JPS6313165B2 - - Google Patents
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- JPS6313165B2 JPS6313165B2 JP633482A JP633482A JPS6313165B2 JP S6313165 B2 JPS6313165 B2 JP S6313165B2 JP 633482 A JP633482 A JP 633482A JP 633482 A JP633482 A JP 633482A JP S6313165 B2 JPS6313165 B2 JP S6313165B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/028—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with means for compensating for changes in temperature or for controlling the temperature; thermal stabilisation
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Description
本発明は自己変形吸収レンズに関し、プラスチ
ツクレンズ等のレンズの鏡枠内における温度によ
る形状変化をレンズ自体が自己の構成において吸
収し、レンズ本来の性能が鏡枠内において温度変
化に左右されることなく正常に発揮されるように
改良し、プラスチツクレンズ等の耐温度性に乏し
いレンズの耐温度性を向上するとともに使用温度
範囲の拡大を計り、耐温度性の強いレンズ系の構
成ならびに提供を可能ならしめることを目的とす
るものである。 従来、レンズ、例えばプラスチツクレンズ1を
鏡枠2内に装着する場合には、第1図aに示す如
く、鏡枠2のレンズ鏡枠胴付部3にプラスチツク
レンズ1の背面外周縁1aを当接しつつレンズ鏡
枠嵌合部4内にプラスチツクレンズ1を嵌合する
とともに鏡枠2の内周に螺設した鏡枠ネジ部5に
押え環6の外周に螺設したネジ部7を螺合しつつ
鏡枠2の内側に押え環6をネジ込み、この押え環
6の内側周縁に形成したプラスチツクレンズ1と
の当接縁8をプラスチツクレンズ1の正面側の外
周縁1bに圧接し、当該プラスチツクレンズ1を
鏡枠2内に固定することにより構成している。 さて、かゝる構成から成るプラスチツクレンズ
1の鏡枠2に対する部組を常温にて行つた後、こ
れを高温雰囲気中に曝した場合、プラスチツクレ
ンズ1の成形素材の線膨張率が鏡枠2および押え
環6の成形素材の線膨張率よりも大きいために、
鏡枠2におけるレンズ鏡枠嵌合部4のクリアラン
スが小さくなる。 さらに、この影響を最も顕著に受けるのが第1
図aにおけるレンズと押え環との当り部A点(第
1図bにて示す拡大図参照)で、当該部分は常温
で部組した時点にて既にクリアランスはゼロの状
態となつて居り、前記高温雰囲気中においてはレ
ンズ1と押え環6における成形素材の線膨張率の
差が直接面形状に影響を及ぼすことになる。 すなわち、前記レンズ1と押え環6の当り部A
点において、押え環6の当接縁8が圧接するレン
ズ1の正面側の外周縁1bがへこみかつ押え環6
の当接縁8により、レンズ1がクリアランスゼロ
の状態に規制されることになる。 したがつて、温度が高温になるに従い、前記プ
ラスチツクレンズ1はラジアル方向に膨張し始め
るが、前記押え環6による規制によつて、プラス
チツクレンズ1のラジアル方向への変形は規制さ
れるために、当該レンズ1内部に熱応力が発生す
る。 そして、プラスチツクレンズ1内部に発生する
熱応力は規制を受けることのない光軸方向への変
形に集中し、プラスチツクレンズ1が光軸方向に
変形を起すことになる。 プラスチツクレンズ1の光軸を含む軸方向の断
面を考察するに、第1図cにおける弦ABの長さ
が押え環6により規制されるため、弧AB⌒に膨張
が集中し、その結果、曲率半径が小さくなる。 今、常温時の弧の長さをAB⌒、常温よりもt℃
高温時の弧の長さをA′B′⌒、プラスチツクレンズ
1の線膨張率をαとすると、 A′B′⌒≒AB⌒・(1+αt) に近似する。 また、逆に、常温で部組したプラスチツクレン
ズ1と鏡枠2を低温雰囲気中に曝した場合、前述
の如く、プラスチツクレンズ1と鏡枠2と押え環
6の成形素材の線膨張係数の相違により、低温に
なるに従つて、鏡枠2および押え環6の収縮に比
し、プラスチツクレンズ1の収縮は大きく、鏡枠
2と押え環6の収縮以上に収縮しようとするが、
この場合にも押え環6の当接縁8の圧接によつて
固定されるプラスチツクレンズ1の正面側の外周
縁1bが規制を受ける結果、前記高温時の場合と
同様にプラスチツクレンズ1の収縮は押え環6の
収縮以上に収縮することができず、勢いプラスチ
ツクレンズ1の内部に熱応力が発生するとともに
この熱応力がプラスチツクレンズ1の、押え環6
に規制を受けない光軸方向に集中しプラスチツク
レンズ1の光軸方向に変形を与えることになる。 そこで、第1図dに示すプラスチツクレンズ1
の光軸を含む軸方向の断面を考察するに、弦AB
の長さが押え環6で規制されているために、弧
AB⌒に収縮が集中し、その結果、曲率半径は大き
くなる。 今、常温時の弧の長さをAB⌒、常温よりもt℃
低温時の弧の長さをA′B′⌒、プラスチツクレンズ
1の成形素材の線膨張係数をαとすると A′B′⌒≧AB⌒・(1−αt) に近似する。 因て、以上のことから、プラスチツクレンズ1
を従来構成から成る鏡枠2内に押え環6によつて
装着すると、プラスチツクレンズ1は温度変化に
より、曲率半径が変化する、すなわち高温で小さ
く、低温で大きくなることが明らかであるととも
に常温時に比し、ピント位置が大きくズレたり各
種収差の悪化をきたすものであることが判る。 また、前記従来のレンズと鏡枠の構成におい
て、第1図eに示すように、レンズ保持部材10
のレンズ嵌合部11内に少なくとも2枚のレンズ
12,13を嵌合するとともに両レンズ12,1
3間に調芯部材14を介装することによつて、互
いに外周縁部により隣接する前記2枚のレンズ1
2,13間における摩擦抵抗を減少せしめるとと
もに両レンズ12,13間におけるレンズの芯ズ
レを防止せしめることができるように構成した合
成レンズが実開昭55−138606号公報の考案によつ
て提案されている。 しかし、当該構成の場合には2枚のレンズ1
2,13間の摩擦を減少せしめるのみで、レンズ
12,13を嵌合部11内に押え環15によつて
固定する構成は前記従来の構成に何等変化がな
く、レンズ12,13は、その外径をレンズ保持
部材10の嵌合部11または押え環15の内径に
より規制され、前記プラスチツクレンズ1と同様
に、両レンズ12,13の温度変化に伴う曲率半
径の変化を防止することができず、温度変化に対
するピント位置のズレ、収差の悪化を回避するこ
とは不可能である。 したがつて、前記従来の鏡枠に対するレンズの
装着構成において温度変化によつて発生する曲率
半径の変化を防止し、ピント位置ズレあるいは各
種収差の悪化をきたすことのないレンズ保持の構
成、またはその他の適切な対策の開発が切望され
るところであつた。 そこで、本発明はレンズ自体の構成に改良を加
えることにより、鏡枠の嵌合部内におけるレンズ
の温度変化に伴う曲率半径の変化を吸収是正し、
以てレンズのピント位置ズレあるいは各種収差の
悪化を回避することのできるレンズ系の提供を可
能ならしめんとするもので、その要旨とするとこ
ろは、レンズ本体の外周に沿つて、レンズ変形吸
収用の発泡層または同発泡層を具備する板状片を
複数片設けることにより構成したことを特徴とす
る自己変形吸収レンズに存在する。 以下、本発明の自己変形吸収レンズを図示の各
実施例により、具体的に説明する。 第2図a,bは本発明の第1実施例を示し、2
0はレンズ本体で、このレンズ本体20はアクリ
ル樹脂等のプラスチツク素材により成形してあ
る。 また、21はレンズ本体20の外周に沿つて全
周に設けたレンズ変形吸収用の発泡層で、この発
泡層21は前記レンズ本体20の成形後、その外
周に一体に成形することが可能であるとともにレ
ンズ本体20の成形素材と同素材、例えばアクリ
ル樹脂に発泡剤を混合して発泡せしめることによ
り、レンズ本体20の外周に対する成形工程にお
いて発泡層21を成形できる。 そして、レンズ本体20の外周に沿つて、発泡
層21を成形する場合には、両者の結合をより堅
固にするため、予めレンズ本体20の成形に当つ
て、レンズ本体20の外周に沿つてレンズアンカ
ー22を一体に突設し、このレンズアンカー22
を介して、前記発泡層21を成形することにより
構成することが好適であるとともに、当該発泡層
21の成形に当つて成形用金型を使用して成形す
ることにより同金型内において発泡成形される発
泡層21の表層にはスキン層23を一体に成形す
ることができる。 たゞし、前記発泡層21の構成におけるレンズ
アンカー22およびスキン層23の両構成につい
ては、本発明の実施に当つて必ずしも必須構成要
件となるものではない。 また、レンズ本体20の成形素材はプラスチツ
クに限定されず、ガラスによる実施も勿論可能で
あるとともに発泡層21としてはレンズ本体20
の成形素材の弾性率に比し小さい素材を選択しつ
つ実施することが好適で、例えばレンズ本体20
をアクリル樹脂にて成形した場合には、アクリル
樹脂、ABS樹脂あるいはその他の成形素材を使
用しつつ成形するものである。 さて、以上の構成から成る自己変形吸収レンズ
24を鏡枠25内に装着する場合には、第2図b
に示す如く、レンズ本体20の外周に沿つて設け
た発泡層21の一側面21aを鏡枠25のレンズ
鏡枠胴付部26に当接せしめつつレンズ本体20
の発泡層21を鏡枠25の嵌合部27に嵌合する
ことにより、自己変形吸収レンズ24を鏡枠25
内に装入する。 その後、押え環28を、そのネジ部29を鏡枠
25のネジ部30に螺合せしめつつ鏡枠25内に
ネジ込むとともにこの押え環28の側面28aを
前記自己変形吸収レンズ24の発泡層21の他側
面21bに当接せしめつつ同レンズ24を当該押
え環28によつて固定する。 尚、前記自己変形吸収レンズ24の発泡層21
における外径と鏡枠25の嵌合部27における内
径とのクリアランスは一般のガラスレンズとこれ
を装着する鏡枠の嵌合部における設計と同様に設
計しつつ実施することができる。 かゝる構成下において、自己変形吸収レンズ2
4が温度変化によつて変形した場合、すなわち、
温度の高温化に伴つてレンズ本体20が膨張する
ことにより、発泡層21の外径と鏡枠25の嵌合
部27の内径とのクリアランスがゼロになつて
も、レンズ本体20のラジアル方向の膨張は外周
の発泡層21によつて吸収することができ、その
結果、レンズ本体20における熱応力の発生を防
止することができるとともにレンズ形状における
大きな変化の発生を回避できる。 また、温度の低温化に伴うレンズ本体20のラ
ジアル方向の収縮についても発泡層21によつて
吸収することができ、同様の効果を得ることがで
きる。 さらに、レンズ本体20を直接押え環28によ
つて圧接しつつ固定する場合にはレンズ本体20
の応力緩和によつて著しい弛みトルクの減少を免
れ得ないのであるが、本発明の前記自己変形吸収
レンズ24の場合には、外周に沿つて形成した発
泡層21の側面21bを押え環28によつて圧接
しつつ固定することができる結果、押え環28の
圧接面28aと発泡層21の側面21b間におけ
る応力緩和は発泡層21によつて吸収することが
でき押え環28の弛みトルク減少を防止すること
ができる副次的効果を得ることができる。 次に第3図a〜cは本発明の自己変形吸収レン
ズの第2実施例を示すもので、第1実施例におい
て、レンズ本体20の外周の全周にわたつて設け
たレンズ変形吸収用の発泡層21に換えて、レン
ズ本体20の外周に、3枚の板状片31を突設す
ることにより構成したものである。 また、各板状片31はレンズ変形吸収用の発泡
層32を具備するとともに発泡層32の表層には
スキン層33を設け、かつ発泡層32から成る各
板状片31を形成する場合にはレンズ本体20の
外周面より突設したレンズアンカー片34を介し
て突設してある。 さらに、各板状片31はレンズ本体20に対し
て一体に成形する点、あるいは各板状片31の成
形素材等の点については第1実施例における発泡
層21の構成に準じて実施する。 尚、第3図aにおける各板状片31の形状につ
いては長方形状に形成した場合を示すが、第3図
bに示す如く、これを扇形状に、あるいは第3図
cに示す如く、これを鼓形状に、等の形状を以て
実施することができるもので、その他、板状片3
1の枚数等の図示の実施例に限定を受けるもので
はない。 しかして、当該第2実施例の構成から成る自己
変形吸収レンズ35によれば、発泡層21をレン
ズ本体20の外周の全周にわたつて設けた場合に
比較し、発泡層32における前述の作用効果をよ
り効果的に発揮することができる特徴を有する。 すなわち、レンズ本体20の温度変化によつて
外周の発泡層に生ずる応力集中は全周にわたる発
泡層21に比較し、各板状片31の発泡層32の
方が顕著であつて、勢い各板状片31の方がより
所期効果を得られ易く、かつ、その点からは第3
図b,cの板状片31によつてより大きな作用効
果を得ることができる。 尚、第3図示の第2実施例における自己変形吸
収レンズ35を鏡枠に装着する構成については、
具体的に図示しなかつたが、第1実施例と同様に
構成するものである。 第4図a,bは本発明の自己変形吸収レンズの
第3実施例を示し、第1実施例の自己変形吸収レ
ンズの構成における発泡層21の外周に沿つて、
鏡枠25の嵌合部27に対する環状の嵌合部36
を設けることにより構成したものである。 また、嵌合部36は発泡層21に対して堅固に
結合することができるように嵌合部アンカー37
を介して発泡層21に結合する。 その他の構成については第1実施例と同様の構
成を以て実施する。 しかして、かゝる第3実施例の自己変形吸収レ
ンズ38を第1実施例の自己変形吸収レンズ24
と同様にして、鏡枠25内に装着する場合には第
4図bに示す如く、レンズ本体20の外周側に相
当する前記嵌合部36を鏡枠25の嵌合部27に
嵌合し、この嵌合部36の一側面36aを鏡枠胴
付部26に当接し他側面36bを鏡枠25のネジ
部30にネジ込んだ押え環28の内側面により押
圧することにより固定することができるので、第
1、2実施例の自己変形吸収レンズ24,35の
場合に比較して、スラスト方向の位置決めが行な
い易くなる利点を有するとともに、嵌合部36の
成形素材をレンズ本体20の成形素材よりも弾性
率の小さい素材によつて実施した場合にはレンズ
本体20のラジアル方向の変形を発泡層21に加
えて、嵌合部36の両者によつて吸収することが
でき、第1、2実施例の自己変形吸収レンズ2
4,35の場合に比較してより使用温度範囲の拡
大を計ることができる。 さらに、第5図は本発明の自己変形吸収レンズ
の第4実施例を示し、第3実施例においてレンズ
本体20の外周の全周にわたつて設けたレンズ変
形吸収用の発泡層21を断片的に介在せしめると
ともに断片的な発泡層21から成る8枚の板状片
の外周に環状の嵌合部36を設けることにより構
成したもので、嵌合部36のアンカー37につい
ては8枚の各板状片に対応する位置に突設したア
ンカー37により結合するものである。 しかして、当該実施例から成る自己変形吸収レ
ンズ40については第3実施例における自己変形
吸収レンズ38における発泡層21に対する応力
をより顕著に集中し易くする目的を以て、レンズ
本体20と外周嵌合部36間に断片的な各板状片
としての発泡層21を介在せしめたもので、前述
した第1実施例に対する第2実施例の自己変形吸
収レンズ35における技術思想に対応するもので
ある。 たゞし、それ以外に第3実施例の自己変形吸収
レンズ38と同一の作用効果を得られるものであ
ることは言うまでもない。 尚、図示の実施例においては環状の嵌合部36
によつて構成したが、各発泡層21から成る8枚
の板状片の端部のみに嵌合片(図示しない)を設
けることにより実施することも可能であるととも
にレンズ本体20と嵌合部36間に介在させた8
枚の板状片の数については、前記第2実施例の如
く3枚の板状片により実施する等、図示の実施例
に限定されるものではない。 以上の説明から明らかな通り、本発明の自己変
形吸収レンズによれば、レンズ本体の外周に設け
た発泡層により、レンズ本体の温度変化に伴う変
化、特にラジアル方向の変化を吸収することがで
きるので、従来の鏡枠内に同様の構成によつて装
着した場合にも、レンズ本体の温度変化による形
状変化を最小限にとゞめることができる。 従つて、常温時のレンズ性能を、環境温度の高
低下に左右されることなく維持することができる
とともに特に耐温度性に乏しいプラスチツクレン
ズの使用温度範囲を拡大することができる。 特に、本発明の第1、第2発明によれば、レン
ズ本体の外周に設けた発泡層を押え環にて押圧し
つつ鏡枠内に装着することができるので、従来の
構成において発生していた押え環とレンズ間にお
ける応力緩和による押え環の弛みトルクの減少を
防止することができるとともに第1発明に対して
第2発明は前記発泡層における所期作用効果をよ
り顕著に期待することができる。 また、本発明の第3、第4発明によれば、レン
ズ本体の外周に設けた発泡層の外周に嵌合部を設
けることにより、レンズとしての外径寸法の精度
を担保することができるとともに嵌合部の成形素
材の選択により、発泡層における所期作用効果を
助長することができ、発泡層における所期作用効
果を適確に得られる利点を有する。 以下には、本発明における自己変形吸収レンズ
の温度変化に伴う形状変化(曲率半径の変化)の
防止効果を表、によつて示す。 尚、表は従来のレンズについての計測値、表
は本発明の第1実施例に係る自己変形吸収レン
ズについての計測値をそれぞれ示し、自己変形吸
収レンズのレンズ本体はアクリル樹脂にて形成す
るとともに発泡層はABS樹脂により形成したも
のである。
ツクレンズ等のレンズの鏡枠内における温度によ
る形状変化をレンズ自体が自己の構成において吸
収し、レンズ本来の性能が鏡枠内において温度変
化に左右されることなく正常に発揮されるように
改良し、プラスチツクレンズ等の耐温度性に乏し
いレンズの耐温度性を向上するとともに使用温度
範囲の拡大を計り、耐温度性の強いレンズ系の構
成ならびに提供を可能ならしめることを目的とす
るものである。 従来、レンズ、例えばプラスチツクレンズ1を
鏡枠2内に装着する場合には、第1図aに示す如
く、鏡枠2のレンズ鏡枠胴付部3にプラスチツク
レンズ1の背面外周縁1aを当接しつつレンズ鏡
枠嵌合部4内にプラスチツクレンズ1を嵌合する
とともに鏡枠2の内周に螺設した鏡枠ネジ部5に
押え環6の外周に螺設したネジ部7を螺合しつつ
鏡枠2の内側に押え環6をネジ込み、この押え環
6の内側周縁に形成したプラスチツクレンズ1と
の当接縁8をプラスチツクレンズ1の正面側の外
周縁1bに圧接し、当該プラスチツクレンズ1を
鏡枠2内に固定することにより構成している。 さて、かゝる構成から成るプラスチツクレンズ
1の鏡枠2に対する部組を常温にて行つた後、こ
れを高温雰囲気中に曝した場合、プラスチツクレ
ンズ1の成形素材の線膨張率が鏡枠2および押え
環6の成形素材の線膨張率よりも大きいために、
鏡枠2におけるレンズ鏡枠嵌合部4のクリアラン
スが小さくなる。 さらに、この影響を最も顕著に受けるのが第1
図aにおけるレンズと押え環との当り部A点(第
1図bにて示す拡大図参照)で、当該部分は常温
で部組した時点にて既にクリアランスはゼロの状
態となつて居り、前記高温雰囲気中においてはレ
ンズ1と押え環6における成形素材の線膨張率の
差が直接面形状に影響を及ぼすことになる。 すなわち、前記レンズ1と押え環6の当り部A
点において、押え環6の当接縁8が圧接するレン
ズ1の正面側の外周縁1bがへこみかつ押え環6
の当接縁8により、レンズ1がクリアランスゼロ
の状態に規制されることになる。 したがつて、温度が高温になるに従い、前記プ
ラスチツクレンズ1はラジアル方向に膨張し始め
るが、前記押え環6による規制によつて、プラス
チツクレンズ1のラジアル方向への変形は規制さ
れるために、当該レンズ1内部に熱応力が発生す
る。 そして、プラスチツクレンズ1内部に発生する
熱応力は規制を受けることのない光軸方向への変
形に集中し、プラスチツクレンズ1が光軸方向に
変形を起すことになる。 プラスチツクレンズ1の光軸を含む軸方向の断
面を考察するに、第1図cにおける弦ABの長さ
が押え環6により規制されるため、弧AB⌒に膨張
が集中し、その結果、曲率半径が小さくなる。 今、常温時の弧の長さをAB⌒、常温よりもt℃
高温時の弧の長さをA′B′⌒、プラスチツクレンズ
1の線膨張率をαとすると、 A′B′⌒≒AB⌒・(1+αt) に近似する。 また、逆に、常温で部組したプラスチツクレン
ズ1と鏡枠2を低温雰囲気中に曝した場合、前述
の如く、プラスチツクレンズ1と鏡枠2と押え環
6の成形素材の線膨張係数の相違により、低温に
なるに従つて、鏡枠2および押え環6の収縮に比
し、プラスチツクレンズ1の収縮は大きく、鏡枠
2と押え環6の収縮以上に収縮しようとするが、
この場合にも押え環6の当接縁8の圧接によつて
固定されるプラスチツクレンズ1の正面側の外周
縁1bが規制を受ける結果、前記高温時の場合と
同様にプラスチツクレンズ1の収縮は押え環6の
収縮以上に収縮することができず、勢いプラスチ
ツクレンズ1の内部に熱応力が発生するとともに
この熱応力がプラスチツクレンズ1の、押え環6
に規制を受けない光軸方向に集中しプラスチツク
レンズ1の光軸方向に変形を与えることになる。 そこで、第1図dに示すプラスチツクレンズ1
の光軸を含む軸方向の断面を考察するに、弦AB
の長さが押え環6で規制されているために、弧
AB⌒に収縮が集中し、その結果、曲率半径は大き
くなる。 今、常温時の弧の長さをAB⌒、常温よりもt℃
低温時の弧の長さをA′B′⌒、プラスチツクレンズ
1の成形素材の線膨張係数をαとすると A′B′⌒≧AB⌒・(1−αt) に近似する。 因て、以上のことから、プラスチツクレンズ1
を従来構成から成る鏡枠2内に押え環6によつて
装着すると、プラスチツクレンズ1は温度変化に
より、曲率半径が変化する、すなわち高温で小さ
く、低温で大きくなることが明らかであるととも
に常温時に比し、ピント位置が大きくズレたり各
種収差の悪化をきたすものであることが判る。 また、前記従来のレンズと鏡枠の構成におい
て、第1図eに示すように、レンズ保持部材10
のレンズ嵌合部11内に少なくとも2枚のレンズ
12,13を嵌合するとともに両レンズ12,1
3間に調芯部材14を介装することによつて、互
いに外周縁部により隣接する前記2枚のレンズ1
2,13間における摩擦抵抗を減少せしめるとと
もに両レンズ12,13間におけるレンズの芯ズ
レを防止せしめることができるように構成した合
成レンズが実開昭55−138606号公報の考案によつ
て提案されている。 しかし、当該構成の場合には2枚のレンズ1
2,13間の摩擦を減少せしめるのみで、レンズ
12,13を嵌合部11内に押え環15によつて
固定する構成は前記従来の構成に何等変化がな
く、レンズ12,13は、その外径をレンズ保持
部材10の嵌合部11または押え環15の内径に
より規制され、前記プラスチツクレンズ1と同様
に、両レンズ12,13の温度変化に伴う曲率半
径の変化を防止することができず、温度変化に対
するピント位置のズレ、収差の悪化を回避するこ
とは不可能である。 したがつて、前記従来の鏡枠に対するレンズの
装着構成において温度変化によつて発生する曲率
半径の変化を防止し、ピント位置ズレあるいは各
種収差の悪化をきたすことのないレンズ保持の構
成、またはその他の適切な対策の開発が切望され
るところであつた。 そこで、本発明はレンズ自体の構成に改良を加
えることにより、鏡枠の嵌合部内におけるレンズ
の温度変化に伴う曲率半径の変化を吸収是正し、
以てレンズのピント位置ズレあるいは各種収差の
悪化を回避することのできるレンズ系の提供を可
能ならしめんとするもので、その要旨とするとこ
ろは、レンズ本体の外周に沿つて、レンズ変形吸
収用の発泡層または同発泡層を具備する板状片を
複数片設けることにより構成したことを特徴とす
る自己変形吸収レンズに存在する。 以下、本発明の自己変形吸収レンズを図示の各
実施例により、具体的に説明する。 第2図a,bは本発明の第1実施例を示し、2
0はレンズ本体で、このレンズ本体20はアクリ
ル樹脂等のプラスチツク素材により成形してあ
る。 また、21はレンズ本体20の外周に沿つて全
周に設けたレンズ変形吸収用の発泡層で、この発
泡層21は前記レンズ本体20の成形後、その外
周に一体に成形することが可能であるとともにレ
ンズ本体20の成形素材と同素材、例えばアクリ
ル樹脂に発泡剤を混合して発泡せしめることによ
り、レンズ本体20の外周に対する成形工程にお
いて発泡層21を成形できる。 そして、レンズ本体20の外周に沿つて、発泡
層21を成形する場合には、両者の結合をより堅
固にするため、予めレンズ本体20の成形に当つ
て、レンズ本体20の外周に沿つてレンズアンカ
ー22を一体に突設し、このレンズアンカー22
を介して、前記発泡層21を成形することにより
構成することが好適であるとともに、当該発泡層
21の成形に当つて成形用金型を使用して成形す
ることにより同金型内において発泡成形される発
泡層21の表層にはスキン層23を一体に成形す
ることができる。 たゞし、前記発泡層21の構成におけるレンズ
アンカー22およびスキン層23の両構成につい
ては、本発明の実施に当つて必ずしも必須構成要
件となるものではない。 また、レンズ本体20の成形素材はプラスチツ
クに限定されず、ガラスによる実施も勿論可能で
あるとともに発泡層21としてはレンズ本体20
の成形素材の弾性率に比し小さい素材を選択しつ
つ実施することが好適で、例えばレンズ本体20
をアクリル樹脂にて成形した場合には、アクリル
樹脂、ABS樹脂あるいはその他の成形素材を使
用しつつ成形するものである。 さて、以上の構成から成る自己変形吸収レンズ
24を鏡枠25内に装着する場合には、第2図b
に示す如く、レンズ本体20の外周に沿つて設け
た発泡層21の一側面21aを鏡枠25のレンズ
鏡枠胴付部26に当接せしめつつレンズ本体20
の発泡層21を鏡枠25の嵌合部27に嵌合する
ことにより、自己変形吸収レンズ24を鏡枠25
内に装入する。 その後、押え環28を、そのネジ部29を鏡枠
25のネジ部30に螺合せしめつつ鏡枠25内に
ネジ込むとともにこの押え環28の側面28aを
前記自己変形吸収レンズ24の発泡層21の他側
面21bに当接せしめつつ同レンズ24を当該押
え環28によつて固定する。 尚、前記自己変形吸収レンズ24の発泡層21
における外径と鏡枠25の嵌合部27における内
径とのクリアランスは一般のガラスレンズとこれ
を装着する鏡枠の嵌合部における設計と同様に設
計しつつ実施することができる。 かゝる構成下において、自己変形吸収レンズ2
4が温度変化によつて変形した場合、すなわち、
温度の高温化に伴つてレンズ本体20が膨張する
ことにより、発泡層21の外径と鏡枠25の嵌合
部27の内径とのクリアランスがゼロになつて
も、レンズ本体20のラジアル方向の膨張は外周
の発泡層21によつて吸収することができ、その
結果、レンズ本体20における熱応力の発生を防
止することができるとともにレンズ形状における
大きな変化の発生を回避できる。 また、温度の低温化に伴うレンズ本体20のラ
ジアル方向の収縮についても発泡層21によつて
吸収することができ、同様の効果を得ることがで
きる。 さらに、レンズ本体20を直接押え環28によ
つて圧接しつつ固定する場合にはレンズ本体20
の応力緩和によつて著しい弛みトルクの減少を免
れ得ないのであるが、本発明の前記自己変形吸収
レンズ24の場合には、外周に沿つて形成した発
泡層21の側面21bを押え環28によつて圧接
しつつ固定することができる結果、押え環28の
圧接面28aと発泡層21の側面21b間におけ
る応力緩和は発泡層21によつて吸収することが
でき押え環28の弛みトルク減少を防止すること
ができる副次的効果を得ることができる。 次に第3図a〜cは本発明の自己変形吸収レン
ズの第2実施例を示すもので、第1実施例におい
て、レンズ本体20の外周の全周にわたつて設け
たレンズ変形吸収用の発泡層21に換えて、レン
ズ本体20の外周に、3枚の板状片31を突設す
ることにより構成したものである。 また、各板状片31はレンズ変形吸収用の発泡
層32を具備するとともに発泡層32の表層には
スキン層33を設け、かつ発泡層32から成る各
板状片31を形成する場合にはレンズ本体20の
外周面より突設したレンズアンカー片34を介し
て突設してある。 さらに、各板状片31はレンズ本体20に対し
て一体に成形する点、あるいは各板状片31の成
形素材等の点については第1実施例における発泡
層21の構成に準じて実施する。 尚、第3図aにおける各板状片31の形状につ
いては長方形状に形成した場合を示すが、第3図
bに示す如く、これを扇形状に、あるいは第3図
cに示す如く、これを鼓形状に、等の形状を以て
実施することができるもので、その他、板状片3
1の枚数等の図示の実施例に限定を受けるもので
はない。 しかして、当該第2実施例の構成から成る自己
変形吸収レンズ35によれば、発泡層21をレン
ズ本体20の外周の全周にわたつて設けた場合に
比較し、発泡層32における前述の作用効果をよ
り効果的に発揮することができる特徴を有する。 すなわち、レンズ本体20の温度変化によつて
外周の発泡層に生ずる応力集中は全周にわたる発
泡層21に比較し、各板状片31の発泡層32の
方が顕著であつて、勢い各板状片31の方がより
所期効果を得られ易く、かつ、その点からは第3
図b,cの板状片31によつてより大きな作用効
果を得ることができる。 尚、第3図示の第2実施例における自己変形吸
収レンズ35を鏡枠に装着する構成については、
具体的に図示しなかつたが、第1実施例と同様に
構成するものである。 第4図a,bは本発明の自己変形吸収レンズの
第3実施例を示し、第1実施例の自己変形吸収レ
ンズの構成における発泡層21の外周に沿つて、
鏡枠25の嵌合部27に対する環状の嵌合部36
を設けることにより構成したものである。 また、嵌合部36は発泡層21に対して堅固に
結合することができるように嵌合部アンカー37
を介して発泡層21に結合する。 その他の構成については第1実施例と同様の構
成を以て実施する。 しかして、かゝる第3実施例の自己変形吸収レ
ンズ38を第1実施例の自己変形吸収レンズ24
と同様にして、鏡枠25内に装着する場合には第
4図bに示す如く、レンズ本体20の外周側に相
当する前記嵌合部36を鏡枠25の嵌合部27に
嵌合し、この嵌合部36の一側面36aを鏡枠胴
付部26に当接し他側面36bを鏡枠25のネジ
部30にネジ込んだ押え環28の内側面により押
圧することにより固定することができるので、第
1、2実施例の自己変形吸収レンズ24,35の
場合に比較して、スラスト方向の位置決めが行な
い易くなる利点を有するとともに、嵌合部36の
成形素材をレンズ本体20の成形素材よりも弾性
率の小さい素材によつて実施した場合にはレンズ
本体20のラジアル方向の変形を発泡層21に加
えて、嵌合部36の両者によつて吸収することが
でき、第1、2実施例の自己変形吸収レンズ2
4,35の場合に比較してより使用温度範囲の拡
大を計ることができる。 さらに、第5図は本発明の自己変形吸収レンズ
の第4実施例を示し、第3実施例においてレンズ
本体20の外周の全周にわたつて設けたレンズ変
形吸収用の発泡層21を断片的に介在せしめると
ともに断片的な発泡層21から成る8枚の板状片
の外周に環状の嵌合部36を設けることにより構
成したもので、嵌合部36のアンカー37につい
ては8枚の各板状片に対応する位置に突設したア
ンカー37により結合するものである。 しかして、当該実施例から成る自己変形吸収レ
ンズ40については第3実施例における自己変形
吸収レンズ38における発泡層21に対する応力
をより顕著に集中し易くする目的を以て、レンズ
本体20と外周嵌合部36間に断片的な各板状片
としての発泡層21を介在せしめたもので、前述
した第1実施例に対する第2実施例の自己変形吸
収レンズ35における技術思想に対応するもので
ある。 たゞし、それ以外に第3実施例の自己変形吸収
レンズ38と同一の作用効果を得られるものであ
ることは言うまでもない。 尚、図示の実施例においては環状の嵌合部36
によつて構成したが、各発泡層21から成る8枚
の板状片の端部のみに嵌合片(図示しない)を設
けることにより実施することも可能であるととも
にレンズ本体20と嵌合部36間に介在させた8
枚の板状片の数については、前記第2実施例の如
く3枚の板状片により実施する等、図示の実施例
に限定されるものではない。 以上の説明から明らかな通り、本発明の自己変
形吸収レンズによれば、レンズ本体の外周に設け
た発泡層により、レンズ本体の温度変化に伴う変
化、特にラジアル方向の変化を吸収することがで
きるので、従来の鏡枠内に同様の構成によつて装
着した場合にも、レンズ本体の温度変化による形
状変化を最小限にとゞめることができる。 従つて、常温時のレンズ性能を、環境温度の高
低下に左右されることなく維持することができる
とともに特に耐温度性に乏しいプラスチツクレン
ズの使用温度範囲を拡大することができる。 特に、本発明の第1、第2発明によれば、レン
ズ本体の外周に設けた発泡層を押え環にて押圧し
つつ鏡枠内に装着することができるので、従来の
構成において発生していた押え環とレンズ間にお
ける応力緩和による押え環の弛みトルクの減少を
防止することができるとともに第1発明に対して
第2発明は前記発泡層における所期作用効果をよ
り顕著に期待することができる。 また、本発明の第3、第4発明によれば、レン
ズ本体の外周に設けた発泡層の外周に嵌合部を設
けることにより、レンズとしての外径寸法の精度
を担保することができるとともに嵌合部の成形素
材の選択により、発泡層における所期作用効果を
助長することができ、発泡層における所期作用効
果を適確に得られる利点を有する。 以下には、本発明における自己変形吸収レンズ
の温度変化に伴う形状変化(曲率半径の変化)の
防止効果を表、によつて示す。 尚、表は従来のレンズについての計測値、表
は本発明の第1実施例に係る自己変形吸収レン
ズについての計測値をそれぞれ示し、自己変形吸
収レンズのレンズ本体はアクリル樹脂にて形成す
るとともに発泡層はABS樹脂により形成したも
のである。
【表】
【表】
第1図aは従来のレンズ保持装置を示す側断面
図、第1図bは第1図aの部分拡大断面図、第1
図c,dは第1図aにおけるレンズの形状変化を
示す説明図、第1図eは第1図aとは別の従来例
を示す側断面図、第2図aは本発明の第1実施例
を示す平面図で、一部を省略して示し、第2図b
は第2図aの自己変形吸収レンズを鏡枠内に装着
した状態を示す側断面図、第3図aは本発明の第
2実施例を示す平面図、第3図b,cは第3図a
における板状片とは形状の異なる板状片の実施例
を示す部分的な平面図、第4図aは本発明の第3
実施例を示す平面図で一部を省略して示し、第4
図bは第4図aの自己変形吸収レンズを鏡枠内に
装着した状態を示す側断面図、第5図は本発明の
第4実施例を示す平面図である。 1……プラスチツクレンズ、2……鏡枠、3…
…レンズ鏡枠胴付部、4……レンズ鏡枠嵌合部、
5……鏡枠ネジ部、6,28……押え環、7,2
9,30……ネジ部、8……当接縁、10……レ
ンズ保持部、11……レンズ嵌合部、12,13
……レンズ、14……調芯部材、15……押え
環、20……レンズ本体、21,32……発泡
層、22……レンズアンカー、23,33……ス
キン層、24,35,38,40……自己変形吸
収レンズ、25……鏡枠、26……レンズ鏡枠胴
付部、27……嵌合部、31……板状片、34…
…レンズアンカー片、36……嵌合部、37……
嵌合部アンカー。
図、第1図bは第1図aの部分拡大断面図、第1
図c,dは第1図aにおけるレンズの形状変化を
示す説明図、第1図eは第1図aとは別の従来例
を示す側断面図、第2図aは本発明の第1実施例
を示す平面図で、一部を省略して示し、第2図b
は第2図aの自己変形吸収レンズを鏡枠内に装着
した状態を示す側断面図、第3図aは本発明の第
2実施例を示す平面図、第3図b,cは第3図a
における板状片とは形状の異なる板状片の実施例
を示す部分的な平面図、第4図aは本発明の第3
実施例を示す平面図で一部を省略して示し、第4
図bは第4図aの自己変形吸収レンズを鏡枠内に
装着した状態を示す側断面図、第5図は本発明の
第4実施例を示す平面図である。 1……プラスチツクレンズ、2……鏡枠、3…
…レンズ鏡枠胴付部、4……レンズ鏡枠嵌合部、
5……鏡枠ネジ部、6,28……押え環、7,2
9,30……ネジ部、8……当接縁、10……レ
ンズ保持部、11……レンズ嵌合部、12,13
……レンズ、14……調芯部材、15……押え
環、20……レンズ本体、21,32……発泡
層、22……レンズアンカー、23,33……ス
キン層、24,35,38,40……自己変形吸
収レンズ、25……鏡枠、26……レンズ鏡枠胴
付部、27……嵌合部、31……板状片、34…
…レンズアンカー片、36……嵌合部、37……
嵌合部アンカー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 レンズ本体の外周の全部もしくは一部に突設
されたレンズアンカーと、 このレンズアンカーを介して設けられたレンズ
変形吸収用の発泡層と、 レンズ鏡枠に設けられ、断面L字状をなし、こ
のL字状の上面及び側面で前記発泡層と嵌合する
嵌合部と、 前記発泡層を前記レンズ鏡枠の嵌合部に前記側
面の反対側から押圧し固定する押え部材と、 を具備したことを特徴とするレンズ鏡枠。 2 前記発泡層から成る複数の板状片を、前記レ
ンズ本体の外周に各板状片間に互いに間隔を隔て
て突設することにより構成したことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のレンズ鏡枠。 3 前記発泡層の表層にスキン層を設けることに
より構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
1項または第2項記載のレンズ鏡枠。 4 前記発泡層を前記レンズアンカーと一体に形
成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
たは第2項記載のレンズ鏡枠。 5 レンズ本体の外周の全部もしくは一部に突設
されたレンズアンカーと、 このレンズアンカーを介して一体化されたレン
ズ変形吸収用の発泡層と、 レンズ鏡枠に設けられ、断面L字状をなした嵌
合部と、 前記発泡層の外側に沿つて設けられ、前記嵌合
部の断面L字状の上面及び側面に嵌合する被嵌合
部と、 この被嵌合部を前記レンズ鏡枠の嵌合部に前記
側面の反対側から押圧し固定する押え部材と、 を具備したことを特徴とするレンズ鏡枠。 6 前記発泡層を、前記被嵌合部の内周に突設し
た嵌合部アンカーを介して設けることにより構成
したことを特徴とする特許請求の範囲第5項記載
のレンズ鏡枠。 7 前記発泡層の表層にスキン層を設けることに
より構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
6項記載のレンズ鏡枠。 8 前記発泡層を、前記レンズ本体の外周および
嵌合部の内周のそれぞれに一体に形成したことを
特徴とする特許請求の範囲第5項または第6項記
載のレンズ鏡枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP633482A JPS58123507A (ja) | 1982-01-19 | 1982-01-19 | 自己変形吸収レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP633482A JPS58123507A (ja) | 1982-01-19 | 1982-01-19 | 自己変形吸収レンズ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58123507A JPS58123507A (ja) | 1983-07-22 |
| JPS6313165B2 true JPS6313165B2 (ja) | 1988-03-24 |
Family
ID=11635462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP633482A Granted JPS58123507A (ja) | 1982-01-19 | 1982-01-19 | 自己変形吸収レンズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58123507A (ja) |
-
1982
- 1982-01-19 JP JP633482A patent/JPS58123507A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58123507A (ja) | 1983-07-22 |
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