JPS6291414A - グラファイトフィルムの製造方法 - Google Patents
グラファイトフィルムの製造方法Info
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- JPS6291414A JPS6291414A JP61148265A JP14826586A JPS6291414A JP S6291414 A JPS6291414 A JP S6291414A JP 61148265 A JP61148265 A JP 61148265A JP 14826586 A JP14826586 A JP 14826586A JP S6291414 A JPS6291414 A JP S6291414A
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- poly
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- graphite film
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電極、発熱体、構造材、ガスケット、断熱材、
耐食性シール材、電機用ブラシ、X線モノクロメータ−
2原子炉用減速材などに利用される可撓性と強靭性を有
するグラファイトフィルムの製造方法に関し、特に、特
殊な高分子材料を原料とし、これを特定の熱処理とバイ
ンダー含浸処理を行なうことからなるグラファイトルム
の製造方法に関する。
耐食性シール材、電機用ブラシ、X線モノクロメータ−
2原子炉用減速材などに利用される可撓性と強靭性を有
するグラファイトフィルムの製造方法に関し、特に、特
殊な高分子材料を原料とし、これを特定の熱処理とバイ
ンダー含浸処理を行なうことからなるグラファイトルム
の製造方法に関する。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点グラファ
イトはすぐれた耐熱性や耐薬品性、高電導性などのため
工業材料として重要な位置をしめている。この様なグラ
ファイトとしては天然に産するものを使用するのが一つ
の方法であるが、良質のグラファイトは生産量が非常に
限られており、しかも取り扱い難いブロック状又は粉末
状のため人り的にタラファイトを製造する事が行なオ)
れている。
イトはすぐれた耐熱性や耐薬品性、高電導性などのため
工業材料として重要な位置をしめている。この様なグラ
ファイトとしては天然に産するものを使用するのが一つ
の方法であるが、良質のグラファイトは生産量が非常に
限られており、しかも取り扱い難いブロック状又は粉末
状のため人り的にタラファイトを製造する事が行なオ)
れている。
その様な人造グラファイトの製造方法のうちで最も一般
的な方法は多様な有機物や炭素質物を3000℃以上で
加熱してグラファイト化する方法である。
的な方法は多様な有機物や炭素質物を3000℃以上で
加熱してグラファイト化する方法である。
この方法では通常出発原料としてコークスなどの炭素質
物とピッチなどのバインダーが使用され、時にはいろい
ろな高分子が使用される。この様な原料を3000 °
C程度に加熱して生成する炭素の構造は比較的グラフア
イ1〜構造に近いものからそれと程遠い構造のものまで
かなりの種類が存在する。この様に11なる熱処理によ
ってその構造が比較的容易にゲラファイト的な構造に変
る炭素を易グラフアイ1−化性炭素と呼び、そうでない
ものを難グラファイト化性炭素と呼んでいる。
物とピッチなどのバインダーが使用され、時にはいろい
ろな高分子が使用される。この様な原料を3000 °
C程度に加熱して生成する炭素の構造は比較的グラフア
イ1〜構造に近いものからそれと程遠い構造のものまで
かなりの種類が存在する。この様に11なる熱処理によ
ってその構造が比較的容易にゲラファイト的な構造に変
る炭素を易グラフアイ1−化性炭素と呼び、そうでない
ものを難グラファイト化性炭素と呼んでいる。
この様な構造1−の相違が生ずる原因はグラファイト化
の機構と密接に関連していて、炭素前駆体中に存在する
構造欠陥が引続く加熱処理によって除去されやすいか否
かによっている。もちろんグラフアイ1ヘフイル11を
作成する場合には最も易グラフアイ1〜化性炭素を生じ
やすい原料が選ばれるが、生じた構造欠陥を加熱により
完全に取りのぞく事は困難である。従って!11.なる
加熱処理により天然単結晶グラフアイ1へと同様な特性
をもつグラフアイ1−フィルムの作成は現在まで出来な
かった。
の機構と密接に関連していて、炭素前駆体中に存在する
構造欠陥が引続く加熱処理によって除去されやすいか否
かによっている。もちろんグラフアイ1ヘフイル11を
作成する場合には最も易グラフアイ1〜化性炭素を生じ
やすい原料が選ばれるが、生じた構造欠陥を加熱により
完全に取りのぞく事は困難である。従って!11.なる
加熱処理により天然単結晶グラフアイ1へと同様な特性
をもつグラフアイ1−フィルムの作成は現在まで出来な
かった。
すなわち前記の製造方法では一般に完全なグラフアイ1
〜構造を有するものは得ら、bないと51う欠点があっ
た。例えば、グラフアイ1−の最も典型的な物性である
a軸方向の電気伝惠度は、天然中、結晶グラフアイ1へ
の値が1〜2.5 X 1. O’S/ amであるの
に対し、該製造方法では一般に1〜2×10′]S/C
mの電導度の生成物しか′4()られない。その様な欠
点をおぎなうために(1,)F’e。
〜構造を有するものは得ら、bないと51う欠点があっ
た。例えば、グラフアイ1−の最も典型的な物性である
a軸方向の電気伝惠度は、天然中、結晶グラフアイ1へ
の値が1〜2.5 X 1. O’S/ amであるの
に対し、該製造方法では一般に1〜2×10′]S/C
mの電導度の生成物しか′4()られない。その様な欠
点をおぎなうために(1,)F’e。
N i / C系融体からの炭化物の析出等によって製
造する方法、(2)気相炭化水素の高温分解沈積とその
熱間加工によって製造する方法、に3)天然グラファイ
トの層間エキスバンドとその後の高圧プレス加工によっ
て製造する方法、などによって人工的なグラフアイ1〜
フイルムの製造が行なわれている。しかしこれらの従来
の方法はいずれも工程−ヒに大きな問題があり、製造さ
れたグラファイトフィルムの性質−1−問題があり、特
殊な用途にしか使用されていない。
造する方法、(2)気相炭化水素の高温分解沈積とその
熱間加工によって製造する方法、に3)天然グラファイ
トの層間エキスバンドとその後の高圧プレス加工によっ
て製造する方法、などによって人工的なグラフアイ1〜
フイルムの製造が行なわれている。しかしこれらの従来
の方法はいずれも工程−ヒに大きな問題があり、製造さ
れたグラファイトフィルムの性質−1−問題があり、特
殊な用途にしか使用されていない。
この様な従来技術の問題点を解決すべく、本発明者は、
最も一般的な方法である有機物の熱処理によってグラフ
ァイトフィルムを作成する方法を種々検討し、先にポリ
(p−フェニレン−1,3゜4、オキサジアゾール)(
PODと略す)が不活性ガス又は真空中、1600℃以
上の温度で熱処理することによって容易にグラファイト
質に転換し得る方法を提案しく特願昭60−11541
5号)、この高分子が従来の高分子材料の中で最も容易
にグラファイト化するものであり、2500°C以上の
熱処理においてはほぼ完全なグラファイトとなることを
明らかにしている。また本発明者はポリベンゾチアゾー
ル、ポリベンゾビスチアゾール、ポリベンゾオキサゾー
ル、ポリベンゾビスオキサゾール、ポリチアゾールの各
高分子が18oo’c以−Lの温度で熱処理する事によ
り同様に容易にグラファイトに転換する方法(特願昭6
0−11−5416号)及びポリ(ピロメリットイミド
)、ポU(m−フェニレンイソフタルアミド)、ポリ(
m−フェニレンベンゾイミダゾール)、ポリ(m−フェ
ニレンベンゾビスイミダゾール)の各高分子を不活性ガ
ス中400〜700℃の温度範囲で自己収縮を防止する
様に熱処理し、しかる後に1800℃以上の温度で熱処
理する事によりすぐれた特性のグラフアイ1〜フイルム
を製造する方法を提案した(特願昭60 1..1,5
41.8号)。
最も一般的な方法である有機物の熱処理によってグラフ
ァイトフィルムを作成する方法を種々検討し、先にポリ
(p−フェニレン−1,3゜4、オキサジアゾール)(
PODと略す)が不活性ガス又は真空中、1600℃以
上の温度で熱処理することによって容易にグラファイト
質に転換し得る方法を提案しく特願昭60−11541
5号)、この高分子が従来の高分子材料の中で最も容易
にグラファイト化するものであり、2500°C以上の
熱処理においてはほぼ完全なグラファイトとなることを
明らかにしている。また本発明者はポリベンゾチアゾー
ル、ポリベンゾビスチアゾール、ポリベンゾオキサゾー
ル、ポリベンゾビスオキサゾール、ポリチアゾールの各
高分子が18oo’c以−Lの温度で熱処理する事によ
り同様に容易にグラファイトに転換する方法(特願昭6
0−11−5416号)及びポリ(ピロメリットイミド
)、ポU(m−フェニレンイソフタルアミド)、ポリ(
m−フェニレンベンゾイミダゾール)、ポリ(m−フェ
ニレンベンゾビスイミダゾール)の各高分子を不活性ガ
ス中400〜700℃の温度範囲で自己収縮を防止する
様に熱処理し、しかる後に1800℃以上の温度で熱処
理する事によりすぐれた特性のグラフアイ1〜フイルム
を製造する方法を提案した(特願昭60 1..1,5
41.8号)。
この様にして得られたフィルムはすぐれた電導性と可撓
性を有しているが、グラフアイ1〜本来の性質が現われ
るため機械的な強度の点では充分とは言えず、したがっ
て、グラフアイ1〜は工業材料として広い用途が考えら
れるにもかかわらず、前記の製造方法によって得られる
グラファイトではその応用の範囲は限られるものである
。
性を有しているが、グラフアイ1〜本来の性質が現われ
るため機械的な強度の点では充分とは言えず、したがっ
て、グラフアイ1〜は工業材料として広い用途が考えら
れるにもかかわらず、前記の製造方法によって得られる
グラファイトではその応用の範囲は限られるものである
。
肌弧ん玉邂決するための手段
本発明はこの様なグラファイト化した高分子フィルムの
すぐれた性質を有すると共に機械的な強靭性も有するグ
ラファイトを得る事を目的とし、その目的を達成するた
めに本発明者らは熱処理した高分子フィルムの構造を詳
細に検討した結果、1800℃以上で熱処理した高分子
フィルムにはいずれにも特異な層構造が存在する事の新
知見を得、この様な層構造に着目し、この層間を利用し
て強靭性を付与させるべく更に鋭意研究の結果、この様
な層の間にバインダー成分を含浸せしめ、その後適当な
温度で熱処理すると層間結合が強固になり、フィルムに
強靭性が付与される事を見出し、本発明に到達したもの
である。
すぐれた性質を有すると共に機械的な強靭性も有するグ
ラファイトを得る事を目的とし、その目的を達成するた
めに本発明者らは熱処理した高分子フィルムの構造を詳
細に検討した結果、1800℃以上で熱処理した高分子
フィルムにはいずれにも特異な層構造が存在する事の新
知見を得、この様な層構造に着目し、この層間を利用し
て強靭性を付与させるべく更に鋭意研究の結果、この様
な層の間にバインダー成分を含浸せしめ、その後適当な
温度で熱処理すると層間結合が強固になり、フィルムに
強靭性が付与される事を見出し、本発明に到達したもの
である。
す゛なわち、本発明はポリオキサジアゾール、ポリベン
ゾチアゾール、ポリベンゾビスチアゾール、ポリベンゾ
オキサゾール、ポリベンゾビスオキサゾール、ポリ(ピ
ロメリットイミド)、ポリ(m−フェニレンイソフタル
アミド)、ポリ(m−フェニレンベンゾイミダゾール)
、ポリ(m−フェニレンベンゾビスイミダゾール)、ポ
リチアゾールのうちから選ばれた少なくとも一種類の高
分子フィルムを不活性ガスもしくは真空中1.800℃
以上の温度で熱処理し、しかる後にバインダー成分を含
浸し、1400℃以下の温度で加熱処理することを特徴
とするグラファイトフィルムの製造方法に関する。
ゾチアゾール、ポリベンゾビスチアゾール、ポリベンゾ
オキサゾール、ポリベンゾビスオキサゾール、ポリ(ピ
ロメリットイミド)、ポリ(m−フェニレンイソフタル
アミド)、ポリ(m−フェニレンベンゾイミダゾール)
、ポリ(m−フェニレンベンゾビスイミダゾール)、ポ
リチアゾールのうちから選ばれた少なくとも一種類の高
分子フィルムを不活性ガスもしくは真空中1.800℃
以上の温度で熱処理し、しかる後にバインダー成分を含
浸し、1400℃以下の温度で加熱処理することを特徴
とするグラファイトフィルムの製造方法に関する。
本発明になる方法はすべての高分子に適用できる訳では
なく、」1記の様な層構造を持つものに限られ、したが
って現時点では本発明になる高分子に限られる。第1表
には本発明になる出発原料高分子の名称、略号、構造式
を第1表にまとめて示す。
なく、」1記の様な層構造を持つものに限られ、したが
って現時点では本発明になる高分子に限られる。第1表
には本発明になる出発原料高分子の名称、略号、構造式
を第1表にまとめて示す。
第1表
また第1図には層構造の一例としてポリオキサジアゾー
ル(POD)フィルムをアルゴン中2500℃で処理し
た場合に形成されるグラファイトフィルムの層構造の電
子顕微鏡写真を示す。本発明になる高分子ではこの様な
層構造は通常1800℃以上で形成されるので、母材と
なるフィルムは1800℃以上に加熱する事が必要であ
る。実際1800℃以下の処理物ではバインダー含浸の
処理を行なってもバインダーを含浸させることが出来な
かった。
ル(POD)フィルムをアルゴン中2500℃で処理し
た場合に形成されるグラファイトフィルムの層構造の電
子顕微鏡写真を示す。本発明になる高分子ではこの様な
層構造は通常1800℃以上で形成されるので、母材と
なるフィルムは1800℃以上に加熱する事が必要であ
る。実際1800℃以下の処理物ではバインダー含浸の
処理を行なってもバインダーを含浸させることが出来な
かった。
バインダーとしては炭素質物質、合成樹脂、油脂、金属
、無機化合物などがある。炭素質物質としてはピッチが
主として用いられるが充孔度をコントロールするために
、タール、クレオソート油、アセナフテンなどの低粘度
のものを混合して用いる事が出来る。
、無機化合物などがある。炭素質物質としてはピッチが
主として用いられるが充孔度をコントロールするために
、タール、クレオソート油、アセナフテンなどの低粘度
のものを混合して用いる事が出来る。
合成樹脂としてはエポキシ樹脂、フェノール樹脂、フル
フリルアルコール樹脂、ポリエステル、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリジビニルベンゼン、ポリビニルブチラールな
どが広く使用出来る。油脂類としてはアマニ油、キリ油
等が使用出来、金属としてはホワイトメタル、銅、アル
ミニウムなどが使用出来、また無機化合物としては燐酸
塩、アルミナ、水ガラスなどが用いられる。バインダー
の添加量は強度を増加させかつグラファイト化フィルム
本来の特性を失なわない範囲で選択され、バインダーの
種類によって添加星回能な量も変化するが、通常はグラ
ファイトフィルムに対して5〜20重量%重量%筒囲が
適当である。この2次加熱の温度はバインダーの種類に
よって異なるが、一般に1400℃以下の範囲から適当
に選択される。1400℃以1−.の温度は一般に不必
要であるばかりか場合によっては結合力を弱めフィルム
の強靭性を失なわせることがある。またバインダーとし
て合成樹脂を使用した場合には高温での熱処理は必要で
はなく、ポリビニルブチラール、ポリエステル、ポリ塩
化ビニリデンなどの高分子では含浸後50〜100℃の
温度で乾燥処理を行なうだけで十分な強度が得られる。
フリルアルコール樹脂、ポリエステル、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリジビニルベンゼン、ポリビニルブチラールな
どが広く使用出来る。油脂類としてはアマニ油、キリ油
等が使用出来、金属としてはホワイトメタル、銅、アル
ミニウムなどが使用出来、また無機化合物としては燐酸
塩、アルミナ、水ガラスなどが用いられる。バインダー
の添加量は強度を増加させかつグラファイト化フィルム
本来の特性を失なわない範囲で選択され、バインダーの
種類によって添加星回能な量も変化するが、通常はグラ
ファイトフィルムに対して5〜20重量%重量%筒囲が
適当である。この2次加熱の温度はバインダーの種類に
よって異なるが、一般に1400℃以下の範囲から適当
に選択される。1400℃以1−.の温度は一般に不必
要であるばかりか場合によっては結合力を弱めフィルム
の強靭性を失なわせることがある。またバインダーとし
て合成樹脂を使用した場合には高温での熱処理は必要で
はなく、ポリビニルブチラール、ポリエステル、ポリ塩
化ビニリデンなどの高分子では含浸後50〜100℃の
温度で乾燥処理を行なうだけで十分な強度が得られる。
加熱時間は10分から4時間、好ましくは30分〜1一
時間である。
時間である。
得られたグラフアイl−フィル11のクラファイト化(
黒鉛化)の程度を表わすには格子定数、C軸方向の結晶
子の大きさなどのX線回折のパラメーターとそれから計
算した黒鉛化率が良く使用され、電気伝導度値もしばし
ば利用される。格子定数はX線の(002)回折線の位
置より計算され、天然単結晶グラファイトの格子定数で
ある6、708人の値に近いほどグラファイト構造が発
達している事を示している。又、C軸方向の結晶子の大
きさは(OO2)回折線の半値幅より計算され。
黒鉛化)の程度を表わすには格子定数、C軸方向の結晶
子の大きさなどのX線回折のパラメーターとそれから計
算した黒鉛化率が良く使用され、電気伝導度値もしばし
ば利用される。格子定数はX線の(002)回折線の位
置より計算され、天然単結晶グラファイトの格子定数で
ある6、708人の値に近いほどグラファイト構造が発
達している事を示している。又、C軸方向の結晶子の大
きさは(OO2)回折線の半値幅より計算され。
その価が大きいほどグラフアイi−の平面構造が良く発
達している事を示している。天然単結晶グラファイトの
結晶子の大きさは1. OO0Å以上である。黒鉛化率
は結晶面間隔(dooz)より文献[Merig a
nd Maj re、 LesCarbons
Vol、1 p129 (]−965)〕の方法によ
って計算される。もちろん天然単結晶グラファイトでは
100%である。電気伝導度値はグラファイトのa軸方
向の値を言い、天然単結晶グラファイトでは1〜2.5
X104S/ c mである。電導度値が大きいほどグ
ラファイト構造に近い事を示している。
達している事を示している。天然単結晶グラファイトの
結晶子の大きさは1. OO0Å以上である。黒鉛化率
は結晶面間隔(dooz)より文献[Merig a
nd Maj re、 LesCarbons
Vol、1 p129 (]−965)〕の方法によ
って計算される。もちろん天然単結晶グラファイトでは
100%である。電気伝導度値はグラファイトのa軸方
向の値を言い、天然単結晶グラファイトでは1〜2.5
X104S/ c mである。電導度値が大きいほどグ
ラファイト構造に近い事を示している。
バインダーの添加量の増大に従い当然グラファイト化フ
ィルムの本来の特性は失われてくることになる。そこで
、ここでは最も測定の容易である電導度値の測定により
グラファイト化フィルムの性質を見積ることにする。
ィルムの本来の特性は失われてくることになる。そこで
、ここでは最も測定の容易である電導度値の測定により
グラファイト化フィルムの性質を見積ることにする。
作用
POD、PBO,PBBO,PT、 PBBT。
PI、PA、PBI、PBBI、PT(T−1,PBT
−2,PBT−3のフィルムを不活性ガス或いは真空中
、1800 ’C以上の温度で熱処理してグラファイト
化フィルムとなし、しかる後にバインダー成分を含浸し
、1400℃以下の温度で再熱処理する事により、該グ
ラファイト化フィルムにその性質を損なうことなく、機
械的な強靭性を付与せしめることができる。
−2,PBT−3のフィルムを不活性ガス或いは真空中
、1800 ’C以上の温度で熱処理してグラファイト
化フィルムとなし、しかる後にバインダー成分を含浸し
、1400℃以下の温度で再熱処理する事により、該グ
ラファイト化フィルムにその性質を損なうことなく、機
械的な強靭性を付与せしめることができる。
実施例
以下に実施例によって本発明を説明するが、本発明がこ
れらに限定されるものでないことは言うまでもない。
れらに限定されるものでないことは言うまでもない。
なお、グラファイト化フィルムの各物性の測定は下記に
従って行なった。
従って行なった。
1、電気伝導度(S/cm)
試料に銀ペース1−と金線を用いて4端子電極を取り付
け、外側電極より一定電流を流し、内側電極においてそ
の電圧降下を測定する事によって測定した。試料の幅、
長さ、厚さを顕微鏡によって決定し電気伝導度値を決定
した。
け、外側電極より一定電流を流し、内側電極においてそ
の電圧降下を測定する事によって測定した。試料の幅、
長さ、厚さを顕微鏡によって決定し電気伝導度値を決定
した。
2.引っ張り強度及び曲げ強度
オルセン形万能試験機を用いJISR7222に従って
測定した。
測定した。
実施例1
25ミクロンの厚さのPODフィルムを黒鉛基板でサン
ドインチし、アルゴン気流中で毎分10℃の速度で昇温
し、2800℃で1時間処理した。
ドインチし、アルゴン気流中で毎分10℃の速度で昇温
し、2800℃で1時間処理した。
使用炉はカーボンヒーターを用いた電気炉(進成電炉社
製超高温炉46−1型)である。この様にして得られた
フィルムを一旦室温まで冷却し、その後フルフリルアル
コール初期重合体〔ヒタフラン302、日立化成工業(
株)〕を含浸した。含浸したフルフリルアルコールを重
合硬化させた後産協電炉(株)社製UTF−8型電気炉
を用い1000℃で40分熱処理した。熱処理後、重量
測定によりバインダー成分の含浸量を決定し、その後フ
ィルムの電気伝導度、引っ張り強度、曲げ強度を測定し
た。その結果を第2表に示す。バインダ量がグラファイ
トフィルムに対して20重量%以内であればフィルムの
電導塵をほとんど損なうことなく、引っ張り強度、曲げ
強度を著しく向上させることが出来ることが分る。
製超高温炉46−1型)である。この様にして得られた
フィルムを一旦室温まで冷却し、その後フルフリルアル
コール初期重合体〔ヒタフラン302、日立化成工業(
株)〕を含浸した。含浸したフルフリルアルコールを重
合硬化させた後産協電炉(株)社製UTF−8型電気炉
を用い1000℃で40分熱処理した。熱処理後、重量
測定によりバインダー成分の含浸量を決定し、その後フ
ィルムの電気伝導度、引っ張り強度、曲げ強度を測定し
た。その結果を第2表に示す。バインダ量がグラファイ
トフィルムに対して20重量%以内であればフィルムの
電導塵をほとんど損なうことなく、引っ張り強度、曲げ
強度を著しく向上させることが出来ることが分る。
第2表
実施例2
実施例1と同様に2800℃で熱処理したp。
Dフィルムにアセナフテンとピッチの混合体を200℃
の温度で含浸させた。含浸後、フィルムを産協電炉(株
)社製UTF−8型電気炉を用い毎分10℃の速度で7
00℃まで昇温しで30分間処理し、2次熱処理をした
。アセナフテンとピッチの比率を変えることにより含浸
量を変えた。この様にして作成したフィルムの電気伝導
度、引っ張り強度、曲げ強度の値を第3表に示す。
の温度で含浸させた。含浸後、フィルムを産協電炉(株
)社製UTF−8型電気炉を用い毎分10℃の速度で7
00℃まで昇温しで30分間処理し、2次熱処理をした
。アセナフテンとピッチの比率を変えることにより含浸
量を変えた。この様にして作成したフィルムの電気伝導
度、引っ張り強度、曲げ強度の値を第3表に示す。
バインダーがピッチの場合にも実施例1の場合と同様な
機械的強度の向上が認められ、その効果は添加量が5重
量%を超えると顕著になり、27重量%では逆に電導塵
の低下をもたらす事が分る。
機械的強度の向上が認められ、その効果は添加量が5重
量%を超えると顕著になり、27重量%では逆に電導塵
の低下をもたらす事が分る。
第3表
実施例3
POD、PBO,PBBO,PT、PBBT。
PI、PA、PBI、PBBI、PBT−1,PBT−
2,PBT−3の12種類の高分子を実施例1と同じ方
法により2500℃で熱処理した。
2,PBT−3の12種類の高分子を実施例1と同じ方
法により2500℃で熱処理した。
得られた熱処理フィルムにアセナフテンとピッチの混合
体を200℃の温度で含浸させ、含浸後、フィルムを産
協電炉(株)社製UTF−8型電気炉を用い900℃で
30分間加熱して2次熱処理をした。含浸させるバイン
ダーの量をアセナフテンとピッチの比率を変えることに
より変えた。この様にして作成したフィルムの電気伝導
度、引っ張り強度1曲げ強度の値を第4表に示す。PO
Dの場合と同様その他の高分子においても含浸が可能で
あり、バインダー成分の含浸とその後の熱処理により引
っ張り強度、曲げ強度などの機械的性質を著しく向上さ
せ得る事が分る。また含浸量が通常、20重%程度をこ
えると電導塵が低下する傾向にある事が分る。
体を200℃の温度で含浸させ、含浸後、フィルムを産
協電炉(株)社製UTF−8型電気炉を用い900℃で
30分間加熱して2次熱処理をした。含浸させるバイン
ダーの量をアセナフテンとピッチの比率を変えることに
より変えた。この様にして作成したフィルムの電気伝導
度、引っ張り強度1曲げ強度の値を第4表に示す。PO
Dの場合と同様その他の高分子においても含浸が可能で
あり、バインダー成分の含浸とその後の熱処理により引
っ張り強度、曲げ強度などの機械的性質を著しく向上さ
せ得る事が分る。また含浸量が通常、20重%程度をこ
えると電導塵が低下する傾向にある事が分る。
第 4 表
一19一
実施例4
実施例1と同様に2800℃で熱処理したp。
Dフィルムにエポキシ樹脂(住友化学工業株式会社製、
スミエポキシELM−434)を常法で含浸させた。含
浸後、フィルムを80℃で1時間、150℃で1時ff
Jj、最後に170℃で1時間熱処理し、エポキシ樹脂
を硬化させた。この様にして作成したフィルムの電気伝
導度、引っ張り強さの値を第5表に示す。
スミエポキシELM−434)を常法で含浸させた。含
浸後、フィルムを80℃で1時間、150℃で1時ff
Jj、最後に170℃で1時間熱処理し、エポキシ樹脂
を硬化させた。この様にして作成したフィルムの電気伝
導度、引っ張り強さの値を第5表に示す。
第 5 表
その他バインダーとして、アマニ油、キリ油、フェノー
ル樹脂、ポリエステル、ポリ塩化ビニリデン、ポリジビ
ニルベンゼン、ポリビニルブチラール、ホワイトメタル
、燐酸塩、アルミナ、水ガラス等についても実施例3と
同様にしてグラファイト化フィルムに含浸させ、ついで
加熱処理することにより、同様の結果が得られた。
ル樹脂、ポリエステル、ポリ塩化ビニリデン、ポリジビ
ニルベンゼン、ポリビニルブチラール、ホワイトメタル
、燐酸塩、アルミナ、水ガラス等についても実施例3と
同様にしてグラファイト化フィルムに含浸させ、ついで
加熱処理することにより、同様の結果が得られた。
見胛件例米
以上、要するに本発明はポリオキサジアゾール、ポリベ
ンゾチアゾール、ポリベンゾビスチアゾール、ポリベン
ゾオキサゾール、ポリベンゾビスオキサゾール、ポリ(
ピロメリットイミド)、ポリ(m−フェニレンイソフタ
ルアミド)、ポリ(m−フェニレンベンゾイミダゾール
)、ポリ(m −フェニレンベンゾビスイミダゾール)
、ポリチアゾールのうちから選ばれた少なくとも一種類
の高分子フィルムを不活性ガスもしくは真空中1800
℃以上の温度で熱処理し、しかる後にバインダー成分を
含浸し、1400℃以下の温度で再熱処理したことを特
徴とするグラファイトフィルムの製造方法であって、本
発明より電気伝導度にすぐれ、かつ機械的性質にもすぐ
れたグラファイト質フィルムを製造する事が可能になっ
た。本発明になるグラファイト質フィルムは電極、発熱
体、構造林、ガスケット、断熱材、耐食性シール材、電
機用ブラシ、X線用モノクロメータ−1原子炉用減速材
などに広く利用される。
ンゾチアゾール、ポリベンゾビスチアゾール、ポリベン
ゾオキサゾール、ポリベンゾビスオキサゾール、ポリ(
ピロメリットイミド)、ポリ(m−フェニレンイソフタ
ルアミド)、ポリ(m−フェニレンベンゾイミダゾール
)、ポリ(m −フェニレンベンゾビスイミダゾール)
、ポリチアゾールのうちから選ばれた少なくとも一種類
の高分子フィルムを不活性ガスもしくは真空中1800
℃以上の温度で熱処理し、しかる後にバインダー成分を
含浸し、1400℃以下の温度で再熱処理したことを特
徴とするグラファイトフィルムの製造方法であって、本
発明より電気伝導度にすぐれ、かつ機械的性質にもすぐ
れたグラファイト質フィルムを製造する事が可能になっ
た。本発明になるグラファイト質フィルムは電極、発熱
体、構造林、ガスケット、断熱材、耐食性シール材、電
機用ブラシ、X線用モノクロメータ−1原子炉用減速材
などに広く利用される。
第1図はPODフィルムをアルゴン中2500℃で処理
した場合に形成されるグラファイトフィルムの層構造の
電子顕微鏡写真である。
した場合に形成されるグラファイトフィルムの層構造の
電子顕微鏡写真である。
Claims (4)
- (1)ポリオキサジアゾール、ポリベンゾチアゾール、
ポリベンゾビスチアゾール、ポリベンゾオキサゾール、
ポリベンゾビスオキサゾール、ポリ(ピロメリットイミ
ド)、ポリ(m−フェニレンイソフタルアミド)、ポリ
(m−フェニレンベンゾイミダゾール)、ポリ(m−フ
ェニレンベンゾビスイミダゾール)、ポリチアゾールの
うちから選ばれた少なくとも一種類の高分子フィルムを
不活性ガスもしくは真空中1800℃以上の温度で熱処
理し、しかる後にバインダー成分を含浸し、1400℃
以下の温度で加熱処理することを特徴とするグラファイ
トフィルムの製造方法。 - (2)バインダーが炭素質物質、合成樹脂、油脂、金属
及び/又は無機化合物である特許請求の範囲第1項記載
のグラファイトフィルムの製造方法。 - (3)合成樹脂がフルフリルアルコール樹脂及び/又は
エポキシ樹脂であり、炭素質物質がアセナフテン及び/
又はピッチである特許請求の範囲第2項記載のグラファ
イトフィルムの製造方法。 - (4)バインダーをグラファイトフィルムに対して5〜
20重量%添加する特許請求の範囲第1項、第2項又は
第3項記載のグラファイトフィルムの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14020785 | 1985-06-28 | ||
| JP60-140207 | 1985-06-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6291414A true JPS6291414A (ja) | 1987-04-25 |
| JPH0371370B2 JPH0371370B2 (ja) | 1991-11-13 |
Family
ID=15263407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61148265A Granted JPS6291414A (ja) | 1985-06-28 | 1986-06-26 | グラファイトフィルムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6291414A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01259698A (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-17 | Res Dev Corp Of Japan | 振動板、電気音響変換器および振動板の製造方法 |
| JPH0453681U (ja) * | 1990-09-10 | 1992-05-07 | ||
| JP2002284514A (ja) * | 2001-01-18 | 2002-10-03 | Taisei Laminator Co Ltd | グラファイトシートおよびグラファイトシートを用いた放熱装置 |
| US7351443B2 (en) * | 2003-06-02 | 2008-04-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electron-emmiting material and manufacturing method therefor |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP61148265A patent/JPS6291414A/ja active Granted
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01259698A (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-17 | Res Dev Corp Of Japan | 振動板、電気音響変換器および振動板の製造方法 |
| JPH0453681U (ja) * | 1990-09-10 | 1992-05-07 | ||
| JP2002284514A (ja) * | 2001-01-18 | 2002-10-03 | Taisei Laminator Co Ltd | グラファイトシートおよびグラファイトシートを用いた放熱装置 |
| US7351443B2 (en) * | 2003-06-02 | 2008-04-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electron-emmiting material and manufacturing method therefor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0371370B2 (ja) | 1991-11-13 |
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Legal Events
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