JPS63318486A - 電気炉製鋼設備 - Google Patents
電気炉製鋼設備Info
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- JPS63318486A JPS63318486A JP62153976A JP15397687A JPS63318486A JP S63318486 A JPS63318486 A JP S63318486A JP 62153976 A JP62153976 A JP 62153976A JP 15397687 A JP15397687 A JP 15397687A JP S63318486 A JPS63318486 A JP S63318486A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Furnace Details (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電気炉製鋼設備に係り、詳しくは、スクラップ
を予熱した後の悪臭を伴う予熱済みガスの脱臭を可能に
した電気炉製鋼設備に関するものである。これは、電気
炉の操業中発生する高い熱エネルギを保有した排ガスを
用いて、電気炉に装入されるスクラップを予熱し、電気
炉における熔解電力原単位の低減と製鋼時間の短縮を実
現する分野で利用されるものである。
を予熱した後の悪臭を伴う予熱済みガスの脱臭を可能に
した電気炉製鋼設備に関するものである。これは、電気
炉の操業中発生する高い熱エネルギを保有した排ガスを
用いて、電気炉に装入されるスクラップを予熱し、電気
炉における熔解電力原単位の低減と製鋼時間の短縮を実
現する分野で利用されるものである。
電気炉の操業中に発生する排ガスは、多量のダストを含
むが、その排ガスが保有する熱エネルギは多大である。
むが、その排ガスが保有する熱エネルギは多大である。
この排ガスを用いて電気炉に装入されるスクラップを予
熱すれば、電気炉での溶解電力の節減と製鋼時間の短縮
を図ることができる。
熱すれば、電気炉での溶解電力の節減と製鋼時間の短縮
を図ることができる。
しかし、スクラップには油、塗料、ゴム、プラスチック
などが付着または混入している場合が多い。
などが付着または混入している場合が多い。
一方、スクラップの収容された予熱器を流過する間にス
クラップと熱交換した排ガスは、 100〜300℃程
度に降温する。そのためにスクラップに混入している上
述の有機物を熱分解させる650〜700℃の温度の維
持が困難となり、スクラップ予熱済みガスは悪臭を伴う
。
クラップと熱交換した排ガスは、 100〜300℃程
度に降温する。そのためにスクラップに混入している上
述の有機物を熱分解させる650〜700℃の温度の維
持が困難となり、スクラップ予熱済みガスは悪臭を伴う
。
その予熱済みガスから悪臭を除去し、大気や環境の汚染
を防止しようとしたものとして、特開昭61−2968
6号公報に記載された電気製鋼炉排ガスによるスクラッ
プ予熱装置やそれに類似した他の装置(特開昭61−2
9685号公報)が提案されている。
を防止しようとしたものとして、特開昭61−2968
6号公報に記載された電気製鋼炉排ガスによるスクラッ
プ予熱装置やそれに類似した他の装置(特開昭61−2
9685号公報)が提案されている。
これは、電気炉から排出されたダストを多量に含む高温
排ガスを燃焼筒へ導き、その排ガス中に含まれている例
えばCOガスなどの可燃物を燃焼させた後、その排ガス
を予熱装置へ導入し、排ガスの保有する熱エネルギで、
電気炉に装入されるスクラップを予熱する。そして、そ
の予熱済みガスを排ガス洗浄塔に導入して排ガスを薬液
洗浄すると共に、その薬液で排ガスを降温させて所望の
飽和水蒸気を発生させる。薬液洗浄することができない
油ミストはその飽和水草気に付着され、湿式電気集塵機
で水蒸気や微細な水滴と共に油ミストを捕集するように
している。
排ガスを燃焼筒へ導き、その排ガス中に含まれている例
えばCOガスなどの可燃物を燃焼させた後、その排ガス
を予熱装置へ導入し、排ガスの保有する熱エネルギで、
電気炉に装入されるスクラップを予熱する。そして、そ
の予熱済みガスを排ガス洗浄塔に導入して排ガスを薬液
洗浄すると共に、その薬液で排ガスを降温させて所望の
飽和水蒸気を発生させる。薬液洗浄することができない
油ミストはその飽和水草気に付着され、湿式電気集塵機
で水蒸気や微細な水滴と共に油ミストを捕集するように
している。
このような排ガス洗浄塔や湿式電気集塵機などからなる
脱臭装置を採用すると、電気炉の排ガス温度が低いとき
に予熱装置から排出される予熱済みガスの脱臭が効果的
になされ、予熱済みガスを燃焼筒に帰還させて焼却する
従前から多々提案されているような脱臭処理法に比べて
その改善が著しい。つまり、電気炉の排ガスは、第2図
に示すように1サイクルの操業中に大きく変動する。ス
クラップの装入後の初期溶解状態では温度が全般に低く
、温度がある程度上ったところでスクラップが追値され
るので、外気が混入して排ガス温度は低下する。排ガス
温度は連装後に上昇するが、再追値の際に再び低下し、
再追値後になって溶解温度に依存した最も温度の高い排
ガスが電気炉より排出される。このようなlサイクルの
操業において、排ガスの温度は400〜1200℃の範
囲で大きく変動する。排ガス温度の低い例えば400℃
〜500℃程度の時期には燃焼筒内の温度も低く、予熱
済みガスを燃焼筒に帰還させても脱臭する熱分解可能な
650℃以上の温度が維持されない。そのときの予熱済
みガスは例えば100℃〜150℃と低くなるので、嫌
悪感の極めて強い悪臭がそのまま大気中に放出されるこ
とになる。そこで、上記した脱臭装置に予熱済みガスが
導入され、薬液洗浄ならびに油ミストの捕集により所望
の脱臭が可能となる。
脱臭装置を採用すると、電気炉の排ガス温度が低いとき
に予熱装置から排出される予熱済みガスの脱臭が効果的
になされ、予熱済みガスを燃焼筒に帰還させて焼却する
従前から多々提案されているような脱臭処理法に比べて
その改善が著しい。つまり、電気炉の排ガスは、第2図
に示すように1サイクルの操業中に大きく変動する。ス
クラップの装入後の初期溶解状態では温度が全般に低く
、温度がある程度上ったところでスクラップが追値され
るので、外気が混入して排ガス温度は低下する。排ガス
温度は連装後に上昇するが、再追値の際に再び低下し、
再追値後になって溶解温度に依存した最も温度の高い排
ガスが電気炉より排出される。このようなlサイクルの
操業において、排ガスの温度は400〜1200℃の範
囲で大きく変動する。排ガス温度の低い例えば400℃
〜500℃程度の時期には燃焼筒内の温度も低く、予熱
済みガスを燃焼筒に帰還させても脱臭する熱分解可能な
650℃以上の温度が維持されない。そのときの予熱済
みガスは例えば100℃〜150℃と低くなるので、嫌
悪感の極めて強い悪臭がそのまま大気中に放出されるこ
とになる。そこで、上記した脱臭装置に予熱済みガスが
導入され、薬液洗浄ならびに油ミストの捕集により所望
の脱臭が可能となる。
ところで、電気炉排ガスの温度が高いときも予熱済みガ
スはある程度の臭気を伴う。排ガス温度が高いといえど
も予熱装置でスクラップを予熱すると、その予熱済みガ
スの温度は例えば300℃程度となるからである。その
予熱済みガスは上記の脱臭装置で処理されることになる
が、その臭気は電気炉排ガスの温度が低いときの予熱済
みガスの場合とその成分にやや相違のあるので、脱臭装
置の能力を上げるなどして稼働負荷を上げねばならない
。すなわち、予熱済みガスの温度が高いときには、その
中にメタンや硫化水素、アンモニアなどが多く、トータ
ルハイドロカーボンに基づく臭気が強くなり、その除去
が必要となる。これらは可燃性であるので、燃焼筒に帰
還させればよいことになるが、多量の予熱済みガスを燃
焼筒に帰還させると、燃焼筒内の温度が低下して予熱装
置に導入される排ガスの温度が低くなり、スクラップが
十分に予熱されなくなる問題がある。
スはある程度の臭気を伴う。排ガス温度が高いといえど
も予熱装置でスクラップを予熱すると、その予熱済みガ
スの温度は例えば300℃程度となるからである。その
予熱済みガスは上記の脱臭装置で処理されることになる
が、その臭気は電気炉排ガスの温度が低いときの予熱済
みガスの場合とその成分にやや相違のあるので、脱臭装
置の能力を上げるなどして稼働負荷を上げねばならない
。すなわち、予熱済みガスの温度が高いときには、その
中にメタンや硫化水素、アンモニアなどが多く、トータ
ルハイドロカーボンに基づく臭気が強くなり、その除去
が必要となる。これらは可燃性であるので、燃焼筒に帰
還させればよいことになるが、多量の予熱済みガスを燃
焼筒に帰還させると、燃焼筒内の温度が低下して予熱装
置に導入される排ガスの温度が低くなり、スクラップが
十分に予熱されなくなる問題がある。
ちなみに、電気炉排ガスの温度が高い場合に予熱装置か
ら排出される予熱済みガス中に含まれるトータルハイド
ロカーボン量が常に多いというのではなく、本発明者の
研究によれば、予熱済みガスの温度すなわち予vj!器
内の温度が上昇する過程で著しく多くなることが判明し
た。すなわち、第3図の下段に実線で示すように、予熱
済みガス中のトータルハイドロカーボンは電気炉操業の
1サイクルにおいて、上段に示すように予熱装置内の一
方の予熱器の温度(実線)が上昇する時期に相当する図
示したへの時期に多く、さらに、その中でもBの時期の
ように一時的に顕著となる時期もある。Bの時期を除け
ば前述した脱臭装置の通常の稼働で処理することができ
るが、Bの時期には稼働負荷を上げる必要があり、その
とき脱臭処理に要する電力消費が増大する問題がある。
ら排出される予熱済みガス中に含まれるトータルハイド
ロカーボン量が常に多いというのではなく、本発明者の
研究によれば、予熱済みガスの温度すなわち予vj!器
内の温度が上昇する過程で著しく多くなることが判明し
た。すなわち、第3図の下段に実線で示すように、予熱
済みガス中のトータルハイドロカーボンは電気炉操業の
1サイクルにおいて、上段に示すように予熱装置内の一
方の予熱器の温度(実線)が上昇する時期に相当する図
示したへの時期に多く、さらに、その中でもBの時期の
ように一時的に顕著となる時期もある。Bの時期を除け
ば前述した脱臭装置の通常の稼働で処理することができ
るが、Bの時期には稼働負荷を上げる必要があり、その
とき脱臭処理に要する電力消費が増大する問題がある。
本発明は上記の問題に鑑みなされたもので、その目的は
、電気炉排ガス温度が高い時期において一時的に極めて
顕著となるトータルハイドロカーボンの脱臭装置への導
入量の低減を可能にし、脱臭装置における稼働負荷を軽
減すると共に燃焼筒における排ガス温度の低下を回避し
、スクラップの予熱を電気炉の排ガスで効果的に行ない
、かつ、予熱済みガスの脱臭を完全なものとすることが
できる電気炉製鋼設備を提供することである。
、電気炉排ガス温度が高い時期において一時的に極めて
顕著となるトータルハイドロカーボンの脱臭装置への導
入量の低減を可能にし、脱臭装置における稼働負荷を軽
減すると共に燃焼筒における排ガス温度の低下を回避し
、スクラップの予熱を電気炉の排ガスで効果的に行ない
、かつ、予熱済みガスの脱臭を完全なものとすることが
できる電気炉製鋼設備を提供することである。
本発明の電気炉製鋼設備は、電気炉排ガス4でスクラッ
プ6を予熱する予熱装置1と、予熱済みガス16を薬液
洗浄および電気集塵する脱臭装置2とを有する電気炉製
鋼設備に適用される。その特徴を第1図をもとに述べる
と、予熱装置1から排出される予熱済みガス16を電気
炉3の直後の燃焼筒5へ戻すために誘引送風機30を備
えた排ガス帰還通路31と、その排ガス帰還通路31か
ら分岐して、燃焼筒5から脱臭装置2へ至る主排ガス通
路10に接続されかつ切換弁33を介在した分岐通路3
2と、脱臭装置2へ至る排ガス通路34に設置され、脱
臭装置2へ送られる排ガス中のトータルハイドロカーボ
ン量を検出するTHC検出装置35と、そのTHC検出
装置35の検出値が設定値より高くなると、切換弁33
を閉止しかつ誘引送風機30の作動を開始させる排ガス
帰還制御手段37とが設けられていることである。
プ6を予熱する予熱装置1と、予熱済みガス16を薬液
洗浄および電気集塵する脱臭装置2とを有する電気炉製
鋼設備に適用される。その特徴を第1図をもとに述べる
と、予熱装置1から排出される予熱済みガス16を電気
炉3の直後の燃焼筒5へ戻すために誘引送風機30を備
えた排ガス帰還通路31と、その排ガス帰還通路31か
ら分岐して、燃焼筒5から脱臭装置2へ至る主排ガス通
路10に接続されかつ切換弁33を介在した分岐通路3
2と、脱臭装置2へ至る排ガス通路34に設置され、脱
臭装置2へ送られる排ガス中のトータルハイドロカーボ
ン量を検出するTHC検出装置35と、そのTHC検出
装置35の検出値が設定値より高くなると、切換弁33
を閉止しかつ誘引送風機30の作動を開始させる排ガス
帰還制御手段37とが設けられていることである。
電気炉排ガス4の温度が高いとき、その排ガスが導入さ
れている燃焼筒5内の温度も高くなっている。その排ガ
スは予熱装置1に導入され、スクラップ6を予熱する。
れている燃焼筒5内の温度も高くなっている。その排ガ
スは予熱装置1に導入され、スクラップ6を予熱する。
そのとき排出される予熱済みガス16は、薬液洗浄およ
び電気集塵する脱臭装置2に導入され、予熱済みガス1
6中のトータルハイドロカーボンが除去される。その脱
臭過程において、脱臭装置2に至る排ガス通路34に設
置されたTlIC検出装置35が、脱臭装置2へ送られ
てきた排ガス中のトータルハイドロカーボン量を検出す
る。そのTI(C検出装置35の検出値が設定値より低
ければ、その予熱済みガス16は薬液洗浄および電気集
塵により脱臭処理される。
び電気集塵する脱臭装置2に導入され、予熱済みガス1
6中のトータルハイドロカーボンが除去される。その脱
臭過程において、脱臭装置2に至る排ガス通路34に設
置されたTlIC検出装置35が、脱臭装置2へ送られ
てきた排ガス中のトータルハイドロカーボン量を検出す
る。そのTI(C検出装置35の検出値が設定値より低
ければ、その予熱済みガス16は薬液洗浄および電気集
塵により脱臭処理される。
一方、そのTHC検出装置35の検出値が設定値より高
くなると、薬液洗浄および電気集塵による脱臭処理を維
持しながらも、排ガス帰還制御手段37からの信号で、
排ガス帰還通路31から分岐して燃焼筒5から脱臭装置
2へ至る主排ガス通路10に接続された分岐通路32の
切換弁33が閉止される。なお、その閉止度は必要に応
じて排ガス帰還制御手段37からの指令信号により調整
される。これと同時に、予熱装置1から排出される予熱
済みガス16を電気炉3の直後の燃焼筒5へ戻す排ガス
帰還経路31における誘引送風機30の作動が開始され
る。その結果、予熱済みガス16の全部もしくは一部は
燃焼筒5へ帰還され、トータルハイドロカーボンの一部
が焼却される。したがって、脱臭装置2へ導入されるト
ータルハイドロカーボン量は低減し、脱臭装置2におけ
るトータルハイドロカーボンの除去のための稼働負荷が
増加することはない。
くなると、薬液洗浄および電気集塵による脱臭処理を維
持しながらも、排ガス帰還制御手段37からの信号で、
排ガス帰還通路31から分岐して燃焼筒5から脱臭装置
2へ至る主排ガス通路10に接続された分岐通路32の
切換弁33が閉止される。なお、その閉止度は必要に応
じて排ガス帰還制御手段37からの指令信号により調整
される。これと同時に、予熱装置1から排出される予熱
済みガス16を電気炉3の直後の燃焼筒5へ戻す排ガス
帰還経路31における誘引送風機30の作動が開始され
る。その結果、予熱済みガス16の全部もしくは一部は
燃焼筒5へ帰還され、トータルハイドロカーボンの一部
が焼却される。したがって、脱臭装置2へ導入されるト
ータルハイドロカーボン量は低減し、脱臭装置2におけ
るトータルハイドロカーボンの除去のための稼働負荷が
増加することはない。
本発明は、予熱済みガスが電気炉直後の燃焼筒へ戻され
る排ガス帰還通路を設けて、それに誘引送風機を設置し
、排ガス帰還通路から分岐して燃焼筒から脱臭装置へ至
る主排ガス通路に接続する分岐通路を設け、それに切換
弁を介在させ、脱臭装置に至る排ガス通路に排ガス中の
トータルハイドロカーボン量を検出するTHC検出装置
を介設し、そのTHC検出装置の検出値に基づき切換弁
を閉止しかつ誘引送風機の作動を開始させる排ガス帰還
制御手段を備えるので、THC検出装置からの検出信号
をもとに排ガス帰還制御手段で脱臭装置に導入される排
ガスの全部もしくは一部を燃焼筒に帰還させることがで
きる。したがって、排ガス中のトータルハイドロカーボ
ン量が著しく多いときには燃焼筒での焼却によって、脱
臭装置における稼働負荷を軽減することができ、その脱
臭も所望通り行なわれる。また、燃焼筒への排ガス帰還
量は多くなく、燃焼筒での過剰な温度低下が回避され、
スクランプの予熱が阻害されることなく、電気炉におけ
る溶解電力原単位の低減と製鋼時間の短縮が実現される
。
る排ガス帰還通路を設けて、それに誘引送風機を設置し
、排ガス帰還通路から分岐して燃焼筒から脱臭装置へ至
る主排ガス通路に接続する分岐通路を設け、それに切換
弁を介在させ、脱臭装置に至る排ガス通路に排ガス中の
トータルハイドロカーボン量を検出するTHC検出装置
を介設し、そのTHC検出装置の検出値に基づき切換弁
を閉止しかつ誘引送風機の作動を開始させる排ガス帰還
制御手段を備えるので、THC検出装置からの検出信号
をもとに排ガス帰還制御手段で脱臭装置に導入される排
ガスの全部もしくは一部を燃焼筒に帰還させることがで
きる。したがって、排ガス中のトータルハイドロカーボ
ン量が著しく多いときには燃焼筒での焼却によって、脱
臭装置における稼働負荷を軽減することができ、その脱
臭も所望通り行なわれる。また、燃焼筒への排ガス帰還
量は多くなく、燃焼筒での過剰な温度低下が回避され、
スクランプの予熱が阻害されることなく、電気炉におけ
る溶解電力原単位の低減と製鋼時間の短縮が実現される
。
以下に、本発明をその実施例に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図は、電気炉排ガスによりスクラップを予熱するこ
とができる予熱装置1と脱臭装置2とを含む電気製鋼設
備の全体系統図である。この設備においては、電気炉3
の操業中に発生するダストを含んだ高温の電気炉排ガス
4を燃焼筒5に導入し、そこで排ガス中の可燃物を燃焼
させた後、その排ガス4の全部または一部を予熱装置l
に導出し、その排ガスの有する熱エネルギにより、電気
炉3に装入されるスクラップ6を予熱するようになって
いる。
とができる予熱装置1と脱臭装置2とを含む電気製鋼設
備の全体系統図である。この設備においては、電気炉3
の操業中に発生するダストを含んだ高温の電気炉排ガス
4を燃焼筒5に導入し、そこで排ガス中の可燃物を燃焼
させた後、その排ガス4の全部または一部を予熱装置l
に導出し、その排ガスの有する熱エネルギにより、電気
炉3に装入されるスクラップ6を予熱するようになって
いる。
スクラップを溶解する電気炉3には、その炉壁部などに
ガス排出口があり、電気炉排ガス4を導出する排ガス通
路7が接続され、これに間隙調整リング8および燃焼筒
5が順次接続されている。
ガス排出口があり、電気炉排ガス4を導出する排ガス通
路7が接続され、これに間隙調整リング8および燃焼筒
5が順次接続されている。
間隙調整リング8では適当量の外気9が吸入され、それ
が電気炉排ガス4と共に燃焼筒5に供給される。燃焼筒
5は、排ガス4と外気9とめ混合ならびに自然着火でC
Oガスなどの含有可燃物を燃焼することができ、さらに
は、粗大なダストを除去することも可能なもので、例え
ばサイクロン形式の構造となっている。このような燃焼
筒5の上部には、燃焼後の排ガスの一部または全部を後
述する除塵器17に直接導出する主排ガス通路1oと、
予熱装置1へ導出する副排ガス通路11とが、切換弁1
2を介して接続されている。その副排ガス通路11には
、例えば並列に配置された複数の予熱器1a、lbが、
それぞれの前後に設けられた切換弁13a、13b、1
4a、14bを介して接続される。なお、排ガスを各予
熱器1a、lbに導入するためのブースタファン15が
設けられ、臭気物質や油ミストを含有して悪臭を伴う予
熱済みガス16が、前述した主排ガス通路IOに導出さ
れるようになっている。
が電気炉排ガス4と共に燃焼筒5に供給される。燃焼筒
5は、排ガス4と外気9とめ混合ならびに自然着火でC
Oガスなどの含有可燃物を燃焼することができ、さらに
は、粗大なダストを除去することも可能なもので、例え
ばサイクロン形式の構造となっている。このような燃焼
筒5の上部には、燃焼後の排ガスの一部または全部を後
述する除塵器17に直接導出する主排ガス通路1oと、
予熱装置1へ導出する副排ガス通路11とが、切換弁1
2を介して接続されている。その副排ガス通路11には
、例えば並列に配置された複数の予熱器1a、lbが、
それぞれの前後に設けられた切換弁13a、13b、1
4a、14bを介して接続される。なお、排ガスを各予
熱器1a、lbに導入するためのブースタファン15が
設けられ、臭気物質や油ミストを含有して悪臭を伴う予
熱済みガス16が、前述した主排ガス通路IOに導出さ
れるようになっている。
予熱済みガスI6が導入される主排ガス通路10の下流
には、燃焼筒5からの排ガス4もしくは予熱済みガス1
6または両排ガス4.16を除塵するバグフィルタなど
の乾式の除塵器17が設置されている。その直後には、
主排ガス通路10内の排ガスを除塵器17に吸引すると
共に予熱済みガス16を脱臭装置2へ導出する主誘引送
風機18が設けられている。脱臭装置2は、次に述べる
排ガス洗浄塔19や湿式電気集塵機20などからなる。
には、燃焼筒5からの排ガス4もしくは予熱済みガス1
6または両排ガス4.16を除塵するバグフィルタなど
の乾式の除塵器17が設置されている。その直後には、
主排ガス通路10内の排ガスを除塵器17に吸引すると
共に予熱済みガス16を脱臭装置2へ導出する主誘引送
風機18が設けられている。脱臭装置2は、次に述べる
排ガス洗浄塔19や湿式電気集塵機20などからなる。
排ガス洗浄塔19は、除塵器17からの排ガス21を降
温させてその温度の平準化を図ると同時に排ガス中の臭
気物質を薬液洗浄で除去し、かつ、そのガスの有する熱
によって多量の飽和水蒸気を発生させるものである。す
なわち、電気炉排ガス4の温度が操業過程において第2
図のように変動しても、その変動に応じて調整された洗
浄液22の液量により、排ガス21を所定温度例えば8
0℃に降温させる。その際、洗浄液22からは排ガス温
度に対応した飽和水蒸気が発生し、その水蒸気や微細な
水滴に排ガス中の油ミストが付着する。
温させてその温度の平準化を図ると同時に排ガス中の臭
気物質を薬液洗浄で除去し、かつ、そのガスの有する熱
によって多量の飽和水蒸気を発生させるものである。す
なわち、電気炉排ガス4の温度が操業過程において第2
図のように変動しても、その変動に応じて調整された洗
浄液22の液量により、排ガス21を所定温度例えば8
0℃に降温させる。その際、洗浄液22からは排ガス温
度に対応した飽和水蒸気が発生し、その水蒸気や微細な
水滴に排ガス中の油ミストが付着する。
同時に、酸類またはアルカリ類のような中和剤、臭気物
質と強い親和力を有する溶剤などを含む洗浄液22で、
内部を流過する排ガス21が洗浄される。なお、図示し
ない温度センサなどで排ガス温度が検出され、その温度
信号を受けて調整された洗浄液量が、散水器23から散
布される。
質と強い親和力を有する溶剤などを含む洗浄液22で、
内部を流過する排ガス21が洗浄される。なお、図示し
ない温度センサなどで排ガス温度が検出され、その温度
信号を受けて調整された洗浄液量が、散水器23から散
布される。
湿式電気集塵機20は、排ガス洗浄塔19からの排ガス
24に含まれる飽和水蒸気に付着した微細な油ミストを
水蒸気粒子などと共に捕集する機能を有する。これは、
放電極25と集塵極26とからなり、コロナ放電により
放電極25の極く近傍に正および負のイオンを発生させ
る。負のイオンが集塵極26の円筒状内周面に向かって
移動するとき、油ミストの付着した水蒸気粒子などが負
に帯電され、その電気力により水蒸気粒子が集塵極26
へ引き付けられ、単独では捕捉することが容易でない微
細な油ミストを水蒸気粒子などと共に捕集するようにな
っている。なお、以上の排ガス洗浄塔19および湿式電
気集塵機20には、洗浄液22を循環させるポンプ27
、集塵極26の表面を洗い流す洗浄水28を供給するポ
ンプ29が設けられている。ちなみに、脱臭装置2は上
記の構成に附らず、例えば温度調節基や脱臭塔が独立し
て設けられ、それに湿式電気集塵機が付加されている場
合でもよい。要するに、排ガスの化学的な薬液洗浄と所
望の水蒸気粒子を発生して油ミストを付着させ、その油
ミストを静電集塵することができるようになっていれば
よい。
24に含まれる飽和水蒸気に付着した微細な油ミストを
水蒸気粒子などと共に捕集する機能を有する。これは、
放電極25と集塵極26とからなり、コロナ放電により
放電極25の極く近傍に正および負のイオンを発生させ
る。負のイオンが集塵極26の円筒状内周面に向かって
移動するとき、油ミストの付着した水蒸気粒子などが負
に帯電され、その電気力により水蒸気粒子が集塵極26
へ引き付けられ、単独では捕捉することが容易でない微
細な油ミストを水蒸気粒子などと共に捕集するようにな
っている。なお、以上の排ガス洗浄塔19および湿式電
気集塵機20には、洗浄液22を循環させるポンプ27
、集塵極26の表面を洗い流す洗浄水28を供給するポ
ンプ29が設けられている。ちなみに、脱臭装置2は上
記の構成に附らず、例えば温度調節基や脱臭塔が独立し
て設けられ、それに湿式電気集塵機が付加されている場
合でもよい。要するに、排ガスの化学的な薬液洗浄と所
望の水蒸気粒子を発生して油ミストを付着させ、その油
ミストを静電集塵することができるようになっていれば
よい。
前述した予熱装置1から排出される予熱済みガス16は
通常主排ガス通路10より除塵器17へ導出されるが、
それに加えて、予熱済みガス16を電気炉3の直後の燃
焼筒5に戻すことができるように、誘引送風機30を備
えた排ガス帰還通路31が設けられている。そして、そ
の排ガス帰還通路31から分岐して、燃焼筒5から脱臭
装置1へ至る主排ガス通路10に接続される分岐通路3
2が設けられ、それに切換弁33が介在されている。な
お、この切換弁33は後述する排ガス帰還制御手段37
からの駆動信号で開閉され、また必要に応じて、その開
度が調整されるようになっている。
通常主排ガス通路10より除塵器17へ導出されるが、
それに加えて、予熱済みガス16を電気炉3の直後の燃
焼筒5に戻すことができるように、誘引送風機30を備
えた排ガス帰還通路31が設けられている。そして、そ
の排ガス帰還通路31から分岐して、燃焼筒5から脱臭
装置1へ至る主排ガス通路10に接続される分岐通路3
2が設けられ、それに切換弁33が介在されている。な
お、この切換弁33は後述する排ガス帰還制御手段37
からの駆動信号で開閉され、また必要に応じて、その開
度が調整されるようになっている。
前記した脱臭装置2へ至る排ガス通路34には、排ガス
21の中のトータルハイドロカーボン量を検出するTH
C検出装置35が介設されている。このTlIC検出装
置35は、例えば排ガス中の水素を燃焼させ、その火炎
でイオン化する程度の大小を計測し、その検出値でもっ
てトータルハイドロカーボン量の信号を排ガス帰還制御
手段37に出力するものである。そのために、THC検
出装置35は排ガス21の全部を導入する必要がないの
で、除塵器17の下流側における排ガス通路34に設け
られたバイパス通路36に設置される。なお、ダストが
除去された後の排ガスをTHC検出装置35に導入する
のが好ましいので、図示の位置としているが、除塵器1
7の上流側に設置しておいてもよい。
21の中のトータルハイドロカーボン量を検出するTH
C検出装置35が介設されている。このTlIC検出装
置35は、例えば排ガス中の水素を燃焼させ、その火炎
でイオン化する程度の大小を計測し、その検出値でもっ
てトータルハイドロカーボン量の信号を排ガス帰還制御
手段37に出力するものである。そのために、THC検
出装置35は排ガス21の全部を導入する必要がないの
で、除塵器17の下流側における排ガス通路34に設け
られたバイパス通路36に設置される。なお、ダストが
除去された後の排ガスをTHC検出装置35に導入する
のが好ましいので、図示の位置としているが、除塵器1
7の上流側に設置しておいてもよい。
そのTHC検出装置35の検出値が設定値より高くなる
と、上述した切換弁33を閉止しかつ誘引送風機30の
作動を開始させる排ガス帰還制御手段37が設けられて
いる。これは、THC検出装置35からの検出信号を受
けて、切換弁33や誘引送風機30を駆動する信号を出
力するようになっていて、マイクロコンピュータなどで
構成される。
と、上述した切換弁33を閉止しかつ誘引送風機30の
作動を開始させる排ガス帰還制御手段37が設けられて
いる。これは、THC検出装置35からの検出信号を受
けて、切換弁33や誘引送風機30を駆動する信号を出
力するようになっていて、マイクロコンピュータなどで
構成される。
その固定記憶部には脱臭装置2に導入される排ガス21
のトータルハイドロカーボンが例えば250ppmを越
えると、駆動信号を出力するように、その値が設定値と
して記憶されている。また、必要に応じてトータルハイ
ドロカーボン量に応じて、切換弁33の閉止度または誘
引送風機30の送風量調整がなされるような制御駆動信
号が出力される。
のトータルハイドロカーボンが例えば250ppmを越
えると、駆動信号を出力するように、その値が設定値と
して記憶されている。また、必要に応じてトータルハイ
ドロカーボン量に応じて、切換弁33の閉止度または誘
引送風機30の送風量調整がなされるような制御駆動信
号が出力される。
その設定値は前述した第3図おけるトータルハイドロカ
ーボン量の変化とその大きさに基づき、脱臭装置2にお
ける標準的な稼働負荷に見合うように決定される。
ーボン量の変化とその大きさに基づき、脱臭装置2にお
ける標準的な稼働負荷に見合うように決定される。
このような構成の電気炉製鋼設備においては、次のよう
にして、スクラップ6が予熱され、その予熱済みガス1
6の脱臭がなされる。
にして、スクラップ6が予熱され、その予熱済みガス1
6の脱臭がなされる。
まず、電気炉3には予熱装置1において予熱されたスク
ラップ6が装入され、それが熔解される。
ラップ6が装入され、それが熔解される。
そのような精錬においては第2図に示すように、順次ス
クラップが追値されて熔解温度が高められる。その間、
電気炉3からはダストを多量に含む高温の電気炉排ガス
4が排ガス通路7へ導出され、間隙調整リング8を介し
て導入された外気9でもって、含有可燃物であるCOガ
スなどが燃焼筒5内で燃焼されると共に、粗大なダスト
38が除去される。いま、スクラップ6の予熱を必要と
しなければ、その排ガス4の全部が主排ガス通路10に
導出されるように、切換弁12が切換えられる。
クラップが追値されて熔解温度が高められる。その間、
電気炉3からはダストを多量に含む高温の電気炉排ガス
4が排ガス通路7へ導出され、間隙調整リング8を介し
て導入された外気9でもって、含有可燃物であるCOガ
スなどが燃焼筒5内で燃焼されると共に、粗大なダスト
38が除去される。いま、スクラップ6の予熱を必要と
しなければ、その排ガス4の全部が主排ガス通路10に
導出されるように、切換弁12が切換えられる。
燃焼筒5からの排ガスは主誘引送風機18によって除塵
器17内へ導入され、そこで所定の集塵がなされた後、
切換弁39から放散塔40を介して大気に放出される。
器17内へ導入され、そこで所定の集塵がなされた後、
切換弁39から放散塔40を介して大気に放出される。
電気炉排ガス4は、燃焼筒5で完全に燃焼されているか
ら、スクラップ6を予熱した後の予熱済みガス16とは
異なり、悪臭を伴うことがないからである。
ら、スクラップ6を予熱した後の予熱済みガス16とは
異なり、悪臭を伴うことがないからである。
電気炉3の操業中に、その排ガス4の保有する熱エネル
ギによりスクラップ6を予熱する場合には、切換弁■2
の開度が変更されると共に切換弁13a、143などが
開口される。ダライ粉、銑鉄、圧延屑、鉄屑などのスク
ラップを収容した予熱器例えば1aの下流に設置された
ブースタファン15を駆動すると、燃焼?l?j5から
副排ガス通路11へはブースタファン15の吸引力に相
当するガス量が導入され、残余の排ガスは主排ガス通路
10から直接除塵器17へ導出される。スクラップを予
熱することにより降温した悪臭を伴う 100〜300
℃程度の予熱済みガス16は、開口されている切換弁3
3を経て主排ガス通路10に導出されるが、これが上記
した燃焼筒5から直接除塵のために導出された排ガスと
合流され、その混合された排ガスは除塵器17で除塵さ
れる。この排ガスは極めて嫌悪感の強い悪臭を有するの
で、直ちに放散塔40より放出することができず、切換
弁39を切換えて排ガス洗浄塔19へ導入される。
ギによりスクラップ6を予熱する場合には、切換弁■2
の開度が変更されると共に切換弁13a、143などが
開口される。ダライ粉、銑鉄、圧延屑、鉄屑などのスク
ラップを収容した予熱器例えば1aの下流に設置された
ブースタファン15を駆動すると、燃焼?l?j5から
副排ガス通路11へはブースタファン15の吸引力に相
当するガス量が導入され、残余の排ガスは主排ガス通路
10から直接除塵器17へ導出される。スクラップを予
熱することにより降温した悪臭を伴う 100〜300
℃程度の予熱済みガス16は、開口されている切換弁3
3を経て主排ガス通路10に導出されるが、これが上記
した燃焼筒5から直接除塵のために導出された排ガスと
合流され、その混合された排ガスは除塵器17で除塵さ
れる。この排ガスは極めて嫌悪感の強い悪臭を有するの
で、直ちに放散塔40より放出することができず、切換
弁39を切換えて排ガス洗浄塔19へ導入される。
その中では、排ガス21の温度変動に応じて調整された
量の洗浄液22が散水器23から散布される。第2図の
ように含塵高温排ガス2の温度が変動しても、排ガス2
2は飽和水蒸気を含有するに好適な例えば80℃に降温
される一方、洗浄液22も臭気物質の除去に好適な温度
や濃度に保持される。したがって、洗浄液22中の中和
剤などによって臭気物質の化学的除去処理が一定の条件
下で行なわれる。しかも、排ガス21が与える熱と洗浄
液22が受ける熱で両者の温度が平衡し、洗浄液22中
の水分が蒸発してほぼ一定量の飽和水蒸気が発生する。
量の洗浄液22が散水器23から散布される。第2図の
ように含塵高温排ガス2の温度が変動しても、排ガス2
2は飽和水蒸気を含有するに好適な例えば80℃に降温
される一方、洗浄液22も臭気物質の除去に好適な温度
や濃度に保持される。したがって、洗浄液22中の中和
剤などによって臭気物質の化学的除去処理が一定の条件
下で行なわれる。しかも、排ガス21が与える熱と洗浄
液22が受ける熱で両者の温度が平衡し、洗浄液22中
の水分が蒸発してほぼ一定量の飽和水蒸気が発生する。
油ミストは洗浄液22によっては除去し得ないが、発生
した水蒸気粒子や微細な水滴に付着する。臭気物質が除
去された排ガス24は、水蒸気粒子などを伴って湿式電
気集塵機20に導入される。電気集塵機20では、集塵
極26を接地した状態で放電極25に負の高電圧が加え
られ、放電極25の周辺に強力な電場が形成され、コロ
ナ放電が発生する。放電極25の極く近傍に正および負
のイオンが発生し、正のイオンは負の放電極25で直ち
に中和され、負のイオンは電場中を集塵極26に向かっ
て移動しながら水蒸気粒子などを負に帯電させ、油ミス
トが水蒸気粒子などと一体に集塵極26で捕集される。
した水蒸気粒子や微細な水滴に付着する。臭気物質が除
去された排ガス24は、水蒸気粒子などを伴って湿式電
気集塵機20に導入される。電気集塵機20では、集塵
極26を接地した状態で放電極25に負の高電圧が加え
られ、放電極25の周辺に強力な電場が形成され、コロ
ナ放電が発生する。放電極25の極く近傍に正および負
のイオンが発生し、正のイオンは負の放電極25で直ち
に中和され、負のイオンは電場中を集塵極26に向かっ
て移動しながら水蒸気粒子などを負に帯電させ、油ミス
トが水蒸気粒子などと一体に集塵極26で捕集される。
清浄となった排ガスは放散塔40から大気に放出される
。なお、燃焼筒5の下流に位置する切換弁12を通過す
る排ガス4の全部を、予熱器laに導入させれば、排ガ
ス4の保有する熱エネルギの多くをスクラップ6の予熱
に利用することができることは言うまでもない。
。なお、燃焼筒5の下流に位置する切換弁12を通過す
る排ガス4の全部を、予熱器laに導入させれば、排ガ
ス4の保有する熱エネルギの多くをスクラップ6の予熱
に利用することができることは言うまでもない。
ところで、電気炉排ガスの温度が高い場合に予熱装置1
から排出される予熱済みガス中に含まれるトータルハイ
ドロカーボン量は、第3図の実線で示すように、電気炉
操業の1サイクルにおいて、予熱装置l内の温度が上昇
する時期に相当する図示したへの時期に多く、さらに、
その中でもBの時期のように一時的に顕著となる時期も
ある。Bの時期を除くと、脱臭装置2に至る排ガス通路
34のバイパス通路36に設置されたTHC検出装置3
5の検出値は設定値より低く、切換弁33は全開した状
態にあり、誘引送風機30は作動されず、予熱済みガス
16や燃焼筒5から直接導出された排ガスは脱臭装置2
へ導入され、薬液洗浄および電気集塵による脱臭処理が
なされ、脱臭装置2の通常の負荷稼働で処理される。
から排出される予熱済みガス中に含まれるトータルハイ
ドロカーボン量は、第3図の実線で示すように、電気炉
操業の1サイクルにおいて、予熱装置l内の温度が上昇
する時期に相当する図示したへの時期に多く、さらに、
その中でもBの時期のように一時的に顕著となる時期も
ある。Bの時期を除くと、脱臭装置2に至る排ガス通路
34のバイパス通路36に設置されたTHC検出装置3
5の検出値は設定値より低く、切換弁33は全開した状
態にあり、誘引送風機30は作動されず、予熱済みガス
16や燃焼筒5から直接導出された排ガスは脱臭装置2
へ導入され、薬液洗浄および電気集塵による脱臭処理が
なされ、脱臭装置2の通常の負荷稼働で処理される。
一方、そのT)Ic検出装置35の検出値が設定値より
高くなると、薬液洗浄および電気集塵による脱臭処理を
維持しながらも、排ガス帰還制御手段37からの信号で
、排ガス帰還通路31から分岐して燃焼筒5から脱臭装
置2へ至る主排ガス通路10に接続された分岐通路32
の切換弁33が閉止される。なお、その閉止度は必要に
応じて排ガス帰還制御手段37からの指令信号により調
整される。これと同時に、予熱装置1から排出される予
熱済みガス16を電気炉3の直後の燃焼筒5へ戻す排ガ
ス帰還通路31の誘引送風機30の作動が開始される。
高くなると、薬液洗浄および電気集塵による脱臭処理を
維持しながらも、排ガス帰還制御手段37からの信号で
、排ガス帰還通路31から分岐して燃焼筒5から脱臭装
置2へ至る主排ガス通路10に接続された分岐通路32
の切換弁33が閉止される。なお、その閉止度は必要に
応じて排ガス帰還制御手段37からの指令信号により調
整される。これと同時に、予熱装置1から排出される予
熱済みガス16を電気炉3の直後の燃焼筒5へ戻す排ガ
ス帰還通路31の誘引送風機30の作動が開始される。
その結果、予熱済みガス16の全部もしくは一部は燃焼
筒5へ帰還され、トータルハイドロカーボンの一部が焼
却される。したがって、脱臭装置2へ導入されるトータ
ルハイドロカーボンは、第3図の実線で示した量から破
線で示したように低減され、脱臭装置2におけるトータ
ルハイドロカーボンの除去のための稼働は、Aの時期と
ほぼ同等の負荷で可能となる。
筒5へ帰還され、トータルハイドロカーボンの一部が焼
却される。したがって、脱臭装置2へ導入されるトータ
ルハイドロカーボンは、第3図の実線で示した量から破
線で示したように低減され、脱臭装置2におけるトータ
ルハイドロカーボンの除去のための稼働は、Aの時期と
ほぼ同等の負荷で可能となる。
ちなみに、本発明のような排ガス帰還制御手段37や切
換弁33ならびに誘引送風機30を採用することなく、
トータルハイドロカーボンの一時的に著しく高い時期に
おいても、脱臭装置2での稼働負荷を上げないで済ませ
る手段として、第1図の仮想線で示すように、電気集塵
機20の後工程に活性炭を内蔵させた吸着塔41を介在
させることが挙げられる。本発明における誘引送風機3
0に必要となる電力と、上記の吸着塔41を採用したと
きの電力の消費とを対比すると以下のようになる。
換弁33ならびに誘引送風機30を採用することなく、
トータルハイドロカーボンの一時的に著しく高い時期に
おいても、脱臭装置2での稼働負荷を上げないで済ませ
る手段として、第1図の仮想線で示すように、電気集塵
機20の後工程に活性炭を内蔵させた吸着塔41を介在
させることが挙げられる。本発明における誘引送風機3
0に必要となる電力と、上記の吸着塔41を採用したと
きの電力の消費とを対比すると以下のようになる。
(1)〔比較例〕 吸着塔4Iを採用した場合例えば第
3図に示したようにトータルハイドロカーボンのピーク
値が350ppmを越えるようなときに対応させるため
には、吸着塔41における圧力損失として150nua
Aqを見込む必要があり、それを主誘引送風機18に負
担させると、例えば52KHの電力消費量の増加となる
。
3図に示したようにトータルハイドロカーボンのピーク
値が350ppmを越えるようなときに対応させるため
には、吸着塔41における圧力損失として150nua
Aqを見込む必要があり、それを主誘引送風機18に負
担させると、例えば52KHの電力消費量の増加となる
。
(2)〔本発明〕 誘引送風機30による場合第3図に
示すBの時期のみ誘引送風機30を作動させると、その
ときの電力増加分は例えば12KWとなる。
示すBの時期のみ誘引送風機30を作動させると、その
ときの電力増加分は例えば12KWとなる。
両者を比較すれば一目瞭然であるが、本発明を採用する
と、同等の脱臭処理をするに際して、その消費電力量は
著しく低減される。しかも、吸着塔41を採用する場合
には、活性炭の再生費用も発生するわけであり、脱臭処
理のランニングコストが著しく高騰することを考慮する
と、本発明の効果は比較するまでもないと言える。この
ように本発明によれば、脱臭装置2の稼働負荷を上げず
、かつ増加する電力消費を最小限に留めることができ、
実用的に極めて優れた効果が発揮される。
と、同等の脱臭処理をするに際して、その消費電力量は
著しく低減される。しかも、吸着塔41を採用する場合
には、活性炭の再生費用も発生するわけであり、脱臭処
理のランニングコストが著しく高騰することを考慮する
と、本発明の効果は比較するまでもないと言える。この
ように本発明によれば、脱臭装置2の稼働負荷を上げず
、かつ増加する電力消費を最小限に留めることができ、
実用的に極めて優れた効果が発揮される。
第1図は本発明が適用された電気!!鋼設備の全体系統
図、第2図は電気炉の1サイクルにおける操業時間の経
過に伴う排ガス温度の変動を示すグラフ、第3図は脱臭
装置に導入されるトータルハイドロカーボン量の変動を
示すグラフである。 1−・−予熱装置、2−脱臭装置、3−・電気炉、4−
電気炉排ガス、5−燃焼筒、6・−スクラップ、l〇−
主排ガス通路、16−子熱済みガス、30・−誘引送風
機、31−排ガス帰還通路、32−分岐通路、33−切
換弁、34−排ガス通路、35−T HC検出装置、3
7−排ガス帰還制御手段。
図、第2図は電気炉の1サイクルにおける操業時間の経
過に伴う排ガス温度の変動を示すグラフ、第3図は脱臭
装置に導入されるトータルハイドロカーボン量の変動を
示すグラフである。 1−・−予熱装置、2−脱臭装置、3−・電気炉、4−
電気炉排ガス、5−燃焼筒、6・−スクラップ、l〇−
主排ガス通路、16−子熱済みガス、30・−誘引送風
機、31−排ガス帰還通路、32−分岐通路、33−切
換弁、34−排ガス通路、35−T HC検出装置、3
7−排ガス帰還制御手段。
Claims (1)
- (1)電気炉排ガスでスクラップを予熱する予熱装置と
、予熱済みガスを薬液洗浄および電気集塵する脱臭装置
とを備えた電気炉製鋼設備において、上記予熱装置から
排出される予熱済みガスを電気炉直後の燃焼筒へ戻すた
めに、誘引送風機を備えた排ガス帰還通路が設けられ、 その排ガス帰還通路から分岐して、前記燃焼筒から脱臭
装置へ至る主排ガス通路に接続されかつ切換弁を介在し
た分岐通路が設けられ、 上記脱臭装置へ送られる排ガス中のトータルハイドロカ
ーボン量を検出するTHC検出装置が、前記脱臭装置に
至る排ガス通路に介設され、 そのTHC検出装置の検出値が設定値より高くなると、
前記切換弁を閉止しかつ前記誘引送風機の作動を開始さ
せる排ガス帰還制御手段が設けられていることを特徴と
する電気炉製鋼設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62153976A JPS63318486A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 電気炉製鋼設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62153976A JPS63318486A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 電気炉製鋼設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63318486A true JPS63318486A (ja) | 1988-12-27 |
| JPH029280B2 JPH029280B2 (ja) | 1990-03-01 |
Family
ID=15574193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62153976A Granted JPS63318486A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 電気炉製鋼設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63318486A (ja) |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP62153976A patent/JPS63318486A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH029280B2 (ja) | 1990-03-01 |
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