JPS625425B2 - - Google Patents
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- JPS625425B2 JPS625425B2 JP54104866A JP10486679A JPS625425B2 JP S625425 B2 JPS625425 B2 JP S625425B2 JP 54104866 A JP54104866 A JP 54104866A JP 10486679 A JP10486679 A JP 10486679A JP S625425 B2 JPS625425 B2 JP S625425B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pyridine
- catalyst
- hydrogen fluoride
- chloro
- chromium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pyridine Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
本発明は2−ハロゲノ−5−トリフルオロメチ
ル−ピリジンの製法に関する。ここに「ハロゲ
ノ」とは、フルオロおよび/またはクロロをいう
ものとする。 2−ハロゲノ−5−トリフルオロメチル−ピリ
ジンは、除草剤の中間体として有用である。たと
えば、これより誘導されたトリメチルピリドキシ
フエノキシプロピオン酸エチルは、大豆などの広
葉作物に害を与えることなく禾本科雑草を枯殺す
ることのできる除草剤として利用できる。 ところで、従来、ベンゾトリクロライドを五フ
ツ化アンチモンと反応させてベンゾトリフルオラ
イドを製造する方法が知られている。従つて、こ
れと同様に、2−クロロ−5−トリクロロメチル
−ピリジンを五フツ化アンチモンと反応させれば
2−ハロゲノー5−トリフルオロメチル−ピリジ
ンが得られるであろうことは、一見予想できると
ころである。しかしながら、五フツ化アンチモン
の如きフツ化化合物をフツ素化剤とする方法は、
反応後に固体の塩化化合物が残り、これの取扱い
が面倒である。 これまで、2−クロロ−5−トリクロロメチル
−ピリジンをフツ化水素と反応させて2−ハロゲ
ノ−5−トリフルオロメチル−ピリジンを製造す
る方法は知られていない。クロロアルカンまたは
クロロフルオロアルカンをフツ化水素と固体フツ
素化触媒たとえばフツ化鉄()、フツ化アルミ
ニウムまたはクロム()オキシフルオライド触
媒の存在下に高温で反応させて、クロロフルオロ
アルカンまたはフルオロアルカンを製造するため
のフツ素化反応は知られているが、2−クロロ−
5−トリクロロメチル−ピリジンの如き塩基性物
質をフツ化アルミニウムなど前記フツ素化触媒の
ルイス酸の存在下に高温で接触させることは、こ
れらの触媒の変質が予想されるので、当業者にと
つては実行し難いところである。 本発明の目的は、2−クロロ−5−トリクロロ
メチル−ピリジンから2−ハロゲノ−5−トリフ
ルオロメチル−ピリジンを製造するに当り、固体
の残渣を残さない製造法を提供するにあり、かゝ
る目的は2−クロロ−5−トリクロロメチル−ピ
リジンとフツ化水素を固体フツ素化触媒の存在下
に反応させることによつて達成される。この方法
によれば、フツ化水素は塩化水素となるなど、生
成物は液体または気体であつて、取扱いの面倒さ
が解消される。 本発明方法においては、固体フツ素化触媒が使
用される。固体フツ素化触媒とは、クロロアルカ
ンまたはクロロフルオロアルカンをフツ化水素と
高温たとえば150〜500℃で反応させてその化合物
の塩素をフツ素に置換する働きを有する触媒であ
つて固体のものをいい、例を挙げるとフツ化アル
ミニウムまたはクロム()オキシフルオライド
もしくはこれらの混合物ないしはフツ化アルミニ
ウムに担持したクロム()オキシフルオライド
である。 クロム()オキシフルオライドは、クロロア
ルカンのフツ素化触媒として公知であり、フツ化
クロム()またはその水和物を約500℃におい
て酸素や空気で処理するか、酸化クロム()ま
たはその水和物を350〜450℃においてフツ化水素
で処理することにより得られる。あるいは活性炭
に塩化クロム()を担持し、350〜450℃でフツ
化水素で処理しても得られる。フツ化アルミニウ
ムに担持したクロム()オキシフルオライド
は、フツ化アルミニウムに酸化クロム()を含
浸させて還元した後にフツ化水素気流中350〜450
℃で処理することにより得られる。フツ化アルミ
ニウム、クロム()オキシフルオライドまたは
フツ化アルミニウムに担持したクロム()オキ
シフルフライドは、クロロアルカンまたはクロロ
フルオロアルカンのフツ素化反応の触媒として公
知であり、かゝるフツ素化反応に使用できるもの
は何れも本発明において使用できる。 本発明において前記触媒を使用するときは、反
応温度は、250〜400℃が好ましい。最も好ましい
のは、270〜350℃である。250℃より低いとき
は、反応率が低く、400℃よりも高いときは、触
媒の寿命上好ましくない。 本発明においては、原料の反応体である2−ク
ロロ−5−トリクロロメチル−ピリジンおよびフ
ツ化水素の仕込み割合は、任意でよい。何れか入
手し易い方を過剰に仕込むなり、生成物である2
−フルオロ−5−トリフルオロメチル−ピリジン
または2−クロロ−5−トリフルオロメチル−ピ
リジンの何れを優勢に製造するかにより定めれば
よい。2−クロロ−5−トリクロロメチル−ピリ
ジンに対しフツ化水素を通常3〜30モルの割合
で、好ましくは5〜20モルの割合で反応させるの
が、未反応の2−クロロ−5−トリクロロメチル
−ピリジンを残さず、フツ化水素を余りに多量に
回収する必要がない点で好ましい。また、触媒の
長寿命化をはかるためには、フツ化水素の過剰が
よい。また、2−クロロ−5−トリクロロメチル
−ピリジンを反応帯へ導入するのを導入するのを
容易にするため、これをフツ化水素の溶液として
使用してもよい。 反応圧力は、特に制限はない。通常、1気圧な
いし5気圧である。接触時間も特に制限はない。
触媒を使用する場合、空間速度を100〜10000hr-1
程度にするのがよい。 本発明において、2−クロロ−5−トリクロロ
メチル−ピリジンを反応帯へ導入するには、これ
を不活性溶媒の溶液として行うことができる。こ
れにより、常温で固体である2−クロロ−5−ト
リクロロメチル−ピリジン(融点51〜54℃)を常
温で液体の形にして、仕込みを容易にすることが
できるのみならず、触媒の寿命の増大をもたら
す。なお、この場合使用する不活性溶媒がフツ化
水素と相溶性を有しないものであるときは、生成
物である2−ハロゲノ−5−トリフルオロメチル
−ピリジンは、フツ化水素と塩を形成するため、
当該目的物と当該不活性溶媒の分離を極めて容易
に行うことができる。ここにおいて不活性溶媒と
は、フツ化水素と前記触媒上でほとんど反応せ
ず、2−クロロ−5−トリクロロメチル−ピリジ
ンを溶解し、本発明に係る反応を妨害しない有機
液体である。不活性溶媒であつてフツ化水素と相
溶性を有しないものの具体例を挙げると、3,4
−ジクロロ−ベンゾトリフルオライド、トリクロ
ロトリフルオロエタン、トリフルオロメチルベン
ゼン、P−クロロ−ベンゾトリフルオライド、o
−クロロ−ベンゾトリフルオライド、2−フルオ
ロ−5−トリフルオロメチル−ピリジンなどがあ
る。 以下代表的な触媒の調製例および実施例を挙げ
て本発明を説明する。 フツ化アルミニウム触媒の調製例:− 粒径2.8〜4mmの活性アルミナ(住友化学工業
株式会社製KH)40gを電気炉内に保持された内
径19mm、長さ1mのハステロイC製反応管に充填
した後、窒素気流中、200℃に加熱し、その温度
で窒素流速150ml/分、フツ化水素流速300ml/分
で3時間処理した。次いで窒素とフツ化水素の混
合ガス気流中、350℃に加熱し、その温度で2時
間保持した後、フツ化水素を止め、窒素気流中で
冷却した。得られたフツ化アルミニウム触媒量は
62gであつた。 X線回折によりβ−A1F3およびγ−A1F3が含
まれていることがわかつた。得られた触媒を触媒
Aとする。 クロム()オキシフルオライド触媒の調製:− フツ化クロム()・三水和物粉末を直径3
mm、高さ6mmの円柱状ペレツトに成形し、フツ化
アルミニウム触媒調製と同様の反応管にペレツト
60gを充填し、空気気流(流速300ml/分)中、
4時間かけて500℃に昇温し、その温度で1時間
保持した。次いで、空気気流を窒素気流に代え、
600℃に昇温し、その温度で4時間保持した後、
温度を350℃に下げ、窒素流速150ml/分、フツ化
水素流速300ml/分で3時間処理した。得られた
クロム()オキシフルオライド触媒は48gであ
り、その組成はほぼCrOFであつて、X線回折で
は無定形であつた。得られた触媒を触媒Bとす
る。 フツ化アルミニウム担持クロム触媒の調製:− 触媒A50gを200ml二口フラスコに仕込み真空
に引きながら、20重量%酸化クロム水溶液50gを
滴加した。常圧にもどして30分間放置した後、上
澄液を除去し、100℃で一夜乾燥した。乾燥後、
前2例と同様の反応管に仕込み、窒素気流中、
250℃に加熱し、その温度で2時間保持した後、
500℃に昇温し、更に2時間保持した。次いで、
350℃に降温した後、窒素流速150ml/分、フツ化
水素300ml/分で2時間処理した。得られた触媒
は約1.8重量%のクロム化合物を含んでいた。得
られた触媒を触媒Cとする。 実施例 1〜4 内径19mm、長さ1mのハステロイC製反応管に
第1表に示す触媒50gを充填した反応帯に、同じ
く第1表に示す反応温度および1気圧の反応圧力
で、フツ化水素を400ml/分(STP)でおよび2
−クロロ−5−トリクロロメチル−ピリジンの
3,4−ジクロロ−ベンゾトリフルオライド30重
量%溶液を1.0g/分で6時間通じて反応させ
た。なお、空間速度は、602hr-1であつた。排出
物は、水洗塔に導いた。 反応終了後、水洗塔底部に沈降した有機層を液
液分離により分離した。これは、3,4−ジクロ
ロ−ベンゾトリフルオライドおよび少量の目的物
から成るものであつた。水洗塔の水層および洗浄
に用いた水を水酸化ナトリウムで中和して、有機
物を沈降させ、先に分離した有機層を加えて、中
和しながらはげしく撹拌した後、有機層を液々分
離した。 次いで、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、蒸留により沸点120〜157℃の留分を採取し
た。マススペクトログラフイー、核磁気共鳴分
析、赤外線分光分析およびガスクロマトグラフイ
ー分析の結果、何れの実施例の生成物も2−クロ
ロ−5−トリフルオロメチル−ピリジン、2−フ
ルオロ−5−トリフルオロメチル−ピリジンおよ
び微量の3,4−ジクロロ−ベンゾトリフルオラ
イドから成るものであつた。
ル−ピリジンの製法に関する。ここに「ハロゲ
ノ」とは、フルオロおよび/またはクロロをいう
ものとする。 2−ハロゲノ−5−トリフルオロメチル−ピリ
ジンは、除草剤の中間体として有用である。たと
えば、これより誘導されたトリメチルピリドキシ
フエノキシプロピオン酸エチルは、大豆などの広
葉作物に害を与えることなく禾本科雑草を枯殺す
ることのできる除草剤として利用できる。 ところで、従来、ベンゾトリクロライドを五フ
ツ化アンチモンと反応させてベンゾトリフルオラ
イドを製造する方法が知られている。従つて、こ
れと同様に、2−クロロ−5−トリクロロメチル
−ピリジンを五フツ化アンチモンと反応させれば
2−ハロゲノー5−トリフルオロメチル−ピリジ
ンが得られるであろうことは、一見予想できると
ころである。しかしながら、五フツ化アンチモン
の如きフツ化化合物をフツ素化剤とする方法は、
反応後に固体の塩化化合物が残り、これの取扱い
が面倒である。 これまで、2−クロロ−5−トリクロロメチル
−ピリジンをフツ化水素と反応させて2−ハロゲ
ノ−5−トリフルオロメチル−ピリジンを製造す
る方法は知られていない。クロロアルカンまたは
クロロフルオロアルカンをフツ化水素と固体フツ
素化触媒たとえばフツ化鉄()、フツ化アルミ
ニウムまたはクロム()オキシフルオライド触
媒の存在下に高温で反応させて、クロロフルオロ
アルカンまたはフルオロアルカンを製造するため
のフツ素化反応は知られているが、2−クロロ−
5−トリクロロメチル−ピリジンの如き塩基性物
質をフツ化アルミニウムなど前記フツ素化触媒の
ルイス酸の存在下に高温で接触させることは、こ
れらの触媒の変質が予想されるので、当業者にと
つては実行し難いところである。 本発明の目的は、2−クロロ−5−トリクロロ
メチル−ピリジンから2−ハロゲノ−5−トリフ
ルオロメチル−ピリジンを製造するに当り、固体
の残渣を残さない製造法を提供するにあり、かゝ
る目的は2−クロロ−5−トリクロロメチル−ピ
リジンとフツ化水素を固体フツ素化触媒の存在下
に反応させることによつて達成される。この方法
によれば、フツ化水素は塩化水素となるなど、生
成物は液体または気体であつて、取扱いの面倒さ
が解消される。 本発明方法においては、固体フツ素化触媒が使
用される。固体フツ素化触媒とは、クロロアルカ
ンまたはクロロフルオロアルカンをフツ化水素と
高温たとえば150〜500℃で反応させてその化合物
の塩素をフツ素に置換する働きを有する触媒であ
つて固体のものをいい、例を挙げるとフツ化アル
ミニウムまたはクロム()オキシフルオライド
もしくはこれらの混合物ないしはフツ化アルミニ
ウムに担持したクロム()オキシフルオライド
である。 クロム()オキシフルオライドは、クロロア
ルカンのフツ素化触媒として公知であり、フツ化
クロム()またはその水和物を約500℃におい
て酸素や空気で処理するか、酸化クロム()ま
たはその水和物を350〜450℃においてフツ化水素
で処理することにより得られる。あるいは活性炭
に塩化クロム()を担持し、350〜450℃でフツ
化水素で処理しても得られる。フツ化アルミニウ
ムに担持したクロム()オキシフルオライド
は、フツ化アルミニウムに酸化クロム()を含
浸させて還元した後にフツ化水素気流中350〜450
℃で処理することにより得られる。フツ化アルミ
ニウム、クロム()オキシフルオライドまたは
フツ化アルミニウムに担持したクロム()オキ
シフルフライドは、クロロアルカンまたはクロロ
フルオロアルカンのフツ素化反応の触媒として公
知であり、かゝるフツ素化反応に使用できるもの
は何れも本発明において使用できる。 本発明において前記触媒を使用するときは、反
応温度は、250〜400℃が好ましい。最も好ましい
のは、270〜350℃である。250℃より低いとき
は、反応率が低く、400℃よりも高いときは、触
媒の寿命上好ましくない。 本発明においては、原料の反応体である2−ク
ロロ−5−トリクロロメチル−ピリジンおよびフ
ツ化水素の仕込み割合は、任意でよい。何れか入
手し易い方を過剰に仕込むなり、生成物である2
−フルオロ−5−トリフルオロメチル−ピリジン
または2−クロロ−5−トリフルオロメチル−ピ
リジンの何れを優勢に製造するかにより定めれば
よい。2−クロロ−5−トリクロロメチル−ピリ
ジンに対しフツ化水素を通常3〜30モルの割合
で、好ましくは5〜20モルの割合で反応させるの
が、未反応の2−クロロ−5−トリクロロメチル
−ピリジンを残さず、フツ化水素を余りに多量に
回収する必要がない点で好ましい。また、触媒の
長寿命化をはかるためには、フツ化水素の過剰が
よい。また、2−クロロ−5−トリクロロメチル
−ピリジンを反応帯へ導入するのを導入するのを
容易にするため、これをフツ化水素の溶液として
使用してもよい。 反応圧力は、特に制限はない。通常、1気圧な
いし5気圧である。接触時間も特に制限はない。
触媒を使用する場合、空間速度を100〜10000hr-1
程度にするのがよい。 本発明において、2−クロロ−5−トリクロロ
メチル−ピリジンを反応帯へ導入するには、これ
を不活性溶媒の溶液として行うことができる。こ
れにより、常温で固体である2−クロロ−5−ト
リクロロメチル−ピリジン(融点51〜54℃)を常
温で液体の形にして、仕込みを容易にすることが
できるのみならず、触媒の寿命の増大をもたら
す。なお、この場合使用する不活性溶媒がフツ化
水素と相溶性を有しないものであるときは、生成
物である2−ハロゲノ−5−トリフルオロメチル
−ピリジンは、フツ化水素と塩を形成するため、
当該目的物と当該不活性溶媒の分離を極めて容易
に行うことができる。ここにおいて不活性溶媒と
は、フツ化水素と前記触媒上でほとんど反応せ
ず、2−クロロ−5−トリクロロメチル−ピリジ
ンを溶解し、本発明に係る反応を妨害しない有機
液体である。不活性溶媒であつてフツ化水素と相
溶性を有しないものの具体例を挙げると、3,4
−ジクロロ−ベンゾトリフルオライド、トリクロ
ロトリフルオロエタン、トリフルオロメチルベン
ゼン、P−クロロ−ベンゾトリフルオライド、o
−クロロ−ベンゾトリフルオライド、2−フルオ
ロ−5−トリフルオロメチル−ピリジンなどがあ
る。 以下代表的な触媒の調製例および実施例を挙げ
て本発明を説明する。 フツ化アルミニウム触媒の調製例:− 粒径2.8〜4mmの活性アルミナ(住友化学工業
株式会社製KH)40gを電気炉内に保持された内
径19mm、長さ1mのハステロイC製反応管に充填
した後、窒素気流中、200℃に加熱し、その温度
で窒素流速150ml/分、フツ化水素流速300ml/分
で3時間処理した。次いで窒素とフツ化水素の混
合ガス気流中、350℃に加熱し、その温度で2時
間保持した後、フツ化水素を止め、窒素気流中で
冷却した。得られたフツ化アルミニウム触媒量は
62gであつた。 X線回折によりβ−A1F3およびγ−A1F3が含
まれていることがわかつた。得られた触媒を触媒
Aとする。 クロム()オキシフルオライド触媒の調製:− フツ化クロム()・三水和物粉末を直径3
mm、高さ6mmの円柱状ペレツトに成形し、フツ化
アルミニウム触媒調製と同様の反応管にペレツト
60gを充填し、空気気流(流速300ml/分)中、
4時間かけて500℃に昇温し、その温度で1時間
保持した。次いで、空気気流を窒素気流に代え、
600℃に昇温し、その温度で4時間保持した後、
温度を350℃に下げ、窒素流速150ml/分、フツ化
水素流速300ml/分で3時間処理した。得られた
クロム()オキシフルオライド触媒は48gであ
り、その組成はほぼCrOFであつて、X線回折で
は無定形であつた。得られた触媒を触媒Bとす
る。 フツ化アルミニウム担持クロム触媒の調製:− 触媒A50gを200ml二口フラスコに仕込み真空
に引きながら、20重量%酸化クロム水溶液50gを
滴加した。常圧にもどして30分間放置した後、上
澄液を除去し、100℃で一夜乾燥した。乾燥後、
前2例と同様の反応管に仕込み、窒素気流中、
250℃に加熱し、その温度で2時間保持した後、
500℃に昇温し、更に2時間保持した。次いで、
350℃に降温した後、窒素流速150ml/分、フツ化
水素300ml/分で2時間処理した。得られた触媒
は約1.8重量%のクロム化合物を含んでいた。得
られた触媒を触媒Cとする。 実施例 1〜4 内径19mm、長さ1mのハステロイC製反応管に
第1表に示す触媒50gを充填した反応帯に、同じ
く第1表に示す反応温度および1気圧の反応圧力
で、フツ化水素を400ml/分(STP)でおよび2
−クロロ−5−トリクロロメチル−ピリジンの
3,4−ジクロロ−ベンゾトリフルオライド30重
量%溶液を1.0g/分で6時間通じて反応させ
た。なお、空間速度は、602hr-1であつた。排出
物は、水洗塔に導いた。 反応終了後、水洗塔底部に沈降した有機層を液
液分離により分離した。これは、3,4−ジクロ
ロ−ベンゾトリフルオライドおよび少量の目的物
から成るものであつた。水洗塔の水層および洗浄
に用いた水を水酸化ナトリウムで中和して、有機
物を沈降させ、先に分離した有機層を加えて、中
和しながらはげしく撹拌した後、有機層を液々分
離した。 次いで、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、蒸留により沸点120〜157℃の留分を採取し
た。マススペクトログラフイー、核磁気共鳴分
析、赤外線分光分析およびガスクロマトグラフイ
ー分析の結果、何れの実施例の生成物も2−クロ
ロ−5−トリフルオロメチル−ピリジン、2−フ
ルオロ−5−トリフルオロメチル−ピリジンおよ
び微量の3,4−ジクロロ−ベンゾトリフルオラ
イドから成るものであつた。
【表】
実施例5および6
触媒を製造した装置に触媒Aを50g充填した反
応帯に、反応温度350℃、反応圧力1気圧でフツ
化水素200ml/分(STP)および2−クロロ−5
−トリクロロメチル−ピリジンの第2表に示した
溶媒の10重量%溶液1g/分を6時間供給した。
排出物は、約25℃に保持されたポリエチレン製空
塔に導き、更に排出する気体は、水およびアルカ
リ水溶液に吸収した。反応後、空塔に捕集された
液体は、2相を形成し、上層は、ハロゲノ−トリ
フルオロメチル.ピリジン(30重量%)およびフ
ツ化水素(70重量%)からほとんど成つていた。
下層は、溶媒から成り、目的物はガスクロマトグ
ラフイ分析によれば見出されなかつた。上層を
液々分離し、80℃に加熱して、フツ化水素を除去
した後、室温に冷却し、水を加えて、アルカリで
中和した。これから、液々分離により得た下層の
有機物は、ガスクロマトグラフイ分析の結果、微
量の溶媒を含む目的物であつた。上層の水層部の
フツ素イオン、塩素イオンの分析結果から、フツ
化水素、塩化水素はほとんどないことが分つた。
応帯に、反応温度350℃、反応圧力1気圧でフツ
化水素200ml/分(STP)および2−クロロ−5
−トリクロロメチル−ピリジンの第2表に示した
溶媒の10重量%溶液1g/分を6時間供給した。
排出物は、約25℃に保持されたポリエチレン製空
塔に導き、更に排出する気体は、水およびアルカ
リ水溶液に吸収した。反応後、空塔に捕集された
液体は、2相を形成し、上層は、ハロゲノ−トリ
フルオロメチル.ピリジン(30重量%)およびフ
ツ化水素(70重量%)からほとんど成つていた。
下層は、溶媒から成り、目的物はガスクロマトグ
ラフイ分析によれば見出されなかつた。上層を
液々分離し、80℃に加熱して、フツ化水素を除去
した後、室温に冷却し、水を加えて、アルカリで
中和した。これから、液々分離により得た下層の
有機物は、ガスクロマトグラフイ分析の結果、微
量の溶媒を含む目的物であつた。上層の水層部の
フツ素イオン、塩素イオンの分析結果から、フツ
化水素、塩化水素はほとんどないことが分つた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2−クロロ−5−トリクロロメチル−ピリジ
ンとフツ化水素を、フツ化アルミニウムおよびク
ロム()オキシフルオライドならびにこれらの
混合物ならびにフツ化アルミニウムに担持したク
ロム()オキシフルオライドから成る群から選
ばれた固体フツ素化触媒の存在下に反応させて2
−ハロゲノ−5−トリフルオロメチル−ピリジン
を得ることを特徴とするハロゲノ−トリフルオロ
メチル−ピリジンの製法。 2 250〜400℃で反応させる特許請求の範囲第1
項記載の製法。 3 2−クロロ−5−トリクロロメチル−ピリジ
ン1モルに対しフツ化水素3〜30モルの割合で使
用する特許請求の範囲第1項または第2項記載の
製法。 4 2−クロロ−5−トリクロロメチル−ピリジ
ンをフツ化水素の溶液として反応帯に導入する特
許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記
載の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10486679A JPS5629573A (en) | 1979-08-16 | 1979-08-16 | Preparation of halogeno-trifluoromethyl-pyridine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10486679A JPS5629573A (en) | 1979-08-16 | 1979-08-16 | Preparation of halogeno-trifluoromethyl-pyridine |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17047186A Division JPS6212758A (ja) | 1986-07-19 | 1986-07-19 | ハロゲノ−トリフルオロメチル−ピリジンの製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5629573A JPS5629573A (en) | 1981-03-24 |
| JPS625425B2 true JPS625425B2 (ja) | 1987-02-04 |
Family
ID=14392148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10486679A Granted JPS5629573A (en) | 1979-08-16 | 1979-08-16 | Preparation of halogeno-trifluoromethyl-pyridine |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5629573A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56100764A (en) * | 1980-01-14 | 1981-08-12 | Ishihara Sangyo Kaisha Ltd | Preparation of beta-trifluoromethylpyridines |
| CN106748981A (zh) * | 2016-11-29 | 2017-05-31 | 大连九信精细化工有限公司 | 一种氟代甲基吡啶反应釜残的回收利用方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2862492D1 (en) * | 1977-08-12 | 1988-09-01 | Ici Plc | Herbicidal halogenomethyl--pyridyloxy-phenoxy-alkanecarboxylic acids and derivatives, and processes of controlling unwanted plants therewith |
| JPS5461183A (en) * | 1977-10-21 | 1979-05-17 | Ishihara Sangyo Kaisha Ltd | 2-substituted-5-trifluoromethyl pyridine compounds |
| JPS5585564A (en) * | 1978-12-22 | 1980-06-27 | Ishihara Sangyo Kaisha Ltd | Preparation of beta-trifluoromethylpyridine |
| JPS55124762A (en) * | 1979-03-19 | 1980-09-26 | Ishihara Sangyo Kaisha Ltd | Preparation of beta-trifluoromethylpyridine |
-
1979
- 1979-08-16 JP JP10486679A patent/JPS5629573A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5629573A (en) | 1981-03-24 |
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