JPH0343878B2 - - Google Patents
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- JPH0343878B2 JPH0343878B2 JP57185134A JP18513482A JPH0343878B2 JP H0343878 B2 JPH0343878 B2 JP H0343878B2 JP 57185134 A JP57185134 A JP 57185134A JP 18513482 A JP18513482 A JP 18513482A JP H0343878 B2 JPH0343878 B2 JP H0343878B2
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- phase compensation
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P9/00—Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output
- H02P9/14—Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output by variation of field
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は同期機の端子電圧を一定に制御する装
置に関し、特に同期機の端子電圧制御用の自動電
圧調整装置に、系統安定化装置からの信号を加え
るようにした同期機の励磁装置に関する。
置に関し、特に同期機の端子電圧制御用の自動電
圧調整装置に、系統安定化装置からの信号を加え
るようにした同期機の励磁装置に関する。
第1図は従来における同期機の励磁装置のブロ
ツク構成図である。この励磁装置は同期機1の界
磁巻線1aの電流を調整して同期機1の端子電圧
を一定に制御する自動電圧調整装置(以下、
AVRと称する)10と、同期機1の回転子速度
ω、端子電圧の周波数fおよび有効電力P等の安
定化信号を補助信号としてAVR10に送る系統
安定化装置(以下、PSSと称する)20とから構
成されている。電圧変成器Tを介して入力された
同期機1の端子電圧は検出回路11にて検出さ
れ、加算器12にてその検出信号と基準電圧回路
13からの基準電圧との偏差が算出される。加算
器12には後述するPSS20からの出力が入力さ
れ、その偏差に補助信号として加算される。加算
器12の出力信号は、制御偏差や制御の応答性等
を良くするためにある程度大きく設定された増幅
率を有するゲイン調整回路14によりゲイン調整
された後、乱調防止回路15に供給される。乱調
防止回路15では同期機1の不安定現象を改善す
るために、ゲイン調整回路から入力した信号の高
い周波数帯域(例えば0.05Hz以上)のゲインを
下げ過度応答性を下げて出力する。そして、この
信号はサイリスタゲート制御回路16に出力さ
れ、サイリスタ整流回路17により整流されて同
期機1の界磁巻線1aの電流が調節される。かく
して、同期機1の端子電圧がAVR10により制
御される。ここで、ゲイン調整回路14および乱
調防止回路15における伝達関数は Ka(1+T1・s)/(1+T2・s) となる。そして、Kaはゲイン調整回路14のゲ
イン、T1,T2は乱調防止回路15における進
み時定数、遅時定数、sはラプラス演算子であ
る。
ツク構成図である。この励磁装置は同期機1の界
磁巻線1aの電流を調整して同期機1の端子電圧
を一定に制御する自動電圧調整装置(以下、
AVRと称する)10と、同期機1の回転子速度
ω、端子電圧の周波数fおよび有効電力P等の安
定化信号を補助信号としてAVR10に送る系統
安定化装置(以下、PSSと称する)20とから構
成されている。電圧変成器Tを介して入力された
同期機1の端子電圧は検出回路11にて検出さ
れ、加算器12にてその検出信号と基準電圧回路
13からの基準電圧との偏差が算出される。加算
器12には後述するPSS20からの出力が入力さ
れ、その偏差に補助信号として加算される。加算
器12の出力信号は、制御偏差や制御の応答性等
を良くするためにある程度大きく設定された増幅
率を有するゲイン調整回路14によりゲイン調整
された後、乱調防止回路15に供給される。乱調
防止回路15では同期機1の不安定現象を改善す
るために、ゲイン調整回路から入力した信号の高
い周波数帯域(例えば0.05Hz以上)のゲインを
下げ過度応答性を下げて出力する。そして、この
信号はサイリスタゲート制御回路16に出力さ
れ、サイリスタ整流回路17により整流されて同
期機1の界磁巻線1aの電流が調節される。かく
して、同期機1の端子電圧がAVR10により制
御される。ここで、ゲイン調整回路14および乱
調防止回路15における伝達関数は Ka(1+T1・s)/(1+T2・s) となる。そして、Kaはゲイン調整回路14のゲ
イン、T1,T2は乱調防止回路15における進
み時定数、遅時定数、sはラプラス演算子であ
る。
一方、PPS20は、電力動揺に対する制動力を
増し安定度の向上を図るために設けられている。
すなわち、AVR10のみの制御では同期機1を
含めた電力系統の電気および機械的な電力動揺に
対する制動力があまり得られず、安定度が悪くな
るので、それを防止するものである。
増し安定度の向上を図るために設けられている。
すなわち、AVR10のみの制御では同期機1を
含めた電力系統の電気および機械的な電力動揺に
対する制動力があまり得られず、安定度が悪くな
るので、それを防止するものである。
第2図はこのPSS20の基本ブロツク構成図で
ある。この図に示す如く同期機1の有効電力Pの
安定化信号とすると、その安定化信号がPSS20
のシグナルリセツト回路21に入力される。シグ
ナルリセツト回路21は、不完全微分回路により
構成され、電力系統と同期機1との間における電
力動揺の周波数成分を伝達し、さらにその以下の
ゆつくりとした変化の周波数成分を除き近似的に
定常値からの変化分の信号とし、同時に比較的遅
い変化の周波数成分に対してPSS20の出力信号
がいずれか一方向に片寄らないようにして出力す
る。上記シグナルリセツト回路21の出力は位相
補償回路22およびゲイン調整回路23により調
整され、PSS20からの出力が電力動揺に対して
適切な制動を行う信号となるように出力される。
ゲイン調整回路23からの信号は、リミツト回路
24により予め設定されたリミツト値L1内に制
限され、同期機1の端子電圧が過度に変化するの
を抑制する。このリミツト回路24の出力信号は
AVR10の加算器12に補助信号として出力さ
れる。
ある。この図に示す如く同期機1の有効電力Pの
安定化信号とすると、その安定化信号がPSS20
のシグナルリセツト回路21に入力される。シグ
ナルリセツト回路21は、不完全微分回路により
構成され、電力系統と同期機1との間における電
力動揺の周波数成分を伝達し、さらにその以下の
ゆつくりとした変化の周波数成分を除き近似的に
定常値からの変化分の信号とし、同時に比較的遅
い変化の周波数成分に対してPSS20の出力信号
がいずれか一方向に片寄らないようにして出力す
る。上記シグナルリセツト回路21の出力は位相
補償回路22およびゲイン調整回路23により調
整され、PSS20からの出力が電力動揺に対して
適切な制動を行う信号となるように出力される。
ゲイン調整回路23からの信号は、リミツト回路
24により予め設定されたリミツト値L1内に制
限され、同期機1の端子電圧が過度に変化するの
を抑制する。このリミツト回路24の出力信号は
AVR10の加算器12に補助信号として出力さ
れる。
上記した従来の同期機の励磁装置において、例
えば、いま同期機1が電力系統に接続された後、
短時間で所定の負荷をとるべく出力制御される場
合等を考える。このような場合、安定化信号Pは
通常の電力動揺の周波数より大幅にゆつくりと変
化することになる。第3図a,b,cはこのよう
な場合の同期機の励磁装置における各出力の変化
を示す図である。第3図aに示すように同期機1
の有効電力Pが連続して徐々に増加していくと、
PSS20のゲイン調整回路23の出力信号はリミ
ツト回路24において設定されたリミツト値±
L1をオーバーし、第3図bに示すようなリミツ
ト値−L1で制限された連続した出力信号e1と
なる。このため、同期機1の端子電圧e2は、第
3図cに示すようにAVR10における基準電圧
設定回路13で設定した基準電圧からリミツト回
路24におけるリミツト値±L1だけ低下したも
のとなる。この結果、同期機1における電機子の
進相電流が増加して定格電流を越えたり、最悪の
場合には同期化力を失つて脱調となることもあ
る。
えば、いま同期機1が電力系統に接続された後、
短時間で所定の負荷をとるべく出力制御される場
合等を考える。このような場合、安定化信号Pは
通常の電力動揺の周波数より大幅にゆつくりと変
化することになる。第3図a,b,cはこのよう
な場合の同期機の励磁装置における各出力の変化
を示す図である。第3図aに示すように同期機1
の有効電力Pが連続して徐々に増加していくと、
PSS20のゲイン調整回路23の出力信号はリミ
ツト回路24において設定されたリミツト値±
L1をオーバーし、第3図bに示すようなリミツ
ト値−L1で制限された連続した出力信号e1と
なる。このため、同期機1の端子電圧e2は、第
3図cに示すようにAVR10における基準電圧
設定回路13で設定した基準電圧からリミツト回
路24におけるリミツト値±L1だけ低下したも
のとなる。この結果、同期機1における電機子の
進相電流が増加して定格電流を越えたり、最悪の
場合には同期化力を失つて脱調となることもあ
る。
従来、このような不具合をなくすために、リミ
ツト回路24のリミツト値±L1を小さくするか、
あるいはシグナルリセツト回路21の時定数を極
端に小さくするような工夫をしていた。しかし、
リミツト値±L1を小さくすると電力系統に故障
等を発生して大きな電力動揺が生じたとき、PSS
20の出力がリミツト値±L1に制限されてPSS
20を設けたことによる効果がうすれる。一方、
シグナルリセツト回路21の時定数を小さくする
と、電力動揺における広範囲の周波数成分に対し
て同期機1を安定に制御することができなくなる
という問題があつた。
ツト回路24のリミツト値±L1を小さくするか、
あるいはシグナルリセツト回路21の時定数を極
端に小さくするような工夫をしていた。しかし、
リミツト値±L1を小さくすると電力系統に故障
等を発生して大きな電力動揺が生じたとき、PSS
20の出力がリミツト値±L1に制限されてPSS
20を設けたことによる効果がうすれる。一方、
シグナルリセツト回路21の時定数を小さくする
と、電力動揺における広範囲の周波数成分に対し
て同期機1を安定に制御することができなくなる
という問題があつた。
本発明は、上記問題を解決するために、電力動
揺により安定化信号が大幅にゆつくりと変化した
場合でもPSSによつて同期機の端子電圧が大幅に
変化せず、しかも通常運転時においては従来PSS
が有している機能を十分に発揮できる同期機の励
磁装置を提供することを目的とする。
揺により安定化信号が大幅にゆつくりと変化した
場合でもPSSによつて同期機の端子電圧が大幅に
変化せず、しかも通常運転時においては従来PSS
が有している機能を十分に発揮できる同期機の励
磁装置を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、電力系統に並列接続された同期機の
端子電圧の検出信号の基準電圧からの偏差電圧を
ゲイン調整回路でゲイン調整し、過渡応答性を下
げる乱調防止回路を介して、同期機の励磁電流を
制御するサイリスタゲート制御回路へ送出する自
動電圧調整装置と、 同期機における回転数と端子電圧の周波数と同
期機の有効電力とのうちの少なくとも1つからな
る安定化信号を、所定の伝達関数を有する第1の
位相補償回路および同期機の端子電圧が過度に変
化するのを抑制するためのリミツト回路を通して
自動電圧調整装置へ加える系統安定化装置とを備
えた同期機の励磁装置において、 第1の位相補償回路の出力に、自動電圧調整装
置のゲイン調整回路および乱調防止回路を合わせ
た伝達関数 G(s) =Ka・(1+T1・s)/(1+T2・s) (但し、Kaはゲイン調整回路のゲイン、T1お
よびT2は乱調防止回路の進み時定数および遅れ
時定数、sはラプラス演算子)を乗算して出力す
る第2の位相補償回路を系統安定化装置内に設
け、 リミツト回路のリミツト値を ±L1{Ka・(T1/T2)} (但し、L1は定数)に設定し、 この出力信号を前記乱調防止回路からサイリス
タゲート制御回路へ送出される出力信号に加える
加算器を設けたものである。
端子電圧の検出信号の基準電圧からの偏差電圧を
ゲイン調整回路でゲイン調整し、過渡応答性を下
げる乱調防止回路を介して、同期機の励磁電流を
制御するサイリスタゲート制御回路へ送出する自
動電圧調整装置と、 同期機における回転数と端子電圧の周波数と同
期機の有効電力とのうちの少なくとも1つからな
る安定化信号を、所定の伝達関数を有する第1の
位相補償回路および同期機の端子電圧が過度に変
化するのを抑制するためのリミツト回路を通して
自動電圧調整装置へ加える系統安定化装置とを備
えた同期機の励磁装置において、 第1の位相補償回路の出力に、自動電圧調整装
置のゲイン調整回路および乱調防止回路を合わせ
た伝達関数 G(s) =Ka・(1+T1・s)/(1+T2・s) (但し、Kaはゲイン調整回路のゲイン、T1お
よびT2は乱調防止回路の進み時定数および遅れ
時定数、sはラプラス演算子)を乗算して出力す
る第2の位相補償回路を系統安定化装置内に設
け、 リミツト回路のリミツト値を ±L1{Ka・(T1/T2)} (但し、L1は定数)に設定し、 この出力信号を前記乱調防止回路からサイリス
タゲート制御回路へ送出される出力信号に加える
加算器を設けたものである。
以下、本発明の一実施例について第4図、第5
図a,bおよび第6図a,b,cを参照して説明
する。なお、第1図および第2図と同一部分には
同一符号を付して詳しい説明は省略する。第4図
は本発明に係わる同期機の励磁装置を示すブロツ
ク図である。この第4図に示す同期機の励磁装置
は、第2図に示すPSS20におけるゲイン調整回
路23とリミツト回路24との間に新たな第1図
に示すAVR10のゲイン調整回路14および乱
調防止回路15の機能を合せもつ第2の位相補償
回路30を設け、さらにPSS20の出力を第1図
に示すAVR10の乱調防止回路15とサイリス
タゲート制御回路16との間に設けた加算器31
に加えるようにしたものである。ここで、第2の
位相補償回路30は、AVR10のゲイン調整回
路14および乱調防止回路15と同じ伝達関数、
すなわちKa(1+T1・s)/(1+T2・s)の
伝達関数を有し、ゲイン調整回路23からの出力
信号をリミツト回路24へ送つている。ここで、
Kaはゲイン調整回路14のゲイン、T1および
T2は乱調防止回路15の進み時定数および遅れ
時定数に相当する値である。また、進み時定数
T1は遅れ時定数T2より小さく、T1=0.5秒〜1.5
秒程度である。つまり、第2の位相補償回路30
は上記伝達関数により、0.32Hz(1/T1を2πで
割つた値、この場合進み時定数T1を0.5秒として
いる)以上の電力動揺における高い周波数成分の
過度ゲインがKa(T1/T2)となる特性、つまり
低過度ゲインを有する。ここで、PSS20のリミ
ツト回路24のリミツト値は従来設定されていた
リミツト値±L1に第2の位相補償回路30の過
度ゲインを乗じたものに設定する。すなわち、こ
のリミツト値は±L1・Ka・(T1/T2)とする。
図a,bおよび第6図a,b,cを参照して説明
する。なお、第1図および第2図と同一部分には
同一符号を付して詳しい説明は省略する。第4図
は本発明に係わる同期機の励磁装置を示すブロツ
ク図である。この第4図に示す同期機の励磁装置
は、第2図に示すPSS20におけるゲイン調整回
路23とリミツト回路24との間に新たな第1図
に示すAVR10のゲイン調整回路14および乱
調防止回路15の機能を合せもつ第2の位相補償
回路30を設け、さらにPSS20の出力を第1図
に示すAVR10の乱調防止回路15とサイリス
タゲート制御回路16との間に設けた加算器31
に加えるようにしたものである。ここで、第2の
位相補償回路30は、AVR10のゲイン調整回
路14および乱調防止回路15と同じ伝達関数、
すなわちKa(1+T1・s)/(1+T2・s)の
伝達関数を有し、ゲイン調整回路23からの出力
信号をリミツト回路24へ送つている。ここで、
Kaはゲイン調整回路14のゲイン、T1および
T2は乱調防止回路15の進み時定数および遅れ
時定数に相当する値である。また、進み時定数
T1は遅れ時定数T2より小さく、T1=0.5秒〜1.5
秒程度である。つまり、第2の位相補償回路30
は上記伝達関数により、0.32Hz(1/T1を2πで
割つた値、この場合進み時定数T1を0.5秒として
いる)以上の電力動揺における高い周波数成分の
過度ゲインがKa(T1/T2)となる特性、つまり
低過度ゲインを有する。ここで、PSS20のリミ
ツト回路24のリミツト値は従来設定されていた
リミツト値±L1に第2の位相補償回路30の過
度ゲインを乗じたものに設定する。すなわち、こ
のリミツト値は±L1・Ka・(T1/T2)とする。
次に、上記の如く構成された装置の動作につい
て説明する。ここで安定化信号は従来の励磁装置
と動揺に同期機1の有効電力Pを用いるものとす
る。まず、通常運転時における電力動揺(1Hz前
後)に対しての動作は次のとおりとする。同期機
1の近くの送電線の1部を開放して電力動揺を起
すと、その電力動揺を含んだ安定化信号PがPSS
20のシグナルリセツト回路21に入力される。
この安定化信号Pはシグナルリセツト回路21、
位相補償回路22(第1の位相補償回路)および
ゲイン調整回路23により第5図aに示すような
信号e3となつて第2の位相補償回路30に送ら
れる。第2の位相補償回路30は、電力動揺の周
波数が1Hz前後と高いものであるため、第2の位
相補償回路30の伝達関数はKa・(T1/T2)と
なり、ゲイン調整回路23からの出力e3を
Ka・(T1/T2)倍し、かつ、僅かに位相の遅れ
た第5図bに示すような信号e4として出力され
る。そして、この信号e4はリミツト値±L1・
Ka・(T1/T2)を有するリミツト回路24を介
してPSS20の出力としてAVR10の加算器3
1へ送られる。したがつて、第2図の位相補償回
路30の出力は最大で±L1・Ka・(T1/T2)と
なるがPSS20の機能としては従来のリミツト値
L1で制限される場合と同様である。PSS20の
出力をAVR10のゲイン調整回路14および乱
調防止回路15の後段の加算器31に入力するよ
うにしているからである。このように通常運転時
における電力動揺に対しては、従来と動揺のPSS
20の機能を発揮する。
て説明する。ここで安定化信号は従来の励磁装置
と動揺に同期機1の有効電力Pを用いるものとす
る。まず、通常運転時における電力動揺(1Hz前
後)に対しての動作は次のとおりとする。同期機
1の近くの送電線の1部を開放して電力動揺を起
すと、その電力動揺を含んだ安定化信号PがPSS
20のシグナルリセツト回路21に入力される。
この安定化信号Pはシグナルリセツト回路21、
位相補償回路22(第1の位相補償回路)および
ゲイン調整回路23により第5図aに示すような
信号e3となつて第2の位相補償回路30に送ら
れる。第2の位相補償回路30は、電力動揺の周
波数が1Hz前後と高いものであるため、第2の位
相補償回路30の伝達関数はKa・(T1/T2)と
なり、ゲイン調整回路23からの出力e3を
Ka・(T1/T2)倍し、かつ、僅かに位相の遅れ
た第5図bに示すような信号e4として出力され
る。そして、この信号e4はリミツト値±L1・
Ka・(T1/T2)を有するリミツト回路24を介
してPSS20の出力としてAVR10の加算器3
1へ送られる。したがつて、第2図の位相補償回
路30の出力は最大で±L1・Ka・(T1/T2)と
なるがPSS20の機能としては従来のリミツト値
L1で制限される場合と同様である。PSS20の
出力をAVR10のゲイン調整回路14および乱
調防止回路15の後段の加算器31に入力するよ
うにしているからである。このように通常運転時
における電力動揺に対しては、従来と動揺のPSS
20の機能を発揮する。
次に、同期機1が電力系統に並列接続された
後、短時間で所定の負荷をとり、安定化信号Pが
大幅にかつゆつくりと変化した場合の動作につい
て説明する。第6図a,b,cは安定化信号Pが
大幅にかつゆつくりと変化した場合における各部
の信号波形を示す。いま、第6図aに示すように
同期機1の有効電力Pが大幅にかつゆつくりと変
化したとすると、PSS20のシグナルリセツト回
路21、位相補償回路22およびゲイン調整回路
23は前述した動作と同様に演算処理し、その結
果を第2の位相補償回路30へ送る。第2の位相
補償回路30では、0.32Hz以上の周波数に対し
て位相補償してリミツト回路24に出力するが、
この出力は安定化信号Pが第6図aに示すように
一方に連続して変化しているため、第2の位相補
償回路30の伝達関数はKaで近似されることに
なる。そうすると、その出力はゲイン調整回路2
3の出力e3に伝達関数Kaを乗じたものとなり、
リミツト回路24のリミツト値±L1・Ka・
(T1/T2)に到達してしまう。よつて、PSS2
0からの出力e1は第6図bに示すような信号と
なつて加算器31に送られる。
後、短時間で所定の負荷をとり、安定化信号Pが
大幅にかつゆつくりと変化した場合の動作につい
て説明する。第6図a,b,cは安定化信号Pが
大幅にかつゆつくりと変化した場合における各部
の信号波形を示す。いま、第6図aに示すように
同期機1の有効電力Pが大幅にかつゆつくりと変
化したとすると、PSS20のシグナルリセツト回
路21、位相補償回路22およびゲイン調整回路
23は前述した動作と同様に演算処理し、その結
果を第2の位相補償回路30へ送る。第2の位相
補償回路30では、0.32Hz以上の周波数に対し
て位相補償してリミツト回路24に出力するが、
この出力は安定化信号Pが第6図aに示すように
一方に連続して変化しているため、第2の位相補
償回路30の伝達関数はKaで近似されることに
なる。そうすると、その出力はゲイン調整回路2
3の出力e3に伝達関数Kaを乗じたものとなり、
リミツト回路24のリミツト値±L1・Ka・
(T1/T2)に到達してしまう。よつて、PSS2
0からの出力e1は第6図bに示すような信号と
なつて加算器31に送られる。
一方、基準電圧回路13の基準電圧に対する同
期機1の端子電圧の偏差器12からの偏差信号と
乱調防止回路15の出力信号の直流信号レベルに
おける関係は、ゲイン調整回路14のゲインKa
の関係にあるため、PSS20の出力信号e1の乱
調防止回路15の出力信号への加算は、同期機1
の端子電圧がe1/Kaだけ変化することと等価
である。
期機1の端子電圧の偏差器12からの偏差信号と
乱調防止回路15の出力信号の直流信号レベルに
おける関係は、ゲイン調整回路14のゲインKa
の関係にあるため、PSS20の出力信号e1の乱
調防止回路15の出力信号への加算は、同期機1
の端子電圧がe1/Kaだけ変化することと等価
である。
したがつて、同期機の端子電圧の変化は第6図
cに示すようにリミツト回路24のリミツト値を
AVR10のゲイン調整回路14のゲインKaで割
つた−L1・(T1/T2)となる。ここで、遅れ時
定数T2は進み時定数T1の3〜8倍程度であるた
め、同期機1の端子電圧e2の変化は−L1の
1/3〜1/8倍となり、ほとんど問題がなくな
る。
cに示すようにリミツト回路24のリミツト値を
AVR10のゲイン調整回路14のゲインKaで割
つた−L1・(T1/T2)となる。ここで、遅れ時
定数T2は進み時定数T1の3〜8倍程度であるた
め、同期機1の端子電圧e2の変化は−L1の
1/3〜1/8倍となり、ほとんど問題がなくな
る。
このように、本装置においては従来のPSS20
におけるゲイン調整回路23とリミツト回路24
との間に、新たなAVR10におけるゲイン調整
回路14および乱調防止回路15を合せた伝達関
数を有する第2の位相補償回路30を設け、さら
にPSS20の出力をAVR10における乱調防止
回路15の後段に加えるようにし、またPSS20
のリミツト回路24のリミツト値±L1・Ka・
(T1/T2)としたので、通常状態での電力動揺
(1Hz前後)に対しては、リミツト回路24のリ
ミツト値を±L1・Ka・(T1/T2)としている
が、第2の位相補償回路30が有する低過度ゲイ
ンKa・(T1/T2)により、機能上は従来と同様
にリミツト値がかかる構成となつている。このた
めPSS20の機能を十分に発揮して電力同様を抑
制し、電力系統の安定度を向上させることができ
る。一方、安定化信号Pが大幅にゆつくりと変化
した場合には、第2の位相補償回路30の伝達関
数はKaで近似されるので、その出力はゲイン調
整回路23の出力e2をKa倍した値となり、第
2の位相補償回路30が有する過度ゲインの低下
分Ka・(T1/T2)だけ従来のリミツト値±L1よ
り小さく設定されたリミツト回路24のリミツト
値±L1・Ka・(T1/T2)により、PSS20の出
力は制限されることになる。
におけるゲイン調整回路23とリミツト回路24
との間に、新たなAVR10におけるゲイン調整
回路14および乱調防止回路15を合せた伝達関
数を有する第2の位相補償回路30を設け、さら
にPSS20の出力をAVR10における乱調防止
回路15の後段に加えるようにし、またPSS20
のリミツト回路24のリミツト値±L1・Ka・
(T1/T2)としたので、通常状態での電力動揺
(1Hz前後)に対しては、リミツト回路24のリ
ミツト値を±L1・Ka・(T1/T2)としている
が、第2の位相補償回路30が有する低過度ゲイ
ンKa・(T1/T2)により、機能上は従来と同様
にリミツト値がかかる構成となつている。このた
めPSS20の機能を十分に発揮して電力同様を抑
制し、電力系統の安定度を向上させることができ
る。一方、安定化信号Pが大幅にゆつくりと変化
した場合には、第2の位相補償回路30の伝達関
数はKaで近似されるので、その出力はゲイン調
整回路23の出力e2をKa倍した値となり、第
2の位相補償回路30が有する過度ゲインの低下
分Ka・(T1/T2)だけ従来のリミツト値±L1よ
り小さく設定されたリミツト回路24のリミツト
値±L1・Ka・(T1/T2)により、PSS20の出
力は制限されることになる。
なお、本発明は上記一実施例に限定されるもの
ではない。例えば、AVR10のゲイン調整回路
14および乱調防止回路15を合せた機能をもつ
第2の位相補償回路30の伝達関数を、PSS20
の位相補償回路22およびゲイン調整回路23に
持たせてもよい。このようにすれば、第2の位相
補償回路30を設けずにすむ利点がある。
ではない。例えば、AVR10のゲイン調整回路
14および乱調防止回路15を合せた機能をもつ
第2の位相補償回路30の伝達関数を、PSS20
の位相補償回路22およびゲイン調整回路23に
持たせてもよい。このようにすれば、第2の位相
補償回路30を設けずにすむ利点がある。
また、乱調防止回路15の機能がフイードバツ
ク方式となる場合でもPSS20の出力e4はフイ
ードバツクの帰還点より後方に入力すれば良い。
これによつて本発明の効果が低下するということ
はない。
ク方式となる場合でもPSS20の出力e4はフイ
ードバツクの帰還点より後方に入力すれば良い。
これによつて本発明の効果が低下するということ
はない。
本発明によれば、AVRにおけるゲイン調整回
路と乱調防止回路とを合せた伝達関数をもつ位相
補償手段を設けたPSSの出力を、AVRにおける
過度ゲインの低下させる伝達関数を有する乱調防
止回路の後段に加えるようにしたので、電力動揺
により安定化信号が大幅にゆつくりと変化した場
合でも、PSSによつて同期機の端子電圧が大幅に
変化せず、しかも通常運転時おいては従来PSSが
有している機能を十分に発揮できる同期機の励磁
装置を提供することができる。
路と乱調防止回路とを合せた伝達関数をもつ位相
補償手段を設けたPSSの出力を、AVRにおける
過度ゲインの低下させる伝達関数を有する乱調防
止回路の後段に加えるようにしたので、電力動揺
により安定化信号が大幅にゆつくりと変化した場
合でも、PSSによつて同期機の端子電圧が大幅に
変化せず、しかも通常運転時おいては従来PSSが
有している機能を十分に発揮できる同期機の励磁
装置を提供することができる。
第1図は従来における同期機の励磁装置の構成
図、第2図は従来の同期機の励磁装置における
PSSのブロツク構成図、第3図a,b,cは従来
の同期機の励磁装置における各部の出力波形図、
第4図は本発明に係わる同期機の励磁装置におけ
る一実施例の構成図、第5図a,bおよび第6図
a,b,cは本装置における各部の出力波形図で
ある。 1……同期機、10……AVR、11……検出
回路、12……偏差器、13……基準電圧回路、
14……ゲイン調整回路、15……乱調防止回
路、16……サイリスタゲート制御回路、17…
…サイリスタ整流回路、20……PSS、21……
シグナルリセツト回路、22……位相補償回路、
23……ゲイン調整回路、24……リミツト回
路、30……第2の位相補償回路、31……加算
器。
図、第2図は従来の同期機の励磁装置における
PSSのブロツク構成図、第3図a,b,cは従来
の同期機の励磁装置における各部の出力波形図、
第4図は本発明に係わる同期機の励磁装置におけ
る一実施例の構成図、第5図a,bおよび第6図
a,b,cは本装置における各部の出力波形図で
ある。 1……同期機、10……AVR、11……検出
回路、12……偏差器、13……基準電圧回路、
14……ゲイン調整回路、15……乱調防止回
路、16……サイリスタゲート制御回路、17…
…サイリスタ整流回路、20……PSS、21……
シグナルリセツト回路、22……位相補償回路、
23……ゲイン調整回路、24……リミツト回
路、30……第2の位相補償回路、31……加算
器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電力系統に並列接続された同期機の端子電圧
の検出信号の基準電圧からの偏差電圧をゲイン調
整回路でゲイン調整し、過渡応答性を下げる乱調
防止回路を介して、前記同期機の励磁電流を制御
するサイリスタゲート制御回路へ送出する自動電
圧調整装置と、 前記同期機における回転数と端子電圧の周波数
と同期機の有効電力とのうちの少なくとも1つか
らなる安定化信号を、所定の伝達関数を有する第
1の位相補償回路および前記同期機の端子電圧が
過度に変化するのを抑制するためのリミツト回路
を通して前記自動電圧調整装置へ加える系統安定
化装置とを備えた同期機の励磁装置において、 前記第1の位相補償回路の出力に、前記自動電
圧調整装置のゲイン調整回路および乱調防止回路
を合わせた伝達関数 G(s) =Ka・(1+T1・s)/(1+T2・s) (但し、Kaは前記ゲイン調整回路のゲイン、
T1およびT2は前記乱調防止回路の進み時定数お
よび遅れ時定数、sはラプラス演算子)を乗算し
て出力する第2の位相補償回路を前記系統安定化
装置内に設け、 前記リミツト回路のリミツト値を ±L1{Ka・(T1/T2)} (但し、L1は定数)に設定し、 この出力信号を前記乱調防止回路からサイリス
タゲート制御回路へ送出される出力信号に加える
加算器を設けたことを特徴とする同期機の励磁装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57185134A JPS5976200A (ja) | 1982-10-21 | 1982-10-21 | 同期機の励磁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57185134A JPS5976200A (ja) | 1982-10-21 | 1982-10-21 | 同期機の励磁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5976200A JPS5976200A (ja) | 1984-05-01 |
| JPH0343878B2 true JPH0343878B2 (ja) | 1991-07-04 |
Family
ID=16165460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57185134A Granted JPS5976200A (ja) | 1982-10-21 | 1982-10-21 | 同期機の励磁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5976200A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61161999A (ja) * | 1985-01-07 | 1986-07-22 | Hitachi Ltd | 励磁制御方法 |
| JPH0667280B2 (ja) * | 1987-04-03 | 1994-08-24 | 株式会社日立製作所 | 交流励磁発電電動装置 |
| JP2576144B2 (ja) * | 1987-09-05 | 1997-01-29 | 株式会社明電舎 | 同期発電機の自動電圧調整装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6013376B2 (ja) * | 1978-03-20 | 1985-04-06 | 株式会社東芝 | 系統安定化装置 |
-
1982
- 1982-10-21 JP JP57185134A patent/JPS5976200A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5976200A (ja) | 1984-05-01 |
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