JPS625187B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS625187B2
JPS625187B2 JP15053178A JP15053178A JPS625187B2 JP S625187 B2 JPS625187 B2 JP S625187B2 JP 15053178 A JP15053178 A JP 15053178A JP 15053178 A JP15053178 A JP 15053178A JP S625187 B2 JPS625187 B2 JP S625187B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
olefin
parts
ethylene
copolymer rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15053178A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5578042A (en
Inventor
Yasuhiko Ootawa
Hiroichi Kajiura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Petrochemical Industries Ltd filed Critical Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority to JP15053178A priority Critical patent/JPS5578042A/ja
Publication of JPS5578042A publication Critical patent/JPS5578042A/ja
Publication of JPS625187B2 publication Critical patent/JPS625187B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は電気絶縁材用ゴム組成物、更に詳しく
は、新規なエチレン、α−オレフイン、ポリエン
ランダム共重合ゴムをゴム成分とする電気絶縁材
用ゴム組成物に関する。 電気絶縁物、例えば送電用電線の通電部を円筒
状に被覆した絶縁層として耐候性、耐熱性、電気
絶縁性に優れたエチレン、プロピレンおよびポリ
エンからなるランダム共重合体(以下EPTと略
す。)をゴム成分とする配合ゴムの加硫物が用い
られていることは周知である。そしてこのEPT
加硫物を絶縁層とする電線は通常EPT、加硫
剤、軟化剤および充填剤が配合せられた未加硫の
配合ゴムを押出機に供給すると同時に、別途該押
出機に導入せられた電線の通電部となる導線に押
出機内で配合ゴムを円筒状に被覆し、ついで加硫
槽内で加熱することにより製造されている。しか
しこのようにして製造せられた通常一般のEPT
をゴム成分とした配合ゴムから得られる加硫物を
絶縁層とした送電用電線が使用の対象とされる送
電圧は約2万ボルト程度に留まる。より一層高電
圧の電線の絶縁層として使用されるためには誘電
正接の低い絶縁層である必要があり、それは誘電
正接上昇の原因となる軟化剤、充填剤等の配合量
を少なくすることにより実現されていた。しかし
この場合は軟化剤配合量の少ないことに起因し、
前記の電線の製造工程で配合ゴムを調製する際の
ロール加工性の低下をきたし、更には通電部の周
りに配合ゴムを円筒状に被覆する押出工程におい
て円筒外面が平滑性を失なうという、いわゆる押
出加工性が悪化し、むしろ平滑性を失なつたため
に絶縁部の耐交流破壊電圧が低下してしまい、高
圧の送電用電線としては使用し得ない。このロー
ル加工性および押出加工性の問題を解決する方法
として、EPTの分子量を下げるか、又は分子量
分布の広いEPTを用いる方法も試みられている
が、本発明者の実験によれば、この方法により確
かにロール加工性および押出加工性は改良される
ものの、分子量の低下又は分子量分布の拡大に伴
ない、加硫物の強度、特に破断点応力が低下し、
高圧の送電用電線の絶縁層としては使用に耐えな
い。従つて、いずれにせよ通常の一般的なEPT
を用いる限り、その加硫物を絶縁層とする送電用
電線の電圧は実用的に2万ボルト程度が限度であ
つた。 又、EPT加硫物はプラグキヤツプ、デイスト
リビユーターキヤツプ、イグニツシヨンキヤツ
プ、コンデンサーキヤツプ、ケーブルジヨイント
カバーなどのそれ程高水準の電気的特性を要求さ
れない電気絶縁部品にも好適に使用されている
が、安価に製造するためになるべくなら安価な充
填剤や軟化剤を多量に配合することが望ましい
が、加工性および加硫物の強度のバランス上充填
剤、軟化剤の配合量には自ずと限界があつた。 而して本発明者らは同一出願人の発明に関わる
特願昭53−99456号明細書に記載される新規なエ
チレン、α−オレフイン、ポリエンランダム共重
合ゴムを使用することにより、上記の問題点が一
挙に解決されることを知つた。 すなわち本発明は、 (A) エチレン、炭素数3ないし10のα−オレフイ
ンおよびポリエンからなり、 (B) エチレン単位と炭素数3ないし10のα−オレ
フイン単位のモル比(エチレン/α−オレフイ
ン)が50/50ないし95/5、 (C) ヨウ素価が5ないし50、 (D) 135℃、デカリン中で測定した極限粘度
〔η〕が1ないし6dl/g、 (E) Q値(重量平均分子量/数平均分子量)が3
ないし15、 (F) 低分子量成分のヨウ素価指数αおよび高分
子量成分のヨウ素価指数αが各々−30≦α
≦0、0≦α≦30、 以上の(A)ないし(F)の条件をすべて満たすエチレ
ン、α−オレフイン、ポリエンランダム共重合ゴ
ム100重量部に対して充填剤を最大250重量部、軟
化剤を最大100重量部まで配合し、かつ該共重合
ゴムの全組成物中に占める割合が25重量%以上で
あることを特徴とする電気絶縁材用ゴム組成物を
提供することに関する。 本発明の利点は以下に記載される如くである。
すなわち本発明の新規なエチレン、α−オレフイ
ン、ポリエンランダム共重合ゴムをゴム成分とす
る本発明の電気絶縁材用ゴム組成物は加硫物の誘
電正接(%)を0.3以下とするために軟化剤およ
び充填剤の使用量を少なくしても、、該ゴムの分
子量分布が広い故にロール加工性、押出加工性い
ずれも良好であつて、絶縁層表面の平滑性が充分
に保持され、しかも加硫物の強度は分子量分布の
狭い従来の通常一般のEPTと同等、又はそれ以
上の強度を有する。このように、本発明のゴム組
成物は引張破断点応力が100Kg/cm2以上で、誘電
正接(%)を0.3以下にすることも可能であるた
め、6万ボルト程度の高圧送電用電線の絶縁層と
して実用的に充分に機能する。またそれ程高圧で
ない送電用電線、舶用電線、自動車エンジン部に
使用されるイグニツシヨンケーブルなどの電線の
絶縁層としても高強度、表面の平滑性、低い誘電
正接のために好ましく使用される。またそれ程厳
しい電気特性を要求されない電気絶縁部品、例え
ばプラグキヤツプ、デイストリビユーターキヤツ
プ、イグニツシヨンキヤツプなどの自動車エンジ
ン部周辺のキヤツプ類、コンデンサーキヤツプ、
ケーブルジヨイントカバーなどは本発明の組成物
から加工性良く製造され、しかも加硫物は高強度
であるため安価な軟化剤、充填剤を従来より多量
に配合しても前記の範囲内であれば実用的な強度
を保持するので安価に各種の電気絶縁部品を製造
できる。このように本発明の組成物は従来品より
一層高性能の電気絶縁材となり、そして従来品の
EPTからなる電気絶縁材をより安価に製造し得
るという利点を有する。 本発明の構成を以下に詳述することにより本発
明が一層理解される。 本発明の共重合ゴムの炭素数3ないし10のα−
オレフインとしては、プロピレン、1−ブテン、
1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−
ペンテン、1−オクテン、1−デセン、これらの
混合物などを例示することができ、なかでもプロ
ピレン又は1−ブテンが好ましい。また、共重合
ゴムのポリエン成分としては、1・4−ヘキサジ
エン、1・6−オクタジエン、2−メチル−1・
5−ヘキサジエン、6−メチル−1・5−ヘプタ
ジエン、7−メチル−1・6−オクタジエンのよ
うな鎖状非共役ジエン、シクロヘキサジエン、ジ
シクロペンタジエン、メチルテトラヒドロインデ
ン、5−ビニルノルボルネン、5−エチリデン−
2−ノルボルネン、5−メチレン−2−ノルボル
ネン、5−イソプロピリデン−2−ノルボルネ
ン、6−クロロメチル−5−イソプロペニル−2
−ノルボルネンのような環状非共役ジエン;2・
3−ジイソプロリデン−5−ノルボルネン、2−
エチリデン−3−イソプロピリデン−5−ノルボ
ルネン、2−プロペニル−2・2−ノルボルナジ
エン、1・3・7−オクタトリエン、1・4・9
−デカトリエンのようなトリエンを代表例として
例示することができる。好適なポリエンは環状非
共役ジエン、とりわけジシクロペンタジエン又は
5−エチリデン−2−ノルボルネンである。 共重合ゴム中のエチレンとα−オレフインのモ
ル比(エチレン/α−オレフイン)は50/50ない
し95/5の範囲である。上記モル比において50/
50未満であると、加硫物の強度が低く、95/5を
越えると加硫物の柔軟性を失なう。上記モル比の
好適な範囲はα−オレフインの種類によつても異
なり、例えばα−オレフインがプロピレンの場合
は上記比率が通常50/50ないし90/10、とくに
60/40ないし87/13、α−オレフインが炭素数4
以上の場合、上記比率が通常80/20ないし95/
5、とくに85/15ないし95/5とするのが好まし
い。なお、これらの含有割合は、赤外分光光度計
による吸光度の測定か又は13C NMRスペクトル
メーターによる強度測定から求めることができ
る。共重合ゴム中のポリエン含有量はヨウ素価で
示して5ないし50、好ましくは5ないし40であ
る。ヨウ素価が5未満のものでは充分な加硫効果
が認められず、またヨウ素価が50を越えるものは
共重合ゴム製造上の難点がある。 該新規共重合ゴムの極限粘度が〔η〕=1未満
では加硫物の強度が充分でなく、また〔η〕=6
を越えると配合ゴムを調整する際のロール加工性
が悪化し、更に押出加工性が悪化する等の理由か
ら、デカリン中、135℃で多点法により測定され
た極限粘度〔η〕が1ないし6dl/g、好ましく
は1ないし4dl/gである。 本発明の共重合ゴムの分子量分布は、加工性の
難易を示す重要な因子であり、後記するQ値は3
ないし15、好ましくは4ないし12である。本発明
でいうQ値は数平均分子量Mnと重量平均分子量
の比(Mw/Mn)であり、そしてその値は武内
著、丸善発行の「ゲルパーミエーシヨンクロマト
グラフイー」に準じて次の方法で測定されるもの
である。 (1) 分子量既知の標準ポリスチレン(東洋曹達社
製:単分散ポリスチレン)を使用して、分子量
MとそのGPC(Gel Permeation
Chromatogroph)カウントを測定し、分子量
MとEV(Elution Volume)の相関図(較正曲
線)を作成する。この時の濃度は0.02重量%と
する。 (2) GPC測定法により試料のGPCパターンをと
り、前記(1)によりMを知る。その際のサンプル
調製条件およびGPC測定条件は以下の通りと
する。 <サンプル調製> (イ) 試料を0.04重量%になるようにo−ジクロル
ベンゼン溶媒とともに三角フラスコに分取す
る。 (ロ) 試料の入つている三角フラスコに老化防止剤
2・6−ジ第三ブチル−p−クレゾールをポリ
マー溶液に対して0.1重量%添加する。 (ハ) 三角フラスコを140℃に加温し、約30分間撹
拌し、溶解させる。 (ニ) その後135℃〜140℃において、1μミリポア
フイルターで過する。 (ホ) その液をGPCにかける。 <GPC測定条件> 次の条件で実施する。 (イ) 装置 Waters社製200型 (ロ) カラム 東洋曹達社製 S−タイプ(Mixタイプ) (ハ) サンプル量 2ml 本発明で使用する新規共重合ゴムのもつとも重
要なる点は、低分子量成分のヨウ素価指数α
高分子量成分のヨウ素価指数αが−30≦α
0、0≦α≦30、好ましくは−20≦α≦−
0.5、0.5≦α≦20、とくに好ましくは−10≦α
≦−1、1≦α≦10を満足することである。 ここに低分子量成分、高分子量成分、ヨウ素価
指数α、αとは下記の操作によつて測定され
る値として定義される。 (1) 共重合ゴムをカラム分別法によつて12〜20の
フラクシヨンに分別する。分別した各フラクシ
ヨンのヨウ素価と極限粘度〔η〕を測定する。
分別条件は(イ)ないし(ロ)とする。 (イ) 100〜200メツシユのガラスビーズ800〜
1000mlに試料10〜15gをコートする。 (ロ) 溶出溶媒としてトルエン/アセトン=80/
20容量%混合溶媒を用い、0℃〜55℃まで段
階的に温度を上げ、1フラクシヨンとして2
〜3の溶出溶液を取る。55℃以上の温度
で溶出する必要がある場合はトルエン溶媒で
溶出する。 (ハ) 溶出物は適当量に濃縮後、メタノール中で
析出させ、析出物を真空乾燥して重量を測定
する。 (2) 分別物の分子量順に累積曲線を作り、低分子
量側の20重量%と高分子量側の20重量%とその
残り60重量%に3分割する。低分子量側の成分
をLとして、高分子量側の成分をHとする。そ
してそれぞれのヨウ素価と分子量を測定する。 (3) Lのヨウ素価をIL、Hのヨウ素価をIH
し、試料の平均のヨウ素価をとする。そして
Lの分子量をML、平均の分子量を、Hの分
子量をMHとするとき、 α=IL−、α=IH−と定義する。
この時、ML<<MHの関係を満足している。 従来、提案されているエチレン・α−オレフイ
ン・ポリエン共重合ゴムで分子量分布の広いもの
の多くは、αが1以上で、αが−1.0以下で
あり、分子量分布の狭いものでもαは0より大
きく、αが0より小さいものであり、いずれも
αがαより大きいものばかりであつた。この
ような共重合ゴムでは、加工性、加流物性が共に
優れているものはない。 本発明で使用する新規な共重合ゴムを製造する
には、(a)VO(OR)o3-o(ただし、Rは脂肪族
炭化水素基、Xはハロゲン、0<n≦3)なる式
で示されるバナジウム化合物および(b)
R′pAlX′3-p(ただし、R′は炭化水素基、X′はハ
ロゲン、1.0<p≦1.25)で示される有機アルミ
ニウム化合物とから形成され、かつAl/V(モ
ル比)が2以上5未満である触媒の存在下、40℃
ないし100℃の温度で、エチレン、炭素数3ない
し10のα−オレフインおよびポリエンを共重合す
ればよい。その詳細については本出願人の出願に
関わる特願昭53−99456号明細書に記載されてい
る。 本発明にあつては共重合ゴムの全組成物中に占
める割合は25重量%以上であり、とくに高圧送電
用電線の絶縁層とする場合は55重量%以上、好ま
しくは65ないし90重量%である。25重量%以下で
は電気絶縁材の強度が低下する。 本発明で使用される充填剤としては微粉ケイ
酸、炭酸カルシウム、タルク、クレーなどの無機
充填剤およびカーボンブラツクなどを例示でき
る。電気絶縁物の体積固有抵抗は1×1014Ω・cm
以上であることが好ましいため、非電導性の充填
剤の使用が好ましい。 このような充填剤は新規な共重合ゴム100重量
部に対して最大250重量部まで配合される。250重
量部を越えると電気絶縁材の強度が低下するか、
あるいは加工性が悪化する。そして本発明の組成
物の加硫物を高圧送電用電線の絶縁層とする場合
は本発明の共重合ゴム100重量部に対して充填剤
を50重量部以下、好ましくは30重量部以下とす
る。 尚、カーボンブラツクを止むを得ず使用する場
合は、共重合ゴム100重量部に対して15重量部以
下に留めるべきである。 本発明で使用できる軟化剤としては通常ゴムに
使用される軟化剤であるが、例えばプロセスオイ
ル、潤滑油、パラフイン、流動パラフイン、石油
アスフアルト、ワセリンなどの石油系軟化剤;コ
ールタール、コールタールピツチなどのコールタ
ール系軟化剤;ヒマシ油、アマニ油、ナタネ油、
ヤシ油などの脂肪油系軟化剤トール油;サブ、密
ロウ、カルナウバロウ、ラノリンなどのロウ類;
リシノール酸、パルミチン酸、ステアリン酸バリ
ウム、ステアリン酸カルシウム、ラウリン酸亜鉛
などの脂肪酸および脂肪酸塩;石油樹脂、アタク
チツクポリプロピレン、クマロンインデン樹脂な
どの合成高分子物質を挙げることができる。なか
でも石油系軟化剤が好ましく用いられ、特にプロ
セスオイルが好ましく用いられる。 このような軟化剤は本発明の共重合ゴム100重
量部に対して最大100重量部まで配合される。100
重量部を越えると電気絶縁材の強度が低下する。
そして高圧送電用電線の絶縁層とする場合は本発
明の共重合ゴム100重量部に対して軟化剤の配合
は7重量部以下、好ましくは5重量部以下とす
る。 本発明で使用される加硫剤としては、イオウ、
塩化イオウ、二塩化イオウ、モルホリンジスルフ
イド、アルキルフエノールジスルフイド、テトラ
メチルチウラムジスルフイド、ジメチルジチオカ
ルバミン酸セレンなどのイオウ化合物、ジクミル
ペルオキシド、2・5−ジメチル−2・5−ジ
(第三ブチルペルオキシ)ヘキサン、2・5−ジ
メチル−2・5−ジ(ベンゾイルペルオキシ)ヘ
キサン、2・5−ジメチル−2・5−ジ(第三ブ
チルペルオキシ)ヘキシン−3、ジ第三ブチルペ
ルオキシド、ジ第三ブチルペルオキシ−3・3・
5−トリメチルシクロヘキサン、第三ブチルヒド
ロペルオキシドなどの有機過酸化物を挙げること
ができる。中でもイオウ、有機過酸化物が好んで
使用され、特にイオウ、ジクミルペルオキシド、
ジ第三ブチルペルオキシド、ジ第三ブチルペルオ
キシ−3・3・5−トリメチルシクロヘキサンが
好ましい。 本発明の組成物の加硫物を絶縁層とする電線を
製造する場合はイグニツシヨンケーブルの場合を
除いて加硫剤として上記過酸化物の使用が好まし
い。 イオウは通常共重合ゴム100重量部に対して0.1
ないし10重量部、好ましくは0.5ないし5重量部
の割合で使用される。また有機過酸化物は共重合
ゴム100重量部に対して0.1ないし15重量部、好ま
しくは0.5ないし8重量部の割合で使用される。 また必要に応じて加硫剤と併用して、加硫促進
剤が使用される。加硫促進剤としては、酸化マグ
ネシウム、酸化亜鉛、酸化鉛などの金属酸化物;
N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスル
フエンアミド、N−オキシジエチレン−2−ベン
ゾチアゾリルフエンアミド、N・N−ジイソプロ
ピル−2−ベンゾチアゾリルスルフエンアミド、
2−メルカプトベンゾチアゾール、2−(2・4
−ジニトロフエニル)メルカプトベンゾチアゾー
ル、2−(2・6−ジエチル−4−モルホリノチ
オ)ベンゾチアゾール、ジベンゾチアジルジスル
フイドなどのチアゾール系;ジフエニルグアニジ
ン、トリフエニルグアニジン、ジオルソトリルグ
アニジン、オルソトリル・バイ・グアナイド、ジ
フエニルグアニジン・フタレートなどのグアニジ
ン系;アセトアルデヒド−アニリン反応物、ブチ
ルアルデヒド−アニリン縮合物、ヘキサメチレン
テトラミン、アセトアルデヒドアンモニアなどの
アルデヒドアミンまたはアルデヒド−アンモニア
系;2−メルカプトイミダゾリンなどのイミダゾ
リン系;チオカルバニリド、ジエチルチオユリ
ア、ジブチルチオユリア、トリメチルチオユニ
ア、ジオルソトリルチオユリアなどのチオユリア
系;テトラメチルチウラムモノスルフイド、テト
ラメチルチウラムジスルフイド、テトラエチルチ
ウラムジスルフイド、テトラブチルチウラムジス
ルフイド、ペンタメチレンチウラムテトラスルフ
イドなどのチウラム系;ジメチルジチオカルバミ
ン酸亜鉛、ジエチルチオカルバミン酸亜鉛、ジ−
n−ブチルジチオカルバミン酸亜鉛、エチルフエ
ニルジチオカルバミン酸亜鉛、ブチルフエニルジ
チオカルバミン酸亜鉛、ジメチルジチオカルバミ
ン酸ナトリウム、ジメチルジチオカルバミン酸セ
レン、ジエチルジチオカルバミン酸テルルなどの
ジチオ酸塩系;ジブチルキサントゲン酸亜鉛など
のサンテート系などを挙げることができる。これ
ら加硫促進剤は共重合ゴム100重量部に対して0.1
ないし20重量部、好ましくは0.2ないし10重量部
の割合で使用される。 また過酸化物による架橋に際しては、硫黄、酸
化亜鉛、酸化マグネシウム、鉛丹などの金属酸化
物;p−キノンジオキシムなどのキノンジオキシ
ム系;ポリエチレングリコールジメタクリレート
などのメタクリレート系;ジアリルフタレート、
トリアリルシアヌレートなどのアリル系;その他
マレイミド系;ジビニルベンゼンなどの架橋助剤
を使用してもよい。 本発明の組成物にあつては、更に老化防止剤、
増粘剤、その他の添加剤を必要に応じて配合して
も差しつかえないし、また本発明の共重合ゴム以
外のエチレン、α−オレフイン共重合ゴム、エチ
レン・α−オレフイン・ポリエン共重合ゴム、ポ
リエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、そ
の他のポリオレフイン類を本発明の奏する効果を
害さない範囲において配合してもよい。 本発明の組成物から得られる加硫物を絶縁層と
した電線を製造する場合は、例えばハンバリーミ
キサーなどのミキサー類を用いて90ないし150℃
で4ないし10分間程度の時間で本発明の共重合ゴ
ム充填剤、軟化剤などを混練した後、オープンロ
ールなどのロール類を用いてロール温度40ないし
100℃の温度で加硫剤、必要に応じて加硫促進剤
又は加硫助剤などを追加混合して調製せられたシ
ート状又はリボン状の未加硫配合ゴムを、90ない
し110℃に加熱された押出機に供給し、別途該押
出機に導入された導線を押出機内において上記配
合ゴムで円筒状に被覆し、次いで被覆させた導線
をスチームなどにより180ないし220℃に加熱され
た加硫槽内に連続的に導入し、0.5ないし10分間
加熱することにより本発明の組成物の加硫物が絶
縁層となつた電線を製造することができる。また
前記キヤツプ類、ケーブルジヨイントカバーなど
の電気絶縁部品を製造する場合は、前記未加硫配
合物を押出成形機によつて電気絶縁物の形状とな
るように成形し、成形と同時にあるいは加硫槽内
で130ないし220℃で1ないし60分間加熱すること
により、あるいは配合ゴムを熱プレスを用いて成
形と同時に該温度、該時間加熱して加硫を行うこ
とにより製造することができる。 尚、本発明の組成物は公知の方法でルーフイン
グの如きシート類、ホース、ガスケツト、パツキ
ン類などを製造するのにも使用できるし、また通
常用いられる発泡剤を更に配合した組成物より公
知の方法で加硫、発泡せしめることにより発泡体
を製造することもできる。 以下具体的に実施例を以つて説明する。 実施例 1 エチレン単位とプロピレン単位のモル比(エチ
レン/プロピレン)が70/30、Q値3.5、α
−3.0、α=+3.3、〔η〕が1.52dl/g、ヨウ素
価が8.5であるエチレン、プロピレン、5−エチ
リデン−2−ノルボルネンランダム共重合ゴム
800gを用いて、表1に示される配合表に従い、
8インチオープンロールにより、ロール温度75
℃/80℃(フロントロール/バツクロール)で20
分間混練し、未加硫の配合ゴムを得た、 このとき配合物のロールへの巻付性を観察し以
下の5段階評価によりロール加工性を評価した。 5……ゴムバンドがロールに完全に密着してお
り、バンクがスムーズに回転している。 4……ロールの頂点からバンクの間で、バンドが
ロール表面から時々離れる。 3……ロールの頂点からバンクの間で、バンドが
ロール表面から離れる。 2……ロール表面にバンドが密着せず、手を添え
ないとロール加工できない。 1……ロール表面にバンドが全く密着せず、垂れ
下り手を添えないとロール加工できない。 得られた配合ゴムを160℃に加熱されたプレス
により150Kg/cm2の圧力下に30分間加熱し、14cm
×12cm、厚さ2mmの加硫シートを作製した。 このシートよりJIS3号ダンベルを打抜き、JIS
K−6301に規定される方法に従い、25℃雰囲気
下、引張速度500mm/minにより破断点応力TB
(Kg/cm2)および破断点伸びEB(%)を測定し
た。また同JISの規定に従い硬度HS(JIS A)を
測定した。 また加硫シートから試料を採取し、シエーリン
グブリシジ法により1KV/secの昇電圧速度で交
流破壊電圧を測定し、また25℃、500Vでの誘電
正接および電圧200V、25℃にて体積固有抵抗を
測定した。 別途前記未加硫配合ゴムを50mmφ押出機(L/
D=10、圧縮比=6、ガーベイダイ)に供給し、
押出温度105℃、回転速度400rpmで押し出し、得
られたストランドの表面の外観を観察し、押出加
工性の指標として押出肌の5段階評価を行つた。 5……表面凹凸が全くなく、光沢が良好 4……表面凹凸がほとんどなく、光沢なし 3……表面凹凸が僅かにあり、光沢なし 2……表面凹凸があり、光沢なし 1……表面に大きな凹凸があり、光沢全くなし 以上の結果を表2に示した。
【表】
【表】 実施例2〜5、比較例1〜3 共重合ゴムとして表2に記載されるエチレン、
α−オレフイン、ポリエンランダム共重合ゴムを
用いる他は実施例1と同一の操作を行つた。結果
を表2に示した。
【表】
【表】 以上実施例1ないし5は本発明の組成物を高圧
送電用電線の絶縁層に応用する際好適な例であ
る。次に実施例6ないし10によりそれ程高水準の
電気特性を要求されない場合、すなわちプラグキ
ヤツプ、デイストリビユーターキヤツプ、イグニ
ツシヨンキヤツプ又はケーブルジヨイントカバー
等に応用される本発明の組成物について例示す
る。 実施例6〜8、比較例4 表3に示されるエチレン、プロピレン、5−エ
チリデン−2−ノルボルネンランダム共重合ゴム
を用いて表3に示される配合により、実施例1と
同一の操作により配合ゴムを調製し、しかる後
180℃に加熱されたプレスにより150Kg/cm2の圧力
下に5分間加熱して14cm×12cm、さ2mmの加硫シ
ートを作製した。 このシートより実施例1に記載される方法と同
一の方法で、TB(Kg/cm2)、EB(%)、HS(JIS
A)および体積固有抵抗を測定した。結果を表3
に記した。
【表】
【表】 実施例9、10、比較例5、6 表4に示されるエチレン、プロピレン、5−エ
チリデン−2−ノルボネンランダム共重合ゴムを
用いて、表4に示される配合により実施例6と同
一の操作を行つた。但し、プレス温度は160℃に
設定し、加硫時間は10分間とした。結果を表4に
示した。
【表】
【表】 以上実施例1ないし10の結果より、この配合物
はシート類、ホース、ガスケツト、パツキン類な
どを製造する目的に適宜使用し得ることがわか
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) エチレン、炭素数3ないし10のα−オレ
    フインおよびポリエンからなり、 (B) エチレン単位と炭素数3ないし10のα−オレ
    フイン単位のモル比(エチレン/α−オレフイ
    ン)が50/50ないし95/5、 (C) ヨウ素価が5ないし50、 (D) 135℃、デカリン中で測定した極限粘度
    〔η〕が1ないし6dl/g、 (E) Q値(重量平均分子量/数平均分子量)が3
    ないし15、 (F) 低分子量成分のヨウ素価指数αおよび高分
    子量成分のヨウ素価指数αが各々−30≦α
    ≦0、0≦α≦30、 以上の(A)ないし(F)の条件をすべて満たすエチレ
    ン、α−オレフイン、ポリエンランダム共重合ゴ
    ム100重量部に対して充填剤を最大250重量部、軟
    化剤を最大100重量部まで配合し、かつ該共重合
    ゴムの全組成物中に占める割合が25重量%以上で
    あることを特徴とする電気絶縁材用ゴム組成物。 2 電気絶縁材の体積固有抵抗が1×1014cm・Ω
    以上であることを特徴とする第1項記載の組成
    物。 3 電気絶縁材がプラグキヤツプ、デイストリビ
    ユーターキヤツプ、イグニツシヨンキヤツプ、コ
    ンデンサーキヤツプ又はケーブルジヨイントカバ
    ーであることを特徴とする第2項記載の組成物。 4 全組成物中に占めるエチレン、α−オレフイ
    ン、ポリエンランダム共重合ゴムの割合が55重量
    %以上であることを特徴とする第2項記載の組成
    物。 5 エチレン、α−オレフイン、ポリエンランダ
    ム共重合ゴム100重量部に対して充填剤の配合量
    が50重量部以下であることを特徴とする第4項記
    載の組成物。 6 エチレン、α−オレフイン、ポリエンランダ
    ム共重合ゴム100重量部に対して軟化剤の配合量
    が7重量部以下であることを特徴とする第4項な
    いし第5項記載の組成物。 7 電気絶縁材の誘電正接(%)が0.3%以下で
    あることを特徴とする第4項ないし第6項記載の
    組成物。 8 電気絶縁材の引張破断点応力が100Kg/cm2
    上であることを特徴とする第4項ないし第7項記
    載の組成物。 9 電気絶縁材が高圧送電用電線の絶縁層である
    ことを特徴とする第4項ないし第8項記載の組成
    物。
JP15053178A 1978-12-07 1978-12-07 Rubber composition for electrically insulating material Granted JPS5578042A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15053178A JPS5578042A (en) 1978-12-07 1978-12-07 Rubber composition for electrically insulating material

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15053178A JPS5578042A (en) 1978-12-07 1978-12-07 Rubber composition for electrically insulating material

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5578042A JPS5578042A (en) 1980-06-12
JPS625187B2 true JPS625187B2 (ja) 1987-02-03

Family

ID=15498901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15053178A Granted JPS5578042A (en) 1978-12-07 1978-12-07 Rubber composition for electrically insulating material

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5578042A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5956441A (ja) * 1982-09-24 1984-03-31 Hitachi Cable Ltd 半導電性組成物
JPH01211803A (ja) * 1988-02-19 1989-08-25 Hitachi Cable Ltd 電線・ケーブル
JP2893360B2 (ja) * 1991-04-12 1999-05-17 三菱電線工業株式会社 耐放射線性ケーブル
JP3724129B2 (ja) * 1996-09-30 2005-12-07 三井化学株式会社 ゴム改質剤
WO2014040237A1 (en) * 2012-09-12 2014-03-20 Dow Global Technologies Llc Cross-linkable polymeric compositions, methods for making the same, and articles made therefrom

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5578042A (en) 1980-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4588794A (en) Process for production of rubbery ethylene/1-butene/polyene copolymers
AU712359B2 (en) Hydrosilylation crosslinking
EP1006150B1 (en) Preferred process for silicon hydride addition and preferred degree of polymerization for silicon hydride for thermoplastic vulcanizates
EP1186631B1 (en) Rubber composition of high and low molecular weight EPDM
JP5778379B2 (ja) 押出し成形及び型成形用ゴム組成物及びその用途
CN101068876B (zh) 用于制造橡胶制品的可用过氧化物硫化的丁基配料
WO2004020517A1 (ja) 熱可塑性エラストマーおよびその成形体
JPS625187B2 (ja)
CN110997794B (zh) 具有树生长阻滞剂的聚乙烯组合物
JPS6027129B2 (ja) 電気絶縁物の製造方法
JPS6036164B2 (ja) エチレン共重合体
JPS6155203B2 (ja)
JP5611849B2 (ja) エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエン共重合体およびそれを含む熱可塑性エラストマー
JP2007099942A (ja) ゴム組成物及び加硫ゴム
JP4583592B2 (ja) ゴム組成物およびその用途
CN102827427B (zh) 烯烃共聚物与epdm并用低成本绝缘橡皮
JP4872435B2 (ja) 油展ゴムおよびその製造方法
JP5082543B2 (ja) 加硫ゴムの製造方法
JPH11116811A (ja) 加硫可能ゴム組成物
JPS6213984B2 (ja)
JP2006348095A (ja) 防振ゴム用組成物及び防振ゴム製品
JP2025180687A (ja) 組成物、架橋体およびホース製品
JP7441669B2 (ja) 発泡体形成用組成物
JP2013018807A (ja) 組成物およびその架橋体
JPS629259B2 (ja)