JPS63276779A - 磁気記憶素子の製造方法 - Google Patents

磁気記憶素子の製造方法

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Publication number
JPS63276779A
JPS63276779A JP62111930A JP11193087A JPS63276779A JP S63276779 A JPS63276779 A JP S63276779A JP 62111930 A JP62111930 A JP 62111930A JP 11193087 A JP11193087 A JP 11193087A JP S63276779 A JPS63276779 A JP S63276779A
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JP
Japan
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domain
pattern
germanium film
stripe
bloch
Prior art date
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Pending
Application number
JP62111930A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuharu Hidaka
桧高 靖治
Masahito Kousei
向成 正仁
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPS63276779A publication Critical patent/JPS63276779A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は不揮発性の超高密度固体磁気記憶素子に関する
(従来の技術) この磁気記憶素子は情報読み出し手段と情報書き込み手
段と情報蓄積手段を備え、膜面に垂直方向を磁化容易方
向とする強磁性体膜(フェリ磁性体膜を含む)に存在す
るストライプドメインの周囲のブロッホ磁壁の中に作っ
た相隣り合う垂直ブロッホライン(以下、VBLと称す
る)を対としてブロッホ磁壁内で保持、転送する手段を
有する。例えば、素子構成をメイジャ、マイナルーブ構
成とする場合、メイジャラインでは、バブルを情報担体
とし、マイナルーブはストライプドメインで構成し、そ
の周囲のブロッホ磁壁内に存在するVBL対を情報担体
とする。全体の情報の流れを示すと、まず、バブル発生
器で書き込まれた情報(バブルの有無の列)は書き込み
メイジャラインを移動する。メイジャライン上に1ペ一
ジ分の情報が書き込まれると、それをマイナルーブへ記
憶させるため、バブルの有無で示されたメイジャライン
上の情報をマイナルーブヘVBL対の形でトランスファ
する。したがって、書き込みトランスファゲートはバブ
ルの有無をVBL対の有無に変換する機能を持っている
。マイナループはVBL対を保持できるブロッホ磁壁で
構成している。また、マイナループは構成するストライ
プドメイン磁壁土のVBL対を必要に応じて読み出しト
ランスファゲートへ移動させる機能を持っている。マイ
ナループから読み出しメイジャラインへの情報トランス
ファはVBL対からバブルへの変換を伴う。変換された
バブルの有無の列をバブル検出器で読み取る。このよう
に、マイナループをバブル材料に存在するストライプド
メインで構成し、マイナループ上での情報担体としてバ
ブルの代りに、VBL対を用いることにより、バブル素
子に比べて、約二桁の記憶密度の向上を達成できる。
この素子においては多数本の磁気ドメインをチップ上の
定められた位置に安定性、よく配列することが重要な技
術である。
これに対する一つの方法は、ストライプドメイン磁壁を
ストライプドメイン保持層に形成した溝掘り部境界膜厚
段差部の外側にもっていくことである(特願昭6O−0
79658)。この理由は溝掘り部およびその境界の外
側を含むようにストライプドメインを設定すると、溝掘
り部境界の膜厚段差は境界外側にある磁壁が膜厚段差部
に近づくのを妨げる反磁界を生じる。このような方法で
磁壁位置を安定化すると、磁壁が外部がら加えられるV
BL対駆動駆動用ルス磁界に対して、障害を受けること
なく応答ができ、しかも磁壁の応答を可逆的にできる。
これはVBL対保持用磁壁安定化の必要条件である。他
方、溝掘り部内にストライプドメインを閉じ込めると、
膜厚段差はそのストライプドメインが溝掘り境界の外へ
出ることを強く抑える反磁界を生じる。このため、磁壁
は外部印加磁界に対して自由に応答して動くことができ
ない。したがって、ストライプドメイン磁壁が溝掘り部
境界膜厚段差部の外側にくるように、ストライプドメイ
ンを初期設定する必要がある。
第9図(a)、 (b)にストライプドメインを安定化
する領域の主要部を示している。基板2上のドメイン保
持層1のドメインを配置したい領域の中心部33をくり
ぬき、そのエツジ34を取り囲むように閉じたドメイン
磁壁を配置するための形成技術の例は1986年4月の
国際応用磁気学会(Intermag’86)DD−0
5において報告されている。しかし、この方法では溝掘
り部が平行に並んでいる領域と溝掘り部がない領域とで
バブルドメインがストライプドメインに変化するバイア
ス磁界の大きさにかなりの違いがあり、溝掘り部領域で
は他の領域に比べてバイアス磁界をもっと低くしないと
、ドメインが伸長しない欠点があることが分かった。溝
掘り部の一端で発生したドメインを溝と溝との間の領域
を伸長させるため、バイアス磁界を下げていくと、ドメ
インはまず溝掘り部領域の内のどれか一箇所を伸びてバ
ブル発生器8がある側と反対側、つまりドメイン結合用
の導体パターン9がある領域に出る。その途端にPメイ
ンは広がって9がある領域全面に迷図状ドメインをつく
ってしまう。このため、いま伸びたドメインに遅れて溝
掘り領域を伸びてきたドメインは迷図状ドメインに邪魔
されてドメイン接合用の導体パターン9の下を横切ると
ころまで伸び畠すのが困難であった。いま1つの問題は
溝掘り部33の外側を磁壁が取り囲むドメインを安定化
した後、ドメインの先端部が外部からドメイン安定化用
に加えているバイアス磁界(7と逆向き)の変動あるい
はチップの温度変化に伴い、任意に伸び出してし、まう
確率が高かった。
これらの理由で、上述の方法は多数本の磁気ドメインを
安定性よく配列する方法として問題であった。そこで、
これらの欠点を取り除き、ストライプドメインを安定性
よく配列するための工夫をした。具体的には、第1O図
(a)、(b)に示すように、前記ストライプドメイン
を安定化したい領域に亘って選択的に保持層を削って溝
33(第1の溝)を作り、溝を中心にしてその周囲にド
メイン磁壁を安定化させる方法において、政情の長手方
向に沿って政情とは分離して補助用の溝35(第2の溝
)を設け、かつストライプドメイン安定化用の溝の両端
にドメイン発生器および局所磁界印加手段を置き、所要
ドメインの形成を容易にした。補助用の溝(第2の溝)
を作ることにより、ストライプドメイン安定化用溝掘り
領域を伸び出したドメインに対するポテンシャルウェル
が急激に深くなることを防ぎ、目的とする溝掘り部長手
方向に沿って所定の位置までストライプドメインを安定
性よく伸ばすことができるようになった。
第10図はストライプドメイン保持層のマイナルーブ部
の主要部の構成である。第10図(a)はストライプド
メイン保持層の主要部である。ストライプドメイン保持
層1上のドメインを保持したい領域に溝33を、またこ
の溝に沿って長手方向のとなり合う領域に補助用の溝3
5を形成する。これらの溝は、例えばストライプドメイ
ン保持層の溝掘り部に相当する領域に選択的にH2+な
どのイオンを注入した後、ホットリン硫酸でエツチング
することによって得られる。その溝33の両端部にドメ
イン発生用導体パターン8,9を配置している。なお、
8,9には第2図の14で示す形状のドメインを制御性
よく発生できるように第3図に示す形状のドメイン発生
器を用いた。第11図は閉じたドメイン磁壁19を33
の周囲に安定化した状態を示している。
第2の方法は前記ストライプドメイン保持層表面に前記
ストライプメインを安定化したい、領域にわたって選択
的に溝掘りして、溝の中に前記ストライプドメインをリ
ング状ストライプドメインの形で安定化させる。
第12図に示すストライプドメイン保持層1の表面にス
トライプドメインをリング状に保持したい部分だけ選択
的に溝掘りして溝37をつける。この幅はストライプド
メインの自然幅Wo(無磁界状態での幅)より大きく、
かつ2WQ以下以下上する。この理由は溝が狭すぎると
、ドメインが溝の中を安定性よく伸びて行かない。また
広すぎると、ドメインが内側の膜厚段差境界から逃げ出
したり、溝にドメインがもう1本人ったりする。溝の境
界の内、境界39はその内側に凸部が存在するため、リ
ング状ストライプドメイン23の内側磁壁を39に引き
つける役目をし、境界40はリング状ストライプドメイ
ン23を初期設定する時、内側磁壁が39あまり離れた
状態にならないようにするためのガイドの役目をしてい
る。さらに、39の境界を持つ凸部の幅はw□以上にし
ておく必要がある。こうしておかないとリング状ストラ
イプドメイン23を溝の中に保持した時、境界39を持
つ凸部を挾む両側の直線状ドメイン間の反発相互作用が
強くなり、リング状ストライプドメインの内側磁壁が境
界39直下にしっかり固定されなくなる。以上の条件を
満たすように溝37をつけると、ストライプドメインは
第12図23に示すように溝掘り境界39を内側径とす
るリング状に固定される。
このようにストライプドメインを保持すると、リング状
ドメインの外側の磁壁24(境界39がら離れて存在す
る磁壁)部のポテンシャルウェルは主にストライプドメ
イン幅から決まる反磁界効果によって定まり、溝掘り部
境界の微細な出来上がりむらに影響されなくなる。この
様な磁壁に外部印加パルスバイアス磁界を加えた場合の
磁壁移動は磁壁24の全体に亘って均一となる。従って
、この磁壁の中にVBL対の有無の形で記憶した情報を
ドメイン保持用の静バイアス磁界27と同じ方向にパル
スバイアス磁界を印加して、生じるジャイロ力を利用し
てVBL対を移動させる際に、その移動量をパルスバイ
アス磁界形状によって制御することが容易になる。図中
25.26はそれぞれドメイン内外の磁化の向きである
。しかし、この方法では、膜厚段差境界39と膜厚段差
境界40の磁壁を引き寄せる効果が同じ性質であるため
、段差の出来具合に依存してしばしばリング状ドメイン
の内側磁壁が境界39をはずれ、逆に外側磁壁が境界4
0に引き寄せられてしまうことがある。なお、第12図
に10で示しているトランスファゲート部に関しては特
願昭60−089321および特願昭61−00239
9に例を示している。
そこで、前記ストライプドメイン保持層表面に前記スト
ライプドメインを安定化した領域にわたって選択的に第
1の溝掘りをして、溝の中に前記ストライプドメインを
リング状ストライプドメインの形で安定化させ、さらに
その溝の外側境界40の外側41をもう一段掘った第2
の領域を作った。上述の構成をとることにより、従来技
術の前記ストライプドメイン保持層表面に単に前記スト
ライプドメインを安定化したい領域にわたって選択的に
溝掘りして、溝の中に前記ストライプドメインをリング
状ストライプドメインの形で安定化させている構造にお
いてドメインが溝部の内側段差境界から離れ易かった欠
点を改善し、マイナーループ用ストライプドメインの初
期設定に関する問題点を解決した。第13図はこの方法
を用いて、多数本のリング状ストライプドメインを安定
化させる構造を示している。
(本発明が解決しようとする問題点) これらの方法の欠点はドメイン保持層表面に膜厚段差が
できるため、ドメイン保持層表面に直接もう1種類の磁
性体膜を形成して、この膜をパターン化し、VBL対用
のビット位置設定に使おうとする場合パターンにドメイ
ン保持層の前述の膜厚段差に伴う不連続が入り、不都合
を生じてしまうことであった。また、溝掘りには余分の
製作プロセスを必要とし、さらに後工程のために膜厚段
差を解消する、いわゆる平坦化技術も欠くことができず
、素子製作に技術的な難しさ、時間的損失を伴ってしま
う。
以上の2つの方法のいずれにおいても、ドメイン保持層
の表面に急峻な膜厚段差ができ、その後の工程に対して
問題になることがあった。本発明ではこのような膜厚段
差を可能な限り除去した安定性のよいストライプドメイ
ンの配列法を取り入れた超高密度固体磁気記憶素子を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の第1は膜面に垂直方向を磁化容易方向とする強
磁性体膜に存在するストライプドメイン境界のブロッホ
磁壁中に作った相隣り合う2本のVBLからなるVBL
対を記憶担体として用いる磁気記憶素子において、前記
ストライプドメインを安定化したい領域に亘って選択的
に保持層表面にゲルマニウム膜で形成したパターン(第
1パターン)を配置し、該パターンを中心にしてその周
囲にドメイン磁壁を安定化させる。さらに、この方法に
おいて、該パターンの長手方向に沿って該パターンとは
分離して補助用のゲルマニウム膜で形成したパターン(
第2のパターン)をつけた。その後、チップを熱処理す
る。この熱処理により、ゲルマニウム膜で形成したパタ
ーン直下のドメイン保持層の飽和磁化だけが選択的に小
さくできる。その後、ストライプドメイン安定化用の第
1のパターンの両端にドメイン発生器および局所磁界印
加手段を与えて、所要ドメインの形成を容易にした。第
2のパターン部の効果で、ストライプドメイン安定化用
の各パターンに挾まれた領域を伸び出したドメインに対
するポテンシャルウェルが急激に深くなることが避けら
れ、目的とする第1のパターン部の長手方向に沿って所
定の位置までストライプドメインを安定性よく伸ばすこ
とができるようになった。
以下、構成の詳細な説明をする。
第1図は本発明におけるストライプドメイン保持層のマ
イナルーブ部の主要部の構成である。第1図(a)は本
発明の方法を用いた時のストライプドメイン保持層の主
要部である。ストライプドメイン保持層1上のドメイン
を保持したい領域にゲルマニウム膜で形成したパターン
3を、また該パターンに沿って分離した領域を挾んで補
助用のゲルマニウム膜で作ったパターン5を配置する。
その後、チップを空気中、または窒素雰囲気中で、60
0−800Cで30−60分間熱処理する。そうすると
、第1図(b)に12で示すパターン直下のストライプ
ドメイン保持層の飽和磁化を選択的に小さくできる。そ
の後、パターン3,5を剥離し、そのパターン部の両端
にドメイン発生器および局所面内磁界発生用手段8,9
を配置している。なお、8には第2図の14で示す形状
のドメインを制御よく発生できるように第3図に示す形
状のドメイン発生器を用いた。第4、第5、第6図は1
2の領域を取り囲むドメイン形成過程を示している。
本発明の第2の方法は前記ストライプドメイン保持層表
面に前記ストライプドメインを安定化したい領域にわた
って選択的にゲルマニウム膜で形成したパターンを配置
した後、熱処理をして、該パターン直下のドメイン保持
層に前記ストライプドメインをリング状ストライプドメ
インの形で安定化させている磁気記憶素子である。
以下、構成の詳細な説明をする。第1図に示すストライ
プドメイン保持層1の表面をストライプドメインをリン
グ状に保持したい部分にだけ選択的にゲルマニウム膜で
形成したパターン3をつける。このパターンの幅はをス
トライプドメインの自然幅Wo(無磁界状態での輻)よ
り大きく、かつ2WQ以下程度とする。この理由はこの
パターン部の幅が狭すぎると、ドメインが該パターン部
の下に安定性よく伸びて行かない。また広すぎると、ド
メインが該パターン部の内側の境界から逃げ出したり、
ドメインがもう1本該パターン部に入ったりする。この
ゲルマニウム膜で形成したパターンを付けたまま、チッ
プを熱処理すると、ゲルマニウム膜パターン3直下の領
域20のみで、その飽和磁化が小さくなる。
該パターン部の境界の内、境界21はその内側に飽和磁
化が大きい領域が存在するため、ストライプドメインの
内側磁壁を21に引きつける役目をする。境界22はリ
ング状ストライプドメイン23を初期設定する時、内側
磁壁が21からあまり離れた状態にならないようにする
ためのガイドの役目をしている。21の境界を持つ飽和
磁化が大きい領域の幅はWo以上にしておく必要がある
。こうしておかないと、ストライプドメインをリング状
に保持した時、境界21を持つ飽和磁化が大きい領域を
挟む両側の直線状ドメイン間の反発相互作用が強くなり
、リング状ストライプドメイン23の内側磁壁が境界2
1にしっかり固定されなくなる。以上の方法でストライ
プドメイン安定化領域20を作りつけると、ストライプ
ドメインは第7図に23で示すように飽和磁化が大きい
領域の境界21を内側径とするリング状に固定される。
このようにストライプドメインを保持すると、リング状
ドメインの外側の磁壁(境界21から離れて存在する磁
壁)部のポテンシャルウェルは主にストライプドメイン
幅から決まる反磁界効果によって定まり、飽和磁化が大
きい領域の境界の微細な出来上がりむらに影響されなく
なる。この様な磁壁に外部印加パルスバイアス磁界を加
えた場合の磁壁移動は磁壁24の全体に亘って均一とな
る。従って、この磁壁の中にVBL対の有無の形で記憶
した情報をドメイン保持用の静バイアス磁界7と同じ方
向に加えたパルスバイアス磁界によってVBL対に生じ
るジャイロ力を利用して移動させる際に、その移動量を
パルスバイアス磁界形状によって制御することが容易に
なる。図中25.26はそれぞれドメイン内外の磁化の
向きである。
(作用) 第2図から第6図までを使ってストライプドメイン安定
化の動作を説明する。まず、ストライプドメイン保持層
の磁化をバイアス磁界を加えることによって12の周囲
の安定化したいドメイン内の磁化と同じ向きに飽和させ
ておく。その後、ドメイン発生器8に矢印の向きの電流
を与えてその磁界によって第2図に14で示すドメイン
を発生する。このような形状のドメインを作るためには
、まず8の上側のエツジ15に沿ってドメインが発生す
るように発生器8の形状を設計する必要がある。その具
体的形状の一例が第3図である。その後、バイアス磁界
の絶対値を小さくしていき、ドメインが第4図に示すよ
うに第1のパターン部を通り越して補助パターン部13
がある領域まで伸張する。その後、ドメイン発生器9に
第5図に示す矢印の向きの電流を与える。この電流によ
る磁界によ・りて、ドメイン14は第1のパターン部の
下方の端部で互いに接合し、逆に各第1のパターンを取
り囲む閉磁壁に囲まれたドメイン17が形成される。外
部印加磁界を零にし、さらにその向きを7で示す向きと
逆にして、磁界の強さを増加していくと、第6図に示す
ように第1のパターン部を取り囲む磁壁をもつドメイン
17が形成される。このドメインがVBL対保持用に使
われる。他方、補助用の第2のパターンにくっついてい
たドメインはこのバイアス磁界変化によって完全に消去
される。このようにして、12の周囲を取り囲む磁壁に
よって囲まれたドメインを安定化できたが、8の側のポ
テンシャルウェルは以前として深いまま残されており、
導体電流による局所バイアス磁界をドメイン先端部に付
加できるようにしておかないと、チップの温度変化など
によってドメイン先端部が伸び出してしまう危険性が取
り除かれていない。そこで、第1図に6で示すゲルマニ
ウム膜で形成した第3のパターン部を前記の第1、第2
のパターンと一緒に設けておく。そうすると、該パター
ンに挾まれた領域のポテンシャルウェルが浅くなり、ド
メイン先端部の任意の伸び出しを防止できる。該パター
ンはブロッホラインメモリに必要なVBL対−バブル変
換ゲート部10の動作時に、ドメインが12の長手方向
に一致した向きで、ゲート10の中へ伸び出していくこ
とも助ける。メイジャライン11のポテンシャルウェル
は導体室’tN、m界によって動作時のみ、かさ上げる
ことで十分である。
本発明は上述の構成を取ることにより、従来技術の前記
ストライプドメイン保持層表面に前記ストライプドメイ
ンを安定化したい領域にわたって選択的に溝掘りして、
溝の中に前記ストライプドメインをリング状ストライプ
ドメインの形で安定化させている構造において生じてい
たドメイン保持層表面に出来る急峻な膜厚段差を解消で
きた。
(実施例1) Gd3Ga5012(111)基板上に4pmバブル材
料(YSmLu)3(FeGa)5012ガーネツト膜
を2pmの厚さLPE成長した。第1図の構造になるよ
うに、ストライプドメインを安定化したい領域にゲルマ
ニウム膜パターン3(幅3μm、配置周期12μm)を
配置した後、空気中、または窒素雰囲気中で熱処理し、
その後パターンを剥離して形成した。その上に、5i0
2スペーサー16(0,5pm厚さ)を介して、第2図
に示す形状のドメイン発生器を配置して上述のドメイン
発生から始まる一連の動作により、第6図に示す12を
取り囲む閉磁壁を持つドメイン17を形成できた。
第7図を使ってストライプドメインをリング状に形成し
て行く過程を、この素子で必要条件とされているストラ
イプドメイン磁壁内にVBL対の形で記憶された情報を
読み出しの際、バブルドメインに変換し、あるいは書き
込みの際、メジャライン11にバブルの有無の形で表し
たデータをストライプドメイン磁壁内にVBL対の形で
記憶する機能を果たすためのゲート部10を含むゲルマ
ニウム膜で形成したパターン形状の一例について具体的
動作過程を示す。該パターン部20の先端30にバブル
発生器28および発生したバブルを飽和磁化がその周囲
に比べて大きい領域の先端部30に押しつけるための導
体パターン29を置く。予め、有効チップ全体に26と
同じ向きの磁界を加えてチップ全体の磁化を26の向き
に飽和させておく。そして、適当なバイアス磁界H2を
加えた状態で、このバブル発生器28にパルス電流を与
えると、30にバブルを発生し、そのバブルが10の向
きに伸びていくのを導体パターン29から生じる電流磁
界で防ぎ、Hzを下げた時、バブルが飽和磁化が周囲に
比べて大きい領域の境界21に沿って20の中を伸びる
ようにする。
そうすると、パターン部3に沿って伸びるストライプド
メインは、その先端がそれぞれ導入ガイド31゜31′
に入ったU字型になる。
この様なストライプドメインに対して導体パターン32
にパルス電流を与えて、二つの導体パターンの間の領域
でストライプドメインの内、31の中に伸びた部分と3
1′の中に伸びた部分とを接合する。
接合されたストライプドメイン形状はバイアス磁界H2
と磁壁の表面エネルギーを最小にしようとする磁壁表面
張力の作用で決まる。バイアス磁界Hzを調整すると、
最終的には第7図に23で示すようにリング状ストライ
プドメインになる。このドメイン23の外周磁壁24に
情報担体であるVBL対を書き込む。溝10はブロッホ
ラインメモリに必要なバブルの有無で情報を表したメイ
ジャライン11とVBL対の有無の形で情報を記憶して
いるリング状ストライプドメイン部とを結ぶゲート用の
ものである。
第8図は第7図に示したユニットを多数本配列してメイ
ジャ・マイナ構成の1例である。
(発明の効果) 本発明により、従来問題となっていた安定化されたドメ
イン周辺の保持層表面の急峻な膜厚段差が解消され、V
BL対のビット位置設定用パターンへの障害が取り除か
れた。またストライプドメイン安定化の際の磁壁部のポ
テンシャルウェルの不均一性は従来通り取り除くことが
できるため、ブロッホライン対の転送の安定性が高くな
り、したがって、ブロッホラインメモリの信頼性が改善
された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるドメイン保持するための主要構
造の例を示す図、第2〜6図は本発明のドメイン形成過
程を示す図。第7図は本発明におけるもう1つのドメイ
ン保持の構造を示す図。第8図は第7図の方法を用いて
多数本のドメインを安定化させる構造の一例を示す図。 第9図、第10図は溝掘り部を取り囲む閉磁壁をもつド
メイン安定化法の従来法の例を示す図。第11図は第1
0図の方法により、安定化されたドメインを示す図。第
12図、第13図はリング状ドメインを安定化させる従
来法の例を示す図。 図において1.ドメイン保持層、2.基板、3.ゲルマ
ニウム膜パターン、4.ドメイン保持層のゲルマニウム
膜パターン直下の部分とその外の部分との境界、5、補
助部用のゲルマニウム膜パターン、6.ゲート部形成用
ゲルマニウム膜パターン、7.パイアイス磁界、8,9
.ドメイン発生用導体パターン、10.ブロッホライン
対とバブルとの間の変換ゲート部、11.メイジャライ
ン、12.12’、ドメイン保持層におけるゲルマニウ
ム膜パターン3宣下の部分、13.ドメイン保持層にお
けるゲルマニウム膜パターン5直下の部分、14.ドメ
イン発生器8により発生した磁気ドメイン、15.ドメ
イン発生器用導体パターンのエツジ、16、スペーサ、
17.ブロッホライン対保持用のドメイン、18.17
のドメインの先端部、19.17のドメインの側壁、2
0.ドメイン保持層におけるゲルマニウム膜パターン直
下部分、21.22.ドメイン保持層におけるゲルマニ
ウム膜パターン直下の部分と外との境界、23.リング
状ストライプドメイン、24.ブロッホライン対保持用
磁壁、25.ドメイン内の磁化の向き、26.ドメイン
の外側の磁化の向き、27.リング状ドメイン束縛部、
28.バブル発生器用導体パターン、291発生ドメイ
ンの伸び出し防止用導体パターン、30.バブルメモリ
発生部、31.31’、ストライプドメイン先端部導入
ガイド、32.ストライプドメイン結合用導体パターン
、33.ドメイン保持層くり抜き部、34.ドメイン保
持層くり抜き部のエツジ、35.補助用のドメイン保持
層くり抜き部、36.ガイド用ドメイン保持層くり抜き
部、37.第1の溝掘り部、38、中央部プラトー、3
9.プラトーのエツジ、40.リング状ドメインの外周
磁壁、41.第2の溝掘り部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)情報読み出し手段、情報書き込み手段及び情報蓄
    積手段を有し、かつ膜面に垂直方向を磁化容易方向とす
    る強磁性体(フェリ磁性体を含む)膜に存在するストラ
    イプドメインの境界のブロッホ磁壁中に作った相隣る2
    本の垂直ブロッホラインからなる対をブロッホ磁壁内で
    保持転送する手段を有する磁気記憶素子の製造方法にお
    いて、ストライプドメインを配置する領域に亘ってスト
    ライプドメイン保持層の表面に直接付けたゲルマニウム
    膜で形成した第1のパターンを形成し、かつ該第1のゲ
    ルマニウム膜パターンの長手方向に該第1のゲルマニウ
    ム膜パターン形成領域をはさむ2つの領域にそれぞれ補
    助用の第2のゲルマニウム膜パターンと、第1のゲルマ
    ニウム膜の各パターンの中間に相当する位置に第3のゲ
    ルマニウム膜パターンを形成した後、熱処理をし、その
    後第1のゲルマニウム膜パターンの先端部領域にドメイ
    ン発生および局所磁界発生の手段を形成することを特徴
    とする磁気記憶素子の製造方法。
  2. (2)情報読み出し手段、情報書き込み手段及び情報蓄
    積手段を有し、かつ膜面に垂直方向を磁化容易方向とす
    る強磁性体(フェリ磁性体を含む)膜に存在するストラ
    イプドメインの境界のブロッホ磁壁中に作った相隣る2
    本の垂直ブロッホラインからなる対をブロッホ磁壁内で
    保持転送する手段を有する磁気記憶素子の製造方法にお
    いて、ストライプドメインを配置する領域に亘ってスト
    ライプドメイン保持層の表面に直接付けたゲルマニウム
    膜で形成した第1のパターンを形成し、かつ該第1のゲ
    ルマニウム膜パターンの長手方向に沿って該第1のゲル
    マニウム膜パターン形成領域をはさむ2つの領域にそれ
    ぞれ補助用の溝と、第1のゲルマニウム膜の各パターン
    の中間に相当する位置に第3の溝を形成し、その後熱処
    理をし、さらに第1のゲルマニウム膜パターンの先端部
    領域にドメイン発生および局所磁界発生手段を形成する
    ことを特徴とする磁気記憶素子の製造方法。
  3. (3)情報読み出し手段、情報書き込み手段及び情報蓄
    積手段を有し、かつ膜面に垂直な方向を磁化容易方向と
    する強磁性体(フェリ磁性体を含む)膜に存在するスト
    ライプドメインの境界のブロッホ磁壁中に作った相隣る
    2本の垂直ブロッホラインからなる垂直ブロッホライン
    対を記憶情報単位として用い、該垂直ブロッホラインを
    ブロッホ磁壁内で転送する手段を有する磁気記憶素子の
    製造方法において、前記強磁性体膜表面に選択的にゲル
    マニウム膜パターンを形成した後、熱処理をしてリング
    状ストライプドメインを形成し、ドメイン発生および局
    所磁界発生の手段を形成することを特徴とする磁気記憶
    素子の製造方法。
  4. (4)情報読み出し手段、情報書き込み手段及び情報蓄
    積手段を有し、かつ膜面に垂直な方向を磁化容易方向と
    する強磁性体(フェリ磁性体を含む)膜に存在するスト
    ライプドメインの境界のブロッホ磁壁中に作った相隣る
    2本の垂直ブロッホラインからなる垂直ブロッホライン
    対を記憶情報単位として用い、該垂直ブロッホラインを
    ブロッホ磁壁内で転送する手段を有する磁気記憶素子の
    製造方法において、前記強磁性体膜表面に選択的にゲル
    マニウム膜パターンを形成し、その外側を溝掘りして、
    熱処理をして前記ストライプドメインを、リング状スト
    ライプドメインを形成し、ドメイン発生および局所磁界
    発生の手段を形成することを特徴とする磁気記憶素子の
    製造方法。
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