JPS6337631B2 - - Google Patents

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JPS6337631B2
JPS6337631B2 JP11312484A JP11312484A JPS6337631B2 JP S6337631 B2 JPS6337631 B2 JP S6337631B2 JP 11312484 A JP11312484 A JP 11312484A JP 11312484 A JP11312484 A JP 11312484A JP S6337631 B2 JPS6337631 B2 JP S6337631B2
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JP
Japan
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culture
epoxide
growth
olefin
batch culture
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JP11312484A
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JPS60259193A (ja
Inventor
Yasuto Hirakawa
Kifuku Takagi
Original Assignee
Nippon Mining Co
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Publication date
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、オレフインを酸化して相応するエポ
キシドに転化し得る能力を有する菌を用いてオレ
フインを酸化させる方法に係り、特には、特定の
方法で培養した菌を用いてオレフインを酸化し、
エポキシド類を製造する方法に関する。 従来の技術 コリネバクテリウム属,ブレビバクテリウム属
又はノカルデイア属等に属する菌を用いてオレフ
インを酸化し、相応するエポキシドを直接生産さ
せる方法は既に提案されている(特公昭56−40号
公報、特開昭57−2692号公報)。 ところで、上記方法においては、特殊な天然有
機物培地例えばNB培地〔ニユートリエントブロ
スNo.2(オキソイド社製)〕等を用い、通常の回分
式培養により、増殖させて得た菌を用いてオレフ
インを酸化させていた。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら従来の培養増殖方法では、得られ
た菌のエポキシド生産活性は全般に低く、バツチ
毎の生産活性のバラツキも大きく、しかも高価な
培地を必要とする等、エポキシドを商業的に生産
する上で問題があつた。 本発明は、かかる問題を解決したもので、高収
率で、安定して、しかも安価に、オレフインを酸
化して直接に相応するエポキシドを製造する方法
を提供することを目的としたものである。 問題点を解決するための手段 本発明は、コリネバクテリウム属、ブレビバク
テリウム属及びノカルデイア属に属する微生物群
から選定されるオレフインを酸化して相応するエ
ポキシドに転化し得る能力を有する菌を用いてオ
レフインを酸化させ、エポキシド類を製造する方
法において、前記菌を静止期の状態に保持しつつ
半回分培養を行つて得た菌を用いることからなる
微生物によるエポキシド類の製造方法である。 作 用 本発明で使用するコリネバクテリウム属、ブレ
ビバクテリウム属及びノカルデイア属に属する微
生物群から選定されるオレフインを酸化して相応
するエポキシドに転化し得る能力を有する菌(以
下「エポキシド生産菌」という)は、コリネバク
テリウム・アルカナムATCC21194(工業技術院微
生物工業技術研究所寄託番号FERM−P−
4598)、コリネバクテリウム・ハイドロカーボク
ラスタスATCC15108(同、FERM―P―4599)、
ブレビバクテリウム・ブタニカムATCC21196
(同、FERM―P―4600)、ブレビバクテリウ
ム・ケトグルタミカムATCC15587(同、FERM
―P―4601)、ノカルデイア・コラリーナB―276
(同、FERM―P―4094)、ノカルデイア・ブタ
ニカATCC21197(同、FERM―P―4602)、並び
にノカルデイア・パラフイニカATCC21198(同、
FERM―P―4603)を例示し得る。 これらの菌のうち、ノカルデイア・コラリーナ
B―276の菌学的性状は、特公昭56−40号公報に、
コリネバクテリウム・アルカナムATCC21194、
ブレビバクテリウム・ブタニカムATCC21196、
ノカルデイア・ブタニカATCC21197及びノカル
デイア・パラフイニカATCC21198の菌学的性状
は、特公昭47−48673号公報に、コリネバクテリ
ウム・ハイドロカーボクラスタスATCC15108の
菌学的性状は、特公昭46−41588号公報に、また、
ブレビバクテリウム・ケトグルタミカム
ATCC15587の菌学的性状は、米国特許第3591456
公報にそれぞれ詳記されている。 上掲したようなエポキシド生産菌を通常の培
地、例えばグルコース10〜60g/、硫安1〜6
g/、K2HPO41〜2g/、MgSO4
7H2O0.5〜2g/、KCl0.1〜1g/、
FeSO4・7H2O0.01〜0.1g/、カラリン102(三
洋化成工業(株)製)1〜5ml/からなる培地で、
PH6.8〜7.2に制御しながら、30℃の温度で通気、
撹拌しながら回分式培養を行うと、当該菌体は誘
導期、対数増殖期及び転移期を経て静止期に達す
る。 本発明では、上記静止期に達して菌体に新たに
増殖原料、例えばグルコース、シユクロース、廃
糖蜜、酢酸等の炭素源及び硫安、尿素等の窒素源
を加え、好気的条件下に引き続いて半回分培養を
行うものである。尚、半回分培養とは公知のとお
り、回分式培養において培養期間中増殖原料を連
続的或いは間欠的に添加して培養を行う方式をい
うものである。この半回分培養の期間中、静止期
の状態を保つ必要がある。すなわち、菌の増殖を
出来るだけ押え、自己消化と増殖とがバランスを
保つようにするものであり、決して対数増殖期の
ような増殖速度となるようなことは避けなければ
ならないが、多少の増殖は支障ない。 この半回分培養における増殖原料の添加は、添
加増殖原料の種類、菌体の種類、培地等の培養条
件により異なるため一概に決めることはできない
が、炭素源として、菌体1g当たり炭素量として
5〜10mg/Hr、窒素源として、菌体1g当たり
窒素量として0.5〜1mg/Hr程度の範囲で適宜選
定して添加すれば十分である。 この増殖原料の添加は、又、培養槽からの排ガ
ス中の炭酸ガス濃度を測定し、この炭酸ガス濃度
により調節することもできる。すなわち、培養槽
排ガス中の炭酸ガス量は、回分式培養においては
対数増殖期で最大となり、転移期から静止期にか
けて激減し、以後漸次減少していく。そこで、こ
の発生炭酸ガスの量が所定値以下となつたら、増
殖原料を添加し半回分培養に切り換え、以後炭酸
ガスの発生量が一定の値になるように基質の添加
量を調節する。この場合、炭酸ガスの発生量の適
正調節範囲は、添加増殖原料、菌体の種類、培養
条件によりそれぞれ異なるため一概に決定するこ
とはできないが、一般的には5〜6g/の菌体
濃度で0.5Nl/l・minの通気速度であれば、排
ガス中の炭酸ガス濃度は0.05〜0.2mmol/Nlの範
囲とすることができる。 この半回分培養は、菌体のエポキシド生産活性
を十分に高めるためには、少なくとも10時間は行
うことが好ましく、40時間を越えてさらに培養を
続けても、これ以上さらに活性が向上することは
期待できないので、10〜40時間で行うことが好ま
しい。 以上のようにして培養増殖されたエポキシド生
産活性の高い菌体は、既知のオレフインを酸化し
てエポキシドを製造する方法に供される。例え
ば、上述の条件で培養増殖された菌体をその濃度
が2〜30g/となるように調製して反応槽に収
容する。これに原料オレフイン及び空気、酸素、
酸素富化ガスのように酸素含有ガスを供給して酸
化させる。このとき、原料オレフインがプロピレ
ンやブテンのようにガス状で供給できる場合は、
酸素含有ガスと共に連続的に導入することが好ま
しい。一方、原料オレフインが液状物の場合は、
あらかじめ全量を反応槽に収容しておくか、又は
連続的或いは間歇的にポンプ等により供給するこ
とが好ましい。尚、原料オレフインは、前述のプ
ロピレンやブテンのようにα―,β―,γ―位に
二重結合を有する直鎖状又は分岐鎖状のオレフイ
ン或いはスチレン等、芳香環を有するオレフイン
等、エポキシド生産菌が酸化し得るオレフインで
あれば、いずれでも本発明の効果を奏する。上記
酸化反応はPH5〜9の領域で20〜50℃の温度下に
1〜6日間行われる。又、この反応は常圧下で行
い得るが、加圧下で行うことにより、エポキシド
の生産性を向上させることもできる。一方、酸化
反応中に前述した菌体の培養増殖に用いた炭素
源、窒素源、更には、その他の無機塩成分を適宜
添加することにより菌体のエポキシド生産活性を
維持し、或いはさらに高めた状態でエポキシドを
生産することができる。この酸化反応は回分方式
でも連続方式でも行い得る。酸化反応により生成
したエポキシドは、吸収或いは相分離、抽出、蒸
留等の公知の手段を適用して分離採取できる。 実施例 実施例 1 〔種菌の調製〕 ノカルデイア・コラリーナB―276(工業技術院
微生物工業技術研究所寄託番号FERM―P―
4094)の3白金耳をNBG培地(ラブレンコパウ
ダー(オキソイド社製)10g、中性バクテリオロ
ジカルペプトン10g、塩化ナトリウム5g、グル
コース10gに水道水を加えて1とし、オートク
レーブ中で120℃、15分加熱殺菌した液体培地)
50mlを入れた500mlの坂口フラスコに接種し、30
℃の温度で24時間振盪培養(148回/分)した。 〔菌体の増殖及び菌懸濁液の調製〕 上記で調製した種菌の培地(リン酸水素二カリ
ウム1.74g、硫酸マグネシウム・7水塩1.5g、
塩化カリウム0.5g、硫酸第一鉄・7水塩50mg、
イーストエキストラクト(デイフコ社製)5g、
硫酸アンモニウム1g、グルコース10gに水道水
を加えて1とし、殺菌した液体培地)1に対
し50ml接種し、空気の通気量0.5/min、30℃
の温度で、PH6.8〜7.2に制御しながら撹拌下に増
殖させた。培養期間中は培養槽から排出されるガ
ス中の炭酸ガス濃度を測定した。培養開始から25
時間後にCO2の生成速度が50mmol/―dayま
で下がつたので増殖原料溶液(50g/のグルコ
ース及び5g/硫安を含有する溶液)の添加を
開始し、CO2の生成速度が50〜90mmol/―
dayとなるように増殖原料溶液の添加量をコント
ロールして半回分培養を行つた。この培養におけ
る菌の増殖、排ガス中のCO2濃度についての経過
を第1図に示した。 上記半回分培養の培養液を所定時間に20mlサン
プリングし、15000Gで10分間遠心分離機により
固液分離し、上澄液を除去した。次いで、0.1モ
ル濃度のリン酸緩衝液(PH7.5)で洗浄し、培地
(0.1モル濃度のリン酸緩衝液(PH7.5)1に対
し、リン酸水素二カリウム1.75g、硫酸マグネシ
ウム・7水塩3g、硫酸第一鉄・7水塩50mgを溶
解した溶液)で1回洗浄し、乾燥菌体濃度として
3.8mg/mlとなるように前記培地に再懸濁して菌
懸濁液を調製した。 〔エポキシド生産活性の評価〕 上記のように調製した菌懸濁液10mlとグルコー
ス溶液(50重量/容量%)0.6ml、消泡剤(デイ
スホームCC―222(日本油脂製))0.1mlを内径18
mmφのチユーブ型の反応器に入れ、5容量%のプ
ロピレン―空気混合ガスを60ml/minの速度で吹
き込み、出口ガス中のプロピレンオキサイドの量
をガスクロマトグラフイーで測定しエポキシドの
生産活性を調べた。この結果を第1表に示す。 比較例 1 実施例1において菌体の増殖過程で、CO2の生
成速度が50mmol/―day以下となつても増殖
原料溶液を添加せず、そのまま回分式培養を続け
たこと以外は全く実施例1と同様の操作を行つ
た。 菌体の増殖過程における菌の増殖、排ガス中の
CO2濃度の経過について第2図に示すとともに、
エポキシドの生産活性を第1表に示した。
【表】 を示すことになる。
この結果から明らかなように静止期の状態を保
持しつつ半回分培養を行うことにより著るしくオ
キサイド生産活性を高めることができる。 実施例2及び比較例2 ブレビバクテリウム・ブタニカムATCC21196
(工業技術院微生物工業技術研究所寄託番号
FERM―P―4598)、ブレビバクテリウム・ケト
グルタミカムATCC15587(同、FERM―P―
4601)、コリネバクテリウム・アルカナム
ATCC21194(同、FERM―P―4598)、コリネバ
クテリウム・ハイドロカーボクラスタス
ATCC15108(同、FERM―P―4599)を実施例
1及び比較例1と同様の方法で64時間(菌体増殖
過程の開始時から)培養し、乾燥菌体濃度として
3〜4g/となるような菌懸濁液を調製した。 500ml容の坂口フラスコに上記菌懸濁液20mlと
オレフインとして1―オクテンを0.1ml、有機溶
剤として1―ヘキサデカン2mlを収容して密栓し
たのち30℃の温度で24時間、150回/分で往復振
盪しつつ反応させた。反応終了後50mlのエーテル
で抽出し、該抽出物をガスクロマトグラフイーに
より分析し生成エポキシオクタンの量を得た。 実施例1の方法で得た菌体を用いたものを実施
例2、比較例1の方法で得たものを比較例2とし
て、上記結果を第2表に示した。
【表】 発明の効果 以上のような本発明は、エポキシド生産菌のエ
ポキシド生産活性を向上させることができ、高収
率で安定し、しかも安価で、工業的に有利にエポ
キシドを生産できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半回分培養を行つた場合の菌
体増殖及び炭酸ガス生成速度の経過を示すもの
で、第2図は半回分培養を行わない場合の経過を
示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コリネバクテリウム属、ブレビバクテリウム
    属及びノカルデイア属に属する微生物群から選定
    されるオレフインを酸化して相応するエポキシド
    に転化し得る能力を有する菌を用いてオレフイン
    を酸化させ、エポキシド類を製造する方法におい
    て、前記菌を静止期の状態に保持しつつ半回分培
    養を行つて得た菌を用いることを特徴とする微生
    物によるエポキシド類の製造方法。
JP11312484A 1984-06-04 1984-06-04 微生物によるエポキシド類の製造方法 Granted JPS60259193A (ja)

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