JPS6256462B2 - - Google Patents

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JPS6256462B2
JPS6256462B2 JP55151531A JP15153180A JPS6256462B2 JP S6256462 B2 JPS6256462 B2 JP S6256462B2 JP 55151531 A JP55151531 A JP 55151531A JP 15153180 A JP15153180 A JP 15153180A JP S6256462 B2 JPS6256462 B2 JP S6256462B2
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JP
Japan
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preparation tool
tool according
ester
ketone
solution
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JP55151531A
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JPS5674655A (en
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Uitsutofuiirudo Torimaa Robaato
Aauingu Howaito Uiriamu
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Bayer Corp
Original Assignee
Miles Laboratories Inc
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Publication date
Application filed by Miles Laboratories Inc filed Critical Miles Laboratories Inc
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Publication of JPS6256462B2 publication Critical patent/JPS6256462B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/64Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving ketones
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/96Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving blood or serum control standard

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  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
試料中成分の存在を検出する方法を案出する場
合−案出された方法が、重量法であれ、容量法で
あれ、分光法であれ、或いは他のいかなる方式の
ものであつても、信頼のおける結果を得る有効性
については何らかの形で評価が下されねばならな
い。さもないと、得られたデータは、意味を持た
ない。したがつて、このような方法を案出するこ
とは、装置の作成、試薬の配合、あるいは技術的
な面の開発の範囲にとどまらない。このような方
法によつて得たデータの信頼性を予測する方法が
なくてはならない。 再現性、感度、正確度および較正(検量)の必
要性のごときパラメータを検討する最も簡単で直
接的な方法は、分析対象成分の存在および/また
は濃度が既知の試料すなわち対照標準溶液を用い
てこのような方法を行うことである。このような
方法で得られたデータを、既知のデータと比較し
て偏差値を正しく評価することができる。 本発明は、液体サンプル中のケトン体の存在お
よび/または濃度の検出方法の評価に関する。さ
らには、本発明は、各種のケトン体測定方法の有
効性の評価に用いるケトン対照標準溶液の調製用
具に関する。 アセト酢酸(アセチル酢酸)は、肝臓における
脂肪酸酸化の通常の最終生成物である。アセト酢
酸は、また、ロイシン、フエニルアラニンおよび
チロシンの酸化分解により極く限られた量だけ生
成する。可逆的な還元反応によりアセト酢酸か
ら、β−ヒドロキシ酪酸が生ずる。アセトンが、
アセト酢酸の非可逆的脱カルボキシル反応により
生ずる。 これら3種の物質は、共に、ケトン体またはア
セトン体と呼ばれる。 尿中または血液中に異常に多量のケトン体が存
在すると、それぞれケトン尿症、ケトン血症とい
われる。このような状態は、真性糖尿病
(diabetes mellitus)や飢渇のごとき多様な病理
的状態の結果として生じ得る。特に真性糖尿病に
ついての、この病気−徴候の関係の故に、尿中の
ケトン体の測定に多大な関心がよせられている。
糖尿病患者の場合、インシユリン投与量の変化ま
たは他の病気の処置がしばしば指示されるので、
ケトン尿症の看破は、大きな意義を有する。従つ
て、ケトン体の分析の重要性が、医学分野の者に
より指摘され尿中のケトン体の存在および/また
は濃度に敏感な多数の方法の開発がなされてき
た。 しかし、ケトンの存在の測定についての関心
は、医療業者にだけ限定されるものではない。こ
れらの化合物には、無数の工業的用途があり、た
とえばニトロセルロース被膜およびビニルフイル
ムでの溶剤として用いられ、またペイント落とし
(リムーバ)、洗浄液、有機合成、爆発物製造、食
品添加物に用いられ、それぞれの場合において、
ケトンの存在および/または濃度を検出する操作
を行うことがまま必要である。ケトンの存在につ
いて関与するこれらの他の多くの者は、多数のケ
トン試験法を生み出してきた。 このような試験法の1つは、ニトロプルシドナ
トリウムと反応して濃い色を与えるケトンの性質
を利用している。たとえば、ニトロプルシドで処
理されたときのアセトンは、濃い赤黄色を与え、
この色は、酢酸で酸性にすることにより桃紫色に
変化する{Fritz Feigl、“Spot Tests in
Organic Analysis”第7版(1966年)を参
照。}。この現象は、ニトロプルシドのNO基とケ
トンとのカツプリング反応の結果として起こり、
錯体である着色した陰イオンとして反応混合物に
残存するイソニトロソケトンを生ずる。ニトロプ
ルシドの鉄〔〕は、その2価の状態〔〕へ還
元される。カルボニル基に結合したメチル基また
はメチレン基を含まないケトンは、反応性でない
か、または少なくともニトロプルシドによる着色
体を生じないことが見出されている。 N−MULTISTIXおよびKETO−DIASTIX
として公知の分析試薬ストリツプのケトン感応
部分および試薬錠剤のACETEST(これらの
全部は、the Ames Division of Miles
Laboratories、Inc.により市販されている)に、
同一または同様の化学がみられる。ケトン体を測
定するためのこれら3種類の試験具は、ニトロプ
ルシドケトン錯体形成現象に基づいている。すな
わち、試薬ストリツプを、ケトン水溶液に浸漬し
たとき、または錠剤をケトン水溶液と接触させた
とき、着色した錯体の形成が、ケトンの存在を示
す。さらに、ケトンの濃度は、生じた色の濃さ、
色合いに基づいて推定できる。 ケトン体を評価するためのこれらの方法および
他の方法は、前記したように、その正確度および
試験を行なう人の能力の評価法を必要とする。そ
のようなアプローチの1つは、基準試料すなわち
対照標準 化学組成および物理的性質が、分析す
べき試料を模擬するようにした試料 の使用であ
る。すなわち、対照標準は、凍結状態で保存され
た尿のサンプルであつてよいか、あるいは凍結乾
燥により濃縮し、後に予め定めた容量に希釈する
ようにした貯留尿から構成され得る。 市販の入手可能な対照標準の例は、エームス・
デイビジヨン・オブ・マイルス・ラボラトリー
ズ・インコーポレーテツド、(the Ames
Division of Miles Laboratories、Inc.)により
販売されているTEK−CHEKであり、これ
は、ケトン応答試薬領域を有する市販の試薬スト
リツプにおいて用いられる緩衝物質の存在下での
ある種PH指示薬の作用を利用している。このケト
ン代替物を用いると、TEK−CHEKは、以下に
示すAmes Division製品を用いてケトンに対し陽
性テストを生ずる対照標準溶液を生ずる:BILI
−LABSTIX、LABSTIX、KETO−
DIASTIX、KETOSTIX、MULTISTIX、
N−MULTISTIXおよびACETEST。 TEK−CHEKは、the Ames Divisionから得ら
れる製品文献では、ケトンに対する化学的代替物
を含む凍結乾燥された尿から構成されていると記
載されている。代替物は、ケトンが、そのままの
状態を保ちつづけるのが困難なために使用され
る。従つて、TEK−CHEKは、PH指示薬を利用
して病理学的量のケトン体を含有する尿を模擬す
るようにしている。 他の市販のケトン対照標準溶液の製品が、
Warner−Lambert Pharmaceutical Co.および
American Hospital Supply Co.により市場に出
されており、両方の製品とも液体であり、また、
ケトンとしての活性な薬剤としてアセトンを用い
ている。もう1つの製品は、I.C.L.Scientific
(Fountain Valley、California)から入手できる
Kova Torlであり、これは、使用するまで冷蔵さ
れなくてはならない。 Scheibeらの米国特許第3920400号は、尿酸の
リチウム塩が、対照標準物質として用いられ、高
い酸化状態での多価金属のための錯化剤も存在し
ている尿酸標準溶液を開示している。典型的な錯
化剤としては、マロン酸、サリチル酸、修酸、グ
ルタチオン、システイン、8−オキシキノリンお
よびエチレンジアミン四酢酸が特に挙げられてい
る。錯化剤を添加する目的は、溶液状態のままの
尿酸を安定化し分解を防ぐことである。 対照標準のもう1つの例は、マストに対し発行
され本願出願人に譲渡された米国特許第3920580
号に開示されている。これには、血液中または血
清中のグルコース測定用の液体対照標準が記載さ
れている。この液体対照標準は、水、グルコース
および親水性ポリマーを含む拡散防止剤から構成
されている。 コレステロールのコハク酸半エステルのある種
の塩が、コレステロール対照標準に有用であると
米国特許第3859047号に記載されている。 1978年11月13日に出願され本願出願人に譲渡さ
れた米国特許出願第959693号は、アセチルアセト
ンもしくはその同族体のある種の金属イオン錯体
を基質として用いるケトン対照標準溶液の調製用
具に関する。独国特許公開明細書第2721681号
(1978年11月13日付)も参照されたい。あるケト
ン感応性試薬が、このようなアセチルアセトン類
に応答し得ないのに対し、他のより特定されない
ケトン感応性試薬は、応答し得る。アセチルアセ
トンが、対照標準基質としてその能力を発揮する
のは後者のケトン試薬によつてである。 本発明に先立つ本分野の状態を要約すると、多
数の対照標準溶液成分が公知である。TEK−
CHEK溶液は、ケトンに対する代替物を与える…
…すなわち、ケトン測定において通常用いられる
各種ケトン応答化学で用いられる緩衝物質と反応
する公知のPH指示薬を与える。他の対照標準が、
同様に公知であり、たとえば尿酸、グルコース、
コレステロールその他に対するものである。アセ
トンを含有するいくつかの液体系が現在市場にで
ている。しかしながら先行技術の対照標準は、い
ずれも本発明の概念を示していない。いずれも、
本発明に示されるようなβ−ケトアルカン酸エス
テルと塩基との組合せを用いるケトン対照標準具
を開示していない。 本発明は、本技術分野の現状とは一線を画する
ものである。アセトンまたは他の液体ケトンを含
む液体配合物を用いる必要は、最早ない。本発明
は、有効成分として、乾燥した容易に保存できる
物質を用い、該物質は、溶解させたとき、ケトン
感応性テストの試薬と直接的に反応性となる。さ
らに、本発明は、その場でβ−ケトアルカン酸を
生成する。本発明は、ケトン感応性試薬系の緩衝
剤に応答するPH指示薬のようなケトンに対する代
替物および/または液体試薬の必要性を排除す
る。すなわち、本発明は、保存に際し安定であり
かつ取扱い容易な乾燥品であり、極めて正確な濃
度のケトン対照標準溶液を与える、したがつてケ
トン感応性テスト法で再現性を与える乾燥品を提
供する。 手短かに述べると、本発明は、ケトンの分析の
ための対照溶液調製具およびその使用方法を包含
している。該調製具の1つは、β−ケトアルカン
酸のエステルおよび該エステルを対応するβ−ケ
トアルカン酸に変換し得る塩基を包含した担体
(キヤリヤービヒクル、carrier vehicle)を含ん
でなる。該エステルは、次の構造を有している: (ここでRは、1ないし6個の炭素原子を有する
低級アルキル基であり、R′は、1ないし7個の
炭素原子を有する脂肪族基または環式基であ
る)。本発明の方法は、予め定められた容量の溶
剤を該調製具と接触させることからなつている。 本明細書で用いる用語“キヤリヤービヒクル”
とは、特定量のエステルおよび塩基を移送するの
に適する手段を含むことを意図する。キヤリヤー
ビヒクルには、水溶性であるかまたは開けること
により内容物を放出できるカプセル、たとえばゼ
ラチンカプセルがある。キヤリヤービヒクルは、
使用に際し溶剤がカプセルに入り得て、含有成分
を浸出させる有孔カプセルを含み得る。キヤリヤ
ービヒクルは、また、最終的に使用するまでエス
テルと塩基を内部にシールさせて、箔または他の
材料でつくつた容易に開けられるパツケージであ
つて、使用に際しパツケージが開けられその内容
物が、予め定められた容量の水にあけられるよう
にしたパツケージを含む。さらに、また、キヤリ
ヤービヒクルは、広範囲な材料からなるキヤリヤ
ーマトリツクス(担体マトリツクス、carrier
matrix)をも含む。キヤリヤーマトリツクス
は、金属イオンエステルおよび塩基と組合わさ
れ、使用に際し予め定められた時間、予め定めら
れた量の水に浸漬されてから成分を溶液中に残す
ようにして取除かれる。 キヤリヤーマトリツクスが用いられるなら、キ
ヤリヤーマトリツクスは、成分を包含することが
できるいかなる物質からなつていてもよい。たと
えばマトリツクスは、溶液分析用の試薬ストリツ
プに用いられる如き多くの公知の形式をとつてい
てよい。たとえば、米国特許第3846247号は、フ
エルト、有孔セラミツクのストリツプ、および織
布あるいはマツト化したガラス繊維の使用を教示
している。紙の代替物として、米国特許第
3552928号は、木片、布、スポンジ材料および粘
度質物質の使用を教示している。紙の代りにガラ
ス繊維のフエルトおよび合成樹脂のフリースを用
いることが、英国特許第1369139号において提案
されている。もう1つの英国特許第1349623号
は、下の紙マトリツクス用のカバーとして細いフ
イラメントの光透過性網の使用を提案している。
この英国特許第1349623号は、試薬系の一部で紙
を含浸し、網を他の相入れない可能性がある試薬
で含浸することも提案している。仏国特許第
2170397号は、50%を越えるポリアミド繊維を含
んだキヤリヤーマトリツクスの使用を教示してい
る。他のキヤリヤーマトリツクスとして、米国特
許第4046513号では、適当なキヤリヤーマトリツ
クスに試薬を印刷する概念が用いられている。米
国特許第4046514号は、反応剤系の試薬を含むフ
イラメントを織り合せたりまたは編み合わせるこ
とを開示している。全てこのようなマトリツクス
の概念は、他のものと同様、本発明にも用いられ
得る。好ましくは、キヤリヤーマトリツクスは、
紙のような吸水性の材料からなり、それによつ
て、エステルおよび塩基を含む溶液がマトリツク
スを含浸するために用いられる。キヤリヤーマト
リツクスは、また、これらの成分を物理的に閉じ
込める系、たとえばポリマーマイクロカプセルか
らなつていて、試料と接触して破裂するようにな
つていてもよい。キヤリヤーマトリツクスは、成
分が、後で硬化する液体または半液体の状態にあ
るキヤリヤーマトリツクスと均質に混合されて閉
じ込められた系からなつていてもよい。 前記したように、本発明のエステルは、β−ケ
トアルカン酸のエステルからなる。Rが“1ない
し6個の炭素原子を有する低級アルキル”である
と定義された前記のエステルの構造では、用語
“低級アルキル”はメチル、エチル、n−プロピ
ル、イソプロピル、シクロプロピル、n−ブチ
ル、sec−ブチル、tert−ブチル、イソブチル、
シクロブチル、および全てのペンチルとヘキシル
の異性体基を含むことを意味する。他方、
R′は、より広い意味を有することができる。
R′は、1ないし7個の炭素原子を有する脂肪族
基または環式基を含み得る。これらは、飽和また
は不飽和であつてよく、芳香族であつてもよく、
置換されていてもいなくてもよい。メチルアセト
アセテート、エチルアセトアセテートおよびエチ
ル3−ケト−4−フエニルブチレートのようなエ
ステルが、本発明に特に適する。さらに他のもの
として、1・10−ジ(アセトアセチル)デカン、
エチル2−メチルアセトアセテート、およびエチ
ルp−フルオロベンゾイルアセテートがある。多
くの他のβ−ケトアルカン酸エステルが、本発明
の範囲内にあり、唯一の限定要件は、エステル
が、塩基の存在下で加水分解し得て対応するβ−
ケトアルカン酸を生ずることである。 同様にして、本発明に含まれる塩基は、広範囲
なものである。本明細書で用いる“塩基”とは、
エステルを加水分解するのに適当な強度を有する
塩基を意味することを意図する。この目的に適す
る塩基には、それぞれ、M2CO3およびMOH(式
中、Mはアルカリ金属イオンを表す)で示される
アルカリ金属の炭酸塩およびアルカリ金属の水酸
化物があり、特に、炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、これら
の混合物、これらの物質と重炭酸ナトリウムとの
混合物などが含まれる。 塩基の選択に当つての主たる要素は、溶液中に
生ずる最終的なPHである。塩基が用いられる場
合、PHが低すぎると、エステルの加水分解を妨げ
るか、または加水分解の速度を遅くしすぎる。塩
基は、少なくともPH約10を与えるに十分な量で存
在する(すなわち十分塩基性となる)ものとすべ
きことが見出された。 図面には、本発明で用いるのに好ましいエステ
ルであるメチル アセトアセテートの加水分解の
アルカリ性PHへの依存性を示している。グラフ
は、PH8.8、9.8、10.9および12.7で、濃度0.150
g/0.1(g%)における、メチル アセトア
セテートの水溶液に対する時間に関してのエステ
ルの加水分解の量を示している。データは、3時
間後でも、PH8.8ではアセト酢酸への加水分解は
ほとんどなく、これに対し、PH12.7では30分後に
ほとんど完全な加水分解が起きることを示してい
る。有意的な加水分解は、PH9.8で起こり始め
る。このデータは、有意的な加水分解、従つて対
照標準溶液についてのケトン体の有意な生成に対
する約PH10の限界値(閾値)を示している。 この教示の理論的および実験的な考慮をすれ
ば、適当な塩基の選択は、通常の実験室的実験で
定まるようになる。必要なことは、本明細書に示
したキヤリヤービヒクルにエステルと塩基とを組
み入れて対照標準溶液をつくることである。β−
ケトアルカン酸の生成は、分光光度法または本分
野で公知の他の手段により追跡され得る。あまり
にも少量のケト酸の生成は、加水分解剤が不充分
であることを示している。すなわちエステルを加
水分解させるにはPHが不十分であることを示して
いる。 本発明で用いられる、すなわち、キヤリヤービ
ヒクルに組み入れられる、β−ケトアルカン酸エ
ステルの量は、いくつかのパラメータに依存す
る。まず、ケトン体の存在が、分析上の関心事と
なり得る特定の系は、ある範囲のケトン濃度に応
答する分析系を必要とする。この濃度範囲は、系
毎に異なり得る。病理的尿は、たとえば、N−
MULTISTIXのケトン感応領域が、ケトン濃度約
3ないし約160mg/0.1(mg%)に応答する必要
がある。従つて、N−MULTISTIX試薬ストリツ
プに対し対照標準溶液をつくるための調製用具に
対しては、この範囲でケトン濃度を示す色の変化
を与えるに十分なエステルの量が必要とされる。 第2の決定的な因子は、調製用具が最終的に用
いられて調製される対照標準溶液の容量である。
たとえば、30mlの水と接触させられたとき所望の
N−MUTISTIX試薬ストリツプの応答を与え得
る量の成分と調製用具が組合わされるなら、同じ
調製用具が、12mlの水では強すぎる応答を与え、
1の水では弱すぎる応答を与えるようになる。
キヤリヤービヒクルと組合わせられたエステルの
量は、予め定められた量の溶剤中での所望のケト
ン濃度の範囲を与えるのに少なくとも十分である
べきだと述べれば十分であろう。尿分析法では、
その濃度範囲は、約0.1ないし約160ml/であ
る。 本発明のもう1つの例では、キヤリヤービヒク
ルは、エステルのナトリウムエノラート誘導体を
包含する。たとえば、ほとんどのアルコールが、
ナトリウムの如き金属と反応してアルコキシドを
つくることが周知である。後者の化合物(アルコ
キシド)は、水と非常によく反応してアルコール
および金属の水酸化物を生ずる。これは次の式で
示される: R−OH+Na→RONa+1/2H2↑ (1) RONa+H2O→ROH+NaOH (2) β−ケトアルカン酸エステルの場合、ケト−エ
ノール互変異性の現象が次の反応を与える: 式(5)と(6)とを加えて考慮すると、正味の反応は
次のようになる: 式(7)は、β−ケトアルカン酸エステルのナトリ
ウムアルコキシ誘導体が、水の添加により、エス
テルと、水酸化ナトリウムとに変換されることを
示している。この反応は、非常に速く、実質的に
非可逆的である。したがつて、本発明の目的に対
しては、β−ケトアルカン酸エステルのアルカリ
金属誘導体は、対応するβ−ケトアルカン酸を形
成するようにエステルを加水分解し得る塩基とエ
ステルとの組合せに類似するものと考えられる。
このことは、式(7)の右側を、次のように1段階進
めたとき容易に明らかとなろう: したがつて、本願の組成物は、次の構造を有し
たアルカリ金属エノラートを含み得る: (ここで、R′、RおよびMは、前に定義したとお
りである)。この構造に入るいくつかの化合物と
して、エチルアセトアセテートナトリウム塩
(Aldrich Chemical Co.)およびメチルアセトア
セテートナトリウム塩がある。Mは、リチウム、
ナトリウム、カリウムおよびルビジウムであつて
よい。 試験具をつくる好ましい方法においては、紙
を、塩基とエステルとで順次含浸する。このよう
にして紙のストリツプを、加水分解剤の水溶液
に浸漬し、次に乾燥させてから、エステルのアル
コール溶液に浸漬し、再度乾燥させる。このよう
に成分を包含した紙マトリツクスを用い、これを
硬質または半硬質の支持体たとえばポリスチレン
フイルムに取り付ける。この目的には両面接着テ
ープが特に適するのが判つた。装着前に、含浸済
テープを、巾の狭いストリツプに切断する。これ
らを、両面接着剤の使用により一方の縁に沿つて
ポリスチレンフイルムに装着する。この紙/ポ
リスチレン複合材料を、紙の軸に垂直な線に沿
つて切り、一端が含浸された紙片となり、他端
が取つ手となるようになつた長方形のポリスチレ
ンストリツプが提供される。 以下例を挙げて本発明をさらに詳述する。例
は、本発明を説明するためのものであり、本発明
を限定するものではない。 例 各種PHレベルにおけるメチルアセトアセテート
の加水分解 異なるPH条件下でのメチルアセトアセテートの
加水分解の挙動を知るために実験を進めた。特
に、メチルアセトアセテートの溶液を緩衝水溶液
を用いつくつた。各溶液は、一定の時間間隔で、
アセトアセテートの生成について観察した。第1
図にプロツトした結果は、少なくともPH9.8にな
るまで有意的なエステルの加水分解が、起きない
ことを示している。 この実験で用いた4つの緩衝溶液は、それぞれ
PH9、PH10、PH11、およびPH13を有していた。PH
9の緩衝溶液は、Fisher Scientific Supply
Company、Catalogue No.SO−B−114から得
た。 これは、硼酸−塩化カリウム−水酸化ナトリウ
ムの水溶液からなつている。PH10の緩衝液は、J.
T.Baker Chemical CompanyからBorate Buffer
Solution No.1−5609として得た。PH11の緩衝液
は、K2CO3の1M蒸留水水溶液に、PH11がPH計で
示されるまで1NのHClを加えて得た。PH13の溶液
は、0.1NのNaOHとした。各緩衝液100mlに、メ
チルアセトアセテート0.15gを加えた。得られた
溶液は、それぞれ最終的なPH値、8.8、9.8、10.9
および12.7を有し、初めの緩衝溶液のPHからのPH
値の僅かな降下は、エステルの添加に帰せられ
る。アセトアセテートの存在下でピンク色を示
し、加水分解されていないエステルに対しては色
を生じないケトン感応性試薬系を含浸された紙
パツドを用い反応を追跡した。このようなケトン
感応性試薬系は、米国特許第4147514号に詳述さ
れている。色の生成は、580および720ナノメート
ル(nm)の反射光に応答する分光光度計を用い
て追跡した。試薬パツドは、既知濃度のアセトア
セテート溶液の反射率を測定することにより予め
較正しておいた。得られたデータを表に示す。
【表】
【表】 図面の曲線1は、PH8.8における前記のデータ
のプロツトである。図面にみられるように、3時
間後ですらほとんど加水分解は起きない(加水分
解<理論収率の8%)。これに対し、曲線2,3
および4は、僅か20分後にエステルの明らかに有
意的な加水分解、すなわちアセトアセテートの生
成がみられる。さらに、PHが、9.8から12.7に増
大すると(各曲線2,3および4)、エステルの
加水分解の速さと割合も増す。 例 好ましい調製具の製造 ケトン対照標準溶液を得るのに用いる調製用具
を作成する実験を行なつた。各調製用具は、ポリ
スチレンストリツプの一端に装着させた正方形の
紙からなる。この紙に、炭酸カリウムおよび
メチルアセトアセテートを含浸した。 約2インチ×10インチのEaton and Dikeman
No.222紙のストリツプを、K2CO3の2.54M(35
g/0.1)蒸留水水溶液に浸漬し、完全に飽和
したとき取り出し、乾燥器中で約70℃で15ないし
25分間乾燥させた。次に乾燥したこの紙を、エ
タノール100mlにメチルアセトアセテート20gを
含む第2の溶液(23A)に浸漬してから取り出
し、乾燥器中で70℃で15ないし20分間乾燥させ
た。 次にこの乾燥した成分含浸済紙を、Double
Stick 415(3M Company)として知られる紙を
裏打ちした両面接着テープの一方の側へ貼り合せ
た。次にこの紙/テープ複合材料を、あいている
方の接着テープ面を用いて、Plastic
Suppliers、Inc、から得られる軸方向に延伸した
ポリスチレンのシートの縁に沿つて貼り付けた。
得られるラミネートの紙のストリツプに垂直に
切り、一端に含浸済紙(0.4インチ四方)を有
する約3.5インチ×0.4インチの調製用具を得た。 例 ケトン対照標準溶液の調製 前記の例で得たストリツプ調製用具を用いて
ケトン対照標準溶液の調製について検討するため
実験を行なつた。ストリツプを、12.0mlの蒸留水
の入つたキユベツトに、紙の方の端を下にして浸
漬した(この際、動揺が生じないようにできる限
り注意を払つた)。30分後、ストリツプと溶液を
十分撹拌してから、ストリツプを取り出した。得
られたケトン対照標準溶液は、アセト酢酸(アセ
トアセテート)濃度15mg%を有していた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いる好ましいエステルで
あるメチルアセトアセテートの加水分解のアルカ
リ性PHへの依存性を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ケトン対照標準溶液の調製用具であつて、該
    調製用具が、 (a) 構造式 (式中、Rは、1ないし6個の炭素原子を有す
    る低級アルキルであり、そしてR′は、1ない
    し7個の炭素原子を有する脂肪族基または環式
    基である)を有するβ−ケトアルカン酸エステ
    ル、ならびに (b) それぞれ、M2CO3およびMOH(式中、Mは
    アルカリ金属イオンを表す)で示されるアルカ
    リ金属の炭酸塩およびアルカリ金属の水酸化物
    から選ばれる塩基との混合物、または、 次式、 (式中、R、R′およびMは前記と同義である) で示されるアルカリ金属エノラート、 からなり、該混合物もしくは該エノラートの量が
    該混合物もしくは該エノラートをそれらに対する
    溶媒に溶かしたとき、そのPHが9.8以上になるよ
    うに調整されている組成物の予め定められた量を
    包含したキヤリヤービヒクルからなることを特徴
    とする調製用具。 2 R′が低級アルキルである特許請求の範囲第
    1項記載の調製用具。 3 R′がメチルである特許請求の範囲第1項記
    載の調製用具。 4 エステルが、メチルアセトアセテート、エチ
    ルアセトアセテートまたはエチル3−ケト−4−
    フエニルブチレートである特許請求の範囲第1項
    記載の調製用具。 5 エステルがメチルアセトアセテートである特
    許請求の範囲第1項記載の調製用具。 6 キヤリヤービヒクルが、該組成物を含んだカ
    プセルである特許請求の範囲第1〜5項のいずれ
    かに記載の調製用具。 7 カプセルが、ゼラチンを含んでいる特許請求
    の範囲第6項記載の調製用具。 8 キヤリヤービヒクルが、吸水性材料である特
    許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の調製
    用具。 9 キヤリヤービヒクルが紙である特許請求の範
    囲第8項記載の調製用具。 10 塩基が、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、
    水酸化カリウム、水酸化ナトリウムまたはこれら
    の混合物である特許請求の範囲第1項記載の調製
    用具。 11 塩基がアルカリ金属の炭酸塩である特許請
    求の範囲第1項記載の調製用具。
JP15153180A 1979-11-05 1980-10-30 Tool for preparing control standard solution for detecting and measuring ketone and its preparation method Granted JPS5674655A (en)

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