JPS628805A - 車両サスペンシヨン機構におけるサスペンシヨンブツシユ組立体及びその製造方法 - Google Patents
車両サスペンシヨン機構におけるサスペンシヨンブツシユ組立体及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS628805A JPS628805A JP14748785A JP14748785A JPS628805A JP S628805 A JPS628805 A JP S628805A JP 14748785 A JP14748785 A JP 14748785A JP 14748785 A JP14748785 A JP 14748785A JP S628805 A JPS628805 A JP S628805A
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- spherical convex
- cylindrical
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G7/00—Pivoted suspension arms; Accessories thereof
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、車両サスペンション機構におけるサスペンシ
ョンブツシュ組立体およびその製造方法に係り、特にボ
ールジヨイント機構を内蔵して、サスペンションロッド
に加わるねじれ、こじれ等の力を効果的に吸収せしめつ
つ、振動の減衰乃至は遮断特性を高めたサスペンション
ブツシュ組立体およびその製造方法に関するものである
。
ョンブツシュ組立体およびその製造方法に係り、特にボ
ールジヨイント機構を内蔵して、サスペンションロッド
に加わるねじれ、こじれ等の力を効果的に吸収せしめつ
つ、振動の減衰乃至は遮断特性を高めたサスペンション
ブツシュ組立体およびその製造方法に関するものである
。
(従来技術)
従来より、自動車等の車体に対して、差動装置や車輪等
を懸架するために、各種のアーム、ロンド、リンク等の
懸架部材乃至はサスペンションロッドが各種方向に揺動
可能に取り付けられており、そして該サスペンションロ
ッドの両端の枢着部、すなわち車体側または車軸乃至は
車輪側への枢支連結部には、一般に、それぞれ振動の緩
和等を目的として、ゴム材料を用いたサスペンションブ
ツシュが組み込まれている。
を懸架するために、各種のアーム、ロンド、リンク等の
懸架部材乃至はサスペンションロッドが各種方向に揺動
可能に取り付けられており、そして該サスペンションロ
ッドの両端の枢着部、すなわち車体側または車軸乃至は
車輪側への枢支連結部には、一般に、それぞれ振動の緩
和等を目的として、ゴム材料を用いたサスペンションブ
ツシュが組み込まれている。
ところで、かかるサスペンションブツシュとしては、一
般に、車両懸架のために所定の軸部材が嵌挿せしめられ
る内筒部材と、その内筒部材の外側に所定の間隔をおい
て同心的に配置され、且つ車両サスペンション機構のサ
スペンションロッドが外側面に嵌挿されて、取り付けら
れる外筒部材との間に、筒状の弾性部材が介装せしめら
れる構成が採られている。そして、その弾性部材の弾性
力によって、その軸心に直角な方向の振動を吸収すると
共に、その弾性部材の軸心まわりのねじり変形によって
、内外両筒部材の回動を、換言すればそれら筒部材に固
定される枢軸とサスペンションロッドとの相対回動を許
容するようにされている。
般に、車両懸架のために所定の軸部材が嵌挿せしめられ
る内筒部材と、その内筒部材の外側に所定の間隔をおい
て同心的に配置され、且つ車両サスペンション機構のサ
スペンションロッドが外側面に嵌挿されて、取り付けら
れる外筒部材との間に、筒状の弾性部材が介装せしめら
れる構成が採られている。そして、その弾性部材の弾性
力によって、その軸心に直角な方向の振動を吸収すると
共に、その弾性部材の軸心まわりのねじり変形によって
、内外両筒部材の回動を、換言すればそれら筒部材に固
定される枢軸とサスペンションロッドとの相対回動を許
容するようにされている。
しかしながら、上述のような従来のサスペンションブツ
シュでは、弾性部材の弾性、形状、大きさ等により、ブ
ツシュの軸心に直角な方向の剛性および軸心まわりのね
じり剛性、換言すれば防振性能並びに枢軸とサスペンシ
ョンロッドとの回動性能が決定され、それら防振性能と
回動性能とをブツシュに要求される特性に応じて互いに
独立して適宜に設定することは困難であった。すなわち
、従来のブツシュ構造では、防振性能を重視して、軸心
に直角な方向の剛性を大きくすれば、軸心まわりのねじ
り剛性も太き(なって、枢軸とサスペンションロッドと
の回動性能が損なわれ、逆に枢軸とサスペンションロッ
ドとの回動性能を良好にするために、軸心まわりのねじ
り剛性を低くすれば、軸心に直角な方向の剛性も低くな
って、良好な防振性能が得られなくなるという問題があ
ったのである。
シュでは、弾性部材の弾性、形状、大きさ等により、ブ
ツシュの軸心に直角な方向の剛性および軸心まわりのね
じり剛性、換言すれば防振性能並びに枢軸とサスペンシ
ョンロッドとの回動性能が決定され、それら防振性能と
回動性能とをブツシュに要求される特性に応じて互いに
独立して適宜に設定することは困難であった。すなわち
、従来のブツシュ構造では、防振性能を重視して、軸心
に直角な方向の剛性を大きくすれば、軸心まわりのねじ
り剛性も太き(なって、枢軸とサスペンションロッドと
の回動性能が損なわれ、逆に枢軸とサスペンションロッ
ドとの回動性能を良好にするために、軸心まわりのねじ
り剛性を低くすれば、軸心に直角な方向の剛性も低くな
って、良好な防振性能が得られなくなるという問題があ
ったのである。
このため、本願出願人らは、上記従来のサスペンション
ブツシュの問題点を解消することを目的として、実願昭
58−48872号や実願昭58−123091号等に
おいて、筒部材と弾性部材との間に、それらの間の摩擦
抵抗を低減する減摩手段(摺動スリーブ)を介装させた
ブツシュ組立体を提案した。このようなブツシュ組立体
によれば、摺動スリーブの介在によって、筒部材と弾性
部材との間の摩擦抵抗が低減され、弾性部材は上記ブツ
シュ組立体の軸心に直角な方向の剛性の大きさに拘わら
ず、摺動スリーブを挟んで対向する筒部材に対して軸心
まわりに比較的容易に摺動することが可能となり、以て
防振性能を良好に保ちつつ、枢軸とサスペンションロン
ドとの回動性能をも良好に保つことが可能となるのであ
る。
ブツシュの問題点を解消することを目的として、実願昭
58−48872号や実願昭58−123091号等に
おいて、筒部材と弾性部材との間に、それらの間の摩擦
抵抗を低減する減摩手段(摺動スリーブ)を介装させた
ブツシュ組立体を提案した。このようなブツシュ組立体
によれば、摺動スリーブの介在によって、筒部材と弾性
部材との間の摩擦抵抗が低減され、弾性部材は上記ブツ
シュ組立体の軸心に直角な方向の剛性の大きさに拘わら
ず、摺動スリーブを挟んで対向する筒部材に対して軸心
まわりに比較的容易に摺動することが可能となり、以て
防振性能を良好に保ちつつ、枢軸とサスペンションロン
ドとの回動性能をも良好に保つことが可能となるのであ
る。
(問題点)
しかしながら、このように改良されたブツシュ組立体に
おいても、ブツシュ軸方向に対して傾斜した方向の力、
所謂こじれの力が作用する場合にあっては、その摺動ス
リーブによる摺動機能が充分に発現されず、従来のブツ
シュと同様、弾性部材によって、かかるこじれ力を吸収
することとなるために、かかる弾性部材による振動の減
衰機能が低下する問題を内在している。
おいても、ブツシュ軸方向に対して傾斜した方向の力、
所謂こじれの力が作用する場合にあっては、その摺動ス
リーブによる摺動機能が充分に発現されず、従来のブツ
シュと同様、弾性部材によって、かかるこじれ力を吸収
することとなるために、かかる弾性部材による振動の減
衰機能が低下する問題を内在している。
一方、車両の軽量化や耐腐食性の向上環を図る上におい
て、サスペンション機構におけるサスペンション口・ラ
ドを、従来の如き金属製のものから樹脂製のものに転換
する試みが為されているが、特に、そのようなサスペン
ションロンドが長さの短いデュアルリンク(アーム)等
の場合にあっては、ブツシュ軸心まわりのねじれ力と共
に、上述した如きこじれの力が大きな問題となるのであ
り、それらの力を吸収して、樹脂ロンドに掛かる力を低
減させなければ、そのようなサスペンション機構ドを樹
脂化することは、極めて困難なのである。
て、サスペンション機構におけるサスペンション口・ラ
ドを、従来の如き金属製のものから樹脂製のものに転換
する試みが為されているが、特に、そのようなサスペン
ションロンドが長さの短いデュアルリンク(アーム)等
の場合にあっては、ブツシュ軸心まわりのねじれ力と共
に、上述した如きこじれの力が大きな問題となるのであ
り、それらの力を吸収して、樹脂ロンドに掛かる力を低
減させなければ、そのようなサスペンション機構ドを樹
脂化することは、極めて困難なのである。
けだし、従来のブツシュ構造にあっては、ねじれやこじ
れが入力すると、それらに対する弾性部材の反力に基づ
いて、大きなトルク並びにモーメントの力がロンドに作
用していたのである。
れが入力すると、それらに対する弾性部材の反力に基づ
いて、大きなトルク並びにモーメントの力がロンドに作
用していたのである。
(解決手段)
ここにおいて、本発明は、上記した如き問題を解消し得
るサスペンションブツシュ組立体およびその好適な製造
方法を提供するものであって、先ず、そのブツシュ組立
体の特徴とするところは、車両サスペンション機構のサ
スペンションロンドの端部を、車体側または車軸乃至は
車輪側に防振連結せしめるためのサスペンションブツシ
ュ組立体において、(a)軸方向の中間部外周面に球状
凸面を備えた、所定の枢軸が挿通せしめられる内筒金具
と、(b)該内筒金具の外側に位置して、軸方向の中間
部内周面に前記球状凸面に対応して形成された球状凹面
を有し、且つ該球状凹面と該内筒金具の球状凸面との間
に、該球状凸面に沿った均一な間隙を形成する円筒状の
レース部材と、(C)3ル一ス部材の球状凹面と前記内
筒金具の球状凸面との間に設けられ、外周面において該
レース部材の球状凹面に一体に固着せしめられると共に
、内周面において該内筒金具の球状凸面を摺動自在に保
持する、実質的に肉厚の一定な、所定の合成樹脂材料か
ら成る球形状で且つ円環状を呈する摺動部材と、(d)
該摺動部材の内周面に一体に接合された、低摩擦係数を
有する環状の布部材と、(e)前記レース部材の外側に
同心的に装着すれ、前記サスペンションロンドの端部の
円筒状連結部との間に介装せしめられて、それらの間の
振動の伝達を遮断乃至は抑制せしめる円筒状のゴム弾性
体とを、含むように構成したところにある。
るサスペンションブツシュ組立体およびその好適な製造
方法を提供するものであって、先ず、そのブツシュ組立
体の特徴とするところは、車両サスペンション機構のサ
スペンションロンドの端部を、車体側または車軸乃至は
車輪側に防振連結せしめるためのサスペンションブツシ
ュ組立体において、(a)軸方向の中間部外周面に球状
凸面を備えた、所定の枢軸が挿通せしめられる内筒金具
と、(b)該内筒金具の外側に位置して、軸方向の中間
部内周面に前記球状凸面に対応して形成された球状凹面
を有し、且つ該球状凹面と該内筒金具の球状凸面との間
に、該球状凸面に沿った均一な間隙を形成する円筒状の
レース部材と、(C)3ル一ス部材の球状凹面と前記内
筒金具の球状凸面との間に設けられ、外周面において該
レース部材の球状凹面に一体に固着せしめられると共に
、内周面において該内筒金具の球状凸面を摺動自在に保
持する、実質的に肉厚の一定な、所定の合成樹脂材料か
ら成る球形状で且つ円環状を呈する摺動部材と、(d)
該摺動部材の内周面に一体に接合された、低摩擦係数を
有する環状の布部材と、(e)前記レース部材の外側に
同心的に装着すれ、前記サスペンションロンドの端部の
円筒状連結部との間に介装せしめられて、それらの間の
振動の伝達を遮断乃至は抑制せしめる円筒状のゴム弾性
体とを、含むように構成したところにある。
また、かかるブツシュ組立体を製造するための本発明方
法の要旨とするところは、軸方向の中間部外周面に球状
凸面を備えた、所定の枢軸が挿通せしめられる内筒金具
と、軸方向の中間部内周面に球状凹面を備えた円筒状の
レース部材とを、それら球状凹面と球状凸面とが所定の
間隙を隔てて対向するように配置すると共に、所定の合
成樹脂が含浸せしめられた低摩擦係数を有する環状の布
部材を、該間隙内において前記内筒部材の球状凸面を囲
む状態で位置せしめた状態下において、かかるレース部
材の球状凹面と前記内筒金具の球状凸面との間の間隙内
に所定の合成樹脂材料を射出することにより、外周面に
おいて該レース部材の球状凹面に固着され、内周面にお
いては前記布部材が一体に接合された、実質的に肉厚の
一定な摺動部材を形成して、前記内筒金具の球状凸面を
該布部材を介して該摺動部材に摺動自在に保持せしめ、
その後、該摺動部材の外周面に、サスペンションロッド
の端部の円筒状連結部との間に介装せしめられる円筒状
のゴム弾性体を同心的に装着せしめるようにしたことに
ある。
法の要旨とするところは、軸方向の中間部外周面に球状
凸面を備えた、所定の枢軸が挿通せしめられる内筒金具
と、軸方向の中間部内周面に球状凹面を備えた円筒状の
レース部材とを、それら球状凹面と球状凸面とが所定の
間隙を隔てて対向するように配置すると共に、所定の合
成樹脂が含浸せしめられた低摩擦係数を有する環状の布
部材を、該間隙内において前記内筒部材の球状凸面を囲
む状態で位置せしめた状態下において、かかるレース部
材の球状凹面と前記内筒金具の球状凸面との間の間隙内
に所定の合成樹脂材料を射出することにより、外周面に
おいて該レース部材の球状凹面に固着され、内周面にお
いては前記布部材が一体に接合された、実質的に肉厚の
一定な摺動部材を形成して、前記内筒金具の球状凸面を
該布部材を介して該摺動部材に摺動自在に保持せしめ、
その後、該摺動部材の外周面に、サスペンションロッド
の端部の円筒状連結部との間に介装せしめられる円筒状
のゴム弾性体を同心的に装着せしめるようにしたことに
ある。
(作用・効果)
かくの如き本発明に従うサスペンションブツシュ組立体
にあっては、内筒金具と、円筒状のレース部材と、それ
らの間に射出成形されて、内筒金具の球状凸面を摺動自
在に保持する摺動部材とによって、有効なボールジョイ
ン)II構が構成されることとなる。このため、ねじれ
やこじれのカが作用しても、かかるボールジヨイント機
構により効果的に吸収され、そのためにサスペンション
ロッドの端部の円筒状連結部との間に介装せしめられる
ゴム弾性体に対して、ねじれやこじれの力が掛かること
がない。従って、該ゴム弾性体に不要な反力が生じない
ところから、かかるゴム弾性体による減衰機能を有利に
保持し得ると共に、ねじれやこじれによってサスベンジ
巧ンロッドに掛かる力が低減されることとなり、それ故
に、かかるサスペンションロッドの樹脂化が可能となり
、その軽量化、耐腐食性の向上環を有利に達成すること
が可能となる。
にあっては、内筒金具と、円筒状のレース部材と、それ
らの間に射出成形されて、内筒金具の球状凸面を摺動自
在に保持する摺動部材とによって、有効なボールジョイ
ン)II構が構成されることとなる。このため、ねじれ
やこじれのカが作用しても、かかるボールジヨイント機
構により効果的に吸収され、そのためにサスペンション
ロッドの端部の円筒状連結部との間に介装せしめられる
ゴム弾性体に対して、ねじれやこじれの力が掛かること
がない。従って、該ゴム弾性体に不要な反力が生じない
ところから、かかるゴム弾性体による減衰機能を有利に
保持し得ると共に、ねじれやこじれによってサスベンジ
巧ンロッドに掛かる力が低減されることとなり、それ故
に、かかるサスペンションロッドの樹脂化が可能となり
、その軽量化、耐腐食性の向上環を有利に達成すること
が可能となる。
しかも、上記摺動部材の内面には、摩擦係数の小さい布
部材が一体に接合されていることから、内筒金具の球状
凸面を摺動部材で直接保持する場合に比べて、それらの
間の摺動抵抗をより小さくできるといった利点もあり、
更にそのように、布部材を介して内筒金具を保持するよ
うになっているところから、摺動部材の合成樹脂材料と
してガラス繊維強化樹脂等の繊維強化樹脂を採用して、
軸方向の許容荷重を増大できるといった利点もある。す
なわち、繊維強化樹脂にて構成した摺動部材で内筒金具
を直接保持しようとすると、繊維の存在に起因して内筒
金具の球状凸面が損傷したり、それらの間の摺動抵抗が
著しく増大するなどといった不具合があるのであるが、
本発明にあっては、そのような繊維の存在に起因する不
具合を伴うことなく、繊維強化樹脂を採用することによ
る効果を享受することが可能となるのである。
部材が一体に接合されていることから、内筒金具の球状
凸面を摺動部材で直接保持する場合に比べて、それらの
間の摺動抵抗をより小さくできるといった利点もあり、
更にそのように、布部材を介して内筒金具を保持するよ
うになっているところから、摺動部材の合成樹脂材料と
してガラス繊維強化樹脂等の繊維強化樹脂を採用して、
軸方向の許容荷重を増大できるといった利点もある。す
なわち、繊維強化樹脂にて構成した摺動部材で内筒金具
を直接保持しようとすると、繊維の存在に起因して内筒
金具の球状凸面が損傷したり、それらの間の摺動抵抗が
著しく増大するなどといった不具合があるのであるが、
本発明にあっては、そのような繊維の存在に起因する不
具合を伴うことなく、繊維強化樹脂を採用することによ
る効果を享受することが可能となるのである。
また、前記本発明に従う製造方法によれば、レース部材
、内筒金具および布部材をそれぞれ所定の位置関係をも
って配置し、その配置状態下において、レース部材の球
状凹面と内筒金具の球状凸面との間の間隙内に合成樹脂
材料を射出することにより、内周面において内筒金具の
球状凸面を摺動可能に保持し、外周面においてレース部
材の球状凹面に接合される摺動部材を容易に形成できる
ため、前述の如きサスペンションブツシュ組立体を安価
に製造できるといった利点がある。また、そのように、
摺動部材が射出成形によって製造されることから、レー
ス部材と内筒金具の寸法公差を吸収することができ、し
かも樹脂の収縮によって適度のクリアランスが生じるこ
とから、ガタのない、精度の高いボールジヨイント機構
を得ることができるといった利点もある。さらに、低摩
擦係数を有する布部材として合成樹脂が含浸されたもの
が採用されることから、摺動部材に対して該布部材が確
実にしかも強固に接合されるといった利点もある。
、内筒金具および布部材をそれぞれ所定の位置関係をも
って配置し、その配置状態下において、レース部材の球
状凹面と内筒金具の球状凸面との間の間隙内に合成樹脂
材料を射出することにより、内周面において内筒金具の
球状凸面を摺動可能に保持し、外周面においてレース部
材の球状凹面に接合される摺動部材を容易に形成できる
ため、前述の如きサスペンションブツシュ組立体を安価
に製造できるといった利点がある。また、そのように、
摺動部材が射出成形によって製造されることから、レー
ス部材と内筒金具の寸法公差を吸収することができ、し
かも樹脂の収縮によって適度のクリアランスが生じるこ
とから、ガタのない、精度の高いボールジヨイント機構
を得ることができるといった利点もある。さらに、低摩
擦係数を有する布部材として合成樹脂が含浸されたもの
が採用されることから、摺動部材に対して該布部材が確
実にしかも強固に接合されるといった利点もある。
(実施例)
以下、本発明をより一層具体的に明らかにするために、
その一実施例を、図面に基づいて詳細に説明することと
する。
その一実施例を、図面に基づいて詳細に説明することと
する。
先ず、第1図には、本発明に従うサスペンションブツシ
ュ組立体を取り付けた、サスペンションロッドの一つで
あるデュアルリンク式アームの一例が示されており、第
2図および第3図には、それぞれ、その要部断面が示さ
れている。それらの図において、2は、デュアルリンク
式サスペンションにおけるアームであり、繊維強化樹脂
材料(FRP)を用いて成形して得られたものであって
、第3図に示される如くI聖断面を有している。
ュ組立体を取り付けた、サスペンションロッドの一つで
あるデュアルリンク式アームの一例が示されており、第
2図および第3図には、それぞれ、その要部断面が示さ
れている。それらの図において、2は、デュアルリンク
式サスペンションにおけるアームであり、繊維強化樹脂
材料(FRP)を用いて成形して得られたものであって
、第3図に示される如くI聖断面を有している。
また、このアーム2の両端部には、円筒状連結部として
のアームアイ4.4がそれぞれ一体的に形成されている
。そして、このアームアイ4内に、内筒金具6.レース
金具8.摺動樹脂10.摺動布11及びゴムスリー・ブ
12からなるブツシュ紐立体13が装着されているので
ある。
のアームアイ4.4がそれぞれ一体的に形成されている
。そして、このアームアイ4内に、内筒金具6.レース
金具8.摺動樹脂10.摺動布11及びゴムスリー・ブ
12からなるブツシュ紐立体13が装着されているので
ある。
ところで、かかるブツシュ組立体13における内筒金具
6は、第4図に拡大して示されているように、その軸方
向の中空部が、所定の枢軸が挿通せしめられて取り付け
られる挿通孔14とされている一方、その軸方向におけ
る中間部の外周面が球状凸面16として形成されている
。なお、この内筒金具6の軸方向の両端部付近には、そ
れぞれダストブーツを装着せしめるための周溝18,1
8が設けられている。
6は、第4図に拡大して示されているように、その軸方
向の中空部が、所定の枢軸が挿通せしめられて取り付け
られる挿通孔14とされている一方、その軸方向におけ
る中間部の外周面が球状凸面16として形成されている
。なお、この内筒金具6の軸方向の両端部付近には、そ
れぞれダストブーツを装着せしめるための周溝18,1
8が設けられている。
また、レース金具8は、第5図に拡大して示されている
ように、所定長さの円筒形状を成し、その軸方向中央部
分における内周面が、上記内筒金具6の球状凸面16よ
りも僅かに直径の大きい球状凹面20として形成され、
該内筒金臭と組み合わされたときに、該球状凸面16に
沿って均一な間隙が形成され得るようになっている。ま
た、球状凹面20には、レース金具8の軸心回りに2条
の環状溝22.22が設けられている。そして、このレ
ース金具8や球状凹面20の中央に位置して、該レース
金具8の筒壁を貫通するゲート24が適数個(ここでは
2つ)、相互に等しい間隔を隔てて設けられている。な
お、レース金具aの軸方向両端部の外周面には、ダスト
ブーツを嵌め込むための溝部26.26がそれぞれ設け
られている。
ように、所定長さの円筒形状を成し、その軸方向中央部
分における内周面が、上記内筒金具6の球状凸面16よ
りも僅かに直径の大きい球状凹面20として形成され、
該内筒金臭と組み合わされたときに、該球状凸面16に
沿って均一な間隙が形成され得るようになっている。ま
た、球状凹面20には、レース金具8の軸心回りに2条
の環状溝22.22が設けられている。そして、このレ
ース金具8や球状凹面20の中央に位置して、該レース
金具8の筒壁を貫通するゲート24が適数個(ここでは
2つ)、相互に等しい間隔を隔てて設けられている。な
お、レース金具aの軸方向両端部の外周面には、ダスト
ブーツを嵌め込むための溝部26.26がそれぞれ設け
られている。
そして、このような内筒金具6とレース金具8とを組み
合わせて、その間に摺動布11が接合さ−1れた摺動樹
脂lOを形成するには、例えば第6図゛および第7図に
示されるようにして射出形成が行われることとなる。
合わせて、その間に摺動布11が接合さ−1れた摺動樹
脂lOを形成するには、例えば第6図゛および第7図に
示されるようにして射出形成が行われることとなる。
すなわち、まず、第6図に示される如く、所定の成形金
型28内に、内筒金具6とレース金具8とを、それらの
球状凸面16と球状凹面20との間に所定の間隙が形成
されるように、上型30と下型32によって同心的に保
持してセントせしめる。また、このとき、第8図に示さ
れている如き、両端部を縫い合わせて内筒金具60球状
凸面16と略等しい直径の円筒状(環状)に縫製した摺
動布11を、縫い合わせ部分が外側になる状態で、内筒
金具6の球状凸面16に外挿せしめる。
型28内に、内筒金具6とレース金具8とを、それらの
球状凸面16と球状凹面20との間に所定の間隙が形成
されるように、上型30と下型32によって同心的に保
持してセントせしめる。また、このとき、第8図に示さ
れている如き、両端部を縫い合わせて内筒金具60球状
凸面16と略等しい直径の円筒状(環状)に縫製した摺
動布11を、縫い合わせ部分が外側になる状態で、内筒
金具6の球状凸面16に外挿せしめる。
なお、レース金具8の球状凹面20には、予め接着処理
が施される。また、ここで、前記摺動布11としては、
PTFE (四ふう化エチレン樹脂)等の低摩擦係数材
料から成るtoo−to。
が施される。また、ここで、前記摺動布11としては、
PTFE (四ふう化エチレン樹脂)等の低摩擦係数材
料から成るtoo−to。
OOデニール程度の糸、好ましくは400デニ一ル程度
の糸が、1インチ当たり20〜200本程度の密度、好
ましくは50〜60本程度の密度で、平織り、綾織り、
朱子織り等にされたものが採用されることとなり、より
好適には、摺動樹脂IOとの接合性の向上を図るために
、それらの布にエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、フェノー
ル樹脂、アクリル樹脂等の合成樹脂が含浸されたものが
採用−されることとなる、このように、摺動布11とし
て予め合成樹脂を含浸させたものを採用すれば、摺動樹
脂10との接合性が向上し、後述の接合が−N確実かつ
強固に行われるのである。
の糸が、1インチ当たり20〜200本程度の密度、好
ましくは50〜60本程度の密度で、平織り、綾織り、
朱子織り等にされたものが採用されることとなり、より
好適には、摺動樹脂IOとの接合性の向上を図るために
、それらの布にエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、フェノー
ル樹脂、アクリル樹脂等の合成樹脂が含浸されたものが
採用−されることとなる、このように、摺動布11とし
て予め合成樹脂を含浸させたものを採用すれば、摺動樹
脂10との接合性が向上し、後述の接合が−N確実かつ
強固に行われるのである。
そしてそのような状態で、第7図に示されてい2.−2
る。ように、摺動樹脂10を構成する所定の樹脂材料3
4を成形金型28のスプルー36を通じて導き、前記レ
ース金具8に設けられたゲート24から、前記球状凸面
1.6(実際には、摺動布11)と球状凹面20との間
の間隙内に射出せしめる。
る。ように、摺動樹脂10を構成する所定の樹脂材料3
4を成形金型28のスプルー36を通じて導き、前記レ
ース金具8に設けられたゲート24から、前記球状凸面
1.6(実際には、摺動布11)と球状凹面20との間
の間隙内に射出せしめる。
なお、ここで、摺動樹脂10を構成する樹脂材料34と
しては、ナイロンを始めとする種々の材料を採用するこ
とが可能であるが、かかる摺動樹脂10の機械的強度を
増大して、軸方向の許容荷重の増大を図るために、一般
に、重量で20〜50%程度の割合で混入されるガラス
繊維、カーボン繊維、芳香族ポリアミド(ケブラー)繊
維等で強化された樹脂材料が用いられることとなる。
しては、ナイロンを始めとする種々の材料を採用するこ
とが可能であるが、かかる摺動樹脂10の機械的強度を
増大して、軸方向の許容荷重の増大を図るために、一般
に、重量で20〜50%程度の割合で混入されるガラス
繊維、カーボン繊維、芳香族ポリアミド(ケブラー)繊
維等で強化された樹脂材料が用いられることとなる。
このような樹脂材料34の射出成形操作により、外周面
においてレース金具8の球状凹面20に一体に固着され
、内周面に摺動布11が一体に接合された、所定厚さの
摺動樹脂10が形成されるのであり、これによって内筒
金具6とレース金具8とが摺動樹脂10を介して一体的
に連結されるのである。また、そのように、摺動樹脂1
0の内周面に摺動布11が一体的に接合される一方で、
摺動樹脂10(樹脂材料34)の射出後の収縮作用に伴
ってその摺動面に均一なりリアランスが形成されること
から、該摺動樹脂10 (摺動布11)と内筒金具6の
球状凸面16との間において、スムーズな球面摺動が確
保されることとなる。すなわち、球状凸面16と球状凹
面20との間隙が均一とされて摺動樹脂10の収縮量が
略均−とされる一方で、摺動樹脂10が外周面において
球状凹面20に固着されるようになっていることから、
摺動樹脂10の内周面に接合される摺動布11と球状凸
面16との間に略均−なりリアランスが形成されるので
あり、これによってガタのない良好な球面摺動が得られ
るのである。
においてレース金具8の球状凹面20に一体に固着され
、内周面に摺動布11が一体に接合された、所定厚さの
摺動樹脂10が形成されるのであり、これによって内筒
金具6とレース金具8とが摺動樹脂10を介して一体的
に連結されるのである。また、そのように、摺動樹脂1
0の内周面に摺動布11が一体的に接合される一方で、
摺動樹脂10(樹脂材料34)の射出後の収縮作用に伴
ってその摺動面に均一なりリアランスが形成されること
から、該摺動樹脂10 (摺動布11)と内筒金具6の
球状凸面16との間において、スムーズな球面摺動が確
保されることとなる。すなわち、球状凸面16と球状凹
面20との間隙が均一とされて摺動樹脂10の収縮量が
略均−とされる一方で、摺動樹脂10が外周面において
球状凹面20に固着されるようになっていることから、
摺動樹脂10の内周面に接合される摺動布11と球状凸
面16との間に略均−なりリアランスが形成されるので
あり、これによってガタのない良好な球面摺動が得られ
るのである。
なお、かかる摺動樹脂10の射出成形は、上側の他にも
各種の手法において実施することが可能であるが、樹脂
材料34として流動性の悪い繊維強化樹脂を採用する場
合には、本実施例のように球状凹面20の中央部にレー
ス金具8の筒壁を貫通するゲート24を設け、該ゲート
24を通じて樹脂材料34の射出を行なうことが望まし
い。また、摺動布11の位置ずれを防ぐ上においても、
レース金具8の筒壁を貫通して設けられたゲート24を
通じて射出を行なうことが望ましい。さらに、このよう
に球状凹面20に形成したゲート24を通じて樹脂材料
34の射出を行なうようにすれば、かかるゲート24内
に残存する樹脂材料34によって内側に縮もうとする摺
動樹脂10(樹脂材料34)が外側に拘束されるため、
摺動面にクリアランスを確保するうえでも有利となる。
各種の手法において実施することが可能であるが、樹脂
材料34として流動性の悪い繊維強化樹脂を採用する場
合には、本実施例のように球状凹面20の中央部にレー
ス金具8の筒壁を貫通するゲート24を設け、該ゲート
24を通じて樹脂材料34の射出を行なうことが望まし
い。また、摺動布11の位置ずれを防ぐ上においても、
レース金具8の筒壁を貫通して設けられたゲート24を
通じて射出を行なうことが望ましい。さらに、このよう
に球状凹面20に形成したゲート24を通じて樹脂材料
34の射出を行なうようにすれば、かかるゲート24内
に残存する樹脂材料34によって内側に縮もうとする摺
動樹脂10(樹脂材料34)が外側に拘束されるため、
摺動面にクリアランスを確保するうえでも有利となる。
次いで、このようにして得られた内筒金具6゜レース金
具8.摺動樹脂10および摺動布11から成る一体的な
ボールジヨイント・ユニットに対し、第9図に示されて
いるように、その球状摺動面(球状凸面16と摺動樹脂
10の当接面)へのごみ、泥水等の侵入による摺動機能
の劣化を防止するために、レース金具8の両端部におい
て、その溝部26と内筒金具6の周溝18との間に跨っ
て、円環状のゴム製ダストブーツ38.38がそれぞれ
装着せしめられる。
具8.摺動樹脂10および摺動布11から成る一体的な
ボールジヨイント・ユニットに対し、第9図に示されて
いるように、その球状摺動面(球状凸面16と摺動樹脂
10の当接面)へのごみ、泥水等の侵入による摺動機能
の劣化を防止するために、レース金具8の両端部におい
て、その溝部26と内筒金具6の周溝18との間に跨っ
て、円環状のゴム製ダストブーツ38.38がそれぞれ
装着せしめられる。
そして、このようにダストブーツ38.38が装着され
たボールジヨイント・ユニットに対して、その外周部に
位置するレース金具8の外周面に、第1.0図および第
11図に示される如き、円筒状のゴム弾性体たるゴムス
リーブ12が圧入せしめられ、ブツシュ組立体13が構
成されることとなる。そして、かかるブツシュ組立体1
3が、第1図および第2図に示されているように、ゴム
スリーブ12の外周面においてアーム2のアームアイ4
内に圧入され、装着されることとなる。なお、ゴムスリ
ーブ12の軸方向の両端外周部には、リップ40.40
がそれぞれ設けられており、該スリーブ12がアームア
イ4に対して圧入せしめられたとき、それぞれのリップ
40がアームアイ4の端面に当接させられるようになっ
ている。また、かかるゴムスリーブ12は、必要に応じ
て、レース金具8やアームアイ4に対して後接着にて固
着せしめられる。
たボールジヨイント・ユニットに対して、その外周部に
位置するレース金具8の外周面に、第1.0図および第
11図に示される如き、円筒状のゴム弾性体たるゴムス
リーブ12が圧入せしめられ、ブツシュ組立体13が構
成されることとなる。そして、かかるブツシュ組立体1
3が、第1図および第2図に示されているように、ゴム
スリーブ12の外周面においてアーム2のアームアイ4
内に圧入され、装着されることとなる。なお、ゴムスリ
ーブ12の軸方向の両端外周部には、リップ40.40
がそれぞれ設けられており、該スリーブ12がアームア
イ4に対して圧入せしめられたとき、それぞれのリップ
40がアームアイ4の端面に当接させられるようになっ
ている。また、かかるゴムスリーブ12は、必要に応じ
て、レース金具8やアームアイ4に対して後接着にて固
着せしめられる。
このようにして得られるサスペンションブツシュ組立体
13にあっては、内筒金具6とレース金具8とが球状凸
面16と摺動樹脂10の内周面、つまり摺動布11との
間でスムーズに球面摺動し得ることから、それらの間に
ねじれ力やこじれ力が作用しても、それらねじれ力やこ
じれ力は上記の球面摺動によって効果的に吸収されるこ
ととなる。従って、樹脂製のアーム2にかかる力が有利
に低減される。また、ねじれやこじれで生じる不要なゴ
ムスリーブエ2の反力が解消され、アーム2の減衰特性
が向上することから、振動の伝達も効果的に遮断乃至は
抑制される。
13にあっては、内筒金具6とレース金具8とが球状凸
面16と摺動樹脂10の内周面、つまり摺動布11との
間でスムーズに球面摺動し得ることから、それらの間に
ねじれ力やこじれ力が作用しても、それらねじれ力やこ
じれ力は上記の球面摺動によって効果的に吸収されるこ
ととなる。従って、樹脂製のアーム2にかかる力が有利
に低減される。また、ねじれやこじれで生じる不要なゴ
ムスリーブエ2の反力が解消され、アーム2の減衰特性
が向上することから、振動の伝達も効果的に遮断乃至は
抑制される。
そして、このようなねじれやこじれの力が効果的に吸収
されて、アーム2にかかる力が低減されるために、かか
るアーム2を樹脂化しても、そのようなアームが破壊さ
れる等の問題を生じることがなく、それ故に、かかるア
ーム2の樹脂化が可能となり、車両の軽量化、耐腐食性
の向上等を有効に図ることが可能となる。
されて、アーム2にかかる力が低減されるために、かか
るアーム2を樹脂化しても、そのようなアームが破壊さ
れる等の問題を生じることがなく、それ故に、かかるア
ーム2の樹脂化が可能となり、車両の軽量化、耐腐食性
の向上等を有効に図ることが可能となる。
また、摺動樹脂10の内周面に低摩擦係数を有する摺動
布11が一体に接合され、摺動樹脂10が該摺動布11
を介して内筒金具6の球状凸面16を保持するようにな
っていることから、樹脂材料34として繊維強化樹脂を
採用した場合においても、球状凸面16の損傷や摩擦抵
抗の増大などの不具合を防止することが可能となり、そ
れ故摺動性能の低下を招くことなく、軸方向に加わる荷
重の許容量を増大できるといった利点もある。
布11が一体に接合され、摺動樹脂10が該摺動布11
を介して内筒金具6の球状凸面16を保持するようにな
っていることから、樹脂材料34として繊維強化樹脂を
採用した場合においても、球状凸面16の損傷や摩擦抵
抗の増大などの不具合を防止することが可能となり、そ
れ故摺動性能の低下を招くことなく、軸方向に加わる荷
重の許容量を増大できるといった利点もある。
以上、本発明の実施例について詳しく説明してきたが、
それは文字通りの例示であって、本発明がかかる実施例
の記載によって何隻限定的に解釈されるものではなく、
本発明には、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、
当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を
加え得るものであり、本発明はそのような実施形態のも
のをも含むものである。
それは文字通りの例示であって、本発明がかかる実施例
の記載によって何隻限定的に解釈されるものではなく、
本発明には、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、
当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を
加え得るものであり、本発明はそのような実施形態のも
のをも含むものである。
また、本発明は、上側のデュアルリンク式サスペンショ
ンにおけるアームの如き、長さの短いサスペンションロ
ッドの防振連結機構としてのブツシュ組立体に有利に適
用され得るものであるが、一般に、自動車のサスペンシ
ョン機構に用いられる各種のサスペンションロッド、た
とえばコント、ロールアーム、ストラットロッド、ラジ
アスロッド、スタビライザリンクロンド等の端部の連結
に用いられるブツシュ組立体にも、適用することが可能
である。
ンにおけるアームの如き、長さの短いサスペンションロ
ッドの防振連結機構としてのブツシュ組立体に有利に適
用され得るものであるが、一般に、自動車のサスペンシ
ョン機構に用いられる各種のサスペンションロッド、た
とえばコント、ロールアーム、ストラットロッド、ラジ
アスロッド、スタビライザリンクロンド等の端部の連結
に用いられるブツシュ組立体にも、適用することが可能
である。
第1図は°、本発明に従うサスペンションブツシュ組立
体を両端部に装着したアームの正面図であり、第2図お
よび第3図は、それぞれ第1図における■−■断面図お
よび■−■断面図である。第面図である。第6図および
第7図は、それぞれ第1図のブツシュ組立体における摺
動樹脂の射出成形操作の一例を説明するための断面説明
図である。 第8図は第1図のブツシュ組立体の摺動布を示す平面説
明図である。第9図は、第1図のブツシュであり、第1
1図は第10図におけるX I −X I断面図である
。 2:アーム 4:アームアイ 6:内筒金具 8:レース金具 10:摺動樹脂 11:摺動布 12:ゴムスリーブ 13:プッシュ組立体16:球状
凸面 20:球状凹面 24:ゲート 28:成形金型 30:上型 32:下型 34:樹脂材料 38:ダストブーツ出願人 東
海ゴム工業株式会社 第6図 第7図 第95A
体を両端部に装着したアームの正面図であり、第2図お
よび第3図は、それぞれ第1図における■−■断面図お
よび■−■断面図である。第面図である。第6図および
第7図は、それぞれ第1図のブツシュ組立体における摺
動樹脂の射出成形操作の一例を説明するための断面説明
図である。 第8図は第1図のブツシュ組立体の摺動布を示す平面説
明図である。第9図は、第1図のブツシュであり、第1
1図は第10図におけるX I −X I断面図である
。 2:アーム 4:アームアイ 6:内筒金具 8:レース金具 10:摺動樹脂 11:摺動布 12:ゴムスリーブ 13:プッシュ組立体16:球状
凸面 20:球状凹面 24:ゲート 28:成形金型 30:上型 32:下型 34:樹脂材料 38:ダストブーツ出願人 東
海ゴム工業株式会社 第6図 第7図 第95A
Claims (4)
- (1)車両サスペンション機構のサスペンションロッド
の端部を、車体側または車軸乃至は車輪側に防振連結せ
しめるためのサスペンションブッシュ組立体にして、 軸方向の中間部外周面に球状凸面を備えた、所定の枢軸
が挿通せしめられる内筒金具と、該内筒金具の外側に位
置して、軸方向の中間部内周面に前記球状凸面に対応し
て形成された球状凹面を有し、且つ該球状凹面と該内筒
金具の球状凸面との間に、該球状凸面に沿った均一な間
隙を形成する円筒状のレース部材と、 該レース部材の球状凹面と前記内筒金具の球状凸面との
間に設けられ、外周面において該レース部材の球状凹面
に一体に固着せしめられると共に、内周面において該内
筒金具の球状凸面を摺動自在に保持する、実質的に肉厚
の一定な、所定の合成樹脂材料から成る球形状で且つ円
環状を呈する摺動部材と、 該摺動部材の内周面に一体に接合された、低摩擦係数を
有する環状の布部材と、 前記レース部材の外側に同心的に装着され、前記サスペ
ンションロッドの端部の円筒状連結部との間に介装せし
められて、それらの間の振動の伝達を遮断乃至は抑制せ
しめる円筒状のゴム弾性体とを、 含むことを特徴とする車両サスペンション機構における
サスペンションブッシュ組立体。 - (2)前記摺動部材が、前記円筒状のレース部材の筒壁
を貫通して設けられたゲート部を通じて、前記レース部
材の球状凹面と前記内筒金具の球状凸面との間の間隙内
に前記合成樹脂材料を射出せしめることにより形成され
たものである特許請求の範囲第1項記載のサスペンショ
ンブッシュ組立体。 - (3)軸方向の中間部外周面に球状凸面を備えた、所定
の枢軸が挿通せしめられる内筒金具と、軸方向の中間部
内周面に球状凹面を備えた円筒状のレース部材とを、そ
れら球状凹面と球状凸面とが所定の間隙を隔てて対向す
るように配置すると共に、所定の合成樹脂が含浸せしめ
られた低摩擦係数を有する環状の布部材を、該間隙内に
おいて前記内筒部材の球状凸面を囲む状態で位置せしめ
た状態下において、かかるレース部材の球状凹面と前記
内筒金具の球状凸面との間の間隙内に所定の合成樹脂材
料を射出することにより、外周面において該レース部材
の球状凹面に固着され、内周面においては前記布部材が
一体に接合された、実質的に肉厚の一定な摺動部材を形
成して、前記内筒金具の球状凸面を該布部材を介して該
摺動部材に摺動自在に保持せしめ、その後、該摺動部材
の外周面に、サスペンションロッドの端部の円筒状連結
部との間に介装せしめられる円筒状のゴム弾性体を同心
的に装着せしめることを特徴とする車両サスペンション
機構におけるサスペンションブッシュ組立体の製造方法
。 - (4)前記レース部材の球状凹面と内筒金具の球状凸面
との間の間隙内へ射出される合成樹脂材料が繊維強化樹
脂であり、且つ該合成樹脂材料の射出が、前記レース部
材の筒壁を貫通して設けられたゲートを通じて行われる
特許請求の範囲第3項記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60147487A JPH0615284B2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 車両サスペンション機構におけるサスペンションブッシュ組立体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60147487A JPH0615284B2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 車両サスペンション機構におけるサスペンションブッシュ組立体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS628805A true JPS628805A (ja) | 1987-01-16 |
| JPH0615284B2 JPH0615284B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=15431500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60147487A Expired - Lifetime JPH0615284B2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 車両サスペンション機構におけるサスペンションブッシュ組立体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615284B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01126413A (ja) * | 1987-11-09 | 1989-05-18 | Tokai Rubber Ind Ltd | 樹脂製連結ロッドの製造方法 |
| WO2018072947A1 (de) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | Zf Friedrichshafen Ag | Hülsengelenk, insbesondere für ein fahrzeug |
| CN112549887A (zh) * | 2019-09-26 | 2021-03-26 | 住友理工株式会社 | 车辆用树脂组件以及车辆用树脂组件的制造方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS453448Y1 (ja) * | 1966-09-24 | 1970-02-17 | ||
| JPS5338369A (en) * | 1976-09-20 | 1978-04-08 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Alarm electronic watch |
| JPS584406U (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-12 | 徳重ゴム工業株式会社 | 自動車用トルクロッドブッシュ |
| JPS6076409A (ja) * | 1983-09-30 | 1985-04-30 | Toyota Motor Corp | 繊維強化樹脂製サスペンシヨンア−ム |
-
1985
- 1985-07-04 JP JP60147487A patent/JPH0615284B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
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| JPS6076409A (ja) * | 1983-09-30 | 1985-04-30 | Toyota Motor Corp | 繊維強化樹脂製サスペンシヨンア−ム |
Cited By (7)
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| JPH01126413A (ja) * | 1987-11-09 | 1989-05-18 | Tokai Rubber Ind Ltd | 樹脂製連結ロッドの製造方法 |
| WO2018072947A1 (de) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | Zf Friedrichshafen Ag | Hülsengelenk, insbesondere für ein fahrzeug |
| CN109844332A (zh) * | 2016-10-19 | 2019-06-04 | Zf腓特烈斯哈芬股份公司 | 尤其用于车辆的套筒活节 |
| KR20190065306A (ko) * | 2016-10-19 | 2019-06-11 | 젯트에프 프리드리히스하펜 아게 | 특히 차량용 슬리브 조인트 |
| US10711829B2 (en) | 2016-10-19 | 2020-07-14 | Zf Friedrichshafen Ag | Sleeve joint, in particular for a vehicle |
| CN112549887A (zh) * | 2019-09-26 | 2021-03-26 | 住友理工株式会社 | 车辆用树脂组件以及车辆用树脂组件的制造方法 |
| CN112549887B (zh) * | 2019-09-26 | 2023-05-05 | 住友理工株式会社 | 车辆用树脂组件以及车辆用树脂组件的制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0615284B2 (ja) | 1994-03-02 |
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