JPS63218762A - 防振用シリコ−ンゴム組成物 - Google Patents

防振用シリコ−ンゴム組成物

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JPS63218762A
JPS63218762A JP5047487A JP5047487A JPS63218762A JP S63218762 A JPS63218762 A JP S63218762A JP 5047487 A JP5047487 A JP 5047487A JP 5047487 A JP5047487 A JP 5047487A JP S63218762 A JPS63218762 A JP S63218762A
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JP
Japan
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silicone rubber
parts
vibration
rubber composition
silica
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Application number
JP5047487A
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English (en)
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Hirofumi Yoshida
吉田 洋文
Yuichi Funahashi
裕一 舟橋
Koji Ota
浩二 太田
Isao Furuta
古田 勲
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JSR Corp
Momentive Performance Materials Japan LLC
Original Assignee
Toshiba Silicone Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、防振材料として使用されるシリコーンゴム組
成物に係り、さらに詳しくは広い温度範囲で強い振動を
受けるような使用条件において、長期間安定した振動吸
収性を発揮するシリコーンゴム組成物に関する。
[発明の技術的背景とその問題点コ 従来から、自動車、各種車両および船舶などの輸送機器
において振動や衝撃を防止するために、一般の有機ゴム
が防振ゴムとして多用されてきた。
こうした有機ゴム製防振ゴムは、長い使用実績があり、
その性能も常温付近の比較的狭い温度範囲においては十
分に満足のいくものである。しかし、最近の輸送機器、
特に自動車においては、技術的進歩による高性能化と平
行して°、その居住性、快適性、高速走行時の安定性な
ど、個人的要望が高まってきており、エンジン周辺の耐
高温化と同時に、騒音、振動の低減にも十分に注意を払
う必要が生じてきている。
シリコーンゴムは、一般の有機ゴムに比較して耐熱性、
耐寒性に優れているなど広範囲に安定した各種の特性を
有していることがよく知られている。それらの特性の1
つである安定した弾性を利用して、シリコーンゴムは従
来から振動防止材料としても使用されてきた。ところで
、例えば特公昭47−25285号公報にシリコーンゴ
ムを空気抜は防止乗物タイヤの充填材料として使用した
ものが記載されているが、このシリコーンゴムは発泡体
として用いられており、ゴム本体の防振性のみを利用し
ているものではない。
このように゛、防振性シリコーンゴムは、これまで一般
に、小型モーターの振動防止用シートやリング、ピック
アップアームのダンピング材など、音響機器や電気電子
機器に主として用いられている。ところが、これら電気
機器は室内で主に用いられるもので、使用温度範囲も狭
く、しかも防振ゴム部品としては小形、軽量のものでよ
いなど、使用条件がそれほど厳しいものではない、した
がって、これまでシリコーンゴムの防振特性を改良する
方法としては、例えば特開昭59−176348号公報
では多価アルコールを添加する方法、特開昭53−27
748号公報ではシリカ系充填剤としてメチルジフェニ
ルシリル基で表面処理されたものを使用する方法、特開
昭61−168648号広報では低重合度のフェニル基
含有α、ω−ジヒドロキシポリオルガノシロキサンを添
加する方法など、シリコーンゴムの架橋密度を低下させ
たり、反発弾性を小さくして、振動伝達に対する高い損
失係数(tanδ)を得ようとする方法が主であった。
しかしながら、架橋密度や反発弾性の低下は、tanδ
の改善には役立つものの、シリコーンゴムとしての永久
変形が大きくなり、前述した輸送機器におけるような厳
しい使用条件においては、長期間に渡って安定した防振
効果が得られ難く、使用期間経過とともに使用不可能に
なるという大きな問題点が指摘されていた。
[発明の目的] 本発明はこのような従来の問題点を解消しようとするも
のであり、シリコーンゴムの防振用ゴムとしての永久変
形を生じる問題を改善すると同時に、tanδを増大さ
せ、大きい振動変位に対して広い温度範囲で長期間に渡
り、安定した防振効果が得られるシリコーンゴム組成物
を提供することを目的とする。
[発明の構成] 本発明者らは、このような目的を達成すべく種々検討し
た結果、従来のシリコーンゴムの防振効果がゴムの低モ
ジュラス(低反発弾性)化を解決手段としてきたのに対
して、シリコーンゴムに架橋助剤とポリテトラフルオロ
エチレン充填剤とを添加すること゛によって、大きい振
動変位に対して広い温度範囲で極めて優れた防振効果(
tanδの増大〉を有し、かつ長寿命の防振ゴムが得ら
れることを見いだし、本発明を成すに至った。
なお、シリコーンゴムにポリテトラフルオロエチレン粉
末を添加した組成物は、すでに特公昭43−3980号
公報および特開昭58−27749号公報に記載されて
おり、また前述の特開昭59−176348号公報にも
可塑度調節剤として添加が記載されている。
さらに、特開昭52−11250号公報には、乳化重合
ポリテトラフルオロエチレンのディスパージョンの添加
が記載されているが、これらのいずれの提案においても
これらポリテトラフルオロエチレン充填剤が防振効果に
有効であるかどうかについては全く言及されていす、本
発明において始めてその効果が見出されたものである。
すなわち、本発明の防振用シリコーンゴム組成物は、 (A)ポリジオルガノシロキサン  100重量部、(
B)シリカ系充填剤     10〜200重量部、(
C)架橋助剤        0.1〜10重量部、(
D)ポリテトラフルオロエチレン充填剤0.1〜20重
量部 および (E)有機過酸化物     0.05〜10重量部か
らなることを特徴としている。
本発明に使用する(A)成分のポリジオルガノシロキサ
ンとしては、 一般式: %式% く式中、R1は1価の置換または非置換の炭化水素基を
表わし、かつこれらの炭化水素基中0.01〜1.0モ
ル%がビニル基であり、R2はメチル基、ビニル基およ
び水酸基からなる群より選ばれた1価の炭化水素基を表
わし、nは3,000〜io、oooの数を表わす、)
で示される実質的に直鎖状のポリマーが挙げられる。こ
のポリマー中のビニル基以外のR1としては、メチル基
、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オク
チル基、デシル基、ドデシル基のようなアルキル基:ア
リル基のようなアlL;ケニル基;フェニル基、β−フ
ェニルエチル基、3.3.3−トリフルオロプロピル基
等が例示される。そして、これらR1中のビニル基が平
均0.01モル%未満では、硬化が十分に行なわれず、
平均1.0モル%を超えると耐熱性が低下したりして、
目的とする広い温度範囲において防振性に優れたシリコ
ーンゴムが得られ難い、なお、ビニル基が0〜10モル
%(ただし0は含まず)の範囲のポリジオルガノシロキ
サンをビニル基の量が平均0.01〜1.0モル%の範
囲になるようにブレンドして用いてもよい、また、重合
度nが3.000未満では硬化後の生成物に十分な機械
的性質が付与できず、io、oooを超えると作業性が
悪くなる。
なお、このポリジオルガノシロキサンは実質的に直鎖状
のポリマ〒であるが、可能な使用範囲内で一部が枝分か
れした分岐状のポリマーを含んでいてもよい。
本発明に使用する(B)成分のシリカ系充填剤は、防振
ゴムに適度の硬さや引張強さなどの機械的性質を付与す
るものであって、例えば煙霧質シリカ、湿式法シリカお
よびその焼成シリカ、シリカエアロゲルなどの比表面積
が50rrr/g以上である補強性シリカや粉砕石英、
ケイソウ土などの非補強性シリカが例示される。これら
のシリカ系充填剤はそのまま用いてもよく、オルガノシ
ロキサン、ポリジオルガノシロキサン、ヘキサオルガノ
ジシラザンなどの表面処理剤で疎水化して用いてもよい
(B)成分の配合量は、(A)成分100!Ii量部に
対して10〜200重量部、さらに好ましくは20〜1
00重量部の範囲より選択される。この(B)成分の配
合量が10重量部未満ではゴムとしての十分な機械的強
度が得られず、200重量部を超えると配合が困難とな
り好ましくない。
本発明に使用する(C)成分の架橋助剤は、シリコーン
ゴムの架橋密度を高め、永久変形(永久伸び)を小さく
するために有効なものである。この(C)成分は、1分
子中に少なくとも2個の脂肪族不飽和結合を有するもの
であり、例えばビニル基、アリル基、アクリル基および
/またはメタクリル基などを有する化合物である。この
ような化合物としては、トリアリルイソシアヌレート、
トリアリルシアヌレート、トリメチロールプロパントリ
メタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレ
ート、テトラメチロールメタンテトラメタクリレート、
テトラメチロールメタンテトラアクリレート、テトラメ
チロールメタントリメタクリレート、テトラメチロール
メタントリアクリレート、トリアリルトリ″メリテート
、ジアリルフタレート、ジビニルベンゼン、N、N ’
−メチレンビスアクリルアミド、エチレンジメタクリレ
ート、1,3−ブチレンジメタクリレート、1.4−ブ
チレンジメタクリレート、1.6−ヘキサンジオールジ
アクリレート、1.6−ヘキサンジオールジアクリレー
トなどが例示され、またこれらの混合物や部分重合物を
使用することも可能である。
この(C)成分の配合量は、(A)成分100重量部に
対して0.1〜10重量部の範囲より選択される。(C
)成分の配合量が0.1重量部未満では、本発明の目的
とする効果が得られず、10重量部を超えるとゴムの伸
長率および機械的強度が低下する。
本発明に使用する(D)成分のポリテトラフルオロエチ
レン充填剤は、シリコーンゴムのtanδを高めるため
のもので、ポリテトラフルオロエチレン粉末や乳化重合
ポリテトラフルオロエチレンを含有するディスパージョ
ンなどが例示される。
ポリテトラフルオロエチレン粉末としては、無定形、球
形または繊維状など、いずれの形状のものをも用いるこ
とが可能であり、その大きさは平均粒子径として500
μm以下のものが好ましい、平均粒子径が500μmを
超えるとゴムの機械的強度が弱くなり、また防振効果も
得られ難くなり好ましくない、また、乳化重合ポリテト
ラフルオロエチレンのディスパージョンは、粒子径が前
述のポリテトラフルオロエチレン粉末に比べて一般に均
一で微小であるなめ、本発明において特に好ましいもの
である。
この乳化重合ポリテトラフルオロエチレン含有ディスパ
ージョンは、市販されている水系のディスパージョン゛
を使用することができ、ポリテトラフルオロエチレン分
として30〜70重量%含有しているものが一般的であ
る。これをシリコーンゴム中に添加する場合は、そのま
ま使用してもよいし、またはそれをアルコールなどの水
溶性有機溶剤や水で希釈するなどして用いたり、あるい
はゴムへの配合を容易にするためにシリカ粉などと混合
してペースト状のものを作製して添加してもよい。
なお、これらポリテトラフルオロエチレン充填剤は、粉
末およびディスパージョンの混合系で用いてもさしつか
えない。
(D)成分の配合量は、(A)成分100重量部に対し
てポリテトラフルオロエチレン量として0.1〜20!
!量部の範囲、さらに好ましくは0.2〜5重量部の範
囲から選択される。(D)成分の配合量が0.1重量部
未満では十分な防振効果が得られず、20重量部を超え
るとゴムの機械的強度の低下を生じるばかりでなく、コ
ンパウンドの作業性が極めて悪くなる。
本発明で用いられる(E)成分の有機過酸化物は、本発
明のシリコーンゴム組成物を硬化させるための加硫剤で
ある。
この有機過酸化物としては、ベンゾイルパーオキサイド
、2,3−ジメチルベンゾイルパーオキサイド、2,4
−ジメチルベンゾイルパーオキサイド、2゜5−ジメチ
ルベンゾイルパーオキサイド、トクロロベンゾイルバー
オキサイド、p−クロロベンゾイルパーオキサイド、2
,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイドのようなアシ
ル系有機過酸化物ニジ−tert−ブチルパーオキサイ
ド、2,5−ジーtert−ブチルパーオキシ−2,5
−ジメチルパーオキシヘキサン、2.5−ジーtert
−ブチルパーオキシ−2,5−ジメチルパーオキシヘキ
シン、tert−ブチルクミルパーオキサイド、ジクミ
ルパーオキサイドのようなアルキル系有機過酸化物; 
tert−ブチルパーベンゾエートのようなエステル系
有機過酸化物; tert−ブチルパーオキシイソプロ
ビルカーボネートのよ、うな炭酸エステル系有機過酸化
物;1.1−ジ(tert−ブチルパーオキシ)シクロ
ヘキサン、1,1−ジ(tert−プチルバーオキシ)
 3,3.5−トリメチルシクロヘキサン、2,2−ジ
(tert−ブチルパーオキシ)ブタンのようなパーオ
キシケタールなどが例示される。
これらの有機過酸化物は、1種もしくは2種以上の混合
物としても用いることができる。
(E)成分の配合量は、(A)成分100重量部に対し
てO,OS〜10重量部の範囲、さらに好ましくは0.
1〜5重量部の範囲より選択される。(E)成分の配合
量が0.05重量部未満ではシリコーンゴムの加硫が十
分に行なわれず、10重量部を超えて用いても格別の効
果がないばかりか、得られた防振ゴム成形体の物性に悪
影響を及ぼす。
本発明の防振用シリコーンゴム組成物は、(A)〜(E
)成分の他に、酸化鉄、酸化チタン、酸化アルミニウム
、酸化セリウム、水酸化上リウム、酸化亜鉛、酸化マグ
ネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、酸化
バリウム、wt酸アルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸
バリウム、マイカ、アスベスト、カーボンブラック、ガ
ラス粉末などの無機質充填剤を配合することもできる。
=J、た、当業界で公知の耐熱性向上剤、難燃化剤、着
色剤、シランカップリング剤、加工助剤などを配合して
よいことは、むしろ当然のことである。特に加工助剤は
、前述の(B)成分のうちの補強性シリカを使用する場
合、シリカの分散をよくし、ゴムの補強性やコンパウン
ドの作業性を向上させるために、当業界におけるシリコ
ーンゴム組成物には必ずといってよい程使用されている
ものである。この加工助剤は、一般に極性基として水酸
基またはアルコキシ基を有するシランまたは比較的低重
合度のポリオルガノシロキサンである。このポリオルガ
ノシロキサンのケイ素原子に結合した有機基としては、
メチル基、フェニル基、ビニル基、3゜3.3−トリフ
ルオロプロピル基などが例示される。
このような加工助剤は、シリコーンゴム組成物中に通常
20重量%以下の量で使用する。
本発明のシリコーンゴム組成物は、前記(A)〜(E)
成分、さらに必要に応じて加工助剤を含む各種添加剤を
配合し、常法によって均一に混練りすることによって得
られる。そして、この組成物は、プレス、射出、トラン
スファー、押出しなど通常のゴム゛成形法によって成形
が可能であり、良好な防振性シリコーンゴムが得られる
[発明の効果コ 本発明の防振用シリコーンゴム組成物を用いて加熱成形
した防振性シリコーンゴムは、従来の防振性シリコーン
ゴムでは十分な性能を発揮できなかった高温領域におい
て長期間の使用が可能となり、自動車のような輸送機器
の高性能化、騒音防止、快適性、高速走行時の安定性な
どに多大の効果がある。
[発明の実施例コ 以下、本発明を実施例および比較例によりさらに詳しく
説明する。なお、実施例および比較例中の部はいずれも
重量部を表わす。
実施例1 末端がジメチルビニルシリル基で閉止され、メチルとニ
ルシロキサン単位を0.1モル%含有するポリジメチル
シロキサン(平均重合度6,000) 100部をニー
ダ−に仕込み、次にオクタメチルシクロテトラシロキサ
ンで表面処理された比表面$9160rtr/lの煙霧
質シリカ50部および加工助剤として25°Cにおける
粘土が20cStのα、ω−ジメトキシポリジメチルシ
ロキサン10部を添加し、均一になるまで混練した。こ
こで得られたコンパウンドは、さらに150℃で2時間
加熱混練し、次いで冷却してベースコンパウンドAとし
た。
このベースコンパウンドAを 160部取り、2本ロー
ルの配合機を用いて架橋助剤としてトリメチロールプロ
パントリメタクリレート1.0部を配合し、次いでポリ
テトラフルオロエチレン(以下PTFEと記す、)分を
50重量%含有する乳化重合PTFEのディスパージョ
ン3.0部および石英微粉末3.0部からなるペースト
を徐々に添加し均一にしな後、厚さ6111のシート状
に分出し、それを150℃で1時間乾燥器に入れて水分
を除去し、次いで冷却後有機過酸化物2.5−ジメチル
−2,5−ジ(tert−ブチルパーオキシ)ヘキサン
を0.5部を2本ロールの配合機で配合し、シリコーン
ゴム組成物を調製した。
このようにして得たシリコーンゴム組成物を用いて、厚
さ 211のシートと直径17.78iIIX高さ25
.4Inの円柱をそれぞれ170℃、15分間の条件で
プレスにより成形し、200℃、4時間の条件で加硫を
行った。そして、厚さ2Illのシートよりダンベル状
試験片とタンザク状試験片(38IllX 5mnx2
u)とを作製した。
これらの試験片を用いて、硬さ、引張り強さ、伸び、1
00%モジュラス、振動吸収特性および永久伸びを測定
した。
振動吸収特性は、粘弾性スペクトロメーター(@J岩本
製作所製)を用いて、非共振法によって損失係数(ta
nδ)の値を求め、その値の大小によって評価した。試
験条件は下記の通りである。
試験温度      120℃ 試験振動数     100Hz 引張り平均ひずみ   10% 引張りひずみ振幅 0.316% また、永久伸びはグツドリッチフレクツメーター(■上
島製作所製)を用いて圧縮疲労試験を行い、繰返し変形
試験後の永久伸びを測定した。この永久伸びは、試験終
了後室温で1時間放置し、試験前の室温時の高さに対す
る比率を計算し、その測定値の大小によりシリコーンゴ
ムの振動耐久性を評価した。試験条件は下記の通りであ
る。
試験荷重       30ボンド サイクル数     1800r、p、n。
ストローク幅   4.445mm 試験温度      100℃ 試験時間       2時間 なお、試験温度を高温にしているのは、高温領域での防
振効果や長期安定性を評価するためである。また、硬さ
は月S K6301により測定したものである。
得られたシリコーンゴムの組成を第1表に、またシリコ
ーンゴムの物性値および上記測定値を第2表に示す、な
お、表中の組成を表わす数字は部である(以下同じ)。
実施例2〜5 実施例1で使用しなベースコンパウンドAを用いて、実
施例1におけるの乳化重合PTFEのディスパージョン
の添加量を5部(実施例2)および10部(実施例3)
に変更し、実施例1と同様に石英微粉末とのペーストと
してそれぞれ添加した以外は同一組成および同一条件で
シリコーンゴム組成物をそれぞれ作製した。
また、同様にして実施例2のシリコーンゴム組成物中の
架橋助剤の量を0.3部(実施例4)および3.0部(
実施例5)にした以外は同一組成であるシリコーンゴム
組成物をそれぞれ作製した。
これらシリコーンゴム組成物を用いて、実施例1と同一
条件で同一形状のゴムをそれぞれ作製し、これらについ
ても実施例1と同一条件で物性値、振動吸収特性および
永久伸びを測定した。
得られたシリコーンゴムの組成を第1表に、またシリコ
ーンゴムの物性値および上記測定値を第2表に示す。
実施例6 実施例1で得たベースコンパウンドA160部に、架橋
助剤としてトリメチロールプロパントリメタクリレート
1.0部、平均粒子径15μlのPTFE粉末2.0部
、次いで有機過酸化物2,5−ジメチル−2,5−ジ(
tert−ブチルパーオキシ)ヘキサン0.5部を2本
ロールの配合機で配合し、シリコーンゴム組成物を調製
した。
このシリコーンゴム組成物を用いて、実施例1と同一条
件で同一形状のシリコーンゴムを作製し、実施例1と同
一条件で物性値、振動吸収特性および永久伸びを測定し
た。
得られたシリコーンゴムの組成を第1表に、またシリコ
ーンゴムの物性値および上記測定値を第2表に示す。
比較例1 実施例1で使用したベースコンパウンドA160部およ
び有機過酸化物2,5−ジメチル−2,5−ジ(ter
t−ブチルパーオキシ)ヘキサン0.5部のみを使用し
て、シリコーンゴム組成物を作製し、次いで実施例1と
同一条件で同一形状のシリコーンゴムを作製し、実施例
1と同一条件で物性値、振動吸収特性および永久伸びを
測定した。
得られたシリコーンゴムの組成を第1表に、またシリコ
ーン−ゴムの物性値および上記測定値を第2表に示す。
比較例2 実施例1で使用したベースコンパウンドA160部、架
橋助剤としてトリメチロールプロパントリメタクリエー
ト 1.0−および有機過酸化物2.5−ジメチル−2
,5−ジ(t、ert−ブチルパーオキシ)ヘキサン0
.5部のみを使用して、シリコーンゴム組成物を作製し
、次いで実施例1と同一条件で同−形状のシリコーンゴ
ムを作製し、実施例1と同一条件で物性値、振動吸収特
性および永久伸びを測定した。
得られたシリコーンゴムの組成を第1表に、またシリコ
ーンゴムの物性値および上記測定値を第2表に示す。
比較例3 実施例1で使用しなベースコンパウンドA160部に対
して、実施例1と同様にして乳化重合PTFEのディス
パージョン5.0部および石英微粉末5.0部からなる
ペーストを添加し、水分を除去し冷却した後、有機過酸
化物2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチル
パーオキシ)ヘキサン0.5部を配合して、シリコーン
ゴム組成物を作製し、次いで実施例1と同一条件で同一
形状のシリコーンゴムを作製し、実施例1と同一条件で
物性値、振動吸収特性および永久伸びを測定した。
得られたシリコーンゴムの組成を第1表に、またシリコ
ーンゴムの物性値および上記測定値を第2表に示す。
第2表 実施例7〜12 末端がトリメチルシリル基で閉止され、ジフェニルシロ
キサン単位を5モル%およびメチルとニルシロキサン単
位を0.2モル%含むポリジメチルシロキサン(平均重
合度5,000)  100部に対し、実施例1で用い
たものと同一の煙霧質シリカ50部、加工助剤として2
5℃における粘度が30cStでジフェニルシロキサン
単位を20モル%含有するα、ω−ジメトキシポリジメ
チルシロキサン10部および実施例1で用いたものと同
一の乳化重合PTFEのディスパージョン5部をニーグ
ーで均一に混練した後、さらに150℃で2時間加熱混
練し、次いで50℃以下に冷却して、これをベースコン
パウンドBとした。
このベースコンパウンドB165部に、有機過酸化物ジ
クミルパーオキサイド0.6部を配合し、次いで架橋助
剤としてトリメチロールプロパントリメタクリレートを
 1部配合したシリコーンゴム組成物(実施例7)、ト
リメチロールプロパントリアクリレートを 1部配合し
たシリコーンゴム組成物(実施例8)、ジビニルベンゼ
ンを1部配合したシリコーンゴム組成物(実施例9)、
トリアリルイソシアヌレートを1部配合したシリコーン
ゴム組成物(実施例10)をそれぞれ作製した。
また、同様にして実施例10のトリアリルイソシアヌレ
ートの添加量をそれぞれ3.0部(実施例11)および
5.0部(実施例12)としたシリコーンゴム組成物も
作製した。
これらのシリコーンゴム組成物を用いて、実施例1と同
一条件で同一形状のシリコーンゴムを作製し、実施例1
と同一条件で物性値、振動吸収特性および永久伸びを測
定した。
得られたシリコーンゴムの組成を第3表に、またシリコ
ーンゴムの物性値および上記測定値を第4表に示す。
比較例4 実施例7で使用したベースコンパウンドB165部に有
機過酸化物ジクミルパーオキサイド0.6部を配合して
シリコーンゴム組成物を作製し、実施例1と同一条件で
同一形状のシリコーンゴムを作製し、実施例1と同一条
件で物性値、振動吸収特性および永久伸びを測定した。
得られたシリコーンゴムの組成を第3表に、またシリコ
ーンゴムの物性値および上記測定値を第4表に示す。
実施例13 実施例7で使用したベースコンパウンドBの煙霧質シリ
カを比表面積180rrr/gの湿式法シリカに換えた
以外は同一組成のベースコンパウンドを作製し、このベ
ースコンパウンド165部に、有機過酸化物ジクミルパ
ーオキサイド0.6部を配合し、次いでトリメ−チロー
ルプロパントリメタクリレート 1.0部を配合し、シ
リコーンゴム組成物を作製した。
このシリコーンゴム組成物を用いて、実施例1と同一条
件で同一形状のシリコーンゴムを作製し、実施例1と同
一条件で物性値、振動吸収特性および永久伸びを測定し
た。
得られたシリコーンゴムの組成を第3表に、またシリコ
ーンゴムの物性値および上記測定値を第4表に示す。
(以下余白) 実施例14 末端がトリメチルシリル基で閉止され、メチルとニルシ
ロキサン単位を0.5モル%含有するポリメチル(3,
3,3−トリフルオロプロピル)シロキサン(平均重合
度6,000) 100部に対し、実施例1で用いたも
のと同一の煙霧質シリカ50部および乳化重合PTFE
のディスパージョン5部と、実施例7で用いたものと同
一の加工助剤10部とを用いて、実施例7と同一条件で
ベースコンパウンドを作製し、このベースコンパウンド
165部に、実施例1で用いたものと同一の有機過酸化
物0.5部を配合し、次いで架゛橋助剤としてトリメチ
ロールプロパントリメタクリレート1.0部を配合して
、シリコーンゴム組成物を作製した。
このシリコーンゴム組成物を用いて、実施例1と同一条
件で同一形状のシリコーンゴムを作製し、実施例1と同
一条件で物性値、振動吸収特性および永久伸びを測定し
た。
得られたシリコーンゴムの組成を第3表に、またシリコ
ーンゴムの物性値および上記測定値を第4表に示す。
実施例15 実施例14で使用したベースコンパウンドにおいて煙霧
質シリカの量を30部、加工助剤の量を6部に換えた以
外は同一条件でベースコンパウンドを作製し、このベー
スコンパウンド141部に、実施例1で用いたものと同
一の有機過酸化物0.5部を配合し、次いで架橋助剤と
してトリメチロールプロパントリメタクリレート1.0
部を配合し、シリコーンゴム組成物を作製した。
このシリコーンゴム組成物を用いて、実施例1と同一条
件で同一形状のシリコーンゴムを作製し、実施例1と同
一条件で物性値、振動吸収特性および永久伸びを測定し
た。
得られたシリコーンゴムの組成を第3表に、またシリコ
ーンゴムの物性値および上記測定値を第4表に示す。
実施例16.17 実施例1で用いたものと同一のポリジメチルシロキサン
100部に対し、ヘキサメチルジシラザンで表面処理さ
れた比表面積180rrr/gの煙霧質シリカ50部、
25℃における粘度が50cStのα、ω−ジヒドロキ
シポリジメチルシロキサン6部、架橋助剤としてテトラ
メチロールメタンテトラメタクリレート 1.0部、P
TFE分70分量0重量%含有重合PTFEのディスパ
ージョン3.0部をニーダ−で均一に混練し、ベースコ
ンパウンドCを作製した。
このベースコンパウドC160部に、実施例1で使用し
たものと同一の有機過酸化物0,5部を配合し、シリコ
ーンゴム組成物を作製した。
同様にして−、ベースコンパウンドC160部に、重量
比で1:1のベンゾイルパーオキサイドとシリコーンオ
イルとからなるペーストを 1.2部添加し、シリコー
ンゴム組成物を作製した。
これらのシリコーンゴム組成物を用いて、実施例1と同
一条件で同一形状のシリコーンゴムを作製し、実施例1
と同一条件で物性値、振動吸収特性および永久伸びを測
定した。
得られたシリコーンゴム゛の組成を第3表に、またシリ
コーンゴムの物性値および上記測定値を第4表に示す。
実施例18 実施例16で使用したベースコンパウンドCの煙霧質シ
リカを表面処理を施していない比表面積20Or&/g
の煙霧質シリカ50部を使用した以外は全く同一のコン
パウンドを作製し、このベースコンパウンド160部に
、実施例1で用いたものと同一の有機過酸化物0.5部
を配合し、シリコーンゴム組成物を作製した。
このシリコーンゴム組成物を用いて、実施例1と同一条
件で同一形状のシリコーンゴムを作製し、実施例1と同
一条件で物性値、振動吸収特性および永久伸びを測定し
た。
得られたシリコーンゴムの組成を第3表に、またシリコ
ーンゴムの物性値および上記測定値を第4表に示す。
(以下余白) $1=メチルとニルシロキサン単位0.1モル%含有、
平均重合度6,000.−2 :オクタメチルシクロテ
トラシロキサンで表面処理、比表面積= 160rrr
/g、 *8 ニジフェニルシロキサン単位20モル%
含育、25℃における粘度=30cst 、 $9 :
メチルビニルシロキサン単位0.5モル%含有、平均重
合度6,000. 虐10 :ヘキサメチルジシラザン
で表面処理、比表面積= 180//g。
虐11:比表面積= 200rtr/g、 傘12 ;
 25℃における粘度=50C3t 、 虐13 :同
量のシリコーンオイルどのペーストとして使用。
以上の実施例および比較例からも明らかなように、本発
明の防振用シリコーンゴム組成物は、高温時における比
較的大きな振動変位を受ける条件において、良好な振動
吸収特性と優れた永久変形を有しており、輸送機器など
の防振ゴムとして極めて適した材料であるといえる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)ポリジオルガノシロキサン 100重量部
    、 (B)シリカ系充填剤 10〜200重量部、 (C)架橋助剤 0.1〜10重量部、 (D)ポリテトラフルオロエチレン充填剤 0.1〜2
    0重量部 および (E)有機過酸化物 0.05〜10重量部からなるこ
    とを特徴とする防振用シリコーンゴム組成物。
  2. (2)(A)成分のポリジオルガノシロキサンは、一般
    式: R^2(R^1_2SiO)_nSiR^1_2R^2
    (式中、R^1は1価の置換または非置換の炭化水素基
    を表わし、かつこれらの炭化水素基中0.01〜1.0
    モル%がビニル基であり、R^2はメチル基、ビニル基
    および水酸基からなる群より選ばれた1価の炭化水素基
    を表わし、nは3,000〜10,000の数を表わす
    。)で示される特許請求の範囲第1項記載の防振用シリ
    コーンゴム組成物。
  3. (3)(B)成分のシリカ系充填剤が、比表面積50m
    ^2/g以上の補強性シリカである特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の防振用シリコーンゴム組成物。
  4. (4)(B)成分のシリカ系充填剤が、煙霧質シリカで
    ある特許請求の範囲第1項または第2項記載の防振用シ
    リコーンゴム組成物。
  5. (5)(B)成分のシリカ系充填剤が、有機ケイ素化合
    物で表面処理された煙霧質シリカである特許請求の範囲
    第1項または第2項記載の防振用シリコーンゴム組成物
  6. (6)(D)成分のポリテトラフルオロエチレン充填剤
    として、乳化重合ポリテトラフルオロエチレンを含有す
    るディスパージョンを使用する特許請求の範囲第1項な
    いし第5項のいずれか1項記載の防振用シリコーンゴム
    組成物。
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