JPS632251B2 - - Google Patents
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- JPS632251B2 JPS632251B2 JP55087909A JP8790980A JPS632251B2 JP S632251 B2 JPS632251 B2 JP S632251B2 JP 55087909 A JP55087909 A JP 55087909A JP 8790980 A JP8790980 A JP 8790980A JP S632251 B2 JPS632251 B2 JP S632251B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規シクロペンテン誘導体およびその
製造法に関する。更に詳しくはdl−4−ハイドロ
キシ−2−シクロペンテン−1−オンから得られ
る化合物であつて、プロスタグランジンの重要中
間体である光学活性な4−ハイドロキシ−2−シ
クロペンテン−1−オンに導びかれる新規なシク
ロペンテン誘導体およびその製造法に関する。
製造法に関する。更に詳しくはdl−4−ハイドロ
キシ−2−シクロペンテン−1−オンから得られ
る化合物であつて、プロスタグランジンの重要中
間体である光学活性な4−ハイドロキシ−2−シ
クロペンテン−1−オンに導びかれる新規なシク
ロペンテン誘導体およびその製造法に関する。
4−ハイドロキシ−2−シクロペンテン−1−
オン及びその誘導体は、本発明者等が既に示した
ように〔Tetrahedron Lett.、1535(1975)〕プロ
スタグランジン類の合成中間体として極めて有用
な化合物である。光学活性な4−ハイドロキシ−
2−シクロペンテン−1−オン誘導体の合成法と
しては、本発明者等が示した3・5−ジアセトキ
シシクロペンテンを酵素を用いて限定加水分解し
た後2行程を経る方法〔Tetrahedron、32、1713
(1976)〕、およびR.W.Rickards等が示した2・
3・5−トリクロロフエノールを出発原料とし、
Hantscha cidを光学分割した後4行程を経る方
法〔Tetrahedron Lett.、1539(1979)〕が知られ
ている。しかしながらこれらの方法は、出発原料
の合成、反応条件の設定等が困難である、重金属
化合物を用いる、反応収率が低い、等のうちのい
くつかの欠点を有することが知られており、工業
的に有利な方法とは言い難い。本発明者らはdl−
4−ハイドロキシ−2−シクロペンテン−1−オ
ンから、これを光学分割することによつて、光学
活性な4−ハイドロキシ−2−シクロペンテン−
1−オンを得ることについて鋭意研究した結果、
光学分割の工程において種々の新規なシクロペン
テン誘導体が得られることを見出し本発明に到達
したものである。
オン及びその誘導体は、本発明者等が既に示した
ように〔Tetrahedron Lett.、1535(1975)〕プロ
スタグランジン類の合成中間体として極めて有用
な化合物である。光学活性な4−ハイドロキシ−
2−シクロペンテン−1−オン誘導体の合成法と
しては、本発明者等が示した3・5−ジアセトキ
シシクロペンテンを酵素を用いて限定加水分解し
た後2行程を経る方法〔Tetrahedron、32、1713
(1976)〕、およびR.W.Rickards等が示した2・
3・5−トリクロロフエノールを出発原料とし、
Hantscha cidを光学分割した後4行程を経る方
法〔Tetrahedron Lett.、1539(1979)〕が知られ
ている。しかしながらこれらの方法は、出発原料
の合成、反応条件の設定等が困難である、重金属
化合物を用いる、反応収率が低い、等のうちのい
くつかの欠点を有することが知られており、工業
的に有利な方法とは言い難い。本発明者らはdl−
4−ハイドロキシ−2−シクロペンテン−1−オ
ンから、これを光学分割することによつて、光学
活性な4−ハイドロキシ−2−シクロペンテン−
1−オンを得ることについて鋭意研究した結果、
光学分割の工程において種々の新規なシクロペン
テン誘導体が得られることを見出し本発明に到達
したものである。
本発明で提供される新規シクロペンテン誘導体
は下記式〔〕 〔式中、Rは水素原子、低級アルキル基又は光学
活性なアミンのアミニウムイオンを表わし、記号
*はその炭素原子の絶体配位がR配位あるいはS
配位およびそれらが任意の比で混合されているこ
とを表わす。〕 で表わされる。
は下記式〔〕 〔式中、Rは水素原子、低級アルキル基又は光学
活性なアミンのアミニウムイオンを表わし、記号
*はその炭素原子の絶体配位がR配位あるいはS
配位およびそれらが任意の比で混合されているこ
とを表わす。〕 で表わされる。
上記式〔〕で表わされる新規なシクロペンテ
ン誘導体においてRは水素原子、低級アルキル
基、光学活性なアミンのアミニウムイオンを表わ
す。かかる低級アルキル基としては炭素数1〜4
のアルキル基があげられ、さらに具体的にはメチ
ル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、
ブチル基、t−ブチル基等を挙げることが出来
る。光学活性なアミンのアミニウムイオンとは、
カルボキシル基と塩を形成することが出来る光学
活性アミンのプロトン付加陽イオンを表わし、カ
ルボキシラート陰イオンと一対を成すものであ
る。かかるアミニウム塩を形成する光学活性アミ
ンとしては、具体的にはシンコニン、シンコニジ
ン、ブルシン、ストリキニン、キニン、キニジ
ン、モルフイン等の天然アルカロイド、リジン、
フエニルアラニンメチルエステル、フエニルグリ
シンエチルエステル等の光学活性アミノ酸及びア
ミノ酸誘導体、(R)−α−フエニルエチルアミ
ン、(S)−α−フエニルエチルアミン等の合成分
割剤等を挙げることが出来る。
ン誘導体においてRは水素原子、低級アルキル
基、光学活性なアミンのアミニウムイオンを表わ
す。かかる低級アルキル基としては炭素数1〜4
のアルキル基があげられ、さらに具体的にはメチ
ル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、
ブチル基、t−ブチル基等を挙げることが出来
る。光学活性なアミンのアミニウムイオンとは、
カルボキシル基と塩を形成することが出来る光学
活性アミンのプロトン付加陽イオンを表わし、カ
ルボキシラート陰イオンと一対を成すものであ
る。かかるアミニウム塩を形成する光学活性アミ
ンとしては、具体的にはシンコニン、シンコニジ
ン、ブルシン、ストリキニン、キニン、キニジ
ン、モルフイン等の天然アルカロイド、リジン、
フエニルアラニンメチルエステル、フエニルグリ
シンエチルエステル等の光学活性アミノ酸及びア
ミノ酸誘導体、(R)−α−フエニルエチルアミ
ン、(S)−α−フエニルエチルアミン等の合成分
割剤等を挙げることが出来る。
上記式〔〕中記号*はその炭素原子の絶対配
位がR配位あるいはS配位およびそれらが任意の
比で混合されていることを表わす。具体的にはS
配位とR配位の化合物の比が1:0から0:1ま
でのいかなる混合比の混合物も含むことを表わ
す。
位がR配位あるいはS配位およびそれらが任意の
比で混合されていることを表わす。具体的にはS
配位とR配位の化合物の比が1:0から0:1ま
でのいかなる混合比の混合物も含むことを表わ
す。
上記式〔〕で表わされる化合物をさらに詳し
く述べるならば、次の3種の化合物群として好ま
しく例示される。
く述べるならば、次の3種の化合物群として好ま
しく例示される。
下記式〔−a〕
で表わされる新規シクロペンテン誘導体、
下記式〔−b〕
〔式中、R1は光学活性なアミンのアミニウムイ
オンを表わし、記号*はその炭素原子がR配位又
はS配位あるいはそのどちらか一方を多く含むこ
とを表わす。〕 で表わされる新規シクロペンテン誘導体、 下記式〔−c〕 〔式中、R2は水素原子又は低級アルキル基を表
わし、記号*はその炭素原子がR配位又はS配位
あるいはそのどちらか一方を多く含むことを表わ
す。〕 で表わされる新規シクロペンテン誘導体である。
オンを表わし、記号*はその炭素原子がR配位又
はS配位あるいはそのどちらか一方を多く含むこ
とを表わす。〕 で表わされる新規シクロペンテン誘導体、 下記式〔−c〕 〔式中、R2は水素原子又は低級アルキル基を表
わし、記号*はその炭素原子がR配位又はS配位
あるいはそのどちらか一方を多く含むことを表わ
す。〕 で表わされる新規シクロペンテン誘導体である。
前記式〔〕で表わされる化合物としては、例
えば、 (1) 4−(o−カルボキシベンゾイルオキシ)−2
−シクロペンテン−1−オン (2) 4−(o−カルボキシベンゾイルオキシ)−2
−シクロペンテン−1−オンのシンコニン塩、
シンコニジン塩、ブルシン塩、ストリキニン
塩、キニン塩、キニジン塩、モルフイン塩、リ
ジン塩、(R)−α−フエネチルアミン塩、及び
(S)−α−フエネチルアミン塩 (3) 4−(o−メトキシカルボニルベンゾイルオ
キシ)−2−シクロペンテン−1−オン (4) 4−(o−エトキシカルボニルベンゾイルオ
キシ)−2−シクロペンテン−1−オン (5) 4−(o−イソプロピルオキシカルボニルベ
ンゾイルオキシ)−2−シクロペンテン−1−
オン (6) 4−(o−t−ブチルオキシカルボニルベン
ゾイルオキシ)−2−シクロペンテン−1−オ
ン 等を挙げることが出来る。これらの化合物は、前
記式〔〕における記号*の炭素原子に関してR
配位の化合物、S配位の化合物及びそれらの任意
の比率の混合物を全て含むものである。
えば、 (1) 4−(o−カルボキシベンゾイルオキシ)−2
−シクロペンテン−1−オン (2) 4−(o−カルボキシベンゾイルオキシ)−2
−シクロペンテン−1−オンのシンコニン塩、
シンコニジン塩、ブルシン塩、ストリキニン
塩、キニン塩、キニジン塩、モルフイン塩、リ
ジン塩、(R)−α−フエネチルアミン塩、及び
(S)−α−フエネチルアミン塩 (3) 4−(o−メトキシカルボニルベンゾイルオ
キシ)−2−シクロペンテン−1−オン (4) 4−(o−エトキシカルボニルベンゾイルオ
キシ)−2−シクロペンテン−1−オン (5) 4−(o−イソプロピルオキシカルボニルベ
ンゾイルオキシ)−2−シクロペンテン−1−
オン (6) 4−(o−t−ブチルオキシカルボニルベン
ゾイルオキシ)−2−シクロペンテン−1−オ
ン 等を挙げることが出来る。これらの化合物は、前
記式〔〕における記号*の炭素原子に関してR
配位の化合物、S配位の化合物及びそれらの任意
の比率の混合物を全て含むものである。
前記式〔〕で表わされる化合物、これらに含
まれる前記式〔−a〕、〔−b〕、〔−c〕で
表わされる化合物は、dl−4−ハイドロキシ−2
−シクロペンテン−1−オンを光学分割し、光学
活性な4−ハイドロキシ−2−シクロペンテン−
1−オンを得る行程において得られるものであ
り、これらの化合物の製造法をフローシートで示
せば次のようになる。
まれる前記式〔−a〕、〔−b〕、〔−c〕で
表わされる化合物は、dl−4−ハイドロキシ−2
−シクロペンテン−1−オンを光学分割し、光学
活性な4−ハイドロキシ−2−シクロペンテン−
1−オンを得る行程において得られるものであ
り、これらの化合物の製造法をフローシートで示
せば次のようになる。
すなわち、第一工程としてdl−4−ハイドロキ
シ−2−シクロペンテン−1−オンを塩基の存在
下、無水フタル酸と反応せしめ、下記式〔−
a〕 で表わされる新規シクロペンテン誘導体が得ら
れ、次いで第2工程としてこれを光学活性なアミ
ンと反応せしめた後、分別再結晶を行い下記式
〔−b〕 〔式中、R1は光学活性なアミンのアミニウムイ
オンを表わし、記号*はその炭素原子がR配位ま
たはS配位あるいはそのどちらか一方を多く含む
ことを表わす。〕 で表わされる新規シクロペンテン誘導体が得ら
れ、次に第3工程で酸で処理して脱アミンし、必
要に応じてエステル化して下記式〔−c〕 〔式中、R2は水素原子または低級アルキル基を
表わし、記号*はその炭素原子がR配位またはS
配位あるいはそのどちらか一方を多く含むことを
表わす。〕 で表わされる新規シクロペンテン誘導体が得ら
れ、次に第4工程で還元し、必要に応じてエステ
ル化して下記式〔−d〕 〔式中、R2は水素原子または低級アルキル基を
表わし、X1及びY1はそのどちらか一方が水素原
子であり、他の一方が水酸基を表わし、記号*は
その炭素原子がR配位またはS配位あるいはその
どちらか一方を多く含むことを表わす。〕 で表わされる新規シクロペンテン誘導体が得られ
る。
シ−2−シクロペンテン−1−オンを塩基の存在
下、無水フタル酸と反応せしめ、下記式〔−
a〕 で表わされる新規シクロペンテン誘導体が得ら
れ、次いで第2工程としてこれを光学活性なアミ
ンと反応せしめた後、分別再結晶を行い下記式
〔−b〕 〔式中、R1は光学活性なアミンのアミニウムイ
オンを表わし、記号*はその炭素原子がR配位ま
たはS配位あるいはそのどちらか一方を多く含む
ことを表わす。〕 で表わされる新規シクロペンテン誘導体が得ら
れ、次に第3工程で酸で処理して脱アミンし、必
要に応じてエステル化して下記式〔−c〕 〔式中、R2は水素原子または低級アルキル基を
表わし、記号*はその炭素原子がR配位またはS
配位あるいはそのどちらか一方を多く含むことを
表わす。〕 で表わされる新規シクロペンテン誘導体が得ら
れ、次に第4工程で還元し、必要に応じてエステ
ル化して下記式〔−d〕 〔式中、R2は水素原子または低級アルキル基を
表わし、X1及びY1はそのどちらか一方が水素原
子であり、他の一方が水酸基を表わし、記号*は
その炭素原子がR配位またはS配位あるいはその
どちらか一方を多く含むことを表わす。〕 で表わされる新規シクロペンテン誘導体が得られ
る。
次にこれを第5工程で保護し、第6工程で加水
分解して下記式〔〕 〔式中、Zは保護基を表わし、シクロペンテン環
上の2つの置換基、OZ基及びOH基は互いにシ
ス又はトランスである。〕 で表わされる光学活性なシクロペンテン誘導体と
しこれを第7工程で酸化することによつて光学活
性な4−ハイドロキシ−2−シクロペンテン−1
−オンの保護体、すなわち低級トリアルキルシリ
ル体あるいはテトラヒドロピラニル体を製造する
ことが出来る。
分解して下記式〔〕 〔式中、Zは保護基を表わし、シクロペンテン環
上の2つの置換基、OZ基及びOH基は互いにシ
ス又はトランスである。〕 で表わされる光学活性なシクロペンテン誘導体と
しこれを第7工程で酸化することによつて光学活
性な4−ハイドロキシ−2−シクロペンテン−1
−オンの保護体、すなわち低級トリアルキルシリ
ル体あるいはテトラヒドロピラニル体を製造する
ことが出来る。
本発明の第1工程で用いられるdl−4−ハイド
ロキシ−2−シクロペンテン−1−オンは本発明
者等が別途提案した方法すなわち2−メチルフラ
ンを臭素化後、リン酸緩衝液にて処理する方法、 あるいは3−シクロペンテン−1−オンをエポ
キシ化後パラジウム化合物を用いて異性化する方
法、 などを用いて合成することが出来るが、他のいか
なる方法を用いてもかまわない。他方の原料であ
る無水フタル酸は公知化合物である。
ロキシ−2−シクロペンテン−1−オンは本発明
者等が別途提案した方法すなわち2−メチルフラ
ンを臭素化後、リン酸緩衝液にて処理する方法、 あるいは3−シクロペンテン−1−オンをエポ
キシ化後パラジウム化合物を用いて異性化する方
法、 などを用いて合成することが出来るが、他のいか
なる方法を用いてもかまわない。他方の原料であ
る無水フタル酸は公知化合物である。
また、第一工程において用いる塩基としては、
ピリジン、コリジン、ルチジン、4−ジメチルア
ミノピリジン、トリエチルアミン、トリプチルア
ミン、1・5−ジアザビシクロ〔5・4・0〕ウ
ンデカ−5−エン(DBU)、1・5−ジアザピシ
クロ〔4・3・0〕ノナ−5−エン等の有機塩基
及びその混合物が用いられ、特にピリジン、4−
ジメチルアミノピリジンが好ましく用いられる。
溶媒としては用いる塩基により異るが、塩基自体
を溶媒とする場合、四塩化炭素、クロロホルム、
塩化メチレンなどのハロゲン系溶媒、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶
媒、ベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン等
の炭化水素系溶媒あるいはこれらの混合物が好ま
しく用いられる。
ピリジン、コリジン、ルチジン、4−ジメチルア
ミノピリジン、トリエチルアミン、トリプチルア
ミン、1・5−ジアザビシクロ〔5・4・0〕ウ
ンデカ−5−エン(DBU)、1・5−ジアザピシ
クロ〔4・3・0〕ノナ−5−エン等の有機塩基
及びその混合物が用いられ、特にピリジン、4−
ジメチルアミノピリジンが好ましく用いられる。
溶媒としては用いる塩基により異るが、塩基自体
を溶媒とする場合、四塩化炭素、クロロホルム、
塩化メチレンなどのハロゲン系溶媒、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶
媒、ベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン等
の炭化水素系溶媒あるいはこれらの混合物が好ま
しく用いられる。
無水フタル酸は4−ハイドロキシ−2−シクロ
ペンテン−2−オンに対し通常0.8倍〜4倍モル
好ましくは1倍〜2倍モル用い、塩基に4−ハイ
ドロキシ−2−シクロペンテン−2−オンに対し
て0.8倍〜10倍モル程度用いられるが、塩基が溶
媒も兼ねる場合には100倍モル程度用いてもかま
わない。
ペンテン−2−オンに対し通常0.8倍〜4倍モル
好ましくは1倍〜2倍モル用い、塩基に4−ハイ
ドロキシ−2−シクロペンテン−2−オンに対し
て0.8倍〜10倍モル程度用いられるが、塩基が溶
媒も兼ねる場合には100倍モル程度用いてもかま
わない。
反応温度は−50℃〜60℃の範囲で行なわれるが
好ましくは−20℃〜40℃で行なわれる。反応時間
は反応温度と用いた塩基により異なるが通常1時
間〜4日間程度である。
好ましくは−20℃〜40℃で行なわれる。反応時間
は反応温度と用いた塩基により異なるが通常1時
間〜4日間程度である。
このようにして第一工程の反応は行なわれる
が、生成物の単離は通常の抽出操作の後カラムク
ロマトグラフイー等の操作により行なわれる。
が、生成物の単離は通常の抽出操作の後カラムク
ロマトグラフイー等の操作により行なわれる。
第二工程の光学分割に用いられる光学活性アミ
ンとしてはシンコニン、ジンコニジン、ブルシ
ン、ストリキニン、キニン、キニジン、モルフイ
ン等の天然アルカロイド、リジン、フエニルアラ
ニンメチルエステル、フエニルグリシンエチルエ
ステル等の光学活性アミノ酸及びアミノ酸誘導
体、(R)−α−フエニルエチルアミン、(S)−α
−フエニルエチルアミン等の合成分割剤等が用い
られるがこれらに限定されるものではない。
ンとしてはシンコニン、ジンコニジン、ブルシ
ン、ストリキニン、キニン、キニジン、モルフイ
ン等の天然アルカロイド、リジン、フエニルアラ
ニンメチルエステル、フエニルグリシンエチルエ
ステル等の光学活性アミノ酸及びアミノ酸誘導
体、(R)−α−フエニルエチルアミン、(S)−α
−フエニルエチルアミン等の合成分割剤等が用い
られるがこれらに限定されるものではない。
通常、光学活性アミンと前記式〔−a〕で表
わされる4−(o−カルボキシベンゾイルオキシ)
−2−シクロペンテン−1−オンの塩の形成反応
は両者を適当な溶媒中で混合することによつて行
なわれる。用いられる溶媒としては例えば、クロ
ロホルム、塩化メチレン、四塩化炭素等のハロゲ
ン系溶媒、メタノール、エタノール等のアルコー
ル系溶媒あるいはアセトニトリル、アセトン等も
用いることが出来る。
わされる4−(o−カルボキシベンゾイルオキシ)
−2−シクロペンテン−1−オンの塩の形成反応
は両者を適当な溶媒中で混合することによつて行
なわれる。用いられる溶媒としては例えば、クロ
ロホルム、塩化メチレン、四塩化炭素等のハロゲ
ン系溶媒、メタノール、エタノール等のアルコー
ル系溶媒あるいはアセトニトリル、アセトン等も
用いることが出来る。
かくして得られた塩は、溶媒を留去した後、適
当な溶媒より分別再結晶をくり返すことにより分
割が行なわれる。分割に用いられる再結晶溶媒
は、用いる光学活性アミンによつて異なり一概に
は言えないが、例えば、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、イソプロパノール等のアルコ
ール系溶媒、エーテル、テトラヒドロフラン等の
エーテル系溶媒、アセトン、メチルエチルケト
ン、酢酸、酢酸エチル等のカルボニル化合物、塩
化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロ
ゲン系溶媒、アセトニトリル、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキサイド等が用いられる。
当な溶媒より分別再結晶をくり返すことにより分
割が行なわれる。分割に用いられる再結晶溶媒
は、用いる光学活性アミンによつて異なり一概に
は言えないが、例えば、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、イソプロパノール等のアルコ
ール系溶媒、エーテル、テトラヒドロフラン等の
エーテル系溶媒、アセトン、メチルエチルケト
ン、酢酸、酢酸エチル等のカルボニル化合物、塩
化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロ
ゲン系溶媒、アセトニトリル、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキサイド等が用いられる。
分別再結晶にて得られた化合物の絶対配位は用
いる光学活性アミンあるいは場合によつては再結
晶に用いる溶媒によつても異なり一概には言えな
いが、例えばブルシンを用いてメタノール中で分
別再結晶を行なつた場合には、(4S)−4−(o−
カルボキシベンゾイルオキシ)−2−シクロペン
テン−1−オンのブルシン塩が得られる。また、
場合によつては、分別再結晶の母液より、絶対配
位が結晶とは逆の化合物が得られる場合もある。
また、分別再結晶の回数は用いる光学活性アミ
ン、再結晶溶媒により異なり、さらに必要とする
光学純度によつても異なり一概には言えないが、
通常1回〜30回程度である。
いる光学活性アミンあるいは場合によつては再結
晶に用いる溶媒によつても異なり一概には言えな
いが、例えばブルシンを用いてメタノール中で分
別再結晶を行なつた場合には、(4S)−4−(o−
カルボキシベンゾイルオキシ)−2−シクロペン
テン−1−オンのブルシン塩が得られる。また、
場合によつては、分別再結晶の母液より、絶対配
位が結晶とは逆の化合物が得られる場合もある。
また、分別再結晶の回数は用いる光学活性アミ
ン、再結晶溶媒により異なり、さらに必要とする
光学純度によつても異なり一概には言えないが、
通常1回〜30回程度である。
第3工程は前記式〔−b〕で表わされる塩を
酸で処理することによつて行なわれる。例えば以
下のような方法が好ましく行なわれる。まず、前
記式〔−b〕で表わされる塩を適当な溶媒、例
えば塩化メチレン、エーテルなどに溶解あるいは
懸濁しこれに1当量〜10当量の範囲内で希塩酸あ
るいは希硫酸等の鉱酸を加え抽出する。有機層を
水洗後、乾燥、濃縮して光学活性な4−(o−カ
ルボキシベンゾイルオキシ)−2−シクロペンテ
ン−1−オンを得ることが出来る。
酸で処理することによつて行なわれる。例えば以
下のような方法が好ましく行なわれる。まず、前
記式〔−b〕で表わされる塩を適当な溶媒、例
えば塩化メチレン、エーテルなどに溶解あるいは
懸濁しこれに1当量〜10当量の範囲内で希塩酸あ
るいは希硫酸等の鉱酸を加え抽出する。有機層を
水洗後、乾燥、濃縮して光学活性な4−(o−カ
ルボキシベンゾイルオキシ)−2−シクロペンテ
ン−1−オンを得ることが出来る。
かくして得られた光学活性4−(o−カルボキ
シベンゾイルオキシ)−2−シクロペンテン−1
−オンは水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の
強アルカリに対して不安定であるため、通常のア
ルカリ加水分解条件ではフタル酸残基を除去する
ことはできない。本発明者等は、このフタル酸残
基の除去方法を鋭意検討した結果、以下に述べる
反応によつてこれを除去出来ることを見い出すこ
とが出来た。
シベンゾイルオキシ)−2−シクロペンテン−1
−オンは水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の
強アルカリに対して不安定であるため、通常のア
ルカリ加水分解条件ではフタル酸残基を除去する
ことはできない。本発明者等は、このフタル酸残
基の除去方法を鋭意検討した結果、以下に述べる
反応によつてこれを除去出来ることを見い出すこ
とが出来た。
まず、第3工程、第4工程においては、カルボ
キシ基のエステル化とカルボニル基の選択的還元
の工程であるが、この2つの行程の反応は、どち
らを先に行なつてもかまわない。
キシ基のエステル化とカルボニル基の選択的還元
の工程であるが、この2つの行程の反応は、どち
らを先に行なつてもかまわない。
エステル化反応は通常のエステル化条件、すな
わちジアゾメタン、ジアゾエタン等のジアゾ化合
物を用いる方法、硫酸、塩酸、p−トルエンスル
ホン酸、三フツ化ホウ素エーテラート等の酸触媒
を用いメタノール、エタノール、プロパノール、
イソプロパノール、ブタノール等の溶媒中で行な
う方法等が用いられるが特にジアゾメタンを用い
る方法が好しく用いられる。
わちジアゾメタン、ジアゾエタン等のジアゾ化合
物を用いる方法、硫酸、塩酸、p−トルエンスル
ホン酸、三フツ化ホウ素エーテラート等の酸触媒
を用いメタノール、エタノール、プロパノール、
イソプロパノール、ブタノール等の溶媒中で行な
う方法等が用いられるが特にジアゾメタンを用い
る方法が好しく用いられる。
選択的還元反応は分子内に存在する二重結合、
エステル基、カルボキシル基などの還元されやす
い官能基を損うことなく選択的にカルボニル基を
還元する反応である。このような選択的還元剤と
してはたとえばアルミニウムアマルガム/エーテ
ル−水、ジボラン−エチレンジアミン錯体、アル
ミニウムトリイソプロポキサイド/イソプロパノ
ール、水素化ホウ素ナトリウムとランタニド金属
塩等が用いられるが、特に水素化ホウ素ナトリウ
ムとランタニド金属塩を用いる方法が好ましく用
いられる。
エステル基、カルボキシル基などの還元されやす
い官能基を損うことなく選択的にカルボニル基を
還元する反応である。このような選択的還元剤と
してはたとえばアルミニウムアマルガム/エーテ
ル−水、ジボラン−エチレンジアミン錯体、アル
ミニウムトリイソプロポキサイド/イソプロパノ
ール、水素化ホウ素ナトリウムとランタニド金属
塩等が用いられるが、特に水素化ホウ素ナトリウ
ムとランタニド金属塩を用いる方法が好ましく用
いられる。
水素化ホウ素ナトリウムとランタニド金属塩を
用いる還元反応に用いられるランタニド金属塩と
しては主に三塩化セリウム、三塩化ユーロピウ
ム、三塩化サマリウムが用いられる。水素化ホウ
素ナトリウムは原料に対して1.0〜3.0倍モル用
い、ランタニド金属塩は水素化ホウ素ナトリウム
に対して0.9倍〜1.1倍用いられる。反応溶媒はメ
タール、水、エタノール、テトラヒドロフラン、
クロロホルムあるいはこれらの混合溶媒が用いら
れ、反応温度は−50℃〜50℃、好ましくは−30℃
〜20℃であり、反応時間は5分から2時間、好ま
しくは10分から1時間である。
用いる還元反応に用いられるランタニド金属塩と
しては主に三塩化セリウム、三塩化ユーロピウ
ム、三塩化サマリウムが用いられる。水素化ホウ
素ナトリウムは原料に対して1.0〜3.0倍モル用
い、ランタニド金属塩は水素化ホウ素ナトリウム
に対して0.9倍〜1.1倍用いられる。反応溶媒はメ
タール、水、エタノール、テトラヒドロフラン、
クロロホルムあるいはこれらの混合溶媒が用いら
れ、反応温度は−50℃〜50℃、好ましくは−30℃
〜20℃であり、反応時間は5分から2時間、好ま
しくは10分から1時間である。
かくして得られた還元生成物は通常の方法、す
なわち抽出操作の後カラムクロマトグラフイー等
により精製することが出来る。
なわち抽出操作の後カラムクロマトグラフイー等
により精製することが出来る。
第5工程のアルコールの保護反応は、適当なシ
リル化剤あるいは、ジヒドロピランにより行なわ
れる。シリル化剤としては、トリメチルシリルク
ロライド、トリエチルシリルクロライド、t−ブ
チルジメチルシリルクロライド等のトリアルキル
シリルクロライド、あるいは、トリメチルシリル
イミダゾール、ビス(トリメチルシリル)アセト
アミド等を挙げることが出来る。また、トリアル
キルシリルクロライドを用いる場合には適当な塩
基、例えば、イミダゾール、ピリジン、トリエチ
ルアミン等を加えるのが好ましい。反応溶媒とし
ては一般の非プロトン性溶媒、例えばジメチルホ
ルムアミド、エーテル、テトラヒドロフラン、ク
ロロホルム、塩化メチレン、ベンゼンあるいは反
応試薬によつては無溶媒で行なわれる。反応温
度、反応時間は用いるシリル化剤によつて異なる
が通常−30℃〜40℃で1分から3日間である。シ
リル化剤は原料に対し1〜30当量であり、基を用
いる場合には1〜30当量を用いる。
リル化剤あるいは、ジヒドロピランにより行なわ
れる。シリル化剤としては、トリメチルシリルク
ロライド、トリエチルシリルクロライド、t−ブ
チルジメチルシリルクロライド等のトリアルキル
シリルクロライド、あるいは、トリメチルシリル
イミダゾール、ビス(トリメチルシリル)アセト
アミド等を挙げることが出来る。また、トリアル
キルシリルクロライドを用いる場合には適当な塩
基、例えば、イミダゾール、ピリジン、トリエチ
ルアミン等を加えるのが好ましい。反応溶媒とし
ては一般の非プロトン性溶媒、例えばジメチルホ
ルムアミド、エーテル、テトラヒドロフラン、ク
ロロホルム、塩化メチレン、ベンゼンあるいは反
応試薬によつては無溶媒で行なわれる。反応温
度、反応時間は用いるシリル化剤によつて異なる
が通常−30℃〜40℃で1分から3日間である。シ
リル化剤は原料に対し1〜30当量であり、基を用
いる場合には1〜30当量を用いる。
アルコールをテトラヒドロプラニルエーテルで
保護する場合には、パラトルエンスルホン酸、塩
化水素、陽イオン交換樹脂等の酸触媒の存在下、
クロロホルム、エチルエーテル、ベンゼン、ジオ
キサン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド等の
溶媒中あるいは無溶媒で反応させる。ジヒドロピ
ランは通常原料に対して1当量〜溶媒量用いる。
反応温度は−20℃〜40℃で、反応時間は30分〜5
日間である。
保護する場合には、パラトルエンスルホン酸、塩
化水素、陽イオン交換樹脂等の酸触媒の存在下、
クロロホルム、エチルエーテル、ベンゼン、ジオ
キサン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド等の
溶媒中あるいは無溶媒で反応させる。ジヒドロピ
ランは通常原料に対して1当量〜溶媒量用いる。
反応温度は−20℃〜40℃で、反応時間は30分〜5
日間である。
第6工程のエステルの加水分解反応は通常アル
カリ加水分解、あるいは還元的加水分解が用いら
れる。アルカリ加水分解は通常用いられる方法、
例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化リチウム等のアルカリ水溶液と適当な有機溶
媒の混合溶媒中で行なわれる。有機溶媒として
は、メタノール、エタノール、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、アセトンあるいはこれらの混合
物等が用いられる。アルカリ水溶液は0.1規定〜
4規定程度の濃度のものが用いられ、通常原料に
対して1〜10当量用いられる。反応温度と反応時
間は通常−10〜80℃で、10分〜1日である。
カリ加水分解、あるいは還元的加水分解が用いら
れる。アルカリ加水分解は通常用いられる方法、
例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化リチウム等のアルカリ水溶液と適当な有機溶
媒の混合溶媒中で行なわれる。有機溶媒として
は、メタノール、エタノール、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、アセトンあるいはこれらの混合
物等が用いられる。アルカリ水溶液は0.1規定〜
4規定程度の濃度のものが用いられ、通常原料に
対して1〜10当量用いられる。反応温度と反応時
間は通常−10〜80℃で、10分〜1日である。
また、還元的加水分解を行なう場合に用いられ
る還元剤としては例えば、水素化リチウムアルミ
ニウム、水素化トリエトキシリチウムアルミニウ
ム、水素化トリt−ブチルオキシリチウムアルミ
ニウム、水素化ビス(メトキシエトキシ)ナトリ
ウムアルミニウム、水素化ジイソブチルアルミニ
ウム等が用いられ、反応溶媒としては、ジエチル
エーテル、ジオキサン、ジグライル、テトラヒド
ロフラン、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、キシ
レン等が用いられる。還元剤は、原料に対して1
〜10当量用い、反応温度は−78〜40℃であり、反
応時間は5分〜2時間である。
る還元剤としては例えば、水素化リチウムアルミ
ニウム、水素化トリエトキシリチウムアルミニウ
ム、水素化トリt−ブチルオキシリチウムアルミ
ニウム、水素化ビス(メトキシエトキシ)ナトリ
ウムアルミニウム、水素化ジイソブチルアルミニ
ウム等が用いられ、反応溶媒としては、ジエチル
エーテル、ジオキサン、ジグライル、テトラヒド
ロフラン、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、キシ
レン等が用いられる。還元剤は、原料に対して1
〜10当量用い、反応温度は−78〜40℃であり、反
応時間は5分〜2時間である。
かくして得られた加水分解生成物は第7工程で
アルコールの酸化反応に付すことによつて目的の
光学活性な4−ハイドロキシ−2−シクロペンテ
ン−1−オンに導びくことが出来る。この化合物
の酸化反応は、本発明者が既に示したように二酸
化マンガンを用いることによつて達成することが
出来るが、その他の酸化剤としては、ピリジニウ
ムジクロロクロメート(PDC)、三酸化クロム−
ピリジン錯体、ピリジニウムクロロクロメート
(PCC)、ジクロロジシアノキノン、炭素銀、ジ
メチルスルホキサイド−ジシクロヘキシルカルボ
ジイミド、ジメチルスルホキサイド−無水酢酸、
ジメチルスルホキサイド−オギザリルクロライ
ド、ジメチルスルホキサイド−無水トリフルオロ
酢酸等を挙げることが出来る。参考例として
PDCを用いる酸化例を示した。
アルコールの酸化反応に付すことによつて目的の
光学活性な4−ハイドロキシ−2−シクロペンテ
ン−1−オンに導びくことが出来る。この化合物
の酸化反応は、本発明者が既に示したように二酸
化マンガンを用いることによつて達成することが
出来るが、その他の酸化剤としては、ピリジニウ
ムジクロロクロメート(PDC)、三酸化クロム−
ピリジン錯体、ピリジニウムクロロクロメート
(PCC)、ジクロロジシアノキノン、炭素銀、ジ
メチルスルホキサイド−ジシクロヘキシルカルボ
ジイミド、ジメチルスルホキサイド−無水酢酸、
ジメチルスルホキサイド−オギザリルクロライ
ド、ジメチルスルホキサイド−無水トリフルオロ
酢酸等を挙げることが出来る。参考例として
PDCを用いる酸化例を示した。
かくのごとくして得られた光学活性4−ハイド
ロキシ−2−シクロペンテン−1−オンはプロス
タグランジン類の合成中間体として極めて有用な
化合物である。以下具体例を挙げて本発明を詳述
するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
ロキシ−2−シクロペンテン−1−オンはプロス
タグランジン類の合成中間体として極めて有用な
化合物である。以下具体例を挙げて本発明を詳述
するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
実施例 1
dl−4−(o−カルボキシベンゾイルオキシ)−
2−シクロペンテン−1−オン dl−4−ハイドロキシ−2−シクロペンテン−
1−オン5.42gを70mlの無水ピリジンに溶解し、
氷冷撹拌下無水フタル酸9.14gを加え、同温度で
一夜撹拌した。ピリジンを減圧下で留去した後、
酢酸エチルと一規定の塩酸を加えて抽出した。有
機層を2回水洗し、続いて飽和食塩水で洗つて芒
硝にて乾燥した。これを濃縮した後シリカゲルカ
ラムクロマトグラフイーに付し、クロロホルム−
メタノール(30:1)溶出部分より、dl−4−
(o−カルボキシベンゾイルオキシ)−2−シクロ
ペンテン−1−オン6.16gを得た。
2−シクロペンテン−1−オン dl−4−ハイドロキシ−2−シクロペンテン−
1−オン5.42gを70mlの無水ピリジンに溶解し、
氷冷撹拌下無水フタル酸9.14gを加え、同温度で
一夜撹拌した。ピリジンを減圧下で留去した後、
酢酸エチルと一規定の塩酸を加えて抽出した。有
機層を2回水洗し、続いて飽和食塩水で洗つて芒
硝にて乾燥した。これを濃縮した後シリカゲルカ
ラムクロマトグラフイーに付し、クロロホルム−
メタノール(30:1)溶出部分より、dl−4−
(o−カルボキシベンゾイルオキシ)−2−シクロ
ペンテン−1−オン6.16gを得た。
NMR(CDCl3、δ値)
2.46(dd、1H、J=2.5、19Hz)
2.96(dd、1H、J=6、19Hz)
5.96〜6.25(m、1H)
6.36(dd、1H、J=1.5、5.5Hz)
7.3〜8.05(m、5H)
11.8(s、1H)
IR(neat)
2000〜3600、1660〜1720
1585、1403、1348cm-1
また、dl−4−ハイドロキシ−2−シクロペン
テン−1−オン490mgをピリジン6mlに溶解し、
4−ジメチルアミノピリジン50mgを加えた後氷冷
撹拌下無水フタル酸800mgを加え同温度で一夜撹
拌し、同様にして分離精製を行なつたところ479
mgのdl−4−(o−カルボキシベンゾイルオキシ)
−2−シクロペンテン−1−オンが得られた。
テン−1−オン490mgをピリジン6mlに溶解し、
4−ジメチルアミノピリジン50mgを加えた後氷冷
撹拌下無水フタル酸800mgを加え同温度で一夜撹
拌し、同様にして分離精製を行なつたところ479
mgのdl−4−(o−カルボキシベンゾイルオキシ)
−2−シクロペンテン−1−オンが得られた。
実施例 2
dl−4−(o−カルボキシベンゾイルオキシ)−
2−シクロペンテン−1−オンのブルシンによ
る分割 dl−4−(o−カルボキシベンゾイルオキシ)−
2−シクロペンテン−1−オン4.24gを40mlの塩
化メチレンに溶解し、ブルシン2水和物7.42gを
加えて完全に溶解するまで撹拌した。これを濃縮
した後、メタノールより分別再結晶を5回行ない
1.71gの4−(o−カルボキシベンゾイルオキシ)
−2−シクロペンテン−1−オンのブルシン塩を
得た。
2−シクロペンテン−1−オンのブルシンによ
る分割 dl−4−(o−カルボキシベンゾイルオキシ)−
2−シクロペンテン−1−オン4.24gを40mlの塩
化メチレンに溶解し、ブルシン2水和物7.42gを
加えて完全に溶解するまで撹拌した。これを濃縮
した後、メタノールより分別再結晶を5回行ない
1.71gの4−(o−カルボキシベンゾイルオキシ)
−2−シクロペンテン−1−オンのブルシン塩を
得た。
旋光度〔α〕22 D=17.3゜(C=2.0、CH2Cl2)
上記のブルシン塩1.18gを塩化メチレンに溶解
し、2規定の塩酸で4回洗い、水洗を2回行なつ
た後、飽和食塩水で洗つて無水硫酸マグネシウム
にて乾燥し、これを濃縮して415mgの光学活性な
4−(o−カルボキシベンゾイルオキシ)−2−シ
クロペンテン−1−オンを得た。
し、2規定の塩酸で4回洗い、水洗を2回行なつ
た後、飽和食塩水で洗つて無水硫酸マグネシウム
にて乾燥し、これを濃縮して415mgの光学活性な
4−(o−カルボキシベンゾイルオキシ)−2−シ
クロペンテン−1−オンを得た。
旋光度〔α〕24 D=−13.8゜(C=1.6、CH2Cl2)
NMRスペクトル及びIRスペクトルはdl体のそ
れと一致した。
れと一致した。
参考例 1
4−(o−メトキシカルボニルベンゾイルオキ
シ)−2−シクロペンテン−1−オール 実施例2で得られた光学活性な4−(o−カル
ボキシベンゾイルオキシ)−2−シクロペンテン
−1−オン152mgをメタノールに溶解し、ジアゾ
メタンのエーテル溶液を薄層クロマトグラフイー
にて原料のスポツトが消失するまで加えた。これ
を減圧にて濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフイーにて分離し、ベンゼン−酢酸エチル
(4:1)溶出部分より151mgの4−(o−メトキ
シカルボニルベンゾイルオキシ)−2−シクロペ
ンテン−1−オンを得た。
シ)−2−シクロペンテン−1−オール 実施例2で得られた光学活性な4−(o−カル
ボキシベンゾイルオキシ)−2−シクロペンテン
−1−オン152mgをメタノールに溶解し、ジアゾ
メタンのエーテル溶液を薄層クロマトグラフイー
にて原料のスポツトが消失するまで加えた。これ
を減圧にて濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフイーにて分離し、ベンゼン−酢酸エチル
(4:1)溶出部分より151mgの4−(o−メトキ
シカルボニルベンゾイルオキシ)−2−シクロペ
ンテン−1−オンを得た。
NMR(CDCl3、δ値)
2.40(dd、1H、J=2.5、19Hz)
2.92(dd、1H、J=6、19Hz)
3.83(s、3H)
5.9〜6.2(m、1H)
6.32(dd、1H、J=1.5、5.5Hz)
7.4〜7.9(m、4H)
このものをメタノール2mlに溶解し、三塩化セ
リウム7水和物217mgを加えて溶解した後、氷冷
撹拌下水素化ホウ素ナトリウム22mgを4分間で加
えた。これをさらに15分間撹拌した後水と酢酸エ
チルを加えて抽出し、有機層を水洗後芒硝にて乾
燥濃縮した。濃縮残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフイーに付し、ヘキサン−酢酸エチル
(2:1)〜(1:1)溶出部分より(シス)−4
−(o−メトキシカルボニルベンゾイルオキシ)−
2−シクロペンテン−1−オール92mgと(トラン
ス)−4−(o−メトキシカルボニルベンゾイルオ
キシ)−2−シクロペン−1−オール35mgを得た。
リウム7水和物217mgを加えて溶解した後、氷冷
撹拌下水素化ホウ素ナトリウム22mgを4分間で加
えた。これをさらに15分間撹拌した後水と酢酸エ
チルを加えて抽出し、有機層を水洗後芒硝にて乾
燥濃縮した。濃縮残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフイーに付し、ヘキサン−酢酸エチル
(2:1)〜(1:1)溶出部分より(シス)−4
−(o−メトキシカルボニルベンゾイルオキシ)−
2−シクロペンテン−1−オール92mgと(トラン
ス)−4−(o−メトキシカルボニルベンゾイルオ
キシ)−2−シクロペン−1−オール35mgを得た。
(シス)−4−(o−メトキシカルボニルベンゾ
イルオキシ)−2−シクロペンテン−1−オール NMR(CDCl3、δ値) 1.74(dt、1H、J=15、3.5Hz) 2.81(dt、1H、J=15、7.5Hz) 3.0(br、s、1H) 3.86(s、3H) 4.4〜4.9(m、1H) 5.52〜5.80(m、1H) 5.89〜6.22(m、2H) 7.39〜7.86(m、4H) Massスペクトルm/l262(M+) (トランス)−4−(o−メトキシカルボニルシ
ベンゾイルオキシ)−2−シクロペンテン−1−
オール NMR(CDCl3、δ値) 2.0〜2.35(m、2H) 2.4(br、s、1H) 3.84(s、3H) 4.8〜5.25(m、1H) 5.88〜6.25(m、3H) 7.39〜7.90(m、4H) Massスペクトルm/l262(M+) 参考例 2 4−(o−メトキシカルボニルベンゾイルオキ
シ)−2−シクロペンテン−1−オール 実施例2で得られた光学活性な4−(o−カル
ボキシベンゾイルオキシ)−2−シクロペンテン
−1−オン220mgを3mlのメタノールに溶解し、
三塩化セリウム7水和物400mgを加えて溶解し、−
10℃に冷却した後、水素化ホウ素ナトリウム41mg
を9分間で添加した。添加終了後30分撹拌した後
0.5規定塩酸と酢酸エチルを加えて抽出し、水洗
し、さらに飽和食塩水で洗つた後無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後濃縮した。濃縮残渣を少量のメタ
ノールに溶解しジアゾメタンのエーテル溶液を加
えてメチルエステル化し濃縮した。これをシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーに付し、(シス)−
4−(o−メトキシカルボニルベンゾイルオキシ)
−2−シクロペンテン−1−オール129mgと(ト
ランス)−4−(o−メトキシカルボニルベンゾイ
ルオキシ)−2−シクロペンテン−1−オール40
mgを得た。
イルオキシ)−2−シクロペンテン−1−オール NMR(CDCl3、δ値) 1.74(dt、1H、J=15、3.5Hz) 2.81(dt、1H、J=15、7.5Hz) 3.0(br、s、1H) 3.86(s、3H) 4.4〜4.9(m、1H) 5.52〜5.80(m、1H) 5.89〜6.22(m、2H) 7.39〜7.86(m、4H) Massスペクトルm/l262(M+) (トランス)−4−(o−メトキシカルボニルシ
ベンゾイルオキシ)−2−シクロペンテン−1−
オール NMR(CDCl3、δ値) 2.0〜2.35(m、2H) 2.4(br、s、1H) 3.84(s、3H) 4.8〜5.25(m、1H) 5.88〜6.25(m、3H) 7.39〜7.90(m、4H) Massスペクトルm/l262(M+) 参考例 2 4−(o−メトキシカルボニルベンゾイルオキ
シ)−2−シクロペンテン−1−オール 実施例2で得られた光学活性な4−(o−カル
ボキシベンゾイルオキシ)−2−シクロペンテン
−1−オン220mgを3mlのメタノールに溶解し、
三塩化セリウム7水和物400mgを加えて溶解し、−
10℃に冷却した後、水素化ホウ素ナトリウム41mg
を9分間で添加した。添加終了後30分撹拌した後
0.5規定塩酸と酢酸エチルを加えて抽出し、水洗
し、さらに飽和食塩水で洗つた後無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後濃縮した。濃縮残渣を少量のメタ
ノールに溶解しジアゾメタンのエーテル溶液を加
えてメチルエステル化し濃縮した。これをシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーに付し、(シス)−
4−(o−メトキシカルボニルベンゾイルオキシ)
−2−シクロペンテン−1−オール129mgと(ト
ランス)−4−(o−メトキシカルボニルベンゾイ
ルオキシ)−2−シクロペンテン−1−オール40
mgを得た。
これらの化合物は参考例1で得られた2つの化
合物とそれぞれ薄層クロマトグラフイーのR値
及びNMRスペクトルが全く一致した。
合物とそれぞれ薄層クロマトグラフイーのR値
及びNMRスペクトルが全く一致した。
参考例 3
(シス)−1−(t−ブチルジメチルシリルオキ
シ)−2−シクロペンテン−4−オール 参考例1及び参考例2で得られた(シス)−4
−(o−メトキシカルボニルベンゾイルオキシ)−
2−シクロペンテン−1−オール142mgを2mlの
無水ジメチルホルムアミドに溶解し、イミダゾー
ル96mgとt−ブチルジメチルシリルクロリド106
mgを加えて室温で一夜撹拌した。これに水と酢酸
エチルを加えて抽出し、有機層を飽和食塩水で洗
い、無水硫酸マグネシウムにて乾燥、濃縮して
(シス)−1−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)
−4−(o−メトキシカルボニルベンゾイルオキ
シ)−2−シクロペンテンの粗生成物214mgを得
た。
シ)−2−シクロペンテン−4−オール 参考例1及び参考例2で得られた(シス)−4
−(o−メトキシカルボニルベンゾイルオキシ)−
2−シクロペンテン−1−オール142mgを2mlの
無水ジメチルホルムアミドに溶解し、イミダゾー
ル96mgとt−ブチルジメチルシリルクロリド106
mgを加えて室温で一夜撹拌した。これに水と酢酸
エチルを加えて抽出し、有機層を飽和食塩水で洗
い、無水硫酸マグネシウムにて乾燥、濃縮して
(シス)−1−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)
−4−(o−メトキシカルボニルベンゾイルオキ
シ)−2−シクロペンテンの粗生成物214mgを得
た。
NMR
0.77(s、9H)
1.67(dt、1H、J=14、5Hz)
2.79(dt、1H、J=14、7Hz)
3.74(s、3H)
4.63(dd、1H、J=5、7Hz)
5.56(dd、1H、J=5、7Hz)
5.87(s、2H)
7.62〜7.76(m、4H)
上記の(シス)−1−(t−ブチルジメチルシリ
ルオキシ)−4−(o−メトキシカルボニルベンゾ
イルオキシ)−2−シクロペンテン214mgを、
THF4ml、メタノール2ml、1規定水酸化カリウ
ム2ml中で1時間撹拌し、反応液に酢酸エチルと
水を加えて抽出した。有機層を水洗後無水硫酸マ
グネシウムで乾燥、濃縮して120mgの(シス)−1
−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−シク
ロペンテン−4−オールを得た。
ルオキシ)−4−(o−メトキシカルボニルベンゾ
イルオキシ)−2−シクロペンテン214mgを、
THF4ml、メタノール2ml、1規定水酸化カリウ
ム2ml中で1時間撹拌し、反応液に酢酸エチルと
水を加えて抽出した。有機層を水洗後無水硫酸マ
グネシウムで乾燥、濃縮して120mgの(シス)−1
−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−シク
ロペンテン−4−オールを得た。
NMR(CDCl3、δ値)
0.09(s、6H)
0.90(s、9H)
1.72(br、s、1H)
2.0(m、2H)
4.7〜5.2(m、2H)
5.92(s、2H)
Massスペクトル214(M+)
参考例 4
(トランス)−1−(t−ブチルジメチルシリル
オキシ)−2−シクロペンテン−4−オール 参考例1及び参考例2実施例4で得られた(ト
ランス)−4−(o−メトキシカルボニルベンゾイ
ルオキシ)−2−シクロペンテン−1−オール70
mgを参考例3と同様にしてt−ブチルジメチルシ
リル化して105mgの(トランス)−1−(t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ)−4−(o−メトキシカ
ルボニルベンゾイルオキシ)−2−シクロペンテ
ンを得た。
オキシ)−2−シクロペンテン−4−オール 参考例1及び参考例2実施例4で得られた(ト
ランス)−4−(o−メトキシカルボニルベンゾイ
ルオキシ)−2−シクロペンテン−1−オール70
mgを参考例3と同様にしてt−ブチルジメチルシ
リル化して105mgの(トランス)−1−(t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ)−4−(o−メトキシカ
ルボニルベンゾイルオキシ)−2−シクロペンテ
ンを得た。
NMR(CDCl3、δ値)
0.09(s、6H)
0.90(s、9H)
2.0〜2.35(m、2H)
3.85(s、3H)
5.05(m、1H)
5.8〜6.3(m、3H)
7.4〜7.9(m、5H)
上記(トランス)−1−(t−ブチルジメチルシ
リルオキシ)−4−(o−メトキシカルボニルベン
ゾイルオキシ)−2−シクロペンテル105mgの3ml
無水エーテル溶液を水素化リチウムアルミニウム
40mgの1ml無水エーテル懸濁液中に氷冷下滴下し
1.5時間撹拌した。反応液に氷冷下飽和芒硝水を
滴下し、過剰の水素化リチウムアルミニウムを分
解しエーテルを用いて不溶物を過、洗浄した。
液と洗液を合せて無水硫酸マグネシウムで乾
燥、濃縮した。これをシリカゲルカラムクロマト
グラフイーに付し、ベンゼン−酢酸エチル(4:
1)溶出部分より16mgの(トランス)−1−(t−
ブチルジメチルシリルオキシ)−2−シクロペン
テン−4−オールを得た。この化合物は本発明者
等が別途提案した方法により得た標品とNMRス
ペクトル、IRスペクトル、薄層クロマトグラフ
イーのR値が一致した。
リルオキシ)−4−(o−メトキシカルボニルベン
ゾイルオキシ)−2−シクロペンテル105mgの3ml
無水エーテル溶液を水素化リチウムアルミニウム
40mgの1ml無水エーテル懸濁液中に氷冷下滴下し
1.5時間撹拌した。反応液に氷冷下飽和芒硝水を
滴下し、過剰の水素化リチウムアルミニウムを分
解しエーテルを用いて不溶物を過、洗浄した。
液と洗液を合せて無水硫酸マグネシウムで乾
燥、濃縮した。これをシリカゲルカラムクロマト
グラフイーに付し、ベンゼン−酢酸エチル(4:
1)溶出部分より16mgの(トランス)−1−(t−
ブチルジメチルシリルオキシ)−2−シクロペン
テン−4−オールを得た。この化合物は本発明者
等が別途提案した方法により得た標品とNMRス
ペクトル、IRスペクトル、薄層クロマトグラフ
イーのR値が一致した。
参考例
(S)−4−(t−ブチルジメチルシリルオキ
シ)−2−シクロペンテン−1−オン 参考例3で得られた(シス)−1−(t−ブチル
ジメチルシリルオキシ)−2−シクロペンテン−
4−オール60mgを1mlの無水塩化メチレンに溶解
し、PDC180mgを加えて室温で50分撹拌した。反
応液にエーテルを加え不溶物を去し、液を濃
縮し、シリカゲル薄層クロマトグラフイーにて分
離(ベンゼン−酢酸エチル19:1展開)し、37.7
mgの(S)−4−(t−ブチルジメチルシリルオキ
シ)−2−シクロペンテン−1−オンを得た。
シ)−2−シクロペンテン−1−オン 参考例3で得られた(シス)−1−(t−ブチル
ジメチルシリルオキシ)−2−シクロペンテン−
4−オール60mgを1mlの無水塩化メチレンに溶解
し、PDC180mgを加えて室温で50分撹拌した。反
応液にエーテルを加え不溶物を去し、液を濃
縮し、シリカゲル薄層クロマトグラフイーにて分
離(ベンゼン−酢酸エチル19:1展開)し、37.7
mgの(S)−4−(t−ブチルジメチルシリルオキ
シ)−2−シクロペンテン−1−オンを得た。
旋光度〔α〕24 D=+6.1゜(C=0.75、MeOH)
この化合物のNMRスペクトル、IRスペクトル
はdl体のそれと一致した。
はdl体のそれと一致した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記式〔〕 〔式中、Rは水素原子、低級アルキル基又は光学
活性なアミンのアミニウムイオンを表わし、記号
*はその炭素原子の絶体配位がR配位あるいはS
配位あるいはそれらが任位の比で混合されている
ことを表わす。〕 で表わされる新規シクロペンテン誘導体。 2 下記式〔−a〕 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の規シク
ロペンテン誘導体。 3 下記式〔−b〕 〔式中、R1は光学活性なアミンのアミニウムイ
オンを表わし、記号*はその炭素原子がR配位又
はS配位あるいはそのどちらか一方を多く含むこ
とを表わす。〕 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の新規シ
クロペンテン誘導体。 4 下記式〔−c〕 〔式中、R2は水素原子又は低級アルキル基を表
わし、記号*はその炭素原子がR配位またはS配
位あるいはそのどちらか一方を多く含むことを表
わす。〕 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の新規シ
クロペンテン誘導体。 5 dl−4−ハイドロキシ−2−シクロペンテン
−1−オンを塩基の存在下、無水フタル酸と反応
させることを特徴とする下記式〔−a〕 で表わされる新規シクロペンテン誘導体の製造
法。 6 下記式〔−a〕 で表わされる新規シクロペンテン誘導体を光学活
性なアミンの塩とし、これを分別再結晶すること
を特徴とする下記式〔−b〕 〔式中、R1は光学活性なアミンのアミニウムイ
オンを表わし、記号*はその炭素原子がR配位ま
たはS配位あるいはそのどちらか一方を多く含む
ことを表わす。〕 で表わされる新規シクロペンテン誘導体の製造
法。 7 下記式〔−b〕 〔式中、R1及び記号*は前記定義と同じ。〕 で表わされる新規シクロペンテン誘導体を酸で処
理し、必要に応じてエステル化することを特徴と
する下記式〔−c〕 〔式中、R2は水素原子または、低級アルキル基
を表わし、記号*はその炭素原子がR配位または
S配位あるいはどちらか一方を多く含むことを表
わす。〕 で表わされる新規シクロペンテン誘導体の製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8790980A JPS5714560A (en) | 1980-06-30 | 1980-06-30 | Novel cyclopentene derivative and its preparation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8790980A JPS5714560A (en) | 1980-06-30 | 1980-06-30 | Novel cyclopentene derivative and its preparation |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5714560A JPS5714560A (en) | 1982-01-25 |
| JPS632251B2 true JPS632251B2 (ja) | 1988-01-18 |
Family
ID=13928037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8790980A Granted JPS5714560A (en) | 1980-06-30 | 1980-06-30 | Novel cyclopentene derivative and its preparation |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5714560A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0614567Y2 (ja) * | 1987-04-21 | 1994-04-20 | シチズン時計株式会社 | 時計バンド構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6039260B2 (ja) * | 1977-05-04 | 1985-09-05 | 興和株式会社 | シクロペンテン誘導体およびその製造法 |
-
1980
- 1980-06-30 JP JP8790980A patent/JPS5714560A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5714560A (en) | 1982-01-25 |
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