JPS628162Y2 - - Google Patents

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JPS628162Y2
JPS628162Y2 JP1981170826U JP17082681U JPS628162Y2 JP S628162 Y2 JPS628162 Y2 JP S628162Y2 JP 1981170826 U JP1981170826 U JP 1981170826U JP 17082681 U JP17082681 U JP 17082681U JP S628162 Y2 JPS628162 Y2 JP S628162Y2
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JP
Japan
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elastic body
vibrations
hydraulic chamber
orifice
rod
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JP1981170826U
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JPS5876837U (ja
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  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は自動車用サスペンシヨンのインシユ
レーシヨン構造に係り、特に、インシユレーシヨ
ンをゴムの如き弾性体とオイルダンパとから構成
したことにより、運転性能に関係する低周波振動
から騒音に関係する高周波振動にわたる広範囲な
振動に対して良好な振動遮断効果を有する自動車
用サスペンシヨンのインシユレーシヨン構造に関
する。
〔従来の技術〕
従来の自動車用サスペンシヨンのインシユレー
シヨン(実開昭57−74804号公報等)は、第1図
の如く設けられている。図において、1は車体で
あり、2は図示省略の車輪に連結され、車体1を
支えるべくストラツトに連結されたロツドであ
る。ロツド2と車体1との間には、インシユレー
シヨン3が介設されている。インシユレーシヨン
3は、車体1とロツド2とにそれぞれ取り付けら
れる取付金具4,5と、これら取付金具4,5間
を連結すべく設けられたゴム製の弾性体6とから
なり、車輪よりロツド2を介して車体1に伝達さ
れる振動を、インシユレーシヨン3の弾性体6に
より絶縁するように構成されている。
しかしながら、上記のような弾性体6のインシ
ユレーシヨン3を用いた場合には、変位伝達率の
周波数依存性は、第2図の曲線aのようになり、
高周波数振動に対する振動絶縁効果は大きく防音
性はすぐれているが、低周波数に共振点f0があら
われてしまいボデーシエイクの防止が充分にでき
なかつた。
このボデーシエイクを阻止するために、インシ
ユレーシヨン3の弾性体6のゴムの高度を高くし
てそのばね定数を大きくしたり、あるいはばね定
数は同じで減衰性を高くするようにゴムの材質を
変えたりする方法が考えられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、これらの方法を採用すると高周波域
(騒音)の振動遮断性が悪くなる。すなわち、ば
ね定数を大きくした場合には、変位伝達率は第2
図の曲線bとなり低周波数の防振性は良くなるが
高周波側に共振点が発生してしまう。また、減衰
力を大きくするようゴムの材質を変えた場合に
は、変位伝達率は曲線Cとなり同様に高周波側の
振動遮断特性が悪化してしまう。
このためインシユレーシヨンを、そのばね定数
が荷重変化に対して段階的または連続的に変化す
るように、すなわち非線型のばね定数をもつよう
に、例えばゴムとばねとを組み合せたものを用い
る方法が提案されている。この方法では、路面振
動等(低周波の大きな振幅の振動)に対しては、
ばね定数を大きくしてその振動変位を小さくし、
音(高周波の小さな振幅の振動)に対しては、ば
ね定数を小さくして対処しようとするものであ
る。
しかし、この方法では、低周波域の小さな振幅
のボデーシエイクを防止できず、またこのボデー
シエイク対策を施すと騒音遮断が不十分となつて
しまう。
本考案は以上の従来の問題点を有効に解決すべ
く創案されたものである。
本考案の目的は、インシユレーシヨンを高周波
域吸収のためのゴムの如き弾性体と低周波域吸収
のためのオイルダンパとで構成したことにより、
低周波から高周波まで広範囲にわたつて、車輪よ
り車体に伝達される振動を充分に遮断することが
できる自動車用サスペンシヨンのインシユレーシ
ヨン構造を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、車輪に連結されたロツドと車体との
間に設けられ、車輪からの振動を防止するための
インシユレーシヨン構造において、上記ロツドと
車体との間に介設されたゴムの如き弾性体と、該
弾性体の一部をその区画壁とする第1の油圧室と
該第1の油圧室にオリフイスを介して連通されダ
イヤフラムによつて区画された第2の油圧室とを
有するオイルダンパとを備えてなるものである。
〔作用〕
車輪から伝達される振動のうち路面振動等の低
周波域の振動は弾性体を変形し、弾性体の変形に
よつてオリフイスを通じて第1、第2の油圧室間
をオイルが移動する。その際のオイル摩擦によつ
て低周波域の振動は減衰される。また、高周波域
の振動は弾性体により振動遮断される。
〔実施例〕
以下に本考案の一実施例を述べる。
第3図において、1は車体であり、2は車体1
を支持すべくストラツトを介して車輪に連結され
たロツドである。ロツド2上部には懸架ばね7を
固定するためのばね受け8が設けられている。こ
のばね受け8と車体1との間には、合成ゴム製の
弾性体9が設けられており、弾性体9上端部の取
付け座10はボルト11により車体1に取付けら
れている。
弾性体9上方には、この上面を覆うように、取
付け座10端部に嵌挿させてオリフイス板12が
設けられ、オリフイス板12、弾性体9、ばね受
け8により密閉状に区画されて第1の油圧室13
が形成されている。更に、オリフイス板12上に
はダイヤフラム14が設けられ、これに区画され
て第2の油圧室15が液密に形成されている。第
1の油圧室13と第2の油圧室15とには、オイ
ルOが満され、オリフイス板12のオリフイス1
6を介して第1と第2の油圧室13,15相互間
をオイルOが移動でき、オイルダンパ17が形成
されている。
次に上記実施例の作用について述べる。
車輪からの振動はロツド2に伝えられ、ロツド
2からばね受け8を経て弾性体9に伝えられ弾性
体9は加振されることとなるが、車輪から伝達さ
れる振動のうち路面振動等の低周波域の大きな振
動は次のようにして吸収される。大きな振動によ
り弾性体9は大きく変形し、この変形によりオリ
フイス16を通じてオイルOが第1、第2の油圧
室13,15相互間を移動する。オイルOがオリ
フイス16を通過する際の流体摩擦等によつて弾
性体9の振動エネルギは吸収され、弾性体9の振
動は減衰される。このように低周波域の振動はオ
イルダンパ17の減衰力により減衰され、低周波
域の共振点におけるピークは除去される。
また、高周波域の振動に対しては、オイルダン
パ17は弾性体9の速い振動に追従することがで
きず、オリフイス16を通過できるオイルOはほ
とんどなく、オイルダンパ17は高周波域では剛
体的となり減衰力は働かない。高周波域では、弾
性体9が、第3図中鎖線で示すように振動するこ
とによりロツド2からの振動は吸収される。また
上述したように低周波域では、オイルダンパ17
により振動がよく減衰されるため、弾性体9のゴ
ムの硬度を小さくでき、高周波域の振動遮断効果
を向上できる。
このように、本考案のインシユレーシヨンは低
周波域から高周波域まで広範囲にわたつて良好な
振動遮断効果を有し、結局、第2図の曲線dのよ
うな優れた振動遮断特性を得ることができる。
上記実施例においては、オリフイス16は常に
開成しているが、第4図のような可動オリフイス
18を用いてもよい。可動オリフイス18はダイ
ヤフラム14より垂下され第1の油圧室13と第
2の油圧室15とを区画するオリフイスプレート
19と、このオリフイスプレート19周縁部を挾
むようにしてオリフイスプレート19の移動を所
定範囲に規制する溝部20aを有するストツパー
20とから形成されている。可動オリフイス18
は、振動により弾性体9が大きく変形しオイルO
の流れ等によりオリフイスプレート19が移動し
オリフイスプレート19がストツパー20に当接
したときに閉成され、第1、第2の油圧室13,
15間の流路が遮断されるようになつており、比
較的に高周波の振動に対しても応答性が良い。
尚、上記実施例において、オイルダンパ17の
形状はどのように変更してもよく、その取付け位
置も弾性体9上方のみに限らずその下方に設けた
り、ロツド2と車体1との間に直列に設けたりし
てもよい。更に弾性体9はゴムだけでなくゴムと
ばねとを組み合せたものにするなどもちろん自由
である。
〔考案の効果〕
以上の説明により明らかなように本考案によれ
ば、次のような優れた効果を発揮することができ
る。
低周波域振動をオイルダンパにより減衰させ
吸収すると共に、高周波域振動をゴムの如き弾
性体にて吸収でき広範囲な周波数域の振動に対
して良好な振動遮断効果を得ることができる。
低周波数域振動をオイルダンパで減衰できる
ため弾性体に硬度の低い柔らかいゴム等を用い
ることができ、高周波域の振動遮断効果を更に
高めることができる。
しかも、構造簡単にして廉価に作成でき有用
性に富む。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のインシユレーシヨンの側断面
図、第2図はインシユレーシヨンの変位伝達率の
周波数依存性を示すグラフ、第3図は本考案に係
るインシユレーシヨンの一実施例を示す側断面
図、第4図は本考案の他の実施例を示す側断面図
である。 図中、1は車体、2はロツド、9はゴムの如き
弾性体、13は第1の油圧室、14はダイヤフラ
ム、15は第2の油圧室、16,18はオリフイ
ス(18は可動オリフイス)、17はオイルダン
パである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輪に連結されたロツドと車体との間に設けら
    れ、車輪からの振動を防止するためのインシユレ
    ーシヨン構造において、上記ロツドと車体との間
    に介設されたゴムの如き弾性体と、該弾性体の一
    部をその区画壁とする第1の油圧室と該第1の油
    圧室にオリフイスを介して連通されダイヤフラム
    によつて区画された第2の油圧室とを有するオイ
    ルダンパとを備えて、上記車輪からの高周波域振
    動を上記弾性体により吸収させると共に上記オイ
    ルダンパで低周波域振動を吸収させるように構成
    したことを特徴とする自動車用サスペンシヨンの
    インシユレーシヨン構造。
JP17082681U 1981-11-18 1981-11-18 自動車用サスペンシヨンのインシユレ−シヨン構造 Granted JPS5876837U (ja)

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JP17082681U JPS5876837U (ja) 1981-11-18 1981-11-18 自動車用サスペンシヨンのインシユレ−シヨン構造

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JPS5876837U JPS5876837U (ja) 1983-05-24
JPS628162Y2 true JPS628162Y2 (ja) 1987-02-25

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ID=29962772

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JP17082681U Granted JPS5876837U (ja) 1981-11-18 1981-11-18 自動車用サスペンシヨンのインシユレ−シヨン構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH073072Y2 (ja) * 1985-02-22 1995-01-30 日産自動車株式会社 車両用ストラツト装置
JPH0826916B2 (ja) * 1985-09-06 1996-03-21 カヤバ工業株式会社 油圧緩衝器のマウント構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5754409Y2 (ja) * 1978-03-23 1982-11-25

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