JPS6314600B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6314600B2 JPS6314600B2 JP54137255A JP13725579A JPS6314600B2 JP S6314600 B2 JPS6314600 B2 JP S6314600B2 JP 54137255 A JP54137255 A JP 54137255A JP 13725579 A JP13725579 A JP 13725579A JP S6314600 B2 JPS6314600 B2 JP S6314600B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- incomplete
- output
- dead zone
- Prior art date
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- Expired
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-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B5/00—Anti-hunting arrangements
- G05B5/01—Anti-hunting arrangements electric
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は系統安定化装置に係り、特に同期機の
自動電圧調整装置(以下AVRと称する)に付加
する系統安定化装置(以下PSS装置と称する)に
関する。
自動電圧調整装置(以下AVRと称する)に付加
する系統安定化装置(以下PSS装置と称する)に
関する。
PSS装置は、電力系統に並列して運転される同
期機の励磁をその端子電圧が一定値になるように
AVRで制御したのでは同期機を含めた電力系統
の電気機械的な電力動揺に対する制動力があまり
得られず安定度が悪くなるため、AVRに同期機
の回転子速度(以下Δωと呼ぶ)や同期機端子電
圧の周波数(以下ΔFと呼ぶ)や同期機の入力又
は出力電力(以下ΔPと呼ぶ)等を補助的信号と
して加え、これにより電力動揺に対する制動力を
増し安定度の向上を図るものであり、近年大容量
長距離送電の安定度向上策の一つとして注目され
るようになつて来た。
期機の励磁をその端子電圧が一定値になるように
AVRで制御したのでは同期機を含めた電力系統
の電気機械的な電力動揺に対する制動力があまり
得られず安定度が悪くなるため、AVRに同期機
の回転子速度(以下Δωと呼ぶ)や同期機端子電
圧の周波数(以下ΔFと呼ぶ)や同期機の入力又
は出力電力(以下ΔPと呼ぶ)等を補助的信号と
して加え、これにより電力動揺に対する制動力を
増し安定度の向上を図るものであり、近年大容量
長距離送電の安定度向上策の一つとして注目され
るようになつて来た。
第1図はかかる従来のPSS装置のブロツク図を
示すもので、同図中2はシグナルリセツト回路、
4は位相補償回路、6は増幅回路、8はリミツタ
回路をそれぞれ示すものである。
示すもので、同図中2はシグナルリセツト回路、
4は位相補償回路、6は増幅回路、8はリミツタ
回路をそれぞれ示すものである。
かかる構成において、まず安定化信号、例えば
Δω,ΔF,ΔP等を信号検出器(図示せず)にて
検出すると、それをシグナルリセツトと呼ばれる
不完全微分回路から成るシグナルリセツト回路2
を通す。前記シグナルリセツト回路2の伝達関数
Gsは Gs=TSR・S/(1+TSR・S) ……(1) という形で表現できる。但し、TSRは時定数、
Sはラプラス演算子である。
Δω,ΔF,ΔP等を信号検出器(図示せず)にて
検出すると、それをシグナルリセツトと呼ばれる
不完全微分回路から成るシグナルリセツト回路2
を通す。前記シグナルリセツト回路2の伝達関数
Gsは Gs=TSR・S/(1+TSR・S) ……(1) という形で表現できる。但し、TSRは時定数、
Sはラプラス演算子である。
前記シグナルリセツト回路2の役割は、系統と
同期機との間で電力動揺の周波数成分(通常は
0.5〜2Hz位)は伝達するが、その以下のゆつく
りとした周波数成分は取り除き、近似的に定常値
からの変化分の信号とすると同時に、比較的遅い
変化に対しては安定化信号出力が一方向に片寄つ
たものとならないようにするものである。その後
に位相補償回路4と増幅回路6が続くが、これら
は安定化信号を前記の電力動揺に対して効果のあ
る位相でAVRに加える働きをする。最後にリミ
ツタ回路8を通すが、これはPSS装置の出力を一
定値以内に制限して同期機の端子電圧を過度に変
化させるのを抑制する働きをするものである。
同期機との間で電力動揺の周波数成分(通常は
0.5〜2Hz位)は伝達するが、その以下のゆつく
りとした周波数成分は取り除き、近似的に定常値
からの変化分の信号とすると同時に、比較的遅い
変化に対しては安定化信号出力が一方向に片寄つ
たものとならないようにするものである。その後
に位相補償回路4と増幅回路6が続くが、これら
は安定化信号を前記の電力動揺に対して効果のあ
る位相でAVRに加える働きをする。最後にリミ
ツタ回路8を通すが、これはPSS装置の出力を一
定値以内に制限して同期機の端子電圧を過度に変
化させるのを抑制する働きをするものである。
以上述べた如き構成において、今安定化信号が
通常の電力動揺の周波数ωoに比較して大幅にゆ
つくりと変化する場合を考える。かかる事例は、
発電機の負荷遮断や系統故障に伴う電力需給の不
平衡により系統周波数がゆつくりと低下してゆく
場合とか、発電機が系統負荷の需要に応じて出力
制御される場合とか、揚水発電所において起動し
たポンプ水車に注水して揚水が開始される場合と
か等に起り得る事である。このように安定化信号
として使用される信号が一方向に連続して変化し
てゆく時、増幅回路6の出力は一方向に片寄り、
リミツト回路8で連続してリミツタにかかつてし
まうことになる。従つて同期機端子電圧も、
AVRで設定された基準値から一方向に偏寄され、
結局はリミツト回路8の設定リミツト値と同じだ
け電圧が上つたままあるいは下がつたままとな
る。その結果、同期機の界磁電流や電機子電流も
定格値を超えてしまう場合があり、これが長時間
継続することは好ましくない。更に、このように
PSS出力がリミツトにかかつてしまつた状態では
電力動揺に制動を与える周波数成分についても伝
達されないのでPSSの効果はほとんどなくなり、
従つて系の安定度をもおびやかすこととなる。
通常の電力動揺の周波数ωoに比較して大幅にゆ
つくりと変化する場合を考える。かかる事例は、
発電機の負荷遮断や系統故障に伴う電力需給の不
平衡により系統周波数がゆつくりと低下してゆく
場合とか、発電機が系統負荷の需要に応じて出力
制御される場合とか、揚水発電所において起動し
たポンプ水車に注水して揚水が開始される場合と
か等に起り得る事である。このように安定化信号
として使用される信号が一方向に連続して変化し
てゆく時、増幅回路6の出力は一方向に片寄り、
リミツト回路8で連続してリミツタにかかつてし
まうことになる。従つて同期機端子電圧も、
AVRで設定された基準値から一方向に偏寄され、
結局はリミツト回路8の設定リミツト値と同じだ
け電圧が上つたままあるいは下がつたままとな
る。その結果、同期機の界磁電流や電機子電流も
定格値を超えてしまう場合があり、これが長時間
継続することは好ましくない。更に、このように
PSS出力がリミツトにかかつてしまつた状態では
電力動揺に制動を与える周波数成分についても伝
達されないのでPSSの効果はほとんどなくなり、
従つて系の安定度をもおびやかすこととなる。
第2図a,b,cは、一例としてΔP信号の
PSS装置を装備した同期機の応答を示す説明図
で、特に揚水発電所の発電電動機における発電運
転で発電機出力を最大に速く増加させ、約30秒間
で無負荷から90%負荷まで出力を増加する場合の
PSS装置の応答の状態を例示するものである。
PSS装置を装備した同期機の応答を示す説明図
で、特に揚水発電所の発電電動機における発電運
転で発電機出力を最大に速く増加させ、約30秒間
で無負荷から90%負荷まで出力を増加する場合の
PSS装置の応答の状態を例示するものである。
即ち、a図の如きΔP信号の出力変化を拾つて
PSS出力はb図のようにリミツタの設定値VLに
ひつかかつてしまい、その値を出力増加中保持し
ており、その結果同期機端子電圧はC図のように
AVRの設定値8VLだけ下がつた状態に放置され
る。
PSS出力はb図のようにリミツタの設定値VLに
ひつかかつてしまい、その値を出力増加中保持し
ており、その結果同期機端子電圧はC図のように
AVRの設定値8VLだけ下がつた状態に放置され
る。
第1図に示した従来の回路構成において、かか
る不都合を除去するには以下の2通りの方法が考
えられる。即ち、1つはシグナルリセツトの時定
数TSRを短くしゆつくりとした変化成分に対する
PSS装置の出力を小さくすることであり、他の1
つはPSS装置のリミツタ幅を狭め電圧の片寄りを
小さく抑えることである。
る不都合を除去するには以下の2通りの方法が考
えられる。即ち、1つはシグナルリセツトの時定
数TSRを短くしゆつくりとした変化成分に対する
PSS装置の出力を小さくすることであり、他の1
つはPSS装置のリミツタ幅を狭め電圧の片寄りを
小さく抑えることである。
しかしながら、前者の方法の如くシグナルリセ
ツトの充分な効果を持たせるために時定数TSRを
小さく選ぶと制動効果を期待する電力動揺の周波
数領域の位相特性にも影響を与え、通常状態での
安定度の向上度合を減ずることになり、一方後者
では電圧の偏寄を小さくできてもゆつくりとした
一方向の変化が続いている時の安定度への寄与が
全然なく、また通常状態においても少しの擾乱で
PSS出力がリミツタにかかり安定度への寄与を減
ずることになる等の新たな不都合を生ずる事とな
る。
ツトの充分な効果を持たせるために時定数TSRを
小さく選ぶと制動効果を期待する電力動揺の周波
数領域の位相特性にも影響を与え、通常状態での
安定度の向上度合を減ずることになり、一方後者
では電圧の偏寄を小さくできてもゆつくりとした
一方向の変化が続いている時の安定度への寄与が
全然なく、また通常状態においても少しの擾乱で
PSS出力がリミツタにかかり安定度への寄与を減
ずることになる等の新たな不都合を生ずる事とな
る。
第3図は、ある系統と同期機について動態安定
限界を計算した一例を示す特性図であり、Aは定
励磁の場合の安定限界、BはAVRのみの場合の
安定限界、CはAVRにΔP信号の系統安定化を付
加した場合でシグナルリセツト時定数TSRを4秒
に設定した時の安定限界、D及びEはCの場合と
同様でTSRをそれぞれ1秒及び0.6秒に設定した時
の安定限界をそれぞれ示すもので、いずれも曲線
の内側が安定領域となる。ちなみに、Pは電力、
Qは無効電力、ltは端子電圧をそれぞれ示すもの
である。
限界を計算した一例を示す特性図であり、Aは定
励磁の場合の安定限界、BはAVRのみの場合の
安定限界、CはAVRにΔP信号の系統安定化を付
加した場合でシグナルリセツト時定数TSRを4秒
に設定した時の安定限界、D及びEはCの場合と
同様でTSRをそれぞれ1秒及び0.6秒に設定した時
の安定限界をそれぞれ示すもので、いずれも曲線
の内側が安定領域となる。ちなみに、Pは電力、
Qは無効電力、ltは端子電圧をそれぞれ示すもの
である。
第3図からも明らかな如く、AVRのみではB
の如く制動効果が減殺されて定励磁の場合Aより
も安定領域が狭くなり、また適切なPSSを付加す
ることによりCのように安定領域が大幅に拡がる
が、シグナルリセツトの時定数TSRを小さくする
とPSSの効果が減少してD,Eの如く安定領域が
あまり拡がらない。
の如く制動効果が減殺されて定励磁の場合Aより
も安定領域が狭くなり、また適切なPSSを付加す
ることによりCのように安定領域が大幅に拡がる
が、シグナルリセツトの時定数TSRを小さくする
とPSSの効果が減少してD,Eの如く安定領域が
あまり拡がらない。
一方、負荷が30秒間程度で零から定格負荷くら
いまで連続して一様に増加してゆくような場合、
PSS出力の片寄りになる電圧の片寄りを3%程度
に抑えるには上記の例の場合ではPSS装置のゲイ
ンが1(ΔPと同期後の端子電圧が1対1となるよ
うな設定)であり、シグナルリセツトの時定数
TSRを1秒程度とする必要があり通常状態での安
定度面から見ると相当安定度を犠性にする設定が
必要となる。
いまで連続して一様に増加してゆくような場合、
PSS出力の片寄りになる電圧の片寄りを3%程度
に抑えるには上記の例の場合ではPSS装置のゲイ
ンが1(ΔPと同期後の端子電圧が1対1となるよ
うな設定)であり、シグナルリセツトの時定数
TSRを1秒程度とする必要があり通常状態での安
定度面から見ると相当安定度を犠性にする設定が
必要となる。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は安定化信号が連続して一方向に
ゆつくりと変化して行く場合にAVRへの出力が
一方向に片寄つて同期機端子電圧をAVRによる
設定値から長時間偏寄した状態に置いてしまつた
り、あるいはそれを防止するために設けられたリ
ミツターのために系統安定度が低下してしまうよ
うなことがなく、特殊外乱下においても系統安定
度を高めることができる系統安定化装置を提供し
ようとするものである。
ので、その目的は安定化信号が連続して一方向に
ゆつくりと変化して行く場合にAVRへの出力が
一方向に片寄つて同期機端子電圧をAVRによる
設定値から長時間偏寄した状態に置いてしまつた
り、あるいはそれを防止するために設けられたリ
ミツターのために系統安定度が低下してしまうよ
うなことがなく、特殊外乱下においても系統安定
度を高めることができる系統安定化装置を提供し
ようとするものである。
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。第4図及び第5図は本発明による系統安定化
装置の回路構成例を示すもので、第1図と同一部
分には同一記号を付して、その説明を省略し、こ
こでは第1図と異なる部分について述べる。すな
わち本実施例では第4図に示すように、まず安定
化入力信号はシグナルリセツト回路2と呼ばれる
不完全微分回路に入力され、ゆつくりとした周波
数成分は取り除かれる。シグナルリセツト回路2
の出力に電力動揺より高い周波数成分を取り除く
フイルター回路10を設け、多少の擾乱で次段の
不感帯12を安定化信号が超えないようにする。
もし、信号が不感帯12の設定値を超えると、フ
イルター回路12の関数と積分器の積として構成
される不完全積分回路14にて積分される。積分
された信号はシグナルリセツト回路2の前段へシ
グナルリセツト回路2へ負の入力信号として帰還
される。
る。第4図及び第5図は本発明による系統安定化
装置の回路構成例を示すもので、第1図と同一部
分には同一記号を付して、その説明を省略し、こ
こでは第1図と異なる部分について述べる。すな
わち本実施例では第4図に示すように、まず安定
化入力信号はシグナルリセツト回路2と呼ばれる
不完全微分回路に入力され、ゆつくりとした周波
数成分は取り除かれる。シグナルリセツト回路2
の出力に電力動揺より高い周波数成分を取り除く
フイルター回路10を設け、多少の擾乱で次段の
不感帯12を安定化信号が超えないようにする。
もし、信号が不感帯12の設定値を超えると、フ
イルター回路12の関数と積分器の積として構成
される不完全積分回路14にて積分される。積分
された信号はシグナルリセツト回路2の前段へシ
グナルリセツト回路2へ負の入力信号として帰還
される。
第5図は、第4図で新たに本発明の説明として
追加された部分を伝達関数ブロツク図で表現した
ものであり、前述の動作を伝達関数を用いて説明
する。もしシグナルリセツト回路2の出力がフイ
ルター回路10にて高波数の周波数成分を取り除
かれた後、不感帯12の設定値以下であれば帰還
される量は無く、新たに追加された帰還回路まで
含めたシグナルリセツト回路2の伝達特性は、 Gs=TSRS/(1+TSRS) ……(3) として働く。一方シグナルリセツト回路2の出
力がフイルター回路10にて高波数の周波数成分
を取り除かれた後不感帯12の設定値を超える
と、帰還回路が生きることになり、帰還回路まで
含めたシグナルリセツト回路2の伝達特性は、 Gs=TSR1S/(1+TSR1S) ……(5) 但し、TSR1=TSR/(1+TSR/TI) ……(7) として働き、等価的に時定数だけが小さくなつ
た不完全微分回路となる。尚、TSR1はTSRと不完
全積分器14の積分時定数TIを選ぶことによつ
て任意に決められる。
追加された部分を伝達関数ブロツク図で表現した
ものであり、前述の動作を伝達関数を用いて説明
する。もしシグナルリセツト回路2の出力がフイ
ルター回路10にて高波数の周波数成分を取り除
かれた後、不感帯12の設定値以下であれば帰還
される量は無く、新たに追加された帰還回路まで
含めたシグナルリセツト回路2の伝達特性は、 Gs=TSRS/(1+TSRS) ……(3) として働く。一方シグナルリセツト回路2の出
力がフイルター回路10にて高波数の周波数成分
を取り除かれた後不感帯12の設定値を超える
と、帰還回路が生きることになり、帰還回路まで
含めたシグナルリセツト回路2の伝達特性は、 Gs=TSR1S/(1+TSR1S) ……(5) 但し、TSR1=TSR/(1+TSR/TI) ……(7) として働き、等価的に時定数だけが小さくなつ
た不完全微分回路となる。尚、TSR1はTSRと不完
全積分器14の積分時定数TIを選ぶことによつ
て任意に決められる。
従つてこのような回路構成とすれば、通常状態
でのシグナルリセツトの時定数は、通常状態で
PSSの効果を最高に発揮できる大きさに選ぶこと
ができ、安定化信号が連続して一方向に変化して
行くような特殊状態の時のみ等価的にシグナルリ
セツト回路2の時定数を小さくしてPSS出力を小
さく制限することになる。また、シグナルリセツ
ト回路2の時定数が等価的に小さな値になつてい
る間もその影響で、通常状態における程のPSS効
果はなくなるにしても、PSS出力がリミツタによ
つて抑制されているものではないから制動力を与
える周波数成分は伝達され、その効果が充分残つ
ている。尚、前述の説明の中でフイルター回路1
0は不可欠なものではなく、設けてあれば通常運
転中多少の擾乱でシグナルリセツト回路2の時定
数が等価的に小さくならず、より良い調整が可能
であり、無くても不感帯12等の設定をうまく選
べば適切な設定が可能であり、本発明において本
質的なものではない。
でのシグナルリセツトの時定数は、通常状態で
PSSの効果を最高に発揮できる大きさに選ぶこと
ができ、安定化信号が連続して一方向に変化して
行くような特殊状態の時のみ等価的にシグナルリ
セツト回路2の時定数を小さくしてPSS出力を小
さく制限することになる。また、シグナルリセツ
ト回路2の時定数が等価的に小さな値になつてい
る間もその影響で、通常状態における程のPSS効
果はなくなるにしても、PSS出力がリミツタによ
つて抑制されているものではないから制動力を与
える周波数成分は伝達され、その効果が充分残つ
ている。尚、前述の説明の中でフイルター回路1
0は不可欠なものではなく、設けてあれば通常運
転中多少の擾乱でシグナルリセツト回路2の時定
数が等価的に小さくならず、より良い調整が可能
であり、無くても不感帯12等の設定をうまく選
べば適切な設定が可能であり、本発明において本
質的なものではない。
ここで、前述した第3図に示すような例に適用
する場合を考える。負荷連続上昇中の電圧変化を
長時間3%以上は変化させないようにしようとす
ると、従来装置ではシグナルリセツト回路2の時
定数を1秒とするか、PSS出力リミツターの設定
を3%にするしかない。シグナルリセツト回路2
の時定数を1秒とし、リミツターの設定は3%よ
り大きくしたとすると、常に安定領域はDであ
り、定励磁の場合Aより少し広いだけである。
する場合を考える。負荷連続上昇中の電圧変化を
長時間3%以上は変化させないようにしようとす
ると、従来装置ではシグナルリセツト回路2の時
定数を1秒とするか、PSS出力リミツターの設定
を3%にするしかない。シグナルリセツト回路2
の時定数を1秒とし、リミツターの設定は3%よ
り大きくしたとすると、常に安定領域はDであ
り、定励磁の場合Aより少し広いだけである。
一方、本発明装置を適用し、不感帯12の設定
を1.5%(定格電力に対する値)程度、通常時の
シグナルリセツト時定数を4秒、積分時定数を
0.75秒とすると、負荷連続上昇中の場合シグナル
リセツト回路2の時定数が等価的に0.6秒となつ
てPSS出力を3%に維持できる。この時の安定領
域は第3図のEであり、従来形でシグナルリセツ
ト回路2の時定数を1秒に選んだPSS装置よりや
や劣るが、負荷上昇が終り定常状態に達するとシ
グナルリセツト回路2の出力は小さくなりシグナ
ルリセツト回路2の時定数は4秒として働き、通
常運転では安定領域は第3図のCにより安定領域
が非常に広がつた状態で運転されることになる。
を1.5%(定格電力に対する値)程度、通常時の
シグナルリセツト時定数を4秒、積分時定数を
0.75秒とすると、負荷連続上昇中の場合シグナル
リセツト回路2の時定数が等価的に0.6秒となつ
てPSS出力を3%に維持できる。この時の安定領
域は第3図のEであり、従来形でシグナルリセツ
ト回路2の時定数を1秒に選んだPSS装置よりや
や劣るが、負荷上昇が終り定常状態に達するとシ
グナルリセツト回路2の出力は小さくなりシグナ
ルリセツト回路2の時定数は4秒として働き、通
常運転では安定領域は第3図のCにより安定領域
が非常に広がつた状態で運転されることになる。
尚、前述の説明では、帰還回路は、シグナルリ
セツト回路2の出力信号をある関数を通してシグ
ナルリセツト回路2の入力信号となるような回路
構成となつているが、実際にはシグナルリセツト
回路2の後段の信号をシグナルリセツト回路2の
前段へ帰還できれば、どこに帰還回路を設けても
前述の説明と等価な特性を得ることは容易であ
る。例えば、第4図で、位相補償回路4の出力信
号を帰還する場合は、不感帯12の後に位相補償
回路4の関数の逆数となる関数を追加することで
前述の説明と等価な特性となる。
セツト回路2の出力信号をある関数を通してシグ
ナルリセツト回路2の入力信号となるような回路
構成となつているが、実際にはシグナルリセツト
回路2の後段の信号をシグナルリセツト回路2の
前段へ帰還できれば、どこに帰還回路を設けても
前述の説明と等価な特性を得ることは容易であ
る。例えば、第4図で、位相補償回路4の出力信
号を帰還する場合は、不感帯12の後に位相補償
回路4の関数の逆数となる関数を追加することで
前述の説明と等価な特性となる。
更に、不感帯12及び不完全積分回路14を複
数個設けて、等価的にシグナルリセツト回路2の
時定数を安定化信号の大きさにより変化できるよ
うにしてもよい。
数個設けて、等価的にシグナルリセツト回路2の
時定数を安定化信号の大きさにより変化できるよ
うにしてもよい。
以上述べたように本発明によれば、安定化信号
が加えられる不完全微分回路の時定数を、この不
完全微分回路よりAVRに至る信号経路より得た
信号を不感帯を通し、信号が不感帯を超えればそ
の信号を積分して不完全微分回路の前段へ負帰還
し等価的に不完全微分回路の時定数を変更するよ
うにしたので、安定化信号が連続して一方向にゆ
つくりと変化して行く場合にAVRへの出力が一
方向に片寄つて同期機端子電圧をAVRによる設
定値から過度に偏寄した状態になつたり、あるい
はそれを防止するために設けられたリミツターの
ために系統安定度が低下するようなことがなく、
特殊外乱下においても系統安定度を高めることが
できる系統安定装置が提供できる。
が加えられる不完全微分回路の時定数を、この不
完全微分回路よりAVRに至る信号経路より得た
信号を不感帯を通し、信号が不感帯を超えればそ
の信号を積分して不完全微分回路の前段へ負帰還
し等価的に不完全微分回路の時定数を変更するよ
うにしたので、安定化信号が連続して一方向にゆ
つくりと変化して行く場合にAVRへの出力が一
方向に片寄つて同期機端子電圧をAVRによる設
定値から過度に偏寄した状態になつたり、あるい
はそれを防止するために設けられたリミツターの
ために系統安定度が低下するようなことがなく、
特殊外乱下においても系統安定度を高めることが
できる系統安定装置が提供できる。
第1図は従来の系統安定化装置の一例を示す回
路構成図、第2図a,b,cは同装置におけるラ
ンプ状電力変化に対する応答例を示す曲線図、第
3図はある系統と同期機について動態安定限界例
を説明するための図、第4図は本発明による系統
安定化装置の一実施例を示す回路構成図、第5図
は第4図で本発明により追加された回路図を伝達
関数ブロツクにて示した図である。 2……シグナルリセツト回路、4……位相補償
回路、6……増幅回路、8……リミツタ回路、1
0……フイルター回路、12……不感帯、14…
…不完全積分回路。
路構成図、第2図a,b,cは同装置におけるラ
ンプ状電力変化に対する応答例を示す曲線図、第
3図はある系統と同期機について動態安定限界例
を説明するための図、第4図は本発明による系統
安定化装置の一実施例を示す回路構成図、第5図
は第4図で本発明により追加された回路図を伝達
関数ブロツクにて示した図である。 2……シグナルリセツト回路、4……位相補償
回路、6……増幅回路、8……リミツタ回路、1
0……フイルター回路、12……不感帯、14…
…不完全積分回路。
Claims (1)
- 1 同期機の回転数、端子電圧の周波数、電気的
入出力あるいはこれらと等価な信号あるいはこれ
らの組み合せを安定化入力とし、この入力信号を
不完全微分回路を含む適切な伝達関数を介して電
力系統に並列された同期機の自動電圧調整装置に
加えて電力系統の安定度向上を図るようにした系
統安定化装置において、前記不完全微分回路より
前記自動電圧調整装置までの信号経路の任意の箇
所より信号を得てその信号がある設定値以上の値
であればその設定値を超える信号だけ取り出すよ
うに不感帯と、この不感帯の出力信号を積分する
積分回路を有し、前記任意の箇所より得た信号が
不感帯の設定値を超えたときその不感帯の出力信
号を積分回路にて積分しその信号を前記不完全微
分回路より前段へ帰還して不完全微分回路の持つ
不完全微分要素の時定数を等価的に小さくするよ
うにしたことを特徴とする系統安定化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13725579A JPS5662098A (en) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | Stabilizing device for system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13725579A JPS5662098A (en) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | Stabilizing device for system |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5662098A JPS5662098A (en) | 1981-05-27 |
| JPS6314600B2 true JPS6314600B2 (ja) | 1988-03-31 |
Family
ID=15194379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13725579A Granted JPS5662098A (en) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | Stabilizing device for system |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5662098A (ja) |
-
1979
- 1979-10-24 JP JP13725579A patent/JPS5662098A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5662098A (en) | 1981-05-27 |
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