JPS6337484B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6337484B2 JPS6337484B2 JP62153804A JP15380487A JPS6337484B2 JP S6337484 B2 JPS6337484 B2 JP S6337484B2 JP 62153804 A JP62153804 A JP 62153804A JP 15380487 A JP15380487 A JP 15380487A JP S6337484 B2 JPS6337484 B2 JP S6337484B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- resin
- air
- magnetic powder
- coated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、インダクタの製造方法に関し、小型
で大きなインダクタンス値を有するインダクタを
得るための、インダクタの製造方法に関する。 (従来の技術) 従来のインダクタには、線材を所定数巻回して
なる空芯コイルを液状のエポキシ樹脂等に浸漬し
て引き上げ、その後乾燥して熱硬化することによ
り得られたものがある。ところが、このようにし
て得られたインダクタは、空芯コイルであること
から小型化という点では満足できても、大きいイ
ンダクタンス値を有するものが得にくいという問
題がある。このような問題を解決するには、コイ
ルを閉磁路コアに巻装するようにすればよいが、
このようにすると大型化してしまうという別の問
題が生じる。そのため、小型で大きなインダクタ
ンス値を有するインダクタを得る方法として磁性
粉を混在させた樹脂中にコイルを浸漬し、その被
覆された樹脂により閉磁路を形成させるというこ
とが考えられる。 (発明が解決しようとする問題点) ところが、上記のように磁性粉を混在させた樹
脂中にコイルを浸漬する場合には、次のようなさ
らに別の問題が生じる。つまり、磁性粉の混在さ
れた樹脂は粘度が高く、しかもコイルが小型の場
合にはコイルを形成している線材間のすき間が狭
いため、磁性粉の混在された樹脂を気泡等を存在
させることなくコイル全体に均一に被覆すること
が困難となる。また、液状の樹脂中からコイルを
引き上げるとき、コイルの引き上げ方向と反対側
であるコイル下部に、いわゆるタレ現象が生じて
コイルを被覆する樹脂厚みが不均一になるととも
に、硬化するまでに樹脂中の磁性粉が比重のちが
いによつてコイル下部側に移動し、その結果、磁
性粉が偏在することになつてインダクタンス値の
バラツキが不可避的に大きくなつてしまう。 本発明は、このような点に鑑みてなされたもの
で、磁性粉の混在された樹脂によりコイルを被覆
するようにした場合でも、樹脂をコイル全体に均
一に被覆することができて、インダクタンス値が
大きく、製品間のインダクタンス値のバラツキの
小さな品質の安定したインダクタンスを得ること
のできる、インダクタンスの製造方法を提供する
ことを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、このような目的を達成するために、
磁性粉の混在された樹脂を静電塗装によりコイル
に被覆するようにしたことを特徴としている。 (実施例) 以下に本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。 図において、1は銅線等の線材を所要数巻回し
てなる空芯コイル、2はこの空芯コイル1の全体
を被覆した樹脂で、エポキシ系等の樹脂に焼結さ
れたフエライト粉末を微粉状にした磁性粉を混在
させたものである。このような磁性粉の混在され
た樹脂2は、静電塗装により空芯コイル1に付着
され、その後、加熱溶融された空芯コイル1を被
覆したものである。 本発明は、上記のように磁性粉の混在された樹
脂を静電塗装によりコイルに被覆するようにした
点に特徴を有するものであるが、本発明の製造方
法により得られたインダクタと、従来の製造方法
により得られたインダクタにつき、それらのイン
ダクタンス値とそのバラツキを下表に示す。
で大きなインダクタンス値を有するインダクタを
得るための、インダクタの製造方法に関する。 (従来の技術) 従来のインダクタには、線材を所定数巻回して
なる空芯コイルを液状のエポキシ樹脂等に浸漬し
て引き上げ、その後乾燥して熱硬化することによ
り得られたものがある。ところが、このようにし
て得られたインダクタは、空芯コイルであること
から小型化という点では満足できても、大きいイ
ンダクタンス値を有するものが得にくいという問
題がある。このような問題を解決するには、コイ
ルを閉磁路コアに巻装するようにすればよいが、
このようにすると大型化してしまうという別の問
題が生じる。そのため、小型で大きなインダクタ
ンス値を有するインダクタを得る方法として磁性
粉を混在させた樹脂中にコイルを浸漬し、その被
覆された樹脂により閉磁路を形成させるというこ
とが考えられる。 (発明が解決しようとする問題点) ところが、上記のように磁性粉を混在させた樹
脂中にコイルを浸漬する場合には、次のようなさ
らに別の問題が生じる。つまり、磁性粉の混在さ
れた樹脂は粘度が高く、しかもコイルが小型の場
合にはコイルを形成している線材間のすき間が狭
いため、磁性粉の混在された樹脂を気泡等を存在
させることなくコイル全体に均一に被覆すること
が困難となる。また、液状の樹脂中からコイルを
引き上げるとき、コイルの引き上げ方向と反対側
であるコイル下部に、いわゆるタレ現象が生じて
コイルを被覆する樹脂厚みが不均一になるととも
に、硬化するまでに樹脂中の磁性粉が比重のちが
いによつてコイル下部側に移動し、その結果、磁
性粉が偏在することになつてインダクタンス値の
バラツキが不可避的に大きくなつてしまう。 本発明は、このような点に鑑みてなされたもの
で、磁性粉の混在された樹脂によりコイルを被覆
するようにした場合でも、樹脂をコイル全体に均
一に被覆することができて、インダクタンス値が
大きく、製品間のインダクタンス値のバラツキの
小さな品質の安定したインダクタンスを得ること
のできる、インダクタンスの製造方法を提供する
ことを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、このような目的を達成するために、
磁性粉の混在された樹脂を静電塗装によりコイル
に被覆するようにしたことを特徴としている。 (実施例) 以下に本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。 図において、1は銅線等の線材を所要数巻回し
てなる空芯コイル、2はこの空芯コイル1の全体
を被覆した樹脂で、エポキシ系等の樹脂に焼結さ
れたフエライト粉末を微粉状にした磁性粉を混在
させたものである。このような磁性粉の混在され
た樹脂2は、静電塗装により空芯コイル1に付着
され、その後、加熱溶融された空芯コイル1を被
覆したものである。 本発明は、上記のように磁性粉の混在された樹
脂を静電塗装によりコイルに被覆するようにした
点に特徴を有するものであるが、本発明の製造方
法により得られたインダクタと、従来の製造方法
により得られたインダクタにつき、それらのイン
ダクタンス値とそのバラツキを下表に示す。
【表】
ここで、本発明の製造方法により得られたイン
ダクタは、焼結されたフエライト微粉末を重量比
で50%混在させた粉末状のエポキシ樹脂を静電塗
装により空芯コイルに付着させたのち、加熱溶融
し、その後硬化させたものである。これに対し、
従来の製造方法により得られたインダクタは、焼
結されたフエライト微粉末を重量比で50%混在さ
せた液状のエポキシ樹脂中に空芯コイルを浸漬し
て引き上げたのち、熱硬化して得たものである。
なお、空芯コイルは、線径0.23mmφのウレタン被
覆銅線を7.6mmφの外径で50ターン巻回したもの
で、上表の値は、空芯コイルの同じ母集団からラ
ンダムに20個づつ抜き取り、それらの測定値から
得たものである。上記空芯コイルの母集団のイン
ダクタンスの平均値は16.8μHであり、標準偏
差σは0.3μHである。上表から明らかなように、
静電塗装により樹脂被覆をおこなつた本発明によ
り得られたインダクタは、従来のものよりもすぐ
れていることが理解できる。 なお、上記の実施例においては、空芯コイルに
樹脂を被覆するものについて説明したが、空芯コ
イルに棒状コアを挿通したものについても同様に
実施することができることはいうまでもない。 (発明の効果) 本発明のインダクタの製造方法は、以上説明し
たように、磁性粉の混在された樹脂を静電塗装に
よりコイルに被覆するようにしたものであるた
め、樹脂も磁性粉も同時に静電吸引力によりコイ
ルに付着されて、いわゆるタレ現象が生じず、コ
イル全体に均一に樹脂を被覆することができる。
しかも、樹脂は粉末状であるため、磁性粉の比重
が樹脂と異なつていても樹脂中で偏在しにくく、
そのためインダクタンス値が大きく、バラツキの
小さな品質の安定したインダクタを得ることがで
きる。
ダクタは、焼結されたフエライト微粉末を重量比
で50%混在させた粉末状のエポキシ樹脂を静電塗
装により空芯コイルに付着させたのち、加熱溶融
し、その後硬化させたものである。これに対し、
従来の製造方法により得られたインダクタは、焼
結されたフエライト微粉末を重量比で50%混在さ
せた液状のエポキシ樹脂中に空芯コイルを浸漬し
て引き上げたのち、熱硬化して得たものである。
なお、空芯コイルは、線径0.23mmφのウレタン被
覆銅線を7.6mmφの外径で50ターン巻回したもの
で、上表の値は、空芯コイルの同じ母集団からラ
ンダムに20個づつ抜き取り、それらの測定値から
得たものである。上記空芯コイルの母集団のイン
ダクタンスの平均値は16.8μHであり、標準偏
差σは0.3μHである。上表から明らかなように、
静電塗装により樹脂被覆をおこなつた本発明によ
り得られたインダクタは、従来のものよりもすぐ
れていることが理解できる。 なお、上記の実施例においては、空芯コイルに
樹脂を被覆するものについて説明したが、空芯コ
イルに棒状コアを挿通したものについても同様に
実施することができることはいうまでもない。 (発明の効果) 本発明のインダクタの製造方法は、以上説明し
たように、磁性粉の混在された樹脂を静電塗装に
よりコイルに被覆するようにしたものであるた
め、樹脂も磁性粉も同時に静電吸引力によりコイ
ルに付着されて、いわゆるタレ現象が生じず、コ
イル全体に均一に樹脂を被覆することができる。
しかも、樹脂は粉末状であるため、磁性粉の比重
が樹脂と異なつていても樹脂中で偏在しにくく、
そのためインダクタンス値が大きく、バラツキの
小さな品質の安定したインダクタを得ることがで
きる。
図は本発明により得られたインダクタの縦断面
図である。 1……空芯コイル、2……樹脂。
図である。 1……空芯コイル、2……樹脂。
Claims (1)
- 1 磁性粉の混在された樹脂を静電塗装によりコ
イルに被覆したことを特徴とする、インダクタの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15380487A JPS6379306A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | インダクタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15380487A JPS6379306A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | インダクタの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6379306A JPS6379306A (ja) | 1988-04-09 |
| JPS6337484B2 true JPS6337484B2 (ja) | 1988-07-26 |
Family
ID=15570485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15380487A Granted JPS6379306A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | インダクタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6379306A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7263761B1 (en) | 1995-07-18 | 2007-09-04 | Vishay Dale Electronics, Inc. | Method for making a high current low profile inductor |
| US7921546B2 (en) | 1995-07-18 | 2011-04-12 | Vishay Dale Electronics, Inc. | Method for making a high current low profile inductor |
| US7034645B2 (en) | 1999-03-16 | 2006-04-25 | Vishay Dale Electronics, Inc. | Inductor coil and method for making same |
| CA2180992C (en) * | 1995-07-18 | 1999-05-18 | Timothy M. Shafer | High current, low profile inductor and method for making same |
| JP3301384B2 (ja) * | 1998-06-23 | 2002-07-15 | 株式会社村田製作所 | ビーズインダクタの製造方法及びビーズインダクタ |
| JP3449222B2 (ja) * | 1998-06-23 | 2003-09-22 | 株式会社村田製作所 | ビーズインダクタの製造方法及びビーズインダクタ |
| JP2000106312A (ja) * | 1998-09-29 | 2000-04-11 | Murata Mfg Co Ltd | 複合インダクタ素子 |
| US20080036566A1 (en) | 2006-08-09 | 2008-02-14 | Andrzej Klesyk | Electronic Component And Methods Relating To Same |
| CN107871589A (zh) * | 2017-05-31 | 2018-04-03 | 洪豪立 | 无极式石墨烯滤波扼流圈及其制作方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52367A (en) * | 1975-06-20 | 1977-01-05 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Electromagnetic coil |
| JPS54163354A (en) * | 1978-06-16 | 1979-12-25 | Daido Steel Co Ltd | Coil and method of producing same |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP15380487A patent/JPS6379306A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6379306A (ja) | 1988-04-09 |
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