JPS6336890Y2 - - Google Patents
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- JPS6336890Y2 JPS6336890Y2 JP9027582U JP9027582U JPS6336890Y2 JP S6336890 Y2 JPS6336890 Y2 JP S6336890Y2 JP 9027582 U JP9027582 U JP 9027582U JP 9027582 U JP9027582 U JP 9027582U JP S6336890 Y2 JPS6336890 Y2 JP S6336890Y2
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
この考案はゴム、プラスチツク絶縁電力ケーブ
ルの改良に関するものである。 例えば電圧が3300V以上にもなる高電圧用ゴ
ム、プラスチツク絶縁電力ケーブルは、第1図に
示すように導体1上に内部半導電層2、ポリエチ
レン、架橋ポリエチレン、エチレンプロピレンゴ
ムまたはブチルゴム等の絶縁体層3、外部半導電
層4、1枚または2枚のスパイラル巻きされた銅
テープ等による遮蔽層5及びポリ塩化ビニルなど
による保護シース6がこれらの順に設けられた基
本構成を有している。 しかしかかる構成の電力ケーブルにあつては、
前記保護シース6が内部への水滲透を完全に遮断
し得るとは限らず、侵入した水分に起因して絶縁
体層または外部半導電層に水トリーが発生し該電
力ケーブルの電気特性を低下させる重大な原因に
なつていた。 ケーブルの遮水対策としては例えば通信ケーブ
ルに見られる構成の如く、シース下に金属/プラ
スチツクのラミネートテープをプラスチツク面を
シース側にして縦沿え包被し、そのプラスチツク
層と、シースとを一体化させて遮水層を形成する
手段などが知られているが、これを電力ケーブル
に適用しても充分な遮水効果が得られないのが実
情であつた。 即ち上記手段では、仮りに何等かの原因にてシ
ースに外傷が発生するようなことがあると、この
シースと一体の遮水層に同時的にこの外傷が波及
しケーブル全般に亘り浸水するに至り完全に遮水
性を失うなどの問題が避けられなかつた。 そこで考案者等はかかる遮水性の問題を更に解
決すべく検討を重ね、該遮水層用テープとして金
属テープ/導電性プラスチツクテープからなるラ
ミネートを用い、該導電性プラスチツクテープが
ケーブルコア側に向くようにたてぞえ配置し、こ
れによつて前記導電性プラスチツク層を絶縁体層
または外部半導電層と一体化させあたかも上記金
属テープによるさや状体がケーブルコアを完全に
包囲している構成の電力ケーブルを提唱し驚くほ
どの成果をもたらすことができた(実願昭55−
145217号(実開昭57−69110号)。 一方、近年使用電力量の増加及び遠隔送電など
の傾向が顕著になり、電力ケーブルに対する条件
は益々過酷化している。 そして上記電力ケーブルをかかる過酷な条件下
で熱機械試験した場合、 (i) 上述した遮水層に使用される金属テープが10
〜100μと薄いことにより、ケーブルコアと金
属遮蔽層間で該遮水テープがしごかれて破断し
遮水性を低下させる。 (ii) 外部半導電層と上記遮水層間の密着性が低下
しこの個所で部分放電やケーブル自体のtanδ上
昇を生じ易くなる。 などの問題があり、これらは上記ケーブル温度の
上昇と共に、ケーブルコアは膨張し、金属遮蔽層
は殆んど延びないことからこれら両者間で上記し
ごきの集中応力を受け上記問題が顕著になるので
ある。 ここに考案者等はかかる問題を解決すべく鋭意
検討を重ねていたところ、該遮水層として、金属
テープ/導電性プラスチツクテープからなる導電
性プラスチツクテープをその導電性プラスチツク
層がケーブルコア側に向くようにたてぞえ配置す
ると共に、更にその上に融点が150℃以上の樹脂
をベースとしてなる導電性テープを配し、これに
よつて前記導電性プラスチツク層が絶縁体層また
は外部半導電層と一体化されかつこれが金属遮蔽
層に良好に密着しケーブルコアを完全に包囲して
いる構成となることにより驚くほどの遮水効果を
もたらし、かつこの特性が適切に維持されること
を見出しこの考案を完成したのである。 即ち、この考案は、導体上に、内部半導電層絶
縁体層及び外部半導電層をこの順に設けたゴムま
たはプラスチツク絶縁電力ケーブルの前記絶縁体
層あるいは外部半導電層上に、金属テープの少な
くとも片面に導電性プラスチツクテープを積層し
たラミネートテープを該導電性プラスチツク層が
絶縁体層または外部半導電層側を向くようにたて
ぞえし配置すると共に、かつその上に融点が150
℃以上の樹脂をベースとする導電性テープを包被
し、以下金属遮蔽層及びシースを被覆し、前記ラ
ミネートテープの導電性プラスチツク層を絶縁体
層または外部半導電層及び金属遮蔽層と密着一体
化させた遮水層を形成したことを特徴とするゴ
ム、プラスチツク電力ケーブルである。 この考案において上記ラミネートテープを構成
する金属テープとしては、銅、鉛、アルミニウム
テープなどが用いられる。 そしてこの金属テープの少なくとも片面に積層
される導電性プラスチツクテープとしては、基材
として低、中、高密度ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリブテン−1、ポリメチルペンテン、エ
チレンプロピレン共重合体、アイオノマー、エチ
レン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−
酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共重合体、塩素
化ポリエチレン、クロロスルホン化ポリエチレ
ン、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、アクリ
ルニトリル−ブタジエンゴム、スチレン−ブタジ
エンゴムなどゴム、プラスチツク材を用い、これ
らにカーボンブラツクの適量を混入して得るか、
また上記基材による繊維状物に導電性混和物を塗
着する等の方法で得られるものである。 用いるカーボンブラツクは特に限定はないが、
例えば商品名ケツチエンブラツクEC(アクゾ社
製)は少量の添加で高い導電度が得られるためこ
の考案に非常に良好な結果を与えた。 遮水性を一層向上させるためには金属テープの
両面にこの導電性プラスチツクテープを積層した
ものを用い、かつたてぞえしたそのラツプ部を加
熱してプラスチツク層を相互に熱融着するのが好
ましい。 そして上述の如く遮水層と絶縁層または外部半
導電層とが一体化されることがやはり重要で、こ
のためには、上記ラミネートテープの導電性プラ
スチツク層が絶縁体層または外部半導電層に用い
られている樹脂と相溶性を有するよう選択するこ
とが望ましい。 仮りにラミネートテープの導電性プラスチツク
層の固有抵抗が106Ωcm以上の場合に、例えば外
部半導電層と形成した遮水層間の密着性が不充分
であるとこれらの間に部分放電や、ケーブル自体
のtanδ上昇といつたケーブル劣化の原因を生じ好
ましくない結果を招く。 次に上述した融点が150℃以上の樹脂としては
いろいろあるが、その中でも特にポリエステル、
ポリプロピレン、ポリアミドが特に良く、そして
これらは一種でもあるいは2種以上を混合して用
いても良い。 ここで融点を150℃以上に限定する理由は、こ
れ以下の融点の樹脂では上述したケーブル使用時
の条件(長時間耐熱90℃、短時間耐熱105℃)に
て熱劣化を生じ、本来の特性を消失してこの考案
の目的が達成できないからである。 次にこの樹脂により導電性テープを得るには、
適量のカーボンブラツクを混入するか、該樹脂に
より基布を得、これらに導電性混和物を塗布する
などによる。 この導電性テープはその厚さが100μ以上ある
ことが望ましくその理由は、これ以下では、上記
高温条件下などに熱歪による絶縁体、外部半導電
層側及び金属遮蔽層側への密着効果の維持が困難
になることが多いからである。 なお、遮水層を絶縁体層上に設けた場合にはそ
の上に押出被覆法により外部半導電層を設けるよ
うにすることが好ましい。第2図は絶縁体上に、
また第3図は外部半導電層上にそれぞれ遮水層を
設けたこの考案の実施例を示すものであり、図に
おいて11は導体、12は内部半導電層、13は
絶縁体層、14は外部半導電層、15は遮水層、
15aは金属テープ層、15bは導電性プラスチ
ツク層、16は導電性テープ層、17は金属遮蔽
層、及び18はシースである。 この考案において、遮水層15及び導電性テー
プ16以外の各層については常法の材料が用いら
れるのでその説明を省略する。 この考案は以上の説明及び後記実施例から明ら
かなように、導体上に、内部半導電層、絶縁体層
及び外部半導電層をこの順に設けたゴムまたはプ
ラスチツク電力ケーブルにおけるケーブルコアの
絶縁体層あるいは外部半導電層上に、金属テープ
の少なくとも片面に導電性プラスチツクテープを
積層したラミネートテープを該導電性プラスチツ
ク層がケーブルコア側を向くようにたてぞえし配
置すると共に、かつその上に融点が150℃以上の
樹脂をベースとする導電性テープを包被し、以下
常法の如く金属遮蔽層及びシースを被覆し、前記
ラミネートテープの導電性プラスチツク層を絶縁
体層または外部半導電層及び金属遮蔽層と密着一
体化させたことにより、驚くほどの遮水効果及び
耐熱性向上を得ることができたものであり、上記
問題を解消し得る効果は工業上まことに大であ
る。 以下実施例によりこの考案を具体的に説明す
る。 実施例1〜2、比較例1〜2 実施例 1 第2図の構成に準じて6.6KV1×250mm2遮水CV
ケーブルの製造に際し、絶縁体上に、導電PE
(50μ厚)/Pb(50μ厚)/導電PE(50μ厚)構成の
ラミネートテープをたてぞえ後、この上にポリエ
ステル基布に導電ゴムをトツピング加工した導電
テープ(厚さ0.25mm)を1/2ラツプで1層巻いた
後この上に0.1mm厚の銅テープを巻き、その外側
にPVC防食層を被覆してケーブルを完成させた。 実施例 2 第3図の構成に準じて6.6KV1×250mm2遮水CV
ケーブルの製造に際し、外部半導電層上に導電
PE(100μ厚)/Cu(20μ厚)/導電PE(100μ厚)
構成のラミネートテープをたてぞえ後、この上に
ナイロン基布に導電ゴムをトツピング加工した導
電テープ(厚さ0.25mm)を1/2ラツプで2層巻き
した後、この上に1.2mmφの銅線40本をスパイラ
ル巻きし、その外側にPVC防食層を被覆してケ
ーブルを完成させた。 比較例 1 第2図の構成に準じて6.6KV1×250mm2遮水CV
ケーブルの製造に際し、絶縁体上に導電PE(50μ
厚)/Pb(50μ厚)/導電PE(50μ厚)構成のラミ
ネートテープをたてぞえ後、この上に導電ポリエ
チレンテープ(厚さ0.04mm)を1/2ラツプで1層
巻いた後この上に0.1mm厚の銅テープを巻き、そ
の外側にPVC防食層を被覆してケーブルを完成
させた。 比較例 2 第3図の構成に準じて6.6KV1×250mm2遮水CV
ケーブルの製造に際し、外部半導電層上に導電
PE(100μ厚)/Cu(20μ厚)/導電PE(100μ厚)
構成のラミネートテープをたてぞえ後、この上に
導電塩ビテープ(厚さ0.03mm)を1/2ラツプで1
層巻いた後1.2mmφの銅線40本をスパイラル巻き
し、その外側にPVC防食層を被覆してケーブル
を完成させた。 尚これら各例の導電テープの樹脂の融点はポリ
エステル(264℃)、ナイロン(267℃)、ポリエチ
レン(105〜115℃)、及び塩ビ(200〜210℃)で
ある。 上記ケーブルを用いて次の試験を行つた。 外傷試験:上記各テーブルに900Kg/m、1200
Kg/mの側圧荷重を負荷後引張速度
10m/分でケーブルを引張つた。 疲労試験:上記各ケーブルをケーブル温度60℃
の環境下で歪0.15%、0.2%で各々
2×104回、104回疲労試験を行つ
た。 ベンド試験:上記各ケーブルを10倍径、5往復
ベンド試験した。 そして上記試験後にケーブルを解体して遮水テ
ープの金属の損傷状況を調査し、これらの結果を
次表に示す。
ルの改良に関するものである。 例えば電圧が3300V以上にもなる高電圧用ゴ
ム、プラスチツク絶縁電力ケーブルは、第1図に
示すように導体1上に内部半導電層2、ポリエチ
レン、架橋ポリエチレン、エチレンプロピレンゴ
ムまたはブチルゴム等の絶縁体層3、外部半導電
層4、1枚または2枚のスパイラル巻きされた銅
テープ等による遮蔽層5及びポリ塩化ビニルなど
による保護シース6がこれらの順に設けられた基
本構成を有している。 しかしかかる構成の電力ケーブルにあつては、
前記保護シース6が内部への水滲透を完全に遮断
し得るとは限らず、侵入した水分に起因して絶縁
体層または外部半導電層に水トリーが発生し該電
力ケーブルの電気特性を低下させる重大な原因に
なつていた。 ケーブルの遮水対策としては例えば通信ケーブ
ルに見られる構成の如く、シース下に金属/プラ
スチツクのラミネートテープをプラスチツク面を
シース側にして縦沿え包被し、そのプラスチツク
層と、シースとを一体化させて遮水層を形成する
手段などが知られているが、これを電力ケーブル
に適用しても充分な遮水効果が得られないのが実
情であつた。 即ち上記手段では、仮りに何等かの原因にてシ
ースに外傷が発生するようなことがあると、この
シースと一体の遮水層に同時的にこの外傷が波及
しケーブル全般に亘り浸水するに至り完全に遮水
性を失うなどの問題が避けられなかつた。 そこで考案者等はかかる遮水性の問題を更に解
決すべく検討を重ね、該遮水層用テープとして金
属テープ/導電性プラスチツクテープからなるラ
ミネートを用い、該導電性プラスチツクテープが
ケーブルコア側に向くようにたてぞえ配置し、こ
れによつて前記導電性プラスチツク層を絶縁体層
または外部半導電層と一体化させあたかも上記金
属テープによるさや状体がケーブルコアを完全に
包囲している構成の電力ケーブルを提唱し驚くほ
どの成果をもたらすことができた(実願昭55−
145217号(実開昭57−69110号)。 一方、近年使用電力量の増加及び遠隔送電など
の傾向が顕著になり、電力ケーブルに対する条件
は益々過酷化している。 そして上記電力ケーブルをかかる過酷な条件下
で熱機械試験した場合、 (i) 上述した遮水層に使用される金属テープが10
〜100μと薄いことにより、ケーブルコアと金
属遮蔽層間で該遮水テープがしごかれて破断し
遮水性を低下させる。 (ii) 外部半導電層と上記遮水層間の密着性が低下
しこの個所で部分放電やケーブル自体のtanδ上
昇を生じ易くなる。 などの問題があり、これらは上記ケーブル温度の
上昇と共に、ケーブルコアは膨張し、金属遮蔽層
は殆んど延びないことからこれら両者間で上記し
ごきの集中応力を受け上記問題が顕著になるので
ある。 ここに考案者等はかかる問題を解決すべく鋭意
検討を重ねていたところ、該遮水層として、金属
テープ/導電性プラスチツクテープからなる導電
性プラスチツクテープをその導電性プラスチツク
層がケーブルコア側に向くようにたてぞえ配置す
ると共に、更にその上に融点が150℃以上の樹脂
をベースとしてなる導電性テープを配し、これに
よつて前記導電性プラスチツク層が絶縁体層また
は外部半導電層と一体化されかつこれが金属遮蔽
層に良好に密着しケーブルコアを完全に包囲して
いる構成となることにより驚くほどの遮水効果を
もたらし、かつこの特性が適切に維持されること
を見出しこの考案を完成したのである。 即ち、この考案は、導体上に、内部半導電層絶
縁体層及び外部半導電層をこの順に設けたゴムま
たはプラスチツク絶縁電力ケーブルの前記絶縁体
層あるいは外部半導電層上に、金属テープの少な
くとも片面に導電性プラスチツクテープを積層し
たラミネートテープを該導電性プラスチツク層が
絶縁体層または外部半導電層側を向くようにたて
ぞえし配置すると共に、かつその上に融点が150
℃以上の樹脂をベースとする導電性テープを包被
し、以下金属遮蔽層及びシースを被覆し、前記ラ
ミネートテープの導電性プラスチツク層を絶縁体
層または外部半導電層及び金属遮蔽層と密着一体
化させた遮水層を形成したことを特徴とするゴ
ム、プラスチツク電力ケーブルである。 この考案において上記ラミネートテープを構成
する金属テープとしては、銅、鉛、アルミニウム
テープなどが用いられる。 そしてこの金属テープの少なくとも片面に積層
される導電性プラスチツクテープとしては、基材
として低、中、高密度ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリブテン−1、ポリメチルペンテン、エ
チレンプロピレン共重合体、アイオノマー、エチ
レン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−
酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共重合体、塩素
化ポリエチレン、クロロスルホン化ポリエチレ
ン、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、アクリ
ルニトリル−ブタジエンゴム、スチレン−ブタジ
エンゴムなどゴム、プラスチツク材を用い、これ
らにカーボンブラツクの適量を混入して得るか、
また上記基材による繊維状物に導電性混和物を塗
着する等の方法で得られるものである。 用いるカーボンブラツクは特に限定はないが、
例えば商品名ケツチエンブラツクEC(アクゾ社
製)は少量の添加で高い導電度が得られるためこ
の考案に非常に良好な結果を与えた。 遮水性を一層向上させるためには金属テープの
両面にこの導電性プラスチツクテープを積層した
ものを用い、かつたてぞえしたそのラツプ部を加
熱してプラスチツク層を相互に熱融着するのが好
ましい。 そして上述の如く遮水層と絶縁層または外部半
導電層とが一体化されることがやはり重要で、こ
のためには、上記ラミネートテープの導電性プラ
スチツク層が絶縁体層または外部半導電層に用い
られている樹脂と相溶性を有するよう選択するこ
とが望ましい。 仮りにラミネートテープの導電性プラスチツク
層の固有抵抗が106Ωcm以上の場合に、例えば外
部半導電層と形成した遮水層間の密着性が不充分
であるとこれらの間に部分放電や、ケーブル自体
のtanδ上昇といつたケーブル劣化の原因を生じ好
ましくない結果を招く。 次に上述した融点が150℃以上の樹脂としては
いろいろあるが、その中でも特にポリエステル、
ポリプロピレン、ポリアミドが特に良く、そして
これらは一種でもあるいは2種以上を混合して用
いても良い。 ここで融点を150℃以上に限定する理由は、こ
れ以下の融点の樹脂では上述したケーブル使用時
の条件(長時間耐熱90℃、短時間耐熱105℃)に
て熱劣化を生じ、本来の特性を消失してこの考案
の目的が達成できないからである。 次にこの樹脂により導電性テープを得るには、
適量のカーボンブラツクを混入するか、該樹脂に
より基布を得、これらに導電性混和物を塗布する
などによる。 この導電性テープはその厚さが100μ以上ある
ことが望ましくその理由は、これ以下では、上記
高温条件下などに熱歪による絶縁体、外部半導電
層側及び金属遮蔽層側への密着効果の維持が困難
になることが多いからである。 なお、遮水層を絶縁体層上に設けた場合にはそ
の上に押出被覆法により外部半導電層を設けるよ
うにすることが好ましい。第2図は絶縁体上に、
また第3図は外部半導電層上にそれぞれ遮水層を
設けたこの考案の実施例を示すものであり、図に
おいて11は導体、12は内部半導電層、13は
絶縁体層、14は外部半導電層、15は遮水層、
15aは金属テープ層、15bは導電性プラスチ
ツク層、16は導電性テープ層、17は金属遮蔽
層、及び18はシースである。 この考案において、遮水層15及び導電性テー
プ16以外の各層については常法の材料が用いら
れるのでその説明を省略する。 この考案は以上の説明及び後記実施例から明ら
かなように、導体上に、内部半導電層、絶縁体層
及び外部半導電層をこの順に設けたゴムまたはプ
ラスチツク電力ケーブルにおけるケーブルコアの
絶縁体層あるいは外部半導電層上に、金属テープ
の少なくとも片面に導電性プラスチツクテープを
積層したラミネートテープを該導電性プラスチツ
ク層がケーブルコア側を向くようにたてぞえし配
置すると共に、かつその上に融点が150℃以上の
樹脂をベースとする導電性テープを包被し、以下
常法の如く金属遮蔽層及びシースを被覆し、前記
ラミネートテープの導電性プラスチツク層を絶縁
体層または外部半導電層及び金属遮蔽層と密着一
体化させたことにより、驚くほどの遮水効果及び
耐熱性向上を得ることができたものであり、上記
問題を解消し得る効果は工業上まことに大であ
る。 以下実施例によりこの考案を具体的に説明す
る。 実施例1〜2、比較例1〜2 実施例 1 第2図の構成に準じて6.6KV1×250mm2遮水CV
ケーブルの製造に際し、絶縁体上に、導電PE
(50μ厚)/Pb(50μ厚)/導電PE(50μ厚)構成の
ラミネートテープをたてぞえ後、この上にポリエ
ステル基布に導電ゴムをトツピング加工した導電
テープ(厚さ0.25mm)を1/2ラツプで1層巻いた
後この上に0.1mm厚の銅テープを巻き、その外側
にPVC防食層を被覆してケーブルを完成させた。 実施例 2 第3図の構成に準じて6.6KV1×250mm2遮水CV
ケーブルの製造に際し、外部半導電層上に導電
PE(100μ厚)/Cu(20μ厚)/導電PE(100μ厚)
構成のラミネートテープをたてぞえ後、この上に
ナイロン基布に導電ゴムをトツピング加工した導
電テープ(厚さ0.25mm)を1/2ラツプで2層巻き
した後、この上に1.2mmφの銅線40本をスパイラ
ル巻きし、その外側にPVC防食層を被覆してケ
ーブルを完成させた。 比較例 1 第2図の構成に準じて6.6KV1×250mm2遮水CV
ケーブルの製造に際し、絶縁体上に導電PE(50μ
厚)/Pb(50μ厚)/導電PE(50μ厚)構成のラミ
ネートテープをたてぞえ後、この上に導電ポリエ
チレンテープ(厚さ0.04mm)を1/2ラツプで1層
巻いた後この上に0.1mm厚の銅テープを巻き、そ
の外側にPVC防食層を被覆してケーブルを完成
させた。 比較例 2 第3図の構成に準じて6.6KV1×250mm2遮水CV
ケーブルの製造に際し、外部半導電層上に導電
PE(100μ厚)/Cu(20μ厚)/導電PE(100μ厚)
構成のラミネートテープをたてぞえ後、この上に
導電塩ビテープ(厚さ0.03mm)を1/2ラツプで1
層巻いた後1.2mmφの銅線40本をスパイラル巻き
し、その外側にPVC防食層を被覆してケーブル
を完成させた。 尚これら各例の導電テープの樹脂の融点はポリ
エステル(264℃)、ナイロン(267℃)、ポリエチ
レン(105〜115℃)、及び塩ビ(200〜210℃)で
ある。 上記ケーブルを用いて次の試験を行つた。 外傷試験:上記各テーブルに900Kg/m、1200
Kg/mの側圧荷重を負荷後引張速度
10m/分でケーブルを引張つた。 疲労試験:上記各ケーブルをケーブル温度60℃
の環境下で歪0.15%、0.2%で各々
2×104回、104回疲労試験を行つ
た。 ベンド試験:上記各ケーブルを10倍径、5往復
ベンド試験した。 そして上記試験後にケーブルを解体して遮水テ
ープの金属の損傷状況を調査し、これらの結果を
次表に示す。
【表】
上表の結果本考案によれば、外傷試験、熱疲労
試験、ベンド試験等熱機械特性のいずれにおいて
も比較例に比べ優れた遮水ケーブルを製造するこ
とができることが明らかである。
試験、ベンド試験等熱機械特性のいずれにおいて
も比較例に比べ優れた遮水ケーブルを製造するこ
とができることが明らかである。
第1図は従来の電力ケーブルの断面図、第2
図、第3図は本考案実施例電力ケーブルの断面図
である。 1,11……導体、2,12……内部半導電
層、3,13……絶縁体層、4,14……外部半
導電層、5,15……遮水層、6,18……シー
ス、15a……金属テープ、15b……導電性プ
ラスチツク層、16……導電性テープ層、17…
…金属遮蔽層。
図、第3図は本考案実施例電力ケーブルの断面図
である。 1,11……導体、2,12……内部半導電
層、3,13……絶縁体層、4,14……外部半
導電層、5,15……遮水層、6,18……シー
ス、15a……金属テープ、15b……導電性プ
ラスチツク層、16……導電性テープ層、17…
…金属遮蔽層。
Claims (1)
- 導体上に、内部導電層、絶縁体層及び外部導電
層をこの順に設けたゴムまたはプラスチツク絶縁
電力ケーブルの前記絶縁体層あるいは外部半導電
層上に、金属テープの少なくとも片面に導電性プ
ラスチツクテープを積層したラミネートテープを
該導電性プラスチツク層が絶縁体層または外部半
導電層側を向くようにたてぞえし配置すると共
に、かつその上に融点が150℃以上の樹脂をベー
スとする導電性テープを包被し、以下金属遮蔽層
及びシースを被覆し、前記ラミネートテープの導
電性プラスチツク層を絶縁体層または外部半導電
層及び金属遮蔽層と密着一体化させて遮水層を形
成したことを特徴とするゴム、プラスチツク絶縁
電力ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9027582U JPS58193513U (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | ゴム、プラスチツク絶縁電力ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9027582U JPS58193513U (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | ゴム、プラスチツク絶縁電力ケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58193513U JPS58193513U (ja) | 1983-12-23 |
| JPS6336890Y2 true JPS6336890Y2 (ja) | 1988-09-29 |
Family
ID=30098802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9027582U Granted JPS58193513U (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | ゴム、プラスチツク絶縁電力ケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58193513U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7200923B2 (ja) * | 2019-12-25 | 2023-01-10 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 通信用電線 |
-
1982
- 1982-06-18 JP JP9027582U patent/JPS58193513U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58193513U (ja) | 1983-12-23 |
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