JPS6334700B2 - - Google Patents

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JPS6334700B2
JPS6334700B2 JP57006621A JP662182A JPS6334700B2 JP S6334700 B2 JPS6334700 B2 JP S6334700B2 JP 57006621 A JP57006621 A JP 57006621A JP 662182 A JP662182 A JP 662182A JP S6334700 B2 JPS6334700 B2 JP S6334700B2
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Tsutomu Yamada
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は発電機を起動して系統に並列する場
合、自動的に遮断器に投入指令を与える自動同期
装置に関するものである。
従来この種の装置として第1図に示すものがあ
つた。第1図において、1は系統に遮断器2によ
り並列される交流発電機であり、遮断器2の両端
には発電機側及び系統側の各々の正弦波電圧を変
圧する計器用変圧器3,4が接続されており、こ
れら変圧器3,4の二次側には、以下に述べる構
成要素からなる自動同期装置20が接続されてい
る。5,6は各々計器用変圧器3,4の二次側に
接続された補助変圧器、7は補助変圧器5,6の
二次側交流電圧を整流する全波整流器、8及び1
1はコンデンサ、9はコンデンサ8とともに全波
整流器7の出力電圧の高周波成分をとり除く可変
抵抗器、10は抵抗、12は進み位相角設定回路
15の出力と全波整流器7の出力とを比較する比
較器で構成された一定進み位相角検出器、13は
遮断器の投入時間を補償すべく漸進相差角を検出
する遮断器の投入時間設定回路、14は一定進み
位相角検出器12及び投入時間設定回路13の出
力に基づき同期投入信号を発生する同期投入信号
発生回路、16は同期並列用出力接点である。
次に動作について説明する。系統側及び発電機
側とも正弦波の場合、補助変圧器6の二次コイル
の極性は補助変圧器5に比し逆にしてあり、発電
機側の正弦波の正負を逆にした正弦波が系統側の
正弦波と重畳されて全波整波器7に入力される。
この場合に、二つの正弦波間において周波数差が
あると、全波整流器7の出力には第2図のAのよ
うなうなり電圧が発生する。これをコンデンサ8
と抵抗9で高周波成分をとり除くと、第2図のB
のような直流脈動電圧ができる。抵抗で構成され
ている進み位相角設定回路15は第2図のC中の
Dのような電圧を発生させ、該電圧と直流脈動電
圧の大小を比較することにより一定進み位相角検
出器12は第2図のEのように同期点に近い位相
角間、“L”になるような出力を出す。すなわち、
進み位相角設定回路15の抵抗値を変えれば検出
する進み位相角は変化するようになる。なお、直
流脈動電圧が零になる時点が系統及び発電機側の
正弦波電圧の位相が一致した時、すなわち同期点
であり、直流脈動電圧が最大になる点が位相差
180゜であることを示す。このように、第2図Bに
示す直流脈動電圧は発電機及び系統の正弦波電圧
間の位相差にほぼ比例しており、この直流脈動電
圧を検出して所定の進み位相角を検出する。
一方、遮断器の投入時間を補償すべく位相差の
漸進度合を検出する投入時間設定回路13には、
第2図のFのように直流脈動電圧に比例する電流
iaが抵抗10を介して入力し、さらに直流脈動電
圧をコンデンサ11により微分してsin波形から
cos波形になつた微分電流idを入力する。投入時
間設定回路13は、これら電流ia、idの和iyが零
アンペア以下になつたことを検出して出力する。
すなわち第2図のFの25Y ONの所で出力を
出す。なお、この出力25Y ONは、うなり周
期が2倍になれば微分電流idは半分となり、うな
り周期が半分になれば微分電流idは2倍となるよ
うに、微分電流idの働きによつて常に同期前一定
時間前に出力される特性を有する。
同期投入信号発生回路14は、一定進み位相角
検出器12の出力25X及び投入時間設定回路1
3の出力25Yのいづれが先に動作するかを判別
し、出力25Xが動作してから出力25Yが後に
動作したときのみ、出力25Yの動作と同時に同
期並列用出力接点16を閉じ遮断器2を並列す
る。すなわち所定の進み位相角25Xを進み位相
角設定回路15により大きく設定すれば周波数差
が大きい所でも遮断器2を投入でき、25Xを小
さく設定すれば周波数差が小さくならないと遮断
器2を投入できないのである。すなわち一定進み
位相角設定回路15を調整することによつて投入
周波数差を限定でき、投入時間設定回路13によ
つて投入周波数差を補償しているのである。
なお、図示していないが、系統及び発電機間の
電圧差が規定値以下であることも条件に入れ、遮
断器2への投入指令は、電圧差及び周波数差が小
さくなり、同期点から投入時間分前の時点で発せ
られる。
従来の自動同期装置は以上のように構成されて
いるので、遮断器の投入時間設定回路13と一定
進み位相角設定回路15は製品毎に試験をして、
遮断器投入時間設定回路13と可変抵抗器9の目
盛の関係及び進み位相角と進み位相角設定回路1
5の目盛の関係を明確にしたデータを多数つくつ
ておかないと設定できなかつた。
本発明は、上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、試験時間の短縮化
及び省人化の達成のため、自動同期装置の遮断器
投入時間設定回路及び一定進み位相角検出回路を
デジタル化することにより、正常な動作を遂すこ
とを確認するだけで、投入時間や進み位相角に対
するテストデータを採らなくてもデジタル設定し
て使用できる自動同期装置を提供することを目的
としている。
以下、本発明の一実施例を第3図〜第9図に即
して説明する。第1図と同一、又は相当部分は同
一符号で示す第3図において、27,28は各々
補助変圧器5,6を介して入力される正弦波をス
イツチングして矩形波に変換する矩形波変換回
路、29は矩形波変換回路27,28の出力矩形
波を入力する排他的論理和ゲート(以下「Ex−
ORゲート」と略称する)、30は基準クロツク
パルス発生回路たる水晶発振器(以下、「OSC」
と略称する)、31は第7図に詳細を示す進み位
相角を設定し、検出する進み位相角検出回路、3
2はこの進み位相角検出回路の出力パルスを拡大
する第7図に詳細を示すパルス幅延長回路、33
は第5図に詳細を示す以下の構成要素より成る遮
断器の投入時間設定回路である。第5図におい
て、51,52は、各々パルスの立上りを検出
し、該立上り時に“L”パルスを発生する立上り
検出回路、53はパルスの立上りを検出しその後
一定時間後に“H”となり該パルスの立下りで
“L”となる立上り検出ON−DELAY回路、54
はパルスの立下りを検出し該立下り時に“L”パ
ルスを発生する立下り検出回路、55はプリセツ
ト可能なアツプカウンタ、56,57は各々プリ
セツト可能なダウンカウンタ、58,60,62
〜65及び69は各々ICのNAND回路、59は
ICのインバータ回路、61は任意設定個数(K
個)のパルスの入力に対し1パルスを出力するK
進カウンタ、67,68は各々ICのNAND回路
2個による直結フリツプフロツプ、70はパルス
幅拡大回路、71はインバータである。進み位相
角検出回路31及びパルス幅延長回路32の詳細
を示す第7図において、81,101,108は
各々ICのインバータ、82はプリセツト可能な
ダウンカウンタ、83〜86はプルアツプ抵抗、
87〜90はプリセツト用スイツチ、102はダ
イオード、103は例えば1KΩの低抵抗、10
4は例えば100KΩの高抵抗、105は時間遅れ
を作るコンデンサ、106,107は各々ICの
シユミツト回路である。
次に本発明の動作について説明する。第3図に
おいて、矩形波変換回路27及び28は、各々、
正入力のとき“L”出力、負入力のとき“H”出
力となるよう構成されている。この場合におい
て、計器用変圧器9及び補助変圧器5を介して第
4図BUSのような系統側の正弦波電圧を矩形波
変換回路27で矩形波に変換し、一方計器用変圧
器4及び補助変圧器6を介して第4図GENのよ
うな発電機側の正弦波電圧を矩形波変換回路28
で矩波形に変形して、Ex−ORゲート29に入力
すると、Ex−ORゲート29には第4図Gのよう
な出力パルス列が発生する。すなわち、第4図の
BUS及びGENの交流電圧が同符号のときに、Ex
−ORゲート29は“L”を、異符号のときに
“H”を出力する。このEx−ORゲート29のパ
ルス列(第4図G)の“H”パルスの幅を検討す
ると、第4図より交流電圧BUS及びGEN間の位
相差がパルス幅に比例していることが判明する。
この交流電圧間の位相差に比例するEx−ORゲー
ト29の出力パルス列Gは漸次、第5図に詳細を
示す投入時間設定回路33及び第7図に詳細を示
す進み位相角検出回路に入力される。第6図G及
び第8図Gは、この入力パルス列、すなわち、第
4図Gを拡大して示したものである。
次に、投入時間設定回路33の動作について説
明する。第1の立上り検出回路51は投入時間設
定回路33の入力パルス列Gの立上りを検出して
第6図Aのような波形を出力する。この場合、検
出パルス幅は、例えば1マイクロ秒(以下
「1μS」と略称する)のように短かく設定する。
第2の立上り検出回路52は、第1の立上り検出
回路51の出力パルスの立上りを検出する。すな
わち、第2の立上り検出回路52の出力パルス
(第6図B)は投入時間設定回路33への矩形波
入力から第1の立上り検出回路51の“L”パル
ス時間幅遅れて“L”パルスを発生する。立上り
ON−DELAY検出回路53は矩形波入力Gが立
上つてから一定時間後に“H”となる第6図Cの
ような出力を発生し、パルス列Gの立下りと共に
“L”となる。この一定時間も非常に短かい時間、
例えば3μSぐらいに設定する。立下り検出回路5
4は矩形波入力Gの立下りを検出するもので、第
6図Dのように立下り時点で“L”パルスを発生
する。アツプカウンタX55はパルス列Gの各矩
形波パルス幅を2進デジタル値に変換して検出す
るもので、矩形波Gの立上り後1μS後に、第2の
立上り検出回路52の出力で零にプリセツトして
からOSC30の高周波パルスで立上りON−
DELAY検出回路の出力(第6図C)が“H”の
間だけカウントアツプする。
ここでOSC30の周波数1MHz、正弦波電圧
GENまたはBUSの周波数を50Hzとすると、矩形
波Gの最大幅は1/(50Hz×2)=10ミリ秒(m
sec)となり、最大幅のパルス数は1×106×10×
10-3=104パルスとなる。すなわち、パルス列の
各パルス幅0〜10msecは、アツプカウンタX5
5により0〜10000パルス(正確には最初の3μS
は発振パルスが入力されないため0〜10000−3)
に変換される。
ダウンカウンタY56は、第6図のパルス波形
Gの立上り時点で、その直前に発生した“H”パ
ルス幅に比例したアツプカウンタ55の出力をプ
リセツトしたのち、OSC30の高周波パルス
(1MHz)により第6図Cの“H”パルス幅の間だ
けダウンカウントする。第6図Yはダウンカウン
タY56の波形出力を示す。すなわち、ダウンカ
ウンタY56は、パルス列Gの一つ前のパルス幅
からその直後のパルス幅の差に相当する時間を2
進数に変換し検出する。具体的に示すと、いま発
電機側及び系統側の正弦波電圧GEN及びBUS間
の周波数差ΔFを0.1Hz、発電機側又は系統側の正
弦波電圧の何れか一方の周波数を50Hzとすると、
第4図の同期点間で示されるうなり電圧の周期は T=1/0.1Hz=10秒(sec) (1) となり、パルス列Gの隣合う二つのパルス幅の差
は、時間で示すと ΔT=10msec/10sec×0.5×50Hz×2=10/500=20μS
(2) となり、高周波パルス数で示すと、 10000パルス×1/500=20パルス (3) となる。すなわち、ダウンカウンタY56には10
進数20に相当する2進数がメモリされる。
ダウンカウンタZ57は、第6図Gのパルスが
“L”になる瞬間に、第6図Dに示される立下り
検出回路54の出力パルスで、直前の矩形波パル
ス幅(第6図G)に比例したアツプカウンタX5
5の出力をプリセツトする。ダウンカウンタY5
6は、立上り検出ON−DELAY回路53の出力
(第6図C)が“H”のときは、NAND回路63
の出力が“L”、NAND回路64の出力が“H”
となるためK進カウンタ61の出力に拘らず
NAND回路62を介してOSC30の発振周波数
(1MHz)そのものでダウンカウントする。一方、
第6図の矩形波Gが“L”となると、立上り検出
ON−DELAY回路53の出力(第6図C)が
“L”となるため、NAND回路62の出力は
“H”、NAND回路63の出力も“H”となり、
Kパルス入力で1パルスを出力するK進カウンタ
61の出力パルスでダウンカウンタY56はダウ
ンカウントする。第6図Yにこの場合の波形を示
す。このダウンカウントにより、カウント値が零
になると、ダウンカウンタY56はボロー出力
(BRO)を出力し、第1のフリツプフロツプ67
を反転させて、NAND回路60に“L”入力を
入れダウンカウンタZ57のダウンカウントを中
止させる。換言すれば、ダウンカウンタZ57は
第6図Gの最新パルスのパルス幅をプリセツトし
た後、正弦電圧間の周波数差ΔFに比例する直前
パルス幅から最新のパルス幅の差(例えば、前述
の20パルス)をダウンカウンタY56がメモリし
た時点から、このパルス幅の差を示すパルス1個
につきK個のパルスづつダウンカウントし、ダウ
ンカウンタY56の出力が零になつた時点でダウ
ンカウントを中止する。
具体例をもつて示すと、遮断器2の投入時間を
0.1秒とすると、同期点から0.1秒手前のアツプカ
ウンタX55の値は Tx01=10msec×0.1sec/10sec×0.5=0.2msec (4) であり、パルス数に変換すると 10000×0.2/10=200パルス (5) となる。また、周波数差ΔF=0.1Hzならばダウン
カウンタY56の出力である相前後するパルス
(第6図G)の幅の差パルス数は(3)式のように20
パルスであり、K進カウンタ61を10進に設定す
れば、ダウンカウンタZ57は20パルス×10=
200パルスで零となるため同期点より0.1秒手前で
第6図Fのようにボロー出力(BRO)を出力し
第2のフリツプフロツプ68を反転させてインバ
ータ71から“L”出力を発生する。このインバ
ータ71からの“L”出力が同期前一定時間を検
出した投入時間設定回路33の出力となる。
同様に、周波数差ΔF=0.05Hzのときは、うな
り電圧の周期はT=1/0.05=20secであり、同
期点から0.1秒手前のアツプカウンタX55の値
は Tx=10msec×0.1sec/20sec×0.5=0.1msec(6) となり、パルス数に変換すると 10000×0.1/10=100パルス (7) となる。また、ダウンカウンタY56のパルス幅
の差出力は、周波数差ΔF=0.05Hzならば10パル
スであり、K進カウンタ61は、10進に設定すれ
ば、ダウンカウンタZ57は10パルス×10=100
パルスで零となるためΔFが0.1Hzのときと同様に
同期点から0.1秒手前でボロー出力(BRO)を出
力する。
このように、K進カウンタ61を10進に設定す
れば周波数差ΔFが変つても同期点前0.1秒にてイ
ンバータ71が“L”出力信号を発生する。な
お、このK進カウンタ61を5進に設定すれば同
期点から0.05秒手前に、20進に設定すれば0.2秒
手前にダウンカウンタZ57が出力できるので、
K進カウンタ61の設定を調整することにより、
所定の遮断器投入時間に合致した設定が可能であ
る。
次に、進み位相角検出回路31及びパルス幅延
長回路32の動作について説明する。なお、第7
図における進み位相角検出回路31は、実際の場
合は4ビツト2進カウンタ82を2個以上、直列
に接続して用いているが、ここでは説明を簡単に
するため、1個の4ビツト2進カウンタ82を有
するものについて考える。
いま、ダウンカウンタ82のプリセツト用スイ
ツチ87〜89をONにして端子DA,DB及び
DCに0V(“L”)を与える一方、プリセツト用ス
イツチ90をOFFして端子DDに5V(“H”)を与
える。ダウンカウンタ82のLOADを“L”に
するとスイツチ87〜90でセツトしたDA〜
DDのデータ(2進数1000、すなわち10進数8)
をプリセツトする。Ex−ORゲート29の出力パ
ルス列である第8図Gの出力が“H”のとき、イ
ンバータの出力は“L”になり、ダウンカウンタ
82は第8図Mのようにリセツトしたことにな
る。ダウンカウンタ82の端子Tuを“H”(+
5V)にしてTDにOSC30の高周波パルスを与え
るとダウンカウントする。
すなわち、第8図Mのようにパルス列Gの
“L”パルスの長さ、換言すればパルス列Gの相
前後する“H”パルス間の間隔を、OSC30の
高周波パルス数で測定するもので、10進数8にプ
リセツトされたものを1つずつダウンしていく。
ダウンカウンタ82の出力値が“0”になると
BRO端子から“L”パルスが第8図Nのように
出力される。すなわち、発電機側及び系統側の正
弦波電圧間の位相差が減少すると、それに比例し
て第8図Gの“H”パルスの幅が減少すると共
に、第8図Gの“L”パルスの幅は逆比例的に増
加していくので、実際には“L”パルスの長さが
所定値(スイツチ87〜90でセツト可能)以上
にて進み位相角検出回路31の出力に“L”パル
スを発生する。このように、進み位相角検出回路
31の出力(第8図N)には、位相差が一定値以
下のとき、第8図Gのパルス列の一サイクル毎に
1回、“L”パルスが発生する。
次に、パルス幅延長回路32の動作を説明す
る。第7図において、ダイオード102はインバ
ータ101の出力が“H”のとき、すなわち進み
位相角検出回路31の出力Nが“L”のときのみ
導通して低抵抗103を導通させると低抵抗10
3と高抵抗104が並列になるため合成抵抗は低
くなりコンデンサ105を早く充電し、コンデン
サ105の端子電圧は急速に上昇する。一方、イ
ンバータ101の出力が“L”のときは、ダイオ
ード102が不導通のため、高抵抗104のみが
導通してコンデンサ105の蓄積エネルギーを放
電するため、放電時間は長くなり、第9図Pのよ
うな出力波形となる。シユミツトトリガー回路1
06及び107でフリツプフロツプ回路を構成し
ており、コンデンサ105の端子電圧がある値以
上に放電したとき、シユミツトトリガー回路10
7の入力は“L”となる。
すなわち、進み位相角検出回路31の出力パル
ス列(第9図N)において、“L”パルス数が1
パルスのときは該パルス幅を延長する動作をす
る。また、上述“L”パルス数が複数個一定間隔
ごとに発生したときは、該パルスを連続のものに
変換して、最後のパルスから一定時限後にOFF
となる(第9図Q)。
同期投入信号発生回路14は、第1図に示す従
来のものと同一であり、パルス幅延長回路32の
出力25X、本発明の投入時間設定回路33の出
力25Yのいづれが先に動作するかを判別し、出
力25XがONになつた後、出力25YがONし
た場合のみ、出力25YのON動作と同時に並列
用出力接点16を閉じ遮断器2を並列する。
進み位相角検出回路31の設定を3.6゜に設定す
ると、パルス幅延長回路32の出力25XがON
するのは同期点から 周波数差 ΔF=1Hzの場合 1sec×3.6゜/360゜=0.01sec ΔF=0.2Hzの場合 5sec×3.6゜/360゜=0.05sec ΔF=0.1Hzの場合 10sec×3.6゜/360゜=0.1sec 前となる。それ故、同期投入信号発生回路14の
投入指令は、周波数差ΔFが0.1Hz以下で同期前0.1
秒となり、投入周波数差は進み位相角を3.6゜に設
定すれば0.1Hzとなる。同様に、進み位相角を7.2゜
に設定すれば周波数差ΔF=0.2Hz以下で投入可能
であり、進み位相角を1.8゜に設定すればΔF=0.05
Hz以下で投入可能となる。このように、進み位相
角検出回路31は、投入可能周波数差を設定する
ことになる。
なお、図示していないが、本発明においても、
系統側及び発電機側間の電圧差を電圧差検出回路
で検出し、該電圧差が規定値以下になつたことも
条件に入れ、電圧差及び周波数差が共に小さくな
つた時に投入指令を発することは当然である。
上述の説明においては、OSC30の周波数は
1MHzとして述べたが、この周波数をカウンタが
動作する限界まで上昇すれば精度が向上すること
は明らかである。また、上記説明ではアツプカウ
ンタX55、ダウンカウンタY56及びダウンカ
ウンタZ57は2進カウンタで説明したが2進化
10進カウンタ(BCDカウンタ)でも同様な効果
を奏することは明らかである。
更に、本発明の進み位相角検出回路31はダウ
ンカウンタ82により進み位相角を検出する構成
となつているがアツプカウンタにより検出しても
よいことは当然であり、また、説明においては位
相差に逆比例する“L”状態の間隔で進み位相角
を検出する構成となつていたが位相差に比例する
“H”状態のパルス幅で進み位相角を検出しても
よいことは明らかである。
以上のように、本発明の自動同期装置において
は、投入時間設定回路及び進み位相角検出回路を
共にデジタル設定したため、進み位相角設定回路
の目盛と各周波数差における同期前一定時間の試
験データをとらなくても使用可能であるので、試
験時間を大幅に短縮できるとともに、投入指令も
コンデンサの容量変化や、リツプルの影響等の誤
差に拘りなく水晶発振器の周波数の安定度により
高精度化されるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動同期装置を示すブロツク
図、第2図A〜Fは第1図の自動同期装置の各部
動作波形図、第3図は本発明の自動同期装置の一
実施例を示すブロツク図、第4図BUS〜25Y
は第3図の自動同期装置の各部動作波形図、第5
図は本発明の自動同期装置における投入時間設定
回路のブロツク図、第6図は第5図の投入時間設
定回路の各部動作波形図、第7図は本発明の自動
同期装置における進み位相角検出回路及びパルス
幅延長回路の回路図、第8図は第7図の進み位相
角検出回路のタイムチヤート、第9図は第7図の
パルス幅延長回路の各部動作波形図である。 1:交流発電機、2:遮断器、3,4,5,
6:変圧器、7:全波整流器、12,31:進み
位相角検出器、13,33:投入時間設定回路、
14:同期投入信号発生回路、15:進み位相角
設定回路、20:自動同期装置、27,28:矩
形波変換回路、29:排他的論理和ゲート、3
0:水晶発振器、32:パルス幅延長回路、5
1,52:パルス立上り検出回路、53:立上り
検出ON−DELAY回路、54:パルス立下り検
出回路、55:アツプカウンタ、56,57,8
2:ダウンカウンタ、67,68:フリツプフロ
ツプ、106,107:シユミツト回路、なお、
図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発電機を起動して系統に並列する場合に遮断
    器に投入指令を与える自動同期装置において、系
    統側の正弦波電圧を矩形波に変換する第1の矩形
    波変換回路と、発電機側の正弦波電圧を矩形波に
    変換する第2の矩形波変換回路と、これら第1及
    び第2の矩形波変換回路の出力を入力し前記二つ
    の正弦波電圧間の位相差に比例したパルス幅を有
    するパルス列に変換する排他的論理和ゲートと、
    該パルス列の“H”又は“L”パルス発生期間中
    にプリセツトし、パルス列の相前後するパルス間
    隔若しくはパルス幅の期間、基準クロツクパルス
    発生回路の高周波パルスでカウントダウン若しく
    はカウントアツプすることにより所定の進み位相
    角を検出する進み位相角検出回路と、該進み位相
    角検出回路の出力パルス幅を拡大するパルス幅延
    長回路と、前記排他的論理和ゲートの出力パルス
    列の各パルス幅を前記高周波パルスによりカウン
    トアツプして検出する第1のカウンタと、該第1
    のカウンタの直前のパルス幅に応ずるカウント数
    をプリセツトした後最新のパルス幅の間だけ前記
    高周波パルスによりダウンカウントしてパルス列
    の前後のパルス幅の差を検出する第2のカウンタ
    と、該パルス幅の差を第2のカウンタが検出した
    時点で前記第1のカウンタの最新のパルス幅に応
    ずるカウント数をプリセツトし前記第2のカウン
    タの差の値がK進カウンタの出力パルスによりダ
    ウンカウントし零になるまで前記高周波パルスで
    ダウンカウントし同期前一定時間を検出する第3
    のカウンタと、前記第2のカウンタの出力が零に
    なるとこれを記憶し該第3のカウンタへの前記高
    周波パルスの入力を阻止する入力阻止回路と、前
    記第3のカウンタの出力が零となるとこれを記憶
    する記憶素子と、遮断器への同期投入信号を発生
    する同期投入信号発生回路とを備え、該同期投入
    信号発生回路は前記パルス幅延長回路の出力パル
    スの後、前記記憶素子を介して出力される第3の
    カウンタの出力パルスが発生した場合にのみ遮断
    器へ投入指令を発する構成としたことを特徴とす
    る自動同期装置。 2 上記第1、第2及び第3のカウンタが2進カ
    ウンタであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の自動同期装置。 3 上記第1、第2及び第3のカウンタが2進化
    10進カウンタであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の自動同期装置。 4 系統側及び発電機側の電圧間の差を検出する
    電圧差検出回路を設け、該電圧差検出回路の出力
    及び上記パルス幅延長回路の出力の論理積をと
    り、前記電圧差が過大の場合、遮断器への投入指
    令を阻止する構成としたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項、第2項または第3項の何れかに
    記載の自動同期装置。
JP57006621A 1982-01-18 1982-01-18 自動同期装置 Granted JPS58123329A (ja)

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