JPS6314318Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6314318Y2 JPS6314318Y2 JP1984004858U JP485884U JPS6314318Y2 JP S6314318 Y2 JPS6314318 Y2 JP S6314318Y2 JP 1984004858 U JP1984004858 U JP 1984004858U JP 485884 U JP485884 U JP 485884U JP S6314318 Y2 JPS6314318 Y2 JP S6314318Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sagger
- layer
- setter
- firing
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、誘電体ユニツト等のセラミツク電子
部品の焼成などに用いられる焼成用匣鉢に関す
る。
部品の焼成などに用いられる焼成用匣鉢に関す
る。
従来、例えば、誘電体ユニツトの焼成は第1図
に示す手順で行なわれている。すなわち、匣鉢1
……の底壁1a上にセツター2……を敷き、その
上に誘電体ユニツト3……を置く。そして、これ
らをプツシヤ4で焼成炉5に押し込めて加熱し、
所要時間経過してから焼成炉5から取り出す。セ
ツター2……は誘電体ユニツト3……に用いられ
るセラミツク材料と同じセラミツク材料からな
り、匣鉢1……と誘電体ユニツト3……との反応
をなくすうえで絶対に不可欠なものとされてい
る。ところが、このセツター2は……、例えば約
7mmの厚さを有し、匣鉢1……内で比較的大きい
体積を占めることになる。その結果、所定数の誘
電体ユニツト3……を収容するための匣鉢1……
の体積および重量が大きくなり、焼成炉に挿入で
きる匣鉢1……の数は少なくなる。したがつて、
焼成炉5の処理能力が制限され、プツシヤ4の負
担が大きくなる欠点がある。また、誘電体ユニツ
ト3……を匣鉢1……に入れる前にセツター2…
…を匣鉢1……に挿入したり、焼成後に誘電体ユ
ニツト3……を匣鉢1……から取出してからセツ
ター2……を匣鉢から取出したりしなければなら
ず、誘電体ユニツト3……の匣鉢1……への出入
れ作業の作業時間が多くかかる欠点がある。
に示す手順で行なわれている。すなわち、匣鉢1
……の底壁1a上にセツター2……を敷き、その
上に誘電体ユニツト3……を置く。そして、これ
らをプツシヤ4で焼成炉5に押し込めて加熱し、
所要時間経過してから焼成炉5から取り出す。セ
ツター2……は誘電体ユニツト3……に用いられ
るセラミツク材料と同じセラミツク材料からな
り、匣鉢1……と誘電体ユニツト3……との反応
をなくすうえで絶対に不可欠なものとされてい
る。ところが、このセツター2は……、例えば約
7mmの厚さを有し、匣鉢1……内で比較的大きい
体積を占めることになる。その結果、所定数の誘
電体ユニツト3……を収容するための匣鉢1……
の体積および重量が大きくなり、焼成炉に挿入で
きる匣鉢1……の数は少なくなる。したがつて、
焼成炉5の処理能力が制限され、プツシヤ4の負
担が大きくなる欠点がある。また、誘電体ユニツ
ト3……を匣鉢1……に入れる前にセツター2…
…を匣鉢1……に挿入したり、焼成後に誘電体ユ
ニツト3……を匣鉢1……から取出してからセツ
ター2……を匣鉢から取出したりしなければなら
ず、誘電体ユニツト3……の匣鉢1……への出入
れ作業の作業時間が多くかかる欠点がある。
本考案は、上述に鑑み、焼成炉の処理能力を高
め、プツシヤの負担を軽減するとともに、誘電体
ユニツト等のセラミツク電子部品の匣鉢への出入
れ作業時間を短縮することを目的とする。
め、プツシヤの負担を軽減するとともに、誘電体
ユニツト等のセラミツク電子部品の匣鉢への出入
れ作業時間を短縮することを目的とする。
本考案は、上述の目的のために、匣鉢の底壁の
上面に、内側のZrO2粉末層と外側の共生地粉末
層とからなる薄膜状の焼成セツター層が一体に積
層形成された構成からなる。
上面に、内側のZrO2粉末層と外側の共生地粉末
層とからなる薄膜状の焼成セツター層が一体に積
層形成された構成からなる。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づき詳細
に説明する。
に説明する。
第2図ないし第4図は本考案の一実施例を示
し、第2図は本考案の一実施例に係る匣鉢の縦断
面図である。この匣鉢10は4辺形の底壁10a
とその各辺縁から立上げられた一連の周壁10b
とからなり、その底壁10aの上面に0.2〜0.3mm
の薄膜状に形成されたセツター層11を有する。
誘電体ユニツト12はこのセツター層11の上に
縦横に並べられ、かつ、上下多段に置かれる。
し、第2図は本考案の一実施例に係る匣鉢の縦断
面図である。この匣鉢10は4辺形の底壁10a
とその各辺縁から立上げられた一連の周壁10b
とからなり、その底壁10aの上面に0.2〜0.3mm
の薄膜状に形成されたセツター層11を有する。
誘電体ユニツト12はこのセツター層11の上に
縦横に並べられ、かつ、上下多段に置かれる。
前記セツター層11は、第2図のの拡大図で
ある第3図に示すように、匣鉢10の底壁10a
上に、まずZrO2粉末を振りかけてZrO2層11a
を形成し、さらにその上に誘電体ユニツト12の
セラミツク材料と同じ材料よりなる共生地粉末を
振りかけて共生地層11bを形成し、これら2重
層状に重ねられたZrO2層11aおよび共生地粉
末層11bをたとえば約1400℃で焼成することに
より形成される。なお、共生地粉末11bと
ZrO2粉末とは4〜6:6〜4の比で積層するの
が最適である。共生地粉末11bの比がこれより
も大きくなると匣鉢10の底壁10aとセツター
層11とが反応を起し、ZrO2粉末の比がこれよ
りも大きくなるとセツター層11が匣鉢10の底
壁10aに付着しなくなる。また、予めZrO2粉
末と共生地粉末とを混合し、この混合粉末を底壁
10a上に層状に振りかけて一層の粉末層を形成
し、これを焼成した場合にはセツター層の底壁1
0aへの付着力が極端に弱くなり、実用できない
ことが確かめられている。第4図に示すように、
誘電体ユニツト12……を収納した匣鉢10……
は上下多段に積み重ねられ、両端を開放したトン
ネル状の焼成炉13の一端の入口13aからプツ
シヤ14で該焼成炉13内に押し込められる。該
焼成炉13内に押し込められたこの匣鉢10……
は順に入口13aから均熱帯13bを通つて焼成
炉13の他端の出口13cの方へ押しやられ、所
定の処理時間を経過した後、出口13cから押し
出される。15a,15bは必要に応じて前記入
口13aと出口13cとに設けられる昇降式炉蓋
である。
ある第3図に示すように、匣鉢10の底壁10a
上に、まずZrO2粉末を振りかけてZrO2層11a
を形成し、さらにその上に誘電体ユニツト12の
セラミツク材料と同じ材料よりなる共生地粉末を
振りかけて共生地層11bを形成し、これら2重
層状に重ねられたZrO2層11aおよび共生地粉
末層11bをたとえば約1400℃で焼成することに
より形成される。なお、共生地粉末11bと
ZrO2粉末とは4〜6:6〜4の比で積層するの
が最適である。共生地粉末11bの比がこれより
も大きくなると匣鉢10の底壁10aとセツター
層11とが反応を起し、ZrO2粉末の比がこれよ
りも大きくなるとセツター層11が匣鉢10の底
壁10aに付着しなくなる。また、予めZrO2粉
末と共生地粉末とを混合し、この混合粉末を底壁
10a上に層状に振りかけて一層の粉末層を形成
し、これを焼成した場合にはセツター層の底壁1
0aへの付着力が極端に弱くなり、実用できない
ことが確かめられている。第4図に示すように、
誘電体ユニツト12……を収納した匣鉢10……
は上下多段に積み重ねられ、両端を開放したトン
ネル状の焼成炉13の一端の入口13aからプツ
シヤ14で該焼成炉13内に押し込められる。該
焼成炉13内に押し込められたこの匣鉢10……
は順に入口13aから均熱帯13bを通つて焼成
炉13の他端の出口13cの方へ押しやられ、所
定の処理時間を経過した後、出口13cから押し
出される。15a,15bは必要に応じて前記入
口13aと出口13cとに設けられる昇降式炉蓋
である。
このように構成された匣鉢10……は、従来の
セツターに比べて格段に薄いセツター層11……
を形成することにより、その内容積のほぼ全体を
誘電ユニツト12……の収納スペースとして活用
できる。したがつて、所定数の誘電体ユニツト1
2……を収容するための匣鉢10……の体積およ
び重量が小さくなり、焼成炉13に挿入できる匣
鉢10……の数を多くして焼成炉13の処理能力
を高められるとともに、プツシヤ14の負担が小
さくなる。たとえば、従来は約28mm必要であつた
匣鉢10……の高さを約21mmに低くすることがで
き、これにより、焼成炉13の処理能力が約30%
高められるとともに、匣鉢10……の重量が従来
の2.8Kgから1.7Kgになりプツシヤ14への負担が
約20%軽減される。また、誘電体ユニツト12…
…を匣鉢10……に出し入れするときにセツター
を匣鉢10……に出し入れする必要がなく、誘電
体ユニツト12……の匣鉢10……への出入れ作
業の作業時間をたとえば約26%短縮できる。な
お、ZrO2粉末として微粉化したものを用いれば、
匣鉢10……の底壁10aとの付着力の高いセツ
タ層を形成することができる。また、ZrO2粉末
に、たとえば、CaCO3を微量、具体的には約0.5
重量%添加し、焼成してセツタ層を形成すること
によつて、同様に底壁10aとの付着力を高める
ことができる。
セツターに比べて格段に薄いセツター層11……
を形成することにより、その内容積のほぼ全体を
誘電ユニツト12……の収納スペースとして活用
できる。したがつて、所定数の誘電体ユニツト1
2……を収容するための匣鉢10……の体積およ
び重量が小さくなり、焼成炉13に挿入できる匣
鉢10……の数を多くして焼成炉13の処理能力
を高められるとともに、プツシヤ14の負担が小
さくなる。たとえば、従来は約28mm必要であつた
匣鉢10……の高さを約21mmに低くすることがで
き、これにより、焼成炉13の処理能力が約30%
高められるとともに、匣鉢10……の重量が従来
の2.8Kgから1.7Kgになりプツシヤ14への負担が
約20%軽減される。また、誘電体ユニツト12…
…を匣鉢10……に出し入れするときにセツター
を匣鉢10……に出し入れする必要がなく、誘電
体ユニツト12……の匣鉢10……への出入れ作
業の作業時間をたとえば約26%短縮できる。な
お、ZrO2粉末として微粉化したものを用いれば、
匣鉢10……の底壁10aとの付着力の高いセツ
タ層を形成することができる。また、ZrO2粉末
に、たとえば、CaCO3を微量、具体的には約0.5
重量%添加し、焼成してセツタ層を形成すること
によつて、同様に底壁10aとの付着力を高める
ことができる。
以上説明したように、本考案は、匣鉢の底壁上
に、ZrO2粉末層と共生地粉末層とを焼成して薄
膜状のセツター層を形成するので、匣鉢の内容積
のほぼ全体を誘電体ユニツト等の電子部品の収納
スペースとして活用でき、匣鉢の大きさを小さく
できる。その結果、焼成炉内に収容される匣鉢の
数を増加して焼成炉の処理能力を高められる。ま
た、匣鉢の小型化にともない匣鉢重量を小さくで
きるので、匣鉢を焼成炉に押し込めるプツシヤの
負担を軽減できる。さらに、誘電体ユニツト等の
電子部品を匣鉢に出し入れする際に従来必要であ
つたセツターの出し入れが不要になるので、電子
部品出し入れ作業の作業能率が高められ、作業時
間を短縮できる。
に、ZrO2粉末層と共生地粉末層とを焼成して薄
膜状のセツター層を形成するので、匣鉢の内容積
のほぼ全体を誘電体ユニツト等の電子部品の収納
スペースとして活用でき、匣鉢の大きさを小さく
できる。その結果、焼成炉内に収容される匣鉢の
数を増加して焼成炉の処理能力を高められる。ま
た、匣鉢の小型化にともない匣鉢重量を小さくで
きるので、匣鉢を焼成炉に押し込めるプツシヤの
負担を軽減できる。さらに、誘電体ユニツト等の
電子部品を匣鉢に出し入れする際に従来必要であ
つたセツターの出し入れが不要になるので、電子
部品出し入れ作業の作業能率が高められ、作業時
間を短縮できる。
第1図は従来の誘電ユニツト焼成用装置および
その焼成手順を示す縦断面図、第2図ないし第4
図は本考案の一実施例を示し、第2図は本考案の
一実施例に係る匣鉢の縦断面図、第3図はセツタ
層焼成前の第2図の円囲部分の拡大縦断面図、
第4図はその匣鉢を用いる誘電体ユニツト焼成用
装置およびその焼成手順を示す縦断面図である。 10……匣鉢、10a……底壁、11……セツ
ター層、11a……ZrO2粉末層、11b……共
生地粉末層。
その焼成手順を示す縦断面図、第2図ないし第4
図は本考案の一実施例を示し、第2図は本考案の
一実施例に係る匣鉢の縦断面図、第3図はセツタ
層焼成前の第2図の円囲部分の拡大縦断面図、
第4図はその匣鉢を用いる誘電体ユニツト焼成用
装置およびその焼成手順を示す縦断面図である。 10……匣鉢、10a……底壁、11……セツ
ター層、11a……ZrO2粉末層、11b……共
生地粉末層。
Claims (1)
- 匣鉢の底壁の上面に、内側のZrO2粉末層と外
側の共生地粉末層とからなる薄膜状の焼成セツタ
ー層が一体に積層形成されてなる焼成用匣鉢。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP485884U JPS60118499U (ja) | 1984-01-17 | 1984-01-17 | 焼成用匣鉢 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP485884U JPS60118499U (ja) | 1984-01-17 | 1984-01-17 | 焼成用匣鉢 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60118499U JPS60118499U (ja) | 1985-08-10 |
| JPS6314318Y2 true JPS6314318Y2 (ja) | 1988-04-21 |
Family
ID=30480833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP485884U Granted JPS60118499U (ja) | 1984-01-17 | 1984-01-17 | 焼成用匣鉢 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60118499U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5550915U (ja) * | 1978-09-29 | 1980-04-03 | ||
| JPS5775850U (ja) * | 1980-10-25 | 1982-05-11 |
-
1984
- 1984-01-17 JP JP485884U patent/JPS60118499U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60118499U (ja) | 1985-08-10 |
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