JPS6328493B2 - - Google Patents

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JPS6328493B2
JPS6328493B2 JP56148647A JP14864781A JPS6328493B2 JP S6328493 B2 JPS6328493 B2 JP S6328493B2 JP 56148647 A JP56148647 A JP 56148647A JP 14864781 A JP14864781 A JP 14864781A JP S6328493 B2 JPS6328493 B2 JP S6328493B2
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JP
Japan
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mol
temperature
dielectric layer
porcelain
dielectric
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JP56148647A
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JPS5848909A (ja
Inventor
Tatsuya Wada
Yoshihiro Matsuo
Masanori Fujimura
Shoichi Ikebe
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Inorganic Insulating Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、チタン酸バリウム―チタン酸ネオジ
ウム固溶体(BaTiO3―Nd2/3TiO3)、あるいはさ
らにこの固溶体にMn,Fe,Ni,Cr,Coの各酸
化物のうち少なくとも1種類以上を合量で5原子
%を超えない量だけ含有させた半導体磁器の表面
層を誘電体化した磁器組成物およびその製造方法
に関する。 従来、表面誘電体層型半導体磁器コンデンサに
関しては、BaTiO3―La2O3―TiO2系固溶体組成
物およびその固溶体にMn酸化物を添加した組成
物が知られている。この磁器コンデンサでは面積
容量が0.27μF/cm2、破壊電圧Vbが800Vの特性が
得られている。 最近、磁器コンデンサに対して小型大容量が強
く要望されており、さらに面積容量の大きい材料
(たとえば、0.30μF/cm2以上)が要望されている。
しかし、一般に表面誘電体層型半導体コンデンサ
は表面層のごく薄い誘電体層を利用しているた
め、電圧印加による静電容量および絶縁抵抗の減
少がみられることがあり、この場合、低い使用電
圧に限定されてしまう。したがつて、要望される
材料は、面積容量が大きく、かつ容量の電圧依存
性の少ないものが望ましい。 発明者らは、BaTiO3−R2/3TiO3系固溶体(R
はLa,Ce,Pr,Nd,Sm,Gdなど)の組成を検
討した結果、Laに比較して、Ndを使用したとき
に面積容量が約2倍得られることを発見した。た
とえば、面積容量が0.54μF/cm2、破壊電圧820V
の特性をもつコンデンサが得られる。 一般に、表面誘電体層型半導体磁器は、チタン
酸バリウム(BaTiO3)とチタン酸希土類(R2/3
TiO3、ただしRは希土類元素)との2成分固溶
体を基体とし、それぞれの成分比を(1−x)対
xとすると、この固溶体は(Ba1-xR2x/3x/3
TiO3なる化学式で表わされる。この固溶体はペ
ロブスカイト型構造のBa位置に中性の格子欠陥
を持つているのが特徴である。この中性格子欠陥
は、固溶させた希土類元素の量(2x/3)の半
分の量(x/3)だけ常に生成する。この中性格
子欠陥は酸素イオン空孔の生成を容易にし、した
がつて酸素イオンの拡散を促進する効果を持つて
いることが知られている。したがつて、このよう
なBa位置に中性格子欠陥を持つたペロブスカイ
ト型構造固溶体は、 (1) 焼結性がよく、 (2) 酸化速度あるいは還元速度が速い。 特に(2)の効果は、本発明の表面誘電体層型半導
体磁器を作製する上に不可欠である。 このように、重要なBa位置中性格子欠陥を固
溶体中に導入するには、(1−x)BaTiO3
xR2/31/3Ti4+O3の組成からなる固溶体粉末を焼
結させる場合、それを酸化性雰囲気中で行なうこ
とが必須条件となる。もしも還元性雰囲気中で焼
結させる(1250℃以上の温度で処理する)と、上
記組成物は、(Ba2+ 1-2y/3 La3+ 2y/3)Ti4+ 1-2y/3 Ti
3+ 2y/3
O3と少量のTiO2との2成分になり、しかもこの
生成した固溶体はBa位置中性格子欠陥を持つて
いない。したがつて、この固溶体では酸素イオン
空孔が生じにくく、故に酸化還元速度が遅く、本
発明の目的である表面誘電体層半導体磁器を得る
には不適当である。 酸化性雰囲気中たとえば空気中で1250℃以上の
温度で焼結させて得られたBa位置中性格子欠陥
を持つた固溶体磁器(誘電体磁器)の誘電率の温
度変化を測定すると、Rの量によつてキユリー点
が低温側へ移動するとともに、キユリー点での誘
電率(εc)が減少する。この挙動は希土類元素の
種類によつて異なる。特にキユリー点での誘電率
(εc)の値はBaTiO3の120℃でのεcに比べて低温
側にキユリー点が移動するにつれて減少する。た
とえば、Laの場合、室温(25℃)にキユリー点
を移動させたとき、キユリー点での誘電率(εc
は約8000であるのに対して、Ndの場合では誘電
率(εc)は15000程度である。これが表面誘電体
層の厚みがほぼ一定の場合、Ndを含む固溶体が
Laを含む固溶体に比べて表面誘電体層型半導体
コンデンサの面積容量が約2倍になる理由の一つ
である。ここで1250℃よりも低い温度では、この
固溶体は十分に焼結せず不適当であり、また、
1450℃以上の温度での焼結は試料間の融着、変形
などが起るため製造上不適当である。 次に、このような1250℃以上で過焼成を生じな
い温度で酸化性雰囲気中(空気中)にて焼結させ
た誘電体磁器を還元性雰囲気中において900℃〜
1250℃の範囲内の温度で加熱処理すると、酸素欠
陥型半導体磁器(Ba1-xR2x/3□x/3)TiO3-〓□・
〓が得られる。ここで、1250℃より高い温度での
加熱処理は、Ti3+ iの生成、Ba位置中性格子欠陥
の減少が起こるので、好ましくない。また、900
℃より低い温度での加熱処理は、導電性を与える
酸素イオン空孔(□・)の生成が少なく半導体化し
ないので、好ましくない。したがつて、上記誘電
体磁器を900℃〜1250℃の範囲内の温度で30分以
上加熱処理すると、磁器内部まで一様に半導体化
する。 次に、このようにして得られた酸素欠陥型半導
体磁器を、酸化性雰囲気中で800℃〜1200℃の範
囲内の温度で加熱処理する。このとき、酸素欠陥
型半導体磁器の表面から順次酸化されて誘電体に
なつていく。この酸素欠陥型半導体磁器の表面に
形成される誘電体層の厚みは酸化性雰囲気中の加
熱処理の温度と時間に依存する。たとえば
0.92BaTiO3―0.08Nd2/3TiO3磁器を1000℃で1時
間酸素気流中において熱処理すると、その誘電体
層の厚みは12μm程度になる。温度が高い程、ま
た熱処理時間が長い程、この厚みは増加する。
1200℃よりも高い温度では再酸化が進みすぎて、
誘電体層が厚くなりすぎる。それによつて面積容
量がいちぢるしく減少するので好ましくない。ま
た、800℃よりも低い温度の熱処理では、再酸化
速度が遅くなり、処理時間が長くかかりすぎて量
産的でないので、好ましくない。 上記の例では、片面で誘電体層の厚みが12μm
であるから両面では24μmの厚みになり、このと
きの面積容量は0.54μF/cm2である。 前述したように、このBaTiO3―Nd2/3TiO3
固溶体においては、添加したNdの量の半分だけ
のBa位置中性格子欠陥が存在し、この中性格子
欠陥が酸素イオン空孔の生成を助け、酸素イオン
の拡散を促進するが、含有Nd2O3量が0.33モル%
よりも少ないとき、Ba位置中性格子欠陥量が少
なく、酸化還元速度が遅く、製造上好ましくな
い。またNd2O3の含有量を増していくと、生成す
るBa位置中性格子欠陥の量も増加し、酸化還元
の速度も速くなる。また、Nd2O3の含有量を増す
と、キユリー点が低温側に移動して、Nd2O3の含
有量が約1.37モル%のときにキユリー点が室温付
近になり、このとき、BaTiO3―Nd2/3TiO3系固
溶体の誘電率は極大を示す。Nd2O3の含有量が
1.37モル%を越えると、キユリー点はさらに低温
側に移動し、室温での誘電率は結果的に低下す
る。Nd2O3の含有量が3.57モル%よりも多くなる
と、面積容量がいちじるしく減少する。 上記BaTiO3―Nd2/3TiO3固溶体に、Mn,Fe,
Ni,Cr,Coの各酸化物の少なくとも一つを添加
すると、誘電体層の固有抵抗が高くなり、一方、
酸素欠陥型半導体部分の固有抵抗はほとんど変わ
らないので、表面誘電体層型半導体磁器コンデン
サの誘電損失が小さくなり、破壊電圧が高くな
る。さらに、Mn酸化物などの添加効果として
は、電圧印加時の面積容量および絶縁抵抗の低下
が抑制される。また、印加電圧を取り去つた後の
容量の復帰も瞬時に起こる。したがつて、より高
い電圧下での使用が可能となる。しかしながら、
添加量が5原子%を超えると、酸素欠陥型半導体
部分の固有抵抗が高くなり、表面誘電体層型半導
体磁器コンデンサの誘電損失が大きくなるので、
好ましくない。また面積容量もMnなどの添加量
に比例して小さくなる傾向にある。 このように、本発明のかかる表面誘電体層型半
導体磁器組成物およびその製造方法は、非常に大
きい面積容量を有し、高い破壊電圧をもち、面積
容量の電圧依存性の小さい、小型大容量化の要望
に沿う半導体磁器コンデンサを提供することがで
きるものである。 以下、実施例をあげて、本発明につき詳細に説
明する。 実施例 1 市販の工業用原料BaCO3粉末(純度99.9%以
上)、TiO2粉末(純度99.9%以上)、Nd2O3粉末
(純度99.9%以上)、また市販の試薬特級MnO2
Fe2O3,NiO,Cr2O3,CoOの各粉末を下記の第
1表の組成比になるように配合し、ポツトとめの
うボールを用いて湿式混合し、乾燥した後、1150
℃の温度で4時間仮焼成した。この仮焼物を湿式
粉砕し、乾燥した後、ポリビニルアルコール水溶
液をバインダーにして混合し、32メツシユパスに
整粒した。この整粒粉を、直径13mm、厚さ0.5mm
の円板形に約1トン/cm2の加圧力で成形し、これ
らの成形体を空気中において1300℃の温度で2時
間焼成して、直径約10.5mm、厚さ0.4mmの円板形
誘電体磁器を得た。これらの円板形誘電体磁器を
75%N2−25%H2混合ガス気流中にて1100℃の温
度で2時間加熱処理して、酸素欠陥型半導体磁器
を得、さらにこれらの酸素欠陥型半導体磁器を酸
素気流中において1000℃の温度で加熱処理した。
このようにして得られた表面誘電体層型半導体磁
器の両面に、銀電極を焼き付けてコンデンサ素子
とし、その単位面積当りの容量C(測定周波数1k
Hz)、誘電損失tanδ(1kHz)、絶縁抵抗IR(測定時
の印加電圧:直流50V)、破壊電圧Vbを測定し
た。その結果を第1表にあわせて示す。また直流
バイアス電圧印加による静電容量の減少率を測定
した結果を図に示す。図の符号は試料番号に対応
させて示している。ここで電圧印加による静電容
量の減少率ΔC/Cは、 ΔC/C=C1V−Cx/C1V×100(%) より求めた。C1Vは直料1V印加時の静電容量でCx
は直流xV印加時の静電容量である。
【表】 *印は比較用試料
【表】 *印は比較試料
試料1,10のそれぞれの面積容量Cはいずれも
0.1μF/cm2未満と小さいので、本発明の範囲外と
した。また試料15,22はそれぞれ、Mn,Feの含
有量が5原子%を越えており、tanδが0.1以上と
大きいので、本発明の範囲外とした。また、Mn
酸化物を含有する試料は、含有しない試料に比べ
て図に示すように面積容量の電圧依存性が改善さ
れ、印加電圧を取り去つた後の容量は元の値(直
流1V印加時の容量値)に、瞬時にして復帰した。 実施例 2 市販の工業用原料BaCO3粉末(純度99.9%以
上)、TiO2粉末(純度99.9%以上)、Nd2O3粉末
(純度99.9%以上)および市販の試薬特級のMnO2
を用いて、試料番号12の組成、すなわちBaO成
分が47.26%モル%、TiO2成分が51.37モル%、
Nd2O3成分が1.37モル%の組成比になるように配
合し、さらにこの組成に対してMnO2を2.0原子%
添加した配合物を、ポリポツトとめのうボールを
用いて湿式混合し、乾燥した後、1150℃の温度で
4時間仮焼成した。この仮焼物を湿式粉砕し、乾
燥した後、ポリビニルアルコール水溶液をバイン
ダーにして混合し、32メツシユパスに整粒した。
この整粒粉を、直径13mm、厚み0.5mmの円板形に
約1トン/cm2の加圧力で成形した。この成形体を
空気中にて1200℃〜1450℃の範囲内の温度で2時
間加熱処理した。しかるに、1250℃よりも低い温
度では、この成形体は十分に焼結しなかつた。こ
れに対して1250℃〜1450℃の範囲の温度で加熱処
理したものは直径約10.5mm、厚さ約0.4mmのち密
な円板形誘電体磁器が得られた。この磁器の両面
にIn−Ga電極を塗つてその比抵抗を測定すると、
その値は下記第2表に示すように1011〜1012Ωcm
であつた。
【表】 次に、このようにして得られた誘電体磁器それ
ぞれを、75%N2−25%H2混合ガス気流中におい
て800℃〜1300℃の範囲内の温度で2時間加熱処
理し、得られた磁器の両面にIn―Ga電極を塗布
しその比抵抗を測定した。その結果を第3表に示
す。
【表】
【表】 *印は比較試料
試料202,204,206は比抵抗がそれぞれ83.5
Ω・cm、110Ω・cm、101Ω・cmと高く、酸素欠陥
型半導体化が不十分であつた。他の試料はすべて
比抵抗が低く十分に半導体化されていた。 さらに、このようにして得られた酸素欠陥半導
体磁器を、酸素気流中において700℃〜1300℃の
範囲内の温度で加熱処理して得た磁器の両面に銀
電極を焼き付けてコンデンサ素子とし、そのコン
デンサ特性、面積容量C(1kHz)、誘電損失tanδ
(1kHz)、絶縁抵抗IR(直流50V)、破壊電圧Vb
測定した。その結果を第4表に示す。
【表】
【表】 *印は比較用試料
上表において、試料1706,2706,3706,4706,
5706,6706,7706は、焼結後の還元性雰囲気処理
工程において1280℃で加熱して得た試料で、再酸
化を受けにくく、絶縁破壊電圧が非常に低い。こ
のように、還元性雰囲気中での熱処理温度が1250
℃を越えると好ましくないので、1250℃より高い
温度域については本発明の範囲外とした。また、
試料7402,7504については、酸化性雰囲気中での
熱処理温度が1230℃と高すぎて再酸化が進みす
ぎ、面積容量が小さい。このため、酸化性雰囲気
中での熱処理温度については、1200℃を越える温
度域を本発明の範囲外とした。試料1402,1504
は、酸化性雰囲気中での熱処理温度が800℃より
低いため、十分に再酸化されていず、そのため誘
電体層の厚みが薄く、破壊電圧が100V以下と非
常に低かつた。上記以外の試料は、すべて
0.1μF/cm2以上の非常に大きい面積容量をもち、
かつ500V以上の高い破壊電圧をもつており、本
発明の目的を満足するものである。
【図面の簡単な説明】
図は代表的な試料の印加電圧と面積容量の減少
率との関係を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酸化バリウム(BaO)成分が42.86モル%以
    上49.33モル%以下、酸化ネオジウム(Nd2O3
    成分が0.33モル%以上3.57モル%以下、酸化チタ
    ン(TiO2)成分が50.34モル%以上53.57モル%以
    下の組成比率であつて、さらにMn,Fe,Ni,
    CrならびにCoの各酸化物のうちの少なくとも一
    つを合量で5原子%を越えない量含有している半
    導体磁器の表面に誘電体層が形成されていること
    を特徴とする表面誘電体層型半導体磁器組成物。 2 炭酸バリウム(BaCO3)成分が42.86モル%
    以上49.33モル%以下、酸化ネオジウム(Nd2O3
    成分が0.33モル%以上3.57モル%以下、および酸
    化チタン(TiO2)成分が50.34モル%以上53.57モ
    ル%以下の組成比率の組成物に対し、Mn,Fe,
    Ni,CrならびにCoの各酸化物のうちの少なくと
    も一つを合量で5原子%を越えない量添加してな
    る圧粉成形体を、酸化性雰囲気中において1250℃
    〜1450℃の範囲内の温度で焼結させ、得られた誘
    電体磁器を還元性雰囲気中において900℃〜1250
    ℃の範囲内の温度で加熱処理して酸素欠陥型半導
    体磁器とし、さらに酸化性雰囲気中において800
    ℃〜1200℃の範囲内の温度で加熱処理して再酸化
    し、それにより磁器表面を誘電体化することを特
    徴とする表面誘電体層型半導体磁器組成物の製造
    方法。
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