
ンセラー形にて構成した場合の実施例を第12図
について説明するも、第12図に於て第11図と
対応する部分には同一符号を付して重複説明を省
略する。非線形回路59,60及び61は第9図
に特性を示した如きストリツピング回路である。
従つて、判別回路80,81及び82の入出力特
性が第11図に示した如くである場合、信号
S″i2,S″i3及びS″i4のレベルの絶対値が|E0|以
下のときはゲート回路86,87及び88が開か
れて信号S″i2,S″i3及びS″i4が通過するようにな
され、|E0|を越えるときは閉じられるように
なされる。 論理演算回路101の真理値表は表1と同じで
あるが、この場合信号K1,K2及びK3が1である
ときは、ゲート回路86,87及び88は閉じら
れることになる。 かくしてこの第12図の雑音除去回路では、非
線形回路59,60及び61に供給される直交変
換回路3の出力信号S″i2,S″i3及びS″i4のうちそ
のレベルの絶対値が所定値|E0|以下の出力信
号は逆変換回路5に供給され、信号S″i2,S″i3及
びS″i4の全べてのレベルの絶対値が上記所定値|
E0|以下のときは信号S″i2,S″i4及びS″i4のう
ち、そのレベルの絶対値が最大の信号は逆変換回
路5に供給されないことになる。 かくして第10図及び第12図の雑音除去回路
に於ては、いずれも非線形回路59,60及び6
1に供給される直交変換回路3の出力信号S″i2,
S″i3及びS″i4のうちそのレベルの絶対値が所定値
|E0|以下の出力信号は入力映像信号から除去
されると共に出力信号S″i2,S″i3及びS″i4の全べ
てのレベルの絶対値が所定値|E0|以下のとき
は信号S″i2,S″i3及びS″i4のうちそのレベルの絶
対値が最大の信号は入力映像信号から除去されな
いことになる。 次に第13図の実施例について説明するも、之
はノイズエリミネータ形の雑音除去回路であつ
て、第13図に於て上述の第10図と対応する部
分には同一符号を付して重複説明を一部省略す
る。ここでは非線形回路4及び制御回路102に
ついて説明する。非線形回路4の各非線形回路5
9,60及び61は第7図に特性を示した如きコ
アリング回路で、その各判別回路80,81及び
82は第14図Aに示す如き入出力特性を有して
おり、入力レベルの絶対値が第1の所定値|E1
|以下のとき出力レベルが0、第1の所定値|
E1|を越えるとき1となる。そして信号S″i2,
S″i3及びS″i4のレベルの絶対値が第1の絶対値|
E1|以下のときはゲート回路86,87及び8
8が閉じられ、|E1|を越えるときは開かれて
信号S″i2,S″i3及びS″i4が通過するようになされ
ている。 次に制御回路102について説明する。94,
95,98,100,105,106,110,
111及び112は信号のタイミングを揃えるた
めの遅延回路で、その遅延量はいずれもTであ
る。 信号S″i2,S″i3及びS″i4は夫々遅延回路10
5,94及び95に供給される。遅延回路94及
び95よりの信号S″i3及びS″i4が比較回路96に
供給されてレベルの絶対値が比較されると共に、
切換回路97に供給される。比較回路96は信号
S″i3のレベルの絶対値が信号S″i4のレベルの絶対
値より大のとき出力1が、しからざるとき出力0
が得られるようになされ、出力1が得られたとき
は信号S″i3を、出力0が得られたときは信号S″i4
を出力するように切換回路97を制御している。
更に、遅延回路98より得られた切換回路97の
出力と遅延回路105及び106を通じて得られ
た信号S″i2とが比較回路99に供給されて比較さ
れる。比較回路99は信号S″i2のレベルの絶対値
が切換回路97の出力信号のレベルの絶対値より
大の出力1が、しからざるとき出力0が得られる
ようになされている。遅延回路105,94及び
95よりの信号S″i2,S″i3及びS″i4は判別回路1
07,108及び109に供給される。之等判別
回路107,108及び109は第14図Bに示
す如き入出力特性を有しており、入力レベルの絶
対値が第2の所定値|E2|(<|E1|)以下の
ときは出力レベルが0、第2の所定値|E2|を
越えるとき1となる。判別回路107,108及
び109の出力は夫々遅延回路110,111及
び112に供給される。 そして、遅延回路83′,84′及び85′を通
じて得られた判別回路80,81及び82の出力
L1,L2及びL3ならびに比較回路99の出力L4及
び遅延回路100を通じて得られた比較回路96
の出力L5、遅延回路110,111及び112
の出力L6,L7及びL8が論理演算回路101に供
給され、之より得られた出力K1,K2及びK3が制
御信号としてゲート回路86,87及び88に供
給される。この論理演算回路101の真理値表を
次に表2として示す。 ただし、表2において「−」は0でも1でもよ
いことを意味する。
は、ゲート回路86,87及び88は開かれる。 かくして、この第10図の雑音除去回路では、
非線形回路59,60及び61に供給される直交
変換回路3の出力信号S″i2,S″i3及びS″i4のうち
そのレベルの絶対値が所定値|E0|以下の出力
信号は逆変換回路5に供給されず、信号S″i2,
S″i3及びS″i4の全べてのレベルの絶対値が上記所
定値|E0|以下のときは信号S″i2,S″i3及びS″i4
のうちそのレベルの絶対値が最大の信号は逆変換
回路5に供給されることになる。 次にこの第10図の雑音除去回路をノイズキヤ
ンセラー形にて構成した場合の実施例を第12図
について説明するも、第12図に於て第11図と
対応する部分には同一符号を付して重複説明を省
略する。非線形回路59,60及び61は第9図
に特性を示した如きストリツピング回路である。
従つて、判別回路80,81及び82の入出力特
性が第11図に示した如くである場合、信号
S″i2,S″i3及びS″i4のレベルの絶対値が|E0|以
下のときはゲート回路86,87及び88が開か
れて信号S″i2,S″i3及びS″i4が通過するようにな
され、|E0|を越えるときは閉じられるように
なされる。 論理演算回路101の真理値表は表1と同じで
あるが、この場合信号K1,K2及びK3が1である
ときは、ゲート回路86,87及び88は閉じら
れることになる。 かくしてこの第12図の雑音除去回路では、非
線形回路59,60及び61に供給される直交変
換回路3の出力信号S″i2,S″i3及びS″i4のうちそ
のレベルの絶対値が所定値|E0|以下の出力信
号は逆変換回路5に供給され、信号S″i2,S″i3及
びS″i4の全べてのレベルの絶対値が上記所定値|
E0|以下のときは信号S″i2,S″i4及びS″i4のう
ち、そのレベルの絶対値が最大の信号は逆変換回
路5に供給されないことになる。 かくして第10図及び第12図の雑音除去回路
に於ては、いずれも非線形回路59,60及び6
1に供給される直交変換回路3の出力信号S″i2,
S″i3及びS″i4のうちそのレベルの絶対値が所定値
|E0|以下の出力信号は入力映像信号から除去
されると共に出力信号S″i2,S″i3及びS″i4の全べ
てのレベルの絶対値が所定値|E0|以下のとき
は信号S″i2,S″i3及びS″i4のうちそのレベルの絶
対値が最大の信号は入力映像信号から除去されな
いことになる。 次に第13図の実施例について説明するも、之
はノイズエリミネータ形の雑音除去回路であつ
て、第13図に於て上述の第10図と対応する部
分には同一符号を付して重複説明を一部省略す
る。ここでは非線形回路4及び制御回路102に
ついて説明する。非線形回路4の各非線形回路5
9,60及び61は第7図に特性を示した如きコ
アリング回路で、その各判別回路80,81及び
82は第14図Aに示す如き入出力特性を有して
おり、入力レベルの絶対値が第1の所定値|E1
|以下のとき出力レベルが0、第1の所定値|
E1|を越えるとき1となる。そして信号S″i2,
S″i3及びS″i4のレベルの絶対値が第1の絶対値|
E1|以下のときはゲート回路86,87及び8
8が閉じられ、|E1|を越えるときは開かれて
信号S″i2,S″i3及びS″i4が通過するようになされ
ている。 次に制御回路102について説明する。94,
95,98,100,105,106,110,
111及び112は信号のタイミングを揃えるた
めの遅延回路で、その遅延量はいずれもTであ
る。 信号S″i2,S″i3及びS″i4は夫々遅延回路10
5,94及び95に供給される。遅延回路94及
び95よりの信号S″i3及びS″i4が比較回路96に
供給されてレベルの絶対値が比較されると共に、
切換回路97に供給される。比較回路96は信号
S″i3のレベルの絶対値が信号S″i4のレベルの絶対
値より大のとき出力1が、しからざるとき出力0
が得られるようになされ、出力1が得られたとき
は信号S″i3を、出力0が得られたときは信号S″i4
を出力するように切換回路97を制御している。
更に、遅延回路98より得られた切換回路97の
出力と遅延回路105及び106を通じて得られ
た信号S″i2とが比較回路99に供給されて比較さ
れる。比較回路99は信号S″i2のレベルの絶対値
が切換回路97の出力信号のレベルの絶対値より
大の出力1が、しからざるとき出力0が得られる
ようになされている。遅延回路105,94及び
95よりの信号S″i2,S″i3及びS″i4は判別回路1
07,108及び109に供給される。之等判別
回路107,108及び109は第14図Bに示
す如き入出力特性を有しており、入力レベルの絶
対値が第2の所定値|E2|(<|E1|)以下の
ときは出力レベルが0、第2の所定値|E2|を
越えるとき1となる。判別回路107,108及
び109の出力は夫々遅延回路110,111及
び112に供給される。 そして、遅延回路83′,84′及び85′を通
じて得られた判別回路80,81及び82の出力
L1,L2及びL3ならびに比較回路99の出力L4及
び遅延回路100を通じて得られた比較回路96
の出力L5、遅延回路110,111及び112
の出力L6,L7及びL8が論理演算回路101に供
給され、之より得られた出力K1,K2及びK3が制
御信号としてゲート回路86,87及び88に供
給される。この論理演算回路101の真理値表を
次に表2として示す。 ただし、表2において「−」は0でも1でもよ
いことを意味する。
【表】
【表】
この場合、信号K1,K2及びK3が1であるとき
は、ゲート回路86,87及び88は開かれる。 かくして第13図の雑音除去回路では、非線形
回路59,60及び61に供給される直交変換回
路3の出力信号S″i2,S″i3及びS″i4のうちそのレ
ベルの絶対値が第1の所定値|E1|以下の出力
信号は逆変換回路5に供給されないで入力映像信
号から除去されると共に信号S″i2,S″i3及びS″i4
の全べてのレベルの絶対値が上記第1の所定値|
E1|以下で第2の所定値|E2|以上のときは信
号S″i2,S″i3及びS″i4のうちそのレベルの絶対値
が最大の信号は逆変換回路5に供給されて入力映
像信号から除去されないようになされる。尚、こ
の第13図の雑音除去回路においてもノイズキヤ
ンセラー形が可能である。 上述せる第1及び第2の本発明によれば、入力
映像信号が供給される直列・並列変換回路と、こ
の直列・並列変換回路の出力が供給される直交変
換回路と、この直交変換回路の出力が供給される
非線形回路と、この非線形回路の出力が供給され
る逆変換回路と、この逆変換回路の出力が供給さ
れる並列・直列変換回路とを有し、並列・直列変
換回路の出力又はこの出力を入力映像信号から差
し引いた出力を雑音の除去された出力映像信号と
するようにした雑音除去回路に於て、細かい縞模
様のパターンの解像度の低下が少なく且つ有効に
雑音を除去することのできるものを得ることがで
きる。 第2の本発明によれば第1の本発明に比し輝度
変化あるいは色度変化の極く少ない平坦な画面の
映像信号に於ける雑音をより有効に除去すること
ができる。
は、ゲート回路86,87及び88は開かれる。 かくして第13図の雑音除去回路では、非線形
回路59,60及び61に供給される直交変換回
路3の出力信号S″i2,S″i3及びS″i4のうちそのレ
ベルの絶対値が第1の所定値|E1|以下の出力
信号は逆変換回路5に供給されないで入力映像信
号から除去されると共に信号S″i2,S″i3及びS″i4
の全べてのレベルの絶対値が上記第1の所定値|
E1|以下で第2の所定値|E2|以上のときは信
号S″i2,S″i3及びS″i4のうちそのレベルの絶対値
が最大の信号は逆変換回路5に供給されて入力映
像信号から除去されないようになされる。尚、こ
の第13図の雑音除去回路においてもノイズキヤ
ンセラー形が可能である。 上述せる第1及び第2の本発明によれば、入力
映像信号が供給される直列・並列変換回路と、こ
の直列・並列変換回路の出力が供給される直交変
換回路と、この直交変換回路の出力が供給される
非線形回路と、この非線形回路の出力が供給され
る逆変換回路と、この逆変換回路の出力が供給さ
れる並列・直列変換回路とを有し、並列・直列変
換回路の出力又はこの出力を入力映像信号から差
し引いた出力を雑音の除去された出力映像信号と
するようにした雑音除去回路に於て、細かい縞模
様のパターンの解像度の低下が少なく且つ有効に
雑音を除去することのできるものを得ることがで
きる。 第2の本発明によれば第1の本発明に比し輝度
変化あるいは色度変化の極く少ない平坦な画面の
映像信号に於ける雑音をより有効に除去すること
ができる。
第1図は本出願人が先に提案した雑音除去回路
の一例を示すブロツク線図、第2図、第3図及び
第4図は第1図の各部を示すブロツク線図、第5
図は説明図、第6図は第1図の一部を示すブロツ
ク線図、第7図は特性曲線図、第8図は本出願人
が先に提案した雑音除去回路の他の例を示すブロ
ツク線図、第9図は特性曲線図、第10図は本発
明の一実施例を示すブロツク線図、第11図は特
性曲線図、第12図及び第13図は本発明の他の
実施例を示すブロツク線図、第14図は特性曲線
図である。 1は入力端子、2は直列・並列変換回路、3は
直交変換回路、4は非線形回路、5は逆変換回
路、6は並列・直列変換回路、59,60及び6
1は非線形回路、102は制御回路である。
の一例を示すブロツク線図、第2図、第3図及び
第4図は第1図の各部を示すブロツク線図、第5
図は説明図、第6図は第1図の一部を示すブロツ
ク線図、第7図は特性曲線図、第8図は本出願人
が先に提案した雑音除去回路の他の例を示すブロ
ツク線図、第9図は特性曲線図、第10図は本発
明の一実施例を示すブロツク線図、第11図は特
性曲線図、第12図及び第13図は本発明の他の
実施例を示すブロツク線図、第14図は特性曲線
図である。 1は入力端子、2は直列・並列変換回路、3は
直交変換回路、4は非線形回路、5は逆変換回
路、6は並列・直列変換回路、59,60及び6
1は非線形回路、102は制御回路である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入力映像信号が供給される直交変換回路と、
該直交変換回路の出力が供給される複数の非線形
回路と、該複数の非線形回路の出力が供給される
逆変換回路と、上記複数の非線形回路を制御する
制御回路とを有し、上記逆変換回路の出力又は該
出力を上記入力映像信号から差し引いた出力を雑
音の除去された出力映像信号とし、上記複数の非
線形回路に供給される上記直交変換回路の複数の
出力信号のうちそのレベルの絶対値が所定値以下
の出力信号は上記入力映像信号から除去されると
共に該複数の出力信号の全べてのレベルの絶対値
が上記所定値以下のときは該複数の出力信号のう
ち少なくともそのレベルの絶対値が最大の出力信
号は上記入力映像信号から除去されないようにし
たことを特徴とする雑音除去回路。 2 入力映像信号が供給される直交変換回路と、
該直交変換回路の出力が供給される複数の非線形
回路と、該複数の非線形回路の出力が供給される
逆変換回路と、上記複数の非線形回路を制御する
制御回路とを有し、上記逆変換回路の出力又は該
出力を上記入力映像信号から差し引いた出力を雑
音の除去された出力映像信号とし、上記複数の非
線形回路に供給される上記直交変換回路の複数の
出力信号のうち、そのレベルの絶対値が第1の所
定値以下の出力信号は上記入力映像信号から除去
されると共に該複数の出力信号の全べてのレベル
の絶対値が上記第1の所定値以下で第2の所定値
以上のときは該複数の出力信号のうち少なくとも
そのレベルの絶対値が最大の出力信号は上記入力
映像信号から除去されないようにしたことを特徴
とする雑音除去回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5682577A JPS53141535A (en) | 1977-05-17 | 1977-05-17 | Noise eliminator circuit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5682577A JPS53141535A (en) | 1977-05-17 | 1977-05-17 | Noise eliminator circuit |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53141535A JPS53141535A (en) | 1978-12-09 |
| JPS624910B2 true JPS624910B2 (ja) | 1987-02-02 |
Family
ID=13038146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5682577A Granted JPS53141535A (en) | 1977-05-17 | 1977-05-17 | Noise eliminator circuit |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS53141535A (ja) |
-
1977
- 1977-05-17 JP JP5682577A patent/JPS53141535A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53141535A (en) | 1978-12-09 |
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