JPS6329162Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6329162Y2 JPS6329162Y2 JP1981140803U JP14080381U JPS6329162Y2 JP S6329162 Y2 JPS6329162 Y2 JP S6329162Y2 JP 1981140803 U JP1981140803 U JP 1981140803U JP 14080381 U JP14080381 U JP 14080381U JP S6329162 Y2 JPS6329162 Y2 JP S6329162Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- wall
- cooling water
- cylinder block
- water passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はエンジンのシリンダブロツクに関す
るものである。
るものである。
一般にエンジンのシリンダ内側壁の温度分布は
シリンダの軸方向に一様ではなく、燃焼室に近い
ピストン上死点近傍の方がピストン下死点近傍に
比べてその温度が高く、そのためシリンダ内側壁
が熱変形を生ずるという問題がある。
シリンダの軸方向に一様ではなく、燃焼室に近い
ピストン上死点近傍の方がピストン下死点近傍に
比べてその温度が高く、そのためシリンダ内側壁
が熱変形を生ずるという問題がある。
そこで従来ピストン上死点近傍の冷却水通路の
幅をピストン下死点近傍の冷却水通路の幅に比べ
て大きくして冷却水をより多く流し、これにより
シリンダ内側壁の軸方向の温度分布を均一化しよ
うとしたものがある(実開昭51−143030号公報)。
しかるに冷却水通路内でシリンダ内側壁の冷却に
寄与するのは、シリンダ内側壁近傍に流れる冷却
水であつて、シリンダ内側壁から遠く離れた冷却
水は、シリンダ内側壁の冷却にほとんど寄与して
いないため、単に冷却水通路の幅を変えたこの従
来装置では、シリンダ内側壁の軸方向の温度分布
均一化の目的はそれほど達成できないという欠点
があつた。
幅をピストン下死点近傍の冷却水通路の幅に比べ
て大きくして冷却水をより多く流し、これにより
シリンダ内側壁の軸方向の温度分布を均一化しよ
うとしたものがある(実開昭51−143030号公報)。
しかるに冷却水通路内でシリンダ内側壁の冷却に
寄与するのは、シリンダ内側壁近傍に流れる冷却
水であつて、シリンダ内側壁から遠く離れた冷却
水は、シリンダ内側壁の冷却にほとんど寄与して
いないため、単に冷却水通路の幅を変えたこの従
来装置では、シリンダ内側壁の軸方向の温度分布
均一化の目的はそれほど達成できないという欠点
があつた。
この考案は以上のような従来のものの欠点に鑑
みてなされたもので、シリンダ内側壁と冷却水通
路の間の隔壁の厚さが冷却効率に影響する点に着
目し、ピストン下死点近傍の隔壁をピストン上死
点近傍の隔壁より厚く形成すると共に、該シリン
ダ配列方向の冷却水通路下方のシリンダブロツク
に、くりぬき部を形成することにより、シリンダ
内側壁の軸方向の温度分布を均一にでき、さらに
温度上昇時のピストンのシリンダブロツクに対す
るはりつきをも防止できるシリンダブロツクを提
供することを目的としている。
みてなされたもので、シリンダ内側壁と冷却水通
路の間の隔壁の厚さが冷却効率に影響する点に着
目し、ピストン下死点近傍の隔壁をピストン上死
点近傍の隔壁より厚く形成すると共に、該シリン
ダ配列方向の冷却水通路下方のシリンダブロツク
に、くりぬき部を形成することにより、シリンダ
内側壁の軸方向の温度分布を均一にでき、さらに
温度上昇時のピストンのシリンダブロツクに対す
るはりつきをも防止できるシリンダブロツクを提
供することを目的としている。
以下本考案の一実施例を図について説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例による
エンジンのシリンダブロツクを示す。図におい
て、1はシリンダブロツク、2は該シリンダブロ
ツク1内に形成された冷却水通路であり、シリン
ダブロツク1内面のシリンダ内側壁3と冷却水通
路2の内側の間の隔壁4はピストン5の上死点近
傍からピストン5の下死点近傍に向けて一定の角
度でもつて漸次厚く形成されている。またピスト
ン下死点近傍のシリンダブロツク1には下方から
該ブロツク1を大きくくりぬいてくりぬき部6を
形成し、これによりシリンダブロツク1のピスト
ン5との当接部近傍の剛性を低くしている。
エンジンのシリンダブロツクを示す。図におい
て、1はシリンダブロツク、2は該シリンダブロ
ツク1内に形成された冷却水通路であり、シリン
ダブロツク1内面のシリンダ内側壁3と冷却水通
路2の内側の間の隔壁4はピストン5の上死点近
傍からピストン5の下死点近傍に向けて一定の角
度でもつて漸次厚く形成されている。またピスト
ン下死点近傍のシリンダブロツク1には下方から
該ブロツク1を大きくくりぬいてくりぬき部6を
形成し、これによりシリンダブロツク1のピスト
ン5との当接部近傍の剛性を低くしている。
なお、7はクランクケース、8はクランクシヤ
フト(図示せず)を支持するため、クランクケー
ス7内に配置したメインベアリングである。
フト(図示せず)を支持するため、クランクケー
ス7内に配置したメインベアリングである。
次に作用効果について説明する。
本実施例の如く、ピストン下死点近傍の隔壁4
をピストン上死点近傍の隔壁4より厚くすると、
下死点近傍に比べ燃焼室に近く温度の高い上死点
近傍の方がよりよく冷却されるため、シリンダ内
側壁3の軸方向の温度分布の均一化を図ることが
できる。
をピストン上死点近傍の隔壁4より厚くすると、
下死点近傍に比べ燃焼室に近く温度の高い上死点
近傍の方がよりよく冷却されるため、シリンダ内
側壁3の軸方向の温度分布の均一化を図ることが
できる。
また上述のようにピストン下死点近傍の隔壁4
を厚くした場合この部分の剛性がアツプして温度
上昇時にピストン5がシリンダブロツク1にはり
つきやすくなるが、シリンダ配列方向の冷却水通
路2下方でかつピストン下死点近傍のシリンダブ
ロツク1にくりぬき部6を設け、その剛性を低く
したので、上記剛性アツプに起因する温度上昇時
のピストン5のシリンダブロツク1に対するはり
つきをも防止できる。
を厚くした場合この部分の剛性がアツプして温度
上昇時にピストン5がシリンダブロツク1にはり
つきやすくなるが、シリンダ配列方向の冷却水通
路2下方でかつピストン下死点近傍のシリンダブ
ロツク1にくりぬき部6を設け、その剛性を低く
したので、上記剛性アツプに起因する温度上昇時
のピストン5のシリンダブロツク1に対するはり
つきをも防止できる。
尚、上記実施例においてはシリンダ内側壁3と
冷却水通路2の間の隔壁をピストン上死点近傍か
らピストン下死点近傍に向けて漸次厚く形成した
が、これは階段状に形成しても同様の効果が生じ
る。また上記実施例では冷却水通路2の幅がピス
トン上死点近傍からピストン下死点近傍に向けて
漸次狭小となつているが、本考案においては冷却
水通路2の幅自体は重要ではなく、一定幅であつ
ても同様の効果が生じる。
冷却水通路2の間の隔壁をピストン上死点近傍か
らピストン下死点近傍に向けて漸次厚く形成した
が、これは階段状に形成しても同様の効果が生じ
る。また上記実施例では冷却水通路2の幅がピス
トン上死点近傍からピストン下死点近傍に向けて
漸次狭小となつているが、本考案においては冷却
水通路2の幅自体は重要ではなく、一定幅であつ
ても同様の効果が生じる。
以上のように本考案に係るシリンダブロツクに
よれば、ピストン下死点近傍のシリンダ内側壁と
冷却水通路の間の隔壁をピストン上死点近傍のシ
リンダ内側壁と冷却水通路の間の隔壁より厚く形
成すると共に、該シリンダ配列方向の冷却水通路
下方のシリンダブロツクに、くりぬき部を形成し
たので、シリンダ内側壁の軸方向の温度分布が均
一化され、シリンダ内側壁の熱変形を防止でき、
さらに温度上昇時のピストンのシリンダブロツク
に対するはりつきをも防止できる効果がある。
よれば、ピストン下死点近傍のシリンダ内側壁と
冷却水通路の間の隔壁をピストン上死点近傍のシ
リンダ内側壁と冷却水通路の間の隔壁より厚く形
成すると共に、該シリンダ配列方向の冷却水通路
下方のシリンダブロツクに、くりぬき部を形成し
たので、シリンダ内側壁の軸方向の温度分布が均
一化され、シリンダ内側壁の熱変形を防止でき、
さらに温度上昇時のピストンのシリンダブロツク
に対するはりつきをも防止できる効果がある。
第1図は本考案の一実施例によるシリンダブロ
ツクの断面側面図、第2図は第1図の一部拡大断
面図である。 1……シリンダブロツク、2……冷却水通路、
3……シリンダ内側壁、4……隔壁、5……ピス
トン。
ツクの断面側面図、第2図は第1図の一部拡大断
面図である。 1……シリンダブロツク、2……冷却水通路、
3……シリンダ内側壁、4……隔壁、5……ピス
トン。
Claims (1)
- シリンダ内側壁の外周に冷却水通路を備えたエ
ンジンのシリンダブロツクにおいて、ピストン下
死点近傍の上記シリンダ内側壁と冷却水通路との
間の隔壁をピストン上死点近傍の上記シリンダ内
側壁と冷却水通路との間の隔壁より厚く形成する
と共に、該シリンダ配列方向の冷却水通路下方の
シリンダブロツクに、くりぬき部を形成したこと
を特徴とするエンジンのシリンダブロツク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14080381U JPS5845929U (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | エンジンのシリンダブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14080381U JPS5845929U (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | エンジンのシリンダブロツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5845929U JPS5845929U (ja) | 1983-03-28 |
| JPS6329162Y2 true JPS6329162Y2 (ja) | 1988-08-05 |
Family
ID=29933944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14080381U Granted JPS5845929U (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | エンジンのシリンダブロツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5845929U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007154739A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Nissan Motor Co Ltd | シリンダブロック |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5525997Y2 (ja) * | 1976-07-24 | 1980-06-23 |
-
1981
- 1981-09-21 JP JP14080381U patent/JPS5845929U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5845929U (ja) | 1983-03-28 |
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