JPS632521B2 - - Google Patents

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JPS632521B2
JPS632521B2 JP58053800A JP5380083A JPS632521B2 JP S632521 B2 JPS632521 B2 JP S632521B2 JP 58053800 A JP58053800 A JP 58053800A JP 5380083 A JP5380083 A JP 5380083A JP S632521 B2 JPS632521 B2 JP S632521B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dental
investment
gypsum
aluminum phosphate
cast
Prior art date
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Expired
Application number
JP58053800A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59181204A (ja
Inventor
Yasutaro Ito
Shohei Hayashi
Takashi Kanbara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GC Corp
Original Assignee
GC Dental Industiral Corp
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Publication date
Application filed by GC Dental Industiral Corp filed Critical GC Dental Industiral Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は歯科用石膏系埋没材のための練和液に
関するものである。 歯科用埋没材は粉末状であり、水または専用の
練和液で練和して使用される。歯科用埋没材は歯
科補綴物を精密鋳造法によつて製作する場合に鋳
型材として使用され、その使用法は次の通りであ
る。ワツクスで作製した原型を、歯科用埋没材を
水若しくは専用液で練和して出来たスラリー中に
埋没させ、凝固後に電気炉中で700〜900℃にまで
昇温してワツクスを焼却させ、出来た空洞に溶融
した合金を注入している。 歯科用埋没材は主に結合材と耐火材とから成
り、結合材は埋没材を凝固させると共に耐火材粒
子を結合させて凝固後の成形体の強度と凝固時の
膨張とを発現させるのに寄与しており、耐火材は
加熱時の耐火性を与えると共に熱膨張を発現させ
る働きを有している。凝固膨張と熱膨張は、鋳型
を膨張させることにより鋳造時の合金の収縮を補
正して鋳造体を原型と同形状同寸法にするために
必要である。 歯科用埋没材を結合材の種類によつて分類する
と、石膏を結合材としたもの(以下「石膏系埋没
材」という)とリン酸塩を結合材としたもの(以
下「リン酸塩系埋没材」という)に大別され、耐
火材としては石英やクリストバライトなどのシリ
カ粉末が使用される。 石膏系埋没材は半水石膏が二水石膏になる水和
反応を利用して凝固させるものであり、リン酸塩
系埋没材はマグネシウム、カルシウム、ストロン
チウムや亜鉛などの酸化物が第一リン酸アンモニ
ウムや第一リン酸ナトリウムなどの可溶性リン酸
塩と反応して不溶性のリン酸塩を生成する反応を
利用して凝固させるものである。石膏系埋没材は
練和や埋没の際の操作が容易であり、鋳型として
の通気性も優れており、更に鋳造体への焼き付き
が無いなど、リン酸塩系埋没材に比較して非常に
使い易いため金合金、銀合金および金銀パラジウ
ム合金などの鋳造に広く使用されている。 一方、リン酸塩系埋没材はニツケル・クロム合
金の様に高い温度で鋳造した場合にも良好な鋳造
体表面を維持出来るので、1300℃以上の温度で鋳
造する様な場合に多く使用されているが、練和時
の条件が鋳造体の適合度や表面あらさに大きく影
響することや鋳造体に埋没材が焼き付くことから
鋳造後の処理に手間が掛かるなど、操作性の点で
石膏系埋没材より劣つている。 本発明は練和、埋没若しくは鋳造後の処理が容
易で、しかも高温時の強度と耐火性とを増し、更
に鋳造体の表面状態を改善する目的で歯科用埋没
材と組合わせて使用する練和液の開発を目途とし
て研究を重ねた結果、完成したものである。 以下、本発明に係る歯科用埋没材の練和液につ
いて詳細に説明する。 本発明において着目した点は石膏系埋没材の操
作性の具えた歯科用埋没材練和物を作るための歯
科用埋没材の練和液の開発である。 石膏系埋没材を専用の練和液で練和することに
より、この目的を達成すべく検討を重ねた結果、
石膏系埋没材をリン酸アルミニウム0.6〜6重量
%、塩化ナトリウム1〜3重量%および界面活性
剤10〜100ppmを含み、PHが1.6以上である水溶液
で練和するのが有効であることを見い出した。な
お埋没材粉末に対し加えるべき練和液の混液比は
1:0.2〜0.4が適当である。 本発明に用いられるリン酸アルミニウムには第
一リン酸アルミニウム、第二リン酸アルミニウム
若しくは第三リン酸アルミニウムが効果がある
が、第二リン酸アルミニウムと第三リン酸アルミ
ニウムは溶解度が低いためにPHを下げる必要があ
る。しかし、この目的には殆んどの無機酸を使用
することが出来るが硫酸は不溶性の生成物を生じ
るので適当でない。 次に塩化ナトリウムは他の塩化物、つまり塩化
カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウムな
どで置き換えることも可能であるが、最も効果の
大きいのは塩化ナトリウムである。 更に界面活性剤については非イオン系と陰イオ
ン系のものが適している。 特許請求の範囲において限定を加えている理由
は次に示す通りである。 リン酸アルミニウムは鋳型の加熱時の強度を出
すと共に鋳造体の表面を改善するが0.6%に満た
ないと鋳造体表面の改善効果が充分でなく、6%
を超えると凝固時間の遅延や鋳造体への埋没材の
焼き付きの問題が出て来るので0.6〜6%とした。
塩化ナトリウムも鋳造体表面を改善するのに役立
つが、1%に満たないと効果が充分でなく、3%
を超えると鋳型を加熱する際に刺激性の塩素ガス
を生じるので1〜3%とした。 界面活性剤もまた鋳造体表面を改善するのに効
果があるが、10ppmに満たないと効果が無く、
100ppmを超えると埋没材の凝固時間を遅延させ、
反えつて鋳造体の面粗れの原因になるので10〜
100ppmとした。 一般には界面活性剤と組合わせて、極く微量の
消泡剤を用いる場合があるが、それは当然本発明
中に包含されるものである。PHは1.6に満たない
とリン酸アルミニウムの溶解が困難なため1.6以
上とした。 以下に実施例を挙げて詳細に説明する。尚茲で
いう%は全て重量%である。 本発明練和液1 第三リン酸アルミニウム6g(0.6%)と塩化
ナトリウム30g(3%)とを水中に投じ、更にリ
ン酸を加えて完全に溶解した後、水を加えて1000
gとした。これにスルフオン系界面活性剤(陰イ
オン系)50ppmを滴下した。PHメーターでPHを測
定した処、3.0であつた。 本発明練和液2 第一リン酸アルミニウム60g(6%)と塩化ナ
トリウム10g(1%)とを水930g(93%)に溶
解し、更に弗素系界面活性剤(陰イオン系)
50pmを滴下した、PHメーターでPHを測定した処、
1.6であつた。 本発明練和液3 第二リン酸アルミニウム33g(3.3%)と塩化
ナトリウム20g(2%)とを水に投じ、更にリン
酸を加えて溶解した後、弗素系界面活性剤(非イ
オン系)50ppmを滴下し、水を加えて1000gとし
た。PHメーターを用いてPHを側定した処、2.4で
あつた。 比較用練和液1 練和液として水だけを用いた。 比較用練和液2 第一リン酸アルミニウム33g(3.3%)を水967
g(96.7%)に溶解し、更に弗素系界面活性剤
(非イオン系)50ppmを滴下した。 比較用練和液3 第一リン酸アルミニウム33g(3.3%)と塩化
ナトリウム20g(2%)とを水947g(94.7%)
に溶解した。 実施例 1 歯科用硬石膏〔JIS T6605、歯科用硬質せつこ
う〕300g(30%)、鋳物用硅砂〔JIS G5901、鋳
型用けい砂〕700g(70%)をミキサーで均一に
混合した。この様にして調製したものを本発明練
和液1を用いて練和し、「JIS T6601歯科鋳造用
埋没材」の方法により試験した処、破砕抗力は51
Kg/cm2であつた。また700℃に加熱した後の破砕
抗力は60Kg/cm2であつた。次に表面が平滑なワツ
クス板を埋没し、700℃にまで加熱してワツクス
を焼却した後、1400℃の溶融歯科用ニツケル・ク
ロム合金を用いて鋳造し、冷却してから鋳造体を
取り出した処、表面は美麗で表面あらさは中心線
平均あらさで2.1μmであつた。 実施例 2〜8 市販の歯科用埋没材のうち石膏系埋没材につい
て、インレー用、クラウン用、鋳造床用を本発明
練和液1〜3の練和液を使用して実施例1と同様
にして試験を行なつた。結果を第1表に示した。
【表】 なお本発明練和液3を用い実施例8において、
埋没材を練和し凝固させたものを鋳型として歯科
用ニツケル・クロム合金を鋳造した場合の鋳造物
の表面のあらさを測定した結果を第1図に示す。 比較例 1〜4 実施例と同一の方法により比較用練和液を用い
て試験を行ないその結果を第2表に示した。 比較例2における比較用練和液1を用いた場
合、比較例3における比較用練和液2を用いた場
合における夫々の鋳造物の表面あらさを測定した
結果を第2図および第3図に示した。
【表】
【表】 以上述べた如く、石膏系埋没材を本発明品で練
和することにより、ニツケル・クロム合金の鋳造
が可能になつた。このことはニツケル・クロム合
金による補綴物の製作を容易にし、歯科医療を飛
躍的に向上させるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例8の練和液を用いて埋没材を凝
固させたものを用い歯科用ニツケル・クロム合金
を鋳造した場合の該鋳造物の表面あらさを測定し
た図であり、第2図は比較例2の場合であり、第
3図は比較例3の場合を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 重量パーセントとしてリン酸アルミニウム
    0.6〜6%、塩化ナトリウム1〜3%および界面
    活性剤10〜100ppmを含み、PHが1.6以上である歯
    科用石膏系埋没材練和液。
JP58053800A 1983-03-31 1983-03-31 歯科用石膏系埋没材練和液 Granted JPS59181204A (ja)

Priority Applications (1)

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JP58053800A JPS59181204A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 歯科用石膏系埋没材練和液

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JP58053800A JPS59181204A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 歯科用石膏系埋没材練和液

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Publication Number Publication Date
JPS59181204A JPS59181204A (ja) 1984-10-15
JPS632521B2 true JPS632521B2 (ja) 1988-01-19

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JP58053800A Granted JPS59181204A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 歯科用石膏系埋没材練和液

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09195738A (ja) * 1996-01-18 1997-07-29 Komatsu Ltd エンジンのバルブ機構の制御装置及びその制御方法
JP4294037B2 (ja) * 2006-06-13 2009-07-08 大成歯科工業株式会社 リン酸塩系歯科用埋没材

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JPS59181204A (ja) 1984-10-15

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