JPS633692Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS633692Y2 JPS633692Y2 JP1982052239U JP5223982U JPS633692Y2 JP S633692 Y2 JPS633692 Y2 JP S633692Y2 JP 1982052239 U JP1982052239 U JP 1982052239U JP 5223982 U JP5223982 U JP 5223982U JP S633692 Y2 JPS633692 Y2 JP S633692Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- neck
- roll
- physical properties
- neck portion
- rolling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Description
本考案はネツク部の物性をロール軸方向で変化
させた圧延用ロールの提供に関する。 一般に圧延用ロールにあつては、その胴部使用
層を複数異材質で形成し部分的にその諸物性を変
化せしめたものも認められるが、ネツク部につい
ては一定材質で形成し全体をほぼ同一物性や有す
るものに仕上げるのが技術通念である。 ところで、圧延用ロールのネツク部について
も、実際には各部分での作用が多少なりとも異な
るのが普通であり、このため本来的には各部に要
求される引張強度、硬度、伸び等の機械的性質並
びに熱伝導、熱膨張等の熱的特性などの諸物性も
異なるものとなる。従つて、ネツク部について
も、その軸方向部分毎にその作用条件に応じて異
なる物性を有するもので形成するのが理想である
が、現実には技術的困難性や経済性の問題から従
来はネツク部は多少の要求物性の変化に拘わら
ず、意識的にこれを同一材質をもつて全体をほぼ
同一物性を有するものに形成するようにしてい
る。 しかるに、最近の圧延技術の革新に伴なうロー
ル形態や要求性能の変遷により、上記従来の定着
したロール製作上の技術概念では対応しきれない
問題を生じつつある。これは例えば、ネツク部の
胴部に近い部分は高い硬度が要求される一方、胴
部から離れた端部は特に強靭性が必要とされる使
用特性の圧延用ロールの出現に対して最も深刻な
問題となつている。すなわち、従来のネツク部全
体を同一物性の材料で形成するロール製造手段で
は、高負荷部分がネツク部にあればネツク全体を
その最高負荷に耐えるもので形成する必要から全
体として非常な過剰性能を与えるものとなつたり
また物性中強度、硬度、伸び等の一般に相反する
性質を同時に満足することができないことからい
きおい中間的仕様とならざるを得ない等、いずれ
にしても最適のロールを提供できない結果となる
ためである。 本考案はこのような技術的課題を解決するた
め、従来技術通念を超えてネツク部の物性をその
軸方向部分で作用する使用条件に合せて変化せし
めた圧延用ロールとして画期的なものを提供する
ものである。 以下本考案の好適な実施例を揚げて更に詳述し
て行く。近年、4段圧延機や6段圧延機等で使用
される圧延用ロールの一種として、第1図に見ら
れる如き形態のものが出現している。この種ロー
ルにあつては、そのネツク端部に強度が要求され
ると同時に、ネツク部が形状的に細長いのが特徴
である。そしてこの種ロールにあつては、そのネ
ツク部全長のうち、第1図中○イで示す胴部に近い
部分は軸受と接するためメタル荒れを防止する必
要から耐摩耗性(硬度)と強度を必要とし、一方
図中○ロで示す胴部から離れたネツク部一端部は特
に大きな強度と伸びを必要とする。このようにネ
ツク部の軸方向部分で大きくその要求物性が異な
るものに対し従来のロール製造手段では対応し得
ないことは前述の通りである。 しかして、本考案ではこのようなネツク部の部
分的に異なる使用条件に対し、ネツク部をその軸
方向部分毎にその本来要求される物性を備えた材
質をもつて形成するものである。即ち、上記形態
の圧延用ロールに対しては、本考案ではそのネツ
ク部を胴部に近い部分○イは高硬度材で形成し、一
方胴部から離れた部分○ロは強靭材で形成する。こ
のようにネツク部の物性が軸方向で異なるロール
は、ネツク部を数段階に分けて任意の機械的又は
冶金学的手段により一体に製造される。 今第1図に示したような圧延用ロールについて
の本発明の適用具体例をその製造方法と共に下記
に述べる。 〈製造具体例〉 ネツク端部径300φの大型熱延複合ロールを鋳
造するに当り、下記表に掲げる成分の溶湯を用
い、そのネツク部を第1図の○イ、○ロ部分に相当す
る位置で材質を変更するようにしてロールを製造
した。このさい材質変更手段としては、ネツク部
全体を成分aの単一溶湯で鋳造しつつも、そのネ
ツク端部のみは金型鋳造と鋳込時における掛ゼキ
接種(接種量0.5%)の併用により他のネツク部
と実質的に材質を変更するようにした場合と、他
のネツク部に鋳込む成分aの溶湯と区別してネツ
ク端部のみは成分bの溶湯を鋳込む場合の二通り
の手段によつた。 ここで、前者の手段による場合について、その
製造方法を第2図により説明すると、一般に複合
ロールを製造するにさいしては、その外殻鋳造手
段として遠心力鋳造法が採用され、芯材及びネツ
ク部については上注又は下注法が採用される。こ
のさい本法による場合では、他のネツク部を形成
する鋳型は通常の砂型1で構成する一方、必要な
ネツク端部には金型2を配し、この金型急冷効果
と接種効果の相乗効果によりネツク端部に目的と
する強靭性を付与せしめるものである。第2図中
3は鋳型に組込まれた先行鋳造に係る胴部外殻を
示している。なお、上記後者の手段による場合で
は、ネツク端部のみを下注法で鋳込み他のネツク
部と材質的に区別することが可能である。
させた圧延用ロールの提供に関する。 一般に圧延用ロールにあつては、その胴部使用
層を複数異材質で形成し部分的にその諸物性を変
化せしめたものも認められるが、ネツク部につい
ては一定材質で形成し全体をほぼ同一物性や有す
るものに仕上げるのが技術通念である。 ところで、圧延用ロールのネツク部について
も、実際には各部分での作用が多少なりとも異な
るのが普通であり、このため本来的には各部に要
求される引張強度、硬度、伸び等の機械的性質並
びに熱伝導、熱膨張等の熱的特性などの諸物性も
異なるものとなる。従つて、ネツク部について
も、その軸方向部分毎にその作用条件に応じて異
なる物性を有するもので形成するのが理想である
が、現実には技術的困難性や経済性の問題から従
来はネツク部は多少の要求物性の変化に拘わら
ず、意識的にこれを同一材質をもつて全体をほぼ
同一物性を有するものに形成するようにしてい
る。 しかるに、最近の圧延技術の革新に伴なうロー
ル形態や要求性能の変遷により、上記従来の定着
したロール製作上の技術概念では対応しきれない
問題を生じつつある。これは例えば、ネツク部の
胴部に近い部分は高い硬度が要求される一方、胴
部から離れた端部は特に強靭性が必要とされる使
用特性の圧延用ロールの出現に対して最も深刻な
問題となつている。すなわち、従来のネツク部全
体を同一物性の材料で形成するロール製造手段で
は、高負荷部分がネツク部にあればネツク全体を
その最高負荷に耐えるもので形成する必要から全
体として非常な過剰性能を与えるものとなつたり
また物性中強度、硬度、伸び等の一般に相反する
性質を同時に満足することができないことからい
きおい中間的仕様とならざるを得ない等、いずれ
にしても最適のロールを提供できない結果となる
ためである。 本考案はこのような技術的課題を解決するた
め、従来技術通念を超えてネツク部の物性をその
軸方向部分で作用する使用条件に合せて変化せし
めた圧延用ロールとして画期的なものを提供する
ものである。 以下本考案の好適な実施例を揚げて更に詳述し
て行く。近年、4段圧延機や6段圧延機等で使用
される圧延用ロールの一種として、第1図に見ら
れる如き形態のものが出現している。この種ロー
ルにあつては、そのネツク端部に強度が要求され
ると同時に、ネツク部が形状的に細長いのが特徴
である。そしてこの種ロールにあつては、そのネ
ツク部全長のうち、第1図中○イで示す胴部に近い
部分は軸受と接するためメタル荒れを防止する必
要から耐摩耗性(硬度)と強度を必要とし、一方
図中○ロで示す胴部から離れたネツク部一端部は特
に大きな強度と伸びを必要とする。このようにネ
ツク部の軸方向部分で大きくその要求物性が異な
るものに対し従来のロール製造手段では対応し得
ないことは前述の通りである。 しかして、本考案ではこのようなネツク部の部
分的に異なる使用条件に対し、ネツク部をその軸
方向部分毎にその本来要求される物性を備えた材
質をもつて形成するものである。即ち、上記形態
の圧延用ロールに対しては、本考案ではそのネツ
ク部を胴部に近い部分○イは高硬度材で形成し、一
方胴部から離れた部分○ロは強靭材で形成する。こ
のようにネツク部の物性が軸方向で異なるロール
は、ネツク部を数段階に分けて任意の機械的又は
冶金学的手段により一体に製造される。 今第1図に示したような圧延用ロールについて
の本発明の適用具体例をその製造方法と共に下記
に述べる。 〈製造具体例〉 ネツク端部径300φの大型熱延複合ロールを鋳
造するに当り、下記表に掲げる成分の溶湯を用
い、そのネツク部を第1図の○イ、○ロ部分に相当す
る位置で材質を変更するようにしてロールを製造
した。このさい材質変更手段としては、ネツク部
全体を成分aの単一溶湯で鋳造しつつも、そのネ
ツク端部のみは金型鋳造と鋳込時における掛ゼキ
接種(接種量0.5%)の併用により他のネツク部
と実質的に材質を変更するようにした場合と、他
のネツク部に鋳込む成分aの溶湯と区別してネツ
ク端部のみは成分bの溶湯を鋳込む場合の二通り
の手段によつた。 ここで、前者の手段による場合について、その
製造方法を第2図により説明すると、一般に複合
ロールを製造するにさいしては、その外殻鋳造手
段として遠心力鋳造法が採用され、芯材及びネツ
ク部については上注又は下注法が採用される。こ
のさい本法による場合では、他のネツク部を形成
する鋳型は通常の砂型1で構成する一方、必要な
ネツク端部には金型2を配し、この金型急冷効果
と接種効果の相乗効果によりネツク端部に目的と
する強靭性を付与せしめるものである。第2図中
3は鋳型に組込まれた先行鋳造に係る胴部外殻を
示している。なお、上記後者の手段による場合で
は、ネツク端部のみを下注法で鋳込み他のネツク
部と材質的に区別することが可能である。
【表】
上記の如くして製造された複合圧延ロールでは
下表に確認されるように、第1図の○イ部分に相当
するネツク部分では摩耗に対する硬度等の必要な
特性が満足されていると同時に、第1図の○ロ部分
に相当するネツク端部ではその強靭性の要求に充
分対応できるものとされている。
下表に確認されるように、第1図の○イ部分に相当
するネツク部分では摩耗に対する硬度等の必要な
特性が満足されていると同時に、第1図の○ロ部分
に相当するネツク端部ではその強靭性の要求に充
分対応できるものとされている。
【表】
上記実施例に説明したものの他にも、本考案は
そのネツク部に作用する使用条件に応じて第3
図,第4図に示す如きもの等種々の態様で実施で
きる。例えば、第3図の場合ではネツク部の軸方
向部分○イ、○ハ、○ロで順次その物性を変化させるよ
うにしたものを示し、また第4図の場合ではネツ
ク部の軸方向部分○イ、○ロ、○イ、○ロで交互にその
物
性を変化させ、かつその○イ部分ではその表面のみ
の物性を変更せしめるようにしたものの例を示し
ている。 以上のように、本考案は外部負荷等のネツク部
に作用する使用条件に応じてネツク部の物性をロ
ール軸方向で変化させてロールを構成するもので
あるから、例えばネツク部の軸方向部分で片方に
硬度、強度を、他方に伸び、強度を必要とすると
いつた相反する特性要求に対しても各々最適条件
でこれに対応することができる。本考案は従来の
ロール製造手段では対応できないネツク部軸方向
部分に相異なる物性が要求される圧延用ロールに
適合するものとして特に大きな技術革新的価値を
有するものである。
そのネツク部に作用する使用条件に応じて第3
図,第4図に示す如きもの等種々の態様で実施で
きる。例えば、第3図の場合ではネツク部の軸方
向部分○イ、○ハ、○ロで順次その物性を変化させるよ
うにしたものを示し、また第4図の場合ではネツ
ク部の軸方向部分○イ、○ロ、○イ、○ロで交互にその
物
性を変化させ、かつその○イ部分ではその表面のみ
の物性を変更せしめるようにしたものの例を示し
ている。 以上のように、本考案は外部負荷等のネツク部
に作用する使用条件に応じてネツク部の物性をロ
ール軸方向で変化させてロールを構成するもので
あるから、例えばネツク部の軸方向部分で片方に
硬度、強度を、他方に伸び、強度を必要とすると
いつた相反する特性要求に対しても各々最適条件
でこれに対応することができる。本考案は従来の
ロール製造手段では対応できないネツク部軸方向
部分に相異なる物性が要求される圧延用ロールに
適合するものとして特に大きな技術革新的価値を
有するものである。
第1図は本考案が適用される圧延用ロールの一
例を示す側面図である。第2図は本考案に係る圧
延用ロールの製造工程を示す鋳型の断面図であ
る。第3図と第4図は本考案の実施例を現わす圧
延用ロールの一部断面側面図である。
例を示す側面図である。第2図は本考案に係る圧
延用ロールの製造工程を示す鋳型の断面図であ
る。第3図と第4図は本考案の実施例を現わす圧
延用ロールの一部断面側面図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ネツク部の物性をロール軸方向で変化させて
なることを特徴とする圧延用ロール。 2 胴部に近いネツク部部分を高硬度材で形成
し、一方胴部から離れたネツク部端部を強靭材
で形成する実用新案登録請求の範囲第1項記載
の圧延用ロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5223982U JPS58157202U (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | 圧延用ロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5223982U JPS58157202U (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | 圧延用ロ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58157202U JPS58157202U (ja) | 1983-10-20 |
| JPS633692Y2 true JPS633692Y2 (ja) | 1988-01-29 |
Family
ID=30062949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5223982U Granted JPS58157202U (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | 圧延用ロ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58157202U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2740552B1 (en) | 2012-04-02 | 2016-03-09 | Hitachi Metals, Ltd. | Centrifugally cast composite roller and method for manufacturing same |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS522485A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-10 | Mitsui Kinen Biyouin | Radiation beam visible light converter |
| JPS522845A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-10 | Nippon Electron Optics Lab | Evaporation deposition apparatus by electron radiation heating |
| JPS633692U (ja) * | 1986-06-21 | 1988-01-11 |
-
1982
- 1982-04-09 JP JP5223982U patent/JPS58157202U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58157202U (ja) | 1983-10-20 |
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