JPS632780B2 - - Google Patents
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- JPS632780B2 JPS632780B2 JP56122359A JP12235981A JPS632780B2 JP S632780 B2 JPS632780 B2 JP S632780B2 JP 56122359 A JP56122359 A JP 56122359A JP 12235981 A JP12235981 A JP 12235981A JP S632780 B2 JPS632780 B2 JP S632780B2
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- Japan
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- coating
- paper
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- electron beam
- roll
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Laminated Bodies (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
本発明は紙その他の支持体のための被覆、特に
普通は付着しやすい表面から無傷のまゝ分離する
能力の点に特徴がある剥離被覆に関する。 プラスチツクのフイルム又はシートを剥離シー
トの上に、又はそれに対面して形成させ、次いで
冷却又は硬化のような工程で、前記プラスチツク
フイルムはシートを硬化させた後剥離シートから
これを分離する方法は多数ある。硬化は、必要に
応じて、熱、過酸化物触媒又は紫外線放射によつ
て、あるいは電子線放射によつて達成することが
できる。剥離シートはその表面から硬化したプラ
スチツク材料を容易に分離できる表面を与え、か
つそのプラスチツク材料の表面に剥離表面の仕上
物質を付与することができる。例えば、所望のテ
クスチヤー加工表面の鏡像を有する剥離シートの
上に、又はそれに対面して形成させることによつ
てプラスチツク材料の表面に所望のテクスチヤー
加工表面を与えることができる。 このような形成方法の1つの例はポリ塩化ビニ
ル又はポリウレタン樹脂のような樹脂材料を流動
可能な状態で剥離シート表面に堆積又は注型し、
加熱し、硬化させ、そして冷却して樹脂材料を連
続自己支持性フイルム状に固化して、支持体から
剥取る「注型法」である。剥離シートは普通、高
度な光沢性、テクスチヤー又はエンボス形状のよ
うな所望の表面模様を持ち、そしてその表面模様
が注型フイルムに転写される。 このような形成方法のもう1つの例はプラスチ
ツク化粧板の「パネルプレス成形法」で、これは
高圧タイプ又は低圧タイプのいずれでもよい。高
圧パネルプレス成形法において、化粧板は複数の
芯シートを積重ね関係で集成することによつて普
通作られ、芯シートの各々はフエノール樹脂のよ
うな樹脂材料で含浸された紙のウエブである。芯
シート集成体のすぐ上に一体色又は適当な図案を
持つ樹脂飽和シートである装飾用シートを配置す
る。装飾用シートの上には一般に、メラミン―ホ
ルムアルデヒド樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂
などの樹脂(一般的には装飾用シートを含浸する
のに用いるのと同じ樹脂である)のような化学的
に耐性の熱硬化性樹脂で含浸された薄葉紙の薄い
シートである上層シートを重ねる。芯シート、装
飾用シート及び上層シートの全集成体をプレス機
の定盤間に置き、熱及び圧力の適用によつて固化
する。一般的には、上層シートに再現させようと
する所望の表面模様を有する剥離シートをプレス
成形中、上層シートに対面させて置く。高圧化粧
板は固化後に通常はパーテイクルボード又は合板
のような構造用支持体をさらに接着させる。低圧
パネルプレス成形化粧板は高圧化粧板と同様の方
法で作られるが、一般に装飾用シートは直接パー
テイクルボード又は他の構造用支持体に積層させ
る。 プラスチツクフイルム又はシートを剥離シート
の上に、又はそれに対面して形成させる他のプレ
ス成形法は積層工程を含まず、すでに積層されて
いる成形可能のプラスチツク表面をテクスチヤー
加工するだけである。例えば、プラスチツクフイ
ルムをパーテイクルボード又は合板に直接被覆
し、次いで表面に所望のテクスチヤー加工型模様
を有する剥離シートに対して押圧することによつ
てテクスチヤー加工することができる(例えば、
コーチ〔Koch〕に付与されたアメリカ国特許第
4113894号明細書参照)。 剥離シートの他の使用に熱転写性印刷図案及び
感圧接着剤塗布ウエブがある。熱転写性印刷図案
は剥離シートの上にポリ塩化ビニルプラスチゾル
のインキ又はオフセツト印刷インキで印刷し、そ
してポリ塩化ビニルプラスチゾルで上塗りする。
これをT―シヤツのような受容表面に対面させて
置き加熱すると、印刷図案及び上層部はその受容
表面に転写される。他方、感圧接着塗布ウエブは
典型的には接着剤を塗布したテープ、ラベル又は
移し絵などの製品である。これら製品は所望に応
じて容易に除去できるように剥離シートに恒久的
に付着させている。剥離表面は感圧接着剤を一時
的に付着させ、しかも容易に除去できるものであ
る。 パネルプレス加工領域と同様の剥離シートの他
の使用法として、2つの別個の化粧板を形成する
ために背合せ配置で同時に押圧される単層群の間
の挿入体としての使用がある。この場合の剥離シ
ートは化粧板を互いに分離し、それによつて同じ
定盤間で同時に1つ以上の積層体の押圧を可能に
する(例えば、アントニオ〔Antonio〕他のアメ
リカ国特許第4030955号明細書参照)。 剥離シートは紙シートその他の支持体にポリメ
チルペンテン、ポリプロピレン、ポリ弗化炭素、
シリコーン油、熱硬化性シリコーン樹脂その他の
常用の剥離剤のような剥離塗料を塗布し、処理
し、又は含浸させることによつて作るのが典型的
である。剥離シートの表面模様は普通は多数ある
技術のいずれかの方法によつて与えられる。剥離
塗料は平滑な表面光沢に乾燥することもできる
し、あるいは塗布前の紙の表面又は塗料塗布後の
紙のいずれかに機械的手段によつてテクスチヤー
模様又はエンボス模様のような表面模様を、その
被覆中に与えることもできる。テクスチヤー加工
表面を持つ剥離被覆を作るのに用いられるもう1
つの方法は紙の表面にポリプロピレン又はポリメ
チルペンテンのような溶融した熱可塑性フイルム
を押し出し、これを冷却し、次いでマツチツドス
チールエンボス加工ロールの間に通す方法であ
る。いずれの場合も、満足すべき剥離紙は支持体
の上に、又はそれに対面して形成されたシート又
はフイルムを剥取るとき被覆が支持体上に残るよ
うに支持体にしつかり接着している剥離被覆を持
つていなければならない。 これらの方法の1つの欠点はエンボス加工ロー
ル又は他の機械的手段の型模様が剥離被覆の表面
に完全には転写されないことである。すなわち、
エンボス加工ロール又は他の機械的手段のエンボ
ス全体の深さが剥離被覆に再現されず、実転写の
約60%しか与えない場合が多い。この欠点は木目
又は皮のしぼのような細かい型模様を作る際に特
に重大で、型模様のより細かい部分が転写工程に
おいて失われていまうことがあり得る。さらに、
エンボス加工ロールは速度に制限があり、或る方
法では30フイト/分程度の遅い速度でしか運転で
きない。 本発明は、支持体上の剥離被覆に所望の表面模
様を与える優れた方法を提供する。本発明は、最
も広い意味においては、 A 電子線放射硬化性の組成物の塗料をベース被
覆された紙のウエブの一側面に直接塗布し、 B 支持体の被塗布面を所望の表面模様を有する
転写表面に押圧して塗膜の表面を転写表面に合
致させ、 C 塗膜にその支持体を通して電子線を照射し
て、支持体にしつかり付着し、かつ転写された
表面模様が塗膜中に保持されながらその塗膜を
少なくとも転写表面からはずすのに十分に硬化
させ、その場合照射工程は塗料がベース被覆さ
れた紙の中に浸透し、かつベース被覆された紙
と連続的で密接に接触するのに十分な時間の経
過後に行ない、そして D 支持体に接着している少なくとも部分的に硬
化した塗膜とともに支持体を転写表面から剥取
る 工程から成る。 本発明を実施する装置は、最も広い意味におい
て、 A 所望の表面模様を有し、回転できるように取
り付けられた無端表面によつて与えられている
転写表面、 B 電子線放射硬化性の組成物の塗料を支持体の
一側面に直接塗布するための塗布手段、 C 支持体の被塗布面を転写表面に押圧し、支持
体と反対側の塗膜表面を転写表面に合致させる
押圧手段、 D 塗膜にその支持体を通して電子線を照射し
て、支持体にしつかり付着し、かつ転写された
表面模様を塗膜中に保持させながらその塗膜を
少なくとも転写表面からはずすのに十分に硬化
させるための電子線放射手段、及び E 支持体に接着していて少なくとも一部硬化し
た塗膜とともに支持体を転写表面から剥取るた
めの手段 から成る。 転写表面は電子線硬化装置を通過して回転する
ことができるロール、ドラム又は他の円筒形表面
によつて与えるのが好ましい。塗料は好ましくは
紙であるところの支持体に、その紙がロールに掛
ける前に直接塗布される。1つの実施態様におい
ては、第一の塗膜が部分的に硬化されて転写表面
からはずされた後、その第一の塗膜に対して後塗
料を塗布し、次いで第一の塗膜の硬化を後塗膜の
硬化とともに完結させる。 転写表面は表面に彫刻されたテクスチヤー又は
エンボスを持つ金属ロールであるのが好ましい
が、この転写表面は高度に磨かれた表面のような
他の表面模様であることもある。本発明の最も重
要な利点の1つは転写表面のテクスチヤー、エン
ボス又は他の仕上げが硬化した被覆中に本質的に
100%再現されることである。この達成は従来法
によつては得ることができず、そしてこのことは
剥離紙中に木目又は皮のしぼのような非常に細か
い型模様の転写を可能にする。また、電子線放射
は紙のような不透明な支持体を透過し、厚い塗膜
に深く浸透する。U.V.放射のような他の輻射線
硬化の形態は光学的に透明な支持体だけで、厚い
塗膜中は透過できない。 本発明の最も重要な利点のもう1つは塗膜がベ
ース被覆された紙の支持体に浸透して十分に接着
して塗布された支持体を剥離紙として作用させる
ことである。すなわち、電子線により硬化した塗
膜は剥離被覆の上に、又はそれに対面して形成さ
せたシート又はフイルムが剥離被覆から剥取られ
ても支持体にしつかり付着して残つている。剥離
被覆として十分に作用させるために、被覆はベー
ス被覆された紙と連続的に密接に接触していなけ
ればならない。被覆と紙の間には空間やボイドが
存在することは許されない。この利点を与える本
発明の重要要素は電子線硬化性組成物を直接支持
体に被覆すること、支持体は適正な気孔度を有す
ること、及び塗布と硬化の間にはその塗料が支持
体に浸透できる十分な時間を与えることである。 支持体は10kPa(1.5p.s.i.)の空気圧の下で少な
くとも0.08c.c./分/cm2の気孔度を有するベース被
覆された紙によつて与えられる。塗布と硬化との
間が好ましい時間は少なくとも1秒である。塗料
の粘度はある程度は浸透に影響を及ぼすが、1300
センチポイズ以下の好ましい範囲内であれば重要
ではない。 本発明のもう1つの利点は剥離紙が従来法のい
くつかのものよりもはるかに高い線速度で製造で
きることである。電子線硬化はほとんど瞬間的で
ある。さらに、常用の機械的エンボス加工におい
ては、転写の程度は線速度に通常反比例し、速い
走行には不利をもたらす。本発明にはそのような
影響はない。 本発明はまた上記方法によつて製造された剥離
シートに関する。この剥離シートは塗膜が転写表
面と接触している間に支持体を通して電子線硬化
されること、硬化した被覆の支持体に対する付着
はその塗膜がベース被覆された紙に浸透し、かつ
ベース被覆された紙と連続的に密接に接触してい
る結果として表面模様の転写の程度において独特
のものとなつている。 図面は本発明を実施するための好ましい装置を
図式的に説明するものである。図面はベース紙支
持体及び(任意的に)電子線硬化性組成物で塗布
されつつある彫刻されたロール、その後紙、塗膜
及びロールは塗膜が硬化される電子線硬化ステー
シヨンを一緒に回転しながら通過し、次いで硬化
した被覆が接着している紙がロールから取りはず
されることを示す。 図面を参照して説明すると、ベース紙の巻物1
がほどかれて、そして次の前塗布ステーシヨン
2;任意的な塗布ステーシヨン4と一緒になつて
いる電子線硬化ステーシヨン3;後塗布ステーシ
ヨン5;及び後硬化ステーシヨン6を通り;そし
て巻物7に巻取られる。前塗布ステーシヨン2は
紙8が通過するニツプを形成するように位置され
ている塗布ロール10とバツクアツプロール11
によつて規定されている。塗布ロール10は塗装
材料の溜め12の中を回転して予め定められた塗
装材料の層を紙8の一側面に移す。 任意的な塗布ステーシヨン4は塗装材料の溜め
14中で回転するように、そして彫刻されている
ロール22に対面して取り付けられている塗布ロ
ール13によつて規定されている。塗布ロール1
3は予め定められた塗装材料の層を彫刻されてい
るロール22に移す。塗布ステーシヨン4は2つ
のステーシヨンで塗装材料を塗布するのが望まし
いとき、例えばより大量の塗料が望まれるとき、
あるいは層状配置において異なる塗料組成物が望
まれるときに用いられる。また、第一の塗膜の上
に第二の塗料を直接塗布する場合には彫刻されて
いるロール22の上流に位置させることができ、
そしてこの配置は後に述べる理由からほとんどの
場合に望ましいことである。 上記の塗布装置は好ましいが、ロール式ナイフ
コーター、オフセツトコーター、リバーズロール
コーターなどのような常用の塗布装置はどれも用
いることができる。 後塗布ステーシヨン5も任意的であり、すでに
少なくとも部分的に硬化している塗料組成物が塗
布されている紙9の上にトツプコートを塗布する
のを望むときに用いられる。後塗布ステーシヨン
5は前塗布ステーシヨン2と同様にバツキングロ
ール16とニツプを形成し、塗装材料の溜め17
中で回転自在に取り付けられている塗布ロール1
5によつて規定される。後塗布ステーシヨン5を
用いるときは、少なくとも前塗布ステーシヨン2
も用いられ、かつ第一の塗膜は電子線硬化ステー
シヨン3において少なくとも部分的に硬化されて
いる。第一の塗膜は硬化ステーシヨン3において
は部分的に硬化されるだけで、次に第二の塗膜と
ともに後硬化ステーシヨン6において硬化を完了
するのが好ましい。これは第一の塗膜に対して第
二の塗膜の良好な接着を与える。後硬化ステーシ
ヨンには第二の電子線硬化ユニツト6を用いるの
が好ましいが、幾つかの塗料処方には他の硬化形
態も有用であるかもしれない。 転写表面はロール22によつて与えられて、望
ましい表面テクスチヤーがロール表面に彫刻され
ている。紙8はプレスロール18によつてロール
22に押圧され、塗料がロール22のテクスチヤ
ー表面のくぼみを満たし、かつ紙と連続的に密接
に接触するのを確実にする。ロール22は常用の
駆動手段(図示せず)によつて回転用に取り付け
られ、紙及び塗膜を電子線放射ユニツト20を通
過して連続的に運ぶ。電子線放射ユニツト20は
紙を通して塗膜に電子ビームを照射し、少なくと
も塗膜が分離ロール19においてロール22から
離せるように、紙9にしつかり付着し、そして所
望の表面の恒久転写が確保されるように、十分に
硬化させる。照射工程は塗膜が支持体の細孔に浸
透するのに十分な時間が経過してから行なわれ、
この工程要素は支持体に直接塗布することによつ
てさらに助長される。 支持体及び/又は転写表面に塗布される塗料の
量は表面模様及び転写表面の模様及び型の深さに
応じて幾らかは変えることができる。塗料はプレ
スロール18の圧力によつて拡げられ、支持体に
連続層を与えつつその転写表面の模様断面形
(contour)を満たす。塗料の量は模様断面形表
面に対しては約22.2g〜約44.4g/m2(3300平方
フイトの連当り15〜30lbs)の範囲が典型的であ
るが、平滑な転写表面に対しては約5g/m2程度
の少量でもよい。 転写模様の断面形が被覆にだけ再現され、紙の
支持体には再現させないようにするには、塗膜は
これを可能にするように十分に厚くなければなら
ない。模様の断面形を紙にも再現させるときは、
もつと少ない塗料を用い、より高い圧力とより硬
いプレスロール18を用いることになる。 本発明において有用な電子放射ユニツトは容量
に入手でき、そして典型的には電源電圧を上げ得
る変圧器及び電子加速器から成つている。1つの
タイプの機械においては、電子は点フイラメント
から発成させ、次いでテレビジヨンセツトのよう
に電磁的に走査されて塗装対象を横切る。もう1
つのタイプの機械においては、電子は引延ばした
フイラメントからカーテン状に発生して走査の必
要なしに表面の全幅を照射することができる。
100万電子ボルト以上の加速電圧を持つ市販の機
械が入手できるけれども、このような塗装のため
の範囲は典型的には150〜300KV(キロ電子ボル
ト)である。塗膜を電子線放射ユニツトで硬化さ
せるとき、塗膜の表面から酸素を排除する処置を
行なうのが一般的である。本発明の装置において
は、ノズル21によつて窒素雰囲気を施してい
る。 紙に塗布される塗料は電子線放射によつて硬化
することが必要である。電子線硬化性塗料に有用
な典型的な樹脂はスチレン化ポリエステル、及び
アクリル酸類で、各種モノマーとアクリル酸と反
応させたグリシジルメタクリレートとビニル共重
合体、ヒドロキシアクリレートと反応させたイソ
シアネートプレポリマー、アクリル酸又はメタア
クリル酸と反応させたエポキシ樹脂、及び無水物
と反応させ、続いてエポキシと反応させたヒドロ
キシアルキルアクリレートなどである。ある場合
は、少量の、シリコン油のような常用の剥離剤を
含んでいるのが望ましい。 電子線放射で硬化させることができ、かつ剥離
機能に適当な塗料組成物は一般に次の成分 (a) 適度の分子量(300〜800g/モル)の官能性
オリゴマー、 (b) トリメチロールプロパントリアクリレート又
はイソデシルアクリレートのような反応性の単
量体希釈剤(モノ又は多官能性アクリレート又
はメタクリレート)、 (c) 顔料、又はクレー、シリカもしくはケイ藻土
のような充てん剤。 (d) 反応性又は非反応性のシリコーン、及び (e) アセトン又は四塩化炭素のような有機希釈剤
を数種又は全部含んでいる。 表面転写は本発明の最も単純な形態を実施する
とき顕著であるけれども、被覆の剥離性は一般に
剥離塗膜の外側表面を転写表面と接触させないで
硬化させるとき一層良好である。従つて、後硬化
ステーシヨン6に関して前記した本発明の実施態
様はこれら2つの性質、すなわち剥離と転写の性
質をバランスよく持ち、両性質の最良の組み合わ
せを発現させる能力を与える。電子線放射硬化性
材料の薄い塗膜が後塗布ステーシヨン5によつ
て、少なくとも一部硬化された製品9の上に塗布
され、そして後硬化ユニツト6によつて硬化す
る。転写はある程度損われるが、剥離性は改良さ
れる。後硬化は非酸素ふん囲気中で行なうのが好
ましい。これは塗膜が後硬化ユニツトに入るとき
塗膜に対して窒素を放出するノズルのような常用
の手段によつて紙と後硬化ユニツト6の間に窒素
(又は他の不活性ガス)のふん囲気を供給するこ
とによつて達成することができる。トツプコート
の被覆に用いられる特定の塗料処方は主たる被覆
に用いられる処方と同じでいるのが好ましいが、
ある場合には別の相溶性塗装材料でもよい。 次の例は本発明の好ましい塗料処方と好ましい
実施態様を説明するものである。例1及び2は転
写表面に対面している被覆を硬化する方法の使用
によつて可能な表面模様の転写と、そのようにし
て作られた製品を引続き、剥離紙として使用する
ことを示すためのものである。 例 1 次の成分 インデシルアクリレート ―5重量部 トリメチロールプロパントリアクリレート
―2重量部 フエノキシエチルアクリレート ―5重量部 から塗料組成物を調製した。この塗料組成物をエ
ンボス加工したアルミニウム板に塗布し、その被
覆に対して紙のウエブを押圧した。紙のウエブは
注型用の剥離紙のベースに普通に用いられている
タイプのもので、剥離塗料の滞留を改良するため
に常用の顔料/バインダーの下塗を有していた。
この塗膜をその紙を通しての電子線放射によつて
6メガラドの線量で硬化させ、次いで紙及び被覆
をアルミニウム板から剥取つた。 例 2 次の成分 ダウ オリゴマ(Dow Oligomer)XD―
9016 ―5重量部 インデシルアクリレート ―5重量部 フエノキシエチルアクリレート ―5重量部 トリメチロールプロパントリアクリレート
―2重量部 から塗料組成物を調製した。この組成物を硬化線
量が8メガドラであつた点を除いて例1のように
被覆し、硬化させ、そして剥取つた。 例1及び2の両例において作られた剥離紙はそ
れらの表面に本質的に完全な再現性を以つて写し
取られたアルミニウム板のエンボスされた型模様
を有していた。この型模様は被覆にだけ存在し、
紙の支持体には複写されず、紙は平らなまゝであ
つた。それらの剥離特性を試験するために、それ
らの上に熱可塑性のポリエステルウレタンを注型
し、非循環空気炉中で100℃において1.5分間乾燥
し、次いで空気循環炉中で160℃において1.5分間
硬化させて厚さ25.4μ(1ミル)のフイルムを形成
させた。次に、このフイルムを剥離表面からオス
グツド―サツターマイスター剥離試験機
(Osgood―Sutermeister release tester)で剥取
つた。この剥離試験機は3.8cm×7.7cmの硬化フイ
ルムの試料を剥離紙から剥取るのに要するエネル
ギーの比較測定を与える。47ジユール/m2より少
ないエネルギーでフイルムが剥取られるのを可能
にする剥離表面が満足すべき表面と考えられ、そ
して35J/m2以下のエネルギーが好ましい。上記
フイルムは例1の剥離紙から18.7J/m2(16g.s.i.)
で、例2の剥離紙からは26.9J/m2で剥取られた。
両方の場合に、そのフイルムの表面は剥離表面の
表面模様を表わした。 例1の被覆の処方を1つのケースでは炭酸カル
シウム顔料を5重量部、またもう1つのケースで
は10重量部加えるように変えると、ウレタンフイ
ルムはそれぞれ18.7J/m2及び25.7J/m2で剥取ら
れた。例2の塗料の処方を2重量部の反応性カル
ビノール官能性シリコーン(ダウコーニング社
〔Dow Corning Corp.〕1248シリコーン流動物)
を加えることによつて改質し、ウレタンフイルム
は15.2J/m2で剥取れるようになつた。例2の後
者の変更をポリ塩化ビニルプラスチゾルのフイル
ムを注型成形するのにも用い、乾燥後に11.7J/
m2で剥取られた。このポリ塩化ビニルプラスチゾ
ルは非循環炉で100℃において3分間乾燥し、そ
して空気循環炉で190℃において1.5分間硬化させ
ると、厚さ101.6μ(4ミル)のフイルムを形成し
た。 例3及び4 本発明の例は図面に説明されるものと同様の装
置で作つた。転写表面は約21.6cm(8.5インチ)
の直径を有するクロムメツキした鋼のロールによ
つて与えた。ロールの表面は約63.5μ(2.5ミル)
から約101.6μ(4ミル)までの深さの彫刻された
スクリーン目によつて与えられたエンボス模様を
有していた。 紙の支持体(例1及び2の紙支持体と同様のも
の)を巻戻スタンド上の巻紙から巻き戻し、本発
明の装置を通過させ、そして別のロールの上に巻
取つた。電子線放射硬化性の塗料を図面に説明さ
れるように、電子ビームユニツトの約2m上流に
位置する、前塗布ステーシヨン2のような塗布器
によつて紙支持体の下面に塗布した。紙と塗膜を
ゴムカバー付ロールによつて転写ロールに対して
押圧して紙支持体、塗膜及び転写ロールの間の接
触を密にし、その塗膜を転写ロールの表面に合致
させた。紙、塗膜及び転写ロールを約14m/分の
線速度で電子線放射ユニツトを回転して通過さ
せ、その塗膜を硬化させ、そして紙と塗膜をロー
ルから図面に説明される方法で剥取つた。紙と塗
膜はロールから容易に剥取られ、そして硬化した
塗膜は紙に対して良好な接着を有していた。電子
線放射ユニツトは200KVで操作し、そして塗布
と硬化との間の時間は約7秒であつた。 例3において、塗料組成物は等重量部のトリメ
チロールプロパントリアクリレートとイソデシル
アクリレートから成つていた。塗膜は5メガラド
の線量で硬化させた。例1及び2と同じ方法でポ
リウレタン樹脂及びポリ塩化ビニルプラスチゾル
を前記被覆製品の上に注型し、乾燥し、そして硬
化させると、それぞれ43.3J/m2及び45.6J/m2の
剥離エネルギーの必要量で剥取られることが見出
された。 例4において、塗料組成物は70重量部のダウ
オリゴマーXD―9016、11重量部のイソデシルア
クリレート、12重量部のトリメチロールプロパン
トリアクリレート、5重量部の反応性カルビノー
ル官能性シリコーン(ダウ コーニング社の1248
シリコーン流動物)及び2重量部のカルボキシ反
応性の官能性シリコーン(ダウ コーニング社の
X2―7119)から成つていた。塗膜は10メガラド
の線量で硬化させた。例3に対して行なつた同じ
試験を例4に対しても行ない、ポリウレタンにつ
いては17.6J/m2、ポリ塩化ビニルについては
30.4J/m2の剥離エネルギーが必要との結果を得
た。 例3及び4の剥離紙について転写の程度を評価
し、90%〜100%であることを見出した。剥離紙
の表面の縦断面をレコーダーに結ばれた感度検定
済プローブでたどることによつて測定した。その
縦断面深さはほゞ63.5μ(2.5ミル)からほゞ94μ
(3.7ミル)までの範囲であつた。 例3及び4において、塗料はベース被覆された
紙に直接塗布したが、これは連続工程において塗
布と硬化の間に塗料をベース被覆された紙の中に
浸透させるのに十分な経過時間を保たせることに
なるので本発明の重要な要素である。これがない
と、その製品はある用途には有用であるかもしれ
ないが、剥離被覆の上に形成されたフイルム又は
シートの剥取りに際して支持体から十分に接着し
ていない剥離被覆がはがれやすいことになるので
剥離紙には有効でない。例1及び2はベース被覆
された紙に直接塗被していないが、それらは商業
的操作には経済的に適しない方法でつくられる小
さい試料を示すにすぎないのである。例1及び2
で行なつたように、転写表面に最初に電子線硬化
性塗料を施すことは例3及び4のような連続操作
においては、塗布ステーシヨンが必然的に硬化ユ
ニツトに接近することになるから、運転速度を非
常に遅くしなければならない。これに加えて、こ
れはまだ塗布器の中にある塗料組成物を放射線の
影響から守るのを非常に困難にする。これは非常
に大きな転写ドラムを使用することによつてある
程度は避けられるかもしれないが、そのための追
加経費により明らかに不利となる。 例5〜10 電子線硬化した塗料組成物の紙支持体に対する
満足できる付着を得るために、紙の気孔度は少な
くとも約0.08c.c./分/m2でなければならない。次
の例はこの要件を説明する。紙支持体の4cm2の部
分を10.3kPa(1.5p.s.i.)の一定圧の下で通過する
空気の量(c.c.)を測定することによつて気孔率を
それぞれの紙について試験した。例5は非孔質の
連続フイルムであつた。例6〜9は一側面だけに
常用の顔料/バインダの塗料をベース被覆した紙
シートであつた。例10は両面を表面サイジングで
被覆した紙のオープンシートであつた。各試料の
他の部分には50センチポイズから1300センチポイ
ズの粘度を有する塗料成分を直接塗布しそして塗
布と硬化との間の滞留時間を3.5〜9秒にしてか
つ電子線硬化させた。
普通は付着しやすい表面から無傷のまゝ分離する
能力の点に特徴がある剥離被覆に関する。 プラスチツクのフイルム又はシートを剥離シー
トの上に、又はそれに対面して形成させ、次いで
冷却又は硬化のような工程で、前記プラスチツク
フイルムはシートを硬化させた後剥離シートから
これを分離する方法は多数ある。硬化は、必要に
応じて、熱、過酸化物触媒又は紫外線放射によつ
て、あるいは電子線放射によつて達成することが
できる。剥離シートはその表面から硬化したプラ
スチツク材料を容易に分離できる表面を与え、か
つそのプラスチツク材料の表面に剥離表面の仕上
物質を付与することができる。例えば、所望のテ
クスチヤー加工表面の鏡像を有する剥離シートの
上に、又はそれに対面して形成させることによつ
てプラスチツク材料の表面に所望のテクスチヤー
加工表面を与えることができる。 このような形成方法の1つの例はポリ塩化ビニ
ル又はポリウレタン樹脂のような樹脂材料を流動
可能な状態で剥離シート表面に堆積又は注型し、
加熱し、硬化させ、そして冷却して樹脂材料を連
続自己支持性フイルム状に固化して、支持体から
剥取る「注型法」である。剥離シートは普通、高
度な光沢性、テクスチヤー又はエンボス形状のよ
うな所望の表面模様を持ち、そしてその表面模様
が注型フイルムに転写される。 このような形成方法のもう1つの例はプラスチ
ツク化粧板の「パネルプレス成形法」で、これは
高圧タイプ又は低圧タイプのいずれでもよい。高
圧パネルプレス成形法において、化粧板は複数の
芯シートを積重ね関係で集成することによつて普
通作られ、芯シートの各々はフエノール樹脂のよ
うな樹脂材料で含浸された紙のウエブである。芯
シート集成体のすぐ上に一体色又は適当な図案を
持つ樹脂飽和シートである装飾用シートを配置す
る。装飾用シートの上には一般に、メラミン―ホ
ルムアルデヒド樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂
などの樹脂(一般的には装飾用シートを含浸する
のに用いるのと同じ樹脂である)のような化学的
に耐性の熱硬化性樹脂で含浸された薄葉紙の薄い
シートである上層シートを重ねる。芯シート、装
飾用シート及び上層シートの全集成体をプレス機
の定盤間に置き、熱及び圧力の適用によつて固化
する。一般的には、上層シートに再現させようと
する所望の表面模様を有する剥離シートをプレス
成形中、上層シートに対面させて置く。高圧化粧
板は固化後に通常はパーテイクルボード又は合板
のような構造用支持体をさらに接着させる。低圧
パネルプレス成形化粧板は高圧化粧板と同様の方
法で作られるが、一般に装飾用シートは直接パー
テイクルボード又は他の構造用支持体に積層させ
る。 プラスチツクフイルム又はシートを剥離シート
の上に、又はそれに対面して形成させる他のプレ
ス成形法は積層工程を含まず、すでに積層されて
いる成形可能のプラスチツク表面をテクスチヤー
加工するだけである。例えば、プラスチツクフイ
ルムをパーテイクルボード又は合板に直接被覆
し、次いで表面に所望のテクスチヤー加工型模様
を有する剥離シートに対して押圧することによつ
てテクスチヤー加工することができる(例えば、
コーチ〔Koch〕に付与されたアメリカ国特許第
4113894号明細書参照)。 剥離シートの他の使用に熱転写性印刷図案及び
感圧接着剤塗布ウエブがある。熱転写性印刷図案
は剥離シートの上にポリ塩化ビニルプラスチゾル
のインキ又はオフセツト印刷インキで印刷し、そ
してポリ塩化ビニルプラスチゾルで上塗りする。
これをT―シヤツのような受容表面に対面させて
置き加熱すると、印刷図案及び上層部はその受容
表面に転写される。他方、感圧接着塗布ウエブは
典型的には接着剤を塗布したテープ、ラベル又は
移し絵などの製品である。これら製品は所望に応
じて容易に除去できるように剥離シートに恒久的
に付着させている。剥離表面は感圧接着剤を一時
的に付着させ、しかも容易に除去できるものであ
る。 パネルプレス加工領域と同様の剥離シートの他
の使用法として、2つの別個の化粧板を形成する
ために背合せ配置で同時に押圧される単層群の間
の挿入体としての使用がある。この場合の剥離シ
ートは化粧板を互いに分離し、それによつて同じ
定盤間で同時に1つ以上の積層体の押圧を可能に
する(例えば、アントニオ〔Antonio〕他のアメ
リカ国特許第4030955号明細書参照)。 剥離シートは紙シートその他の支持体にポリメ
チルペンテン、ポリプロピレン、ポリ弗化炭素、
シリコーン油、熱硬化性シリコーン樹脂その他の
常用の剥離剤のような剥離塗料を塗布し、処理
し、又は含浸させることによつて作るのが典型的
である。剥離シートの表面模様は普通は多数ある
技術のいずれかの方法によつて与えられる。剥離
塗料は平滑な表面光沢に乾燥することもできる
し、あるいは塗布前の紙の表面又は塗料塗布後の
紙のいずれかに機械的手段によつてテクスチヤー
模様又はエンボス模様のような表面模様を、その
被覆中に与えることもできる。テクスチヤー加工
表面を持つ剥離被覆を作るのに用いられるもう1
つの方法は紙の表面にポリプロピレン又はポリメ
チルペンテンのような溶融した熱可塑性フイルム
を押し出し、これを冷却し、次いでマツチツドス
チールエンボス加工ロールの間に通す方法であ
る。いずれの場合も、満足すべき剥離紙は支持体
の上に、又はそれに対面して形成されたシート又
はフイルムを剥取るとき被覆が支持体上に残るよ
うに支持体にしつかり接着している剥離被覆を持
つていなければならない。 これらの方法の1つの欠点はエンボス加工ロー
ル又は他の機械的手段の型模様が剥離被覆の表面
に完全には転写されないことである。すなわち、
エンボス加工ロール又は他の機械的手段のエンボ
ス全体の深さが剥離被覆に再現されず、実転写の
約60%しか与えない場合が多い。この欠点は木目
又は皮のしぼのような細かい型模様を作る際に特
に重大で、型模様のより細かい部分が転写工程に
おいて失われていまうことがあり得る。さらに、
エンボス加工ロールは速度に制限があり、或る方
法では30フイト/分程度の遅い速度でしか運転で
きない。 本発明は、支持体上の剥離被覆に所望の表面模
様を与える優れた方法を提供する。本発明は、最
も広い意味においては、 A 電子線放射硬化性の組成物の塗料をベース被
覆された紙のウエブの一側面に直接塗布し、 B 支持体の被塗布面を所望の表面模様を有する
転写表面に押圧して塗膜の表面を転写表面に合
致させ、 C 塗膜にその支持体を通して電子線を照射し
て、支持体にしつかり付着し、かつ転写された
表面模様が塗膜中に保持されながらその塗膜を
少なくとも転写表面からはずすのに十分に硬化
させ、その場合照射工程は塗料がベース被覆さ
れた紙の中に浸透し、かつベース被覆された紙
と連続的で密接に接触するのに十分な時間の経
過後に行ない、そして D 支持体に接着している少なくとも部分的に硬
化した塗膜とともに支持体を転写表面から剥取
る 工程から成る。 本発明を実施する装置は、最も広い意味におい
て、 A 所望の表面模様を有し、回転できるように取
り付けられた無端表面によつて与えられている
転写表面、 B 電子線放射硬化性の組成物の塗料を支持体の
一側面に直接塗布するための塗布手段、 C 支持体の被塗布面を転写表面に押圧し、支持
体と反対側の塗膜表面を転写表面に合致させる
押圧手段、 D 塗膜にその支持体を通して電子線を照射し
て、支持体にしつかり付着し、かつ転写された
表面模様を塗膜中に保持させながらその塗膜を
少なくとも転写表面からはずすのに十分に硬化
させるための電子線放射手段、及び E 支持体に接着していて少なくとも一部硬化し
た塗膜とともに支持体を転写表面から剥取るた
めの手段 から成る。 転写表面は電子線硬化装置を通過して回転する
ことができるロール、ドラム又は他の円筒形表面
によつて与えるのが好ましい。塗料は好ましくは
紙であるところの支持体に、その紙がロールに掛
ける前に直接塗布される。1つの実施態様におい
ては、第一の塗膜が部分的に硬化されて転写表面
からはずされた後、その第一の塗膜に対して後塗
料を塗布し、次いで第一の塗膜の硬化を後塗膜の
硬化とともに完結させる。 転写表面は表面に彫刻されたテクスチヤー又は
エンボスを持つ金属ロールであるのが好ましい
が、この転写表面は高度に磨かれた表面のような
他の表面模様であることもある。本発明の最も重
要な利点の1つは転写表面のテクスチヤー、エン
ボス又は他の仕上げが硬化した被覆中に本質的に
100%再現されることである。この達成は従来法
によつては得ることができず、そしてこのことは
剥離紙中に木目又は皮のしぼのような非常に細か
い型模様の転写を可能にする。また、電子線放射
は紙のような不透明な支持体を透過し、厚い塗膜
に深く浸透する。U.V.放射のような他の輻射線
硬化の形態は光学的に透明な支持体だけで、厚い
塗膜中は透過できない。 本発明の最も重要な利点のもう1つは塗膜がベ
ース被覆された紙の支持体に浸透して十分に接着
して塗布された支持体を剥離紙として作用させる
ことである。すなわち、電子線により硬化した塗
膜は剥離被覆の上に、又はそれに対面して形成さ
せたシート又はフイルムが剥離被覆から剥取られ
ても支持体にしつかり付着して残つている。剥離
被覆として十分に作用させるために、被覆はベー
ス被覆された紙と連続的に密接に接触していなけ
ればならない。被覆と紙の間には空間やボイドが
存在することは許されない。この利点を与える本
発明の重要要素は電子線硬化性組成物を直接支持
体に被覆すること、支持体は適正な気孔度を有す
ること、及び塗布と硬化の間にはその塗料が支持
体に浸透できる十分な時間を与えることである。 支持体は10kPa(1.5p.s.i.)の空気圧の下で少な
くとも0.08c.c./分/cm2の気孔度を有するベース被
覆された紙によつて与えられる。塗布と硬化との
間が好ましい時間は少なくとも1秒である。塗料
の粘度はある程度は浸透に影響を及ぼすが、1300
センチポイズ以下の好ましい範囲内であれば重要
ではない。 本発明のもう1つの利点は剥離紙が従来法のい
くつかのものよりもはるかに高い線速度で製造で
きることである。電子線硬化はほとんど瞬間的で
ある。さらに、常用の機械的エンボス加工におい
ては、転写の程度は線速度に通常反比例し、速い
走行には不利をもたらす。本発明にはそのような
影響はない。 本発明はまた上記方法によつて製造された剥離
シートに関する。この剥離シートは塗膜が転写表
面と接触している間に支持体を通して電子線硬化
されること、硬化した被覆の支持体に対する付着
はその塗膜がベース被覆された紙に浸透し、かつ
ベース被覆された紙と連続的に密接に接触してい
る結果として表面模様の転写の程度において独特
のものとなつている。 図面は本発明を実施するための好ましい装置を
図式的に説明するものである。図面はベース紙支
持体及び(任意的に)電子線硬化性組成物で塗布
されつつある彫刻されたロール、その後紙、塗膜
及びロールは塗膜が硬化される電子線硬化ステー
シヨンを一緒に回転しながら通過し、次いで硬化
した被覆が接着している紙がロールから取りはず
されることを示す。 図面を参照して説明すると、ベース紙の巻物1
がほどかれて、そして次の前塗布ステーシヨン
2;任意的な塗布ステーシヨン4と一緒になつて
いる電子線硬化ステーシヨン3;後塗布ステーシ
ヨン5;及び後硬化ステーシヨン6を通り;そし
て巻物7に巻取られる。前塗布ステーシヨン2は
紙8が通過するニツプを形成するように位置され
ている塗布ロール10とバツクアツプロール11
によつて規定されている。塗布ロール10は塗装
材料の溜め12の中を回転して予め定められた塗
装材料の層を紙8の一側面に移す。 任意的な塗布ステーシヨン4は塗装材料の溜め
14中で回転するように、そして彫刻されている
ロール22に対面して取り付けられている塗布ロ
ール13によつて規定されている。塗布ロール1
3は予め定められた塗装材料の層を彫刻されてい
るロール22に移す。塗布ステーシヨン4は2つ
のステーシヨンで塗装材料を塗布するのが望まし
いとき、例えばより大量の塗料が望まれるとき、
あるいは層状配置において異なる塗料組成物が望
まれるときに用いられる。また、第一の塗膜の上
に第二の塗料を直接塗布する場合には彫刻されて
いるロール22の上流に位置させることができ、
そしてこの配置は後に述べる理由からほとんどの
場合に望ましいことである。 上記の塗布装置は好ましいが、ロール式ナイフ
コーター、オフセツトコーター、リバーズロール
コーターなどのような常用の塗布装置はどれも用
いることができる。 後塗布ステーシヨン5も任意的であり、すでに
少なくとも部分的に硬化している塗料組成物が塗
布されている紙9の上にトツプコートを塗布する
のを望むときに用いられる。後塗布ステーシヨン
5は前塗布ステーシヨン2と同様にバツキングロ
ール16とニツプを形成し、塗装材料の溜め17
中で回転自在に取り付けられている塗布ロール1
5によつて規定される。後塗布ステーシヨン5を
用いるときは、少なくとも前塗布ステーシヨン2
も用いられ、かつ第一の塗膜は電子線硬化ステー
シヨン3において少なくとも部分的に硬化されて
いる。第一の塗膜は硬化ステーシヨン3において
は部分的に硬化されるだけで、次に第二の塗膜と
ともに後硬化ステーシヨン6において硬化を完了
するのが好ましい。これは第一の塗膜に対して第
二の塗膜の良好な接着を与える。後硬化ステーシ
ヨンには第二の電子線硬化ユニツト6を用いるの
が好ましいが、幾つかの塗料処方には他の硬化形
態も有用であるかもしれない。 転写表面はロール22によつて与えられて、望
ましい表面テクスチヤーがロール表面に彫刻され
ている。紙8はプレスロール18によつてロール
22に押圧され、塗料がロール22のテクスチヤ
ー表面のくぼみを満たし、かつ紙と連続的に密接
に接触するのを確実にする。ロール22は常用の
駆動手段(図示せず)によつて回転用に取り付け
られ、紙及び塗膜を電子線放射ユニツト20を通
過して連続的に運ぶ。電子線放射ユニツト20は
紙を通して塗膜に電子ビームを照射し、少なくと
も塗膜が分離ロール19においてロール22から
離せるように、紙9にしつかり付着し、そして所
望の表面の恒久転写が確保されるように、十分に
硬化させる。照射工程は塗膜が支持体の細孔に浸
透するのに十分な時間が経過してから行なわれ、
この工程要素は支持体に直接塗布することによつ
てさらに助長される。 支持体及び/又は転写表面に塗布される塗料の
量は表面模様及び転写表面の模様及び型の深さに
応じて幾らかは変えることができる。塗料はプレ
スロール18の圧力によつて拡げられ、支持体に
連続層を与えつつその転写表面の模様断面形
(contour)を満たす。塗料の量は模様断面形表
面に対しては約22.2g〜約44.4g/m2(3300平方
フイトの連当り15〜30lbs)の範囲が典型的であ
るが、平滑な転写表面に対しては約5g/m2程度
の少量でもよい。 転写模様の断面形が被覆にだけ再現され、紙の
支持体には再現させないようにするには、塗膜は
これを可能にするように十分に厚くなければなら
ない。模様の断面形を紙にも再現させるときは、
もつと少ない塗料を用い、より高い圧力とより硬
いプレスロール18を用いることになる。 本発明において有用な電子放射ユニツトは容量
に入手でき、そして典型的には電源電圧を上げ得
る変圧器及び電子加速器から成つている。1つの
タイプの機械においては、電子は点フイラメント
から発成させ、次いでテレビジヨンセツトのよう
に電磁的に走査されて塗装対象を横切る。もう1
つのタイプの機械においては、電子は引延ばした
フイラメントからカーテン状に発生して走査の必
要なしに表面の全幅を照射することができる。
100万電子ボルト以上の加速電圧を持つ市販の機
械が入手できるけれども、このような塗装のため
の範囲は典型的には150〜300KV(キロ電子ボル
ト)である。塗膜を電子線放射ユニツトで硬化さ
せるとき、塗膜の表面から酸素を排除する処置を
行なうのが一般的である。本発明の装置において
は、ノズル21によつて窒素雰囲気を施してい
る。 紙に塗布される塗料は電子線放射によつて硬化
することが必要である。電子線硬化性塗料に有用
な典型的な樹脂はスチレン化ポリエステル、及び
アクリル酸類で、各種モノマーとアクリル酸と反
応させたグリシジルメタクリレートとビニル共重
合体、ヒドロキシアクリレートと反応させたイソ
シアネートプレポリマー、アクリル酸又はメタア
クリル酸と反応させたエポキシ樹脂、及び無水物
と反応させ、続いてエポキシと反応させたヒドロ
キシアルキルアクリレートなどである。ある場合
は、少量の、シリコン油のような常用の剥離剤を
含んでいるのが望ましい。 電子線放射で硬化させることができ、かつ剥離
機能に適当な塗料組成物は一般に次の成分 (a) 適度の分子量(300〜800g/モル)の官能性
オリゴマー、 (b) トリメチロールプロパントリアクリレート又
はイソデシルアクリレートのような反応性の単
量体希釈剤(モノ又は多官能性アクリレート又
はメタクリレート)、 (c) 顔料、又はクレー、シリカもしくはケイ藻土
のような充てん剤。 (d) 反応性又は非反応性のシリコーン、及び (e) アセトン又は四塩化炭素のような有機希釈剤
を数種又は全部含んでいる。 表面転写は本発明の最も単純な形態を実施する
とき顕著であるけれども、被覆の剥離性は一般に
剥離塗膜の外側表面を転写表面と接触させないで
硬化させるとき一層良好である。従つて、後硬化
ステーシヨン6に関して前記した本発明の実施態
様はこれら2つの性質、すなわち剥離と転写の性
質をバランスよく持ち、両性質の最良の組み合わ
せを発現させる能力を与える。電子線放射硬化性
材料の薄い塗膜が後塗布ステーシヨン5によつ
て、少なくとも一部硬化された製品9の上に塗布
され、そして後硬化ユニツト6によつて硬化す
る。転写はある程度損われるが、剥離性は改良さ
れる。後硬化は非酸素ふん囲気中で行なうのが好
ましい。これは塗膜が後硬化ユニツトに入るとき
塗膜に対して窒素を放出するノズルのような常用
の手段によつて紙と後硬化ユニツト6の間に窒素
(又は他の不活性ガス)のふん囲気を供給するこ
とによつて達成することができる。トツプコート
の被覆に用いられる特定の塗料処方は主たる被覆
に用いられる処方と同じでいるのが好ましいが、
ある場合には別の相溶性塗装材料でもよい。 次の例は本発明の好ましい塗料処方と好ましい
実施態様を説明するものである。例1及び2は転
写表面に対面している被覆を硬化する方法の使用
によつて可能な表面模様の転写と、そのようにし
て作られた製品を引続き、剥離紙として使用する
ことを示すためのものである。 例 1 次の成分 インデシルアクリレート ―5重量部 トリメチロールプロパントリアクリレート
―2重量部 フエノキシエチルアクリレート ―5重量部 から塗料組成物を調製した。この塗料組成物をエ
ンボス加工したアルミニウム板に塗布し、その被
覆に対して紙のウエブを押圧した。紙のウエブは
注型用の剥離紙のベースに普通に用いられている
タイプのもので、剥離塗料の滞留を改良するため
に常用の顔料/バインダーの下塗を有していた。
この塗膜をその紙を通しての電子線放射によつて
6メガラドの線量で硬化させ、次いで紙及び被覆
をアルミニウム板から剥取つた。 例 2 次の成分 ダウ オリゴマ(Dow Oligomer)XD―
9016 ―5重量部 インデシルアクリレート ―5重量部 フエノキシエチルアクリレート ―5重量部 トリメチロールプロパントリアクリレート
―2重量部 から塗料組成物を調製した。この組成物を硬化線
量が8メガドラであつた点を除いて例1のように
被覆し、硬化させ、そして剥取つた。 例1及び2の両例において作られた剥離紙はそ
れらの表面に本質的に完全な再現性を以つて写し
取られたアルミニウム板のエンボスされた型模様
を有していた。この型模様は被覆にだけ存在し、
紙の支持体には複写されず、紙は平らなまゝであ
つた。それらの剥離特性を試験するために、それ
らの上に熱可塑性のポリエステルウレタンを注型
し、非循環空気炉中で100℃において1.5分間乾燥
し、次いで空気循環炉中で160℃において1.5分間
硬化させて厚さ25.4μ(1ミル)のフイルムを形成
させた。次に、このフイルムを剥離表面からオス
グツド―サツターマイスター剥離試験機
(Osgood―Sutermeister release tester)で剥取
つた。この剥離試験機は3.8cm×7.7cmの硬化フイ
ルムの試料を剥離紙から剥取るのに要するエネル
ギーの比較測定を与える。47ジユール/m2より少
ないエネルギーでフイルムが剥取られるのを可能
にする剥離表面が満足すべき表面と考えられ、そ
して35J/m2以下のエネルギーが好ましい。上記
フイルムは例1の剥離紙から18.7J/m2(16g.s.i.)
で、例2の剥離紙からは26.9J/m2で剥取られた。
両方の場合に、そのフイルムの表面は剥離表面の
表面模様を表わした。 例1の被覆の処方を1つのケースでは炭酸カル
シウム顔料を5重量部、またもう1つのケースで
は10重量部加えるように変えると、ウレタンフイ
ルムはそれぞれ18.7J/m2及び25.7J/m2で剥取ら
れた。例2の塗料の処方を2重量部の反応性カル
ビノール官能性シリコーン(ダウコーニング社
〔Dow Corning Corp.〕1248シリコーン流動物)
を加えることによつて改質し、ウレタンフイルム
は15.2J/m2で剥取れるようになつた。例2の後
者の変更をポリ塩化ビニルプラスチゾルのフイル
ムを注型成形するのにも用い、乾燥後に11.7J/
m2で剥取られた。このポリ塩化ビニルプラスチゾ
ルは非循環炉で100℃において3分間乾燥し、そ
して空気循環炉で190℃において1.5分間硬化させ
ると、厚さ101.6μ(4ミル)のフイルムを形成し
た。 例3及び4 本発明の例は図面に説明されるものと同様の装
置で作つた。転写表面は約21.6cm(8.5インチ)
の直径を有するクロムメツキした鋼のロールによ
つて与えた。ロールの表面は約63.5μ(2.5ミル)
から約101.6μ(4ミル)までの深さの彫刻された
スクリーン目によつて与えられたエンボス模様を
有していた。 紙の支持体(例1及び2の紙支持体と同様のも
の)を巻戻スタンド上の巻紙から巻き戻し、本発
明の装置を通過させ、そして別のロールの上に巻
取つた。電子線放射硬化性の塗料を図面に説明さ
れるように、電子ビームユニツトの約2m上流に
位置する、前塗布ステーシヨン2のような塗布器
によつて紙支持体の下面に塗布した。紙と塗膜を
ゴムカバー付ロールによつて転写ロールに対して
押圧して紙支持体、塗膜及び転写ロールの間の接
触を密にし、その塗膜を転写ロールの表面に合致
させた。紙、塗膜及び転写ロールを約14m/分の
線速度で電子線放射ユニツトを回転して通過さ
せ、その塗膜を硬化させ、そして紙と塗膜をロー
ルから図面に説明される方法で剥取つた。紙と塗
膜はロールから容易に剥取られ、そして硬化した
塗膜は紙に対して良好な接着を有していた。電子
線放射ユニツトは200KVで操作し、そして塗布
と硬化との間の時間は約7秒であつた。 例3において、塗料組成物は等重量部のトリメ
チロールプロパントリアクリレートとイソデシル
アクリレートから成つていた。塗膜は5メガラド
の線量で硬化させた。例1及び2と同じ方法でポ
リウレタン樹脂及びポリ塩化ビニルプラスチゾル
を前記被覆製品の上に注型し、乾燥し、そして硬
化させると、それぞれ43.3J/m2及び45.6J/m2の
剥離エネルギーの必要量で剥取られることが見出
された。 例4において、塗料組成物は70重量部のダウ
オリゴマーXD―9016、11重量部のイソデシルア
クリレート、12重量部のトリメチロールプロパン
トリアクリレート、5重量部の反応性カルビノー
ル官能性シリコーン(ダウ コーニング社の1248
シリコーン流動物)及び2重量部のカルボキシ反
応性の官能性シリコーン(ダウ コーニング社の
X2―7119)から成つていた。塗膜は10メガラド
の線量で硬化させた。例3に対して行なつた同じ
試験を例4に対しても行ない、ポリウレタンにつ
いては17.6J/m2、ポリ塩化ビニルについては
30.4J/m2の剥離エネルギーが必要との結果を得
た。 例3及び4の剥離紙について転写の程度を評価
し、90%〜100%であることを見出した。剥離紙
の表面の縦断面をレコーダーに結ばれた感度検定
済プローブでたどることによつて測定した。その
縦断面深さはほゞ63.5μ(2.5ミル)からほゞ94μ
(3.7ミル)までの範囲であつた。 例3及び4において、塗料はベース被覆された
紙に直接塗布したが、これは連続工程において塗
布と硬化の間に塗料をベース被覆された紙の中に
浸透させるのに十分な経過時間を保たせることに
なるので本発明の重要な要素である。これがない
と、その製品はある用途には有用であるかもしれ
ないが、剥離被覆の上に形成されたフイルム又は
シートの剥取りに際して支持体から十分に接着し
ていない剥離被覆がはがれやすいことになるので
剥離紙には有効でない。例1及び2はベース被覆
された紙に直接塗被していないが、それらは商業
的操作には経済的に適しない方法でつくられる小
さい試料を示すにすぎないのである。例1及び2
で行なつたように、転写表面に最初に電子線硬化
性塗料を施すことは例3及び4のような連続操作
においては、塗布ステーシヨンが必然的に硬化ユ
ニツトに接近することになるから、運転速度を非
常に遅くしなければならない。これに加えて、こ
れはまだ塗布器の中にある塗料組成物を放射線の
影響から守るのを非常に困難にする。これは非常
に大きな転写ドラムを使用することによつてある
程度は避けられるかもしれないが、そのための追
加経費により明らかに不利となる。 例5〜10 電子線硬化した塗料組成物の紙支持体に対する
満足できる付着を得るために、紙の気孔度は少な
くとも約0.08c.c./分/m2でなければならない。次
の例はこの要件を説明する。紙支持体の4cm2の部
分を10.3kPa(1.5p.s.i.)の一定圧の下で通過する
空気の量(c.c.)を測定することによつて気孔率を
それぞれの紙について試験した。例5は非孔質の
連続フイルムであつた。例6〜9は一側面だけに
常用の顔料/バインダの塗料をベース被覆した紙
シートであつた。例10は両面を表面サイジングで
被覆した紙のオープンシートであつた。各試料の
他の部分には50センチポイズから1300センチポイ
ズの粘度を有する塗料成分を直接塗布しそして塗
布と硬化との間の滞留時間を3.5〜9秒にしてか
つ電子線硬化させた。
【表】
めに過度の塗膜重量を要すると
思われる。
本発明において用いられる紙は、多孔質に過ぎ
ると過度の塗膜重量が必要になるから、多孔質過
ぎない例えば310.0以下の気孔度であるのが好ま
しい。これは普通、常用の顔料/バインダーの被
覆を好ましくは少なくとも3ポンドで有するベー
ス被覆された紙を用いることによつて避けられ
る。ある場合には、より少量の被覆を用いること
ができ、そしてこのようなベース被覆は表面サイ
ジングによつて得ることができる。 以上本発明の好ましい実施態様について述べた
が、本発明の範囲は前記特許請求の範囲に述べら
れるものである。本発明の範囲内で好ましい実施
態様に対するいろいろな変更は当業者にとつては
明白であろう。
思われる。
本発明において用いられる紙は、多孔質に過ぎ
ると過度の塗膜重量が必要になるから、多孔質過
ぎない例えば310.0以下の気孔度であるのが好ま
しい。これは普通、常用の顔料/バインダーの被
覆を好ましくは少なくとも3ポンドで有するベー
ス被覆された紙を用いることによつて避けられ
る。ある場合には、より少量の被覆を用いること
ができ、そしてこのようなベース被覆は表面サイ
ジングによつて得ることができる。 以上本発明の好ましい実施態様について述べた
が、本発明の範囲は前記特許請求の範囲に述べら
れるものである。本発明の範囲内で好ましい実施
態様に対するいろいろな変更は当業者にとつては
明白であろう。
図面は電子線硬化性組成物が被覆されている紙
支持体に彫刻されているロールによつてその表面
模様を転写し、電子線によつて硬化させる本発明
の好ましい装置を略図的に示す図である。 1…ベース紙の巻物、2…前塗布ステーシヨ
ン、3…電子線硬化ステーシヨン、4…任意的塗
布ステーシヨン、5…後塗布ステーシヨン、6…
後硬化ステーシヨン、7…巻きとり巻物、8…
紙、9…塗布済紙、10,13,15…塗布ロー
ル、12,14,17…塗装材料の溜め、11,
16…バツキングロール、18…プレスロール、、
19…分離ロール、20…電子線放射ユニツト、
21…窒素放出ノズル、22…彫刻されているロ
ール。
支持体に彫刻されているロールによつてその表面
模様を転写し、電子線によつて硬化させる本発明
の好ましい装置を略図的に示す図である。 1…ベース紙の巻物、2…前塗布ステーシヨ
ン、3…電子線硬化ステーシヨン、4…任意的塗
布ステーシヨン、5…後塗布ステーシヨン、6…
後硬化ステーシヨン、7…巻きとり巻物、8…
紙、9…塗布済紙、10,13,15…塗布ロー
ル、12,14,17…塗装材料の溜め、11,
16…バツキングロール、18…プレスロール、、
19…分離ロール、20…電子線放射ユニツト、
21…窒素放出ノズル、22…彫刻されているロ
ール。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも片面に顔料及び(又は)結合剤の
ベース被覆を施した紙ウエブ及び前記ベース被覆
の上に電子線放射で硬化しうる組成物を硬化させ
た被覆を有しており、前記硬化被覆は組成物が、
その塗布層の外面では所望の表面模様を有する転
写表面と密接に接触しており、内面ではベース被
覆と連続的に密接に接触していて、かつ紙ウエブ
中に浸透している状態において、紙ウエブを通過
してきた電子線放射によつて硬化させられたもの
であることを特徴とする剥離シート。 2 ベース被覆を施した紙ウエブが、電子線放射
で硬化しうる組成物を塗布する前に、10kPaの空
気圧下で少なくとも0.08c.c./分/cm2の気孔度を有
する特許請求の範囲第1項記載の剥離シート。 3 表面模様が被覆中にのみ存在し、紙ウエブ中
には存在していない断面形表面である特許請求の
範囲第1項記載の剥離シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12235981A JPS5825926A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 剥離シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12235981A JPS5825926A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 剥離シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5825926A JPS5825926A (ja) | 1983-02-16 |
| JPS632780B2 true JPS632780B2 (ja) | 1988-01-20 |
Family
ID=14833937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12235981A Granted JPS5825926A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 剥離シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5825926A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01321936A (ja) * | 1988-06-17 | 1989-12-27 | Kyowa Sangyo Kk | ステンレス線入り綿糸並びに該綿糸からなる手袋、腕カバー及びゲートル |
| JPH0378079U (ja) * | 1989-11-30 | 1991-08-07 | ||
| EP2380734A1 (en) | 2006-02-07 | 2011-10-26 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Embrossed release sheet and apparatus and method for manufacturing same |
| WO2020179310A1 (ja) | 2019-03-01 | 2020-09-10 | 株式会社ミスティー・コレクション | 銀宝飾品及び銀宝飾品の製造方法 |
| WO2020179309A1 (ja) | 2019-03-01 | 2020-09-10 | 株式会社ミスティー・コレクション | 銀製品及び銀製品の製造方法 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63122626U (ja) * | 1987-02-02 | 1988-08-09 | ||
| JP2627821B2 (ja) * | 1990-11-28 | 1997-07-09 | 三洋加工紙株式会社 | 型付き工程紙及びその製造方法 |
| JP2005161199A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | プラスチック積層体及びその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5146525A (ja) * | 1974-10-21 | 1976-04-21 | Hitachi Plant Eng & Constr Co | Chuzohaigasushorihoho |
-
1981
- 1981-08-04 JP JP12235981A patent/JPS5825926A/ja active Granted
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01321936A (ja) * | 1988-06-17 | 1989-12-27 | Kyowa Sangyo Kk | ステンレス線入り綿糸並びに該綿糸からなる手袋、腕カバー及びゲートル |
| JPH0378079U (ja) * | 1989-11-30 | 1991-08-07 | ||
| EP2380734A1 (en) | 2006-02-07 | 2011-10-26 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Embrossed release sheet and apparatus and method for manufacturing same |
| WO2020179310A1 (ja) | 2019-03-01 | 2020-09-10 | 株式会社ミスティー・コレクション | 銀宝飾品及び銀宝飾品の製造方法 |
| WO2020179309A1 (ja) | 2019-03-01 | 2020-09-10 | 株式会社ミスティー・コレクション | 銀製品及び銀製品の製造方法 |
| US11220726B2 (en) | 2019-03-01 | 2022-01-11 | Misty Collection Co., Ltd. | Silver article and method for producing silver article |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5825926A (ja) | 1983-02-16 |
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