JPS63174938A - 光学活性アリルアルコ−ル誘導体の製造方法 - Google Patents
光学活性アリルアルコ−ル誘導体の製造方法Info
- Publication number
- JPS63174938A JPS63174938A JP579587A JP579587A JPS63174938A JP S63174938 A JPS63174938 A JP S63174938A JP 579587 A JP579587 A JP 579587A JP 579587 A JP579587 A JP 579587A JP S63174938 A JPS63174938 A JP S63174938A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- optically active
- following formula
- allyl alcohol
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Furan Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は光学活性なアリルアルコール誘導体の製造方法
に関する。さらに詳しく言えば、本発明は医薬あるいは
動物薬として有用なプロスタグランジンあるいはプロス
タグランジン類似化合物に、部分構造として含まれる光
学活性アリルアルコール誘導体の製造方法に関する。
に関する。さらに詳しく言えば、本発明は医薬あるいは
動物薬として有用なプロスタグランジンあるいはプロス
タグランジン類似化合物に、部分構造として含まれる光
学活性アリルアルコール誘導体の製造方法に関する。
〈従来の技術〉
プロスタグランジンあるいはプロスタグランジン類似化
合物は下記構造式(X IV )で表わされるブロスタ
ン酸を基本骨格としている。このブロスタン酸の15位
炭素原子にα配置の水酸基を導入する場合、対応する1
5位カルボニル基を還元する方法が、しばしば採用され
る。たとえば下記式(■) (式中、XlおよびX2は同一もしくは異なり、水酸基
あるいは保護された水酸基を示す〉で表わされるエノン
を還元して、下記式(IX )(式中、XlおよびX2
は前記と同意義を有する)で表わされるプロスタグラン
ジンF2CX誘導体を得る方法がおる。
合物は下記構造式(X IV )で表わされるブロスタ
ン酸を基本骨格としている。このブロスタン酸の15位
炭素原子にα配置の水酸基を導入する場合、対応する1
5位カルボニル基を還元する方法が、しばしば採用され
る。たとえば下記式(■) (式中、XlおよびX2は同一もしくは異なり、水酸基
あるいは保護された水酸基を示す〉で表わされるエノン
を還元して、下記式(IX )(式中、XlおよびX2
は前記と同意義を有する)で表わされるプロスタグラン
ジンF2CX誘導体を得る方法がおる。
また上記式(■)のようなプロスタグランジンの製造過
程においても、同様に下記式(VI)(式中、X2は前
記と同意義を有する)で表ねされるエノンを還元して下
記式(VI[)○ (式中、×2は前記と同意義を有する)で表わされる光
学活性フリルアルコール誘導体を得る方法がある。
程においても、同様に下記式(VI)(式中、X2は前
記と同意義を有する)で表ねされるエノンを還元して下
記式(VI[)○ (式中、×2は前記と同意義を有する)で表わされる光
学活性フリルアルコール誘導体を得る方法がある。
また、プロスタグランジン類似化合物においても、同様
に下記式(X)および(XII)(式中、×2は前記と
同意義を有する)で表わされるエノンを還元してそれぞ
れ下記式(XI)および(XI[I> (式中、×2は前記と同意義を有する)で表わされる光
学活性アリルアルコール誘導体を得る方法がおる。
に下記式(X)および(XII)(式中、×2は前記と
同意義を有する)で表わされるエノンを還元してそれぞ
れ下記式(XI)および(XI[I> (式中、×2は前記と同意義を有する)で表わされる光
学活性アリルアルコール誘導体を得る方法がおる。
このような還元反応において、下記式(XV)、(X
Vl )、(XVI[)、l:び(X■)(式中、×1
およびX2は前記と同意義を有する)で表わされる化合
物のように、15位水酸基がβ配置をとるアリルアルコ
ール誘導体が、前記式(■)、(IX)、(XI)およ
び(x■)で表わされる化合物のそれぞれの異性体とし
て生成する場合がおる。このような異性体は、プロスタ
グランジンとしてはそれほど必要とされないため、目的
とするα配置のアリルアルコールを選択的に得る方法が
望まれる。そのための方法としては、水素化1,1′−
ビナフチル−2,2′ −ジオキシアルミニウムリチウ
ム化合物を用いる方法(特開昭55−51093号公報
)などが公知である。
Vl )、(XVI[)、l:び(X■)(式中、×1
およびX2は前記と同意義を有する)で表わされる化合
物のように、15位水酸基がβ配置をとるアリルアルコ
ール誘導体が、前記式(■)、(IX)、(XI)およ
び(x■)で表わされる化合物のそれぞれの異性体とし
て生成する場合がおる。このような異性体は、プロスタ
グランジンとしてはそれほど必要とされないため、目的
とするα配置のアリルアルコールを選択的に得る方法が
望まれる。そのための方法としては、水素化1,1′−
ビナフチル−2,2′ −ジオキシアルミニウムリチウ
ム化合物を用いる方法(特開昭55−51093号公報
)などが公知である。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら上記公知例において、不斉源として用いら
れる2、2′ −ジヒドロキシ−1゜1′−ビナフチル
化合物は高価でおり、かつ調製に多段階の複雑な工程を
要するため、実用に適しているとは言い難い。また、上
記公知側公報によれば、前記式(Vl)で示される化合
物の還元において、高い選択性が得られているものの、
化学収率は実用レベルに達していない。
れる2、2′ −ジヒドロキシ−1゜1′−ビナフチル
化合物は高価でおり、かつ調製に多段階の複雑な工程を
要するため、実用に適しているとは言い難い。また、上
記公知側公報によれば、前記式(Vl)で示される化合
物の還元において、高い選択性が得られているものの、
化学収率は実用レベルに達していない。
本発明は、かかる従来技術の欠点に鑑み、選択性、収率
ともに良好な光学活性アリルアルコール誘導体の製造方
法を提供することを目的とする。
ともに良好な光学活性アリルアルコール誘導体の製造方
法を提供することを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉
本発明者らは、上記問題点を解決するために、研究を重
ね、先に光学活性アルコールと水素化アルミニウムリチ
ウムとを反応させて生成する複合体を用いてケトンを還
元することにより、光学活性アルコール類が製造できる
ことを提案した。さらに検討を重ねた結果、特定の光学
活性アルコールを特定の条件下で反応させて主成する複
合体を、特定のケトンに対して用いることにより、さら
に本願発明の目的が有効に達成できることを見出し、本
発明を完成した。すなわち本発明の上記目的は下記式(
I) で表わされる光学活性アルコールおよび水を水素化アル
ミニウムリチウムと反応させて生成する複合体を用いて
、下記式(n) R1−CH−CH−C−R2・・・・・・(II)II (式中、R1は炭素数1〜20の有機基、R2は炭素数
1〜10の脂肪族基または芳香族基を示す)で表わされ
るエノンを還元することを特徴とする、下記式(Ill
) R1−CH=CH−CH−R2・・・・・・(III)
H (式中、R1およびR2は前記と同意義を有する)で表
わされる光学活性アリルアルコール誘導体の製造方法を
採用することによって達成される。
ね、先に光学活性アルコールと水素化アルミニウムリチ
ウムとを反応させて生成する複合体を用いてケトンを還
元することにより、光学活性アルコール類が製造できる
ことを提案した。さらに検討を重ねた結果、特定の光学
活性アルコールを特定の条件下で反応させて主成する複
合体を、特定のケトンに対して用いることにより、さら
に本願発明の目的が有効に達成できることを見出し、本
発明を完成した。すなわち本発明の上記目的は下記式(
I) で表わされる光学活性アルコールおよび水を水素化アル
ミニウムリチウムと反応させて生成する複合体を用いて
、下記式(n) R1−CH−CH−C−R2・・・・・・(II)II (式中、R1は炭素数1〜20の有機基、R2は炭素数
1〜10の脂肪族基または芳香族基を示す)で表わされ
るエノンを還元することを特徴とする、下記式(Ill
) R1−CH=CH−CH−R2・・・・・・(III)
H (式中、R1およびR2は前記と同意義を有する)で表
わされる光学活性アリルアルコール誘導体の製造方法を
採用することによって達成される。
以下、本発明の構成の詳細を説明する。
本発明においては、原料として前記式(II>で表わさ
れるエノンを用いる。
れるエノンを用いる。
前記式(II)において、R1は炭素数1〜20の有機
基、R2は炭素数1〜10の脂肪族基または芳香族基を
示す。このようなR1としては、たとえば、脂肪族基ま
たは芳香族基、すなわら、たとえば、メチル、エチル、
プロピル、ブチル、ヘキシル、ドデシル、オクタデシル
などのアルキル基、シクロペンチル、シクロヘキシルな
どのシクロアルキル基、フェニル、ナフチル、ビフェニ
ル、トリールなどのアリール基、ベンジル、フェネチル
などのアラルキル基などが好ましく挙げられる。またR
2としては、たとえばメチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、
s e c’−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル
基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、ベンジル基、フ
ェネチル基などが挙げられる。これらの脂肪族基または
芳香族基は、反応に支障のない限り適宜の置換基あるい
は官能基を有していてもよく、たとえばアルコキシ基、
アリールオキシ基、アルキルチオ基、ハロゲン、エステ
ル、ラクトン、アミド、炭素−炭素不飽和結合、水酸基
おるいは保護された水酸基などを有していてもよい。
基、R2は炭素数1〜10の脂肪族基または芳香族基を
示す。このようなR1としては、たとえば、脂肪族基ま
たは芳香族基、すなわら、たとえば、メチル、エチル、
プロピル、ブチル、ヘキシル、ドデシル、オクタデシル
などのアルキル基、シクロペンチル、シクロヘキシルな
どのシクロアルキル基、フェニル、ナフチル、ビフェニ
ル、トリールなどのアリール基、ベンジル、フェネチル
などのアラルキル基などが好ましく挙げられる。またR
2としては、たとえばメチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、
s e c’−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル
基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、ベンジル基、フ
ェネチル基などが挙げられる。これらの脂肪族基または
芳香族基は、反応に支障のない限り適宜の置換基あるい
は官能基を有していてもよく、たとえばアルコキシ基、
アリールオキシ基、アルキルチオ基、ハロゲン、エステ
ル、ラクトン、アミド、炭素−炭素不飽和結合、水酸基
おるいは保護された水酸基などを有していてもよい。
また、前記式(IV>において、×1およびX2は同一
もしくは異なり、水酸基あるいは保護された水酸基を示
し、R3は炭素数1〜15の脂肪族基または芳香族基を
示し、R3および×1が結合して環を形成していてもよ
い。
もしくは異なり、水酸基あるいは保護された水酸基を示
し、R3は炭素数1〜15の脂肪族基または芳香族基を
示し、R3および×1が結合して環を形成していてもよ
い。
このような×1およびX2としては、水酸基のほかにア
セトキシ基、ベンゾイルオキシ基、テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ塁、トリメチルシリルオキシ基、t−
ブチルジメチルシリルオキシ基などが好ましく挙げられ
る。また、R3としては、たとえばメチル基、エチル基
、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イ
ソブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−オ
クチル基、フェニル基、ナフチル基、トリール基、ベン
ジル基、フェネチル基などが挙げられる。また、R3お
よびXlが結合して環を形成したものとしては、たとえ
ば前記式(VI)、(X)おるいは(XII)のような
構造などが挙げられる。これらの脂肪族基または芳香族
基は、前記R1あるいはR2の場合と同様に、反応に支
障のない限り適宜の置換基必るいは官能基を有していて
もよい。
セトキシ基、ベンゾイルオキシ基、テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ塁、トリメチルシリルオキシ基、t−
ブチルジメチルシリルオキシ基などが好ましく挙げられ
る。また、R3としては、たとえばメチル基、エチル基
、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イ
ソブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−オ
クチル基、フェニル基、ナフチル基、トリール基、ベン
ジル基、フェネチル基などが挙げられる。また、R3お
よびXlが結合して環を形成したものとしては、たとえ
ば前記式(VI)、(X)おるいは(XII)のような
構造などが挙げられる。これらの脂肪族基または芳香族
基は、前記R1あるいはR2の場合と同様に、反応に支
障のない限り適宜の置換基必るいは官能基を有していて
もよい。
本発明方法においては、前記式(II>で表わされるエ
ノンの還元に先だって、まず還元剤を調製する。本発明
に用いる還元剤は前記式(1)で表わされる光学活性ア
ルコールおよび水を水素化アルミニウムリチウムと反応
させて生成する複合体でおる。水を用いることによって
、特に複雑な構造をもつ前記式(VI)、(■)、(X
)iるいは(XII)で表わされるようなエノンの還元
において、収率および選択性が著しく向上する。なお、
前記式(I>で表わされる光学活性アルコールは、下記
に示すように、入手容易な酒石酸を出発原料として、安
価にかつ大量に製造できる。
ノンの還元に先だって、まず還元剤を調製する。本発明
に用いる還元剤は前記式(1)で表わされる光学活性ア
ルコールおよび水を水素化アルミニウムリチウムと反応
させて生成する複合体でおる。水を用いることによって
、特に複雑な構造をもつ前記式(VI)、(■)、(X
)iるいは(XII)で表わされるようなエノンの還元
において、収率および選択性が著しく向上する。なお、
前記式(I>で表わされる光学活性アルコールは、下記
に示すように、入手容易な酒石酸を出発原料として、安
価にかつ大量に製造できる。
図式を説明すると、酒E酸を公知の方法によりエタノー
ルと反応させ、酒石酸ジエチルに変換する。このものを
アセトンまたはアセトンジメチルアセタールと反応させ
、環状アセタールに変換する。この環状アセタールにフ
ェニルグリニヤール反応剤、またはこれと同様の有機金
属化合物を作用させて、目的の前記式(I)で表わされ
る光学活性アルコールが得られる。
ルと反応させ、酒石酸ジエチルに変換する。このものを
アセトンまたはアセトンジメチルアセタールと反応させ
、環状アセタールに変換する。この環状アセタールにフ
ェニルグリニヤール反応剤、またはこれと同様の有機金
属化合物を作用させて、目的の前記式(I)で表わされ
る光学活性アルコールが得られる。
還元剤の調製は、窒素あるいはアルゴンのような不活性
気体雰囲気下、適当な溶媒を用いて行う。使用する溶媒
は、反応に関与しないものであれば何でもよいが、ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどの
非プロトン性溶媒が好ましい。前記式(I)で表わされ
る光学活性アルコールの使用量は、水素化アルミニウム
リチウム1モル量に対して0.9〜1゜4モル量、好ま
しくは0.95〜1.10モル量である。また水の添加
量は水素化アルミニウムリチウム1モル量に対して0.
55〜0.95モル量が好ましい。なお、水の添加量の
最適(直が、用いる反応装百や溶媒、薬品などの吸湿状
態に影響されることは改めて言うまでもない。
気体雰囲気下、適当な溶媒を用いて行う。使用する溶媒
は、反応に関与しないものであれば何でもよいが、ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどの
非プロトン性溶媒が好ましい。前記式(I)で表わされ
る光学活性アルコールの使用量は、水素化アルミニウム
リチウム1モル量に対して0.9〜1゜4モル量、好ま
しくは0.95〜1.10モル量である。また水の添加
量は水素化アルミニウムリチウム1モル量に対して0.
55〜0.95モル量が好ましい。なお、水の添加量の
最適(直が、用いる反応装百や溶媒、薬品などの吸湿状
態に影響されることは改めて言うまでもない。
従ってこれらの乾燥には注意を払う必要がある。
このようにして還元剤を調製する時の温度は、−10’
C〜+25℃の範囲が好ましく、調製に要する時間は、
通常0.5〜10時間程度である。
C〜+25℃の範囲が好ましく、調製に要する時間は、
通常0.5〜10時間程度である。
このようにして調製した還元剤は、単離した後、還元に
用いることも可能でおるが、単離せずに調製時の溶液の
まま還元に用いるのが便利である。
用いることも可能でおるが、単離せずに調製時の溶液の
まま還元に用いるのが便利である。
かくして得られた還元剤を用いて本発明による還元を行
う。
う。
本発明方法による還元は、窒素あるいはアルゴンのよう
な不活性気体雰囲気下、適当な溶媒を用いて行う。使用
する溶媒は、反応に関与しないものであれば何でもよい
が、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、トルエンなどの非プロトン性溶媒が好ましい。還元
剤の使用口は、前記式(n)で表わされるエノン1モル
但に対して、1モル量以上であればいくらでもよいが、
1〜10モル量が好ましい。
な不活性気体雰囲気下、適当な溶媒を用いて行う。使用
する溶媒は、反応に関与しないものであれば何でもよい
が、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、トルエンなどの非プロトン性溶媒が好ましい。還元
剤の使用口は、前記式(n)で表わされるエノン1モル
但に対して、1モル量以上であればいくらでもよいが、
1〜10モル量が好ましい。
反応温度は一100’C〜+25℃、好ましくは一10
0’C〜−30’Cの範囲である。反応時間は条件によ
っても異なるが、通常1〜24時間程度が好ましい。
0’C〜−30’Cの範囲である。反応時間は条件によ
っても異なるが、通常1〜24時間程度が好ましい。
かくして前記式(I[I)で表わされる光学活性アリル
アルコール誘導体が得られる。このものは、通常の分離
精製手段、たとえば再結晶、カラムクロマトグラフィー
、溶媒抽出などにより、反応混合物から単離精製するこ
とができる。また、前記式(I)で表わされる光学活性
アルコールは、反応に用いた俊、光学純度を損なうこと
なく反応混合物から回収でき、繰返し用いることができ
る。
アルコール誘導体が得られる。このものは、通常の分離
精製手段、たとえば再結晶、カラムクロマトグラフィー
、溶媒抽出などにより、反応混合物から単離精製するこ
とができる。また、前記式(I)で表わされる光学活性
アルコールは、反応に用いた俊、光学純度を損なうこと
なく反応混合物から回収でき、繰返し用いることができ
る。
〈実施例〉
以下に、本発明を実施例により、さらに詳細に説明する
。
。
実施例1
[前記式(Vl)において×2がベンゾイルオキシ基で
あるエノン(以下エノン(VIa)と記す)の還元] アルゴン雰囲気下、水素化アルミニウムリチウムのテト
ラヒドロフラン溶液(1,00モル/’J ’)10.
0mlに、(−)−2,3−0−イソプロピリデン−1
,1,4,4−テトラフェニル−1,2,3,4−ブタ
ンテトラオール(前記式(I>で表わされる化合物)の
テトラヒドロフラン溶液(4,90g/l 11nl>
を水冷下に滴下し、さらに1.5時間撹拌した。この反
応混合物に水のテトラヒドロフラン溶液(108my/
6d)を水冷下に滴下し、ざらに1時間撹拌した。この
反応混合物を一78°Cに冷却し、エノン(Vl a
)のテトラヒドロフラン溶液(370mg/!Mりを滴
下した後、−78℃でさらに2時間撹拌した。反応混合
物を塩化アンモニウム水溶液に注いで、反応を停止させ
、有機層を分取し、水層をジエチルエーテルで抽出した
。有機層と抽出液とを必わせで無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、減圧下に溶媒を沼去した。
あるエノン(以下エノン(VIa)と記す)の還元] アルゴン雰囲気下、水素化アルミニウムリチウムのテト
ラヒドロフラン溶液(1,00モル/’J ’)10.
0mlに、(−)−2,3−0−イソプロピリデン−1
,1,4,4−テトラフェニル−1,2,3,4−ブタ
ンテトラオール(前記式(I>で表わされる化合物)の
テトラヒドロフラン溶液(4,90g/l 11nl>
を水冷下に滴下し、さらに1.5時間撹拌した。この反
応混合物に水のテトラヒドロフラン溶液(108my/
6d)を水冷下に滴下し、ざらに1時間撹拌した。この
反応混合物を一78°Cに冷却し、エノン(Vl a
)のテトラヒドロフラン溶液(370mg/!Mりを滴
下した後、−78℃でさらに2時間撹拌した。反応混合
物を塩化アンモニウム水溶液に注いで、反応を停止させ
、有機層を分取し、水層をジエチルエーテルで抽出した
。有機層と抽出液とを必わせで無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、減圧下に溶媒を沼去した。
得られた残渣を高速液体クロマトグラフィー(つを−タ
ース社Wj201D)で分析したところ、生成したアリ
ルアルコールのうち、前記式(VI )においてX2が
ベンゾイルオキシ基のもの(以下α体(VIa)と記す
)と、前記式(XV)において×2がベンゾイルオキシ
基のものく以下β体(XVa)と記す)との比は98:
2であった。この残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(シクロヘキサン−酢酸エチル、傾斜溶離法)で
分離精製し、目的のα体(VIa ) 325mg (
収率87%)を得た。また、β体(XVa)と分離不十
分のα体(Vla)との混合物19ffirJを得た。
ース社Wj201D)で分析したところ、生成したアリ
ルアルコールのうち、前記式(VI )においてX2が
ベンゾイルオキシ基のもの(以下α体(VIa)と記す
)と、前記式(XV)において×2がベンゾイルオキシ
基のものく以下β体(XVa)と記す)との比は98:
2であった。この残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(シクロヘキサン−酢酸エチル、傾斜溶離法)で
分離精製し、目的のα体(VIa ) 325mg (
収率87%)を得た。また、β体(XVa)と分離不十
分のα体(Vla)との混合物19ffirJを得た。
比較例
[エノン(VI a )の還元において水を添加しない
場合] アルゴン雰囲気下、水素化アルミニウムリチウムのテト
ラヒドロフラン溶液(0,85モル/l )2.4mに
、前記式(I>で表わされる化合物のテトラヒドロフラ
ン溶液(934mg/6.0d)を水冷下に滴下し、ざ
らに1時間撹拌した。この反応混合物を一78°Cに冷
却し、エノン(VIa)のテトラヒドロフラン溶液(2
22!n9/3rnll>を滴下した接、−78°Cで
ざらに2時間撹拌した。実施例1と同様の後処理を行な
い、粗生成物を分析したところ、α体(VMa)と、β
体(XVa)との比は60:40であった。この粗生成
物を実施例1と同様の方法で分離精製し、α体(Vl[
a > 98mg (収率44%)と、β体(XVa)
50mg(収率22%)を得たミ 実施例2 実施例1と同様にして前記式(Vl)で表わされるエノ
ンを還元したところ下記表1の結果が得られた。
場合] アルゴン雰囲気下、水素化アルミニウムリチウムのテト
ラヒドロフラン溶液(0,85モル/l )2.4mに
、前記式(I>で表わされる化合物のテトラヒドロフラ
ン溶液(934mg/6.0d)を水冷下に滴下し、ざ
らに1時間撹拌した。この反応混合物を一78°Cに冷
却し、エノン(VIa)のテトラヒドロフラン溶液(2
22!n9/3rnll>を滴下した接、−78°Cで
ざらに2時間撹拌した。実施例1と同様の後処理を行な
い、粗生成物を分析したところ、α体(VMa)と、β
体(XVa)との比は60:40であった。この粗生成
物を実施例1と同様の方法で分離精製し、α体(Vl[
a > 98mg (収率44%)と、β体(XVa)
50mg(収率22%)を得たミ 実施例2 実施例1と同様にして前記式(Vl)で表わされるエノ
ンを還元したところ下記表1の結果が得られた。
実施例3
実施例1と同様にして前記式(■)で表わされるエノン
を還元したところ下記表2の結果が得られた。
を還元したところ下記表2の結果が得られた。
実施例4
[前記式(X)においてX2がアセトキシ基であるエノ
ン(以下エノン(X)と記す)の還元]窒素雰囲気下、
水素化アルミニウムリチウムのテトラヒドロフラン溶液
(1,00モル/、11 )14.5mに、前記式(I
)で表わされる化合物のテトラヒドロフラン溶液(7,
105g/16d)を水冷下に滴下し、ざらに2時間撹
拌した。この反応混合物に水のテトラヒドロフラン溶液
(157my/4m1)を水冷下に滴下し、ざらに1時
間撹拌した。この反応混合物を一78℃に冷却し、エノ
ン(X)のテトラヒドロフラン溶液(1,00g/l
5d>を滴下した後、−78℃でざらに12時間撹拌し
た。反応混合物に、酢酸0.87m1と水1.0mlを
加えて、反応を停止させ、酢酸エチル307!と硫酸マ
グネシウムを加えて乾燥し、濾過後、減圧下に溶媒を留
去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(シクロヘキサン−酢酸エチル、傾斜溶離法)で
分離精製し、粗生成物すなわち前記式(XI)において
×2がアセトキシ基のもの(以下α体(XI)と記す)
と、前記式< x vm >において×2がアセトキシ
基のもの(以下β体(X VI )と記す)との混合物
761 m’J (収率76%)を得た。この粗生成物
を高速液体クロマトグラフィー(ウォータース社製20
1D>で分析したところ、α体(XI)と1、β体(X
■)との比は84:16であった。
ン(以下エノン(X)と記す)の還元]窒素雰囲気下、
水素化アルミニウムリチウムのテトラヒドロフラン溶液
(1,00モル/、11 )14.5mに、前記式(I
)で表わされる化合物のテトラヒドロフラン溶液(7,
105g/16d)を水冷下に滴下し、ざらに2時間撹
拌した。この反応混合物に水のテトラヒドロフラン溶液
(157my/4m1)を水冷下に滴下し、ざらに1時
間撹拌した。この反応混合物を一78℃に冷却し、エノ
ン(X)のテトラヒドロフラン溶液(1,00g/l
5d>を滴下した後、−78℃でざらに12時間撹拌し
た。反応混合物に、酢酸0.87m1と水1.0mlを
加えて、反応を停止させ、酢酸エチル307!と硫酸マ
グネシウムを加えて乾燥し、濾過後、減圧下に溶媒を留
去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(シクロヘキサン−酢酸エチル、傾斜溶離法)で
分離精製し、粗生成物すなわち前記式(XI)において
×2がアセトキシ基のもの(以下α体(XI)と記す)
と、前記式< x vm >において×2がアセトキシ
基のもの(以下β体(X VI )と記す)との混合物
761 m’J (収率76%)を得た。この粗生成物
を高速液体クロマトグラフィー(ウォータース社製20
1D>で分析したところ、α体(XI)と1、β体(X
■)との比は84:16であった。
実施例5
実施例4と同様にして、前記式(XII)においてX2
がアセトキシ基で必るエノンを還元したところ、1qら
れた粗生成物のうち、前記式(XIII)において×2
がアセトキシ基のものと、前記式(X■)において×2
がアセトキシ基のものとの比は80 : 20であった
。
がアセトキシ基で必るエノンを還元したところ、1qら
れた粗生成物のうち、前記式(XIII)において×2
がアセトキシ基のものと、前記式(X■)において×2
がアセトキシ基のものとの比は80 : 20であった
。
〈発明の効果〉
本発明は次のような効果を有する。
a1本発明方法において、プロスタグランジン誘導体の
うちで目的とする方の異性体を得るために用いたのは、
天然型の酒石酸である。
うちで目的とする方の異性体を得るために用いたのは、
天然型の酒石酸である。
このものは、天然型であるが故に、安価に入手でき、工
業的に有利である。
業的に有利である。
b0本発明方法において、不斉源として用いた前記式(
I)で表わされる光学活性アルコールは、比較的簡単な
工程で合成できるので、入社生産に適している。
I)で表わされる光学活性アルコールは、比較的簡単な
工程で合成できるので、入社生産に適している。
C9本発明方法は、立体選択性および化学収率が、とも
に高い。
に高い。
Claims (6)
- (1)下記式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・( I
) で表わされる光学活性アルコールおよび水を水素化アル
ミニウムリチウムと反応させて生成する複合体を用いて
、下記式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(II) (式中、R^1は炭素数1〜20の有機基、R^2は炭
素数1〜10の脂肪族基または芳香族基を示す)で表わ
されるエノンを還元することを特徴とする、下記式(I
II) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(III
) (式中、R^1およびR^2は前記と同意義を有する)
で表わされる光学活性アリルアルコール誘導体の製造方
法。 - (2)エノンが下記式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(IV) (式中、R^2は炭素数1〜10の脂肪族基または芳香
族基、X^1およびX^2は同一もしくは異なり、水酸
基あるいは保護された水酸基を示し、R^3は炭素数1
〜15の脂肪族基または芳香族基を示し、R^3および
X^1が結合して環を形成していてもよい)で表わされ
る化合物であり、かつ光学活性アリルアルコール誘導体
が下記式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(V) (式中、R^2、R^3、X^1およびX^2は前記と
同意義を有する)で表わされる化合物である特許請求の
範囲第1項記載の光学活性アリルアルコール誘導体の製
造方法。 - (3)エノンが下記式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(VI) (式中、X^2は水酸基あるいは保護された水酸基を示
す)で表わされる化合物であり、かつ光学活性アリルア
ルコール誘導体が下記式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(VII
) (式中、X^2は前記と同意義を有する)で表わされる
化合物である特許請求の範囲第2項記載の光学活性アリ
ルアルコール誘導体の製造方法。 - (4)エノンが下記式(VIII) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(VII
I) (式中、X^1およびX^2は同一もしくは異なり、水
酸基あるいは保護された水酸基を示す)で表わされる化
合物であり、かつ光学活性アリルアルコール誘導体が下
記式(IX)▲数式、化学式、表等があります▼・・・・
・・(IX) (式中、X^1およびX^2は前記と同意義を有する)
で表わされる化合物である特許請求の範囲第2項記載の
光学活性アリルアルコール誘導体の製造方法。 - (5)エノンが下記式(X) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(X) (式中、X^2は水酸基あるいは保護された水酸基を示
す)で表わされる化合物であり、かつ光学活性アリルア
ルコール誘導体が下記式(X I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(X
I ) (式中、X^2は前記と同意義を有する)で表わされる
化合物である特許請求の範囲第2項記載の光学活性アリ
ルアルコール誘導体の製造方法。 - (6)エノンが下記式(XII) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(XI
I) (式中、X^2は前記と同意義を有する)で表わされる
化合物であり、かつ光学活性アリルアルコール誘導体が
下記式(XIII) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(XI
II) (式中、X^2は前記と同意義を有する)で表わされる
化合物である特許請求の範囲第2項記載の光学活性アリ
ルアルコール誘導体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP579587A JPS63174938A (ja) | 1987-01-13 | 1987-01-13 | 光学活性アリルアルコ−ル誘導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP579587A JPS63174938A (ja) | 1987-01-13 | 1987-01-13 | 光学活性アリルアルコ−ル誘導体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63174938A true JPS63174938A (ja) | 1988-07-19 |
Family
ID=11621014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP579587A Pending JPS63174938A (ja) | 1987-01-13 | 1987-01-13 | 光学活性アリルアルコ−ル誘導体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63174938A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2020195437A1 (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 |
-
1987
- 1987-01-13 JP JP579587A patent/JPS63174938A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2020195437A1 (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Gilbert et al. | Enantioselective synthesis of (-)-trichodiene | |
| JPH04297490A (ja) | 17β アルカノイル 3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン類の新規な製造方法 | |
| EP0373949B1 (en) | Mono esters of dicarboxylic acids, their preparation and use | |
| US2748160A (en) | Process for preparing 2, 5-diacetoxysty-rene and intermediates therefor | |
| JPS63174938A (ja) | 光学活性アリルアルコ−ル誘導体の製造方法 | |
| Berens et al. | The First Stereoselective Synthesis of Racemic. beta.-Multistriatin: A Pheromone Component of the European Elm Bark Beetle Scolytus multistriatus (Marsh.) | |
| WO2014094511A1 (zh) | 一种制备曲前列尼尔的中间体、其制备方法以及通过其制备曲前列尼尔的方法 | |
| JP2867847B2 (ja) | 5−メチレン−1,3−ジオキソラン−4−オン類の製造方法 | |
| JPS6219542A (ja) | 光学活性アルコ−ル類の製造方法 | |
| JPH02235850A (ja) | ヒドロキシ―N―アシル―α―アミノ酸誘導体、そのオリゴマ―及びラクトンの製造方法 | |
| CN119708036A (zh) | 一种法硼巴坦的制备方法 | |
| JPH06345687A (ja) | カルボン酸エステルの製造方法 | |
| Smith et al. | A Convenient Synthesis of Allyltrimethylsilanes from Allylic Phosphates | |
| JPS5940153B2 (ja) | シンキチカンサレタ グリシツドサンユウドウタイ ノ セイゾウホウ | |
| JPS6234025B2 (ja) | ||
| JPS6178734A (ja) | α,β−不飽和カルボニル化合物の還元方法 | |
| KR0173315B1 (ko) | 6-아실-7-데아세틸포르스콜린 유도체의 제조방법 | |
| JPS61271258A (ja) | 光学活性アミノアルコ−ルの製造法 | |
| JPH0948745A (ja) | カルボン酸エステルの製造法 | |
| JPH0386840A (ja) | α,β―不飽和カルボニル化合物の製造方法 | |
| JPS61267536A (ja) | 光学活性4−ヒドロキシ−2−シクロペンテノン類の製造法 | |
| JPH06321831A (ja) | 1―置換1,4―ジヒドロキシ―2―シクロペンテノン誘導体の製造法 | |
| JPS632251B2 (ja) | ||
| JPS5980688A (ja) | 光学活性な酒石酸ジアルキルエステルアレニルボロン酸エステル化合物およびその製造方法 | |
| JPH0967382A (ja) | 光学活性4−トリメチルシリル−3−ブチン−2−オールの製造法 |