JPS6313234Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6313234Y2 JPS6313234Y2 JP17418882U JP17418882U JPS6313234Y2 JP S6313234 Y2 JPS6313234 Y2 JP S6313234Y2 JP 17418882 U JP17418882 U JP 17418882U JP 17418882 U JP17418882 U JP 17418882U JP S6313234 Y2 JPS6313234 Y2 JP S6313234Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- vacuum degassing
- degassing tank
- reflux
- vacuum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000011819 refractory material Substances 0.000 claims description 9
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 238000010992 reflux Methods 0.000 description 21
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Landscapes
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は還流式真空脱ガス槽の構造に関する。
還流式真空脱ガス装置の基本構造は、第1図に
示すように、取鍋21中の溶鋼20の吸上げ用お
よび排出用の2本の脚(浸漬管1a,1bと環流
管2a,2bとからなる)を有する真空脱ガス槽
10とガスを排出するための排気装置9とから成
り立つている。溶鋼20を真空処理するには、ま
ず2本の浸漬管1a,1bを取鍋21内の溶鋼2
0中に浸漬してから真空脱ガス槽10内を排気す
ると溶鋼20は1気圧相当の溶鋼高さまで真空脱
ガス槽10内に上昇してくる。この時一方の環流
管(上昇管)から作動ガス(例えばArガス)を
導入するとエアーリフトポンプの原理によつて溶
鋼20の吸上げが起こり、溶鋼20は真空脱ガス
槽10内に流入飛散し脱ガスされた後自重によつ
て他方の環流管(下降管)を通つて取鍋21内に
戻る。この過程が連続的に繰り返されるとことに
より溶鋼20の脱ガスが進行するものである。
示すように、取鍋21中の溶鋼20の吸上げ用お
よび排出用の2本の脚(浸漬管1a,1bと環流
管2a,2bとからなる)を有する真空脱ガス槽
10とガスを排出するための排気装置9とから成
り立つている。溶鋼20を真空処理するには、ま
ず2本の浸漬管1a,1bを取鍋21内の溶鋼2
0中に浸漬してから真空脱ガス槽10内を排気す
ると溶鋼20は1気圧相当の溶鋼高さまで真空脱
ガス槽10内に上昇してくる。この時一方の環流
管(上昇管)から作動ガス(例えばArガス)を
導入するとエアーリフトポンプの原理によつて溶
鋼20の吸上げが起こり、溶鋼20は真空脱ガス
槽10内に流入飛散し脱ガスされた後自重によつ
て他方の環流管(下降管)を通つて取鍋21内に
戻る。この過程が連続的に繰り返されるとことに
より溶鋼20の脱ガスが進行するものである。
真空脱ガス処理における溶鋼環流量は、脱ガス
時間、脱ガス効果、取鍋内の溶鋼撹拌等を左右す
る重要な因子である。環流量を増大することは脱
ガス処理時間を短縮するうえで最も効果的な方策
である。
時間、脱ガス効果、取鍋内の溶鋼撹拌等を左右す
る重要な因子である。環流量を増大することは脱
ガス処理時間を短縮するうえで最も効果的な方策
である。
この環流量は一般に
W=K(H・Q5/6・D2)1/2 ……(1)
で与えられる。
ここに、
W:環流量(Kg/min)
K:定数
H:ガス吹込み深さ(m)
Q:気泡体積流量(m3/min)
D:環流管の直径(m)
である。
すなわち、環流量を左右する要因はガス吹込み
量および環流管の直径である。ガス吹込み深さは
1気圧相当の溶鋼高さという物理的な制約から限
界があり、ガス吹込み量も飽和量が存在する。環
流管の径は取鍋の大きさによる制約を受けるが近
年のように取鍋容量が増大してくるとその面から
の制約は緩和され、一般に環流管の径も増大して
いる。
量および環流管の直径である。ガス吹込み深さは
1気圧相当の溶鋼高さという物理的な制約から限
界があり、ガス吹込み量も飽和量が存在する。環
流管の径は取鍋の大きさによる制約を受けるが近
年のように取鍋容量が増大してくるとその面から
の制約は緩和され、一般に環流管の径も増大して
いる。
真空脱ガス槽は槽内での溶鋼飛散と排気の関係
から槽径の数倍(2.5〜3.5倍)の槽高を有する。
真空脱ガス槽は、槽内に吸引された溶鋼が満たさ
れる下部槽と、真空用吸引部と合金鉄添加口等を
有する中部槽と、真空脱ガス槽の蓋の役目を果す
上部槽とによつて構成されている。真空脱ガス槽
の耐火物厚さは、直接溶鋼が滞留することによつ
て耐火物が著しく損耗する下部槽では厚くし、例
えば中部槽の耐火物厚さの1.5倍とし、下部槽の
みを頻繁に修理し中部槽、上部槽は長期に亘つて
使用する。下部槽と中部槽とは着脱自在に結合さ
れている。また下部槽高さは全槽高さの1/3程度
で中部槽が長いのは、真空系へのスプラツシユ混
入を防止したり真空脱ガス槽内に付着する飛散溶
鋼量を最小限に抑制するためである。
から槽径の数倍(2.5〜3.5倍)の槽高を有する。
真空脱ガス槽は、槽内に吸引された溶鋼が満たさ
れる下部槽と、真空用吸引部と合金鉄添加口等を
有する中部槽と、真空脱ガス槽の蓋の役目を果す
上部槽とによつて構成されている。真空脱ガス槽
の耐火物厚さは、直接溶鋼が滞留することによつ
て耐火物が著しく損耗する下部槽では厚くし、例
えば中部槽の耐火物厚さの1.5倍とし、下部槽の
みを頻繁に修理し中部槽、上部槽は長期に亘つて
使用する。下部槽と中部槽とは着脱自在に結合さ
れている。また下部槽高さは全槽高さの1/3程度
で中部槽が長いのは、真空系へのスプラツシユ混
入を防止したり真空脱ガス槽内に付着する飛散溶
鋼量を最小限に抑制するためである。
下部槽と環流管との取合は第2図に示すように
下部槽の耐火物内径に環流管内径が接している。
この状態より以上に環流管内径を大きくしたり、
あるいは環流管位置をさらに下部槽の外周側に広
げても環流量増大の効果はない。従つて、環流量
を増すために環流管口径を増大しようとすると真
空脱ガス槽本体が大きくなるのが常であつた。そ
れ故真空脱ガス槽が高価となることはもとより、
耐火物や予熱用熱量等の諸経費が増大し、また真
空脱ガス槽本体が大きくなると、真空装置系の容
量を大きくする必要があり、電気抵抗加熱装置を
備えた真空脱ガス槽では電極棒や電源容量も増大
し、またN2ガス等不活性ガス吹込系の容量が増
し、さらには真空脱ガス槽交換装置(台車やクレ
ーン)や補修装置等全ての設備能力が大きくなる
ので、これらの設備費はもちろん、耐火物、予熱
用熱量、真空系での消費蒸気量、消費電力量等の
経費も多くなり甚だ不経済である。
下部槽の耐火物内径に環流管内径が接している。
この状態より以上に環流管内径を大きくしたり、
あるいは環流管位置をさらに下部槽の外周側に広
げても環流量増大の効果はない。従つて、環流量
を増すために環流管口径を増大しようとすると真
空脱ガス槽本体が大きくなるのが常であつた。そ
れ故真空脱ガス槽が高価となることはもとより、
耐火物や予熱用熱量等の諸経費が増大し、また真
空脱ガス槽本体が大きくなると、真空装置系の容
量を大きくする必要があり、電気抵抗加熱装置を
備えた真空脱ガス槽では電極棒や電源容量も増大
し、またN2ガス等不活性ガス吹込系の容量が増
し、さらには真空脱ガス槽交換装置(台車やクレ
ーン)や補修装置等全ての設備能力が大きくなる
ので、これらの設備費はもちろん、耐火物、予熱
用熱量、真空系での消費蒸気量、消費電力量等の
経費も多くなり甚だ不経済である。
近年、高純度鋼の需要が増大しており、脱ガス
能力そのものの向上が要求され、真空脱ガス槽の
新設が必要なことはもちろん、既存設備を高能力
のものに改造することを余儀なくされているのが
現状である。
能力そのものの向上が要求され、真空脱ガス槽の
新設が必要なことはもちろん、既存設備を高能力
のものに改造することを余儀なくされているのが
現状である。
本考案はこのような状況に鑑み、新設、増強を
問わず、割安の設備で高能力を有する真空脱ガス
槽を提供することを目的とするものである。
問わず、割安の設備で高能力を有する真空脱ガス
槽を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するための本考案の要旨は、着
脱自在な下部槽を有し該下部槽壁厚を上・中部槽
壁に比べて増加せしめた真空脱ガス槽において、
前記下部槽と中部槽とを内張り耐火物内径を同径
とし、鉄皮外径を異径としたことを特徴とする真
空脱ガス槽である。本考案は真空脱ガス槽の下部
槽と中部槽の構成を、従来の鉄皮基準すなわち鉄
皮の外径を一致させる方式から、両槽の耐火物内
面を一致させる方式に変更する。もちろん中部槽
の耐火物厚さは従来と同じにするので、中部槽鉄
皮径は、下部槽に比べて、耐火物の厚さが薄い分
だけ小さくなる。
脱自在な下部槽を有し該下部槽壁厚を上・中部槽
壁に比べて増加せしめた真空脱ガス槽において、
前記下部槽と中部槽とを内張り耐火物内径を同径
とし、鉄皮外径を異径としたことを特徴とする真
空脱ガス槽である。本考案は真空脱ガス槽の下部
槽と中部槽の構成を、従来の鉄皮基準すなわち鉄
皮の外径を一致させる方式から、両槽の耐火物内
面を一致させる方式に変更する。もちろん中部槽
の耐火物厚さは従来と同じにするので、中部槽鉄
皮径は、下部槽に比べて、耐火物の厚さが薄い分
だけ小さくなる。
次に図面により、本考案の実施例を既存脱ガス
設備の能力増をはかる場合について従来例と比較
して説明する。
設備の能力増をはかる場合について従来例と比較
して説明する。
第3図に示すような形状を有する真空脱ガス槽
の環流管内径D0をD1に増大させかつ還流ガス量
をQ0からQ1に増して、環流量を増大させようと
すると、下部槽、中部槽の耐火物厚さをそれぞれ
t1,t2のままとすると、従来の設計では第4図の
如くになる。すなわち真空脱ガス槽本体の外径
は、(D1−D0)×2だけ既存のものより大きくす
ることが必要となる。
の環流管内径D0をD1に増大させかつ還流ガス量
をQ0からQ1に増して、環流量を増大させようと
すると、下部槽、中部槽の耐火物厚さをそれぞれ
t1,t2のままとすると、従来の設計では第4図の
如くになる。すなわち真空脱ガス槽本体の外径
は、(D1−D0)×2だけ既存のものより大きくす
ることが必要となる。
これに対し本考案では第5図に示すように真空
脱ガス槽本体外径が既存の真空脱ガス槽より
(D1−D0)×2だけ大きくなる部分は下部槽のみ
で中部槽、上部槽に関しては既設形状のままであ
る。
脱ガス槽本体外径が既存の真空脱ガス槽より
(D1−D0)×2だけ大きくなる部分は下部槽のみ
で中部槽、上部槽に関しては既設形状のままであ
る。
具体例として環流管内径が450mmφ、鉄皮外径
が3000mmφ、耐火物厚さが中部槽300mm、下部槽
450mm、槽全高さが10mの真空脱ガス槽を環流管
内径を600mmφに改造しようとすると従来方式で
は真空脱ガス槽本体の重量が20%強増加するのに
対し、本考案では5%弱の増加に留まる。真空脱
ガス槽移送台車に関しては従来方式の真空脱ガス
槽では重量増に対する対策はもちろん、寸法的に
も最小限真空脱ガス槽鉄皮外径が300mm大きくな
ることから、全面改造を余儀なくされる。その他
改造が必要な範囲は真空脱ガス槽架構、補修装置
関係一式等全てに及ぶ。
が3000mmφ、耐火物厚さが中部槽300mm、下部槽
450mm、槽全高さが10mの真空脱ガス槽を環流管
内径を600mmφに改造しようとすると従来方式で
は真空脱ガス槽本体の重量が20%強増加するのに
対し、本考案では5%弱の増加に留まる。真空脱
ガス槽移送台車に関しては従来方式の真空脱ガス
槽では重量増に対する対策はもちろん、寸法的に
も最小限真空脱ガス槽鉄皮外径が300mm大きくな
ることから、全面改造を余儀なくされる。その他
改造が必要な範囲は真空脱ガス槽架構、補修装置
関係一式等全てに及ぶ。
ところが本考案の実施例では新規製作するもの
は下部槽、環流管、浸漬管のみでよく他の中部
槽、上部槽等は既設品流用が可能であるばかりで
なく、架構や他の付帯設備一切をそのまま使うこ
とができる。
は下部槽、環流管、浸漬管のみでよく他の中部
槽、上部槽等は既設品流用が可能であるばかりで
なく、架構や他の付帯設備一切をそのまま使うこ
とができる。
上記従来方式による真空脱ガス槽と本考案の実
施例とは環流管の口径が同一であるから還流ガス
量さえ同等にすれば、環流量は前述の(1)式により
全く同等の能力が得られることは明らかである。
そればかりか、従来方式による真空脱ガス槽と本
考案の実施例の真空脱ガス槽では、真空脱ガス槽
内容積が1.3/1.0、電極長さは1.15/1.0の割合で
小さくてよいので、本考案の実施例は消費電力量
等の運転経費が25〜30%少なくてすむ。
施例とは環流管の口径が同一であるから還流ガス
量さえ同等にすれば、環流量は前述の(1)式により
全く同等の能力が得られることは明らかである。
そればかりか、従来方式による真空脱ガス槽と本
考案の実施例の真空脱ガス槽では、真空脱ガス槽
内容積が1.3/1.0、電極長さは1.15/1.0の割合で
小さくてよいので、本考案の実施例は消費電力量
等の運転経費が25〜30%少なくてすむ。
上記実施例は既存の真空脱ガス槽の改造例を示
したが、本考案の数々の利点は脱ガス設備を新設
する場合においても上記と同等でいささかも損な
われるものではない。
したが、本考案の数々の利点は脱ガス設備を新設
する場合においても上記と同等でいささかも損な
われるものではない。
第1図は真空脱ガス装置の縦断面図、第2図は
真空脱ガス槽下部槽と環流管の耐火物取合を示す
縦断面図、第3図は従来の真空脱ガス槽の寸法構
成を示す縦断面図、第4図は従来の真空脱ガス槽
を能力増する場合の寸法構成を示す縦断面図、第
5図は本考案の実施例の縦断面図である。 1a,1b……浸漬管、2a,2b……環流
管、3……下部槽、4……中部槽、5……上部
槽、6……排気口、7……副原料投入口、8……
抵抗加熱用電極、9……排気用真空装置、20…
…溶鋼、21……取鍋。
真空脱ガス槽下部槽と環流管の耐火物取合を示す
縦断面図、第3図は従来の真空脱ガス槽の寸法構
成を示す縦断面図、第4図は従来の真空脱ガス槽
を能力増する場合の寸法構成を示す縦断面図、第
5図は本考案の実施例の縦断面図である。 1a,1b……浸漬管、2a,2b……環流
管、3……下部槽、4……中部槽、5……上部
槽、6……排気口、7……副原料投入口、8……
抵抗加熱用電極、9……排気用真空装置、20…
…溶鋼、21……取鍋。
Claims (1)
- 着脱自在な下部槽を有し該下部槽壁厚を上・中
部槽壁に比べて増加せしめた真空脱ガス槽におい
て、前記下部槽と中部槽とを内張り耐火物内径を
同径とし、鉄皮外径を異径としたことを特徴とす
る真空脱ガス槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17418882U JPS5980450U (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | 真空脱ガス槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17418882U JPS5980450U (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | 真空脱ガス槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5980450U JPS5980450U (ja) | 1984-05-31 |
| JPS6313234Y2 true JPS6313234Y2 (ja) | 1988-04-14 |
Family
ID=30379271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17418882U Granted JPS5980450U (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | 真空脱ガス槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5980450U (ja) |
-
1982
- 1982-11-19 JP JP17418882U patent/JPS5980450U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5980450U (ja) | 1984-05-31 |
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