JPS6319563B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6319563B2 JPS6319563B2 JP60049264A JP4926485A JPS6319563B2 JP S6319563 B2 JPS6319563 B2 JP S6319563B2 JP 60049264 A JP60049264 A JP 60049264A JP 4926485 A JP4926485 A JP 4926485A JP S6319563 B2 JPS6319563 B2 JP S6319563B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot metal
- flux
- lance
- reaction zone
- contained
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C1/00—Refining of pig-iron; Cast iron
- C21C1/02—Dephosphorising or desulfurising
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Description
〔発明の技術分野〕
この発明は、高炉から流出する溶銑を溶銑鍋に
導くための出銑樋の途中において、溶銑中に含有
されている、不純物としての硫黄を除去するため
の方法に関するものである。 〔従来技術とその問題点〕 高炉から流出する溶銑を、転炉において精錬す
る前に、溶銑中に含有されている不純物としての
硫黄を除去することが行なわれている。このよう
な溶銑中に含有されている硫黄を除去する方法と
して、例えば特開昭58−130208号において、下記
からなる方法が知られている。即ち、高炉から流
出する溶銑を溶銑鍋に導くための出銑樋の上方
に、溶銑中に含有されている不純物を除去するた
めのフラツクスを、溶銑中にキヤリアガスによつ
て吹き込むためのランスを実質的に垂直に配置
し、前記ランスの下端を、出銑樋を通つて流れる
溶銑の表面から所定距離をあけて離し、前記ラン
スからキヤリアガスによつて溶銑中にフラツクス
を吹き込み、このようにして吹き込まれたフラツ
クスを、溶銑中に含有されている不純物と反応さ
せて溶融スラグを生成させることにより、前記不
純物を除去する。 上述の方法によれば、ランスの溶損や出銑樋の
底が損傷することなく連続的に溶銑中に含有され
ている不純物としての硫黄を除去することができ
る。 しかしながら、上述した方法には、次に述べる
ような問題がある。即ち、溶銑中に含有されてい
る硫黄を高い効率で除去するためには、溶銑を十
分に脱酸する必要がある。脱酸が不十分な溶銑に
対して脱硫処理を行なうと、酸化反応は促進され
るが、還元反応は逆に抑制される。即ち脱硫反応
は下記反応式に示すように還元反応であり、溶銑
中の酸素含有量が多くなればなるほど、脱硫反応
が抑制されることになる。 FeS+CaO+C→CaS+Fe+CO 〔発明の目的〕 従つて、この発明の目的は、高炉から流出する
溶銑を溶銑鍋に導くための出銑樋の途中におい
て、出銑樋の上方に配置された、その下端が所定
距離をあけて出銑樋を通つて流れる溶銑の表面か
ら離れるように配置されたランスから、キヤリア
ガスによつてフラツクスを吹き込み、溶銑中に含
有されている硫黄を除去するに当り、前記硫黄の
除去を高い効率で行なうことができる、出銑樋の
途中において溶銑中の硫黄を除去する方法を提供
することにある。 〔発明の概要〕 この発明は、高炉から流出する溶銑を溶銑鍋に
導くための出銑樋の上方に、その下端が、所定間
隔をあけて、前記出銑樋を通つて流れる溶銑の表
面から離れるように、少なくとも1本のランスを
配置し、前記少なくとも1本のランスから、キヤ
リアガスによつて、前記溶銑中に、前記溶銑中に
含有されている硫黄を除去するためのフラツクス
を吹き込むことにより、前記硫黄を除去する方法
において、前記少なくとも1本のランスから、前
記フラツクスと共にアルミニウム粉末を前記溶銑
中に吹き込むことに特徴を有するものである。 〔発明の構成〕 次に、この発明の方法を、図面を参照しながら
説明する。 第1図は、この発明の方法の一実施態様を示す
概略説明図である。図示しない高炉から流出する
溶銑5を、図示しない溶銑鍋に導くための出溶樋
1の途中に、出銑樋1を通つて流れる溶銑5の表
面に浮いている溶融高炉スラグ6をせき止めて、
これを溶銑5から分離するためのスキンマー3
が、溶銑5の流れ方向に対して直角に設けられて
いる。スキンマー3の下端は、出銑樋1を通つて
流れる溶銑5中に浸漬されており、そして、溶銑
5が通過するのに十分な距離をあけて、出銑樋1
の底1aから離れている。スキンマー3の上流の
出銑樋1に、スキンマー3によつて溶銑5から分
離された溶融高炉スラグ6を排出するためのスラ
グ樋2が設けられている。 スキンマー3の下流において、溶銑5の流れ方
向に対して直角に、出銑樋1内に、所定距離をあ
けて、第1隔壁4aおよび第2隔壁4bからなる
2つの隔壁が設けらており、前記2つの隔壁によ
つて、出銑樋1は、その上流から下流に向つて、
第1反応域7aおよび第2反応域7bからなる2
つの反応域に区画されている。第1反応域7a
は、溶銑中に含有されている珪素を除去するため
の反応域であり、第2反応域7bは、溶銑中に含
有されている燐を除去するための反応域である。
第1隔壁4aおよび第2隔壁4bの各々の下端
は、出銑樋1を通つて流れる溶銑5中に浸漬され
ており、そして、溶銑5が通過するのに十分な距
離をあけて、出銑樋1の底1aから離れている。 第1反応域7aの上方に、溶銑中に含有されて
いる珪素を除去するためのフラツクスとして例え
ばミルスケール粉を、第1反応域7aを通つて流
れる溶銑5中に、キヤリアガスによつて吹き込む
ための2本の第1ランス8aが、実質的に垂直に
配置されている。第2反応域7bの上方に、溶銑
中に含有されている硫黄を除去するためのフラツ
クスとして例えば焼石灰粉と螢石粉との粉状混合
物および脱酸剤としてのアルミニウム粉末を、第
2反応域7bを通つて流れる溶銑5中に、キヤリ
アガスによつて吹き込むための2本の第2ランス
8bが、実質的に垂直に配置されている。第1ラ
ンス8aおよび第2ランス8bの各々の下端は、
所定距離をあけて溶銑5の表面から離れている。
第1反応域7aに第1枝スラグ樋9aが設けられ
ており、そして、第2反応域7bに第2枝スラグ
樋9bが設けられている。 第2図は、第2ランスからの脱硫用フラツクス
およびアルミニウム粉末の吹き込み機構の一例を
示す説明図である。ホツパー10に収容されてい
る粉状の脱硫用フラツクスおよび脱酸剤としての
アルミニウム粉は、ホツパー10の下方に設けら
れた加圧用タンク11にバルブ20を介して供給
される。加圧用タンク11には、タンク11内に
収容されているフラツクスを例えば窒素によつて
ランス8bに導くための窒素供給用導管12がそ
の下部に、フラツクス供給用導管13がその上部
に設けられている。フラツクス供給用導管13の
一端は、ランス8bに接続されている。窒素供給
用導管12およびフラツクス供給用導管13の
各々の途中には、バルブ16およびバルブ17が
設けられている。14はフラツクス供給用導管1
3にキヤリアガスとしての窒素を吹き込むための
キヤリアガス供給用導管、15はタンク11内の
圧力を調整するために、タンク11の上部に窒素
を供給するための圧力調整用ガス供給管である。
キヤリアガス供給用導管14および圧力調整用ガ
ス供給管15の各々の途中には、バルブ18およ
びバルブ19が設けられている。 従つて、ホツパ10内に収容されている脱硫用
フラツクスおよび脱酸剤としてのアルミニウム粉
は、加圧用タンク11内に供給され、加圧用タン
ク11の下部から吹き込まれる窒素ガスにより、
フラツクス供給用導管13を通つてタンク11か
ら排出され、キヤリアガス供給用導管14からの
窒素ガスにより所定の流量で、ランス8bを通つ
て出銑樋を流れる溶銑中に吹き込まれる。タンク
11内からの脱硫用フラツクスおよびアルミニウ
ム粉の供給量はバルブ17により、キヤリアガス
の吹き込み量はバルブ18によりそれぞれ調整さ
れる。 図示しない高炉から流出し、出銑樋1を通つて
流れる溶銑5の表面上に浮いている溶融高炉スラ
グ6は、スキンマー3によつてせき止められて、
溶銑5から分離し、スラグ樋2を通つて排出され
る。このようにして、スキンマー3によつて溶融
高炉スラグ6が分離された溶銑5は、第1反応域
7aおよび第2反応域7bを通つて流れる。第1
反応域7aを通つて流れる溶銑5中に第1ランス
8aから、酸素が混合されたキヤリアガスによつ
て、溶銑中に含有されている珪素を除去するため
のフラツクスが吹き込まれる。この結果、前記フ
ラツクスと溶銑中に含有されている珪素との結合
により溶融スラグ6aが生成して、溶銑中から珪
素が除去される。溶融スラグ6aは、第1隔壁4
aによつてせき止められ、溶銑5から分離されて
第1枝スラグ樋9aを通つて第1反応域7aから
排出される。 このようにして、珪素が除去され、第1隔壁4
aによつて溶融スラグ6aが分離された溶銑5中
に、第2反応域7bにおいて第2ランス8bか
ら、キヤリアガスによつて、溶銑中に含有されて
いる硫黄を除去するための脱硫用フラツクスと脱
酸剤としてのアルミニウム粉が吹き込まれる。 この結果、第2反応域7bを通る溶銑中に含有
されている硫黄および酸素は、下記反応式により
溶融スラグ6b(CaS,Al2O3)となり、溶銑中
から除去される。 CaS+S+2/3Al=CaS+1/3Al2O3 溶融スラグ6bは、第2隔壁4bによつてせき
止められ、溶銑5から分離されて第2枝スラグ樋
9bを通つて第2反応域7bから排出される。 このようにして、第1反応域7bにおいて珪素
が除去され、次いで、第2反応域7bにおいて硫
黄が除去された溶銑5は、出銑樋1を通つて溶銑
鍋に導かれる。 この発明においては、第2反応域7bを通つて
流れる溶銑中に、第2ランス8bからキヤリアガ
スとしての例えば窒素ガスによつて、脱硫用フラ
ツクスおよびアルミニウム粉が吹き込まれるた
め、前記アルミニウム粉により溶銑中に含有され
ている酸素も除去される。従つて、溶銑中に含有
されている硫黄の除去を効率的に行なうことがで
きる。 〔発明の実施例〕 次に、この発明を実施例により説明する。 下記第1表に示す成分組成の溶銑に対し、第2
表に示す条件で珪素を除去した後、この発明の方
法によつて硫黄を除去した。第3表に硫黄を除去
したときの除去前後の硫黄含有量および除去条件
を比較例と共に示す。なお、このときの出銑樋を
流れる溶銑の流量は7.5T/分である。また、溶
銑中に吹き込まれるフラツクスとして、下記のも
のを使用した。 脱珪用フラツクス:ミルスケール粉 100% 脱硫用フラツクス:焼石灰粉 95% 螢石粉 5%
導くための出銑樋の途中において、溶銑中に含有
されている、不純物としての硫黄を除去するため
の方法に関するものである。 〔従来技術とその問題点〕 高炉から流出する溶銑を、転炉において精錬す
る前に、溶銑中に含有されている不純物としての
硫黄を除去することが行なわれている。このよう
な溶銑中に含有されている硫黄を除去する方法と
して、例えば特開昭58−130208号において、下記
からなる方法が知られている。即ち、高炉から流
出する溶銑を溶銑鍋に導くための出銑樋の上方
に、溶銑中に含有されている不純物を除去するた
めのフラツクスを、溶銑中にキヤリアガスによつ
て吹き込むためのランスを実質的に垂直に配置
し、前記ランスの下端を、出銑樋を通つて流れる
溶銑の表面から所定距離をあけて離し、前記ラン
スからキヤリアガスによつて溶銑中にフラツクス
を吹き込み、このようにして吹き込まれたフラツ
クスを、溶銑中に含有されている不純物と反応さ
せて溶融スラグを生成させることにより、前記不
純物を除去する。 上述の方法によれば、ランスの溶損や出銑樋の
底が損傷することなく連続的に溶銑中に含有され
ている不純物としての硫黄を除去することができ
る。 しかしながら、上述した方法には、次に述べる
ような問題がある。即ち、溶銑中に含有されてい
る硫黄を高い効率で除去するためには、溶銑を十
分に脱酸する必要がある。脱酸が不十分な溶銑に
対して脱硫処理を行なうと、酸化反応は促進され
るが、還元反応は逆に抑制される。即ち脱硫反応
は下記反応式に示すように還元反応であり、溶銑
中の酸素含有量が多くなればなるほど、脱硫反応
が抑制されることになる。 FeS+CaO+C→CaS+Fe+CO 〔発明の目的〕 従つて、この発明の目的は、高炉から流出する
溶銑を溶銑鍋に導くための出銑樋の途中におい
て、出銑樋の上方に配置された、その下端が所定
距離をあけて出銑樋を通つて流れる溶銑の表面か
ら離れるように配置されたランスから、キヤリア
ガスによつてフラツクスを吹き込み、溶銑中に含
有されている硫黄を除去するに当り、前記硫黄の
除去を高い効率で行なうことができる、出銑樋の
途中において溶銑中の硫黄を除去する方法を提供
することにある。 〔発明の概要〕 この発明は、高炉から流出する溶銑を溶銑鍋に
導くための出銑樋の上方に、その下端が、所定間
隔をあけて、前記出銑樋を通つて流れる溶銑の表
面から離れるように、少なくとも1本のランスを
配置し、前記少なくとも1本のランスから、キヤ
リアガスによつて、前記溶銑中に、前記溶銑中に
含有されている硫黄を除去するためのフラツクス
を吹き込むことにより、前記硫黄を除去する方法
において、前記少なくとも1本のランスから、前
記フラツクスと共にアルミニウム粉末を前記溶銑
中に吹き込むことに特徴を有するものである。 〔発明の構成〕 次に、この発明の方法を、図面を参照しながら
説明する。 第1図は、この発明の方法の一実施態様を示す
概略説明図である。図示しない高炉から流出する
溶銑5を、図示しない溶銑鍋に導くための出溶樋
1の途中に、出銑樋1を通つて流れる溶銑5の表
面に浮いている溶融高炉スラグ6をせき止めて、
これを溶銑5から分離するためのスキンマー3
が、溶銑5の流れ方向に対して直角に設けられて
いる。スキンマー3の下端は、出銑樋1を通つて
流れる溶銑5中に浸漬されており、そして、溶銑
5が通過するのに十分な距離をあけて、出銑樋1
の底1aから離れている。スキンマー3の上流の
出銑樋1に、スキンマー3によつて溶銑5から分
離された溶融高炉スラグ6を排出するためのスラ
グ樋2が設けられている。 スキンマー3の下流において、溶銑5の流れ方
向に対して直角に、出銑樋1内に、所定距離をあ
けて、第1隔壁4aおよび第2隔壁4bからなる
2つの隔壁が設けらており、前記2つの隔壁によ
つて、出銑樋1は、その上流から下流に向つて、
第1反応域7aおよび第2反応域7bからなる2
つの反応域に区画されている。第1反応域7a
は、溶銑中に含有されている珪素を除去するため
の反応域であり、第2反応域7bは、溶銑中に含
有されている燐を除去するための反応域である。
第1隔壁4aおよび第2隔壁4bの各々の下端
は、出銑樋1を通つて流れる溶銑5中に浸漬され
ており、そして、溶銑5が通過するのに十分な距
離をあけて、出銑樋1の底1aから離れている。 第1反応域7aの上方に、溶銑中に含有されて
いる珪素を除去するためのフラツクスとして例え
ばミルスケール粉を、第1反応域7aを通つて流
れる溶銑5中に、キヤリアガスによつて吹き込む
ための2本の第1ランス8aが、実質的に垂直に
配置されている。第2反応域7bの上方に、溶銑
中に含有されている硫黄を除去するためのフラツ
クスとして例えば焼石灰粉と螢石粉との粉状混合
物および脱酸剤としてのアルミニウム粉末を、第
2反応域7bを通つて流れる溶銑5中に、キヤリ
アガスによつて吹き込むための2本の第2ランス
8bが、実質的に垂直に配置されている。第1ラ
ンス8aおよび第2ランス8bの各々の下端は、
所定距離をあけて溶銑5の表面から離れている。
第1反応域7aに第1枝スラグ樋9aが設けられ
ており、そして、第2反応域7bに第2枝スラグ
樋9bが設けられている。 第2図は、第2ランスからの脱硫用フラツクス
およびアルミニウム粉末の吹き込み機構の一例を
示す説明図である。ホツパー10に収容されてい
る粉状の脱硫用フラツクスおよび脱酸剤としての
アルミニウム粉は、ホツパー10の下方に設けら
れた加圧用タンク11にバルブ20を介して供給
される。加圧用タンク11には、タンク11内に
収容されているフラツクスを例えば窒素によつて
ランス8bに導くための窒素供給用導管12がそ
の下部に、フラツクス供給用導管13がその上部
に設けられている。フラツクス供給用導管13の
一端は、ランス8bに接続されている。窒素供給
用導管12およびフラツクス供給用導管13の
各々の途中には、バルブ16およびバルブ17が
設けられている。14はフラツクス供給用導管1
3にキヤリアガスとしての窒素を吹き込むための
キヤリアガス供給用導管、15はタンク11内の
圧力を調整するために、タンク11の上部に窒素
を供給するための圧力調整用ガス供給管である。
キヤリアガス供給用導管14および圧力調整用ガ
ス供給管15の各々の途中には、バルブ18およ
びバルブ19が設けられている。 従つて、ホツパ10内に収容されている脱硫用
フラツクスおよび脱酸剤としてのアルミニウム粉
は、加圧用タンク11内に供給され、加圧用タン
ク11の下部から吹き込まれる窒素ガスにより、
フラツクス供給用導管13を通つてタンク11か
ら排出され、キヤリアガス供給用導管14からの
窒素ガスにより所定の流量で、ランス8bを通つ
て出銑樋を流れる溶銑中に吹き込まれる。タンク
11内からの脱硫用フラツクスおよびアルミニウ
ム粉の供給量はバルブ17により、キヤリアガス
の吹き込み量はバルブ18によりそれぞれ調整さ
れる。 図示しない高炉から流出し、出銑樋1を通つて
流れる溶銑5の表面上に浮いている溶融高炉スラ
グ6は、スキンマー3によつてせき止められて、
溶銑5から分離し、スラグ樋2を通つて排出され
る。このようにして、スキンマー3によつて溶融
高炉スラグ6が分離された溶銑5は、第1反応域
7aおよび第2反応域7bを通つて流れる。第1
反応域7aを通つて流れる溶銑5中に第1ランス
8aから、酸素が混合されたキヤリアガスによつ
て、溶銑中に含有されている珪素を除去するため
のフラツクスが吹き込まれる。この結果、前記フ
ラツクスと溶銑中に含有されている珪素との結合
により溶融スラグ6aが生成して、溶銑中から珪
素が除去される。溶融スラグ6aは、第1隔壁4
aによつてせき止められ、溶銑5から分離されて
第1枝スラグ樋9aを通つて第1反応域7aから
排出される。 このようにして、珪素が除去され、第1隔壁4
aによつて溶融スラグ6aが分離された溶銑5中
に、第2反応域7bにおいて第2ランス8bか
ら、キヤリアガスによつて、溶銑中に含有されて
いる硫黄を除去するための脱硫用フラツクスと脱
酸剤としてのアルミニウム粉が吹き込まれる。 この結果、第2反応域7bを通る溶銑中に含有
されている硫黄および酸素は、下記反応式により
溶融スラグ6b(CaS,Al2O3)となり、溶銑中
から除去される。 CaS+S+2/3Al=CaS+1/3Al2O3 溶融スラグ6bは、第2隔壁4bによつてせき
止められ、溶銑5から分離されて第2枝スラグ樋
9bを通つて第2反応域7bから排出される。 このようにして、第1反応域7bにおいて珪素
が除去され、次いで、第2反応域7bにおいて硫
黄が除去された溶銑5は、出銑樋1を通つて溶銑
鍋に導かれる。 この発明においては、第2反応域7bを通つて
流れる溶銑中に、第2ランス8bからキヤリアガ
スとしての例えば窒素ガスによつて、脱硫用フラ
ツクスおよびアルミニウム粉が吹き込まれるた
め、前記アルミニウム粉により溶銑中に含有され
ている酸素も除去される。従つて、溶銑中に含有
されている硫黄の除去を効率的に行なうことがで
きる。 〔発明の実施例〕 次に、この発明を実施例により説明する。 下記第1表に示す成分組成の溶銑に対し、第2
表に示す条件で珪素を除去した後、この発明の方
法によつて硫黄を除去した。第3表に硫黄を除去
したときの除去前後の硫黄含有量および除去条件
を比較例と共に示す。なお、このときの出銑樋を
流れる溶銑の流量は7.5T/分である。また、溶
銑中に吹き込まれるフラツクスとして、下記のも
のを使用した。 脱珪用フラツクス:ミルスケール粉 100% 脱硫用フラツクス:焼石灰粉 95% 螢石粉 5%
【表】
【表】
以上述べたように、この発明の方法によれば、
溶銑の撹拌作用と、溶銑中に含有されている酸素
の除去効果とによつて、溶銑中の硫黄の除去効率
を向上することができる工業上優れた効果がもた
らされる。
溶銑の撹拌作用と、溶銑中に含有されている酸素
の除去効果とによつて、溶銑中の硫黄の除去効率
を向上することができる工業上優れた効果がもた
らされる。
第1図はこの発明の方法の一実施態様を示す概
略説明図、第2図はランスからのフラツクスの吹
き込み機構の一例を示す説明図である。図面にお
いて、 1…出銑樋、2…スラグ樋、3…スキンマー、
4a…第1隔壁、4b…第2隔壁、5…溶銑、6
…溶融高炉スラグ、6a,6b…溶融スラグ、7
a…第1反応域、7b…第2反応域、8a…第1
ランス、8b…第2ランス、9a…第1枝スラグ
樋、9b…第2枝スラグ樋、10…ホツパー、1
1…加圧用タンク、12…窒素供給用導管、13
…フラツクス供給用導管、14…キヤリアガス供
給用導管、15…圧力調整用ガス供給用導管、1
6,17,18,19,20…バルブ。
略説明図、第2図はランスからのフラツクスの吹
き込み機構の一例を示す説明図である。図面にお
いて、 1…出銑樋、2…スラグ樋、3…スキンマー、
4a…第1隔壁、4b…第2隔壁、5…溶銑、6
…溶融高炉スラグ、6a,6b…溶融スラグ、7
a…第1反応域、7b…第2反応域、8a…第1
ランス、8b…第2ランス、9a…第1枝スラグ
樋、9b…第2枝スラグ樋、10…ホツパー、1
1…加圧用タンク、12…窒素供給用導管、13
…フラツクス供給用導管、14…キヤリアガス供
給用導管、15…圧力調整用ガス供給用導管、1
6,17,18,19,20…バルブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高炉から流出する溶銑を溶銑鍋に導くための
出銑樋の上方に、その下端が、所定間隔をあけ
て、前記出銑樋を通つて流れる溶銑の表面から離
れるように、少なくとも1本のランスを配置し、
前記少なくとも1本のランスから、キヤリアガス
によつて、前記溶銑中に、前記溶銑中に含有され
ている硫黄を除去するためのフラツクスを吹き込
むことにより、前記硫黄を除去する方法におい
て、 前記少なくとも1本のランスから、前記フラツ
クスと共にアルミニウム粉末を前記溶銑中に吹き
込むことを特徴とする、出銑樋の途中において溶
銑中の硫黄を除去する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4926485A JPS61210111A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 出銑樋の途中において溶銑中の硫黄を除去する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4926485A JPS61210111A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 出銑樋の途中において溶銑中の硫黄を除去する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61210111A JPS61210111A (ja) | 1986-09-18 |
| JPS6319563B2 true JPS6319563B2 (ja) | 1988-04-23 |
Family
ID=12825966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4926485A Granted JPS61210111A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 出銑樋の途中において溶銑中の硫黄を除去する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61210111A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01294857A (ja) * | 1988-05-20 | 1989-11-28 | Jeol Ltd | 誘導プラズマ成膜装置,誘導プラズマ成膜方法および誘導プラズマ成膜装置用水冷シャッタ構造 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51105914A (ja) * | 1975-03-14 | 1976-09-20 | Sumitomo Metal Ind | |
| JPS5585611A (en) * | 1978-12-20 | 1980-06-27 | Kawasaki Steel Corp | Desulfurizing agent for hot iron at outside of furnace |
| JPS5623220A (en) * | 1979-08-01 | 1981-03-05 | Nippon Steel Corp | Molten iron desulfurizing method |
-
1985
- 1985-03-14 JP JP4926485A patent/JPS61210111A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01294857A (ja) * | 1988-05-20 | 1989-11-28 | Jeol Ltd | 誘導プラズマ成膜装置,誘導プラズマ成膜方法および誘導プラズマ成膜装置用水冷シャッタ構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61210111A (ja) | 1986-09-18 |
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