JPS63317624A - 耐水素誘起割れ性にすぐれた鋼材の製造方法 - Google Patents
耐水素誘起割れ性にすぐれた鋼材の製造方法Info
- Publication number
- JPS63317624A JPS63317624A JP12044688A JP12044688A JPS63317624A JP S63317624 A JPS63317624 A JP S63317624A JP 12044688 A JP12044688 A JP 12044688A JP 12044688 A JP12044688 A JP 12044688A JP S63317624 A JPS63317624 A JP S63317624A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- less
- steel
- induced cracking
- hydrogen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 44
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 44
- 238000005336 cracking Methods 0.000 title claims abstract description 36
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 36
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 35
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 title claims abstract description 35
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 6
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims abstract description 27
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims abstract description 17
- 229910001566 austenite Inorganic materials 0.000 claims abstract description 14
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 13
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 claims abstract description 13
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 4
- 229910001563 bainite Inorganic materials 0.000 claims description 21
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 229910000734 martensite Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 abstract description 6
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 6
- 229910052748 manganese Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 229910052791 calcium Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 229910052717 sulfur Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 12
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 11
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 11
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 11
- 238000005204 segregation Methods 0.000 description 7
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 5
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 5
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 5
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 5
- QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-N Acetic acid Chemical compound CC(O)=O QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 3
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 3
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 3
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 3
- 239000012071 phase Substances 0.000 description 3
- 229910052720 vanadium Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910052726 zirconium Inorganic materials 0.000 description 3
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- RWSOTUBLDIXVET-UHFFFAOYSA-N Dihydrogen sulfide Chemical compound S RWSOTUBLDIXVET-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229910000037 hydrogen sulfide Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052758 niobium Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- 229910001562 pearlite Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 238000011160 research Methods 0.000 description 2
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 2
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 2
- FAPWRFPIFSIZLT-UHFFFAOYSA-M Sodium chloride Chemical compound [Na+].[Cl-] FAPWRFPIFSIZLT-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000010779 crude oil Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 230000000977 initiatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 1
- 239000003345 natural gas Substances 0.000 description 1
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 1
- 239000011780 sodium chloride Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 239000012085 test solution Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、耐水素誘起割れ性にすぐれた鋼材に関し、
とくに硫化水素を含む湿潤環境で使用されるラインパイ
プ用鋼や油井管などの用途で要請される、耐水素誘起割
れ性を、とくにMnを1.2重量%以上で含有する場合
にもことに著しく向上させる、鋼組成に関連して組織の
改善を図った耐水素誘起割れ性にすぐれた鋼材の製造方
法を提案しようとするものである。
とくに硫化水素を含む湿潤環境で使用されるラインパイ
プ用鋼や油井管などの用途で要請される、耐水素誘起割
れ性を、とくにMnを1.2重量%以上で含有する場合
にもことに著しく向上させる、鋼組成に関連して組織の
改善を図った耐水素誘起割れ性にすぐれた鋼材の製造方
法を提案しようとするものである。
近年、硫化水素を含む原油や天然ガスの輸送に用いられ
るラインプイプや油井管などにおいて、いわゆる水素誘
起割れに起因する漏洩あるいは破壊事故例が報告されこ
の種の鋼材の耐水素誘起割れ性が重要な問題となってい
る。
るラインプイプや油井管などにおいて、いわゆる水素誘
起割れに起因する漏洩あるいは破壊事故例が報告されこ
の種の鋼材の耐水素誘起割れ性が重要な問題となってい
る。
この水素誘起割れの発生機構については近年多くの研究
がなされ次の様な機構であることが明らかにされている
。
がなされ次の様な機構であることが明らかにされている
。
すなわち、水素誘起割れは綱の腐食反応によって発生し
た水素が鋼中に侵入し、この鋼中に侵入した水素が鋼中
の非金属介在物と地鉄との界面に集積ガス化して、この
ガス圧によって割れが発生するものである。
た水素が鋼中に侵入し、この鋼中に侵入した水素が鋼中
の非金属介在物と地鉄との界面に集積ガス化して、この
ガス圧によって割れが発生するものである。
また非金属介在物のうちでも介在物先端のノツチ効果に
よる応力集中が生じ易いMnSなどのA系介在物が水素
誘起割れに対してもっとも有害であり、また偏析部に生
ずる帯状のマルテンサイトやベイナイトなどの低温変態
異常組織(以下異常組織と略す。)が最も割れの伝播し
易い組織であることが知られている。
よる応力集中が生じ易いMnSなどのA系介在物が水素
誘起割れに対してもっとも有害であり、また偏析部に生
ずる帯状のマルテンサイトやベイナイトなどの低温変態
異常組織(以下異常組織と略す。)が最も割れの伝播し
易い組織であることが知られている。
(従来の技術)
以上のことから水素誘起割れの対策として従来行なわれ
ている方法は、鋼に侵入する水素量を低減させる方法、
割れの伝播し易い異常組織を低減する方法および割れの
起点となるA系介在物を分散、球状化する方法の三つに
大別できる。
ている方法は、鋼に侵入する水素量を低減させる方法、
割れの伝播し易い異常組織を低減する方法および割れの
起点となるA系介在物を分散、球状化する方法の三つに
大別できる。
(発明が解決しようとする課題)
これらのうち最も有効なものが、CaあるいはREM添
加による介在物の分散、球状化であるが、Mnが1.2
0重量%以上の高Mnl材では異常組織が発達するため
、上記の対策だけでは不充分であり、低P化あるいは偏
析軽減対策さらには熱処理など、異常組織を低減させる
対策を同時に行なう必要があり製造コストの上昇は避け
られなかった。
加による介在物の分散、球状化であるが、Mnが1.2
0重量%以上の高Mnl材では異常組織が発達するため
、上記の対策だけでは不充分であり、低P化あるいは偏
析軽減対策さらには熱処理など、異常組織を低減させる
対策を同時に行なう必要があり製造コストの上昇は避け
られなかった。
(課題を解決するための手段)
発明者らは前記従来技術の欠点を克服し、低コストで、
耐水素誘起割れ性に優れた高Mn1al材を得るために
研究を行なった結果、以下の新しい知見を得た。
耐水素誘起割れ性に優れた高Mn1al材を得るために
研究を行なった結果、以下の新しい知見を得た。
すなわち、従来のフェライト・パーライト鋼ではMn量
が多くなるほど偏析部に異常組織が発達し易く、ビッカ
ース硬さ350以上のものが多(なって割れ感受性が高
くなるのに反し、Cが0.08重量%以下の高Mn1l
材でとくに均一な微細フェライト・ベイナイト鋼とした
場合は、中央の偏析部でもビッカース硬さ350以下の
組織となり、耐水素誘起割れ性が著しく向上することで
ある。
が多くなるほど偏析部に異常組織が発達し易く、ビッカ
ース硬さ350以上のものが多(なって割れ感受性が高
くなるのに反し、Cが0.08重量%以下の高Mn1l
材でとくに均一な微細フェライト・ベイナイト鋼とした
場合は、中央の偏析部でもビッカース硬さ350以下の
組織となり、耐水素誘起割れ性が著しく向上することで
ある。
これは低C化することにより生成するベイナイト自体の
硬さが低下するこ左および均一にベイナイトが生成する
成分系にすることによって低温変態時に偏析部に拡散す
るCが周辺のベイナイトにとらえられて少なくなり、偏
析部に生ずるベイナイトあるいは島状マルテンサイトの
C含有量が通常のフェライト・パーライトaの偏析部に
生ずるものよりも著しく少なくなるためである。
硬さが低下するこ左および均一にベイナイトが生成する
成分系にすることによって低温変態時に偏析部に拡散す
るCが周辺のベイナイトにとらえられて少なくなり、偏
析部に生ずるベイナイトあるいは島状マルテンサイトの
C含有量が通常のフェライト・パーライトaの偏析部に
生ずるものよりも著しく少なくなるためである。
この発明は以上の新しい知見にもとづき、C0,08重
量%以下でかつ低S化のもとにCa添加することによっ
て充分な介在物の分散・球状化を行なった鋼スラブを、
900℃以上1350℃以下の温度に加熱した後、(A
rs + 150℃)以上の温度で累積圧下率が50%
以上95%以下となるように圧延を施し、引続いて(A
rs+150℃)以下でかつAr、点以上の未再結晶オ
ーステナイト域の温度範囲内で累積圧下率が50%以上
95%以下となるように圧延し、次いでAr3点以下で
かつ(Ar+ 100℃)以上のオーステナイトとフ
ェライトとの二相域の温度範囲内で累積圧下率が10%
以上92%以下となるように圧延し、その後空冷あるい
は水冷して、結晶粒径5μm未満のフェライトと微細ベ
イナイトと島状マルテンサイトおよび微細加工フェライ
トを主体とした、いわゆる微細フェライト・ベイナイト
組織とすることによって、綱の耐水素誘起割れ性を著し
く向上し得ることを究明した。
量%以下でかつ低S化のもとにCa添加することによっ
て充分な介在物の分散・球状化を行なった鋼スラブを、
900℃以上1350℃以下の温度に加熱した後、(A
rs + 150℃)以上の温度で累積圧下率が50%
以上95%以下となるように圧延を施し、引続いて(A
rs+150℃)以下でかつAr、点以上の未再結晶オ
ーステナイト域の温度範囲内で累積圧下率が50%以上
95%以下となるように圧延し、次いでAr3点以下で
かつ(Ar+ 100℃)以上のオーステナイトとフ
ェライトとの二相域の温度範囲内で累積圧下率が10%
以上92%以下となるように圧延し、その後空冷あるい
は水冷して、結晶粒径5μm未満のフェライトと微細ベ
イナイトと島状マルテンサイトおよび微細加工フェライ
トを主体とした、いわゆる微細フェライト・ベイナイト
組織とすることによって、綱の耐水素誘起割れ性を著し
く向上し得ることを究明した。
以下の鋼組成は、各成分系列を通して上記の基礎的知見
に従う共通の目的に適合し、成分系毎に個々の特性をそ
れぞれさらに充実させ得る。
に従う共通の目的に適合し、成分系毎に個々の特性をそ
れぞれさらに充実させ得る。
1、 C: 0.08重量%以下、St : 0.0
1〜0.50重量%、Mn : 1.20〜3.00重
量%、P : 0.020重量%以下、S : 0.0
03重量%以下、Ca : 0.001〜0.010重
看%およびAl1:0.01〜0.10重量%を含有し
、残部実質的にPeからなる成分組成。
1〜0.50重量%、Mn : 1.20〜3.00重
量%、P : 0.020重量%以下、S : 0.0
03重量%以下、Ca : 0.001〜0.010重
看%およびAl1:0.01〜0.10重量%を含有し
、残部実質的にPeからなる成分組成。
2.1の成分組成を基本としてざらにCu : 0.1
5〜0.60重量%、Ni : 0.10〜0.60重
量%およびCr:0.10〜3.0重量%のうちから選
ばれた少なくとも1種を含有する成分組成。
5〜0.60重量%、Ni : 0.10〜0.60重
量%およびCr:0.10〜3.0重量%のうちから選
ばれた少なくとも1種を含有する成分組成。
3、 同じくさらにMo : 0.01〜1.0重量%
、Nb : 0.01〜0.15重量%、V : 0.
01〜0.15重量%、およびZr : 0.01〜0
.15重量%のうちから選ばれた少な(とも一種を含有
する成分組成。
、Nb : 0.01〜0.15重量%、V : 0.
01〜0.15重量%、およびZr : 0.01〜0
.15重量%のうちから選ばれた少な(とも一種を含有
する成分組成。
4、同じ(さらにB : 0.0005〜o、oos重
量%又はB : 0.0005〜0.005重量%およ
びTi : 0.01〜0.10重量%を含有する成分
組成。
量%又はB : 0.0005〜0.005重量%およ
びTi : 0.01〜0.10重量%を含有する成分
組成。
5、 同じくさらにCu : 0.15〜0.60重量
%、Ni : 0.10〜0.60重量%およびCr
: 0.10〜3.0重量%のうちから選ばれた少なく
とも1種ならびにMo : 0.01〜1.0重量%、
Nb : 0.01〜0.15重量%、V : 0.0
1〜0.15重量%およびZr : 0.01〜0.1
5重量%のうちから選ばれた少なくとも1種を含有する
成分組成。
%、Ni : 0.10〜0.60重量%およびCr
: 0.10〜3.0重量%のうちから選ばれた少なく
とも1種ならびにMo : 0.01〜1.0重量%、
Nb : 0.01〜0.15重量%、V : 0.0
1〜0.15重量%およびZr : 0.01〜0.1
5重量%のうちから選ばれた少なくとも1種を含有する
成分組成。
6、 同じくさらにCu : 0.15〜0.60重量
%、Ni : 0.10〜0.60重量%およびCr
: 0.10〜3.0重量%のうちから選ばれた少なく
とも1種ならびにB:0.0005〜0.005重量%
またはB : 0.0005〜0.005重量%および
Ti : 0.01〜0.10重量%を含有する成分組
成。
%、Ni : 0.10〜0.60重量%およびCr
: 0.10〜3.0重量%のうちから選ばれた少なく
とも1種ならびにB:0.0005〜0.005重量%
またはB : 0.0005〜0.005重量%および
Ti : 0.01〜0.10重量%を含有する成分組
成。
7、 同シ<すらニFIo : 0.01〜1.0重量
%、Nb : 0.01〜0.15重量%、V : 0
.01〜0.15重量%およびzr:0.01〜0.1
5重量%のうちから選ばれた少なくとも1種、ならびに
B j O,0005〜0.005重量%またはB :
0.0005〜0.005重量%およびTi : 0
.01〜0.10重量%を含有する成分組成。
%、Nb : 0.01〜0.15重量%、V : 0
.01〜0.15重量%およびzr:0.01〜0.1
5重量%のうちから選ばれた少なくとも1種、ならびに
B j O,0005〜0.005重量%またはB :
0.0005〜0.005重量%およびTi : 0
.01〜0.10重量%を含有する成分組成。
8、 同じくさらにCu : 0.15〜0.60重量
%、Ni : 0.10〜0.60重量%およびCr
: 0.10〜3.0重量%のうちから選ばれた少なく
とも1種と、Mo : 0.01〜1.0重量%、Nb
: 0.01〜0.15重量%、V:0.01〜0.
15重量%およびZr : 0.01〜0.15重量%
のうちから選ばれた少なくとも1種ならびにB:0.0
005〜0.005重量%またはB : 0.0005
〜0.005重量%およびTi : 0.01〜0.1
0重量%を含有する成分組成。
%、Ni : 0.10〜0.60重量%およびCr
: 0.10〜3.0重量%のうちから選ばれた少なく
とも1種と、Mo : 0.01〜1.0重量%、Nb
: 0.01〜0.15重量%、V:0.01〜0.
15重量%およびZr : 0.01〜0.15重量%
のうちから選ばれた少なくとも1種ならびにB:0.0
005〜0.005重量%またはB : 0.0005
〜0.005重量%およびTi : 0.01〜0.1
0重量%を含有する成分組成。
発明者らの研究によれば水素誘起割れ感受性を低下させ
るには、偏析部に生ずる異常組織の硬さをビッカース硬
さで350以下になるようにすることが非常に有効であ
るが、ここにCを0.08%以下にした上で組織を均一
微細フェライトベイナイトとすることによって上記した
各成分系を通して偏析部に生ずるベイナイトあるいは島
状マルテンサイトの硬さを350以下とすることができ
た。
るには、偏析部に生ずる異常組織の硬さをビッカース硬
さで350以下になるようにすることが非常に有効であ
るが、ここにCを0.08%以下にした上で組織を均一
微細フェライトベイナイトとすることによって上記した
各成分系を通して偏析部に生ずるベイナイトあるいは島
状マルテンサイトの硬さを350以下とすることができ
た。
次に低S化の下でCa添加により介在物を分散・球状化
して割れの起点を低減し、同時に前述した割れの伝播組
織となる異常組織の硬さを下げることにより鋼材の耐水
素誘起割れ性を著しく向上させる。
して割れの起点を低減し、同時に前述した割れの伝播組
織となる異常組織の硬さを下げることにより鋼材の耐水
素誘起割れ性を著しく向上させる。
上記した三段階の圧延を経たあとは、単に空冷または水
冷による冷却処理に供するだけで、その冷却速度に影響
されることなく結晶粒径5μm未満のフェライトと微細
ベイナイトと島状マルテンサイト及び微細加工フェライ
トを主体とする組織、すなわち微細フェライト・ベイナ
イト組織が得られる。
冷による冷却処理に供するだけで、その冷却速度に影響
されることなく結晶粒径5μm未満のフェライトと微細
ベイナイトと島状マルテンサイト及び微細加工フェライ
トを主体とする組織、すなわち微細フェライト・ベイナ
イト組織が得られる。
(作 用)
次にこの発明の成分限定理由について述べる。
c : o、os重量%以下(簡単のため以下単に%で
示す。) 鋼の強度を向上させる元素であるが0.08%を越える
と、偏析部に生じるベイナイトあるいは島状マルテンサ
イトの硬さがビッカース硬さで350以上となり耐水素
誘起割れ性を劣化させるので、0.08%以下に限定し
た。
示す。) 鋼の強度を向上させる元素であるが0.08%を越える
と、偏析部に生じるベイナイトあるいは島状マルテンサ
イトの硬さがビッカース硬さで350以上となり耐水素
誘起割れ性を劣化させるので、0.08%以下に限定し
た。
St : 0.01〜0.50%
脱酸上必要な元素であるが0.01%未満ではその効果
がなく 0.50%を越えると鋼の靭性をそこなうので
0.01〜0.50%の範囲に限定した。
がなく 0.50%を越えると鋼の靭性をそこなうので
0.01〜0.50%の範囲に限定した。
Mn : 1.20〜3.00%
強度を向上させる元素であり、またと(に均一微細フェ
ライトベイナイト組織を得るためにも必要であって、1
.20%未満では、所定の組織、強度を得るのがむずか
しく 3.00%を越えると綱の靭性に悪影響を与える
ので1.20%〜3.00%の範囲に限定した。
ライトベイナイト組織を得るためにも必要であって、1
.20%未満では、所定の組織、強度を得るのがむずか
しく 3.00%を越えると綱の靭性に悪影響を与える
ので1.20%〜3.00%の範囲に限定した。
P : 0.020%以下
Pは偏析し易く、組織・硬さの不均一を発生させる原因
となり、また靭性も劣化させるので少ない方が望ましい
が、低P化することは製造コストを上昇させるので、こ
の発明に悪影響を与えない上限である0、020%以下
に限定した。
となり、また靭性も劣化させるので少ない方が望ましい
が、低P化することは製造コストを上昇させるので、こ
の発明に悪影響を与えない上限である0、020%以下
に限定した。
S : 0.003%以下
Sは0.003%を越えるとCaを添加しても介在物の
分散・球状化による耐水素誘起割れ性向上の効果が充分
に得られないので0.003%以下に限定した。
分散・球状化による耐水素誘起割れ性向上の効果が充分
に得られないので0.003%以下に限定した。
Ca : 0.001〜0.010%
Ca添加による介在物の分散・球状化のためには少なく
とも0.001%を必要とするが0.010%を越えて
添加するとCa系介在物を増加させかえって耐水素誘起
割れ性に悪影響を与えるので0.001〜0.010%
の範囲に限定した。
とも0.001%を必要とするが0.010%を越えて
添加するとCa系介在物を増加させかえって耐水素誘起
割れ性に悪影響を与えるので0.001〜0.010%
の範囲に限定した。
八f:0.01〜0610%
脱酸上必要であり、またCaの歩留りを向上させる元素
であるが、0.01%未満ではその効果がなく0.10
%を越すと結晶粒の粗大化を引き起して材質を劣化させ
るなど好ましくないので0.01〜0.10%の範囲に
限定した。
であるが、0.01%未満ではその効果がなく0.10
%を越すと結晶粒の粗大化を引き起して材質を劣化させ
るなど好ましくないので0.01〜0.10%の範囲に
限定した。
以上の如きC,Si、 Mn、 P、 S、 Ca
および八!、の限定成分範囲をもってこの発明が有利に
適用される基本組成とするが以下の各成分についてもそ
の限定範囲で基本組成に期待したと同一の口約の下にそ
の一層の発展をもたらす。
および八!、の限定成分範囲をもってこの発明が有利に
適用される基本組成とするが以下の各成分についてもそ
の限定範囲で基本組成に期待したと同一の口約の下にそ
の一層の発展をもたらす。
Cu : 0.15〜0.60%
Cuは耐食性の向上を主目的として0.60%以下含有
させるが耐水素誘起割れ性の向上にも効果があり、ここ
に0.15%未満では効果が少なく 0.60%を越す
と熱間加工性をそこなうので0.15〜0.60%の範
囲とした。
させるが耐水素誘起割れ性の向上にも効果があり、ここ
に0.15%未満では効果が少なく 0.60%を越す
と熱間加工性をそこなうので0.15〜0.60%の範
囲とした。
Ni:0.1〜0.6%
Niも耐食性の向上を主目的として0.6%以下含有さ
せるが、靭性の向上にも効果があり、とくにCuを0.
2%以上で含有する場合はCuによる脆化を防ぐために
も寄与し、ここに0.10〜0.60%を含有する必要
があるので0.10〜0.60%に限定した。
せるが、靭性の向上にも効果があり、とくにCuを0.
2%以上で含有する場合はCuによる脆化を防ぐために
も寄与し、ここに0.10〜0.60%を含有する必要
があるので0.10〜0.60%に限定した。
Cr : 0.10〜3.0%
Crもまた耐食性向上を主目的として3.0%以下含有
させるが、強度・靭性の向上にも効果があり、ここに0
.10%未満ではその効果がなく、また3、0%を越す
と加工性に悪影響を与えるため0.10〜3.0%の範
囲に限定した。
させるが、強度・靭性の向上にも効果があり、ここに0
.10%未満ではその効果がなく、また3、0%を越す
と加工性に悪影響を与えるため0.10〜3.0%の範
囲に限定した。
ここに上記のCu、 NiおよびCrはそれらの各成分
範囲において同効である。
範囲において同効である。
Mo : 0.01〜1.00%
MOは焼入れ性、強度の向上に1.00%以下で効果が
あるが0.01%未満ではその効果が少なく 1.00
%を越す多量の添加は靭性を劣化させるおそれがあるの
で0801〜1.00%の範囲とした。
あるが0.01%未満ではその効果が少なく 1.00
%を越す多量の添加は靭性を劣化させるおそれがあるの
で0801〜1.00%の範囲とした。
Nb、 VおよびZr : 0.01〜0.15%N
b、 VおよびZrは0.15%以下でMOとほぼ同
様な効果があり、MOについてのべたのと同じ理由によ
り、ソレソれNb :、0.01〜0.15%、V :
0.01〜0.15%、Zr : 0.01〜0.1
5%の範囲に限定した。
b、 VおよびZrは0.15%以下でMOとほぼ同
様な効果があり、MOについてのべたのと同じ理由によ
り、ソレソれNb :、0.01〜0.15%、V :
0.01〜0.15%、Zr : 0.01〜0.1
5%の範囲に限定した。
B : 0,0005〜0.005%
Bは焼入性を向上させる元素でO,005%以下で効果
があるが0.0005%未満では効果が少<、0.00
5%を越すと靭性をそこなうのでo、ooos〜0.0
05%の範囲に限定した。
があるが0.0005%未満では効果が少<、0.00
5%を越すと靭性をそこなうのでo、ooos〜0.0
05%の範囲に限定した。
Ti : 0.01〜0.1%
TiはBと共存してその効果をより有効化する作用に加
えて、強度の向上および耐食性の向上にも寄与する。T
iは0.01%未満では、Bとの共存作用は不充分な一
方、0.10%を越すと靭性を劣化させるので、0.0
1〜0.10%の範囲におけるBとの併用は、上記B単
独の場合と同効である。
えて、強度の向上および耐食性の向上にも寄与する。T
iは0.01%未満では、Bとの共存作用は不充分な一
方、0.10%を越すと靭性を劣化させるので、0.0
1〜0.10%の範囲におけるBとの併用は、上記B単
独の場合と同効である。
次にこの発明の鋼材に施される加工処理工程の限定理由
を述べる。
を述べる。
まずスラブ加熱温度は900℃以上でないと実際上圧延
が困難であるため900℃以上とするが、いたずらにス
ラブ加熱温度を高めるとδ相あるいは液相の出現により
圧延時の熱間割れが生じ好ましくない。このような熱間
割れを防ぐため、通常の圧延では、スラブ加熱温度をA
1点(1400℃)以下としているが、A1点が成分あ
るいは偏析によって変動することを考慮して1350℃
を上限とした。
が困難であるため900℃以上とするが、いたずらにス
ラブ加熱温度を高めるとδ相あるいは液相の出現により
圧延時の熱間割れが生じ好ましくない。このような熱間
割れを防ぐため、通常の圧延では、スラブ加熱温度をA
1点(1400℃)以下としているが、A1点が成分あ
るいは偏析によって変動することを考慮して1350℃
を上限とした。
この発明では、微細フェライトおよび微細ベイナイト組
織を必須要件とするが、これらの微細粒子を生成させる
ためには、オーステナイト結晶粒径を20μm以下にす
る必要があり、このためには、900 ”C以上の温度
に加熱した鋼のスラブに対する(Arz+150℃)以
上の高温再結晶オーステナイト域における累積圧下率が
、50%以上であることがまず必要であり、これ以下で
は微細フェライトベイナイト組織が得られない。
織を必須要件とするが、これらの微細粒子を生成させる
ためには、オーステナイト結晶粒径を20μm以下にす
る必要があり、このためには、900 ”C以上の温度
に加熱した鋼のスラブに対する(Arz+150℃)以
上の高温再結晶オーステナイト域における累積圧下率が
、50%以上であることがまず必要であり、これ以下で
は微細フェライトベイナイト組織が得られない。
また、この領域での累積圧下率が95%を越えることは
(Ara+150℃)からAr、までの未再結晶オース
テナイト域および八r3から(Arz 100℃)の
令頁域の圧延での適正な量の圧下を困難とするので、上
限を95%とした。
(Ara+150℃)からAr、までの未再結晶オース
テナイト域および八r3から(Arz 100℃)の
令頁域の圧延での適正な量の圧下を困難とするので、上
限を95%とした。
次に(Ars + 150℃)からArsまでの未再結
晶オーステナイト域において50%以上の圧延を施すこ
とによってベイナイトならびに島状マルテンサイトの生
成を促進し、Ar3から(Ar3 100℃)までの(
γ+α)二相域での10%以上の圧延によって微細フェ
ライト・ベイナイト組織を得ることができる。
晶オーステナイト域において50%以上の圧延を施すこ
とによってベイナイトならびに島状マルテンサイトの生
成を促進し、Ar3から(Ar3 100℃)までの(
γ+α)二相域での10%以上の圧延によって微細フェ
ライト・ベイナイト組織を得ることができる。
ここに(Ar+ + 150℃)からAr3までの未再
結晶域の圧延が50%未満で不充分な場合、偏析部以外
でのベイナイトマルテンサイトの生成が遅れるため、偏
析部にCが拡散し偏析部に、いわゆる異常組織を生成し
、耐水素誘起割れ性を劣化させる。
結晶域の圧延が50%未満で不充分な場合、偏析部以外
でのベイナイトマルテンサイトの生成が遅れるため、偏
析部にCが拡散し偏析部に、いわゆる異常組織を生成し
、耐水素誘起割れ性を劣化させる。
また、この領域での累積圧下率が95%を越えることは
(Arx+150℃)以上の高温再結晶オーステナイト
域およびAr、から(Ar+ 100℃)の領域の圧
延での適正な量の圧下を困難とするので、上限を95%
とした。
(Arx+150℃)以上の高温再結晶オーステナイト
域およびAr、から(Ar+ 100℃)の領域の圧
延での適正な量の圧下を困難とするので、上限を95%
とした。
さらにAr3から(Arz 100℃)の領域の圧延
が10%未満でも残留オーステナイトの変態が遅れるた
め少量の異常組織の生成が起きると同時にフェライト粒
度を5μm未満に充分細かくすることができないため鋼
の靭性が得られ難く、そして(Ar3−100℃)以下
の低温圧延を行なうと鋼の靭性をそこなうおそれがある
。
が10%未満でも残留オーステナイトの変態が遅れるた
め少量の異常組織の生成が起きると同時にフェライト粒
度を5μm未満に充分細かくすることができないため鋼
の靭性が得られ難く、そして(Ar3−100℃)以下
の低温圧延を行なうと鋼の靭性をそこなうおそれがある
。
また、この領域での累積圧下率が92%を越えることは
、(Ars+150℃)以上の高温再結晶オーステナイ
ト域および(Ar+ + 150℃)からArsまでの
未再結晶オースナイト域の圧延での適正な量の圧下を困
難とするので、上限を92%とした。
、(Ars+150℃)以上の高温再結晶オーステナイ
ト域および(Ar+ + 150℃)からArsまでの
未再結晶オースナイト域の圧延での適正な量の圧下を困
難とするので、上限を92%とした。
以上の理由によりこの発明では前述の如く圧延条件を限
定する。
定する。
上記圧延段階を経たのちの冷却については、すでに触れ
たように、空冷又は水冷を施すことにより、所望の微細
フェライト・ベイナイト組織が得られる。
たように、空冷又は水冷を施すことにより、所望の微細
フェライト・ベイナイト組織が得られる。
(実施例)
発明者らはC,Mnレベルの異なる4種類の低C高Mn
lをベースにこの発明による耐水素誘起割れ性向上を明
らかにする試験を行なった。
lをベースにこの発明による耐水素誘起割れ性向上を明
らかにする試験を行なった。
(表1)に試験に供した試料の化学成分を示す。
1〜24鋼はすべてこの発明で限定した圧延条件を満足
する圧延を施した微細フェライトベイナイト鋼でありこ
れらのうち1〜20鋼は圧延後空冷、21〜24鋼は圧
延後500℃までシャワー水冷を行なった。なお8八〜
8Dは8鋼と同じ成分のものを圧延条件のみ変化させ、
圧延条件の影響を見たものである。
する圧延を施した微細フェライトベイナイト鋼でありこ
れらのうち1〜20鋼は圧延後空冷、21〜24鋼は圧
延後500℃までシャワー水冷を行なった。なお8八〜
8Dは8鋼と同じ成分のものを圧延条件のみ変化させ、
圧延条件の影響を見たものである。
(表2)に供試鋼の圧延条件および機械的性質を示す。
耐水素誘起割れを評価する方法としては、BPテスト条
件(H,S飽和人工海水中96時間浸漬、液pH約5.
2)とNACE条件(ugs飽和0.5%酢酸+5%食
塩水中96時間浸漬、液pH約3.0)の2条件の試験
を用いた。
件(H,S飽和人工海水中96時間浸漬、液pH約5.
2)とNACE条件(ugs飽和0.5%酢酸+5%食
塩水中96時間浸漬、液pH約3.0)の2条件の試験
を用いた。
試験片は最も偏析が大きいと考えられる連鋳スラブの幅
中心部に相当する位置より第1図に示す如(圧延方向に
採取した。
中心部に相当する位置より第1図に示す如(圧延方向に
採取した。
第2図に試験片の形状を示す。
割れの判定は各試験液中に無負荷状態で96時間浸漬し
た後第3図に示すように試験片毎に3断面各鋼種3本づ
つ計9断面を検鏡(10倍)して行なった。
た後第3図に示すように試験片毎に3断面各鋼種3本づ
つ計9断面を検鏡(10倍)して行なった。
(表3)に試験結果および試料の中央偏析部のビッカー
ス高度(50g )の最大値を示す。
ス高度(50g )の最大値を示す。
これかられかるようにC量が0.08%以下の微細フェ
ライト・ベーナイト鋼でかつ充分な介在物の分散・球状
化を行ったこの発明の各供試鋼はすぐれた耐水素誘起割
れ性を示すがCaが0.0010%未満あるいはS量が
0.003%を越える試料1〜4.9゜10、14.1
5.21、および22の各比較鋼は耐水素誘起割れ性が
劣る。
ライト・ベーナイト鋼でかつ充分な介在物の分散・球状
化を行ったこの発明の各供試鋼はすぐれた耐水素誘起割
れ性を示すがCaが0.0010%未満あるいはS量が
0.003%を越える試料1〜4.9゜10、14.1
5.21、および22の各比較鋼は耐水素誘起割れ性が
劣る。
またCが0.08%を越える試料16.17鋼は偏析部
のビッカース硬さが350以上となるため充分な耐水素
誘起割れ性が得られない。
のビッカース硬さが350以上となるため充分な耐水素
誘起割れ性が得られない。
また8−A〜B−D鋼の如くこの発明の圧延条件を満足
しない場合はビッカース硬さ350以上の異常組織が生
成するため、充分な耐水素誘起割れ性は得られない。
しない場合はビッカース硬さ350以上の異常組織が生
成するため、充分な耐水素誘起割れ性は得られない。
(発明の効果)
以上の結果からこの発明によって耐水素誘起割れ性にす
ぐれた鋼材が得られることは明らかである。
ぐれた鋼材が得られることは明らかである。
第1図は板材からの試験片採取要領を示す説明図、
第2図は水素誘起割れ試験片の斜視図、第3図は水素誘
起割れ検鏡要領の説明図である。
起割れ検鏡要領の説明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、C:0.08重量%以下、 Si:0.01〜0.50重量%、 Mn:1.20〜3.00重量%、 P:0.020重量%以下、 S:0.003重量%以下、 Ca:0.001〜0.010重量%、およびAl:0
.01〜0.10重量% を含有する組成の鋼スラブに、 900℃以上1350℃以下の温度で加熱した後、(A
r_3+150℃)以上の温度での累積圧下率が50%
以上95%以下となる圧延 引続き(Ar_3+150℃)以下でかつAr_3点以
上の未結晶オーステナイト域の温度範囲内での累積圧下
率が50%以上95%以下となる圧延Ar_3点以下で
かつ(Ar_3−100℃)以上のオーステナイトとフ
ェライトとの二相域の温度範囲内での累積圧下率が10
%以上92%以下となる圧延 と、その後の空冷または水冷による冷却処理とを施して
、結晶粒径5μm未満のフェライトと微細ベイナイトと
島状マルテンサイトおよび微細加工フェライトを主体と
する組織を得る ことを特徴とする、耐水素誘起割れ性にすぐれた鋼材の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12044688A JPS63317624A (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | 耐水素誘起割れ性にすぐれた鋼材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12044688A JPS63317624A (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | 耐水素誘起割れ性にすぐれた鋼材の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57040247A Division JPS58157948A (ja) | 1982-03-16 | 1982-03-16 | 耐水素誘起割れ性にすぐれた鋼材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63317624A true JPS63317624A (ja) | 1988-12-26 |
Family
ID=14786406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12044688A Pending JPS63317624A (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | 耐水素誘起割れ性にすぐれた鋼材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63317624A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0873934A (ja) * | 1994-09-09 | 1996-03-19 | Nkk Corp | 溶接構造用鋼板の製造方法 |
-
1988
- 1988-05-19 JP JP12044688A patent/JPS63317624A/ja active Pending
Non-Patent Citations (2)
| Title |
|---|
| CONTROLLED ROLLING PRACTICE OF HSLA STEEL AT EXTREMELY LOW TCMPERATURE FINSHING=1981 * |
| THE SUMITOMO SEARCH=1981 * |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0873934A (ja) * | 1994-09-09 | 1996-03-19 | Nkk Corp | 溶接構造用鋼板の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2014012890A (ja) | 耐硫化物応力腐食割れ性に優れた油井用低合金高強度継目無鋼管およびその製造方法 | |
| JPH0971843A (ja) | 高靱性ばね用オイルテンパー線およびその製造方法 | |
| JP2004359973A (ja) | 耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼板及びその製造方法 | |
| JPH0967624A (ja) | 耐sscc性に優れた高強度油井用鋼管の製造方法 | |
| KR100815717B1 (ko) | 수소유기균열 저항성과 저온인성이 우수한 고강도 대구경라인파이프 강재 및 그 제조방법 | |
| JPS62112722A (ja) | 耐水素誘起割れ性及び耐硫化物応力腐食割れ性の優れた鋼板の製造方法 | |
| KR100256350B1 (ko) | 수소유기균열 및 황화수소 응력부식 균열저항성이 우수한 항복강도50kgf/mm²급 강재의 제조방법 | |
| CN101676427B (zh) | 一种高强度低屈强比钢板 | |
| JPS631369B2 (ja) | ||
| JPS6235452B2 (ja) | ||
| JPH08104922A (ja) | 低温靱性の優れた高強度鋼管の製造方法 | |
| JPH03211230A (ja) | 高耐食性低合金ラインパイプ用鋼の製造法 | |
| JPS5877530A (ja) | 耐水素誘起割れ性及び耐硫化物応力腐食割れ性の優れた鋼板の製造方法 | |
| JPS63317624A (ja) | 耐水素誘起割れ性にすぐれた鋼材の製造方法 | |
| KR100435481B1 (ko) | 표면 탈탄깊이가 적은 고실리콘 첨가 고탄소강 선재의제조방법 | |
| KR100345704B1 (ko) | 내수소유기응력부식균열성이우수한고강도열연강판의제조방법 | |
| JPH02247360A (ja) | 高強度かつ耐食性、耐応力腐食割れ性の優れたマルテンサイト系ステンレス鋼およびその製造方法 | |
| JPS60181229A (ja) | 低降伏比高張力厚鋼板の製造法 | |
| JPH04120241A (ja) | 耐サワー電縫鋼管用鋼 | |
| JPS61147812A (ja) | 遅れ破壊特性の優れた高強度鋼の製造方法 | |
| JPH0569884B2 (ja) | ||
| JPH09263831A (ja) | 低温靭性の優れた極厚高強度ベンド管の製造法 | |
| JPS6047885B2 (ja) | 耐水素誘起割れに優れたラインパイプ用鋼材の製造方法 | |
| JP3241912B2 (ja) | 塑性変形環境での耐硫化物応力腐食割れ性に優れる熱延鋼板の製造方法 | |
| JPS6230849A (ja) | 直接焼入れ焼戻しによる耐sscc特性の優れた鋼の製造方法 |