JPS6313421B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6313421B2 JPS6313421B2 JP12377180A JP12377180A JPS6313421B2 JP S6313421 B2 JPS6313421 B2 JP S6313421B2 JP 12377180 A JP12377180 A JP 12377180A JP 12377180 A JP12377180 A JP 12377180A JP S6313421 B2 JPS6313421 B2 JP S6313421B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methyl
- butyl
- hydroxy
- hydroxyphenylacetate
- deterioration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
- Lubricants (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は6−メチル−2,4−ジ−t−ブチル
−3−ヒドロキシフエニル酢酸メチル、その製造
方法およびこれを有効成分とする有機物質用劣化
防止剤に関する。 従来よりポリオレフイン、ABS樹脂、ポリス
チレン、インパクトポリスチレン、アクリロニト
リル−スチレン共重合物、ポリアミド、ポリアセ
タールおよびエチレン−プロピレン共重合物など
の合成樹脂、天然ゴム、およびブタジエンゴム、
イソプレンゴム、イソプレン−イソブチレン共重
合ゴム、スチレン−ブタジエン共重合ゴム、アク
リロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、クロロプ
レン−エチレン−プロピレン三元共重合ゴムなど
の合成ゴム、潤滑油、燃料油などの石油製品、油
脂およびグリースなどの各種の有機物質は熱およ
び酸素により劣化を受け易く、劣化を抑制するた
めに各種の劣化防止剤を配合することも周知の事
実である 本発明はこのような有機物質のための優れた劣
化防止剤となる化合物の開発を目的とした研究の
結果完成されたものであり、本発明の6−メチル
−2,4−ジ−t−ブチル−3−ヒドロキシフエ
ニル酢酸メチルは文献未記載の新規化合物であつ
て、本発明者らによつて始めて見出されたもので
ある。 尚、特開昭50−60480号公報には、一般式 (式中、R、R1およびR2は各々独立にC1〜8のア
ルキル基、R3は水素またはC1〜24アルキル基を示
す) で示される化合物が記載され、これらの化合物は
次式により合成されることが示されている。 しかし、同公報方法に従つて、2,6−ジ−t
−ブチル−4−メチルフエノールを原料とする場
合にはt−ブチル基の立体障害のために水酸基の
メタ位をクロルメチル化することはできず、従つ
て本願化合物を製造することができない。実際同
公報には本願化合物についての具体的記載は全く
みられない。 本発明は、同公報方法では製造し得ず、従つて
具体的に全く記載されない6−メチル−2,4−
ジ−t−ブチル−3−ヒドロキシフエニル酢酸メ
チルが類似化合物と比べても有機物質の劣化防止
に特に優れることを見出したことによる。 本発明の6−メチル−2,4−ジ−t−ブチル
−3−ヒドロキシフエニル酢酸メチルを有機物質
用安定剤として使用する場合、有機化合物に対す
る有効な添加量は通常0.001〜10重量%であり好
ましくは0.01〜5重量%、さらに好ましくは0.01
〜2重量%である。またその配合方法は通常の方
法が用いられる。 本発明の6−メチル−2,4−ジ−t−ブチル
−3−ヒドロキシフエニル酢酸メチルはそれ単独
でも有効であるし、これを配合した有機物質中に
その他の添加剤、たとえば酸化防止剤、ジラウリ
ル−3,3′−チオジプロピオネート、ジミリスチ
ル−3,3′−チオジプロピオネート、ジステアリ
ル−3,3′−チオジプロピオネート、ペンタエリ
スリトール−テトラキス−(β−ラウリルチオプ
ロピオネート)、ペンタエリスリトール−テトラ
キス(β−ステアリルチオプロピオネート)、ジ
ステリルジスルフイドのようなイオウ含有化合
物、トリス(モノまたは/およびジノニルフエニ
ル)ホスフアイト、トリス(2,4−ジ−t−ブ
チルフエニル)ホスフアイト、テトラキス(2,
4−ジ−t−ブチルフエニル)−4,4′−ビフエ
ニレンジホスホナイトのようなリン含有化合物、
2−(2′−ヒドロキシ−4′−オクトキシフエニル)
ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
5′−メチルフエニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブチルフエニ
ル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2′−
ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブチルフエニル)
ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
3′−t−ブチル−5′−メチルフエニル)−5−ク
ロロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ
−3′−t−ブチル−5′−メチルフエニル)ベンゾ
トリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ
−t−アミルフエニル)−5−クロロベンゾトリ
アゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t
−アミルフエニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−5′−t−オクチルフエニル)
ベンゾトリアゾール、2,4−ジ−ヒドロキシベ
ンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−
ベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキ
シベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシ
ロキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−ベ
ンジルオキシベンゾフエノン、2,4,2′,4′−
テトラヒドロキシベンゾフエノン、2,2′−ジ−
ヒドロキシ4,4′−ジ−メトキシベンゾフエノ
ン、安息香酸エステル類、シアノ−アクリル酸エ
ステル類などの紫外線吸収剤、ニツケル化合物、
立体障害アミン化合物などの光安定剤、可塑剤、
金属石鹸類、顔料、染料、充填剤および腐蝕防止
剤、防錆剤、流動点降下剤、消泡剤、清浄分散
剤、極圧剤などの油用添加剤および金属キレート
剤などを配合してもよい。 特に前記したイオウ含有化合物、リン含有化合
物との併用により本発明の6−メチル−2,4−
ジ−t−ブチル−3−ヒドロキシフエニル酢酸メ
チルはその物単独の性能から期待されるよりもは
るかに優れた相剰劣化防止効果が得られる。 イオウ含有化合物の中でも、特に有用なものは
ペンタエリスリトール−テトラキス−(β−アル
キルチオプロピオネート)であり、アルキル基が
ラウリル、ミリスチル、ステアリルなどがさらに
有用である。これらイオウ化合物を併用する場
合、その有機物質への添加量は6−メチル−2,
4−ジ−t−ブチル−3−ヒドロキシフエニル酢
酸メチルに対して1〜10重量倍量が好ましい。ま
た前記の紫外線吸収剤、光安定剤と併用すること
により光劣化に対して、個々の紫外線吸収剤およ
び光安定剤の光劣化防止効果から期待されるもの
より優れた相剰劣化防止効果が得られる場合があ
る もちろん、上記したような各種添加剤はあらか
じめ6−メチル−2,4−ジ−t−ブチル−3−
ヒドロキシフエニル酢酸メチルと配合していても
よい。 本発明の6−メチル−2,4−ジ−t−ブチル
−3−ヒドロキシフエニル酢酸メチルは6−メチ
ル−2,4−ジ−t−ブチル−3−ヒドロキシフ
エニル酢酸をメチルエステル化することにより製
造される。 メチルエステル化は、代表的には6−メチル−
2,4−ジ−t−ブチル−3−ヒドロキシフエニ
ル酢酸とメタノールとを酸触媒の存在下で反応さ
せることにより行なわれる。 酸触媒としては硫酸、パラトルエンスルホン
酸、強酸性型イオン交換樹脂などが用いられる。 メタノールは、生成する水を希釈するのに充分
な量を用いることが反応を速やかに進行させる為
に必要である。また、ゼオライト等の脱水剤を用
いて生成水を除去すれば反応は更に容易に進行す
る エステル生成速度を高める為、一般的にはメタ
ノールの沸点で反応が行われるが、加圧下で反応
温度を高めることによつても良好な結果が得られ
る。 また、メタノール以外にもジメチル硫酸、ハロ
ゲン化メチル、ジアゾメタンなどをメチルエステ
ル化剤として使用することもできる。 ジメチル硫酸、ハロゲン化メチルを使用する場
合、反応はメタノール、アセトンなどの溶媒中
で、室温〜60℃で行ない、通常、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウムなどの塩基性触媒を使用するこ
とにより容易に進行する。ジアゾメタンを用いる
場合はメタノール、アセトンなどの溶媒中で、室
温、無触媒であつても容易に反応が進行する。 尚、かかるメチルエステル化反応の原料となる
6−メチル−2,4−ジ−t−ブチル−3−ヒド
ロキシフエニル酢酸は2,6−ジ−t−ブチル−
4−メチルフエノールを原料とし、次式に従つて
高収率で製造することができる。 以下、実施例により本発明を説明する。 実施例 1 14口フラスコに6−メチル−2,4−ジ−
t−ブチル−3−ヒドロキシフエニル酢酸27.8g
およびメタノール500mlを仕込んで完溶させ、濃
硫酸2mlを加える。反応器内を乾燥窒素ガスで置
換した後、約5時間加熱還流させる。 反応終了後炭酸ソーダ水溶液で中和し、水を加
えて得られる析出物を過水洗乾燥することによ
り、淡黄色の6−メチル−2,4−ジ−t−ブチ
ル−3−ヒドロキシフエニル酢酸メチルが27.8g
(収率95%)得られる。この物をn−ヘキサンに
より再結晶するとmp99.5〜101.5℃の白色結晶が
得られる。 元素分析 C18H28O3( )内計算値 C 73.4%(73.9%);H 9.8%(9.7%) 1H−NMR(CDCl3) δ〔ppm〕 1.42(s、9H)、1.56(s、9H)、2.22(s、3H)、
3.91(S、2H)、5.16(s、1H)、6.96(s、1H) 実施例 2 ポリプロピン粉末(住友化学(株)製住友ノブレン
ドFS−200)に劣化防止剤と0.1重量%のステア
リン酸カルシウムとを添加し、ミキサーで充分混
合したポリプロピン粉末を試験試料とした、ポリ
プロピレンの熱および酸化安定性はブラベンダー
プラスチコーダー(条件:ジヤケツト温度200℃、
ローター回転数80rpm)を用いて溶融ポリプロピ
レン樹脂のトルク値を測定した。結果を表1に示
す。
−3−ヒドロキシフエニル酢酸メチル、その製造
方法およびこれを有効成分とする有機物質用劣化
防止剤に関する。 従来よりポリオレフイン、ABS樹脂、ポリス
チレン、インパクトポリスチレン、アクリロニト
リル−スチレン共重合物、ポリアミド、ポリアセ
タールおよびエチレン−プロピレン共重合物など
の合成樹脂、天然ゴム、およびブタジエンゴム、
イソプレンゴム、イソプレン−イソブチレン共重
合ゴム、スチレン−ブタジエン共重合ゴム、アク
リロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、クロロプ
レン−エチレン−プロピレン三元共重合ゴムなど
の合成ゴム、潤滑油、燃料油などの石油製品、油
脂およびグリースなどの各種の有機物質は熱およ
び酸素により劣化を受け易く、劣化を抑制するた
めに各種の劣化防止剤を配合することも周知の事
実である 本発明はこのような有機物質のための優れた劣
化防止剤となる化合物の開発を目的とした研究の
結果完成されたものであり、本発明の6−メチル
−2,4−ジ−t−ブチル−3−ヒドロキシフエ
ニル酢酸メチルは文献未記載の新規化合物であつ
て、本発明者らによつて始めて見出されたもので
ある。 尚、特開昭50−60480号公報には、一般式 (式中、R、R1およびR2は各々独立にC1〜8のア
ルキル基、R3は水素またはC1〜24アルキル基を示
す) で示される化合物が記載され、これらの化合物は
次式により合成されることが示されている。 しかし、同公報方法に従つて、2,6−ジ−t
−ブチル−4−メチルフエノールを原料とする場
合にはt−ブチル基の立体障害のために水酸基の
メタ位をクロルメチル化することはできず、従つ
て本願化合物を製造することができない。実際同
公報には本願化合物についての具体的記載は全く
みられない。 本発明は、同公報方法では製造し得ず、従つて
具体的に全く記載されない6−メチル−2,4−
ジ−t−ブチル−3−ヒドロキシフエニル酢酸メ
チルが類似化合物と比べても有機物質の劣化防止
に特に優れることを見出したことによる。 本発明の6−メチル−2,4−ジ−t−ブチル
−3−ヒドロキシフエニル酢酸メチルを有機物質
用安定剤として使用する場合、有機化合物に対す
る有効な添加量は通常0.001〜10重量%であり好
ましくは0.01〜5重量%、さらに好ましくは0.01
〜2重量%である。またその配合方法は通常の方
法が用いられる。 本発明の6−メチル−2,4−ジ−t−ブチル
−3−ヒドロキシフエニル酢酸メチルはそれ単独
でも有効であるし、これを配合した有機物質中に
その他の添加剤、たとえば酸化防止剤、ジラウリ
ル−3,3′−チオジプロピオネート、ジミリスチ
ル−3,3′−チオジプロピオネート、ジステアリ
ル−3,3′−チオジプロピオネート、ペンタエリ
スリトール−テトラキス−(β−ラウリルチオプ
ロピオネート)、ペンタエリスリトール−テトラ
キス(β−ステアリルチオプロピオネート)、ジ
ステリルジスルフイドのようなイオウ含有化合
物、トリス(モノまたは/およびジノニルフエニ
ル)ホスフアイト、トリス(2,4−ジ−t−ブ
チルフエニル)ホスフアイト、テトラキス(2,
4−ジ−t−ブチルフエニル)−4,4′−ビフエ
ニレンジホスホナイトのようなリン含有化合物、
2−(2′−ヒドロキシ−4′−オクトキシフエニル)
ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
5′−メチルフエニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブチルフエニ
ル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2′−
ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブチルフエニル)
ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
3′−t−ブチル−5′−メチルフエニル)−5−ク
ロロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ
−3′−t−ブチル−5′−メチルフエニル)ベンゾ
トリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ
−t−アミルフエニル)−5−クロロベンゾトリ
アゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t
−アミルフエニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−5′−t−オクチルフエニル)
ベンゾトリアゾール、2,4−ジ−ヒドロキシベ
ンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−
ベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキ
シベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシ
ロキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−ベ
ンジルオキシベンゾフエノン、2,4,2′,4′−
テトラヒドロキシベンゾフエノン、2,2′−ジ−
ヒドロキシ4,4′−ジ−メトキシベンゾフエノ
ン、安息香酸エステル類、シアノ−アクリル酸エ
ステル類などの紫外線吸収剤、ニツケル化合物、
立体障害アミン化合物などの光安定剤、可塑剤、
金属石鹸類、顔料、染料、充填剤および腐蝕防止
剤、防錆剤、流動点降下剤、消泡剤、清浄分散
剤、極圧剤などの油用添加剤および金属キレート
剤などを配合してもよい。 特に前記したイオウ含有化合物、リン含有化合
物との併用により本発明の6−メチル−2,4−
ジ−t−ブチル−3−ヒドロキシフエニル酢酸メ
チルはその物単独の性能から期待されるよりもは
るかに優れた相剰劣化防止効果が得られる。 イオウ含有化合物の中でも、特に有用なものは
ペンタエリスリトール−テトラキス−(β−アル
キルチオプロピオネート)であり、アルキル基が
ラウリル、ミリスチル、ステアリルなどがさらに
有用である。これらイオウ化合物を併用する場
合、その有機物質への添加量は6−メチル−2,
4−ジ−t−ブチル−3−ヒドロキシフエニル酢
酸メチルに対して1〜10重量倍量が好ましい。ま
た前記の紫外線吸収剤、光安定剤と併用すること
により光劣化に対して、個々の紫外線吸収剤およ
び光安定剤の光劣化防止効果から期待されるもの
より優れた相剰劣化防止効果が得られる場合があ
る もちろん、上記したような各種添加剤はあらか
じめ6−メチル−2,4−ジ−t−ブチル−3−
ヒドロキシフエニル酢酸メチルと配合していても
よい。 本発明の6−メチル−2,4−ジ−t−ブチル
−3−ヒドロキシフエニル酢酸メチルは6−メチ
ル−2,4−ジ−t−ブチル−3−ヒドロキシフ
エニル酢酸をメチルエステル化することにより製
造される。 メチルエステル化は、代表的には6−メチル−
2,4−ジ−t−ブチル−3−ヒドロキシフエニ
ル酢酸とメタノールとを酸触媒の存在下で反応さ
せることにより行なわれる。 酸触媒としては硫酸、パラトルエンスルホン
酸、強酸性型イオン交換樹脂などが用いられる。 メタノールは、生成する水を希釈するのに充分
な量を用いることが反応を速やかに進行させる為
に必要である。また、ゼオライト等の脱水剤を用
いて生成水を除去すれば反応は更に容易に進行す
る エステル生成速度を高める為、一般的にはメタ
ノールの沸点で反応が行われるが、加圧下で反応
温度を高めることによつても良好な結果が得られ
る。 また、メタノール以外にもジメチル硫酸、ハロ
ゲン化メチル、ジアゾメタンなどをメチルエステ
ル化剤として使用することもできる。 ジメチル硫酸、ハロゲン化メチルを使用する場
合、反応はメタノール、アセトンなどの溶媒中
で、室温〜60℃で行ない、通常、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウムなどの塩基性触媒を使用するこ
とにより容易に進行する。ジアゾメタンを用いる
場合はメタノール、アセトンなどの溶媒中で、室
温、無触媒であつても容易に反応が進行する。 尚、かかるメチルエステル化反応の原料となる
6−メチル−2,4−ジ−t−ブチル−3−ヒド
ロキシフエニル酢酸は2,6−ジ−t−ブチル−
4−メチルフエノールを原料とし、次式に従つて
高収率で製造することができる。 以下、実施例により本発明を説明する。 実施例 1 14口フラスコに6−メチル−2,4−ジ−
t−ブチル−3−ヒドロキシフエニル酢酸27.8g
およびメタノール500mlを仕込んで完溶させ、濃
硫酸2mlを加える。反応器内を乾燥窒素ガスで置
換した後、約5時間加熱還流させる。 反応終了後炭酸ソーダ水溶液で中和し、水を加
えて得られる析出物を過水洗乾燥することによ
り、淡黄色の6−メチル−2,4−ジ−t−ブチ
ル−3−ヒドロキシフエニル酢酸メチルが27.8g
(収率95%)得られる。この物をn−ヘキサンに
より再結晶するとmp99.5〜101.5℃の白色結晶が
得られる。 元素分析 C18H28O3( )内計算値 C 73.4%(73.9%);H 9.8%(9.7%) 1H−NMR(CDCl3) δ〔ppm〕 1.42(s、9H)、1.56(s、9H)、2.22(s、3H)、
3.91(S、2H)、5.16(s、1H)、6.96(s、1H) 実施例 2 ポリプロピン粉末(住友化学(株)製住友ノブレン
ドFS−200)に劣化防止剤と0.1重量%のステア
リン酸カルシウムとを添加し、ミキサーで充分混
合したポリプロピン粉末を試験試料とした、ポリ
プロピレンの熱および酸化安定性はブラベンダー
プラスチコーダー(条件:ジヤケツト温度200℃、
ローター回転数80rpm)を用いて溶融ポリプロピ
レン樹脂のトルク値を測定した。結果を表1に示
す。
【表】
実施例 3
ニユトラルオイルNo.200(大協石油(株)製に表2に
示す劣化防止剤を溶解混合し、これを試験試料と
した。熱および酸化安定性は、ASTM D−2272
に基づき試験し、試料の酸素吸収誘導期を測定し
た。結果を表2に示す。
示す劣化防止剤を溶解混合し、これを試験試料と
した。熱および酸化安定性は、ASTM D−2272
に基づき試験し、試料の酸素吸収誘導期を測定し
た。結果を表2に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 6−メチル−2,4−ジ−t−ブチル−3−
ヒドロキシフエニル酢酸メチル。 2 6−メチル−2,4−ジ−t−ブチル−3−
ヒドロキシフエニル酢酸をメチルエステル化する
ことを特徴とする6−メチル−2,4−ジ−t−
ブチル−3−ヒドロキシフエニル酢酸メチルの製
造法。 3 6−メチル−2,4−ジ−t−ブチル−3−
ヒドロキシフエニル酢酸メチルを有効成分とする
有機物質用劣化防止剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12377180A JPS5748944A (en) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | 6-methyl-2,4-di-t-butyl-3-hydroxyphenylacetic acid methyl ester, its preparation, and organic substance deterioration preventing agent containing said compound as active component |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12377180A JPS5748944A (en) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | 6-methyl-2,4-di-t-butyl-3-hydroxyphenylacetic acid methyl ester, its preparation, and organic substance deterioration preventing agent containing said compound as active component |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5748944A JPS5748944A (en) | 1982-03-20 |
| JPS6313421B2 true JPS6313421B2 (ja) | 1988-03-25 |
Family
ID=14868866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12377180A Granted JPS5748944A (en) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | 6-methyl-2,4-di-t-butyl-3-hydroxyphenylacetic acid methyl ester, its preparation, and organic substance deterioration preventing agent containing said compound as active component |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5748944A (ja) |
-
1980
- 1980-09-05 JP JP12377180A patent/JPS5748944A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5748944A (en) | 1982-03-20 |
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