JPS63243322A - ブレンドポリエステル延伸繊維 - Google Patents
ブレンドポリエステル延伸繊維Info
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- JPS63243322A JPS63243322A JP7445687A JP7445687A JPS63243322A JP S63243322 A JPS63243322 A JP S63243322A JP 7445687 A JP7445687 A JP 7445687A JP 7445687 A JP7445687 A JP 7445687A JP S63243322 A JPS63243322 A JP S63243322A
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- fiber
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は耐熱性の改良されたブレンドポリエステル延伸
繊維、更に詳しくは融点近傍に至る迄の寸法安定性の良
好で、しかも力学特性の耐熱劣化性が著しく改善された
ポリエチレンテレフタレート繊維に関する。
繊維、更に詳しくは融点近傍に至る迄の寸法安定性の良
好で、しかも力学特性の耐熱劣化性が著しく改善された
ポリエチレンテレフタレート繊維に関する。
[従来技術とその問題点]
従来、ポリエチレンテレフタレート繊維はそのすぐれた
機1m性を有するなめ、衣料用途のみならず一般産業資
材用途にも広く利用されている。このポリエステル繊維
は255〜260°C程度の融点を呈し、この融点は汎
用合成1111維の中では高い方である。しかしながら
、従来のポリエチレンテレフタレート繊維は温度ととも
に収縮する性質があり、100°Cでも3〜5%、25
0℃では20%を越える収縮率を示ずのが通例である。
機1m性を有するなめ、衣料用途のみならず一般産業資
材用途にも広く利用されている。このポリエステル繊維
は255〜260°C程度の融点を呈し、この融点は汎
用合成1111維の中では高い方である。しかしながら
、従来のポリエチレンテレフタレート繊維は温度ととも
に収縮する性質があり、100°Cでも3〜5%、25
0℃では20%を越える収縮率を示ずのが通例である。
このため融点が例え260℃であっても利用分野によっ
てはガラス転移温度(通常80℃付近)以下に使用範囲
が制限されている。
てはガラス転移温度(通常80℃付近)以下に使用範囲
が制限されている。
所で、収縮率を小さくする技術手段としては高温での熱
処理を施す事が知られている。この場合、熱処理の温度
は高い方が好ましいし、またより長い時間をかける方が
、収縮率を低くするうえで効果的である。しかし、この
場合の欠点としてポリエステル繊維の脆化が進み、力学
的特性が著しく低下する上、250℃で1%を切るよう
な超低収縮糸とする事は困難であった。
処理を施す事が知られている。この場合、熱処理の温度
は高い方が好ましいし、またより長い時間をかける方が
、収縮率を低くするうえで効果的である。しかし、この
場合の欠点としてポリエステル繊維の脆化が進み、力学
的特性が著しく低下する上、250℃で1%を切るよう
な超低収縮糸とする事は困難であった。
また、これら従来のポリエチレンテレフタレート繊維に
おいては耐熱劣化性が不充分であり、例えば250°C
の雰囲気下では30分以内の間に強度。
おいては耐熱劣化性が不充分であり、例えば250°C
の雰囲気下では30分以内の間に強度。
伸度ともにほとんど零になってしまう。以上のような理
由のためこれら従来のポリエステル繊維を250℃のよ
うな高温で使用する事は不可能に近かった。
由のためこれら従来のポリエステル繊維を250℃のよ
うな高温で使用する事は不可能に近かった。
これまで、ポリエステル繊維の熱特性を解消するための
提案としては、ポリエステルにポリアミドをブレンドし
た延伸熱処理系が特開昭59−1719号公報で提案さ
れている。しかし、このような糸にあっては、その強度
保持率が10%以上に改善されるだけで、高温下での熱
収縮率の低下は期待できない。
提案としては、ポリエステルにポリアミドをブレンドし
た延伸熱処理系が特開昭59−1719号公報で提案さ
れている。しかし、このような糸にあっては、その強度
保持率が10%以上に改善されるだけで、高温下での熱
収縮率の低下は期待できない。
[本発明の目的]
本発明はかかる従来の欠点を改良し、融点近傍に至る迄
寸法安定性、力学特性の保持性が改良され、種々の分野
で利用することのできるポリエチレンテレフタレートを
主体とするポリエステル繊維を提供することにある。
寸法安定性、力学特性の保持性が改良され、種々の分野
で利用することのできるポリエチレンテレフタレートを
主体とするポリエステル繊維を提供することにある。
[本発明の構成]
本発明は上記目的を達成するため鋭意検討した結果、ポ
リアミドをブレンド紡糸したポリエステル延伸・熱処理
系に高温非接触下での多枝熱処理を施すことによって、
所望の糸条が得られることを究明した。
リアミドをブレンド紡糸したポリエステル延伸・熱処理
系に高温非接触下での多枝熱処理を施すことによって、
所望の糸条が得られることを究明した。
かくして、本発明によればエチレンテレフタレートを主
たる繰り返し単位とするポリエステル成分とポリアミド
成分とのブレンドポリマーからなり、下記(a)〜(e
)の要件を同時に満足することを特徴とするブレンドポ
リエステル延伸繊維が提供される。
たる繰り返し単位とするポリエステル成分とポリアミド
成分とのブレンドポリマーからなり、下記(a)〜(e
)の要件を同時に満足することを特徴とするブレンドポ
リエステル延伸繊維が提供される。
(a)ポリアミド成分がブレンドポリマー中に0.5〜
50重量%存在すること。
50重量%存在すること。
(b)溶融切断する直前の熱収縮率が−0,3%〜2%
であること。
であること。
(c) 0.01 g / (feの荷重下で毎分5℃
の速度で昇温したときの溶融切断温度が260°Cを越
えること。
の速度で昇温したときの溶融切断温度が260°Cを越
えること。
(d)室温以上250℃以下の全温度域における乾熱収
縮率が−0,3%〜1%であること。
縮率が−0,3%〜1%であること。
(e)強度が1*/d8以上、伸度が10〜100%で
あること。
あること。
本発明で言う;Jテリエステルとは、ポリエチレンテレ
フタレートを主たる対象とするが、これに5モル%以下
の第3成分、例えば種々のジカルボン酸、ジオキシ化合
物等を添加共重合させても良く、更には斯界でよく知ら
れている種々の目的の添加剤を加えたものであってもよ
い。
フタレートを主たる対象とするが、これに5モル%以下
の第3成分、例えば種々のジカルボン酸、ジオキシ化合
物等を添加共重合させても良く、更には斯界でよく知ら
れている種々の目的の添加剤を加えたものであってもよ
い。
一方ポリエステルにブレンドするポリアミドとしては溶
融紡糸可能であればよく、化学S造を異にする数種類の
ポリアミドから成るブレンド物、或いは第3成分との共
重合体であっても差支えない、但し、その中で最も好ま
しいのはナイロン6およびナイロン6Gである。
融紡糸可能であればよく、化学S造を異にする数種類の
ポリアミドから成るブレンド物、或いは第3成分との共
重合体であっても差支えない、但し、その中で最も好ま
しいのはナイロン6およびナイロン6Gである。
本発明において、これらのポリアミドはポリマ−中に全
量の0,5〜50重景%分散して存在する事(aの要件
)が必要である。ここでポリアミド成分が0.5重量%
に満たない場合、本発明の目的とする耐熱性向上効果は
ほとんど認められない。一方、ポリアミド成分が50重
量%を越えるような場合、繊維自身の力学特性が極めて
悪化するため実用に耐え誼くなる。
量の0,5〜50重景%分散して存在する事(aの要件
)が必要である。ここでポリアミド成分が0.5重量%
に満たない場合、本発明の目的とする耐熱性向上効果は
ほとんど認められない。一方、ポリアミド成分が50重
量%を越えるような場合、繊維自身の力学特性が極めて
悪化するため実用に耐え誼くなる。
これに対してポリアミド成分がポリマー中に0.5〜5
0重量%の範囲で存在する場合、実用上の繊維の力学特
性を確保できるとともに、本発明の目的とする耐熱寸法
安定性、力学特性の耐熱劣化性の向上を図る事ができる
。但し、この範囲内において、ポリアミド成分の量が多
くなるにつれ、熱的特性が向上し、逆に力学的性質が若
干ながら低下する傾向があるので、使用分野の目的に応
じてポリアミドの量を適宜選択すべきである。
0重量%の範囲で存在する場合、実用上の繊維の力学特
性を確保できるとともに、本発明の目的とする耐熱寸法
安定性、力学特性の耐熱劣化性の向上を図る事ができる
。但し、この範囲内において、ポリアミド成分の量が多
くなるにつれ、熱的特性が向上し、逆に力学的性質が若
干ながら低下する傾向があるので、使用分野の目的に応
じてポリアミドの量を適宜選択すべきである。
本発明における乾熱収縮率は理学電a■製PTC−10
D T M A標準形を使用し、0.01 g /de
の荷重上毎分5℃の昇温で測定した0本発明の繊維の場
合、第1図の曲線■に示ずように室温から雰囲気温度の
上昇とともに僅かに収縮を続けるが120℃以上では逆
に収縮率は小さくなり原長より伸長する事もある。更に
250℃付近から極く僅か収縮した後、溶融切断するが
、この時の収縮率は一〇、3%〜2%の範囲(bの要件
)にあり極めて小さな値を示ず、また溶融切断する温度
も一般には260℃を越え(cの要件)従来のポリエス
テル繊維(第1図の曲線I)より高温側に位置している
。
D T M A標準形を使用し、0.01 g /de
の荷重上毎分5℃の昇温で測定した0本発明の繊維の場
合、第1図の曲線■に示ずように室温から雰囲気温度の
上昇とともに僅かに収縮を続けるが120℃以上では逆
に収縮率は小さくなり原長より伸長する事もある。更に
250℃付近から極く僅か収縮した後、溶融切断するが
、この時の収縮率は一〇、3%〜2%の範囲(bの要件
)にあり極めて小さな値を示ず、また溶融切断する温度
も一般には260℃を越え(cの要件)従来のポリエス
テル繊維(第1図の曲線I)より高温側に位置している
。
次に、本発明のブレンドポリエステル繊維は室温以上2
50℃以下の全温度域における乾熱収縮率が−0,3〜
1%である事(dの要件)が必要である。ここで−0,
3%の収縮は0.3%の熱伸長を意味する。
50℃以下の全温度域における乾熱収縮率が−0,3〜
1%である事(dの要件)が必要である。ここで−0,
3%の収縮は0.3%の熱伸長を意味する。
更に、本発明のブレンドポリエステル繊維の場合、少く
とも1.0g/deの強度、10%の伸度を有する必要
がある(eの要件)0強度、伸度がこれらの値に達しな
い場合、実用に供する事ができない。
とも1.0g/deの強度、10%の伸度を有する必要
がある(eの要件)0強度、伸度がこれらの値に達しな
い場合、実用に供する事ができない。
尚、本発明のブレンドポリエステル繊維は、250℃に
おいて60分間乾熱定長熱処理した際の繊維のシルクフ
ァクター保持率(K)が60%以上、一般的には80%
以上の高い値を示す、なお、シルクファクターは切断強
度(ぎ/de)xFじrWI(%)で表され、その保持
率は(SFA/5FO)xloo(%)で定義される。
おいて60分間乾熱定長熱処理した際の繊維のシルクフ
ァクター保持率(K)が60%以上、一般的には80%
以上の高い値を示す、なお、シルクファクターは切断強
度(ぎ/de)xFじrWI(%)で表され、その保持
率は(SFA/5FO)xloo(%)で定義される。
但しSFO、SFAは該熱処理を施す前と後の繊維のシ
ルクファクターである。
ルクファクターである。
本発明のブレンド繊維の場合、特に伸度の保持性がすぐ
れており伸度保持率は100%を越える事もある。この
ような場合シルクファクター保持率(K)が95%以上
になる事もある。
れており伸度保持率は100%を越える事もある。この
ような場合シルクファクター保持率(K)が95%以上
になる事もある。
以上述べたような極めて高度の耐熱寸法安定性。
力学性の耐熱劣化性は本発明独自のものであり、ブレン
ドを含む従来のポリエステル繊維には全く見られなかっ
た特徴である。
ドを含む従来のポリエステル繊維には全く見られなかっ
た特徴である。
本発明のブレンド繊維は通常の製糸(溶融紡糸−延伸−
熱処理)を行った後、更に以下に述べる特有の熱処理を
加える事によって得る事ができる。
熱処理)を行った後、更に以下に述べる特有の熱処理を
加える事によって得る事ができる。
すなわちこの熱処理の態様として、まず180〜225
℃の温度域で5分以上保持した後、230℃以上より好
ましくは250℃以上に昇温し、その温度で20分以上
より好ましくは60分以上保持する様なものが挙げられ
る。但し、この230℃以上の熱処理は酸素の存在下で
非接触状態で行う事が必要である。また特に250℃以
上の温度で熱処理を行う場合には、その前に230〜2
45℃の温度域であらかじめ10分以上の熱処理を受け
ている事が好ましい、勿論この熱処理は連続的に昇温さ
れる雰囲気下で行うことができる。
℃の温度域で5分以上保持した後、230℃以上より好
ましくは250℃以上に昇温し、その温度で20分以上
より好ましくは60分以上保持する様なものが挙げられ
る。但し、この230℃以上の熱処理は酸素の存在下で
非接触状態で行う事が必要である。また特に250℃以
上の温度で熱処理を行う場合には、その前に230〜2
45℃の温度域であらかじめ10分以上の熱処理を受け
ている事が好ましい、勿論この熱処理は連続的に昇温さ
れる雰囲気下で行うことができる。
上記の180〜230℃での予備的熱処理、あるいは2
30〜250℃での予備熱処理が無い場合、ポリエステ
ルの熱劣化の方が優先して進行するためブレンド繊維の
力学特性が低くなる恐れがある。
30〜250℃での予備熱処理が無い場合、ポリエステ
ルの熱劣化の方が優先して進行するためブレンド繊維の
力学特性が低くなる恐れがある。
[本発明の作用機能]
本発明のブレンド繊維が何故かくの如き卓越した耐熱特
性を有するかについては、およそ以下の通りm察される
。すなわち、第2図(a)は通常のポリエステルの微細
構造を示し、高温雰囲気の中での熱処理によってポリエ
チレンテレフタレートの結晶1は大きく成長しその非晶
部は次第にボーラスなものへ変化していく、この為、ポ
リエステル分子鎖の中に包みこまれていた分子鎖末端2
が束縛から開放され自由に動けるようになる。すなわち
分子鎖末端が構造的に活性化されてくる。このとき、ポ
リアミドが共存するとその分子鎖末端3も同時に活性化
され、第2図(b)に示すようにこのためポリ、エステ
ル−ポリアミドの末端同士での化学結合が生じる。ある
いは別のaprとしてポリアミド分子の一部は熱分解さ
れ、ポリエステル相中に拡散してそこでポリエステル分
子鎖末端と反応する事も考えられる。いずれにせよ第2
図(b)に示すような微細#IJ造上の3次元架橋が形
成され、その結果寸法安定性、耐熱劣化性において従来
のポリエステル繊維を隔絶する特徴を有するブレンドポ
リエステル繊維が得られるのである。
性を有するかについては、およそ以下の通りm察される
。すなわち、第2図(a)は通常のポリエステルの微細
構造を示し、高温雰囲気の中での熱処理によってポリエ
チレンテレフタレートの結晶1は大きく成長しその非晶
部は次第にボーラスなものへ変化していく、この為、ポ
リエステル分子鎖の中に包みこまれていた分子鎖末端2
が束縛から開放され自由に動けるようになる。すなわち
分子鎖末端が構造的に活性化されてくる。このとき、ポ
リアミドが共存するとその分子鎖末端3も同時に活性化
され、第2図(b)に示すようにこのためポリ、エステ
ル−ポリアミドの末端同士での化学結合が生じる。ある
いは別のaprとしてポリアミド分子の一部は熱分解さ
れ、ポリエステル相中に拡散してそこでポリエステル分
子鎖末端と反応する事も考えられる。いずれにせよ第2
図(b)に示すような微細#IJ造上の3次元架橋が形
成され、その結果寸法安定性、耐熱劣化性において従来
のポリエステル繊維を隔絶する特徴を有するブレンドポ
リエステル繊維が得られるのである。
従来から種々の手段により分子鎖自身を枝分れされ、分
子構造上の架橋、ネットワーク、3次元化を起させる事
によって耐熱性を向上させようとする試みは多く報告さ
れている。しかしこれらはネットワークの単位がミクロ
に過ぎるため、繊維構造が安定に形成されず、繊維とし
ての性能が極端に低下する傾向があった。更に溶融紡糸
が実施し難い等成型加工性にも問題が生じる。このため
架橋、3次元化の程度を抑えざるを得す、目的とする耐
熱性能も達成されなかったのである。
子構造上の架橋、ネットワーク、3次元化を起させる事
によって耐熱性を向上させようとする試みは多く報告さ
れている。しかしこれらはネットワークの単位がミクロ
に過ぎるため、繊維構造が安定に形成されず、繊維とし
ての性能が極端に低下する傾向があった。更に溶融紡糸
が実施し難い等成型加工性にも問題が生じる。このため
架橋、3次元化の程度を抑えざるを得す、目的とする耐
熱性能も達成されなかったのである。
この点、本発明は、分子架橋と全く異った構造架橋によ
ってマクロなネットワーク、3次元化を達成するもので
あり、これにより新しいポリマーアロイ繊維と言うべき
素材を提供するものである。
ってマクロなネットワーク、3次元化を達成するもので
あり、これにより新しいポリマーアロイ繊維と言うべき
素材を提供するものである。
E本発明の効果」
本発明のブレンドポリエステル繊維の場合、既に述べた
ように第1に、溶融切断に至る迄の全温度において寸法
変化が極めて小さい事があげられる。第2には力学特性
の耐熱保持性が高く、250℃で長時間放置してシルク
ファクターの変化が極めて少ない事が挙げられる。更に
該繊維の特徴として溶融した後も流動変形が進み難い事
も付記できる0通常のポリエステル又はポリアミド繊維
の場合、溶融すると表面張力のため液適状に丸くなる傾
向があるが、本発明繊維の場合、溶融した後もそのまま
の形状を保つ事が多い、このため例えば通常の織編物に
火を近づけると直ちに溶けて穴が開くのであるが、本発
明繊維によるa編物の場合、繊維の内部構造は融解を起
しても、繊維としての形状はそのままであり六が開くよ
うな事は無い。
ように第1に、溶融切断に至る迄の全温度において寸法
変化が極めて小さい事があげられる。第2には力学特性
の耐熱保持性が高く、250℃で長時間放置してシルク
ファクターの変化が極めて少ない事が挙げられる。更に
該繊維の特徴として溶融した後も流動変形が進み難い事
も付記できる0通常のポリエステル又はポリアミド繊維
の場合、溶融すると表面張力のため液適状に丸くなる傾
向があるが、本発明繊維の場合、溶融した後もそのまま
の形状を保つ事が多い、このため例えば通常の織編物に
火を近づけると直ちに溶けて穴が開くのであるが、本発
明繊維によるa編物の場合、繊維の内部構造は融解を起
しても、繊維としての形状はそのままであり六が開くよ
うな事は無い。
一方本発明のブレンドポリエステル繊維は通常のブレン
ド製糸のみでは達成できず、独特の苛酷な熱処理の中で
形成されていく。(通常のポリエステル繊維では該熱処
理に耐えられず切断するか、又は極度に脆化する。)す
なわち重合、紡糸、延伸その他の製造工程の中では本発
明の構造架橋は生じていないので、これらの工程調子も
特に問題なく良好である。
ド製糸のみでは達成できず、独特の苛酷な熱処理の中で
形成されていく。(通常のポリエステル繊維では該熱処
理に耐えられず切断するか、又は極度に脆化する。)す
なわち重合、紡糸、延伸その他の製造工程の中では本発
明の構造架橋は生じていないので、これらの工程調子も
特に問題なく良好である。
本発明のブレンドポリエステル繊維は繊維、マルチフィ
ラメント、加工糸、撚糸その他糸の形態として、あるい
は織編物、不織布1紙その他の布帛として衣料用の他の
一般産業資材すべての分野で利用できる。
ラメント、加工糸、撚糸その他糸の形態として、あるい
は織編物、不織布1紙その他の布帛として衣料用の他の
一般産業資材すべての分野で利用できる。
実施例1
固有粘度0.64のポリエチレンテレフタレートと固有
粘度1.0のナイロン6を各々160℃で4時間。
粘度1.0のナイロン6を各々160℃で4時間。
120°Cで6時間乾燥した後、チップ状態で種々の割
合に混合し、25mm直径のスクリュー型溶融押出機に
より溶融混練し、0.35mm直径の吐出孔を有する紡
糸口金より吐出2通常の冷却気流による冷却固化、油剤
処理を行って1000m/分の速度で巻取った。
合に混合し、25mm直径のスクリュー型溶融押出機に
より溶融混練し、0.35mm直径の吐出孔を有する紡
糸口金より吐出2通常の冷却気流による冷却固化、油剤
処理を行って1000m/分の速度で巻取った。
次いでこの紡出糸を予熱温度80℃で3.8倍に延伸し
、180℃のスリットヒータで熱処理して100de/
24filの延伸糸としな。
、180℃のスリットヒータで熱処理して100de/
24filの延伸糸としな。
次にこの延伸糸を定長状態で190℃の熱風乾燥機中に
投入し、10分間熱処理した。しかる後、乾燥機の温度
を235’Cに昇温した更に20分間熱処理し、次いで
258℃で90分間熱処理した。
投入し、10分間熱処理した。しかる後、乾燥機の温度
を235’Cに昇温した更に20分間熱処理し、次いで
258℃で90分間熱処理した。
以上のサンプルについて’r”MA (Thermal
−Hechanical Analysis)により
乾熱収縮率を測定した所、第1表の結果を得な。
−Hechanical Analysis)により
乾熱収縮率を測定した所、第1表の結果を得な。
第1表
サンプルNQIの場合、ナイロン6がブレンドされてい
ないので、室温250℃における最大収縮率が1.42
%と大きく、溶融切断直前の収縮率も大である。またサ
ンプルNQ2の場合もブレンドの量が少な過ぎるため、
収縮率は改善されておらず本発明のブレンドポリエステ
ル繊維とはならない°。
ないので、室温250℃における最大収縮率が1.42
%と大きく、溶融切断直前の収縮率も大である。またサ
ンプルNQ2の場合もブレンドの量が少な過ぎるため、
収縮率は改善されておらず本発明のブレンドポリエステ
ル繊維とはならない°。
これに対しサンプルNG3〜NQ8においては、室温〜
250℃の最大収縮率も溶融切断直前の収縮率も極めて
小さな値を示しており、熱に対する寸法安定性が格段に
改良されている事がわかる。
250℃の最大収縮率も溶融切断直前の収縮率も極めて
小さな値を示しており、熱に対する寸法安定性が格段に
改良されている事がわかる。
次に以上のサンプルの力学特性、及びこれらのサンプル
を250℃の雰囲気下に1時間さらした後の力学特性を
常法により測定した所第2表の結果を得た。
を250℃の雰囲気下に1時間さらした後の力学特性を
常法により測定した所第2表の結果を得た。
第2表
サンプルNQIおよび騎2の場合、原サンプルについて
も伸度が10%を切っており実用に供し難い。
も伸度が10%を切っており実用に供し難い。
またこれらのサンプルにおいては熱処理による脆化が著
しく、強度、伸度がともに大きく低下する。
しく、強度、伸度がともに大きく低下する。
すなわちシルクファクターの保持率(K)が極めて低い
レベルにある。
レベルにある。
一方すンプル随8の場合、原サンプルの伸度。
シルクファクターが低い、これはナイロンのブレンド量
が多過ぎるためである。またこのサンプルを熱処理する
と伸度の保持性は良好であるものの、強度が更に低下す
るためシルクファクターの保持性は悪化する。
が多過ぎるためである。またこのサンプルを熱処理する
と伸度の保持性は良好であるものの、強度が更に低下す
るためシルクファクターの保持性は悪化する。
以上に対しサンプルNQ3〜随7は本発明のブレンドポ
リエステル繊維であるが、原サンプルの強伸度は実用に
耐えうるレベルにあり、かつ熱処理に対するシルクファ
クターの保持性が極めてずぐれている事がわかる。
リエステル繊維であるが、原サンプルの強伸度は実用に
耐えうるレベルにあり、かつ熱処理に対するシルクファ
クターの保持性が極めてずぐれている事がわかる。
実施例2
ナイロン6のブレンド率を0%および4%とする他は実
施例1と同様にして紡糸延伸を行った・次ニこの延伸糸
を180℃で5分間定長熱処理した接種々の温度1時間
に設定された熱風循環式オーブン中で定長加熱した。こ
れらのサンプルについて’f’ M Aにより乾熱収縮
率を測定した所、第3表の結果を得た。
施例1と同様にして紡糸延伸を行った・次ニこの延伸糸
を180℃で5分間定長熱処理した接種々の温度1時間
に設定された熱風循環式オーブン中で定長加熱した。こ
れらのサンプルについて’f’ M Aにより乾熱収縮
率を測定した所、第3表の結果を得た。
第3表
サンプルNo、 1は従来のポリエステル繊維に相当す
るものである。この場合収縮率は極めて大きく、また溶
融切断温度ら低めである。またサンプルN。
るものである。この場合収縮率は極めて大きく、また溶
融切断温度ら低めである。またサンプルN。
1を熱処理したN(12〜N0.4についても収縮率の
大幅な改善は認められない。
大幅な改善は認められない。
他方サンプルNo、 5はナイロン6をブレンドした
−ポリエステル繊維であるが、この場合も収縮特性
の改善はあまり認められない。更にこのNo、5を熱処
理したNO,6およびNo 7についても、加熱温度が
低いか、あるいは加熱時間が短いため収縮率の大幅な改
善は認められない。
−ポリエステル繊維であるが、この場合も収縮特性
の改善はあまり認められない。更にこのNo、5を熱処
理したNO,6およびNo 7についても、加熱温度が
低いか、あるいは加熱時間が短いため収縮率の大幅な改
善は認められない。
以上に対しサンプルNo、 8は本発明によるもので、
この場合には収縮特性の大幅な向上が認められる。
この場合には収縮特性の大幅な向上が認められる。
次にサンプルNG5〜8について250℃の雰囲気下に
1時間定長でさらした時のシルクファクター保持率(K
)を評価した所、第4表の結果を得た。
1時間定長でさらした時のシルクファクター保持率(K
)を評価した所、第4表の結果を得た。
第4表
サンプルNα5〜No、7の場合、原サンプルの強伸度
、シルクファクターはNo、 8より大であるが、25
0℃1時間の熱処理後はNO8より逆に低くなる。
、シルクファクターはNo、 8より大であるが、25
0℃1時間の熱処理後はNO8より逆に低くなる。
すなわちシルクファクター保持率(K)は40%程度で
あり、NO,8に比較してかなり低くなっている。
あり、NO,8に比較してかなり低くなっている。
No、 8の本発明のブレンドポリエステル繊維は、力
学特性の耐熱性向上が認められる。
学特性の耐熱性向上が認められる。
第1図(a)および(b)は夫々従来のポリエステル繊
維および本発明のブレンドポリエステル繊維のT M
A一温度曲線、第2図(a)および(b)は夫々従来の
ポリエステル繊維および本発明のブレンドポリエステル
繊維を高温長時間熱処理した繊維についての微41M造
モデル図である。 1・・・・・・結晶 2・・・・・・ポリエステル分子末端 3・・・・・・ポリアミド分子末端 へ ぺ 手続補正型(成) 昭和62年7月2日
維および本発明のブレンドポリエステル繊維のT M
A一温度曲線、第2図(a)および(b)は夫々従来の
ポリエステル繊維および本発明のブレンドポリエステル
繊維を高温長時間熱処理した繊維についての微41M造
モデル図である。 1・・・・・・結晶 2・・・・・・ポリエステル分子末端 3・・・・・・ポリアミド分子末端 へ ぺ 手続補正型(成) 昭和62年7月2日
Claims (3)
- (1)エチレンテレフタレートを主たる繰り返し単位と
するポリエステル成分とポリアミド成分とのブレンドポ
リマーからなり、下記(a)〜(e)の要件を同時に満
足することを特徴とするブレンドポリエステル延伸繊維
。 (a)ポリアミド成分がブレンドポリマー中に0.5〜
50重量%存在すること。 (b)溶融切断する直前の熱収縮率が−0.3%〜2%
であること。 (c)0.01g/deの荷重下で毎分5℃の速度で昇
温したときの溶融切断温度が260℃を越えること。 (d)室温以上250℃以下の全温度域における乾熱収
縮率が−0.3%〜1%であること。 (e)強度が1g/de以上、伸度が10〜100%で
あること。 - (2)溶融切断する直前の収縮率が−0.3%〜1%で
ある特許請求の範囲第1項記載のブレンドポリエステル
延伸繊維。 - (3)250℃において60分間乾熱定長熱処理した時
の繊維のシルクファクター保持率(K)が60%以上で
ある特許請求の範囲第(1)項記載のブレンドポリエス
テル延伸繊維。 但し、シルクファクター=切断強度×√(切断伸度)で
あり、その保持率(K)は次の定義による。 K=(SF_A/SF_0)×100(%) (SF_A、SF_0は夫々熱処理後、熱処理前のシル
クファクター)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7445687A JPS63243322A (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | ブレンドポリエステル延伸繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7445687A JPS63243322A (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | ブレンドポリエステル延伸繊維 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63243322A true JPS63243322A (ja) | 1988-10-11 |
Family
ID=13547760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7445687A Pending JPS63243322A (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | ブレンドポリエステル延伸繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63243322A (ja) |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP7445687A patent/JPS63243322A/ja active Pending
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