JPS6318020Y2 - - Google Patents
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- JPS6318020Y2 JPS6318020Y2 JP1984114739U JP11473984U JPS6318020Y2 JP S6318020 Y2 JPS6318020 Y2 JP S6318020Y2 JP 1984114739 U JP1984114739 U JP 1984114739U JP 11473984 U JP11473984 U JP 11473984U JP S6318020 Y2 JPS6318020 Y2 JP S6318020Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は光硬化性樹脂液を用いて刷版を製作す
る際に使用する露光用マスキングフイルムに関す
る。
る際に使用する露光用マスキングフイルムに関す
る。
従来の技術
近時、段ボール紙や新聞の印刷に際し、保存状
態では液状だが紫外線照射等の外的刺激を受ける
と硬化する性質を有するウレタン系光硬化性液体
樹脂(製造元:旭化成工業株式会社)(商品名:
APR)を使用した刷版が使用されている。
態では液状だが紫外線照射等の外的刺激を受ける
と硬化する性質を有するウレタン系光硬化性液体
樹脂(製造元:旭化成工業株式会社)(商品名:
APR)を使用した刷版が使用されている。
斯種刷版の製作は第8図乃至第11図に示す工
程を経て行なわれている。
程を経て行なわれている。
一例として第6図に示す如く「AB」の標章を
ダンボール紙に印刷するために用いる刷版1(標
章は刷版表面では裏返し標章9となつて表われ
る)を製造する従来の方法を説明する。
ダンボール紙に印刷するために用いる刷版1(標
章は刷版表面では裏返し標章9となつて表われ
る)を製造する従来の方法を説明する。
第7図は刷版1の製作に用いるネガフイルム3
とマスキングフイルム4を示しており、ネガフイ
ルム3上に前記標章9に対応する透光性パターン
31が形成され、該パターン以外の斜線で示す部
分は完全遮光面となつている。
とマスキングフイルム4を示しており、ネガフイ
ルム3上に前記標章9に対応する透光性パターン
31が形成され、該パターン以外の斜線で示す部
分は完全遮光面となつている。
マスキングフイルム4はネガフイルム3上の上
記透光性パターン31に対応して該パターン31
よりも稍大きな輪郭の透光性パターン41を有
し、その他の斜線で示す部分は完全遮光面となつ
ている。
記透光性パターン31に対応して該パターン31
よりも稍大きな輪郭の透光性パターン41を有
し、その他の斜線で示す部分は完全遮光面となつ
ている。
a工程 第8図に示す如く透明台板5上にネガフ
イルム3を置き、該ネガフイルム3の上に保護
用の透明フイルム6を被せる。
イルム3を置き、該ネガフイルム3の上に保護
用の透明フイルム6を被せる。
b工程 透明フイルム6の外周部に液体樹脂に対
して堰となる様に枠体7を配設して、ネガフイ
ルム3の全部の透光性パターン31を取り囲
み、枠体7によつて囲まれた内側の透明フイル
ム6上へ光硬化性液体樹脂を流し込んで光硬化
性液体樹脂層2を形成する(第8図)。
して堰となる様に枠体7を配設して、ネガフイ
ルム3の全部の透光性パターン31を取り囲
み、枠体7によつて囲まれた内側の透明フイル
ム6上へ光硬化性液体樹脂を流し込んで光硬化
性液体樹脂層2を形成する(第8図)。
c工程 光硬化性液体樹脂層2の液面に透明ベー
スフイルム11を載せ、該ベースフイルム11
上にマスキングフイルム4を被せる(第8図)。
スフイルム11を載せ、該ベースフイルム11
上にマスキングフイルム4を被せる(第8図)。
d工程 第9図の如くマスキングフイルム4及び
透明台板5の外側から紫外線ランプ51,51
を照射して液体樹脂層を露光する。マスキング
フイルム4及びネガフイルム3の夫々パターン
31,41に対応して露光部分は硬化を始め、
末露光部分は液体の侭で残り、ネガフイルム3
側の樹脂硬化部は前記標章9に一致するレリー
フ部21となり、マスキングフイルム4側の樹
脂硬化部は該レリーフ部21に太く繋がつて補
強となるマウント部22となる。
透明台板5の外側から紫外線ランプ51,51
を照射して液体樹脂層を露光する。マスキング
フイルム4及びネガフイルム3の夫々パターン
31,41に対応して露光部分は硬化を始め、
末露光部分は液体の侭で残り、ネガフイルム3
側の樹脂硬化部は前記標章9に一致するレリー
フ部21となり、マスキングフイルム4側の樹
脂硬化部は該レリーフ部21に太く繋がつて補
強となるマウント部22となる。
e工程 マスキングフイルム4を外して第10図
の如くベースフイルム11の外側から再び短時
間露光し、樹脂液層の上面全体を薄く硬化させ
ベースフイルム11と一体に接合したベース部
23を形成する。
の如くベースフイルム11の外側から再び短時
間露光し、樹脂液層の上面全体を薄く硬化させ
ベースフイルム11と一体に接合したベース部
23を形成する。
f工程 枠体7及び透明フイルム6を外し、未硬
化の樹脂液を回収する。
化の樹脂液を回収する。
第11図に示す如く、レリーフ部21がマウ
ント部22によつて補強され、マウント部22
がベースフイルム11のほぼ全面を覆うベース
部23に繋がつた刷版1が形成される。
ント部22によつて補強され、マウント部22
がベースフイルム11のほぼ全面を覆うベース
部23に繋がつた刷版1が形成される。
上記刷版1はベースフイルム11をベース部
23が一様に覆つた2層構造になつている。こ
れをレリーフ部21、マウント部22、合マー
ク12を含めて適当な大きさに裁断し、第6図
の如く印刷機用透明マウントフイルム8上へ位
置決めして固定し、印刷機の回転胴へ着脱可能
に取り付けるものである。
23が一様に覆つた2層構造になつている。こ
れをレリーフ部21、マウント部22、合マー
ク12を含めて適当な大きさに裁断し、第6図
の如く印刷機用透明マウントフイルム8上へ位
置決めして固定し、印刷機の回転胴へ着脱可能
に取り付けるものである。
考案が解決しようとする問題点
光硬化性液体樹脂は高価なため、使用量を極力
節約することが要求される。
節約することが要求される。
ところが従来の手順によつて製作された刷版1
はベースフイルム11の全面にベース部23が形
成されるため必然的に光硬化性液体樹脂の使用量
が増え、該方法の実施コストが嵩む問題があつ
た。
はベースフイルム11の全面にベース部23が形
成されるため必然的に光硬化性液体樹脂の使用量
が増え、該方法の実施コストが嵩む問題があつ
た。
又、刷版1をマウントフイルム8上へ正しく位
置決めするため合マーク12の形成は不可欠であ
る。そこで従来は、第7図に示す如くネガフイル
ム3に合マーク12に対応する透光性パターン3
2を形成し、マスキングフイルム4に合マークの
マウント部を形成するための透光性パターン42
を形成し、前記レリーフ部21と同時に合マーク
12を形成したが、そのため必然的に合マーク1
2はレリーフ部21と同じ高さに形成された。
置決めするため合マーク12の形成は不可欠であ
る。そこで従来は、第7図に示す如くネガフイル
ム3に合マーク12に対応する透光性パターン3
2を形成し、マスキングフイルム4に合マークの
マウント部を形成するための透光性パターン42
を形成し、前記レリーフ部21と同時に合マーク
12を形成したが、そのため必然的に合マーク1
2はレリーフ部21と同じ高さに形成された。
従つて刷版1をマウントフイルム8に取付けた
後、合マーク12に印刷インキが付着することを
防ぐため合マーク12を削つてレリーフ部21よ
りも低めねばならない。
後、合マーク12に印刷インキが付着することを
防ぐため合マーク12を削つてレリーフ部21よ
りも低めねばならない。
上記作業は手間が掛かり、然も刷版のレリーフ
部21が複雑であると、合マーク12を見落して
削り残してしまう。或は誤まつてレリーフ部まで
を削り落してしまう等の問題が発生した。
部21が複雑であると、合マーク12を見落して
削り残してしまう。或は誤まつてレリーフ部まで
を削り落してしまう等の問題が発生した。
又上記刷版をマウントフイルム上へ位置決めし
た後、取り付ける手段として、従来は刷版を押え
ながら周囲に粘着テープ13を接着し、刷版のベ
ース部とマウントフイルムとを止めるか、或は刷
版の裏面に予め両面接着テープを貼り、これをマ
ウントフイルム上へ置いて押え、接着した。
た後、取り付ける手段として、従来は刷版を押え
ながら周囲に粘着テープ13を接着し、刷版のベ
ース部とマウントフイルムとを止めるか、或は刷
版の裏面に予め両面接着テープを貼り、これをマ
ウントフイルム上へ置いて押え、接着した。
しかし何れの方法も、万一接着テープの接着力
が弱つていると高速印刷の際に刷版に作用する遠
心力によつて刷版がマウントフイルムから剥れる
危険があり、又印刷後に刷版表面を洗浄してイン
キを落し、刷版をマウントフイルムに取り付けた
侭で保管する際、洗浄水が刷版とマウントフイル
ムの間の隙間へ浸入して残り、これが次の印刷の
際に流出して来て印刷面を汚す虞れがあつた。マ
ウントフイルムと刷版とを高周波ウエルダーによ
つて一体結合させて取り付けることも試みられた
が、マウントフイルムは材質はポリエステルであ
り、刷版は表面をウレタン系樹脂のベース部が一
様に覆つているため、高周波ウエルダーは実施出
来なかつた。
が弱つていると高速印刷の際に刷版に作用する遠
心力によつて刷版がマウントフイルムから剥れる
危険があり、又印刷後に刷版表面を洗浄してイン
キを落し、刷版をマウントフイルムに取り付けた
侭で保管する際、洗浄水が刷版とマウントフイル
ムの間の隙間へ浸入して残り、これが次の印刷の
際に流出して来て印刷面を汚す虞れがあつた。マ
ウントフイルムと刷版とを高周波ウエルダーによ
つて一体結合させて取り付けることも試みられた
が、マウントフイルムは材質はポリエステルであ
り、刷版は表面をウレタン系樹脂のベース部が一
様に覆つているため、高周波ウエルダーは実施出
来なかつた。
問題を解決するための手段
マスキングフイルム4は、透明フイルム42上
に半遮光フイルム43及び完全遮光フイルム45
を夫々剥離可能に設けた3層構造とする。
に半遮光フイルム43及び完全遮光フイルム45
を夫々剥離可能に設けた3層構造とする。
半遮光フイルム43にネガフイルム3のパター
ン31に合わせて該パターン31よりも稍大きい
輪郭に切込み線を施し、該輪郭の内側部分を剥ぎ
取つて透光性パターン44を形成する。
ン31に合わせて該パターン31よりも稍大きい
輪郭に切込み線を施し、該輪郭の内側部分を剥ぎ
取つて透光性パターン44を形成する。
完全遮光フイルム45は、上記半遮光フイルム
43の透光性パターン44よりも更に大きな輪郭
の切込み線を施し、該輪郭の内側部分を剥ぎ取つ
て透光性パターン46を形成する。
43の透光性パターン44よりも更に大きな輪郭
の切込み線を施し、該輪郭の内側部分を剥ぎ取つ
て透光性パターン46を形成する。
作用及び効果
マスキングフイルム4の半遮光フイルム43側
の透光性パターン44は完全遮光フイルム45側
の透光性パターン46よりも小さい。光は半遮光
面43a側の透光性パターン44を素通りするた
め、該透光性パターン44に対応するマウント部
22を形成する。
の透光性パターン44は完全遮光フイルム45側
の透光性パターン46よりも小さい。光は半遮光
面43a側の透光性パターン44を素通りするた
め、該透光性パターン44に対応するマウント部
22を形成する。
しかし、半遮光面43aを照した光はその一部
が該半遮光面43aを通過して樹脂層に達するだ
けであるから薄く硬化し、マウント部22の周囲
に薄く延びるベース部23を形成する。
が該半遮光面43aを通過して樹脂層に達するだ
けであるから薄く硬化し、マウント部22の周囲
に薄く延びるベース部23を形成する。
他方、ネガフイルム3の透光性パターン31に
対応して樹脂層が硬化し前記マウント部22に一
体に繋がるレリーフ部21が形成される。
対応して樹脂層が硬化し前記マウント部22に一
体に繋がるレリーフ部21が形成される。
マウント部22の周囲から延びたマウント部2
2よりも広い面積のベース部11が従前と同様ベ
ースフイルム11に接合するため、ベースフイル
ム11との接着安定性が向上する。
2よりも広い面積のベース部11が従前と同様ベ
ースフイルム11に接合するため、ベースフイル
ム11との接着安定性が向上する。
又、マスキングフイルム4の完全遮光面45a
に対応する樹脂層には、光の照射は全くないから
樹脂は硬化せずベース部は全く形成されない。
に対応する樹脂層には、光の照射は全くないから
樹脂は硬化せずベース部は全く形成されない。
露光の後、未硬化の液体樹脂をベースフイルム
から除去して回収すると、それは再使用可能であ
り、本考案に於てはマスキングフイルムの完全遮
光面に対応する部分の液体樹脂は全部除去されて
ベースフイルムが露出した侭となるから回収樹脂
量は増え、樹脂の消費は節約される。
から除去して回収すると、それは再使用可能であ
り、本考案に於てはマスキングフイルムの完全遮
光面に対応する部分の液体樹脂は全部除去されて
ベースフイルムが露出した侭となるから回収樹脂
量は増え、樹脂の消費は節約される。
マスキングフイルム4を被せて一度露光させる
だけで、マウント部22とベース部23を同時に
形成出来、従来の様にマスキングフイルムを被せ
て一度露光させ、次いでマスキングフイルムを外
して再び露光させ、マウント部とベース部を別工
程で形成する方法に較べて、製作工程が簡素化さ
れ、製版の能率化が画れる。
だけで、マウント部22とベース部23を同時に
形成出来、従来の様にマスキングフイルムを被せ
て一度露光させ、次いでマスキングフイルムを外
して再び露光させ、マウント部とベース部を別工
程で形成する方法に較べて、製作工程が簡素化さ
れ、製版の能率化が画れる。
更にマスキングフイルム4の完全遮光面45a
の一部を合マーク12に合わせて透光部46aと
することにより、該透光部46aを通過した光は
半遮光面43aによつて一部の光が樹脂層に達
し、ベースフイルム11上に前述のベース部23
と同一高さに合マーク12を形成することが出来
る。
の一部を合マーク12に合わせて透光部46aと
することにより、該透光部46aを通過した光は
半遮光面43aによつて一部の光が樹脂層に達
し、ベースフイルム11上に前述のベース部23
と同一高さに合マーク12を形成することが出来
る。
該合マーク12は標章9を表わしたレリーフ部
21よりも低く形成されるため、該合マーク12
に印刷インキが付着する虞れはなく、従前の様に
合マークを削り落す手間が省ける。
21よりも低く形成されるため、該合マーク12
に印刷インキが付着する虞れはなく、従前の様に
合マークを削り落す手間が省ける。
又刷版は第2図のとおり、ベース部23の周囲
にはベースフイルム11が露出した状態で完成す
るから、これをマウントフイルムに位置決めして
置き、周囲を高周波ウエルダーによつて溶着すれ
ば、マウントフイルム及び刷版のベースフイルム
の両者共が同じ材質のポリエステルであるから、
容易に溶着し一体結合し、しかも溶着線80が刷
版の外周に沿つて一周して形成出来るから、従来
の如く刷版とマウントフイルムとの間へ洗浄水が
浸入する問題も解決出来た。
にはベースフイルム11が露出した状態で完成す
るから、これをマウントフイルムに位置決めして
置き、周囲を高周波ウエルダーによつて溶着すれ
ば、マウントフイルム及び刷版のベースフイルム
の両者共が同じ材質のポリエステルであるから、
容易に溶着し一体結合し、しかも溶着線80が刷
版の外周に沿つて一周して形成出来るから、従来
の如く刷版とマウントフイルムとの間へ洗浄水が
浸入する問題も解決出来た。
実施例
刷 版
第2図は本考案の刷版1をその縁部を高周波溶
着によつてマウントフイルム8に取付けた状態を
示している。
着によつてマウントフイルム8に取付けた状態を
示している。
刷版1は従来例で説明したものと同様に
「AB」の標章9をレリーフ部21,21によつ
て浮き出している。
「AB」の標章9をレリーフ部21,21によつ
て浮き出している。
レリーフ部21はそれよりも少し輪郭の大きな
マウント部22上に形成され、マウント部22は
それを取り囲む広い面積のベース部23上に形成
されている。
マウント部22上に形成され、マウント部22は
それを取り囲む広い面積のベース部23上に形成
されている。
ベース部23はポリエステル製のベースフイル
ム11上へ樹脂自身の接着力によつて、或は必要
によりベースフイルムに塗布した接着剤の接着力
によつて強く接着しており、第5図の如くレリー
フ部21、マウント部22及びベース部23は光
硬化性樹脂にて一体に形成される。段ボール紙用
の刷版の場合、ベース部23の厚みh1は約2.0mm、
マウント部22の厚みh2は約2.5mm、レリーフ部
21の厚みh3は約2mmに形成するのが好ましい。
ム11上へ樹脂自身の接着力によつて、或は必要
によりベースフイルムに塗布した接着剤の接着力
によつて強く接着しており、第5図の如くレリー
フ部21、マウント部22及びベース部23は光
硬化性樹脂にて一体に形成される。段ボール紙用
の刷版の場合、ベース部23の厚みh1は約2.0mm、
マウント部22の厚みh2は約2.5mm、レリーフ部
21の厚みh3は約2mmに形成するのが好ましい。
刷版1は、ベース部23が形成されない部分に
はベースフイルム11がその侭露出しており、ベ
ースフイルムの露出部には、位置決め用の合マー
ク12がベース部22と同じ高さに形成されてい
る。
はベースフイルム11がその侭露出しており、ベ
ースフイルムの露出部には、位置決め用の合マー
ク12がベース部22と同じ高さに形成されてい
る。
刷版をマウントフイルム上へ固定するには、刷
版の合マークを利用してマウントフイルム上に位
置決めした後、公知の携帯用高周波ウエルダー機
によつて刷版のベースフイルム露出部をマウント
フイルムへ溶着し、一体化させて取り付ける。
版の合マークを利用してマウントフイルム上に位
置決めした後、公知の携帯用高周波ウエルダー機
によつて刷版のベースフイルム露出部をマウント
フイルムへ溶着し、一体化させて取り付ける。
製作工程
次に上記刷版1の製作工程を説明する。
第1図は刷版1の製作に用いるネガフイルム3
とマスキングフイルム4を示している。
とマスキングフイルム4を示している。
マスキングフイルム4は透明フイルム42の一
方の面に完全遮光フイルム45、他方の面に半遮
光フイルム43を接着剤にて剥離可能に貼着した
ものである。
方の面に完全遮光フイルム45、他方の面に半遮
光フイルム43を接着剤にて剥離可能に貼着した
ものである。
ネガフイルム3は前記標章9に対応する透光性
パターン31の他は斜線で示す如く完全遮光面と
なつている。ここで注目すべき点はネガフイルム
3には刷版1の合マーク12に対応する透光部は
形成しておらず、マスキングフイルムの完全遮光
面にだけ適位置に合マークに対応する透光部46
aを切り抜いて形成したことである。
パターン31の他は斜線で示す如く完全遮光面と
なつている。ここで注目すべき点はネガフイルム
3には刷版1の合マーク12に対応する透光部は
形成しておらず、マスキングフイルムの完全遮光
面にだけ適位置に合マークに対応する透光部46
aを切り抜いて形成したことである。
半遮光フイルム43には前記ネガフイルム3の
透光性パターン31に対応して該パターン31よ
りも稍大きな輪郭の透光性パターン44を切り抜
いて形成され、完全遮光性フイルム45には半遮
光フイルム43の透光性パターン44よりも更に
大きい輪郭の透光性パターン46を切り抜いて形
成されている。
透光性パターン31に対応して該パターン31よ
りも稍大きな輪郭の透光性パターン44を切り抜
いて形成され、完全遮光性フイルム45には半遮
光フイルム43の透光性パターン44よりも更に
大きい輪郭の透光性パターン46を切り抜いて形
成されている。
上記各透光性パターン44,46は半遮光フイ
ルム43及び完全遮光フイルム45に透明フイル
ム42に達する深さにナイフでパターン44,4
6に対応する切込み線を施し、切込み線の内側を
透明フイルム42から剥ぎ取つて形成されてい
る。
ルム43及び完全遮光フイルム45に透明フイル
ム42に達する深さにナイフでパターン44,4
6に対応する切込み線を施し、切込み線の内側を
透明フイルム42から剥ぎ取つて形成されてい
る。
半遮光フイルム45は露光の約10〜15%を透過
せしめる。
せしめる。
尚、マスキングフイルム4は上記のものに限定
されず、例えば透明フイルム42の上に上記半遮
光フイルム43を剥離可能に貼着し、該半遮光フ
イルム43の上に上記完全遮光フイルム45を剥
離可能に貼着したものでも可い。
されず、例えば透明フイルム42の上に上記半遮
光フイルム43を剥離可能に貼着し、該半遮光フ
イルム43の上に上記完全遮光フイルム45を剥
離可能に貼着したものでも可い。
第1工程 第3図に示す如く透明台板5上にネガ
フイルム3を置き、ネガフイルム3の上に透明
フイルム6を被せる。更に透明フイルム6の外
周部に略長方形の枠体7を置き、枠体7内に光
硬化性液体樹脂を流し込み、透明フイルム6上
に光硬化性液体樹脂層2を形成する。
フイルム3を置き、ネガフイルム3の上に透明
フイルム6を被せる。更に透明フイルム6の外
周部に略長方形の枠体7を置き、枠体7内に光
硬化性液体樹脂を流し込み、透明フイルム6上
に光硬化性液体樹脂層2を形成する。
第2工程 光硬化性液体樹脂層2の上面に透明ベ
ースフイルム11を載せ、該フイルム11の上
にマスキングフイルム4を被せる。
ースフイルム11を載せ、該フイルム11の上
にマスキングフイルム4を被せる。
透明ベースフイルム11の下面には必要に応
じて予め光硬化性樹脂との接着性の良好な透明
接着剤(図示せず)を塗布しておく。
じて予め光硬化性樹脂との接着性の良好な透明
接着剤(図示せず)を塗布しておく。
第3工程 第4図に示す如く透明台板5及びマス
キングフイルム4の外から光源51からの光を
当て、光硬化性樹脂を380〜400秒露光する。
キングフイルム4の外から光源51からの光を
当て、光硬化性樹脂を380〜400秒露光する。
露光によつて樹脂層の下部はネガフイルム3
のパターン31に対応する部分が硬化してレリ
ーフ部21となる。
のパターン31に対応する部分が硬化してレリ
ーフ部21となる。
他方、マスキングフイルム4側での液体樹脂層
2の硬化状態は、マスキングフイルム4及び半
遮光フイルム43の透光性パターン44,46
と対応した部分は、樹脂層が厚く硬化して前記
レリーフ部21と一体に繋がつたマウント部2
2となり、又半遮光フイルム43に掛つて弱め
られた完全遮光面45a上の透光性部分では、
パターン46に対応して樹脂層の上部が薄く硬
化してマウント部22と繋がつたベース部23
となる。
2の硬化状態は、マスキングフイルム4及び半
遮光フイルム43の透光性パターン44,46
と対応した部分は、樹脂層が厚く硬化して前記
レリーフ部21と一体に繋がつたマウント部2
2となり、又半遮光フイルム43に掛つて弱め
られた完全遮光面45a上の透光性部分では、
パターン46に対応して樹脂層の上部が薄く硬
化してマウント部22と繋がつたベース部23
となる。
ベース部23は樹脂自体の接着性により、又
は予めベースフイルム11に塗布された接着剤
によつてベースフイルム11に強固に接合され
る。尚、露光の順序は先ずマスキングフイルム
4側の露光を開始して露光所要時間の約2/3が
経過した時期にネガフイルム3側からの露光を
開始し、夫々露光の所要時間が経過すれば露光
を別々に停止する。
は予めベースフイルム11に塗布された接着剤
によつてベースフイルム11に強固に接合され
る。尚、露光の順序は先ずマスキングフイルム
4側の露光を開始して露光所要時間の約2/3が
経過した時期にネガフイルム3側からの露光を
開始し、夫々露光の所要時間が経過すれば露光
を別々に停止する。
上記の様にマスキングフイルム4側の露光を
ネガフイルム3側からの露光よりも先行させる
ことにより、レリーフ部21の土台となるマウ
ント部22、ベース部23がレリーフ部21よ
りも先に形成され、レリーフ部21が該マウン
ト部22に安定して一体化形成される。マスキ
ングフイルム4側からの露光が終了してからネ
ガフイルム3側からの露光を開始しても可い
が、この場合、時間的にロスが生じる。
ネガフイルム3側からの露光よりも先行させる
ことにより、レリーフ部21の土台となるマウ
ント部22、ベース部23がレリーフ部21よ
りも先に形成され、レリーフ部21が該マウン
ト部22に安定して一体化形成される。マスキ
ングフイルム4側からの露光が終了してからネ
ガフイルム3側からの露光を開始しても可い
が、この場合、時間的にロスが生じる。
尚、露光時間は形成すべき刷版の厚み、光の
強さによつて最適に決めれば可いのは勿論であ
る。
強さによつて最適に決めれば可いのは勿論であ
る。
第4工程 マスキングフイルム4、枠体7、透明
フイルム6を取り外し、未硬化の液体樹脂を回
収し刷版1が完成する。
フイルム6を取り外し、未硬化の液体樹脂を回
収し刷版1が完成する。
第1図はネガフイルム及びマスキングフイルム
の斜面図、第2図は刷版をマスキングフイルムに
取り付けた状態の斜面図、第3図、第4図、第5
図は刷版の製造工程図、第6図は従来例の刷版を
マスキングフイルムに取り付けた状態の斜面図、
第7図は従来のマスキングフイルム及びネガフイ
ルムの斜面図、第8図、第9図、第10図、第1
1図は従来方法の製造工程図である。 11……透明ベースフイルム、2……光硬化性
液体樹脂層、21……レリーフ部、22……マウ
ント部、4……マスキングフイルム、42……透
明フイルム、43……半遮光フイルム、45……
完全遮光フイルム。
の斜面図、第2図は刷版をマスキングフイルムに
取り付けた状態の斜面図、第3図、第4図、第5
図は刷版の製造工程図、第6図は従来例の刷版を
マスキングフイルムに取り付けた状態の斜面図、
第7図は従来のマスキングフイルム及びネガフイ
ルムの斜面図、第8図、第9図、第10図、第1
1図は従来方法の製造工程図である。 11……透明ベースフイルム、2……光硬化性
液体樹脂層、21……レリーフ部、22……マウ
ント部、4……マスキングフイルム、42……透
明フイルム、43……半遮光フイルム、45……
完全遮光フイルム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 透明フイルム上に半遮光フイルム43及び完
全遮光フイルムを夫々剥離可能に設けた3層構
造の製版用マスキングフイルム。 透明フイルムの一方の面に半遮光フイルム、
他方の面に完全遮光フイルムを貼着した実用新
案登録請求の範囲第1項に記載の製版用マスキ
ングフイルム。 透明フイルムの一方の面に半遮光フイルムを
貼着し更に該半遮光フイルムの上へ完全遮光フ
イルムを重ねて貼着している実用新案登録請求
の範囲第1項又は第2項に記載の製版用マスキ
ングフイルム。 半遮光フイルムは露光の約10〜15%を透過せ
しめるものである実用新案登録請求の範囲第1
項乃至第3項の何れかに記載の製版用マスキン
グフイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984114739U JPS6129350U (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 製版用マスキングフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984114739U JPS6129350U (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 製版用マスキングフイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6129350U JPS6129350U (ja) | 1986-02-21 |
| JPS6318020Y2 true JPS6318020Y2 (ja) | 1988-05-20 |
Family
ID=30673747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984114739U Granted JPS6129350U (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 製版用マスキングフイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6129350U (ja) |
-
1984
- 1984-07-25 JP JP1984114739U patent/JPS6129350U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6129350U (ja) | 1986-02-21 |
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