JPS6251453A - インキ装置 - Google Patents

インキ装置

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Publication number
JPS6251453A
JPS6251453A JP19249885A JP19249885A JPS6251453A JP S6251453 A JPS6251453 A JP S6251453A JP 19249885 A JP19249885 A JP 19249885A JP 19249885 A JP19249885 A JP 19249885A JP S6251453 A JPS6251453 A JP S6251453A
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JP
Japan
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roller
ink
inking
doctor blade
inking unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP19249885A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Inoue
井上 良規
Minoru Ueda
稔 植田
Kousuke Yotsutsuka
浩介 四塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPS6251453A publication Critical patent/JPS6251453A/ja
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、印刷機の版胴に巻き付けられた版上にイン
キ着けを行うためのインキ装置に関し、特にインキ着け
ローラ表面上に、幅方向にわたり均一な厚みをもつイン
キ膜を形成できるようにしたインキ装置。に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来のオフセット印刷機に使用されるインキ装置として
、例えば第20図に示すように、インキ着けローラ50
の表面にドクターブレード51の刃先51aを押当てて
、そのローラ50を矢符E方向に回転させながらブレー
ド刃先51aの押込量を調節することにより、インキ着
けローラ50上に形成されるインキ膜52の厚み(言い
換えれば印刷濃度)を調整するようにしたものが存在す
る。この種のインキ装置においては、従来より、インキ
着けローラ50として、第21図に示すように、金属性
ローラ軸53上にゴム層54を一層だけ巻き付けた一層
ローラが用いられている。
ところが、上記のような一層構造のインキ着けローラ5
0を使用した場合には、第20図に示すように、ドクタ
ーブレード51の押込によるローラ50の変形がブレー
ド押込部付近に集中し、言い換えればローラ50はブレ
ード押込部付近のみ大きく凹むため、インキ膜52の安
定した厚み調整が困難となり、ローラ軸方向(幅方向)
にそってインキ膜に厚みムラが生じるという問題を有し
ていた。
(発明の目的) この発明は、上記問題を解決するためになされたもので
、インキ着けローラ表面に、幅方向に沿って均一な厚み
のインキ膜を形成できて、安定したインキ濃度調整が可
能となるインキ装置を提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段) この発明のインキ装置は、上記目的を達成するために、
ドクターブレードが押付けられる弾性インキ着けローラ
を、表面側の層ほど内部の層よりも硬度が大きく設定さ
れた複層構造に仕上げている。
(実施例) この発明のインキ装置について、以下に述べる印刷機を
例に挙げて説明する。
A、印刷機の全 第1図は、連続紙の印刷を可能とした多色刷オフセット
印刷機の概略断面図を示す。同図に示すように、印刷機
本体1の略中央部にブランケット胴2が配設され、この
ブランケット胴2の上部後方位置と下部後方位置に、ブ
ランケット胴2に対し離着用自在な版WA3.4がそれ
ぞれ配設される。
これら版胴3.4の後方位置には、対応する版胴3.4
への自動給排版を可能とする給排版ユニット5,6と、
対応する版胴3,4に巻付けられた版にインキ着けを行
なうためのインキングユニット7.8がそれぞれ着脱自
在に取付けられ、かつ各給排版ユニット5.6に給排版
トレイ9.10が着脱自在に取付けられる。
一方、ブランケット胴2の下部前方位置には、ブランケ
ット胴2に対し離着用自在な圧胴11が配設され、この
圧胴11の下部後方位置と前方位置に、圧胴11とブラ
ンケット胴2間に通される連続紙12の紙送りを制御す
るためのビンフィードトラクタ13と吸引コンベア14
がそれぞれ配設される。これらピンフィードトラクタ1
3と吸引コンベア14は、圧胴11とブランケット胴2
の離着胴のタイミングに関連させて、連続紙12の紙送
りを間欠歩進するように制御して、連続紙12に印刷が
行なわれるように構成される。また、印刷機本体1の前
方位置には、印刷処理した連続紙12を交互に折畳むよ
うにして収容するための撮りガイド15と昇降自在な連
続紙受は台16とを有する折たたみ1117が配置され
ている。さらに圧胴11の下方には、圧胴表面の汚れを
除去するための圧胴洗浄ユニット29が配設されている
また、ブランケット胴2の上部前方位置には、ブランケ
ット洗浄時において、ブランケット胴2に洗浄液を供給
するための洗浄液供給ユニット18と、その洗浄液を拭
き取るための払拭ユニット19がそれぞれ着脱自在に取
付けられている。
印刷機本体1の下部スペースにはメインモータ20が設
置され、ブランケットW42および吸引コンベア14は
例えばベルト等を介してメインモータ20により駆動さ
れるとともに、ブランケット胴2と版胴3,4および圧
胴11とはこれら冬用の一方端部において噛合するよう
配設されたギヤにより機構的に連動されて、メインモー
タ20による駆動系統をなしている。残りの機構部分に
は必要に応じて例えばパルスモータヤソレノイドなどの
駆動装置ないしはアクチュエータが取付けられ、これら
駆動系統の駆動タイミングを制御するための情報入力手
段としてセンサおよびスイッチ類が所定必要箇所に適宜
装着しである。
第2図はこの印刷機に用いられる制御システムの概略を
図示したものであり、マイクロプロセッサ21は制御バ
ス22および各制御部23を介して外部装@24〜28
と接続されている。システムプログラムは例えば70ツ
ピデイスク等の外部記憶装置24に収容されており、シ
ステム起動の当初にマイクロプロセッサ21に与えられ
る。オペレータは印刷機本体の例えば側面位置などに設
  ゛けられたオペレーションパネル25を通じて指令
を与え、マイクロプロセッサ21はセンサおよびスイッ
チ類26.27から必要な情報を取込んでシステムプロ
グラムに従ってモータやソレノイドなどの駆動系28を
適宜動作させる。
以下に、インキング関係の構成、動作等について説明す
る。
B、インキング関係 (a)構成 (1)インキングユニットの構成 第3図にインキングユニット7を示す。同図において、
図(a)はインキングユニットの正面図、図(b)は同
じく平面図、図(C)は同じく右側面図、図(d)は同
じく断面図、図(e)は同じく左側面図、図(f)はそ
の平面断面図を示す。
このインキングユニット7は、左右フレーム701.7
02 (同図(a)、(b))の相対向する側板701
a、702C間に連結軸703.704(同図(d))
を掛は渡して枠組が構成される。左右フレーム701,
702には、側板701a、702aの上端に、両外側
方へ向けてレール片701b、702bが突設されると
ともに、側板701a、702aの前端に、両外側方へ
向けて係止片701c、702cが突設される。また、
側板701a、702aの後端上部には、インキングユ
ニット離着胴駆動レバー(後述する)を係合するために
斜め下部前方へ向けて切込まれた切欠き701d、70
2d (同図(d)、(e))が設けられ、また側板7
01a、702aの後端下部は、版胴3の外径に対応し
て円弧部701e、702eに仕上げられる。係止片7
01C。
702Cの前面側には、把手705とユニット取付ねじ
706a、706bがそれぞれ取付けられ、係止片70
2Cの裏面側には、取付金具707を介してコネクタ7
08が取付けられる。また、側板702aの外面にはド
クターブレード押込量制御用のパルスモータ709が取
付けられ、このパルスモータ709がコード(図示省略
)を介して上記コネクタ708に接続される。
左右フレーム701,702間には、第3図(d)に示
すように、ゴム製インキ着けローラ710、金属製練り
ローラ711.712.ゴム製補助インキ着けO−ラフ
13.ドクターブレード714および偏心ローラ715
が配される。
インキ着けロー5710は、そのローラ軸710aの両
端を、側板701a、702aの所定位置に取付けられ
た軸受716に回転自在に支持されており、そのローラ
軸710aの右端にインキングギヤ717とインキ着け
ローラ逆転防止機構718が配設されるとともに、ロー
ラ軸710aの右端延長部710bと左端延長部710
Cに、軸間距離規制用ベアリング719がそれぞれ取付
けられる。このインキ着けローラ710は、ドクターブ
レード714の押込時に受けるローラの変形が局部に集
中しないように、外層710d(第3図(d)参照)が
硬(、内Fi!!710eが柔かいゴムから成る2層ロ
ーラに仕上げられている。
第4図(a)、(b)は、インキ着けローラ逆転防止機
構718の詳細図を示す。同図に示すように、インキン
グギヤ717がローラ軸710aに回転自在に取付けら
れ、爪型720がローラ軸710aに回り止め状態で連
結される。インキングギヤ717の外側面には、爪型7
20を取り囲むように3個の支点ビン722が立設され
、各支点ビン722に、先端部がまわり止めラチIツト
爪723aから成るアーム723がそれぞれ回転自在に
連結される。アーム723の先端部には、ばね受は部材
724が固定ビン724aにより立設され、隣接するア
ーム723のばね受は部材724間に引張コイルばね7
26がそれぞれ取り付けられ、これにより各アーム72
3が支点ビン722を支点として内方向に回転付勢され
て、アーム723の爪部723aが爪型720に係合さ
れる。
この逆転防止機構718は、印刷時において、インキン
グギヤ717がこれと噛合する版胴ギヤ(後述する)に
より第4図(a)の左回り方向(正方向)へ回転駆動さ
れたときに、アーム723の爪部723aを爪型720
に噛み合わせて、インキングギヤ717の回転をローラ
軸710aに伝達し、インキ着けローラ710を正方向
に回転させる。一方、印刷解除時において、インキング
ギヤ717が外部からの手動操作で第4図(a)の右回
り方向へ回転駆動されたときは、アーム723の爪部7
23aと爪型720との噛合を解き、言い換えればイン
キングギヤ717を風車720に対し空回りさせて、イ
ンキングギヤ717の回転がO−ラ軸710aに伝達さ
れるのを防止し、インキ着けローラ710を停止状態に
保つ。すなわち、この逆転防止機構718は、印刷時に
おいては、インキングギヤ717の回転をインキ着けロ
ーラ710に伝達する作用を果たし、印刷解除時におい
ては、イン#着けローラ710の逆転を防止する機能を
果たす。
再び第3図に戻って、練りローラ711は、そのローラ
軸711aの両端を、側板701a、702aに取付け
られた軸受727(第3図〈C)。
(f))に回転自在でかつローラ軸方向に揺動自在に支
持されており、同様に、他の練りローラ712も、その
ローラ軸712aの両端を、側板701a、70’2a
に取付けられた軸受728に回転自在でかつローラ軸方
向に揺動自在に支持される。
これら練りローラ711,712のローラ軸方向への揺
動は、インキ着けローラ710の回転に連動して行なわ
れる。その機構はつぎのとおりである。すなわち、第3
図(e)、(f)に示すように、練りローラ711.7
12の左端に、溝付カム729,730がそれぞれ取付
けられる。一方、インキ着けローラ710のローラ軸7
10aの左端にギヤ731が取付けられ、このギヤ73
1と噛合するギヤ732を有するカム733が、側板7
01 aに突設した支点ビン734′を支点として回転
自在に保持される。カム733には、その外周部にカム
軸方向に対し傾斜した周溝733aが形成される。そし
て、カム733の周溝733aと、カム729.730
の周溝729a。
730a間に、カムフォロワ734.−735がそれぞ
れ掛は渡すようにして取付けられ、これらカムフォロワ
734.735の中央部が、側板701aに支持された
軸受736.737にそれぞれ回転自在に支持される。
この揺動機構によれば、インキ着けローラ710が回転
駆動されると、ギヤ731,732を介してカム733
が回転し、このカム733の回転に伴い、周溝733a
の作用で、カムフォロア734.735が軸受736.
737を支点に揺動してカム729,730をローラ軸
方向に揺動させ、これにより練りローラ711,712
がローラ軸方向に揺動駆動される。
一方、練りローラ711.712を支持するための軸受
727.728 (第3図(c)、(f))は、それぞ
れボルト738.739を支点として回転自在に側板7
01a、702aに取付けられ、これら軸受727,7
28が、それぞれリンク740.741を介して、作動
レバー742と連結される。この作動レバー742は、
支点ビン743を支点として側板701a、702aに
回転自在に取付けられ、かつその上端が、レール片70
1b、702bに設けられたスリット744(第3 (
b) )に下方より貫通してレール片701b。
702bの上方に突出し、その突出上端にばね係止凹部
742aが形成される。
このばね係止凹部742aを第3図(C)の左方へ押し
込むと、作動レバー742が支点ビン743を支点とし
て左方へ倒れ、リンク740を介して軸受727がボル
ト738を支点に左回り方向に回転して、練りローラ7
11の周胴部が、インキ着けローラ710の周胴部と、
補助インキ着けローラ713の周胴部に押し付けられる
。同時に、リンク741を介して軸受728がボルト7
39を支点に右回り方向に回転されて、練りローラ71
2の周胴部がインキ着けローラ710の周胴部に押し付
けられる。印刷時には、上記の押付状態で、練りローラ
711.712が、インキ着けローラ710の回転に伴
ってローラ軸方向へ揺動しながら回転して、インキ着け
ローラ710上のインキ膜厚を均一化する作用を果たす
。上記の押付状態で、ばね係止凹部742aの押し込み
を解除すると、インキ着けローラ710のゴムの弾性力
で練りローラ711,712が元の位置に押し戻され、
練りローラ711,712のインキ着けローラ710に
対する押付力が解除される。
補助インキ着けローラ713は、そのローラ軸713a
 (第3図(C)、(e))の両端を、側板7018.
702aの所定位置に取付けられた軸受745に回転自
在に支持されている。この補助インキ着けローラ713
は、その周胴部を練りローラ711の周胴部に対接して
おり、インキ着けローラ710上のインキを、練りロー
ラ711を介して補助インキ着けローラ713に転移す
るように構成されている。
ドクターブレード714は、第3図(d)の左右方向へ
進退自在となるように、両端をフレーム側板701a、
702aに取付けたピボット軸受746(第3図(a)
)により支持されており、このドクターブレード714
の前面と、インキ着けローラ710の上面とで囲まれる
空間が、インキ溜め空間747とされる。フレーム側板
7018.702a間に掛は渡された連結軸704には
、一対の支持金具748が左右方向に所定間隔をあけて
取付けられ、これら支持金具748に一対の偏心ローラ
715が左右方向に所定間隔をあけて保持される。
偏心ローラ715は、第3図(a)、(b)に示すよう
に、内輪715aの外周部にボール715bを介して外
輪715Cを回転自在に取付けたベアリング構造を有し
、両偏心ローラ715の内輪715a相互が連結軸74
9により連結される。
この場合、内輪715a、外輪715c、連結軸749
の回転中心は、相互に一致するように構成される。また
、両偏心ローラ715の内輪715aの外側面には回転
駆動軸750が連結される。
この回転駆動軸750の軸心は、偏心ローラ715およ
び連結軸749の回転中心に対し偏心しており、この回
転駆動軸750が、支持金具748に設けられた軸受7
51に回転自在に保持される。
この回転駆動軸750の回転駆動は、去の右端に軸継手
752を介して連結されたパルスモータ709により行
われる。
上記パルスモータ709により回転駆動軸750を第3
図(d)の左回り方向に所定範囲内で回転駆動すれば、
偏心ローラ715の内輪715aが回転駆動軸750の
回転中心に対し同じく左回り方向に偏心回転し、この偏
心回転に伴い、偏心ローラ715の外輪715Cが、そ
の外周面をドクターブレード714の背面に圧接して回
転を規制されながらその中心位置を偏心移動させ、ドク
ターブレード714が第3図(d)の左方向へ押し込ま
れる。逆に、回転駆動軸750を第3図(d)の右回り
方向に所定範囲内で回転駆動すれば、上記と逆に偏心ロ
ーラ715の外輪715Cが第3図(d)の右方向へ移
動し、ドクターブレード714は、インキ着けローラ7
10のゴムの弾性力により、背面を押込部材715に押
付けられた状態で第3図(d)の右方向へ押し戻される
そこで、パルスモータ709により、回転駆動軸750
の回転量を制御すれば、ドクターブレード714のイン
キ着けローラ710に対する押込量を調整することが可
能となり、この実施例では、電子制御(その詳細は後述
する)によりドクターブレード714の押込量を制御す
るように構成している。
第5図は、ドクターブレード714の押込量制御に必要
な機構を示したインキングユニット7の要部断面図およ
び要部正面図である。同図に示すように、回転駆動軸7
50に、原点検出用カム753と押込限界検出用カム7
54が取付けられ、これらカム753,754により作
動される原点検出用リミットスイッチ755と押込限界
検出用リミットスイッチ756が、取付金具757を介
して支持金具748に取付けられる。これらリミットス
イッチ755.756は、第3図(b)に示すコネクタ
708に電気的に接続されている。
(2)インキングユニットの取付側の構成つぎに、イン
キングユニット7を取付ける側の構成について説明する
。第6図はインキングユニット7を取付ける前の印刷機
本体1の背面図を示し、第7図は第6図の■−■線断面
図を示す。
まず、版胴3はその右端に版胴ギヤ301を固定し、こ
の版113と版胴ギヤ301が版胴支軸302に回転自
在に保持される。版胴支軸302は、その両端に、第8
図に示すように、版胴支軸302の軸心302aに対し
偏心した回転中心303aをもつ偏心軸303が設けら
れ、これら偏心軸303が、印刷機本体1の左右側板1
01,102に取付けられた軸受304に回転自在に保
持される。この版胴3の回転駆動は、版胴ギヤ301を
、ブランケット胴2の右端に設けられたブランケット胴
ギヤ(図示省略)に噛合することにより行なわれ、また
、版胴3のブランケット胴2に対する離着用は、上記偏
心軸303を、例えばパルスモータ等を用いて、一定角
度内で正逆回転駆動することにより行なわれる。
版胴3の両側方には、一対の軸間距離規制部材305が
配設される。軸間距離規制部材305は、その下端を版
胴支軸302に回転自在に保持され、上端には、インキ
ングユニット7の軸間距離規制ベアリング719を保持
するためのベアリング保持凹部305aが形成される。
また、軸間距離規制部材305は、略中間位置に位置決
めビン挿通穴305bが形成され、この位置決めビン挿
通穴305bに、左右側板101.102の内側面に突
設された位置決めビン103が貫通されて、一定姿勢を
保持するように構成される。この場合、位置決めビン挿
通穴305bの穴径を位置決めビン103の軸径よりも
大きく設定して、版胴支軸302の偏心回転に伴う版胴
3の離着用動作を妨げないように構成されている。
一方、左右側板101.102の内側面には、インキン
グユニット7の装着ガイドとして機能するレール受片1
04.105が相対向する位置に取付けられる。レール
受片105の上面位置には、第9図に示すように、ねじ
りコイルばね106がねじ107により取付けられ、そ
のばね先端106aが、インキングユニット7の装着時
において作動レバー742と係合する位置に配設される
レール受片104の上面位置にも、同様にして、ねじり
コイルばね108が取付けられる。また、レール受片1
04.105の上面前端には、係止部材109が取付け
られ、その切欠部下面109aでインキングユニット7
のレール片701b。
702bの後端上面を係合することによりインキングユ
ニット7を引出状態で保持可能とする。
また、左右側板101.102の内側面には、一対のイ
ンキングユニット支持アーム110.111がボルト1
12を支点として回転自在に取付けられ、これら支持ア
ーム110.111の回転範囲が、左右側板101,1
02の内側面に突設された回転規制部材113により、
インキングユニット7の離着If111J作に支障をき
たさない一定範囲内に規制される。また、ボルト112
の位置、言い換えれば支持アーム110.111の回転
中心が、第7図に示す圧力角α(この実施例では14.
50’ )よりも内方に配置され、これにより、インキ
ングユニット7の装着時において、版胴ギヤ301の回
転駆動により、インキングギヤ717が版胴ギヤ301
と噛み合う方向へ付勢されるように構成される。これら
支持アーム110.111の前面には、インキングユニ
ット7のユニット取付ねじ706a、706bに対応し
たねじ穴114が形成される。また支持アーム111に
は、ねじ穴114の上方位置に、インキングユニット7
の装着完了を検知するためのリミットスイッチ115が
取付けられるとともに、取付金具116を介してコネク
タ117が取付けられる。このコネクタ117は、第2
図の制御部23を介してマイクロプロセッサ21に接続
される。
一方、レール受片104.105の後方位置には、イン
キングユニット7の離着用動作を行うための一対の離着
胴駆動レバー118が左右方向に所定間隔をあけて配設
される。これら離着胴駆動レバー118は、その先端に
インキングユニット7の切欠き701d、702dへ係
合可能なベアリング118aを配して、基端部が駆動軸
119に固定され、その駆動軸119が、その両端を、
左右側板101.102に取付けられた軸受120に回
転自在に保持される。この駆動軸119の右端には、右
側板102の外方において第10図に示すリンク121
が連結され、このリンク121を右回り方向に回転付勢
するためのばね122が、リンク121の一端と右側板
102間に掛は渡されるとともに、リンク121を左回
り方向へ回転駆動するためのソレノイド123が右側板
102に固定されて、このソレノイド123とリンり1
21の他端がばね124により連結される。
また、リンク121の回転範囲を規制するためのストッ
パ125が右側板102に取付けられる。
このソレノイド123に通電が行なわれると、リンク1
21が第10図の左回り方向へ回転駆動され、これに伴
い離着用レバー118も第7図の左回り方向へ回転駆動
されてインキングユニット7を管胴作動する位置にセッ
トされる。ついで、ソレノイド123への通電が解除さ
れると、ばね122の付勢力でリンク121が第10図
の右回り方向へ回転復帰し、これに伴い離着用レバー1
18も右回り方向に回転してインキングユニット7を離
調作動する位置に復帰する。
(b)インキングユニットの装着作業 つぎに、インキングユニット7を印刷機本体1に装着す
る手順を説明する。この装着け、印刷機本体1内の多胴
が離胴状態で行なわれる。すなわち、版胴3はブランケ
ット胴2に対し離調状態にあり、インキングユニット7
を離着胴駆動するための離着用レバー118も、離調作
動位置(第7図の右回り回転位置)にある。
インキングユニット7の装着を行うには、両手で把手7
05を持ってインキングユニット7を持ち上げ、インキ
ングユニット7のレール片701b、702bの後端を
、印刷機本体1のレール受、片104,105の前端に
係載して、レール片701b、702bをレール受片1
04.105に沿って滑らすようにして、印刷機本体1
の奥へ押し込む。インキングユニット7が印刷機本体1
の奥まで押し込まれると、第11図に示すように、離着
用レバー118のベアリング118aがインキングユニ
ット7の切欠き701d、702dに係合してインキン
グユニット7の後端−が少し上方へ持ち上げられ、これ
によりレール片701b。
702bの後端がレール受片104.105から浮き上
がる。ついで、インキングユニット7の取付ねじ706
a、706bを、インキングユニット支持アーム110
.111のねじ穴114に締め付は固定すると、インキ
ングユニット7の係止片701C,702cがボルト1
12を支点として少し上方へ持ち上げられるようにして
支持アーム110.111側へ引き寄せられ、これによ
りレール片701b、702bの前端もレール受片10
4、.105から浮き上がる。こうして、レール片70
1b、702bがレール受片104,105の上方位置
に離れて配置されることにより、次に行われるインキン
グユニット7の着用動作が可能となる。
こうしてインキングユニット7の装着が行なわれると、
リミットスイッチ115が係止片702Cにより押され
てオンとなり、インキングユニット装着検知信号がマイ
クロプロセッサ21(第2図)へ出力される。また、イ
ンキングユニット7に取付けられたコネクタ708が、
支持アーム111に取付けられたコネクタ117と接続
されて、インキングユニット7のモータやスイッチ類が
マイクロプロセッサ21(第2図)と電気的に接続され
る。また、インキングユニット7の両側に設けられた作
動レバー742が、レール受片104゜105側に設け
られたばね106.108に押されて第11図(a)、
の左回り方向に倒伏するように回転され、既述したリン
ク機構を介して練りロー5711.712がインキ着け
ロー5710に所定圧で押付けられる。また、インキン
グギヤ717が版胴ギヤ301に噛合し、軸間距離規制
ベアリング719が軸間距離規制部材305のベアリン
グ保持凹部305aの上方位置に対向配置される。
インキングユニット7の取外しは、装着の場合と逆の手
順で行なえばよい。インキングユニット7を取外すと、
コネクタ708と117の接続が解除され、リミットス
イッチ115がオフとなり、    ゛作動レバー74
2が起立姿勢に復帰して練りローラ711,712のイ
ンヤ着けローラ710への押付力が解除される。
インキングユニット8は、インキングユニット7と同一
に構成され、その着脱作業もインキングユニット7の場
合と同様にして行われる。
(C)動作 (イ)インキングユニットの離着胴動作印刷機本体1に
装着されたインキングユニット7は、給排版時やブラン
ケット胴洗浄時等においては、インキ着けローラ710
を版胴3から離調させる必要があり、逆に、印刷時にお
いては、インキ着けローラ710を版胴3に着用させる
必要がある。
このようなインキングユニット7の離着用動作は、イン
キングユニット7の切欠き701d、702dに係合し
た離着胴駆動レバー118を、第10図に示すソレノイ
ド123により回転制御することにより行なわれる。す
なわち、インキングユニット7を着用させるには、ソレ
ノイド123に通電を行なう。これにより、リンク12
1が第10菌属回り方向に回転し、レバー118が同じ
く第11図(a)の左回り方向に回転して、インキング
ユニット7が支持アーム110.111のボルト112
を支点に第11図(a)の右回り方向に回転し、インキ
着けローラ710と補助インキ着けローラ713が版胴
3に巻かれた版(図示省略)上に着用される。この場合
、インキングユニット7の軸間距離規制ベアリング71
9が、軸間距離規制部材305のベアリング保持凹部3
05aに係止されて、インキ着けローラ710のローラ
軸710aと版胴支軸302との軸間距離が一定距離に
保たれ、これにより印刷時における、インキ着けローラ
710と版胴3とのニップ幅がインキ転写に最適な一定
値に保たれる。インキングユニット7を離調動作させる
には、第10図に示すソレノイド123への通電を解除
すればよい。
ソレノイド123への通電が解除されると、第11図に
示すレバー118が右回り方向に回転して上記と逆の動
作でインキングユニット7が版胴3から雌用される。
インキングユニット8(第1図)の版胴4への離着用動
作も、インキングユニット7の場合と同様にして行なわ
れる。
(ロ)インキングユニットの定常印刷動作定常印刷は、
インキングユニット7(インキングユニット8の場合も
同様)を版胴3に着用した状態で行なわれる。この定常
印刷時においては、第12図に示すように、版胴3が左
回り方向に回転駆動されるため、版胴ギヤ301(第1
1図)に噛合したインキングギヤ717を介して、イン
キ着けローラ710が第12図の右回り方向(正方向)
に回転駆動され、このインキ着けローラ710の回転に
より、練りローラ711.712が軸方向に揺動しなが
ら左回り方向に回転して、補助インキ着けローラ713
が右回り方向に回転駆動される。
これにより、インキ着けローラ710の周胴部表面にお
けるドクターブレード714の通過直後の領域には、イ
ンキ溜め空間747に収容されたインキ758により、
ドクターブレード714の刃先714aの押込量に応じ
た膜厚のインキ膜が形成され、このインキ膜の膜厚が軸
方向に揺動する練りローラ711により均一にされた後
、版胴3に巻き付けられた版の画線部分に着肉される。
着肉し残されたインキ着けローラ710上のインキは、
再び、練りローラ712により膜厚が均一化され、補助
インキ着けローラ713を介して版胴3上の版に再度着
肉される。なお、練りローラ712への転移も行なわれ
なかったインキは、インキ溜め空間747内に回収され
て、次回の印刷に再利用される。
(ハ)ドクターブレード押込量制御動作つぎに、ドクタ
ーブレード714の押込量制御動作について説明する。
第13図は、偏心ローラ715の偏心回転に伴う、ドク
ターブレード714の押込動作を示す図である。同図(
a)は、押込動作前の状態を示す。この状態から、偏心
ローラ715が左回り方向へ偏心回転すると、同図(b
)の回転位置でドクターブレード714がインキ着けロ
ーラ710にキスタッチし、ついで回転量が増すにつれ
てインキ着けローラ710への押込量が徐々に増大され
て(同図(C)参照)、同図(d)の回転位置で所定の
押込み限界位置まで押込まれる。さらに、偏心回転を続
けると、同図(e)に示すようにインキ着けローラ71
0への押込量は最大押込量に達する。
以上、押込動作の原理を説明したが、上記の実施例にお
いては、同図(b)から同図(d)の範囲内で押込動作
が行なわれるように、マイクロプロセッサ21(第2図
)により制御される。そのために、同図(b)の回転位
置が原点位置に設定され、同図(d)の回転位置が押込
み限界点に設定される。そして、上記原点位Uと押込み
限界点を検出するためのセンサ、すなわち原点検出用リ
ミットスイッチ755と押込限界検出用リミットスイッ
チ756が、第5図に示すように回転駆動軸750に対
向する位置に取付けられるとともに、これらリミットス
イッチ755.756を作動するための原点検出用カム
753と押込限界検出用カム754が、回転駆動軸75
0に取付けられる。
この場合、原点検出用リミットスイッチ755は、第1
3図(a)〜(b)の回転範囲内でのみオンとなり、押
込限界検出用リミットスイッチ756は、第13図(d
)〜(e)の回転範囲内でのみオンとなるように構成さ
れる。第14図は、上記リミットスイッチ755.75
6の動作状態と、ブレードの押込みの状態との関係を示
した図である。なお、既述したように、回転駆動軸75
0、言い換えれば偏心ローラ715の回転駆動は、マイ
クロプロセッサ21(第2図)により制御されるパルス
モータ709(第3図(b))により行なわれる。
第15図は、インキングユニット7(インキングユニッ
ト8の場合も同様)を装着した場合に行なわれる、マイ
クロプロセッサ21(第2図)による押込量制御動作を
示すフローチャートである。
インキングユニット7が装着されると、まずステップS
1において、原点検出用リミットスイッチ755が「オ
ン」か否かが判断される。今、仮に、偏心ローラ715
が第13図(a) 〜’(b)(7)範囲内の回転位置
にあるとすると、第14図に示すように原点検出用リミ
ットスイッチ755は「オン」となっているため、ステ
ップS2に進み、パルスモータ709が10パルス分だ
け押込み方向(第13菌属回り方向)に回転駆動される
(この実施例では45パルスで0.05am押し込まれ
るように設定されている)。その後、再びステップS1
に戻り、上記原点検出用リミットスイッチ755の動作
状態が再び判断されて、そのリミットスイッチ755が
「オフ」になるまで、言い換えれば、偏心ロー5715
の回転位置が原点位置(第13図(b))を越えるまで
、上記動作が繰り返される。
こうして、偏心ロー5715の回転位置が原点位置を越
え、あるいは当初から偏心ローラの回転位置が原点位置
を越えている場合には、ステップ$3に進み、ここでパ
ルスモータ709が1パルス分だけ引戻し方向く第13
図の右回り方向)に回転駆動される。これにより、ドク
ターブレード714は、インキ着けローラ710のゴム
の弾性力で1パルス分だけ引戻され、ステップS4へ進
む。
ステップS4では、再び、原点検出用リミットスイッチ
755が「オン」となったか否かが判断され、引き続き
「オフ」の場合には再びステップS3へ戻って、原点検
出用リミットスイッチ755が「オン」となるまで、言
い換えれば、偏心ローラ715の回転位置が原点位置(
第13図(b))に達するまで上記動作が繰り返される
こうして、偏心ローラ715が原点位置に達すると、ス
テップS5へ進み、ここでパルスモータ709により予
め設定された規定パルス数だけ押込動作が行なわれて、
例えば第13図(C)に示すように、ドクターブレード
714が標準的な押込位置まで押込まれる。この標準的
な押込位置は、上記規定パルス数を適当な値に設定する
ことにより、適宜変更しうることは言うまでもない。
第16図および第17図は、上記インキングユニット7
の装着により設定されたドクターブレード714の標準
的な押込位置では、所望の印刷濃度が得られない場合に
、オペレーターによるオペレーションパネル25(第2
図)の「押込みキー」あるいは「引戻しキー」の投入操
作に連動して行なわれるマイクロプロセッサ21の動作
を示すフローチャートである。
すなわち、「押込みキー」が押されたときには、   
 □ステップS6において、押込限界検出用リミットス
イッチ756が「オン」か否かが判断され、「オン」の
場合、すなわち偏心ロー5715の回転位置が押込限界
か押込限界を越えている場合(第13図の(d)〜(e
)の状態)には、それ以上の押込みを禁止する必要があ
るので、ステップS7に進み、ブザーを鳴らして作業を
終了する。
一方、ステップS6において、押込限界を越えていない
と判断されたときは、ステップS8に進み、パルスモー
タ709により1パルス分だけ押込動作を行う。ついで
ステップS9に進み、ここで45パルス分の押込動作(
0,051mの押込量に相当)が行なわれた否かを判断
し、45パルス分の押込動作が行なわれていないときに
は、再びステップS6に戻って、45パルス分の押込動
作が行なわれるまで、上記作業を繰り返す。こうして、
45パルス分の押し込み動作を行ってドクターブレード
714が0.05mm押込まれると、作業を終了する。
このように、1回のキー操作で0.05HRだけドクタ
ーブレード714が押込まれるため、所望の押込量を得
るには、それに相当する回数だけキー操作を行なえばよ
い。
一方、「引戻しキー」か押されたときには、ステップ8
10において、原点検出用リミットスイッチ755が「
オン」か否かが判断され、「オン」の場合、すなわち偏
心ローラ715の回転位置が原点位置か原点位置を越え
ている場合(第13図(b)〜(a)の状態)には、そ
れ以上の引戻しを禁止する必要があるのでステップS1
1に進み、ブザーを鳴らして作業を終了する。一方、ス
テップS10において、原点検出用リミットスイッチ7
55が「オフ」の場合は、ステップS12に進み、パル
スモータ709により1パルス分だけ引戻し動作を行な
う。ついでステップS゛13に進み、ここで45パルス
分の引戻し動作(0,05mの引戻量に相当)が行なわ
れたか否かを判断し、45パルス分の引戻し動作が行な
われていないときには、再びステップS10に戻って、
45パルス分の引戻し動作が行なわれるまで、上記作業
を繰り返す。こうして、45パルス分の引戻し動作を行
なってドクターブレード714が0.05m引戻される
と、作業を終了する。この引戻し作業も、1回のキー操
作により0.05mmだけドクターブレード714が引
戻されるため、所望の引戻し量を得るには、それに相当
する回数だけキー操作を行なえばよい。ここでは1回の
キー操作で動かせるブレードの量を0.051M1(4
5パルス相当)としたが、この値を変えることも、もち
ろん可能である。
このように、回転駆動軸750に対し偏心した偏心ロー
ラ715の回転堡をパルスモータ709により制御して
ドクターブレード714のインキ着けローラ710に対
する押込量を調整できるため、簡単な構造で、しかも簡
単な操作により押込量の微調整が可能となり、言い換え
ればインキ着けローラ710上のインキ膜厚の微調整が
できて印刷濃度を精度良く制御することが可能となる。
また、押込量が増すにつれて、インキ着けロー5710
からの反発力により回転駆動軸750の回りに作用する
モーメントの脚が短かくなるように、偏心ローラ715
の位相を選んでいるため、押込み量を増すことによりイ
ンキ着けローラ710からの反力が大きくなっても、偏
心ローラ715をパルスモータで回すことに支障はない
。しかも、偏心ローラ715の1パルス当りの回転角は
一定なため、上記のように、モーメントの脚が短かくな
る方向で偏心ローラ715を使用すると、印刷濃度制御
が行なわれる回転角の近辺では、回転角の変化に対し押
込量の微調整が可能となる。さらに、第13図(e)に
示すように、押込限界検出よりわずかに押込んだ位置に
機構的な押込限界位置があることから、回転駆動軸75
0が異常な動作をしても、インキ着けローラ710に回
復不能なへこみを与える心配もない。
(ニ)インキ着けローラ2層構造の作用第3図(d)に
示すように、イン1着けローラ710は、外層710d
が硬く、内層710eが柔かい2層構造に仕上げられて
いる。第18図は、上記インキ着けローラ710の押込
による変形状態を示した図である。ただし、第18図に
おいては、変形状態を分り易くするために、縦横比を変
えて図示しである。同図において、曲線Aは、ドクター
ブレード714の押込みがなく、インキ着けローラ71
0が静止しているときのローラ形状を示し、曲線Bは、
静止したインキ着けローラ710にドクターブレード7
14を所定量だけ押込んだときのローラ変形を示し、曲
線Cは、上記ドクターブレード714を上記の押込位層
に保った状態でインキ着けローラ710を回転させたと
きのローラ変形を示す。上記曲線Cで示されるように、
インキ着けローラとして、表層が内層よりも硬いゴムで
構成された2層構造のインキ着けローラ710を使用し
た場合には、そのローラ710にドクターブレード71
4を押付けたときに、ローラ710の変形がローラ内部
まで及び、これにより一層ローラの場合のような局部変
形が防止され、言い換えればローラ710の変形がドク
ターブレード714の押圧部Pを中心として全体に広が
るため、インキ着けローラ710の表面に形成されるイ
ンキ膜の厚みムラを低減できて、ローラ軸方向(幅方向
)に均一な厚みのインキ膜を形成することが可能となる
第19図は、インキ着けローラ回転数と、ドクターブレ
ード押込量と、インキ膜厚との関係を一例として示した
特性図である。この図から分ることは、インキ膜厚がド
クターブレード押込量0゜2〜0.5mの範囲で10μ
m〜5μmまでゆるやかに変化し、しかもインキ着けロ
ーラ回転数の影響をほとんど受けないということである
。言い換えれば、ドクターブレード押込量を上記範囲に
設定すれば、安定で制御し易いインキ膜を形成すること
が可能となる。
なお、インキ着けローラ710の材質としては、例えば
天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性゛の高分子エラストマ等
が用いられる。いま、具体的−例を示すと、直径60.
5mのインキ着けローラ710において、゛ローラ軸7
10aの直径が20m、このローラ軸710aの外周に
固着して形成された厚さ15IrgR1ゴム硬度20度
のニトリルゴム製の内層710e、この内層710eの
外周に固着して形成された厚さ5.25s+、ゴム硬度
30度のニトリルゴム製の外層710dからなる。
上記実施例においては、インキ着けローラ710が2層
構造に仕上げられているが、インキ着けローラは必ずし
も2層構造のみに限定されるものではなく、要は、表面
側の層ほど内部の層よりも硬度が大きく設定された複層
構造であればよい。
(ホ)インキ着けローラ逆転防止機構の効果第4図に示
す逆転防止機構718の作用は、既述の「(1)インキ
ングユニットの構成」の欄で説明したように、インキン
グギヤ717の第4図(a)の左回り方向く正方向)の
回転のみがインキ着けローラ軸710aに伝達されて、
右回り方向(逆方向)の回転伝達は阻止される。したが
って印刷時において、版胴ギヤ301によりインキング
ギヤ717が左回り方向(正方向)に回転駆動された場
合には、インキ着けローラ710を正方向に回転させて
定常印刷動作を行なわせることができる。一方、印刷停
止時において、作業員の誤りにより、あるいは保守、点
検等のために、手動で版胴3を印刷時の回転方向と逆方
向に回転させた場合には、版胴ギヤ301によりインキ
ングギヤ717が右回り方向く逆方向)に回転駆動され
ることとなるが、この場合は、インキングギヤ717の
回転がインキ着けローラ軸710aに伝達されないため
、インキ着けローラ710は停止状態を保ち(すなわち
インキ着けローラ710はドクターブレード714の押
付力を受けて停止状態を保ち)、インキ着けローラ71
0の逆回転が阻止されて、インキが版面に多量に転写さ
れるのを防止できる。しかも、正回転時には、歯車機構
によりインキ着けローラ710をなめらかに回転させて
、正常なインキングを行える。
なお、上記実施例においては、インキングギヤ717の
正方向の回転をインキ着けローラ軸710aに伝達する
とともに逆方向の回転伝達を阻止する一方向回転伝達機
構が、型車720.爪部723aを有するアーム723
.ばね726等により構成されているが、一方向回転伝
達機構は、上記構成に限定されるものでないことは言う
までもない。また、このインキ着けローラ逆転防止曙構
は、上記実施例のようなドクターブレード方式の印刷機
のみならず、リバースローラ方式の印刷機にも適用可能
である。
(へ)練りローラ押付力付与・解除機構の効果第3図(
C)に示す練りローラ押付力付与・解除機構の作用は、
既述の「(1)インキングユニットの構成」および[(
b)インキングユニットの装着作業]において説明した
とおりである。すなわち、インキングユニット7を印刷
機本体1に装着すると、インキングユニット7の両側に
設けられた作動レバー742がばね106,108に押
されて第11図(a)の左回り方向に倒伏するように回
転され、既述したリンクamを介して練りローラ711
.712がイン1着けローラ710に所定圧で押し着け
られる。これにより、印刷時において、インキ着けロー
ラ710上のインキ膜厚を、練りローラ711.712
により均一化させることができる。一方、印刷終了後に
、イン゛     キングユニット7を印刷機本体1か
ら取外すと、ばね106.108により作動レバー74
2の押付力が解除されるため、インキ着けロー5710
のゴムの弾性力で練りローラ711,712が元の位置
に押し戻され、練りロー5711.712のインキ着け
ローラ710に対する押角力が解除される。これにより
、インキングユニット7を、その状態で長期間放置した
場合でも、インキ着けローラ710の永久変形を防止す
ることができる。
このように、この練りローラ押付力付与・解除機構によ
れば、インキングユニット7の印刷機本体1へのセット
およびセット解除操作に連動して、練りローラ711.
712をインキ着けローラ710に自動的に圧接および
圧接解除することができ、言い換えれば練りローラ71
1 、 ’712の圧接および圧接解除のための特別作
業を一切不要とできて、作業を簡素化できる。
なお、上記実施例においては、練りローラ711.71
2をインキ着けローラ710に圧接作動するための0−
ラ作動機構を、作動レバー742とリンク740.74
’1等からなるリンク機構で構成しているが、ローラ作
動機構として、上記構成以外の構成を採用するのは自由
である。また、上記ローラ作動機構を作動させるための
作動部材として、ばね106.108が使用されている
が、ばね106,108以外の構成を採用するのも自由
である。
(ト)軸間距離規制部材による効果 第7図に示す軸間距離規制部材305の作用は、既述の
「 (イ)インキングユニットのms胴動作Jの欄で主
に説明したように、レバー118により、インキングユ
ニット7をボルト112を支点に版胴3側へ回転させて
、インキ着けローラ710および補助インキ肴はローラ
713を版胴3に着用させた場合、インキングユニット
7の軸間距離規制用ベアリング719が、軸間距離規制
部材305のベアリング保持凹部305aに係止されて
、インキ着けローラ710のローラ軸710aと版胴支
軸302との軸間距離が一定に保たれる。これにより、
印刷時におけるインキ着けローラ710および補助イン
キ着けローラ713と、版胴3との着肉圧(言い換えれ
ばニップ幅)を、インキ転写に最適な一定値に保つこと
ができる。(なお、補助インキ着けローラ713の作用
は、インキ着けローラ710と同様であるので、以下、
インキ着けローラ710を代表させて説明する。)さら
に詳説すれば、軸間距離規制部材305は、インキ着け
ローラ710のローラ軸710aと版胴支軸302との
軸間距離を直接規制するものであるため、ブランケット
J12(第1図)1版胴3およびインキ着けローラ71
0の離着用のタイミングに一切影響されずに、インキ着
けローラ710と版WA3との着肉圧を常に一定に保つ
ことができる。例えば、印刷刷り出し時や印刷刷り終り
時等において、インキ濃度制御を効率良く行なわせるた
めに、インキ着けローラ710を版胴3に着用した状態
で版rg43をブランケット胴2に対し離着用させたり
、あるいはブランケット胴2に対し管胴位置にセットさ
れている版胴3に対しインキ着けローラ710を1着用
させたり、さらにはブランケット胴2に対し雌用位置に
セットされている版胴3に対しインキ着けローラ710
を離着胴させたりした場合でも、定常印刷の場合と同様
、軸間距離規制部材305により、インキ着けローラ7
10と版JJi3との着肉圧を常に一定に保つことがで
きて版面への良好なインキ転写を実現でき、印刷性能を
向上できる。
なお、軸間路tii規制部材305は、上記構成に限定
されるものではなく、インキ着けローラ710と版胴3
との着肉圧を一定に保てるような構成であれば、どのよ
うなものでもよい。
(発明の効果) 以上のように、この発明のインキ装置によれば、ドクタ
ーブレードが押付けられる弾性インキ着けローラが、表
面側の層ほど内部の層よりも硬度が大きく設定された複
層構造に仕−ヒげられているため、ブレード押付けによ
るローラの変形が押付部を中心にローラ全体に広がり、
これによりローラ軸方向(幅方向)に均一な厚みのイン
キ膜を形成できて、安定したインキ濃度調整が可能とな
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である印刷機の概略断面図
、第2図はその印刷機に用いられる制御システムを示す
概略図、第3図はインキングユニットの構成図、第4図
はインキ着けローラ逆転防止機構の構成図、第5図はイ
ンキングユニットの要部構成図、第6図はインキングユ
ニット装着前の印刷機本体の一部背面図、第7図は第6
図■−■線断面図、第8図は版胴支軸が印刷機本体に偏
心回転自在に支持されている機構を示す図、第9図は印
刷機本体のレール受片を中心とした領域を示す平面図、
第10図はインキングユニットMM胴駆動レバーの駆動
機構を示す図、第11図はインキングユニットの装着状
態を示す図、第12図はインキングユニットの定常印刷
動作を説明する図、第13図はドクターブレードの押込
動作を説明する図、第14図は原点検出用リミットスイ
ッチおよび押込限界検出用リミットスイッチの動作状態
とブレードの押込状態との関係を示す図、第15図はイ
ンキングユニットを装着した場合に行なわれるドクター
ブレードの押込量制御動作を示すフローチャー1〜、第
16図はオペレータによる押込指令が与えられた場合に
行なわれるドクターブレードの押込量制御動作を示すフ
ローチャート、第17図はオペレータによる引戻指令が
与えられた場合に行なわれるドクターブレードの押込量
制御動作を示す図、第18図はブレード押込によるイン
キ着けローラの変形状態を示す図、第19図はインキ着
けローラ回転数とブレード押込量とインキ膜厚との関係
を示す特性図、第20図は従来の一層構造のインキ着け
口、−ラを有するインキ装置の動作説明図、第21図は
従来の一層構造のインキ着けローラを示す断面図である
。 7・・・インキングユニット、 710・・・インキ着けローラ、 710d・・・外層、 710e・・・内層、 714・・・ドクターブレード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転駆動される弾性インキ着けローラ表面へのド
    クターブレードの押込量を調整して、そのローラ表面に
    形成されるインキ膜の厚み調整を行うようにしたインキ
    装置において、前記弾性インキ着けローラが、表面側の
    層ほど内部の層よりも硬度が大きく設定された複層構造
    に仕上げられていることを特徴とするインキ装置。
  2. (2)前記弾性インキ着けローラは、内層が軟質弾性材
    料で形成されるとともに、外層が硬質弾性材料で形成さ
    れた2層構造である特許請求の範囲第(1)項記載のイ
    ンキ装置。
JP19249885A 1985-08-27 1985-08-30 インキ装置 Pending JPS6251453A (ja)

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