JPS6262454B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6262454B2 JPS6262454B2 JP13247982A JP13247982A JPS6262454B2 JP S6262454 B2 JPS6262454 B2 JP S6262454B2 JP 13247982 A JP13247982 A JP 13247982A JP 13247982 A JP13247982 A JP 13247982A JP S6262454 B2 JPS6262454 B2 JP S6262454B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- electrolytic capacitor
- kraft
- capacitor according
- kraft paper
- Prior art date
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- Expired
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- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
- Primary Cells (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
本発明は、アルミニウム箔による陽極箔と陰極
箔とを電解紙を介して巻回したコンデンサ素子に
おいて、その外周を粘着テープにより固着した電
解コンデンサに関するものである。 従来、アルミニウム箔による陽極箔と陰極箔と
を電解紙を介して巻回したコンデンサ素子の外周
を固着した電解コンデンサとして、(A)コンデンサ
素子の外周をさらに合成樹脂製の粘着テープにて
巻回して固着したもの、(B)コンデンサ素子に巻回
されている電解紙の終端部をさらに延出し、これ
を最外周のテープとして兼用し、ノリ(接着剤)
付けしたもの、がある。(A)のものは粘着剤が積層
されたテープの基材がポリプロピレン、ポリエス
テルなどの合成樹脂材であるために、テープ自体
による電解液の保持性は皆無である。一方、(B)の
ものは最外周が電解紙であるために電解液の保持
性は好ましいが、高温負荷試験において後付け用
のノリ(接着剤)が分解したり、または電解液に
溶解してしまい、固着剤としての機能を保持でき
ない。例えば、ポリビニルアルコール系や酢酸ビ
ニル系のノリは電解液中の多価アルコールに溶解
してしまう。 しかるに、本発明は高温負荷試験においても固
着性が充分であり、かつ電解液の保持性を有する
紙製の粘着テープによりコンデンサ素子の外周を
巻回してなる電解コンデンサを提供するものであ
る。 本発明において、第1図aに示すように紙製の
粘着テープ1は予め一方の面に粘着剤2を積層形
成したクラフト紙3からなるものである。紙の密
度として、0.3g/cm3未満ではコンデンサ素子止
用としての強度が不足し、また0.9g/cm3を越え
ると電解液の保持性が極端に低下する。紙厚とし
て、15μm未満ではコンデンサ素子止用として機
能的に使用不可能であり、150μmを越えると巻
回後の径が不必要に大きくなり、コンデンサ素子
止用材料としての機能を損う。なお、粘着剤は従
来の合成樹脂製の粘着テープに使用されているも
のと同一の合成ゴム系、天然ゴム系あるいは合成
樹脂系の粘着剤で良く、粘着剤層厚は10〜30μm
が好ましい。クラフト紙3は第1図aに示すよう
に単層紙でも良く、また第1図bに示すようにク
ラフト紙3上に他のクラフト紙、マニラ麻紙、合
成繊維紙あるいはそれらの少なくとも2員からな
る混抄紙3aを積層した2重紙でも良く、それ以
上の多重紙でも良い。2重紙を含む多重紙の場
合、密度の異なるものを積層しても良く、また紙
厚の異なるものを積層しても良い。 次に、第1表に従来例1、2である合成樹脂製
の粘着テープと、本発明実施例1、2、3、4で
ある紙製の粘着テープを例示し、これら粘着テー
プを使用し、アルミニウム箔による陽極箔と陰極
箔とを電解紙を介して巻回した直径4mm、長さ
6.5mmのコンデンサ素子の外周をさらに幅6mm、
長さ18mmの粘着テープで1回半程巻回した電解コ
ンデンサにより定格16V、10μFの試料を作製
し、定格電圧を印加した場合の初期値と高温負荷
試験(85℃、2000時間)後の各値との比較を第2
表に示す。
箔とを電解紙を介して巻回したコンデンサ素子に
おいて、その外周を粘着テープにより固着した電
解コンデンサに関するものである。 従来、アルミニウム箔による陽極箔と陰極箔と
を電解紙を介して巻回したコンデンサ素子の外周
を固着した電解コンデンサとして、(A)コンデンサ
素子の外周をさらに合成樹脂製の粘着テープにて
巻回して固着したもの、(B)コンデンサ素子に巻回
されている電解紙の終端部をさらに延出し、これ
を最外周のテープとして兼用し、ノリ(接着剤)
付けしたもの、がある。(A)のものは粘着剤が積層
されたテープの基材がポリプロピレン、ポリエス
テルなどの合成樹脂材であるために、テープ自体
による電解液の保持性は皆無である。一方、(B)の
ものは最外周が電解紙であるために電解液の保持
性は好ましいが、高温負荷試験において後付け用
のノリ(接着剤)が分解したり、または電解液に
溶解してしまい、固着剤としての機能を保持でき
ない。例えば、ポリビニルアルコール系や酢酸ビ
ニル系のノリは電解液中の多価アルコールに溶解
してしまう。 しかるに、本発明は高温負荷試験においても固
着性が充分であり、かつ電解液の保持性を有する
紙製の粘着テープによりコンデンサ素子の外周を
巻回してなる電解コンデンサを提供するものであ
る。 本発明において、第1図aに示すように紙製の
粘着テープ1は予め一方の面に粘着剤2を積層形
成したクラフト紙3からなるものである。紙の密
度として、0.3g/cm3未満ではコンデンサ素子止
用としての強度が不足し、また0.9g/cm3を越え
ると電解液の保持性が極端に低下する。紙厚とし
て、15μm未満ではコンデンサ素子止用として機
能的に使用不可能であり、150μmを越えると巻
回後の径が不必要に大きくなり、コンデンサ素子
止用材料としての機能を損う。なお、粘着剤は従
来の合成樹脂製の粘着テープに使用されているも
のと同一の合成ゴム系、天然ゴム系あるいは合成
樹脂系の粘着剤で良く、粘着剤層厚は10〜30μm
が好ましい。クラフト紙3は第1図aに示すよう
に単層紙でも良く、また第1図bに示すようにク
ラフト紙3上に他のクラフト紙、マニラ麻紙、合
成繊維紙あるいはそれらの少なくとも2員からな
る混抄紙3aを積層した2重紙でも良く、それ以
上の多重紙でも良い。2重紙を含む多重紙の場
合、密度の異なるものを積層しても良く、また紙
厚の異なるものを積層しても良い。 次に、第1表に従来例1、2である合成樹脂製
の粘着テープと、本発明実施例1、2、3、4で
ある紙製の粘着テープを例示し、これら粘着テー
プを使用し、アルミニウム箔による陽極箔と陰極
箔とを電解紙を介して巻回した直径4mm、長さ
6.5mmのコンデンサ素子の外周をさらに幅6mm、
長さ18mmの粘着テープで1回半程巻回した電解コ
ンデンサにより定格16V、10μFの試料を作製
し、定格電圧を印加した場合の初期値と高温負荷
試験(85℃、2000時間)後の各値との比較を第2
表に示す。
【表】
【表】
第1表において、実施例1、2、3のクラフト
紙は単一紙であり、実施例4のクラフト紙は同一
密度の二重紙である。
紙は単一紙であり、実施例4のクラフト紙は同一
密度の二重紙である。
【表】
第1表および第2表から判るように、本発明に
おいては、従来例と比較して、粘着テープ自体に
電解液の保持性があり、かつ高温負荷試験に対し
ても諸特性、つまり容量変化率(%)および損失
角の正接(tanδ)を改善できるものである。な
お、第2図においてLCは漏れ電流である。
おいては、従来例と比較して、粘着テープ自体に
電解液の保持性があり、かつ高温負荷試験に対し
ても諸特性、つまり容量変化率(%)および損失
角の正接(tanδ)を改善できるものである。な
お、第2図においてLCは漏れ電流である。
第1図a,bは本発明に係る紙製の粘着テープ
を示す部分断面図である。 図中、1……紙製の粘着テープ、2……粘着
剤、3……クラフト紙。
を示す部分断面図である。 図中、1……紙製の粘着テープ、2……粘着
剤、3……クラフト紙。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アルミニウム箔による陽極箔と陰極箔とを電
解紙を介して巻回したコンデンサ素子の外周をク
ラフト紙による紙製粘着テープにより巻回してな
る電解コンデンサ。 2 特許請求の範囲1において、クラフト紙を単
一層にて形成してなる電解コンデンサ。 3 特許請求の範囲1において、クラフト紙上に
他のクラフト紙、マニラ麻紙、合成繊維紙あるい
はそれらの少なくとも2員からなる混抄紙を積層
して多重層に形成してなる電解コンデンサ。 4 特許請求の範囲1、2または3において、紙
の密度は0.3〜0.9g/cm3であることを特徴とした
電解コンデンサ。 5 特許請求の範囲1、2または3において、紙
厚は15〜150μmであることを特徴とした電解コ
ンデンサ。 6 特許請求の範囲3において、クラフト紙上に
密度の異なる他のクラフト紙、マニラ麻紙、合成
繊維紙あるいはそれらの少なくとも2員からなる
混抄紙を積層して多重層に形成してなる電解コン
デンサ。 7 特許請求の範囲3において、クラフト紙上に
紙厚の異なる他のクラフト紙、マニラ麻紙、合成
繊維紙あるいはそれらの少なくとも2員からなる
混抄紙を積層して多重層に形成してなる電解コン
デンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13247982A JPS5922316A (ja) | 1982-07-29 | 1982-07-29 | 電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13247982A JPS5922316A (ja) | 1982-07-29 | 1982-07-29 | 電解コンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5922316A JPS5922316A (ja) | 1984-02-04 |
| JPS6262454B2 true JPS6262454B2 (ja) | 1987-12-26 |
Family
ID=15082333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13247982A Granted JPS5922316A (ja) | 1982-07-29 | 1982-07-29 | 電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5922316A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1993114A1 (en) | 2007-05-14 | 2008-11-19 | Nitto Denko Corporation | Aluminum electrolytic wound capacitor element-fixing tape and aluminum electrolytic capacitor |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4798478B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2011-10-19 | 日本ケミコン株式会社 | 電解コンデンサ |
| JP4697402B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2011-06-08 | 日本ケミコン株式会社 | 電解コンデンサ |
-
1982
- 1982-07-29 JP JP13247982A patent/JPS5922316A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1993114A1 (en) | 2007-05-14 | 2008-11-19 | Nitto Denko Corporation | Aluminum electrolytic wound capacitor element-fixing tape and aluminum electrolytic capacitor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5922316A (ja) | 1984-02-04 |
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